JPH01184255A - 遠赤外線放射体およびその製造方法 - Google Patents
遠赤外線放射体およびその製造方法Info
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- JPH01184255A JPH01184255A JP705888A JP705888A JPH01184255A JP H01184255 A JPH01184255 A JP H01184255A JP 705888 A JP705888 A JP 705888A JP 705888 A JP705888 A JP 705888A JP H01184255 A JPH01184255 A JP H01184255A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は遠赤外線放射体およびその製造方法に関するも
ので、特に繰り返し加熱冷却を受けても放射特性の劣化
しない放射体を提供する。
ので、特に繰り返し加熱冷却を受けても放射特性の劣化
しない放射体を提供する。
[従来の技術]
従来、遠赤外線放射体としては、ステンレス基体上に遠
赤外線放射体物質を溶射等により被覆したものが一般的
であり、例えば特開昭49−119244号公報等に見
られるように、被覆厚さを限定しなければ剥離や亀裂が
生し易いものであった。また、たとえ限定された密度で
、厚さを制御したとしても、所詮、表面塗布によるもの
では遠赤外線塗料と基体との結合は弱く、長期間の繰り
返し使用によって剥離が生しることを避けることができ
ない。すなわち、基体に対して溶射等のいかなる塗装方
法によっても剥離に対する抵抗力は塗膜と基体との結合
力のみによる。
赤外線放射体物質を溶射等により被覆したものが一般的
であり、例えば特開昭49−119244号公報等に見
られるように、被覆厚さを限定しなければ剥離や亀裂が
生し易いものであった。また、たとえ限定された密度で
、厚さを制御したとしても、所詮、表面塗布によるもの
では遠赤外線塗料と基体との結合は弱く、長期間の繰り
返し使用によって剥離が生しることを避けることができ
ない。すなわち、基体に対して溶射等のいかなる塗装方
法によっても剥離に対する抵抗力は塗膜と基体との結合
力のみによる。
一方、遠赤外線の放射特性は、塗装の場合、塗装される
物質の特性と、表面積効果、すなわち凹凸が多く、有効
放射面積の大きさに依存する。塗装による場合、表面積
を増加させるために、ポーラスな被覆を行うと、界面強
度が低下する。
物質の特性と、表面積効果、すなわち凹凸が多く、有効
放射面積の大きさに依存する。塗装による場合、表面積
を増加させるために、ポーラスな被覆を行うと、界面強
度が低下する。
従って、放射特性を向上させ、同時に剥離抵抗を増加さ
せることは、塗装方法では基本的に無理がある。
せることは、塗装方法では基本的に無理がある。
本出願人はこれらの問題を同時に解決するために、特願
昭61−169422を提案した。
昭61−169422を提案した。
[発明が解決しようとする課題]
本発明者らのその後の研究により、特願昭61−169
422に対してTiおよび/またはNbを加えない場合
にも好ましい結果を得ることができること、およびTi
および/またはNbに代えてZr、V、Taから選ばれ
た一種または二種を適当量加えることによって同様の目
的を達成することができるという知見を得た。
422に対してTiおよび/またはNbを加えない場合
にも好ましい結果を得ることができること、およびTi
および/またはNbに代えてZr、V、Taから選ばれ
た一種または二種を適当量加えることによって同様の目
的を達成することができるという知見を得た。
本発明はこの知見に基づき、放射特性が高く、被覆層が
安定で剥離に対する高い抵抗を有する遠赤外線放射体と
その製造方法を提供することを目的とする。
安定で剥離に対する高い抵抗を有する遠赤外線放射体と
その製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、以下の如き組成のステンレス鋼を酸化性雰囲
気下で酸化させ、針状もしくは棒状のアルミナ皮膜を表
面に形成させた、優れた遠赤外線放射特性を有する放射
体である。
気下で酸化させ、針状もしくは棒状のアルミナ皮膜を表
面に形成させた、優れた遠赤外線放射特性を有する放射
体である。
すなわち、
C:0.10重量%以下
Si:1.0重量%以下
Mn・3.0重量%以下
CF 8重量%以上30重量%以下
AJ2:1重量%以上8重量%以下
Ceおよび/またはLa
・0.03重量%以上0.1重量%以下N :O,Q
5重量%以下 てあって、残部がFeおよび不可避不純物から成るステ
ンレス鋼の表面に、針状または棒状のAff203を有
する皮膜を形成させたことを特徴とする遠赤外線放射体
である。
5重量%以下 てあって、残部がFeおよび不可避不純物から成るステ
ンレス鋼の表面に、針状または棒状のAff203を有
する皮膜を形成させたことを特徴とする遠赤外線放射体
である。
さらに放射体として種々の加工を要求される場合には、
上記成分にさらにZr、V、Taから選ばれた一種また
は二種以上を添加する。その添加量は前記CとNの合計
の3倍以上0.7重量%以下である。このZr、V、T
aから選ばれた一種または二種以上を添加したステンレ
ス鋼の表面に針状または棒状のA42O3を有する皮膜
を形成した遠赤外線放射体とする。
上記成分にさらにZr、V、Taから選ばれた一種また
は二種以上を添加する。その添加量は前記CとNの合計
の3倍以上0.7重量%以下である。このZr、V、T
aから選ばれた一種または二種以上を添加したステンレ
ス鋼の表面に針状または棒状のA42O3を有する皮膜
を形成した遠赤外線放射体とする。
これらのステンレス鋼は500℃以上1200°C以下
の酸化雰囲気で加熱することにより針状または棒状のア
ルミナ結晶を生成する。
の酸化雰囲気で加熱することにより針状または棒状のア
ルミナ結晶を生成する。
このアルミナ結晶は、基本的にAgが生体であるが、実
際にはFe、Cr、Mn、希土類金属が含まれており、
またNb、V、Taから選ばれた元素を添加する場合に
は、これらの元素も含まれる。
際にはFe、Cr、Mn、希土類金属が含まれており、
またNb、V、Taから選ばれた元素を添加する場合に
は、これらの元素も含まれる。
本発明においては遠赤外線放射特性の優れた被覆を生成
するものであり、これらの元素がアルミナ中に不純物と
して混入していても、表面の結晶形状が針状あるいは棒
状となって表面積効果を有していれば放射特性への影響
は生しない。
するものであり、これらの元素がアルミナ中に不純物と
して混入していても、表面の結晶形状が針状あるいは棒
状となって表面積効果を有していれば放射特性への影響
は生しない。
また、ステンレス鋼の表面に、ブラスト処理を行って加
工歪を与えておくと、酸化処理によって有効に針状ある
いは棒状の結晶を生成することができる。
工歪を与えておくと、酸化処理によって有効に針状ある
いは棒状の結晶を生成することができる。
[作用]
本発明による遠赤外線放射体の被覆層は基体から反応生
成したものであり、基体と結晶的に結合している。従っ
て、耐剥離性が大きい。また被覆層最表面が針状あるい
は棒状のアルミナの結晶から成っており、高い有効放射
面積を有する。
成したものであり、基体と結晶的に結合している。従っ
て、耐剥離性が大きい。また被覆層最表面が針状あるい
は棒状のアルミナの結晶から成っており、高い有効放射
面積を有する。
ここで本発明の成分限定理由を説明すると以下の通りで
ある。
ある。
C:
Cはステンレス鋼を硬化させ、延性を低下させるため低
くする必要がある。遠赤外線放射体としては、板のまま
で複雑な加工を施さないで使用することも可能であり、
上限を0.10重量%とした。
くする必要がある。遠赤外線放射体としては、板のまま
で複雑な加工を施さないで使用することも可能であり、
上限を0.10重量%とした。
Sl。
Siは酸化皮膜と基体の界面に濃化して、界面酸化物と
なり皮膜の剥離抵抗を高めるが、高過ぎると界面で厚い
5i02層を形成し、かえって剥離抵抗を損なうため、
上限を1.0重量%とする必要がある。
なり皮膜の剥離抵抗を高めるが、高過ぎると界面で厚い
5i02層を形成し、かえって剥離抵抗を損なうため、
上限を1.0重量%とする必要がある。
Mn:
Mnは酸化物中の拡散速度が大きく、酸化皮膜を厚(す
る効果があり、針状あるいは棒状の結晶を成長させるた
めに有効であり、これらを通じて遠赤外線特性を高める
が、多量に過ぎると、耐酸化性そのものを劣化させるた
め、上限は3.0重量%に限定される。
る効果があり、針状あるいは棒状の結晶を成長させるた
めに有効であり、これらを通じて遠赤外線特性を高める
が、多量に過ぎると、耐酸化性そのものを劣化させるた
め、上限は3.0重量%に限定される。
Cr:
Crはステンレス鋼としての基本組成であり、有効な酸
化皮膜を形成するためには8重量%以上必要である。3
0重量%を超えると、靭性が低下し、遠赤外線放射体素
材としての高A!添加を行った場合、製造上の問題が生
しる。
化皮膜を形成するためには8重量%以上必要である。3
0重量%を超えると、靭性が低下し、遠赤外線放射体素
材としての高A!添加を行った場合、製造上の問題が生
しる。
AI2・
AI2はステンレス表面にアルミナの皮膜を形成するた
めに必須の元素であるが、1重量%未満ではアルミナ皮
膜が得られない。8重量%を超えるとCrを8重量%程
度にしても靭性が低下し、製造上の問題が生しる。
めに必須の元素であるが、1重量%未満ではアルミナ皮
膜が得られない。8重量%を超えるとCrを8重量%程
度にしても靭性が低下し、製造上の問題が生しる。
Ce、La:
これらの希土類元素は酸化皮膜の密着性を改善する作用
を有し、そのためには多量の添加が望ましいが、0.1
重量%を超えると粒界に偏析して熱間加工性を損なう。
を有し、そのためには多量の添加が望ましいが、0.1
重量%を超えると粒界に偏析して熱間加工性を損なう。
これらの希土類元素はアルミナの結晶を針状にするのに
有効であり、その効果は0.03重量%以上で発揮され
、放射特性の向上に有効である。
有効であり、その効果は0.03重量%以上で発揮され
、放射特性の向上に有効である。
N:
NはCと同様ステンレス鋼を脆くする。特に高Alであ
る本発明鋼においては、粗大なAgNとなって清浄度を
低下させる。平板のままでの使用を考慮すると、上限は
0.05重量%に限定される。
る本発明鋼においては、粗大なAgNとなって清浄度を
低下させる。平板のままでの使用を考慮すると、上限は
0.05重量%に限定される。
Zr、V、Ta
Zr、V、Taは、C,Nを固定しステンレス鋼の加工
性を高める。その効果は、少なくとも(C+N)の3倍
以上で発揮されるが、0.7重量%を超えると、かえっ
て、鋼をもろくする。
性を高める。その効果は、少なくとも(C+N)の3倍
以上で発揮されるが、0.7重量%を超えると、かえっ
て、鋼をもろくする。
以上のステンレス鋼表面に有効に酸化皮膜を形成するに
は、500℃以上の温度で加熱する必要があるが、加熱
温度が1200°Cを超えると、針状または棒状の酸化
物が得られなくなるため、加熱温度範囲は500℃以上
1200°C以下に限定される。
は、500℃以上の温度で加熱する必要があるが、加熱
温度が1200°Cを超えると、針状または棒状の酸化
物が得られなくなるため、加熱温度範囲は500℃以上
1200°C以下に限定される。
ステンレス鋼表面にブラスト処理により加工歪を加える
と針状結晶が生成し易い。ブラストの程度は大きいほど
良い。しかし全くなくても針状結晶は生成する。
と針状結晶が生成し易い。ブラストの程度は大きいほど
良い。しかし全くなくても針状結晶は生成する。
[実施例]
第1表に示す組成の材料を1.5 m m厚の板に圧延
し、950°Cで光輝焼鈍仕上げした。これらの材料を
第1表中に示す酸化処理条件で処理し、遠赤外線放射特
性を一11定した。また600℃加熱30分空冷を1サ
イクルとして、2000サイクル後の剥離の有無により
皮膜の剥離抵抗を調べた。
し、950°Cで光輝焼鈍仕上げした。これらの材料を
第1表中に示す酸化処理条件で処理し、遠赤外線放射特
性を一11定した。また600℃加熱30分空冷を1サ
イクルとして、2000サイクル後の剥離の有無により
皮膜の剥離抵抗を調べた。
これらの結果は第1表中に併せて示した。
遠赤外線放射特性は、400℃での3〜10μmの波長
における対黒体比を示しており、剥離抵抗は剥離しない
ものを○、剥離のあるものを×で示した。
における対黒体比を示しており、剥離抵抗は剥離しない
ものを○、剥離のあるものを×で示した。
第1表から明らかなように、本発明による放射体材料は
遠赤外線放射特性と皮膜の耐剥離性に優れており、この
ような材料は本発明方法により製造することができる。
遠赤外線放射特性と皮膜の耐剥離性に優れており、この
ような材料は本発明方法により製造することができる。
[発明の効果コ
本発明の遠赤外線放射体は急激な熱応力を受ける用途に
対しても皮膜の耐剥離性が優れており、高い遠赤外線放
射特性を有することから、各種暖房装置、乾燥炉、媒焼
炉なと応用範囲は広く、遠赤外線の省エネルギー効果や
浸透効果を有効に利用することができ、またZr、V、
Taを含むと加工性に優れたものとなる。
対しても皮膜の耐剥離性が優れており、高い遠赤外線放
射特性を有することから、各種暖房装置、乾燥炉、媒焼
炉なと応用範囲は広く、遠赤外線の省エネルギー効果や
浸透効果を有効に利用することができ、またZr、V、
Taを含むと加工性に優れたものとなる。
本発明方法によれば、針状または棒状のAff203を
有する皮膜を容易に形成することができ、熱処理前にブ
ラスト処理をすれば、−層容易となる。
有する皮膜を容易に形成することができ、熱処理前にブ
ラスト処理をすれば、−層容易となる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C:0.10重量%以下 Si:1.0重量%以下 Mn:3.0重量%以下 Cr:8重量%以上30重量%以下 Al:1重量%以上8重量%以下 Ceおよび/またはLa:0.03重量%以上0.1重
量%以下 N:0.05重量%以下 残部はFeおよび不可避的不純物から成るステンレス鋼
であって、表面に針状または棒状のAl_2O_3を有
する皮膜を形成したことを特徴とする遠赤外線放射体。 2 含有成分としてさらにZr、V、Taから選ばれた
一種または二種以上を前記CとNの合計の3倍以上0.
7重量%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物か
ら成る請求項1記載の遠赤外線放射体。 3 ステンレス鋼を酸化性雰囲気中で500℃以上12
00℃以下の温度で加熱することを特徴とする請求項1
または2記載の遠赤外線放射体の製造方法。 4 ステンレス鋼表面に、ブラスト処理をして加工歪を
与えた後、加熱することを特徴とする請求項3記載の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP705888A JPH01184255A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 遠赤外線放射体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP705888A JPH01184255A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 遠赤外線放射体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01184255A true JPH01184255A (ja) | 1989-07-21 |
Family
ID=11655467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP705888A Pending JPH01184255A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 遠赤外線放射体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01184255A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111826616A (zh) * | 2020-07-23 | 2020-10-27 | 北京市辐射中心 | 一种核燃料包壳涂层及其制备方法 |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP705888A patent/JPH01184255A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111826616A (zh) * | 2020-07-23 | 2020-10-27 | 北京市辐射中心 | 一种核燃料包壳涂层及其制备方法 |
| CN111826616B (zh) * | 2020-07-23 | 2022-05-13 | 北京市辐射中心 | 一种核燃料包壳涂层及其制备方法 |
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