JPH01185493A - 沸騰水型原子力プラント - Google Patents
沸騰水型原子力プラントInfo
- Publication number
- JPH01185493A JPH01185493A JP63008334A JP833488A JPH01185493A JP H01185493 A JPH01185493 A JP H01185493A JP 63008334 A JP63008334 A JP 63008334A JP 833488 A JP833488 A JP 833488A JP H01185493 A JPH01185493 A JP H01185493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- heater
- condensate
- iron
- low pressure
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はヒータドレン回収ラインを備えた沸騰水型原子
力プラント(以下、BWRプラントと称す)に関する。
力プラント(以下、BWRプラントと称す)に関する。
BWRプラントでは、プラントの運転により、機器・配
管等の内表面に放射性の核種が付着するためこれら機器
・配管が線量率を有することとなる。この線量率が大き
い場合、プラントの定期検査(以下、定検と称す)時の
作業員被曝の観点より支障をきたすので、この線量率の
増加を極力低くおさえることが望まれている。
管等の内表面に放射性の核種が付着するためこれら機器
・配管が線量率を有することとなる。この線量率が大き
い場合、プラントの定期検査(以下、定検と称す)時の
作業員被曝の観点より支障をきたすので、この線量率の
増加を極力低くおさえることが望まれている。
BWRプラントにおいては線量率の増加は次の機構によ
り生ずる。
り生ずる。
まず、原子炉へ供給される給水中にはプラント構造材料
の腐食により生成した鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、
コバルト(CO)等の腐食生成物(クラッド)が含まれ
ている。これらクラッドが原子炉に持込まれ、このクラ
ッドが燃料被覆管の沸騰表面にか付着する。この付着中
に燃料棒からの放射線により放射化しそれぞれS4Mn
、”Co、”Co になる。これら放射性クラッドの
燃料からのはく離により原子炉−次系の機器・配管の内
表面に付着し線量率上昇の原因となる。
の腐食により生成した鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、
コバルト(CO)等の腐食生成物(クラッド)が含まれ
ている。これらクラッドが原子炉に持込まれ、このクラ
ッドが燃料被覆管の沸騰表面にか付着する。この付着中
に燃料棒からの放射線により放射化しそれぞれS4Mn
、”Co、”Co になる。これら放射性クラッドの
燃料からのはく離により原子炉−次系の機器・配管の内
表面に付着し線量率上昇の原因となる。
従ってプラントの線量率を低く抑えるには給水より持込
まれるクラッドの低減が有効である。しかしながら、最
近上記クラッドのうち鉄クラツドを極端に低くした場合
は、鉄クラツドにともなって燃料棒に吸着されるNi、
Coが付着しなくなり、結果として原子炉水の放射能濃
度を上昇してしまうことが判明した。
まれるクラッドの低減が有効である。しかしながら、最
近上記クラッドのうち鉄クラツドを極端に低くした場合
は、鉄クラツドにともなって燃料棒に吸着されるNi、
Coが付着しなくなり、結果として原子炉水の放射能濃
度を上昇してしまうことが判明した。
特開昭62−85897号公報記載の「沸騰水型原子炉
給水系の不純物濃度制御方法」は上記の事実から給水中
のF e / N i比を調整することにより、炉水の
放射能を低下するとしている。つまり下式からF e
/ N i比を2以上とする手段を示している。
給水系の不純物濃度制御方法」は上記の事実から給水中
のF e / N i比を調整することにより、炉水の
放射能を低下するとしている。つまり下式からF e
/ N i比を2以上とする手段を示している。
Ni”+Fe2O,+H,0−+NiFe2O4+2H
” =41)soCo”+Fe2O,+ H,O−
+”CoFe、04+ 28” −(2)上式により!
′Coは燃料棒の鉄クラツド(Fe、 04 )と結合
し、炉水の60COは低下する。このことは”Coにお
いても同様である。
” =41)soCo”+Fe2O,+ H,O−
+”CoFe、04+ 28” −(2)上式により!
′Coは燃料棒の鉄クラツド(Fe、 04 )と結合
し、炉水の60COは低下する。このことは”Coにお
いても同様である。
F e / N i比を給水で2以上とするため、復水
器で発生したクラッドを復水浄化系(復水フィルタ又は
、復水脱塩器)のバイパスにより給水鉄濃度を増加させ
る方法又は、給水系へ鉄クラツドを注入する設備を設け
ることとしている。
器で発生したクラッドを復水浄化系(復水フィルタ又は
、復水脱塩器)のバイパスにより給水鉄濃度を増加させ
る方法又は、給水系へ鉄クラツドを注入する設備を設け
ることとしている。
上記従来技術は、放射能上昇抑制のため、Fe/Ni比
を任意に変更する能力は有するが、以下において問題が
あった。
を任意に変更する能力は有するが、以下において問題が
あった。
(1)Fe/Ni比を2以上にするために復水浄化系の
うち復水フィルターをバイパスした場合は、十分な鉄供
給量を確保するためには、復水脱塩器のクラッドリーク
を期待せねばならず、脱塩器の除鉄性能はプラントによ
り60〜95%と一定におらず、一定量必要な時期に得
ることはできない。
うち復水フィルターをバイパスした場合は、十分な鉄供
給量を確保するためには、復水脱塩器のクラッドリーク
を期待せねばならず、脱塩器の除鉄性能はプラントによ
り60〜95%と一定におらず、一定量必要な時期に得
ることはできない。
(2)上記要因を取り除くため、復水フィルターバイパ
スのほかに、復水脱塩器のバイパスも考えられるが、こ
の場合、復水器内海水冷却管′@断事故等の場合、海水
が直接原子炉内へ流れ込むこととなり、回復不能の損逼
を原子炉に与える可能性がある。
スのほかに、復水脱塩器のバイパスも考えられるが、こ
の場合、復水器内海水冷却管′@断事故等の場合、海水
が直接原子炉内へ流れ込むこととなり、回復不能の損逼
を原子炉に与える可能性がある。
(3)上記復水浄化系バイパスによる鉄濃度上昇のほか
に鉄クラツドを直接給水系へ注入する方法がある。
に鉄クラツドを直接給水系へ注入する方法がある。
この場合は、他の障害がなく注入することが出来るが、
鉄注入設備系統が必要となりプラント系統構成が複雑に
なるばかりか、後述するようにプラント運転寿命40年
間にわたり必要な設備でもないため、遊休設備となる。
鉄注入設備系統が必要となりプラント系統構成が複雑に
なるばかりか、後述するようにプラント運転寿命40年
間にわたり必要な設備でもないため、遊休設備となる。
本発明の目的は、BWRプラントにおいて放射線被曝低
減の観点から、給水鉄濃度を任意にコントロールできる
ヒータドレン回収ラインを有するBWRプラントを提供
することにある。
減の観点から、給水鉄濃度を任意にコントロールできる
ヒータドレン回収ラインを有するBWRプラントを提供
することにある。
上記目的は、原子炉、タービン、復水器、復水ろ過装置
、復水脱塩器、低圧給水ヒータ及び高圧給水ヒータを順
次含む沸騰水型原子力プラントにおいて、前記低圧給水
ヒータのドレン水を前記復水器脱塩の上流側及び下流側
の双方に戻すラインからなるヒータドレン回収ラインを
設けたことにより達成可能である。
、復水脱塩器、低圧給水ヒータ及び高圧給水ヒータを順
次含む沸騰水型原子力プラントにおいて、前記低圧給水
ヒータのドレン水を前記復水器脱塩の上流側及び下流側
の双方に戻すラインからなるヒータドレン回収ラインを
設けたことにより達成可能である。
BWRプラントの給水ニッケル及びコバルト濃度の経年
変化は指数関数的に減少する。これはニッケル及びゴバ
ルトの溶出源となるステンレス鋼等の部材表面に次第に
強固な酸化皮膜形成されることに起因するが、いずれに
しても溶出したニッケル及びコバルト濃度に比例した鉄
クラツドを供給する必要がある。すなわちプラント運転
開始の初期においては鉄クラツド供給を多く供給し、数
年を経てからは鉄の供給を著しく低減させることが必要
であり1本発明は前記ヒータドレン回収ラインによりこ
れを行なうように構成したものである。
変化は指数関数的に減少する。これはニッケル及びゴバ
ルトの溶出源となるステンレス鋼等の部材表面に次第に
強固な酸化皮膜形成されることに起因するが、いずれに
しても溶出したニッケル及びコバルト濃度に比例した鉄
クラツドを供給する必要がある。すなわちプラント運転
開始の初期においては鉄クラツド供給を多く供給し、数
年を経てからは鉄の供給を著しく低減させることが必要
であり1本発明は前記ヒータドレン回収ラインによりこ
れを行なうように構成したものである。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。原子
炉1で発生した蒸気は、高圧タービン2で仕事をした後
、再び湿分分離加熱器3にて加熱・除湿された後低圧タ
ービン4に入り発電気を即動後、復水器5にて復水とさ
れた後、復水ポンプ6で昇圧され、復水フィルター7、
復水脱塩器8にて、浄化後、低圧ヒータ9.給水ポンプ
10を経て、高圧ヒータにて、200℃前後まで加熱し
て原子炉1に戻される。Aはヒータドレン回収ラインで
ある。蒸気の一部は、高圧タービン2より給水ヒータに
給水加熱用熱源として、送られ、これらの凝縮水(以後
高圧ヒータドレン)は、ドレンタンク16.高圧ドレン
ライン12を経て、給水ポンプ10人口に回収される。
炉1で発生した蒸気は、高圧タービン2で仕事をした後
、再び湿分分離加熱器3にて加熱・除湿された後低圧タ
ービン4に入り発電気を即動後、復水器5にて復水とさ
れた後、復水ポンプ6で昇圧され、復水フィルター7、
復水脱塩器8にて、浄化後、低圧ヒータ9.給水ポンプ
10を経て、高圧ヒータにて、200℃前後まで加熱し
て原子炉1に戻される。Aはヒータドレン回収ラインで
ある。蒸気の一部は、高圧タービン2より給水ヒータに
給水加熱用熱源として、送られ、これらの凝縮水(以後
高圧ヒータドレン)は、ドレンタンク16.高圧ドレン
ライン12を経て、給水ポンプ10人口に回収される。
湿分分離加熱器3で主蒸気を加熱するために用いられた
蒸気はドレンとして、高圧給水加熱@11、及び高圧ヒ
ータドレンタンク16に入り高圧ヒータドレンと混合さ
れ、給水に回収される。また、低圧タービン4から低圧
給水ヒータ9に入り、給水加熱用として使われた蒸気は
凝縮を低圧ヒータドレンタンク13に入り、低圧ヒータ
ドレンポンプ14を経たのち、低圧ヒータドレンライン
15を経て、復水脱塩器8の入口ラインに低圧ヒータド
レンライン17及び流量調整弁18を通って入るライン
と低圧ヒータドレンライン19及び流量調整弁20を通
って、復水脱塩器8の出口側に接続したラインを設ける
。
蒸気はドレンとして、高圧給水加熱@11、及び高圧ヒ
ータドレンタンク16に入り高圧ヒータドレンと混合さ
れ、給水に回収される。また、低圧タービン4から低圧
給水ヒータ9に入り、給水加熱用として使われた蒸気は
凝縮を低圧ヒータドレンタンク13に入り、低圧ヒータ
ドレンポンプ14を経たのち、低圧ヒータドレンライン
15を経て、復水脱塩器8の入口ラインに低圧ヒータド
レンライン17及び流量調整弁18を通って入るライン
と低圧ヒータドレンライン19及び流量調整弁20を通
って、復水脱塩器8の出口側に接続したラインを設ける
。
流量調整弁18及び20は、高圧給水加熱器11を出て
原子炉1に至る途中のサンプリングライン21の給水系
鉄濃度の測定結果により、それぞれの開度を調整するも
のとする。
原子炉1に至る途中のサンプリングライン21の給水系
鉄濃度の測定結果により、それぞれの開度を調整するも
のとする。
本発明に係る他の実施例を第2図にて説明する。
これは、低圧ヒータドレンの復水脱塩塔前後の流量調整
弁18及び20を自動的に制御するものである。すなわ
ち高圧給水ヒータ11と原子炉1までの給水配管に設置
した鉄濃度測定装置i!23よりの信号で、制御装置2
2により前記流量調整弁18.20を作動するものであ
る。
弁18及び20を自動的に制御するものである。すなわ
ち高圧給水ヒータ11と原子炉1までの給水配管に設置
した鉄濃度測定装置i!23よりの信号で、制御装置2
2により前記流量調整弁18.20を作動するものであ
る。
本発明によれば、任意に給水鉄濃度をコントロールで曇
るので、線量率低減に著しい効果がある。
るので、線量率低減に著しい効果がある。
第3図は、給水鉄濃度制御による炉水放射能低減を示す
図である。給水鉄濃度をF e / N i比を2以上
にすることにより、例えばAプラントでは、炉水放射能
の低減、すなわち、!。CO及び”C。
図である。給水鉄濃度をF e / N i比を2以上
にすることにより、例えばAプラントでは、炉水放射能
の低減、すなわち、!。CO及び”C。
の発生を著しく抑えることに成功している。
第4図は炉水放射能が低減したことになる原子炉−次系
配管付着放射能について、ガンマスキャン測定により測
定した結果である。これによれば、F e / N i
制御を開始したBプラントの第2サイクル終了後の第2
回定検am率は、第1図に比べて逆に低くなっており、
これはF e / N i比制御を実施せず鉄過大持込
みのDプラントと対比すると一層効果が明瞭である。す
なわちDプラントの第2回定検日は”Coの増加がみら
れるばかりか、Fcが親元素となっている” M n
+ ” F e等の該種も観測されている。
配管付着放射能について、ガンマスキャン測定により測
定した結果である。これによれば、F e / N i
制御を開始したBプラントの第2サイクル終了後の第2
回定検am率は、第1図に比べて逆に低くなっており、
これはF e / N i比制御を実施せず鉄過大持込
みのDプラントと対比すると一層効果が明瞭である。す
なわちDプラントの第2回定検日は”Coの増加がみら
れるばかりか、Fcが親元素となっている” M n
+ ” F e等の該種も観測されている。
本ヒータドレン回収方式によればプラント熱効率は従来
のカスケード方式、すなわちヒータドレンを復水器に回
収する方式に比べて、1300MWe級で4.5MWe
のゲインが得られる。
のカスケード方式、すなわちヒータドレンを復水器に回
収する方式に比べて、1300MWe級で4.5MWe
のゲインが得られる。
また、復水脱塩塔でのクラッド除去性能も良くなる。す
なわち、復水脱塩塔の除去性能がプラント間で異なる最
大の理由は、復水中に存在するクラッドの化学形態が起
因していることは周知の事実である。クラッドの化学形
態は鉄イオンが受ける環境因子により、水酸化鉄(Fe
(○H)Z等)となるかマグネタイト(Fe、O,)、
ヘマタイト(F e。
なわち、復水脱塩塔の除去性能がプラント間で異なる最
大の理由は、復水中に存在するクラッドの化学形態が起
因していることは周知の事実である。クラッドの化学形
態は鉄イオンが受ける環境因子により、水酸化鉄(Fe
(○H)Z等)となるかマグネタイト(Fe、O,)、
ヘマタイト(F e。
03)になるか決定される。復水脱塩塔の除鉄性能はマ
グネタイト及びヘマタイトの場合は極めて良く、水酸化
鉄の場合は著しく低下する。しかしながら、本発明によ
れば脱塩器で除去しやすいマグネタイがヒータドレン回
収ライン中で発生するためにこのマグネタイトがヘマタ
イトをを抱き込む形で該脱塩器で除去されるために復水
脱塩塔でのクラッド除去効率が向上するものである。
グネタイト及びヘマタイトの場合は極めて良く、水酸化
鉄の場合は著しく低下する。しかしながら、本発明によ
れば脱塩器で除去しやすいマグネタイがヒータドレン回
収ライン中で発生するためにこのマグネタイトがヘマタ
イトをを抱き込む形で該脱塩器で除去されるために復水
脱塩塔でのクラッド除去効率が向上するものである。
第5図はEプラント及びFプラントにおけるヒータドレ
ン水及び復水中のクラッドの化学形態をX線回折装置に
より測定した結果を示すものである0両プラントにおい
ても復水中の非晶質の水酸化鉄は、60〜70%を占め
ているのに対し、ヒータドレン水中では20〜30%し
か占めていない、この°ことは復水脱塩器の除去性能を
向上させる支配因子ともなり、ヒータドレン水を直接脱
塩器に回収する重要なメリットとなる。本発明によるヒ
ータドレンの回収方式によれば復水脱塩塔入口に約80
℃のドレンを回収することになるため、夏場の海水温度
上昇の時期には、復水温度が40℃程度になるため、合
流点以後を10°C上昇させる。すなわち復水脱塩塔入
口の温度が従来の40℃から50℃に一時的に上昇させ
ることになる。
ン水及び復水中のクラッドの化学形態をX線回折装置に
より測定した結果を示すものである0両プラントにおい
ても復水中の非晶質の水酸化鉄は、60〜70%を占め
ているのに対し、ヒータドレン水中では20〜30%し
か占めていない、この°ことは復水脱塩器の除去性能を
向上させる支配因子ともなり、ヒータドレン水を直接脱
塩器に回収する重要なメリットとなる。本発明によるヒ
ータドレンの回収方式によれば復水脱塩塔入口に約80
℃のドレンを回収することになるため、夏場の海水温度
上昇の時期には、復水温度が40℃程度になるため、合
流点以後を10°C上昇させる。すなわち復水脱塩塔入
口の温度が従来の40℃から50℃に一時的に上昇させ
ることになる。
この場合の陰イオン交換樹脂に対する影ワを第6図に示
す。これは、5年以上にわたり陰イオン交換樹脂の残留
イオン交換容量を測定したもので、これによれば、3年
で70%、5年で60%程度までイオン交換能力が失わ
れることになる。従って復水脱塩塔の樹脂量又はカチオ
ン/陰イオン交換樹脂の比率を考慮する必要がある。
このことは、前記先行例「特願昭58−98452プラ
ントにおける復水・給水装置」では80℃の水温にさら
されることになり、その点では十分改良されたものとな
る。
す。これは、5年以上にわたり陰イオン交換樹脂の残留
イオン交換容量を測定したもので、これによれば、3年
で70%、5年で60%程度までイオン交換能力が失わ
れることになる。従って復水脱塩塔の樹脂量又はカチオ
ン/陰イオン交換樹脂の比率を考慮する必要がある。
このことは、前記先行例「特願昭58−98452プラ
ントにおける復水・給水装置」では80℃の水温にさら
されることになり、その点では十分改良されたものとな
る。
本ヒータドレン回収システムでは、ヒータドレン水中に
含まれる溶存酸素濃度が200ppb程度であることか
ら、復水脱塩塔入口の溶存酸素濃度を80〜90ppb
に上昇させることになる。従来のプラントにおいては復
水脱塩塔入口に酸素注入系を設置し、復水の溶存酸素濃
度を20〜5゜PPb程度まで上昇させている。これは
、第7図に示すように炭素鋼の腐食を低減するためであ
る。
含まれる溶存酸素濃度が200ppb程度であることか
ら、復水脱塩塔入口の溶存酸素濃度を80〜90ppb
に上昇させることになる。従来のプラントにおいては復
水脱塩塔入口に酸素注入系を設置し、復水の溶存酸素濃
度を20〜5゜PPb程度まで上昇させている。これは
、第7図に示すように炭素鋼の腐食を低減するためであ
る。
本発明により、これらの酸素注入設備が不要となるばか
りかそれに要する運転中40年間の酸素ガス及びメンテ
ナンスも不要となる。
りかそれに要する運転中40年間の酸素ガス及びメンテ
ナンスも不要となる。
本発明によれば、下記の効果がある。
(1)給水鉄濃度を任意にコントロール出来るので線量
率低減に著しい効果がある。
率低減に著しい効果がある。
(2)本ヒータドレン回収方式によればプラント熱効率
は、従来カスケード方式に比べて1300M W e
@で4.5MWeのゲインが得られる。
は、従来カスケード方式に比べて1300M W e
@で4.5MWeのゲインが得られる。
(3)ヒータドレン水中鉄クラッドは非晶質分が少いた
め、復水脱塩器の除鉄性能を向上させる。
め、復水脱塩器の除鉄性能を向上させる。
(4)ヒータドレン水中の溶存酸素濃度が200PPb
程度であることから、現在行われている酸素注入”をや
めることが出来、酸素注入設備の設置及び該注入装置の
メンテナンスも不要となる。
程度であることから、現在行われている酸素注入”をや
めることが出来、酸素注入設備の設置及び該注入装置の
メンテナンスも不要となる。
第1図及び第2図は本発明の実施例を示すBWRプラン
トの系統図、第3図は炉水放射能及び給水鉄濃度とプラ
ントの運転年数との関係を示すグラフ、第4図は原子炉
再循環系のガンマスキャンのよる線量率の測定結果を示
すグラフ、第S図は実機の復水とヒータドレン水中のク
ラッド化学形態(組成比)を示す図、第6図は陰イオン
交換樹脂の残留交換容量を示す特性図、第7図は溶存酸
素濃度と炭素鋼腐食率の相関を示す特性図である。 1・・・原子炉、2・・・高圧タービン、3・・・湿分
分離加熱器、9・・・低圧給水ヒータ、11・・・高圧
給水ヒータ、15・・低圧ヒータドレンライン、A・・
・ヒータドレン回収ライン。 第 3 口 X 103 寅】カエヵ年δフ1ラント
Dプラント 奉 5 の Eブラント Fフ゛ラント 弗 6 【 (%) 乎 7 回 (帽7〃橘0) 穀率lL度
トの系統図、第3図は炉水放射能及び給水鉄濃度とプラ
ントの運転年数との関係を示すグラフ、第4図は原子炉
再循環系のガンマスキャンのよる線量率の測定結果を示
すグラフ、第S図は実機の復水とヒータドレン水中のク
ラッド化学形態(組成比)を示す図、第6図は陰イオン
交換樹脂の残留交換容量を示す特性図、第7図は溶存酸
素濃度と炭素鋼腐食率の相関を示す特性図である。 1・・・原子炉、2・・・高圧タービン、3・・・湿分
分離加熱器、9・・・低圧給水ヒータ、11・・・高圧
給水ヒータ、15・・低圧ヒータドレンライン、A・・
・ヒータドレン回収ライン。 第 3 口 X 103 寅】カエヵ年δフ1ラント
Dプラント 奉 5 の Eブラント Fフ゛ラント 弗 6 【 (%) 乎 7 回 (帽7〃橘0) 穀率lL度
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、原子炉、タービン、復水器、復水ろ過装置、復水脱
塩器、低圧給水ヒータ及び高圧給水ヒータを順次含む沸
騰水型原子力プラントにおいて、前記低圧給水ヒータの
ドレン水を前記復水器脱塩の上流側及び下流側の双方に
戻すラインからなるヒータドレン回収ラインを設けたこ
とを特徴とする沸騰水型原子力プラント。 2、原子炉、タービン、復水器、復水ろ過装置、復水脱
塩、低圧給水ヒータ及び高圧給水ヒータを順次含む沸騰
水型原子力プラントにおいて、前記低圧給水ヒータのド
レン水を前記復水脱塩器の上流側及び下流側の双方に戻
すラインからなるヒータドレン回収ラインを設けると共
に、前記ライン中、脱塩器の上流側ライン及び下流側ラ
インの夫々に流量制御弁を設けたことを特徴とする沸騰
水型原子力プラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63008334A JPH0631817B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 沸騰水型原子力プラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63008334A JPH0631817B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 沸騰水型原子力プラント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01185493A true JPH01185493A (ja) | 1989-07-25 |
| JPH0631817B2 JPH0631817B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=11690293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63008334A Expired - Fee Related JPH0631817B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 沸騰水型原子力プラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631817B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007040603A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Hitachi Ltd | 給水加熱器ドレンタンクシステム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51108199A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
| JPH01118799A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-11 | Toshiba Corp | 原子力プラントの給水鉄濃度制御方法 |
-
1988
- 1988-01-20 JP JP63008334A patent/JPH0631817B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51108199A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
| JPH01118799A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-11 | Toshiba Corp | 原子力プラントの給水鉄濃度制御方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007040603A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Hitachi Ltd | 給水加熱器ドレンタンクシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0631817B2 (ja) | 1994-04-27 |
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