JPH01175959A - 1,5−ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1,8−ジニトロ−2−メチルナフタレンの製造方法 - Google Patents

1,5−ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1,8−ジニトロ−2−メチルナフタレンの製造方法

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JPH01175959A
JPH01175959A JP33251187A JP33251187A JPH01175959A JP H01175959 A JPH01175959 A JP H01175959A JP 33251187 A JP33251187 A JP 33251187A JP 33251187 A JP33251187 A JP 33251187A JP H01175959 A JPH01175959 A JP H01175959A
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JP
Japan
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methylnaphthalene
dinitro
nitric acid
reaction
raw material
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JP33251187A
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Inventor
Kazuya Takemura
一也 竹村
Toshinobu Suzuki
敏信 鈴木
Masahiro Wakui
涌井 正浩
Setsu Takeo
竹尾 節
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、1.8−ジニトロ−2−メチルナフタレンお
よび1.5−ジニトロ−2−メチルナフタレンの製造方
法に関する。
〈従来技術とその問題点〉 1.8−ジニトロ−2−メチルナフタレンは耐熱性染料
の原料として、1.5−ジニトロ−2−メチルナフタレ
ンは耐熱性、耐候性樹脂の原料として有用な化合物であ
る。
1.5−ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1,8
−ジニトロ−2−メチルナフタレンの合成法としては、
今日までに2−メチル−1−二トロナフタレンを原料と
し、無水酢酸中で発煙硝酸と濃硫酸の混酸でニトロ化す
る方法が唯−Rec1..Trav、、Chini。
Pays、Bas、、1925.p3soに記載されて
いるのみである。 しかしながらこの方法では、1.8
−ジニトロ−2−メチルナフタレンの収率が24.2%
と低く、さらには用いられる無水酢酸は反応後そのほと
んどが酢酸に変化してしまい再使用するのが困難である
また、2−メチルナフタレンをニトロ化して得られる1
−ニトロ−2−メチルナフタレンを原料とするため、2
度のニトロ化を経ることになり、従って目的物を得るに
は通算すると2度の分離操作を行わなければならず、例
えば装置上からも工業的に行うには不利な点が多い。
本発明者等は、このようなことから種々のニトロ化剤を
用いて2−メチルナフタレンを直接ジニトロ化すること
を試みた。
この場合、ナフタレンをジニトロ化するのと異なり、2
−メチルナフタレンの非対称構造と2位に存在するメチ
ル基の電子供与性の効果のために、多種のニトロ異性体
、とりわけ1.6−シニトロー2−メチルナフタレンや
トリニトロ−2−メチルナフタレン類等が副生じやすく
なり、目的物を満足のいく収率で得ることができないこ
とが判明した。
また、ニトロ化剤として硫酸−硝酸等の高濃度の混合酸
を用いた場合には、反応の進行に伴い、反応生成物が凝
集する現象が認められた。
そのため、凝集物内部に原料が残存してしまい、反応効
率は著しく低下し、また反応後生酸物を反応装置から取
り出す際にも困難をきたした。 これを解決する方法と
しては、大過剰のニトロ化剤を用いそれによる希釈効果
を利用するか、あるいは不活性溶媒を加える方法が考え
られる。
しかし前者の方法では、反応条件が過酷になり、目的物
以外の異性体、とりわけトリニトロ−2−メチルナフタ
レン類の生成が増加するという欠点があり、また後者の
方法では、溶媒を再利用するために反応後ニトロ化剤と
不活性溶媒とを分離する必要があり、プロセスが複雑と
なってしまうという欠点がある。
このようなことから、2−メチルナフタレンを直接ジニ
トロ化して、収率よく1.5−ジニトロ−12−メチル
ナフタレンおよび1.8−ジニトロ−2−メチルナフタ
レンを製造する方法の開発が望まれている。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、2−メチルナフタレンを直接ジニトロ
化することにより、簡易にかつ収率よく1.5−ジニト
ロ−2−メチルナフタレンおよび1.8−ジニトロ−2
−メチルナフタレンを得ることができる1、5−ジニト
ロ−2−メチルナフタレンおよび1.8−ジニトロ−2
−メチルナフタレンの製造方法を提供することにある。
〈発明の構成〉 上記の目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち、本発明は、2−メチルナフタレンを硝酸でジ
ニトロ化し、1.5−ジニトロ−2−メチルナフタレン
および1.8−ジニトロ−2−メチルナフタレンの含有
率が高い反応生成物を得ることを特徴とする1、5−ジ
ニトロ−2−メチルナフタレンおよび1.8−ジニトロ
−2−メチルナフタレンの製造方法である。
上記において、硝酸の使用量は2−メチルナフタレンに
対して10〜80当量であり、硝酸の濃度は30〜90
%であり、反応温度は20〜80℃であることが好まし
い。
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明において、2−メチルナフタレンを原料とし、直
接ジニトロ化するが、その際に用いるニトロ化剤として
は、濃度が30〜90%、好ましくは50〜80%、特
に好ましくは60〜70%の硝酸とすればよい。 ま 
た、このような硝酸の使用量は、2−メチルナフタレン
に対して、10〜80当量、好ましくは20〜60当量
とするのがよい。 ここで、当量とは2−メチルナフタ
レンに対する硝酸のモル比である。
また、反応温度は20〜80℃、好ましくは30〜70
℃とすればよく、反応中は激しく攪拌することが好まし
い。
このような反応条件とすることにより、1゜5−ジニト
ロ−2−メチルナフタレンおよび1.8−ジニトロ−2
−メチルナフタレンを収率よく得ることができる。
上記反応条件よりも硝酸濃度が低くかつ硝酸当量が少な
い場合であってかつ反応温度が低い場合には、反応速度
が著しく低下する。 また上記の範囲より硝酸濃度が高
くかつ硝酸当量が多い場合であフてかつ反応温度が高い
場合には、トリニトロ−2−メチルナフタレン類等の副
生物の量が増加し、場合によっては、メチル基の酸化が
生じてしまい、目的物の収率は減少する。
本発明における収率は合計で57〜76%程度、1.5
−ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1,8−ジニ
トロ−2−メチルナフタレンは、それぞれ、23〜26
%、34〜50%程度である。
このように、本発明は、他のニトロ化法に比べて特異的
に1.5−ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1.
8−ジニトロ−2−メチルナフタレンを収率よく得られ
る方法であり、他の方法では、たとえ、反応条件等を変
えて好適範囲を選択しても上記の目的物の収率は合計で
最大でも50%程度であることが判明した。
例えば、本発明者等は、実際、硫酸−硝酸混合物をニト
ロ化剤とし、反応条件や試薬の添加順序等を種々変化さ
せても収率は合計で上記の程度であった。
ところで従来よりよく研究されているナフタレンのジニ
トロ化反応では、ニトロ化剤として硫酸−硝酸混合物を
用いても(PBレポート81027)、これに不活性溶
媒を加えて攪拌効率を向上させる方法を用いても(特開
昭51−70757号公報)、あるいは硝酸をニトロ化
剤としても(仏国特許公告番号2.208.398号、
国家登録番号72−42527号)、t、5−ジニトロ
ナフタレンと1,8−ジニトロナフタレンとの合計収率
は80〜90%を達成でき、ニトロ化剤の相違による大
幅な目的物収率の違いはないことが知られている。
しかし、前記のように、2−メチルナフタレンの直接ジ
ニトロ化反応においては、硝酸を用いた場合にのみ、目
的物を良好な収率で得ることが出来る。 つまり、ナフ
タレンのジニトロ化反応と、2−メチルナフタレンのジ
ニトロ化反応とは、本質的にかなり異なる反応であると
いうことができ、またこの事は、本発明者らによって初
めて明らかにされた事実である。
本発明の方法は工業的に実施する場合においても有利で
ある。 以下に有利となる理由を示す。
(1)−段で2−メチルナフタレンを直接ジニトロ化し
、目的物を高収率で得ることが出来ること。
(2)過剰の硝酸によって希釈されるため、反応生成物
は凝集することなく、高分散状態にあり、攪拌効率は良
好となり、また容品にか過操作によって反応生成物とニ
トロ化剤とを分離することが可能となること。
(3)炉液の硝酸は濃縮あるいは濃硝酸を加えること等
により再びニトロ化剤として用いることができ、そのた
め、廃酸量の少ないプロセスが可能となること。
このように、本発明において得られた1、8−ジニトロ
−2−メチルナフタレンは耐熱性染料の原料として、1
.5−ジニトロ−2−メチルナフタレンは耐熱性、耐候
性樹脂の原料として有用な化合物である。
本発明は工業的実施における有利性から2−メチルナフ
タレンの直接ジニトロ化に関するものであるが、我々は
本反応の初期に1−二トロー2−メチルナフタレンがま
ず生成するのをクロマトグラフで確認している。 従っ
て当然反応中間体である1−ニトロ−2−メチルナフタ
レンを原料として本方法を応用してニトロ化する事によ
っても目的物を旧来にない収率で得られることは官うま
でもない。 この場合の硝酸濃度の好適範囲は20〜9
0%、硝酸当量の好適範囲は5〜60当量となる。
〈実施例〉 以下に、本発明を実施例および比較例につき具体的に説
明する。
なお、実施例および比較例の反応生成物の比率はモル%
を示す。
〈実施例 1〉 61%硝酸81. 6g (0,79mol )中に2
−メチルナフタレン2 、8 g (0,0197mo
l )を20分かけて加え、70℃で攪拌し、4時間反
応させた。 得られた反応混合物を炉通し、か塊は水洗
いした。 またチ液はクロロホルムで抽出後、抽出液と
f塊を混合して乾固させた。 この固体をガスクロマト
グラフィーで分析した。 その結果、1,5−ジニトロ
−2−メチルナフタレン26%、1.8−ジニトロ−2
−メチルナフタレン50%、1.6−シニトロー2−メ
チルナフタレン10%、トリニトロ−2−メチルナフタ
レン5%、1−ニトロ−2−メチルナフタレン7%、そ
の他副生成物2%であった。 なお、以下の実施例およ
び比較例における定量分析は、ガスクロマトグラフィー
および/または、液体クロマトグラフィーにより行った
〈実施例 2〉 実施例1と同様の方法で70%硝酸を56g(0,62
2mol )、2−メチルナフタレンを2、27g (
0,016mol )用い、40’eで攪拌し、4時間
反応させた。 その結果、1゜5−ジニトロ−2−メチ
ルナフタレン24%、1.8−ジニトロ−2−メチルナ
フタレン43%、1,6−シニトロー2−メチルナフタ
レン8%、トリニトロ−2−メチルナフタレン8%、1
−ニトロ−2−メチルナフタレン8%、その他副生成物
9%であった。
〈実施例 3〜6〉 実施例2において2−メチルナフタレンに対する硝酸の
当量、反応温度および反応時間を表1に示すような条件
とするほかは、実施例2と同様にして表1に示すような
割合で反応生成物を得た。
上記の実施例1〜6について、反応条件および得られる
反応生成物について表1にまとめて示す。
なお、表中の反応生成物の項におけるそれぞれの略号等
は以下に示すものである。
1.8・・・1.8−ジニトロ−2−メチルナフタレン !、5・・・1.5−ジニトロ−2−メチルナフタレン 1.6・・・1,6−シニトロー2−メチルナフタレン トリ・・・・・・トリニトロ−2−メチルナフタレン1
−NO2・・・1−ニトロ−2−メチルナフタレン 原料・・・・・・2−メチルナフタレン(1,8+1.
 5)・・・1.8と1.5との合計の生成比率(%) く比較例 1〉 97%硫酸21.6g (0,21mol )と61%
硝酸9.0g (0,087mol )で混酸を作り、
これに2−メチルナフタレン5g(0,035mol 
)を20分かけて添加した。
60℃で3時間反応させた後、上記と同様の方法で処理
し、分析した。その結果1.5−ジニトロ−2−メチル
ナフタレン18%、1,8−ジニトロ−2−メチルナフ
タレン31%、1.6−シニトロー2−メチルナフタレ
ン7%、トリニトロ−2−メチルナフタレン16%、1
−ニトロ−2−メチルナフタレン13%、その他側生成
物15%であった。
く比較例 2〜6〉 比較例1において、反応温度を表2に示すようにするほ
かは同様にして反応生成物を得た。
く比較例 7〜9〉 比較例1において、硝酸の2−メチルナフタレンに対す
る当量を表2に示すようにするほかは同様にして反応生
成物を得た。
く比較例 10〜13〉 比較例1において、2−メチルナフタレンの添加時間を
表2に示すようにするほかは同様にして反応生成物を得
た。
比較例1〜13について得られる反応生成物の生成比率
をまとめて表2に示す。
なお、表中の反応条件については、比較例1と異なる点
だけ記す。
く比較例 14〉 2−メチルナフタレンを四塩化炭素10.5u+LLに
溶解して、比較例1と同様の方法で反応を行った。 そ
の結果、1,5−ジニトロ−2−メチルナフタレン18
%、1.8−ジニトロ−2−メチルナフタレン29%、
1.6−シニトロー2−メチルナフタレン7%、トリニ
トロ−2−メチルナフタレン9%、1−ニトロ−2−メ
チルナフタレン微量、その他副生成物37%であった。
〈比較例 15〉 氷冷下無水酢酸24.!5mftに2−メチルナフタレ
ン5g (0,035mol )を溶解し、これに発煙
硝酸(94%)5.5g (0,082mol )を4
時間かけて加えた。 滴下後50℃に昇温し、10分反
応させた。 室温まで冷却し、水20 m$1を加え反
応を停止した。 この反応混合物を30mAのクロロホ
ルムで3回抽出し、抽出液を乾固した。 この固体を分
析したところ、1.5−ジニトロ−2−メチルナフタレ
ン23%、1.8−ジニトロ−2−メチルナフタレン2
8%、1.6−シニトロー2−メチルナフタレン13%
、トリニトロ−2−メチルナフタレン4%、1−ニトロ
−2−メチルナフタレン7%、その他副生成物25%で
あった。
これらの実施例および比較例の結果より、本発明におい
ては、第1段の反応で1.5−ジニトロ−2−メチルナ
フタレンおよび1,8−ジニトロ−2−メチルナフタレ
ンの含有率が高い反応生成物が得られることがわかる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、2−メチルナフタレンを硝酸を用いて
直接ジニトロ化するという1段階の反応により1.5−
ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1.8−ジニト
ロ−2−メチルナフタレンを収率よく得ることができる
。 また、反応生成物は、凝集することなく、そのため
、f過操作のみで容易に分離することが可能であり、ま
た、ニトロ化剤を再利用できることから、廃酸量をも少
なくすることができる。
このようなことから工業的規模での実施も可能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−メチルナフタレンを硝酸でジニトロ化し、1
    ,5−ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1,8−
    ジニトロ−2−メチルナフタレンの含有率が高い反応生
    成物を得ることを特徴とする1,5−ジニトロ−2−メ
    チルナフタレンおよび1,8−ジニトロ−2−メチルナ
    フタレンの製造方法。
  2. (2)硝酸の使用量が2−メチルナフタレンに対して1
    0〜80当量である特許請求の範囲第1項に記載の1,
    5−ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1,8−ジ
    ニトロ−2−メチルナフタレンの製造方法。
  3. (3)硝酸の濃度が30〜90%である特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の1,5−ジニトロ−2−メ
    チルナフタレンおよび1,8−ジニトロ−2−メチルナ
    フタレンの製造方法。
  4. (4)反応温度が20〜80℃である特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載の1,5−ジニトロ
    −2−メチルナフタレンおよび1,8−ジニトロ−2−
    メチルナフタレンの製造方法。
JP33251187A 1987-12-29 1987-12-29 1,5−ジニトロ−2−メチルナフタレンおよび1,8−ジニトロ−2−メチルナフタレンの製造方法 Pending JPH01175959A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108991768A (zh) * 2018-07-27 2018-12-14 成都品尚农电子商务有限公司 一种图书产品防护系统

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