JPH0116182B2 - - Google Patents
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- JPH0116182B2 JPH0116182B2 JP59038269A JP3826984A JPH0116182B2 JP H0116182 B2 JPH0116182 B2 JP H0116182B2 JP 59038269 A JP59038269 A JP 59038269A JP 3826984 A JP3826984 A JP 3826984A JP H0116182 B2 JPH0116182 B2 JP H0116182B2
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- liquid
- filter
- circuit
- blood
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、血液処理装置詳しくは2段ろ過血漿
分離装置の改良に関するものである。
分離装置の改良に関するものである。
最近、いろいろな免疫疾患に対して血漿分離治
療が広く適用されている。血漿分離処理治療法と
しては、第1ろ過器で分離した血漿成分を全て新
しい代替血漿と置換するいわゆる血漿交換法と、
第1ろ過器で分離した血漿成分を第2ろ過器に導
いて、浄化された浄化血漿と有害な高分子物質と
に分離し、浄化血漿を置換液と共に返却する2段
ろ過血漿分離法とが知られている。
療が広く適用されている。血漿分離処理治療法と
しては、第1ろ過器で分離した血漿成分を全て新
しい代替血漿と置換するいわゆる血漿交換法と、
第1ろ過器で分離した血漿成分を第2ろ過器に導
いて、浄化された浄化血漿と有害な高分子物質と
に分離し、浄化血漿を置換液と共に返却する2段
ろ過血漿分離法とが知られている。
しかしながら、今日、代替血漿の不足から後者
がより重要視されつつあり、前者は止む得ない場
合にのみ限られているのが現状である。しかし、
2段ろ過血漿分離法においては、第2ろ過器では
有害な高分子物質を分離するため、第2ろ過器が
高分子物質により目詰りを起こして分離効率の低
下を来たし易い難点がある。
がより重要視されつつあり、前者は止む得ない場
合にのみ限られているのが現状である。しかし、
2段ろ過血漿分離法においては、第2ろ過器では
有害な高分子物質を分離するため、第2ろ過器が
高分子物質により目詰りを起こして分離効率の低
下を来たし易い難点がある。
そのため、第2ろ過器の交換を余儀なくされる
ことも多く、しかも人手も要し、また交換に要す
る時間などから治療時間の延長、さらには第2ろ
過器の使用個数の増加などの不具合が発生する。
そこで、本発明者等は、前述した従来の2段ろ過
血漿分離装置の欠点を改良すべく種々検討した結
果、本発明に到達したものである。
ことも多く、しかも人手も要し、また交換に要す
る時間などから治療時間の延長、さらには第2ろ
過器の使用個数の増加などの不具合が発生する。
そこで、本発明者等は、前述した従来の2段ろ過
血漿分離装置の欠点を改良すべく種々検討した結
果、本発明に到達したものである。
すなわち、血液を第1ろ過器により血球成分と
血漿成分とに分離し、該分離血漿を第2ろ過器に
導き浄化血漿と有害な高分子物質とに分離し、先
に分離した血球成分と浄化血漿とを混合して返血
する2段ろ過血漿分離装置において、第2ろ過器
を逆洗浄すると、第2ろ過器に補集された有害な
高分子物質を洗い流してその目詰りを解消するこ
とができ、洗浄後は第2ろ過器を継続して使用で
きることを確かめた。ここで逆洗浄とは、第2ろ
過器の流れを正常な運転状態における流れと逆方
向に洗浄液を流すことを意味する。通常、中空糸
タイプの第2ろ過器においては、分離血漿の流れ
は中空糸の内から外へ流れるのに対し、逆洗浄時
の洗浄液は中空糸の外から内へ流れる。
血漿成分とに分離し、該分離血漿を第2ろ過器に
導き浄化血漿と有害な高分子物質とに分離し、先
に分離した血球成分と浄化血漿とを混合して返血
する2段ろ過血漿分離装置において、第2ろ過器
を逆洗浄すると、第2ろ過器に補集された有害な
高分子物質を洗い流してその目詰りを解消するこ
とができ、洗浄後は第2ろ過器を継続して使用で
きることを確かめた。ここで逆洗浄とは、第2ろ
過器の流れを正常な運転状態における流れと逆方
向に洗浄液を流すことを意味する。通常、中空糸
タイプの第2ろ過器においては、分離血漿の流れ
は中空糸の内から外へ流れるのに対し、逆洗浄時
の洗浄液は中空糸の外から内へ流れる。
逆洗浄は、適当な洗浄液をポンプにより送液す
ればよい。2段ろ過血漿分離法においては、原則
的には濃縮された有害な高分子物質を含む血漿
(以下除血漿と云う)を廃液し、これに相当する
置換液と置換する。そこで、本発明者等はチユー
ブ回路に改良を試み、置換液を送液する置換液ポ
ンプと切替え器とを組合せることにより、逆洗浄
が可能であり、効果的であることを突き止めた。
ればよい。2段ろ過血漿分離法においては、原則
的には濃縮された有害な高分子物質を含む血漿
(以下除血漿と云う)を廃液し、これに相当する
置換液と置換する。そこで、本発明者等はチユー
ブ回路に改良を試み、置換液を送液する置換液ポ
ンプと切替え器とを組合せることにより、逆洗浄
が可能であり、効果的であることを突き止めた。
そこで、本発明の目的は、2段ろ過血漿分離法
において、第2ろ過器が目詰りを起こした場合、
第2ろ過器を交換することなく、逆洗浄により容
易に目詰りを解消できる機能を備えた2段ろ過血
漿分離装置からなる血液処理装置を提供すること
にある。しかも、チユーブ回路系を改良すること
により、置換液ポンプと逆洗浄ポンプとを兼用し
た2段ろ過血漿分離装置を提供することができ
る。
において、第2ろ過器が目詰りを起こした場合、
第2ろ過器を交換することなく、逆洗浄により容
易に目詰りを解消できる機能を備えた2段ろ過血
漿分離装置からなる血液処理装置を提供すること
にある。しかも、チユーブ回路系を改良すること
により、置換液ポンプと逆洗浄ポンプとを兼用し
た2段ろ過血漿分離装置を提供することができ
る。
前記目的を達成するため、本発明に係る血液処
理装置は、血液を第1ろ過器により血球成分と血
漿成分とに分離し、該分離血漿を第2ろ過器に導
き、浄化血漿と有害な高分子物質とに分離し、先
に分離した血球成分と浄化血漿とを混合して返血
する2段ろ過血漿分離装置において、 前記第1ろ過器で分離した血球成分を返血する
返血回路と、 この返血回路と前記第2ろ過器の浄化血漿出口
ポートとを接続する浄化血漿回路と、 この浄化血漿回路の一部に第1の切替え手段を
設けてこれに置換液ポンプを介して置換液の送液
を行い浄化血漿と混合させるよう分岐接続した置
換液回路と、 前記第2ろ過器の高分子物質出口ポートに除血
漿ポンプを介して接続する除血漿廃液回路とを備
え、 前記置換液回路の置換液ポンプの吸込側に第2
の切替え手段を設けて置換液供給源と洗浄液供給
源とを切替え可能に接続し、前記第1、第2の切
替え手段を切替えて前記置換液ポンプにより洗浄
液を前記第2ろ過器の浄化血漿出口ポートに送液
すると共に除血漿ポンプにより高分子物質出口ポ
ートから流出廃液させる第2ろ過器の逆洗回路を
構成することを特徴とする。
理装置は、血液を第1ろ過器により血球成分と血
漿成分とに分離し、該分離血漿を第2ろ過器に導
き、浄化血漿と有害な高分子物質とに分離し、先
に分離した血球成分と浄化血漿とを混合して返血
する2段ろ過血漿分離装置において、 前記第1ろ過器で分離した血球成分を返血する
返血回路と、 この返血回路と前記第2ろ過器の浄化血漿出口
ポートとを接続する浄化血漿回路と、 この浄化血漿回路の一部に第1の切替え手段を
設けてこれに置換液ポンプを介して置換液の送液
を行い浄化血漿と混合させるよう分岐接続した置
換液回路と、 前記第2ろ過器の高分子物質出口ポートに除血
漿ポンプを介して接続する除血漿廃液回路とを備
え、 前記置換液回路の置換液ポンプの吸込側に第2
の切替え手段を設けて置換液供給源と洗浄液供給
源とを切替え可能に接続し、前記第1、第2の切
替え手段を切替えて前記置換液ポンプにより洗浄
液を前記第2ろ過器の浄化血漿出口ポートに送液
すると共に除血漿ポンプにより高分子物質出口ポ
ートから流出廃液させる第2ろ過器の逆洗回路を
構成することを特徴とする。
この場合、自動切替え設定手段を設け、この設
定手段の信号により血液処理装置を停止させた
後、逆洗回路のみを自動的に作動させるよう構成
すれば好適である。
定手段の信号により血液処理装置を停止させた
後、逆洗回路のみを自動的に作動させるよう構成
すれば好適である。
また、前記自動切替え設定手段は、タイマまた
は圧力スイツチで構成することができる。
は圧力スイツチで構成することができる。
本発明に係る血液処理装置によれば、血液を第
1ろ過器により血球成分と血漿成分とに分離し、
該分離血漿を第2ろ過器に導き浄化血漿と有害な
高分子物質とに分離し、この分離された高分子物
質と等量の置換液を第1の切替え手段で混合した
のち、その混合液を先に分離した血球成分と混合
して返血すると共に、第1、第2の切替え手段を
切替え、洗浄液を置換液ポンプで前記第2ろ過器
の浄化血漿出口ポートへ送液し高分子物質出口ポ
ートから流出させることにより、前記第2ろ過器
を逆洗することができる。
1ろ過器により血球成分と血漿成分とに分離し、
該分離血漿を第2ろ過器に導き浄化血漿と有害な
高分子物質とに分離し、この分離された高分子物
質と等量の置換液を第1の切替え手段で混合した
のち、その混合液を先に分離した血球成分と混合
して返血すると共に、第1、第2の切替え手段を
切替え、洗浄液を置換液ポンプで前記第2ろ過器
の浄化血漿出口ポートへ送液し高分子物質出口ポ
ートから流出させることにより、前記第2ろ過器
を逆洗することができる。
次に、本発明に係る血液処理装置の実施例につ
き添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
き添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係る2段ろ過血漿分離法によ
る血液処理装置の一実施例を示す系統図である。
る血液処理装置の一実施例を示す系統図である。
図において、採血ポンプ1で採血された血液を
第1ろ過器3へ送液するため、採血ポンプ1と第
1ろ過器3とはチユーブ2で接続されている。ま
た、第1ろ過器3で分離された血球成分を返血す
るため、第1ろ過器3の血球成分出口は後述する
浄化血漿と置換液の混合液をさらに血球成分と混
合するドリツプチヤンバー5にチユーブ4を介し
て接続され、さらにこのドリツプチヤンバー5の
出口に返血用のチユーブ6が接続されて返血回路
が構成される。
第1ろ過器3へ送液するため、採血ポンプ1と第
1ろ過器3とはチユーブ2で接続されている。ま
た、第1ろ過器3で分離された血球成分を返血す
るため、第1ろ過器3の血球成分出口は後述する
浄化血漿と置換液の混合液をさらに血球成分と混
合するドリツプチヤンバー5にチユーブ4を介し
て接続され、さらにこのドリツプチヤンバー5の
出口に返血用のチユーブ6が接続されて返血回路
が構成される。
一方、前記第1ろ過器3で分離された血漿成分
を第2ろ過器9へ送液するため、第1ろ過器3の
血漿成分出口と血漿ポンプ8の吸込口とはチユー
ブ7により接続されると共に、血漿ポンプ8の吐
出口と第2ろ過器9の入口とはチユーブ30によ
り接続されている。この第2ろ過器9では、血漿
成分は浄化血漿と有害な高分子物質とに分離され
るが、その浄化血漿成分を流出する浄化血漿出口
ポートP1と第1の切替え手段である第1の切替
え器11とはチユーブ10により接続されると共
に、前記第1の切替え器11と前記ドリツプチヤ
ンバー5とはチユーブ26により接続され、浄化
血漿回路が構成される。
を第2ろ過器9へ送液するため、第1ろ過器3の
血漿成分出口と血漿ポンプ8の吸込口とはチユー
ブ7により接続されると共に、血漿ポンプ8の吐
出口と第2ろ過器9の入口とはチユーブ30によ
り接続されている。この第2ろ過器9では、血漿
成分は浄化血漿と有害な高分子物質とに分離され
るが、その浄化血漿成分を流出する浄化血漿出口
ポートP1と第1の切替え手段である第1の切替
え器11とはチユーブ10により接続されると共
に、前記第1の切替え器11と前記ドリツプチヤ
ンバー5とはチユーブ26により接続され、浄化
血漿回路が構成される。
さらに、前記第1の切替え器11で浄化血漿に
置換液を混合させるため、置換液供給源としての
置換液容器19と第2の切替え手段である第2の
切替え器23と置換液ポンプ24と第1の切替え
器11とはチユーブ20,28,25を介してそ
れぞれ順に接続され、置換液回路が構成される。
置換液を混合させるため、置換液供給源としての
置換液容器19と第2の切替え手段である第2の
切替え器23と置換液ポンプ24と第1の切替え
器11とはチユーブ20,28,25を介してそ
れぞれ順に接続され、置換液回路が構成される。
さらにまた、前記第2ろ過器9において、分離
された有害な高分子物質を流出する高分子物質出
口ポートP2は、チユーブ12を介して除血漿ポ
ンプ13に接続すると共に、この除血漿ポンプ1
3よりチユーブ27を介して廃液切替え器14に
接続し、この廃液切替え器14にそれぞれチユー
ブ15および17を介して除血漿容器16および
洗浄廃液容器18を切替え自在に接続し、除血漿
廃液回路を構成する。
された有害な高分子物質を流出する高分子物質出
口ポートP2は、チユーブ12を介して除血漿ポ
ンプ13に接続すると共に、この除血漿ポンプ1
3よりチユーブ27を介して廃液切替え器14に
接続し、この廃液切替え器14にそれぞれチユー
ブ15および17を介して除血漿容器16および
洗浄廃液容器18を切替え自在に接続し、除血漿
廃液回路を構成する。
以上の回路構成により、2段ろ過血漿分離装置
が基本的に構成される。
が基本的に構成される。
しかるに、本発明においては、洗浄液供給源と
しての洗浄液容器21を設け、これを前記置換液
回路に設けた第2の切替え器23に対し、チユー
ブ22を介して切替え自在に接続する。従つて、
この場合、前記第2の切替え器23を洗浄液容器
21と置換液ポンプ24とが連通するよう切替え
ると共に、浄化血漿回路の第1の切替え器11を
前記置換液ポンプ24と第2ろ過器9とが連通す
るよう切替え、血漿ポンプ8は停止させた状態で
置換液ポンプ24および除血漿ポンプ13を作動
させる。これにより、洗浄液容器21から洗浄液
が置換液ポンプ24の作用により第2ろ過器9へ
送液され、この洗浄液は第2ろ過器9の浄化血漿
出口ポートP1より流入して高分子物質出口ポー
トP2から流出し、洗浄廃液容器18へ回集させ
ることができる逆洗回路が構成される。
しての洗浄液容器21を設け、これを前記置換液
回路に設けた第2の切替え器23に対し、チユー
ブ22を介して切替え自在に接続する。従つて、
この場合、前記第2の切替え器23を洗浄液容器
21と置換液ポンプ24とが連通するよう切替え
ると共に、浄化血漿回路の第1の切替え器11を
前記置換液ポンプ24と第2ろ過器9とが連通す
るよう切替え、血漿ポンプ8は停止させた状態で
置換液ポンプ24および除血漿ポンプ13を作動
させる。これにより、洗浄液容器21から洗浄液
が置換液ポンプ24の作用により第2ろ過器9へ
送液され、この洗浄液は第2ろ過器9の浄化血漿
出口ポートP1より流入して高分子物質出口ポー
トP2から流出し、洗浄廃液容器18へ回集させ
ることができる逆洗回路が構成される。
次に、このように構成された本発明の血液処理
装置の動作につき説明する。
装置の動作につき説明する。
まず、2段ろ過血漿分離を行うに際し、採血ポ
ンプ1で採血された血液はチユーブ2を経て第1
ろ過器3へ送られ、ここで血球成分と血漿成分と
に分離される。
ンプ1で採血された血液はチユーブ2を経て第1
ろ過器3へ送られ、ここで血球成分と血漿成分と
に分離される。
分離された血球成分はチユーブ4からドリツプ
チヤンバー5へ送られる。一方、分離された血漿
成分は血漿ポンプ8によりチユーブ7,30を経
て第2ろ過器9へ送られる。第2ろ過器9へ送ら
れた血漿はここで再度ろ過されて、浄化された浄
化血漿と濃縮された有害な高分子物質を含む除血
漿とに分離される。浄化血漿はチユーブ10から
第1の切替え器11へ流れる。これに対して除血
漿はチユーブ12、除血漿ポンプ13、廃液切替
え器14、チユーブ15を経て除血漿容器16へ
送られ廃液される。
チヤンバー5へ送られる。一方、分離された血漿
成分は血漿ポンプ8によりチユーブ7,30を経
て第2ろ過器9へ送られる。第2ろ過器9へ送ら
れた血漿はここで再度ろ過されて、浄化された浄
化血漿と濃縮された有害な高分子物質を含む除血
漿とに分離される。浄化血漿はチユーブ10から
第1の切替え器11へ流れる。これに対して除血
漿はチユーブ12、除血漿ポンプ13、廃液切替
え器14、チユーブ15を経て除血漿容器16へ
送られ廃液される。
一方、除血漿とほぼ等量の置換液が置換液容器
19からチユーブ20、第2の切替え器23、置
換液ポンプ24を経て第1の切替え器11で浄化
血漿と混合された後ドリツプチヤンバー5へ送ら
れる。ドリツプチヤンバー5で先に分離された血
球成分と混合され、チユーブ6より返血される。
19からチユーブ20、第2の切替え器23、置
換液ポンプ24を経て第1の切替え器11で浄化
血漿と混合された後ドリツプチヤンバー5へ送ら
れる。ドリツプチヤンバー5で先に分離された血
球成分と混合され、チユーブ6より返血される。
この場合、経時的に第2ろ過器9は目詰りを起
こし、ろ過圧力は上昇し、分離効率が低下し、や
がて運転は継続不可能な状態となる。その時点で
従来は第2ろ過器9を交換し、運転を継続するこ
とが多かつた。
こし、ろ過圧力は上昇し、分離効率が低下し、や
がて運転は継続不可能な状態となる。その時点で
従来は第2ろ過器9を交換し、運転を継続するこ
とが多かつた。
本発明に基づく実施例では、第2ろ過器9の目
詰りが進行し継続運転が不可となつた時点で、ま
ず、血漿ポンプ8、除血漿ポンプ13、置換液ポ
ンプ24の運転を停止させる。この操作により採
血ポンプ1で採血された血液は、血漿成分を分離
されることなく第1ろ過器3を通過し返血される
ことになり、第2ろ過器9は事実上血液流路から
分離された状態になる。次いで、第1の切替え器
11を切替えてチユーブ10と25を連結し、チ
ユーブ26を閉じる。また、廃液切替え器14を
切替えてチユーブ27と17を連結し、チユーブ
15を閉じる。さらに、第2の切替え器23を切
替えてチユーブ28と22を連結し、チユーブ2
0を閉じる。これにより、前述した逆洗回路が構
成される。以上のチユーブの切替えは、切替え器
によらず、鉗子などにより行つてもよいが、本実
施例のように切替え器を備えたほうが操作がワン
タツチで行え簡便である。
詰りが進行し継続運転が不可となつた時点で、ま
ず、血漿ポンプ8、除血漿ポンプ13、置換液ポ
ンプ24の運転を停止させる。この操作により採
血ポンプ1で採血された血液は、血漿成分を分離
されることなく第1ろ過器3を通過し返血される
ことになり、第2ろ過器9は事実上血液流路から
分離された状態になる。次いで、第1の切替え器
11を切替えてチユーブ10と25を連結し、チ
ユーブ26を閉じる。また、廃液切替え器14を
切替えてチユーブ27と17を連結し、チユーブ
15を閉じる。さらに、第2の切替え器23を切
替えてチユーブ28と22を連結し、チユーブ2
0を閉じる。これにより、前述した逆洗回路が構
成される。以上のチユーブの切替えは、切替え器
によらず、鉗子などにより行つてもよいが、本実
施例のように切替え器を備えたほうが操作がワン
タツチで行え簡便である。
置換液として生理食塩水を用いる場合は、特に
置換液と洗浄液を区別する必要がなく、従つて第
2の切替え器23は不要となり、除血漿と洗浄廃
液を分ける必要がない場合は廃液切替え器14は
不要となるが、本実施例ではもつとも一般的な場
合についてのチユーブの接続を示している。各切
替え器11,14,23を切替えた後、置換液ポ
ンプ24を運転し、洗浄液容器21、チユーブ2
2、第2の切替え器23および第1の切替え器1
1からチユーブ10を経て洗浄液を第2ろ過器9
へ送り込み、さらに除血漿廃液回路を構成するチ
ユーブ12、除血漿ポンプ13を介して廃液切替
え器14にてチユーブ17から洗浄廃液容器18
へ洗浄液を送液する。この過程で第2ろ過器9に
詰つた有害な高分子物質は洗い流される。この場
合、除血漿ポンプ13は、置換液ポンプ24と同
速度で回転させてもよいし、また、ポンプのしご
き部をローラからはずしてフリーな状態にしてお
いてもよい。逆洗浄のための洗浄液を送液するい
わゆる逆洗浄ポンプとしては、本実施例のごとく
置換液ポンプ24を兼用する以外に、別個に専用
ポンプを設けることも可能であるが、本実施例に
よる装置がコストおよび装置のシンプルさの点に
おいて最も有利である。以上は、主として手動に
より逆洗浄を行つた場合の説明であるが、例えば
第2ろ過器の入口圧力が予め設定した一定値に達
した時点で、上述の一連の動作、すなわち、 (1) 血漿ポンプ8、除血漿ポンプ13、置換液ポ
ンプ24の停止。
置換液と洗浄液を区別する必要がなく、従つて第
2の切替え器23は不要となり、除血漿と洗浄廃
液を分ける必要がない場合は廃液切替え器14は
不要となるが、本実施例ではもつとも一般的な場
合についてのチユーブの接続を示している。各切
替え器11,14,23を切替えた後、置換液ポ
ンプ24を運転し、洗浄液容器21、チユーブ2
2、第2の切替え器23および第1の切替え器1
1からチユーブ10を経て洗浄液を第2ろ過器9
へ送り込み、さらに除血漿廃液回路を構成するチ
ユーブ12、除血漿ポンプ13を介して廃液切替
え器14にてチユーブ17から洗浄廃液容器18
へ洗浄液を送液する。この過程で第2ろ過器9に
詰つた有害な高分子物質は洗い流される。この場
合、除血漿ポンプ13は、置換液ポンプ24と同
速度で回転させてもよいし、また、ポンプのしご
き部をローラからはずしてフリーな状態にしてお
いてもよい。逆洗浄のための洗浄液を送液するい
わゆる逆洗浄ポンプとしては、本実施例のごとく
置換液ポンプ24を兼用する以外に、別個に専用
ポンプを設けることも可能であるが、本実施例に
よる装置がコストおよび装置のシンプルさの点に
おいて最も有利である。以上は、主として手動に
より逆洗浄を行つた場合の説明であるが、例えば
第2ろ過器の入口圧力が予め設定した一定値に達
した時点で、上述の一連の動作、すなわち、 (1) 血漿ポンプ8、除血漿ポンプ13、置換液ポ
ンプ24の停止。
(2) 各切替え器11,14,23の切替え。
(3) 置換液ポンプ24と除血漿ポンプ13の等速
回転。
回転。
を自動切替え設定手段(タイマまたは圧力スイツ
チ)の信号により自動的に行うよう構成すること
も可能であり、省力化の点において一層有利であ
る。
チ)の信号により自動的に行うよう構成すること
も可能であり、省力化の点において一層有利であ
る。
なお、除血漿ポンプ13のしごき部をローラか
らはずし、置換液ポンプ24を一定速度で回転さ
せることもできる。
らはずし、置換液ポンプ24を一定速度で回転さ
せることもできる。
洗浄液による洗浄液量あるいは洗浄時間は、ケ
ースバイケースで条件によつて異なるので、安全
性を考慮して洗浄液量あるいは洗浄時間を決めれ
ばよい。通常、洗浄液量は0.2〜2、洗浄時間
は2〜20分(洗浄液量;100ml/min)好適であ
る。
ースバイケースで条件によつて異なるので、安全
性を考慮して洗浄液量あるいは洗浄時間を決めれ
ばよい。通常、洗浄液量は0.2〜2、洗浄時間
は2〜20分(洗浄液量;100ml/min)好適であ
る。
逆洗浄のタイミングは、先にも述べたように、
タイマにより任意の時間に行つてもよいが、第2
ろ過器の入口圧力を検出し、ある設定圧力値にな
つた時に自動的に逆洗浄を行うようにすれば好適
である。また、任意の時間に手動で逆洗浄を行な
つてもよい。
タイマにより任意の時間に行つてもよいが、第2
ろ過器の入口圧力を検出し、ある設定圧力値にな
つた時に自動的に逆洗浄を行うようにすれば好適
である。また、任意の時間に手動で逆洗浄を行な
つてもよい。
実施例
第1図に示す2段ろ過血漿分離装置において、
第2ろ過器にろ過面積1.0m2、平均ボアーサイズ
0.02μのものを用いて、2段ろ過血漿分離を3時
間実施した。条件は、採血流量:100ml/min、
分離血漿流量:25ml/min、除血漿流量:5ml/
minであつた。約2時間経過した時点で、第2ろ
過器入口圧力が250mmHgまで上昇したので手動で
100ml/min×2minの逆洗浄を行つたところ、第
2ろ過器の入口圧力は運転開始時の110mmHgに回
復した。その後順調に運転を継続し、終了時第2
ろ過器の入口圧力は120mmHgであつた。
第2ろ過器にろ過面積1.0m2、平均ボアーサイズ
0.02μのものを用いて、2段ろ過血漿分離を3時
間実施した。条件は、採血流量:100ml/min、
分離血漿流量:25ml/min、除血漿流量:5ml/
minであつた。約2時間経過した時点で、第2ろ
過器入口圧力が250mmHgまで上昇したので手動で
100ml/min×2minの逆洗浄を行つたところ、第
2ろ過器の入口圧力は運転開始時の110mmHgに回
復した。その後順調に運転を継続し、終了時第2
ろ過器の入口圧力は120mmHgであつた。
以上、本発明の好適な実施例について説明した
が、種々の設計変更をなし得ることは言うまでも
ない。
が、種々の設計変更をなし得ることは言うまでも
ない。
前述した実施例から明らかなように、本発明に
係る血液処理装置は、血液を第1ろ過器により血
球成分と血漿成分とに分離し、該分離血漿を第2
ろ過器に導き、浄化血漿と有害な高分子物質とに
分離し、先に分離した血球成分と浄化血漿とを混
合して返血する2段ろ過血漿分離装置において、
前記第1ろ過器で分離した血球成分を返血する返
血回路と、この返血回路と前記第2ろ過器の浄化
血漿出口ポートとを接続する浄化血漿回路と、こ
の浄化血漿回路の一部に第1の切替え手段を設け
てこれに置換液ポンプを介して置換液の送液を行
い浄化血漿と混合させるよう分岐接続した置換液
回路と、前記第2ろ過器の高分子物質出口ポート
に除血漿ポンプを介して接続する除血漿廃液回路
とを備え、前記置換液回路の置換液ポンプの吸込
側に第2の切替え手段を設けて置換液供給源と洗
浄液供給源とを切替え可能に接続し、前記第1、
第2の切替え手段を切替えて前記置換液ポンプに
より洗浄液を前記第2ろ過器の浄化血漿出口ポー
トに送液すると共に除血漿ポンプにより高分子物
質出口ポートから流出廃液させる第2ろ過器の逆
洗回路を構成することにより、第2ろ過器の分離
効率の低下に際し、極めて容易にしかも手間を掛
けることなく、短時間の処理時間で分離効率の回
復を達成することができる。
係る血液処理装置は、血液を第1ろ過器により血
球成分と血漿成分とに分離し、該分離血漿を第2
ろ過器に導き、浄化血漿と有害な高分子物質とに
分離し、先に分離した血球成分と浄化血漿とを混
合して返血する2段ろ過血漿分離装置において、
前記第1ろ過器で分離した血球成分を返血する返
血回路と、この返血回路と前記第2ろ過器の浄化
血漿出口ポートとを接続する浄化血漿回路と、こ
の浄化血漿回路の一部に第1の切替え手段を設け
てこれに置換液ポンプを介して置換液の送液を行
い浄化血漿と混合させるよう分岐接続した置換液
回路と、前記第2ろ過器の高分子物質出口ポート
に除血漿ポンプを介して接続する除血漿廃液回路
とを備え、前記置換液回路の置換液ポンプの吸込
側に第2の切替え手段を設けて置換液供給源と洗
浄液供給源とを切替え可能に接続し、前記第1、
第2の切替え手段を切替えて前記置換液ポンプに
より洗浄液を前記第2ろ過器の浄化血漿出口ポー
トに送液すると共に除血漿ポンプにより高分子物
質出口ポートから流出廃液させる第2ろ過器の逆
洗回路を構成することにより、第2ろ過器の分離
効率の低下に際し、極めて容易にしかも手間を掛
けることなく、短時間の処理時間で分離効率の回
復を達成することができる。
従つて、第2ろ過器を数多く使用することが不
要となることから、経費節減にもなり、経済性の
点でも改善される。
要となることから、経費節減にもなり、経済性の
点でも改善される。
第1図は本発明に係る血液処理装置の一実施例
を示す系統図である。 1……採血ポンプ、3……第1ろ過器、5……
ドリツプチヤンバー、8……血漿ポンプ、9……
第2ろ過器、11……第1の切替え器、13……
除血漿ポンプ、14……廃液切替え器、16……
除血漿容器、18……洗浄廃液容器、19……置
換液容器、21……洗浄液容器、23……第2の
切替え器、24……置換液ポンプ、4,6……返
血回路を構成するチユーブ、7,30,10,2
6……浄化血漿回路を構成するチユーブ、12,
27,15……除血漿廃液回路を構成するチユー
ブ、20,28,25……置換液回路を構成する
チユーブ、22,28,25,10,12,2
7,17……逆洗回路を構成するチユーブ、P1
……浄化血漿出口ポート、P2……高分子物質出
口ポート。
を示す系統図である。 1……採血ポンプ、3……第1ろ過器、5……
ドリツプチヤンバー、8……血漿ポンプ、9……
第2ろ過器、11……第1の切替え器、13……
除血漿ポンプ、14……廃液切替え器、16……
除血漿容器、18……洗浄廃液容器、19……置
換液容器、21……洗浄液容器、23……第2の
切替え器、24……置換液ポンプ、4,6……返
血回路を構成するチユーブ、7,30,10,2
6……浄化血漿回路を構成するチユーブ、12,
27,15……除血漿廃液回路を構成するチユー
ブ、20,28,25……置換液回路を構成する
チユーブ、22,28,25,10,12,2
7,17……逆洗回路を構成するチユーブ、P1
……浄化血漿出口ポート、P2……高分子物質出
口ポート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 血液を第1ろ過器により血球成分と血漿成分
とに分離し、該分離血漿を第2ろ過器に導き、浄
化血漿と有害な高分子物質とに分離し、先に分離
した血球成分と浄化血漿とを混合して返血する2
段ろ過血漿分離装置において、 前記第1ろ過器で分離した血球成分を返血する
返血回路と、 この返血回路と前記第2ろ過器の浄化血漿出口
ポートとを接続する浄化血漿回路と、 この浄化血漿回路の一部に第1の切替え手段を
設けてこれに置換液ポンプを介して置換液の送液
を行い浄化血漿と混合させるよう分岐接続した置
換液回路と、 前記第2ろ過器の高分子物質出口ポートに除血
漿ポンプを介して接続する除血漿廃液回路とを備
え、 前記置換液回路の置換液ポンプの吸込側に第2
の切替え手段を設けて置換液供給源と洗浄液供給
源とを切替え可能に接続し、前記第1、第2の切
替え手段を切替えて前記置換液ポンプにより洗浄
液を前記第2ろ過器の浄化血漿出口ポートに送液
すると共に除血漿ポンプにより高分子物質出口ポ
ートから流出廃液させる第2ろ過器の逆洗回路を
構成することを特徴とする血液処理装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の血液処理装置に
おいて、自動切替え設定手段を設け、この設定手
段の信号により血液処理装置を停止させた後、逆
洗回路のみを自動的に作動させる血液処理装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の血液処理装置に
おいて、前記自動切替え設定手段は、タイマまた
は圧力スイツチである血液処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59038269A JPS60198158A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 血液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59038269A JPS60198158A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 血液処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60198158A JPS60198158A (ja) | 1985-10-07 |
| JPH0116182B2 true JPH0116182B2 (ja) | 1989-03-23 |
Family
ID=12520593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59038269A Granted JPS60198158A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 血液処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60198158A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994016751A1 (fr) * | 1993-01-28 | 1994-08-04 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Procede de nettoyage de filtre secondaire dans un procede de filtration de plasma sanguin |
| DE102006012024A1 (de) * | 2006-03-14 | 2007-09-20 | Adexter Gmbh | Regenerierbares Filter zur extrakorporalen Behandlung partikelhaltiger Flüssigkeiten und deren Anwendung |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP59038269A patent/JPS60198158A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60198158A (ja) | 1985-10-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |