JPH01201302A - オレフィン・ビニル化合物共重合体の製造方法 - Google Patents

オレフィン・ビニル化合物共重合体の製造方法

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JPH01201302A
JPH01201302A JP2636888A JP2636888A JPH01201302A JP H01201302 A JPH01201302 A JP H01201302A JP 2636888 A JP2636888 A JP 2636888A JP 2636888 A JP2636888 A JP 2636888A JP H01201302 A JPH01201302 A JP H01201302A
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olefin
vinyl compound
groups
polymerization
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JP2636888A
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Hisayoshi Yanagihara
柳原 久嘉
Hideki Tamano
玉野 秀樹
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オレフィン・ビニル化合物共重合体の製法、
より詳しくは、置換、ジアリールメチル基を有する変性
ポリオレフィンにラジカル重合性ビニル化合物を反応さ
せて、ポリオレフィンとビニル化合物部分からなるオレ
フィン・ビニル化合物共電合体を製造する方法に関する
本発明によれば、ポリオレフィンとビニル化合物部分か
らなるオレフィン・ビニル化合物ブロック共重合体t−
効率よく得ることができる。得られるブロック共重合体
は、性質の異なる重合体成分の結合から成シ立っている
ため、元来ポリオレフィンの有する良好な属性を維持し
つつ、更に印刷性、塗装性、接着性、異種樹脂及び無機
フィラーとO相溶性改良特性等の機能をもっことができ
る。
(従来の技術) ポリオレフィンはその有する不活性の性質が利用されて
いる反面、成形加工品の表面への印刷通性、塗装適性、
他材料の接着性に乏しいほか、ポリオレフィンと他の異
種樹脂とか無機光項剤との親和性、相溶性等が良くない
ため、ポリオレフィンを化学的に種々変性することが試
みられている。
変性ポリオレフィンの一例としてオレフィンとビニルモ
ノi−のブロック共重合体があり、その製造方法も櫨々
提案されている。例えば、特公昭45−40055、特
公昭47−42385には、配位アニオン重合触媒を用
いてオレフィンを重合した後、ラジカル開始剤を添加し
、引き続きビニル化合物を重合させる方法が提案されて
いる。しかしながら、これらの従来法では、ビニル七ツ
マ−のホモポリマーが1ilJ生し易く、目的とする共
重合体、例えばブロック共重合体を高収率で得難いとい
う問題があった。また、配位アニオン重合触媒を用いて
オレフィンを重合した恢、有機スルホキシド化合物及び
有機ハロダン化合物を添加してビニル化合物を重合させ
る方法も提案されているが(特公昭53−2915)、
実用的な共重合量に達するビニル化合物はメタクリル酸
の誘導体のみであシ、他の多くのビニル化合物の通用は
難かしい。
最近では、上述したビニル化合物の単独重合体の副生や
、よシ広範囲のビニル化合物への適用の難しさ等の問題
点がなく、効果的なブロック共重合体を製造する方法と
して、例えばリビング重合、マクロマー法等が挙げられ
る。リビング重合に関しては、アルキルリチウムを開始
剤として用いるリビングアニオン重合(Nature 
a 178t 116g(1956))t−はじめとし
て、ヨウ化水素−ヨウ累系触媒を用いるリビングカチオ
ン重合(Maeromol@cules #L工、26
5(1984))、ある糧の有機化合物を1niL@r
t@rとして用いるリビングラジカル重合(Polym
@r Journal t 17−Is 99(198
5) )s金稿ポルフィリン触媒を用いる方法、トリス
アセチルアセトナートバナジウム〜ジエチルアルミニウ
ムクロリドを用いるリビング配位重合(特開昭59−1
79527)マイケル付加を利用する基転移宜合(J、
A、C,S、、105.5706(1983)) など
が知られている。この中でポリオレフィンとビニル化合
物重合体から成るプロ、り共重合体t−M造できるもの
としては、リビング配位1合であるが、活性の低さから
また1sotaet!e重合体を与えない点からも実用
性が低い。また、よシ広範囲のビニル化合物への通用性
を考慮するとラジカル重合形式のリビングラジカル重合
が挙げられる。この1niferter t−用いたリ
ビングラジカル重合に関しては、1nlfert@rに
よりビニル化合物を重合させ末端に1n1f@rt@r
徳の結合した重合体が生成しこれを更に他種ビニル化合
物と共重合させる方法であるが、重合形式がラジカル形
式なのでポリオレフィン系重合体については適用されて
いない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者は、/ IJオレフィンとビニル化合物重合体
からなるブロック共重合体全製造するに当り、より広範
囲のビニル化合物に対し適用可能で実用的な活性をもつ
系を求めて研究してきたが、末端に熱開始型の1nif
erter種である置換ジアリールメチル基を反応させ
たポリオレフィンt−製造し、これを用いてビニル化合
物をブロック共重合させうろことを見出した。
置換ジアリールメチル基を有する重合体及びその製法に
ついては、現在のところ全く知られていない。前述した
1niferterを用い友方法(%公開s 9−59
713 )では、重合機構がラジカル重合であり、一般
的にポリオレフィンに通用するには常圧下でのラジカル
重合が困難でちゃ、実用的にも低活性で困難が多い。ま
た、ポリオレフィンには決められた槃(側鎖・末端等)
でまた含有量で他の化合動程と反応性官能基を導入する
方法も知られていないため、末端に1n1fert@r
としての働きを有するポリオレフィンの製造も従来困難
とされてきた。
本発明者は以上の様な問題点を克服できる可能性を考え
、末端に置換ジアリールメチル基を有するポリオレフィ
ンを製造することを検討してきた。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、置換ジアリールメチル基を末端に有するポ
リオレフィンの製造及びかかるポリオレフィンを用いた
ポリオレフィンとビニル化合物重合体から成るブロック
共重合体の裂遺に関して詳細に検討した。その結果、ポ
リオレフィンを生成する特定の触媒系にある種の置換ソ
アリールメチル基金有する化合′a!lをオレフィンの
重合後に反応させた重合体の存在下にビニル化合物を熱
重合畑せることにより、ポリオレフィンとビニル化合物
重合体から成るブロック共重合体が製造できることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
本発明の骨子は、 (1)下記一般式(1) %式%(1) (ここに於いてAr’ 、 Ar2はフェニル基または
炭化水素#換フェニル基であり、Rは炭素数30以下の
炭化水素基またはシアノ基である)で表わされる基を有
する変性ポリオレフィン。
(2)下記の工程より成る第1項記載の変性ポリオレフ
ィンの製造方法。
i)チーグラー型触媒を用いて、エチレンおよび/また
はα−オレフィンから成り、活性末端基金有する重合体
を得る工程、 ii)  i)で得られた重合体を下記一般式(IDA
r’ Ar2−C−X      (10 (ここに於いてAr、Ar2はフェニル基または炭化水
素置換フェニル基であり、Rは炭素数30以下の炭化水
素基またはシアノ基であり、Xはハロゲン原子である) で表わされる化合物と反応させる工程。
(3)第1項記載の変性ポリオレフィンにビニル化合物
を接触させることを特徴とするオレフィン・ビニル共重
合体の製造方法。
(4)第2項記載の工程で得られる重合体にビニル化合
Wを接触させることを特徴とするオレフィン・ビニル共
重合体の製造方法、 にある。
本発明で用いる置換ジアリールメチル基を有する変性ポ
リオレフィンは、エチレンまたは炭素数3〜20個のα
−オレフィンの単独重合体またはこれら相互の共重合体
もしくはこれらとブタジェンのようなジエンとの共重合
体から製造される。
これら単独重合体および共重合体の製造に用いるオレフ
ィン単量体の例としてはエチレン、プロピレン、ブテン
−1,ペンテン−1,3−メチル−ブテン−1、ヘキセ
ン−1,4−メチル−ペンテン−1,3−エチル−ブテ
ン−1、ヘプテン−1,4,4−ツメチル−インテン−
1,3,3−ジメチル−ブテン−1等があげられる。こ
の共重合体はランダム共重合体でもブロック共重合体で
も良い。
LLDPI (i状低密度ポリエチレン)、EPR(エ
チレン嗜プロピレンゴム)、EPDM(エチレン嗜プロ
ピレン・ジエン・メチレンリンケージ)もポリオレフィ
ン重合体の例として含まれる。
上記変性4リオレフインは、下記一般式(1)で表わさ
れる置換ジアリールメチル(以下ARMと略す)基を有
する。
Ar1 Ar−C−(1) (ここに於いてAr’ 、 Ar2はフェニル基または
炭化水素置換フェニル基であり、Rは炭素数30以下の
炭化水素基またはシアン基である)上記変性ポリオレフ
ィンは、下記の工程からなるプロセスによって製造する
ことができる。
(1)チーグラー型触媒を用いてエチレンおよびα−オ
レフィン類の中から選ばれたオレフィンを重合して活性
末端基金石するぼりオレフィンを製造する工程、 (11)工程(1)で得られた末端ハロゲン化ポリオレ
フィンに下記一般弐01)で表わされるARM基含有化
合物 Ar1 Ar−c−xa。
薯 (ここに於いてAr’ 、 Ar2. Rは前述のとお
りであり、Xは塩素、臭素もしくはヨウ素である)を反
応させる工程。
次に、上記各工程について詳しく説明する。
第1工程においては、チーグラー型触媒を用い活性末端
基を有する、エチレン及び/またはα−オレフィンの重
合体を製造する。単量体は、エチレンおよび炭素数3〜
20個のα−オレフィンの中から選ばれ、これらオレフ
ィン単量体は単独重合であっても、または、これら相互
の共重合もしくはこれらとブタジェンのようなジエンと
の共重合であってもよい。オレフィン単量体の具体例は
前述のとおりである。
チーグラー触媒は、一般には”コンデリヘンシイプ彎オ
ルガノメタリック・ケミストリー(Compreh@n
5iv@Organom@tallic Chsmis
try )3巻P 475−547(1982) (P
ERGAMUN PRESS )に記載されるような周
期律表第1〜m族に属する金属の有機金属化合物若しく
はその水素化物と第■〜■族の遷移金属化合物(ハライ
ド、アルコキシド、アセチルアセトナート等)との組合
わせからなる。有機金属化合物の代表例としてはhtR
nx3−n(Rは炭素数1〜5個のアルキル基、Xはハ
ロゲン、nは1.2.3のいずれかの数を表わす)で示
される有機アルミニウム化合物をあげろことができる。
前記式で示される有機アルミニウム化合物においてnが
2あるいは3の場合、複数のアルキル基およびハロゲン
は必ずしも同一のものである必要はない。有機アルミニ
ウム化合物の具体例としてはAt(CH3)3 m A
t(C2H5)! ’Az(c、H7)、 −At(i
c4H7)s −At(C2Hs)2C2’にあげるこ
とができる。触媒の他の成分である遷移金属化合物の具
体例としては、TiC2,TiC2,、TICt2等の
チp y ハa )f 7化物及びVCl4. VO2
,、VOC2゜等のバナジウム化合物をあげることがで
きる。また、これらと他のハロゲン化物との共晶体、担
持体も用いられ、例えば、AA型TiCt3 # Mg
化合物やSiO□等への担持体も有効に用いられる。
有機アルミニウム化合物と遷移金属化合物のモル比は前
者/後者= 0.1〜10000.好ましくは0、5〜
1000に選定する。有機アルミニウム化合物と遷移金
属化合物との混合触媒の使用量は特に制限がなく、通常
の触媒量で十分である。また、触媒成分としては他に公
知の電子供与性化合物を共存させることもできる。
上記した触媒と共に補助剤を用いることができる。補助
剤はM−Y結合を有する金属化合物である。式M−Yに
おいて、Mはホウ素又は周期律表第nb族の金属であり
、Yは炭化水素基若しくはアルコキシ基あるいは水素原
子若しくはハロゲン原子であり、好ましくは炭化水素基
もしくは水素原子である。これらの補助剤の中で、特に
、ホウ素、カドミウム若しくは亜鉛元素が炭素数12ま
での炭化水素基、例えば、アルキル、アリール、アラル
キル又はシクロアルキル基のみと結合しているホウ素、
カドミウム若しくは亜鉛の有機化合物が好適である。好
ましい補助剤の具体例はzn(c2Hs)2. Zn(
C,H,)2. Zn(C4H,)2. Zn(C6H
5)2゜cd(C2H5)2.cd(C4H9)2等の
有機亜鉛化合物または有機アルミニウム化合物である。
その他の化合物、例えば、亜鉛、カドミウム若しくはホ
ウ素のハロダン化物、特に亜鉛の塩化物あるいは亜鉛、
カドミウム若しくはホウ素のアルコキシド、特にC2H
3znOC2H5若しくはC2H5ZnOC3H7、更
に酢酸亜鉛の様な亜鉛、カドミウム若しくはホウ素の有
機酸塩を用いることもできる。
補助剤は最初から重合媒質中に添加しておいてもよいが
、好ましくは重合の間に少しずつ添加される。何となれ
ば重合の間に少しずつ添加した万が補助剤の濃度が重合
中はぼ一定に保たれるからである。
使用すべき補助剤の量はとりわけ第2工程で生成すべき
末端にARM基を有するARM化ポリオレフィンのAR
M基の含有量によりて左右される。補助剤を用いる場合
、用いるべき量が多い程第2工程でより多くのARM基
をポリオレフィンに結合させることができる点で好まし
い。補助剤金層いない場合は、第2工程でポリオレフィ
ンに結合するARM基の量が補助剤を用いる場合に比較
して極端に低下する。一般には、補助剤の量は遷移金属
化合物当り0.01〜1000モル、好ましくは0.1
〜100モルである。補助剤を過量に用いてもその効果
はさほど増大せず、経済性が低下する。なお、重合中に
連鎖移動の役割を演じる上記補助剤を用いる場合、他の
連鎖作用を有する水素若しくは活性水素を有するアルコ
ール、アミン、チオール類と共存させることは避けるべ
きである。
重合方法自体は公知の手法で行うことができる。
重合は常圧または中低圧下(通常50気圧以下)にて行
う6重合媒質として、炭化水素、例えば、プロピレン、
プロパン、ブテン、ブタン、ペンタン、ペンテン、ヘキ
セン、ヘキサン、メチルヘンテン、オクタン、オクテン
等の脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサン
、メチルシクロヘキサン等の@環族炭化水素あるいはベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素等を溶
媒として用いることが好ましい。反応温度は一50〜2
00℃、好ましくは10〜100℃である。
このような条件下に所定の時間反応させることにより目
的とする活性末端基を有するポリオレフィン活性体を得
ることができる。生成した重合体は、酸素、活性水素含
有化合物(例えば、空気、水、アルコール等)と接触さ
せて不活性化させることなく、いわゆる不活性雰囲気下
で単離せずそのまま第2工程に用いる。
第2工程では、前記ポリオレフィン活性体KARM基を
有する化合物を反応させる。ポリオレフィンの活性末端
とARM基を有する化合物が反応することにより目的と
する末端K ARM基を有するポリオレフィン(以下、
「ARM化ポリオレフィン」と略称する)が得られる。
ARM基含有化合物の例としては、トリフェニルメチル
クロライド(Ph、CC2) 、)リフェニルメチルプ
ロマイド(Ph5CBr ) 、) ’)フェニルメチ
ルアイオダイド(Ph、CI ) 、ソフェニルメチル
クロライド(Ph2M*CC6) 、ヅフェニルメチル
プロマイド(Ph2M@CBr )、P−)リルジフェ
ニルメチルクロライド(Ph2(P−CH3−C6H4
)CC2)、ヅフェニルシアノプロマイド(Ph2(C
N)CBr ) 、が挙げられる。
ポリオレフィン重合体を含む反応系に添加するARM基
のitは触媒成分(補助剤も含む。但し、ME化合物や
SiO2への担持体を用いる場合は担持されている金属
成分のみを指す。)の全金属種の全体量に対して0.1
〜200モル比、好ましくは0.5〜10モル比に選定
する。
第1工程において生成し7’h/リオレフィン活性体は
、前述のような脂肪族、芳香族または脂環族等の炭化水
素系溶媒に懸濁、好ましくは溶解しておき、前述のよう
にポリオレフィン活性体を不活性化することなく不活性
雰囲気下におく必要がある。これは、第2工程において
ARM化反応ができる限り均−系でより円滑に進行させ
るためである。
従って、第1工程の重合の際溶媒を用いて生成したかか
るポリオレフィン活性体が懸濁若しくは溶解している場
合には第2工程で再び溶媒を加える必要がない。また、
第1工程において無溶媒中でポリオレフィン活性体を生
成した場合には、これを懸濁若しくは溶解すべく炭化水
素系溶媒をこの第2工程で加える必要がある。
反応条件について特別の制限はないが、通常反応温度は
20〜110℃で0.01〜10時間反応を行うことに
より目的とする末端にARM基を有するポリオレフィン
いわゆるARM化ポリオレフィンは第1工程及び第2工
程で用いた溶媒の留去若しくは非溶媒の添加等公知の方
法音用いることにより単離することができる。例えば、
アルコール/塩酸混合溶媒を第2工程の終了した反応系
内に加えることにより、重合体を析出させ、濾別後アル
ら−ルで洗浄し、次いで再沈殿を繰り返し行うことによ
りfit!ffされる。精製した台÷デヴ化ポリオレフ
ィンは、特に制限はないが、一般の薬品類と同様常温若
しくは低温で保存することが好ましい。
次に、末端にARM基を有する変性ポリオレフィンから
オレフィン・ビニル化合物ブロック共重合体を製造する
本発明の方法について説明する。
上記変性ポリオレフィンは加熱下にラジカル重合性ビニ
ル化合物と接触させることにより目的とするオレフィン
・ビニル化合物ブロック共重合体を得ることができる。
この共重合体生成反応自体は従来から常用される手法に
よって行うことができる。
ここにおいて用いられるラジカル重合性ビニル化合物は
、ブロック共重合体を形成する原料物質であり、ラジカ
ル型顎媒によって重合または共重合することのできる全
ての化合物を意味する。但し、光に不安定な重合体を生
成するビニル化合物は除く。ラジカル型触媒とは「ラジ
カル重合(I)」P、27−57化学同人(1971年
)に記載されている様なもの金指丁。ラジカル重合性ビ
ニル化合物としては、「ラジカル重合(1) J P、
5〜9化学同人< 1971年)に記載されている様な
ものが挙げられ、具体例としては、アクリル酸、メタク
リル酸、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレー
ト、アクリロニトリル、メタクリレートリル、アクリル
アミドの様なアクリル誘導体;スチレン、メチルスチレ
ン、クロロスチレンの様なスチレン誘導体;酢液ビニル
の様なビニルエステル:塩化ビニル、塩化ビニリデンの
様なりロルピニル誘導体:ビニルピリジン及びビニルピ
ロリドン;ブタジェン、イソプレンの様なジエン等を挙
げることができる。
このブロック共重合体の合成を行うに際しては、末端に
ARM基を有するポリオレフィンを不活性溶媒中に溶解
若しくは膨潤させ、これに上記のラジカル重合性ビニル
化合物を加えて加熱下で共重合を行う。
末端にARM基を有するポリオレフィンを溶解若しくは
膨潤させるために使用し得る不活性溶媒としては、ラジ
カルの連鎖移動定数の小さな溶媒を選択すべきであり、
例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の
脂肪族炭化水素、シクロペンタン、メチルシクロヘキサ
ン等の脂環式炭化水素あるhはベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素が挙げられる。連鎖移動定数
の大きな溶媒を用いると、ビニル化合物の重合速度の低
下とビニル化合物の単独重合体の割合が増え好ましくな
い。
この共重合のために選択されるべき温度は、60℃ない
し300℃、好ましくは80℃ないし200℃である。
これは60℃より低い温度ではAR,’/1基が解離し
にくいためである。
反応時間としては0.1時間以上で特に制限はない。通
常は1〜6時間で目的とするポリオレフィンとビニル化
合物重合体から成るブロック共重合体を得ることができ
る。
生成したブロック共重合体は次の如く単1m精製される
。すなわち、生成した重合体は重合に用いた溶媒の留去
若しくは非溶媒の添加等の公知の方法を用いることによ
り単離される。得られた重合体は、通常目的とするブロ
ック共重合体と少量のビニル化合物の単独重合体との混
合物であるため、完全なブロック共重合体を混合物から
分離することはこれに含まれるビニル化合物の単独重合
体を適当な溶媒を選択し抽出除去することにより可能で
ある。
得られた重合体の抽出残査がポリオレフィンとビニル化
合物重合体からなるブロック共重合体であることは、公
知の方法で確認することができる。
例えば、抽出残査を良溶媒に溶解し、欠いて貧溶媒で再
沈殿させた時、再沈殿の操作の前後において重合体の質
量がほとんど変化しないことより確認できる。
(発明の効果) 本発明によれば、ポリオレフィンとビニル化合物重合体
部分から成るブロック共重合体を効率良く得ることがで
きる。本発明のブロック共重合体の製造方法は上述した
様に目的とするブロック共重合体と少量ビニル化合物の
単独重合体が生成するが、従来法の場合に比較して、ビ
ニル化合物の単独重合体の生成率が低い。また、本発明
は、従来法に比較して広範囲のビニル化合物について適
用でき、重合温度及び重合時間の選択によりブロック共
重合体中におけるビニル化合物の含有量を制御すること
も可能である。例えば、重合温度を高くするか、重合時
間を長くすることによりブロック共重合体中のビニル化
合物の含有量を高くすることができる。また、逆に重合
温度を低くするか、重合時間を短くすることにより、ブ
ロック共重合体中のビニル化合物の貧有iを低くするこ
とができる。
本発明の方法で得られるブロック共重合体は、性質の異
なる重合体成分の結合から成り立っているため、元来ポ
リオレフィンの有する良好な属性を維持しつつ、更に印
刷性、塗装性、接着性、異種樹脂及び無機フィラーとの
相溶性改良特性等の機能を付与することが可能である。
例えば、相溶性改良についてはポリオレフィンと他基材
との複合化時のバインダーとして用いることができる。
(実施例) 以下、実施例について本発明を具体的に説明する。
実施例1 (ARM化ポリプロピレンの製造〉ガス導入
口、温度計、撹拌棒及び試薬投入口を有する1、51の
ステンレススチール製のオートクレーブを窒素がスで置
換した。窒素ガス雰囲気の下に溶媒として500mの乾
燥キシレン、2.Ommolの晶型Tict、 (東洋
ストウファー社製Cグレード)、4. OmmolのA
j(C2H5)3.120 mmolのzn(C2H5
)2を加えた。200巨し7分の速度で攪拌下、内温を
45℃にしてプロピレンガスを8気圧になるまで導入し
、温度を一定に保ちながら45分間重合を行った。その
後、室温に戻し、未反応のプロピレンがスを窒素ガスで
5分間駆逐した。次に。
80ゴの乾燥キシレンに60 mmolのトリフェ品ル
メチルクロリドを溶解した溶液を加えて200回/分の
速度で攪拌下40℃で30分間反応を行った。反応終了
後、大過剰のメタノールと塩酸の混合溶媒に注ぎ、生成
したポリマーを沈殿させた。
沈Sしたポリマーを濾別し、キシレンとメタノールの混
合溶媒で再沈殿精製法を繰シ返し行った。
真空乾燥後、65.34.9の重合体が得られた。生成
した重合体は、 FT−IR分析より0.58重:r[
%のARM基を含有することがわかった。
くプロピレン・グリシジルメタクリレートブロック共重
合体の製造〉 5001Ltの三ツロフラスコに冷却管、温度計を装滑
して窒素ガスで!換した。窒素ガス雰囲気の下に溶媒と
して200ゴの乾燥キシレン、上で生成したARM化ポ
リプロピレン4.09及び共重合すべきビニル化合物と
して50mのグリシジルメタクリレートを加え110℃
に温度を設定し、マグネティックスターラーで加熱攪拌
しながら6時間重合を行った。反応終了後、過剰のメタ
ノールに注ぎ生成ポリマーを沈殿させた。沈殿したポリ
マーは濾別して真空乾燥した。得られた重合体は1o、
7yであった。重合体は沸騰アセトンを用いてソックス
レー抽出を6時間行いグリシジルメタクリレートホモブ
リマーを除去した。この抽出除去したホモポリマーの重
量測定の結果から、得られた重合体中のグリシジルメタ
クリレートのホモポリマーの割合は12%であることが
わかった。また、元素分析の測定からアセトン不溶性重
合体中(ポリプロピレン及びプロピレングリシジルメタ
クリレート共重合体)のグリシジルメタクリレート単位
の含有量は35.5重量うであった。
実施例2く末端KPh、C基を有するポリプロピレンの
製造〉 プロピレンのホモ重合の際、用いたZnEt2ヲ24 
mm61から12mmolにしたことトリフェニルメチ
ル化反応の際に用いたpb、cctを□Qmmolから
40rnmolにしたこと以外は全て実施例1と同じ条
件及び方法で行った。得られた重合体には、0.258
wt%のPh3C基を含有することがわかった。
比較例1 実施例1の方法について、Zn Et 2を全く用いな
いで検討を行った。得られた1合体は、Ph5C基が検
知されなかった。
実施例3く末端にPh5C基を有するポリエチレン〉エ
チレンガス1気圧をプロピレンガスに代えて用い1重合
源度45℃のもとて30分間重合を行った以外は実施例
1と同様にして重合体を得た。
生成した重合体には0.348wt%でPh5C基が含
有されていることがわかった。
実施例4く末端にPh3C基を有するポリエチレン〉M
gC225、SF 、 TICt41.5.9を1!振
動ミルで12時間粉砕して得られる粉末120■を晶型
TiCt3に代えて用い、エチレンガス0.5fi圧’
&プロピレンガスに代えて用い重合温度を80℃にした
以外は実施例1と同様にして重合体を得た。生成した重
合体には0.080wt%のPh3C基が含有されてい
ることがわかった。
実施例5く末端にPh5C基を有するエチレン・プロピ
レン共重合体〉 MgC2225,9、AA型T 1Cts (東洋スト
ウファー社製Cグレード)89を11振動ミルで洗浄し
、乾燥して得られる粉末104■を晶型TiCt3に代
えて用い、エチレン、プロピレン等モル混合ガスを通気
することをプロピレンガスの加圧ノ代ゎシに用い1重合
源度を60℃にした以外は実施例1と同様にして重合体
を得た。生成した重合体には0.226wt%のPh3
C基が含有されていることがわかった。
実施例6〜10 実施例1においてトリフェニルメチルクロリドに代えて
他の化合物を用いた結果を表IK示す。
表  1 比較例2 実施例1においてトリフェニルメチルクロライドの代わ
りにトリフェニルメタンを用いた場合、生成した重合体
には、ph、c基は検知されなかりた。
ポリマーの割合は12.0%であることがわかった。
また、元素分析の演1」定からアセトン不溶性1合体中
のグリシジルメタクリレート単位の含有量は35.5重
′jk%であった。
実施例11〜17.比較例3 以下、ビニル化合物重合工程のビニル化合物ね。
及び重合温度及び重合時間を変えた以外は実施例1と同
様に行った。比較例3はM固化ポリプロピレンに代えて
比較例2で見られたポリプロピレンを用いた。結果は表
2に示した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここに於いてAr^1,Ar^2はフェニル基または
    炭化水素置換フェニル基であり、Rは炭素数30以下の
    炭化水素基またはシアノ基である)で表わされる基を有
    する変性ポリオレフィン。
  2. (2)下記の工程より成る特許請求の範囲第1項記載の
    変性ポリオレフィンの製造方法。 i)チーグラー型触媒を用いて、エチレンおよび/また
    はα−オレフィンから成り、活性末端基を有する重合体
    を得る工程、 ii)i)で得られた重合体を下記一般式(II)▲数式
    、化学式、表等があります▼(II) (ここに於いてAr^1,Ar^2はフェニル基または
    炭化水素置換フェニル基であり、Rは炭素数30以下の
    炭化水素基またはシアノ基であり、Xはハロゲン原子で
    ある) で表わされる化合物と反応させる工程。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の変性ポリオレフィン
    にビニル化合物を接触させることを特徴とするオレフィ
    ン・ビニル共重合体の製造方法。
  4. (4)特許請求の範囲第2項記載の工程で得られる重合
    体にビニル化合物を接触させることを特徴とするオレフ
    ィン・ビニル共重合体の製造方法。
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WO2006088197A1 (ja) * 2005-02-21 2006-08-24 Mitsui Chemicals, Inc. ハイブリッドポリマーおよびその製造方法
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