JPH01198425A - 二相ステンレス鋼の製造方法 - Google Patents
二相ステンレス鋼の製造方法Info
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- JPH01198425A JPH01198425A JP2491588A JP2491588A JPH01198425A JP H01198425 A JPH01198425 A JP H01198425A JP 2491588 A JP2491588 A JP 2491588A JP 2491588 A JP2491588 A JP 2491588A JP H01198425 A JPH01198425 A JP H01198425A
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- stainless steel
- ferrite
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D6/00—Heat treatment of ferrous alloys
- C21D6/004—Heat treatment of ferrous alloys containing Cr and Ni
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、製紙用サクションロールの胴部(ロールシェ
ル)材料等として有用な二相ステンレス鋼の製造方法に
関する。
ル)材料等として有用な二相ステンレス鋼の製造方法に
関する。
製紙工程において、多湿紙の脱水処理に使用されるサク
シジンロールのシェルは、多湿紙から搾出される水分(
塩素イオンや硫酸イオンを含む酸性腐食液、所謂白水)
に対する腐食抵抗性を必要とし、また白水搾出のために
押付けられるプレスロールの加圧力にツブ圧)の作用に
耐える強度および靭性等を必要とする。
シジンロールのシェルは、多湿紙から搾出される水分(
塩素イオンや硫酸イオンを含む酸性腐食液、所謂白水)
に対する腐食抵抗性を必要とし、また白水搾出のために
押付けられるプレスロールの加圧力にツブ圧)の作用に
耐える強度および靭性等を必要とする。
従来より、そのサクションロールシェル材料として、ブ
ロンズ、13Cr系鋼、または二相ステンレス鋼等が使
用されてきた。なかでも、二相ステンレス鋼は、すぐれ
て安定した耐食性を有すると共に、オーステナイトとフ
ェライトの二相共存組織による強度・靭性等の良好な機
械的性質を有し、サクションロール材として貫用されて
いる。
ロンズ、13Cr系鋼、または二相ステンレス鋼等が使
用されてきた。なかでも、二相ステンレス鋼は、すぐれ
て安定した耐食性を有すると共に、オーステナイトとフ
ェライトの二相共存組織による強度・靭性等の良好な機
械的性質を有し、サクションロール材として貫用されて
いる。
近時、古紙再生等の製紙機械においては、インキ漂白剤
等の化学薬品の使用により、サクシジンロールの腐食環
境が厳しくなり、また生産性向上の要請から、脱水処理
の高速度化、シングル・ニツブからダブル・ニップへの
転換、高ニップ圧化等の傾向にある。このため、サクシ
ョンロールの耐折損性の確保、脱水操業の安定化等のた
めに、これまで以上の腐食疲労強度が必要とされている
。
等の化学薬品の使用により、サクシジンロールの腐食環
境が厳しくなり、また生産性向上の要請から、脱水処理
の高速度化、シングル・ニツブからダブル・ニップへの
転換、高ニップ圧化等の傾向にある。このため、サクシ
ョンロールの耐折損性の確保、脱水操業の安定化等のた
めに、これまで以上の腐食疲労強度が必要とされている
。
本発明は上記実情に対処するための改良された腐食疲労
強度を有する二相ステンレス鋼の製造方法を提供するも
のである。
強度を有する二相ステンレス鋼の製造方法を提供するも
のである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
C: 0.03%以下、5il1%以下。
C: 0.03%以下、5il1%以下。
Mn : 2%以下、 Cr : 23−25%、N
i:3.5〜5.5%、Mo:’;l〜4%、 Co
:0.5〜1.5%。
i:3.5〜5.5%、Mo:’;l〜4%、 Co
:0.5〜1.5%。
Cu:1%以下、 N : 0.15〜0.25%、残
部実質的にFeからなり、オーステナイト−フェライト
二相組織におけるフェライト量が50〜70%(面積率
)である二相ステンレス鋼の製造方法において、その鋳
造材を、1000〜1150℃の固溶化温度に、肉厚1
inch当たり0.5〜2時間保持し、ついで強制空冷
することを特徴としている。
部実質的にFeからなり、オーステナイト−フェライト
二相組織におけるフェライト量が50〜70%(面積率
)である二相ステンレス鋼の製造方法において、その鋳
造材を、1000〜1150℃の固溶化温度に、肉厚1
inch当たり0.5〜2時間保持し、ついで強制空冷
することを特徴としている。
以下、本発明について、まずそのステンレス鋼を上記成
分組成に限定した理由を説明する。
分組成に限定した理由を説明する。
C: 0.03%以下
Cはオーステナイト生成元素であり、強度の向上に著効
を有するが、含有量が多すぎると、クロム炭化物が析出
し易くなり、炭化物近傍におけるCr濃度が減少する結
果、孔食、すきま腐食、粒界腐食等の局部腐食に対する
抵抗性が低下し、また腐食疲労強度の低下をみる。この
ため、0.03%を上限とする。
を有するが、含有量が多すぎると、クロム炭化物が析出
し易くなり、炭化物近傍におけるCr濃度が減少する結
果、孔食、すきま腐食、粒界腐食等の局部腐食に対する
抵抗性が低下し、また腐食疲労強度の低下をみる。この
ため、0.03%を上限とする。
5il1%以下
Siは溶鋼の脱酸および鋳造性確保に必要な元素である
。しかし、多量の添加は靭性、を悪くし、溶接性をも損
なうので、1%を上限とする。
。しかし、多量の添加は靭性、を悪くし、溶接性をも損
なうので、1%を上限とする。
Mn : 2%以下
Mnは通常の脱酸・脱硫過程で添加される元素であり、
また鋼素地のオーステナイト相の安定化に有効な元素で
ある。このための含有量は2%までで十分である。よっ
て2%を上限とする。
また鋼素地のオーステナイト相の安定化に有効な元素で
ある。このための含有量は2%までで十分である。よっ
て2%を上限とする。
Cr:23〜25%
Crは耐食性、特に耐粒界腐食性の改善に著効を有する
とともに、耐応力腐食割れ性の向上に寄与する。また、
Crはフェライト生成元素であり、二相組織におけるフ
ェライト相を形成し強度を高める。本発明では後記Ni
量との関係で23%以上のCrを含有しないと、二相組
織における所定のフェライト量(面積率で50%以上)
を確保しがたい。
とともに、耐応力腐食割れ性の向上に寄与する。また、
Crはフェライト生成元素であり、二相組織におけるフ
ェライト相を形成し強度を高める。本発明では後記Ni
量との関係で23%以上のCrを含有しないと、二相組
織における所定のフェライト量(面積率で50%以上)
を確保しがたい。
他方、Cr量があまり多くなると、鋼の靭性が著しく低
下し、かつ鋳造時に硬脆なσ相が生成し易くなる。また
、Ni量との関係からフェライト量が70%を越え、二
相組織におけるオーステナイト相との量的バランスが失
われ、耐食性、就中孔食、すきま腐食に対する抵抗性が
低下する。このため、Cr量は23〜25%とする。
下し、かつ鋳造時に硬脆なσ相が生成し易くなる。また
、Ni量との関係からフェライト量が70%を越え、二
相組織におけるオーステナイト相との量的バランスが失
われ、耐食性、就中孔食、すきま腐食に対する抵抗性が
低下する。このため、Cr量は23〜25%とする。
Ni:3.5〜5.5%
Niはオーステナイト相を安定化する元素であり、鋼の
靭性を向上させる。また、耐食性の点からも必要な元素
である。含有量が3.5%に満たないと、これらの効果
が不足する。前記Cr量との関係から、フェライト量を
70%以下にするためにも3.5%以上の添加を必要と
する。
靭性を向上させる。また、耐食性の点からも必要な元素
である。含有量が3.5%に満たないと、これらの効果
が不足する。前記Cr量との関係から、フェライト量を
70%以下にするためにも3.5%以上の添加を必要と
する。
しかし、5.5%を越えて多量に加えても、含有量の割
に耐食性、機械的性質の向上効果は少なく経済的に不利
であるばかりか、二相組織におけるオーステナイト相が
過剰になって二相の量的バランスを失う。このため、3
.5〜5.5%とする。
に耐食性、機械的性質の向上効果は少なく経済的に不利
であるばかりか、二相組織におけるオーステナイト相が
過剰になって二相の量的バランスを失う。このため、3
.5〜5.5%とする。
MO=2〜4%
MOは耐食性、ことに孔食、すきま腐食抵抗性の改善に
著効を奏する。2%以上の添加により、非酸化性酸に対
する耐食性、塩化物を含む溶液中での孔食、粒界腐食お
よび応力腐食割れに対する抵抗性が大きく向上する。し
かし、4%を越えると、耐食性の改善効果は飽和するば
かりか、σ相。
著効を奏する。2%以上の添加により、非酸化性酸に対
する耐食性、塩化物を含む溶液中での孔食、粒界腐食お
よび応力腐食割れに対する抵抗性が大きく向上する。し
かし、4%を越えると、耐食性の改善効果は飽和するば
かりか、σ相。
が析出し易くなるので、2〜4%とする。
Cur1%以下
Cuは低濃度の塩素イオンを含む環境中での耐食性、こ
とに耐応力腐食3割れ性を高め、またオーステナイト相
を固溶強化する。しか゛し、あまり多くなると、金属間
化合物の生成に伴う靭性の低下をみるので、1%を上限
とする。
とに耐応力腐食3割れ性を高め、またオーステナイト相
を固溶強化する。しか゛し、あまり多くなると、金属間
化合物の生成に伴う靭性の低下をみるので、1%を上限
とする。
Co:0.5〜1.5%
CoはNiと同じく置換型オーステナイト生成元素であ
り、COの添加により、塩素イオンを含む環境での耐食
性が著しく高められる。また、Coは基地に固溶したま
ま、析出物の凝集を抑制する作用を有するので、従来の
二相ステンレス鋼の大きな問題点であったσ相脆性、4
75℃脆性、特に溶接熱影響部でのこれら析出物による
脆化の緩和に寄与する。これらの効果を得るには、少な
くとも0.5%のCoを必要とする。含有量の増加に従
ってその効果は増加するが、1.5%までの添加により
機械的性質、耐食性、ミクロ組織等の十分な改善効果が
得られる。Coは高価な元素であり、それ以上の添加は
コスト的に不利である。よって0.5〜1.5%とする
。
り、COの添加により、塩素イオンを含む環境での耐食
性が著しく高められる。また、Coは基地に固溶したま
ま、析出物の凝集を抑制する作用を有するので、従来の
二相ステンレス鋼の大きな問題点であったσ相脆性、4
75℃脆性、特に溶接熱影響部でのこれら析出物による
脆化の緩和に寄与する。これらの効果を得るには、少な
くとも0.5%のCoを必要とする。含有量の増加に従
ってその効果は増加するが、1.5%までの添加により
機械的性質、耐食性、ミクロ組織等の十分な改善効果が
得られる。Coは高価な元素であり、それ以上の添加は
コスト的に不利である。よって0.5〜1.5%とする
。
N : 0.15〜0.25%
Nは強力なオーステナイト生成元素であり、Nの添加に
より、同じくオーステナイト生成元素であるNiの添加
量を節減することができ、併せて強度および耐孔食性の
改善効果が得られる。これらの効果を得るために、少な
くとも0.15%を必要とする。しかし、多量に加えて
も、添加量の割には、その効果の増加は少ないので、0
.25%を上限とする。
より、同じくオーステナイト生成元素であるNiの添加
量を節減することができ、併せて強度および耐孔食性の
改善効果が得られる。これらの効果を得るために、少な
くとも0.15%を必要とする。しかし、多量に加えて
も、添加量の割には、その効果の増加は少ないので、0
.25%を上限とする。
本発明において、オーステナイト−フェライト二相組織
におけるフェライト量を50〜70%に限定したのは、
50%に満たないと、加工性が悪く、特にサクションロ
ール材として使用する場合、多数のサクションホールを
ドリル穿孔加工する際の加工が極めて困難となるからで
あり、また70%をこえると、鋼の靭性が低下し、かつ
鋳造時に硬脆なσ相が生成し易くなるほか、耐食性の低
下をみるからである。
におけるフェライト量を50〜70%に限定したのは、
50%に満たないと、加工性が悪く、特にサクションロ
ール材として使用する場合、多数のサクションホールを
ドリル穿孔加工する際の加工が極めて困難となるからで
あり、また70%をこえると、鋼の靭性が低下し、かつ
鋳造時に硬脆なσ相が生成し易くなるほか、耐食性の低
下をみるからである。
本発明方法によれば、上記成分組成を有する所要形状の
鋳造材(例えばサクションロールシェルを目的とする場
合には遠心力鋳造法等による中空筒状の鋳造材)を得、
ついでこれを固溶化熱処理に付す。その固溶化熱処理は
、1000〜1150’Cの温度に、0.5〜2 Or
/ 1nch (鋳造材の肉厚1inch当たり0.5
〜2時間、例えば肉厚2inchの場合は1〜4時間)
保持し、ついで同温度から強制空冷することにより達成
される。
鋳造材(例えばサクションロールシェルを目的とする場
合には遠心力鋳造法等による中空筒状の鋳造材)を得、
ついでこれを固溶化熱処理に付す。その固溶化熱処理は
、1000〜1150’Cの温度に、0.5〜2 Or
/ 1nch (鋳造材の肉厚1inch当たり0.5
〜2時間、例えば肉厚2inchの場合は1〜4時間)
保持し、ついで同温度から強制空冷することにより達成
される。
固溶化温度を1000〜1150℃とし、加熱保持時間
を0.5〜1.5 Hr/ 1nchとしたのは、それ
より低温・短時間の処理では、合金元素の十分な固溶化
と、組織の均質化効果に不足をきたし、また高温・長時
間の処理では、鋭敏化状態を引き起こし、耐食性の著し
い低下を招(ことになり、いずれの場合も、高耐食性・
高耐力・靭性の確保が困難となるからである。
を0.5〜1.5 Hr/ 1nchとしたのは、それ
より低温・短時間の処理では、合金元素の十分な固溶化
と、組織の均質化効果に不足をきたし、また高温・長時
間の処理では、鋭敏化状態を引き起こし、耐食性の著し
い低下を招(ことになり、いずれの場合も、高耐食性・
高耐力・靭性の確保が困難となるからである。
上記固溶化温度からの冷却は、従来より一般に水冷によ
り行うこととされているが、水冷による場合は、その冷
却過程における被処理鋼材の内外部の温度差による熱応
力が生じ、これが残留応力となって鋼材の腐食疲労強度
を損なう。本発明における上記温度からの冷却を強制空
冷により行うこととしたのは、冷却過程における被処理
鋼材の温度差を可及的に小さく抑えることにより残留応
力を低減すると共に、所定の固溶化熱処理効果を確保す
るためである。
り行うこととされているが、水冷による場合は、その冷
却過程における被処理鋼材の内外部の温度差による熱応
力が生じ、これが残留応力となって鋼材の腐食疲労強度
を損なう。本発明における上記温度からの冷却を強制空
冷により行うこととしたのは、冷却過程における被処理
鋼材の温度差を可及的に小さく抑えることにより残留応
力を低減すると共に、所定の固溶化熱処理効果を確保す
るためである。
被処理鋼材が、例えばサクションロールのシェル等とし
て使用される中空筒状体である場合の強制空冷は、送風
機を中空孔に向けて強制送風することにより行うとよい
。中空筒体の内周面は外周面に比べて冷却されにくいが
、中空孔内に強制送風することにより、中空孔内の高温
空気が排出され、内周面が優先的に冷却される効果、中
空筒体の内外面の温度差が緩和され、残留応力の少ない
固溶化熱処理が達成されるからである。その強制冷却に
必要な送風量は、中空筒体の中空孔の開口断面積を基準
にして設定すればよく、例えば203ボ/秒以上(Sは
開口断面積、ホ)の送風により好結果を得ることができ
る。なお、その場合において、中空筒体をターニングロ
ーラ上で自身の軸心を中心に適当な速度(例えばlrp
m)で回転させながら強制送風を行うことは、中空筒体
の円周方向の送風冷却効果を均一化させるうえで好まし
いことである。上記強制空冷は約200℃まで行えばよ
く、その後は放冷としてさしつかえない。
て使用される中空筒状体である場合の強制空冷は、送風
機を中空孔に向けて強制送風することにより行うとよい
。中空筒体の内周面は外周面に比べて冷却されにくいが
、中空孔内に強制送風することにより、中空孔内の高温
空気が排出され、内周面が優先的に冷却される効果、中
空筒体の内外面の温度差が緩和され、残留応力の少ない
固溶化熱処理が達成されるからである。その強制冷却に
必要な送風量は、中空筒体の中空孔の開口断面積を基準
にして設定すればよく、例えば203ボ/秒以上(Sは
開口断面積、ホ)の送風により好結果を得ることができ
る。なお、その場合において、中空筒体をターニングロ
ーラ上で自身の軸心を中心に適当な速度(例えばlrp
m)で回転させながら強制送風を行うことは、中空筒体
の円周方向の送風冷却効果を均一化させるうえで好まし
いことである。上記強制空冷は約200℃まで行えばよ
く、その後は放冷としてさしつかえない。
かくして得られる二相ステンレス鋼は、その化学成分組
成、特にMo、C’o、Cu、Nの複合添加効果による
高耐食性、高耐力、高靭性を有し、またそれに伴う高腐
食疲労強度を示す。しかも、固溶化熱処理における冷却
を強制空冷により行うこととして残留応力を低減してい
るので、実機使用時において良好な腐食疲労強度が保証
される。
成、特にMo、C’o、Cu、Nの複合添加効果による
高耐食性、高耐力、高靭性を有し、またそれに伴う高腐
食疲労強度を示す。しかも、固溶化熱処理における冷却
を強制空冷により行うこととして残留応力を低減してい
るので、実機使用時において良好な腐食疲労強度が保証
される。
(1)供試材
管サイズ(DIll) :外径1081 x内径821
×長さ4000(遠心力鋳造鋳放しサイズ) 成分組成(wt%) : CO,02,S i O,5
1,MnO,83,Cr 24.51. N t 4.
73. M o 2.84. C。
×長さ4000(遠心力鋳造鋳放しサイズ) 成分組成(wt%) : CO,02,S i O,5
1,MnO,83,Cr 24.51. N t 4.
73. M o 2.84. C。
1.01. Cu O,52,N O,19゜フェライ
ト量=60% (II)固溶化熱処理 加熱条件: 1100℃X I Hr/ 1nch−+
1050’CX I Hr/1nch 冷却条件:供試材をターニングローラに水平担持せしめ
、1回転/分の回転下に、送風機からノズルを介して、
25rrr/秒(40SITr/秒に相当)の送風を行
って200℃まで強制空冷し、その後放冷により常温ま
で降下させて供試中空体(A)を得た。
ト量=60% (II)固溶化熱処理 加熱条件: 1100℃X I Hr/ 1nch−+
1050’CX I Hr/1nch 冷却条件:供試材をターニングローラに水平担持せしめ
、1回転/分の回転下に、送風機からノズルを介して、
25rrr/秒(40SITr/秒に相当)の送風を行
って200℃まで強制空冷し、その後放冷により常温ま
で降下させて供試中空体(A)を得た。
更に、比較例として、JIS SO5329J 1相当
の成分組成(CO,03%、 S i O,43%、
Mn 0.57%。
の成分組成(CO,03%、 S i O,43%、
Mn 0.57%。
Cr23.78%、 N i 5.21%、 Mo 1
.24%、残部Fe、フェライト量62%)を有する遠
心鋳造管(管サイズは上記と同一)を、上記と同じ加熱
条件で加熱したのち、同温度から水冷する従来の固溶化
熱処理を行って供試中空体(B)を得た。
.24%、残部Fe、フェライト量62%)を有する遠
心鋳造管(管サイズは上記と同一)を、上記と同じ加熱
条件で加熱したのち、同温度から水冷する従来の固溶化
熱処理を行って供試中空体(B)を得た。
(II)材料特性
各供試材から試験片を切り出し、機械試験、腐食試験(
耐孔食性試験)、および腐食疲労試験を行って、次の結
果を得た。
耐孔食性試験)、および腐食疲労試験を行って、次の結
果を得た。
(イ)機械的性質
(ロ)腐食試験
ASTM G 48A法に規定されている塩化第二
鉄(FeCIls)溶液による孔食試験(TotalI
smersion Ferric Chloride
Te5t)に準拠し、腐食減量を測定する。
鉄(FeCIls)溶液による孔食試験(TotalI
smersion Ferric Chloride
Te5t)に準拠し、腐食減量を測定する。
(ハ)腐食疲労試験
小野式回転曲げ法により、腐食疲労破壊に到るまでの回
転数(N)を測定し、第1図に示す結果を得た。
転数(N)を測定し、第1図に示す結果を得た。
腐食液: CI!、−:1000ppa+、 S 04
−:11000pp。
−:11000pp。
p)(3,5(製紙工業協会規定の標準腐食液組成)回
転速度: 3000rpm 図中、「O」は供試材A(発明例)、「・」は供試材B
(比較例)である。
転速度: 3000rpm 図中、「O」は供試材A(発明例)、「・」は供試材B
(比較例)である。
上記各供試結果から明らかなように、供試材A(発明例
)は、従来材を凌ぐ耐食性、強度、靭性および腐食疲労
強度を有していることがわかる。
)は、従来材を凌ぐ耐食性、強度、靭性および腐食疲労
強度を有していることがわかる。
(発明の効果〕
本発明方法により製造される二相ステンレス鋼は、耐食
性、強度、靭性、腐食疲労強度等にすぐれているので、
これらの緒特性が要求される用途、例えば製紙用サクシ
ョンロールのシェル材とじて有用であり、その耐用寿命
の向上、操業の安定化等に大きな効果が得られる。
性、強度、靭性、腐食疲労強度等にすぐれているので、
これらの緒特性が要求される用途、例えば製紙用サクシ
ョンロールのシェル材とじて有用であり、その耐用寿命
の向上、操業の安定化等に大きな効果が得られる。
第1図は腐食疲労試験結果を示すグラフである。
Claims (1)
- 1、C:0.03%以下、Si:1%以下、Mn:2%
以下、Cr:23〜25%、Ni:3.5〜5.5%、
Mo:2〜4%、Co:0.5〜1.5%、Cu:1%
以下、N:0.15〜0.25%、残部実質的にFeか
らなり、オーステナイト−フェライト二相組織における
フェライト量が50〜70%(面積率)である二相ステ
ンレス鋼の製造方法において、その鋳造材を、1000
〜1150℃の固溶化温度に、肉厚1inch当たり0
.5〜2時間保持し、ついで強制空冷することを特徴と
する腐食疲労強度にすぐれた二相ステンレス鋼の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2491588A JPH01198425A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 二相ステンレス鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2491588A JPH01198425A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 二相ステンレス鋼の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01198425A true JPH01198425A (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=12151460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2491588A Pending JPH01198425A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 二相ステンレス鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01198425A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007084841A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 次亜塩素酸塩を使用する装置用二相ステンレス鋼 |
| CN100510147C (zh) | 2003-03-02 | 2009-07-08 | 山特维克知识产权股份有限公司 | 双相不锈钢合金制成配线产品及其用途 |
| CN107695303A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-02-16 | 襄阳五二五泵业有限公司 | 一种超级双相不锈钢脱硫泵泵体铸造工艺 |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP2491588A patent/JPH01198425A/ja active Pending
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