JPH0120245B2 - - Google Patents
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- JPH0120245B2 JPH0120245B2 JP55119095A JP11909580A JPH0120245B2 JP H0120245 B2 JPH0120245 B2 JP H0120245B2 JP 55119095 A JP55119095 A JP 55119095A JP 11909580 A JP11909580 A JP 11909580A JP H0120245 B2 JPH0120245 B2 JP H0120245B2
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- JP
- Japan
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- cellulose
- rate
- combination
- acetylation
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセルロース誘導体中空繊維に関するも
のでより詳しくは透水速度が大きくアルブミンタ
ンパク質の阻止率が大きく目詰りが極めて少ない
高性能を有する選択透過性中空繊維に関するもの
である。
のでより詳しくは透水速度が大きくアルブミンタ
ンパク質の阻止率が大きく目詰りが極めて少ない
高性能を有する選択透過性中空繊維に関するもの
である。
近年海水の淡水化、排水処理、人工腎臓、食品
工業等の巾広い分野で物質の分離、特に分子量の
大、小による分離の必要性が急激に高まりつつあ
り、そのため選択透過性を有する膜が注目されて
いる。特に中空状の膜は単位体積当りの膜面積を
大きくすることができ、スペース効率を高くする
ことができ、又平膜等に比し支持体が不要で耐圧
性が大きいという長所を有する。
工業等の巾広い分野で物質の分離、特に分子量の
大、小による分離の必要性が急激に高まりつつあ
り、そのため選択透過性を有する膜が注目されて
いる。特に中空状の膜は単位体積当りの膜面積を
大きくすることができ、スペース効率を高くする
ことができ、又平膜等に比し支持体が不要で耐圧
性が大きいという長所を有する。
特に透水速度が高くシヤープな分画特性を有す
る膜は食品工業でのロ過濃縮、無菌水の製造又血
液ロ過による血液浄化など利用価値が高い。この
ような中空繊維としてはセルロース、セルロース
エステル、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメ
タアクリレート、ポリ塩化ビニル、エチレン―ビ
ニルアルコール供給体等から成型されたものが知
られている。現在透水速度が高く、タンパク阻止
率の高い選択透過性中空繊維として、ポリアクリ
ロニトリル系中空繊維、セルロース誘導体中空繊
維等が提案されている。
る膜は食品工業でのロ過濃縮、無菌水の製造又血
液ロ過による血液浄化など利用価値が高い。この
ような中空繊維としてはセルロース、セルロース
エステル、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメ
タアクリレート、ポリ塩化ビニル、エチレン―ビ
ニルアルコール供給体等から成型されたものが知
られている。現在透水速度が高く、タンパク阻止
率の高い選択透過性中空繊維として、ポリアクリ
ロニトリル系中空繊維、セルロース誘導体中空繊
維等が提案されている。
前者のポリアクリロニトリル系中空繊維では純
水の透水速度は大きいもののタンパク質水溶液の
透水速度はタンパク質の吸着により、大巾に低下
するのが一般的であり素材としてこの分野への適
用は困難と推される。又後者のセルロース誘導体
中空繊維ではアクリロニトリル系膜と異なりタン
パクの吸着はほとんどなく素材としては優れてい
るものの、タンパク質を高率で阻止し、かつ透水
速度が充分高いものが得られず、又透水速度を高
くした場合もタンパク質水溶液のロ過を行なうと
タンパク質により膜の細孔がふさがれ大巾にロ過
速度が低下するのが常であつた。
水の透水速度は大きいもののタンパク質水溶液の
透水速度はタンパク質の吸着により、大巾に低下
するのが一般的であり素材としてこの分野への適
用は困難と推される。又後者のセルロース誘導体
中空繊維ではアクリロニトリル系膜と異なりタン
パクの吸着はほとんどなく素材としては優れてい
るものの、タンパク質を高率で阻止し、かつ透水
速度が充分高いものが得られず、又透水速度を高
くした場合もタンパク質水溶液のロ過を行なうと
タンパク質により膜の細孔がふさがれ大巾にロ過
速度が低下するのが常であつた。
例えば特開昭54―6916に開示されているセルロ
ースエステル中空繊維によれば、純水の透水速度
は120〜180ml/hr.m2.mmHgと比較的高いのに
対しアルブミン水溶液のそれは40〜52ml/hr.m2.
mmHgに低下しその低下率は60〜70%におよんで
いる。
ースエステル中空繊維によれば、純水の透水速度
は120〜180ml/hr.m2.mmHgと比較的高いのに
対しアルブミン水溶液のそれは40〜52ml/hr.m2.
mmHgに低下しその低下率は60〜70%におよんで
いる。
すなわち現時点では高い透水速度、高いタンパ
ク阻止率さらには目詰りを起しにくいセルロース
誘導体中空繊維状膜はいまだ出現しておらずその
開発が待たれていた。
ク阻止率さらには目詰りを起しにくいセルロース
誘導体中空繊維状膜はいまだ出現しておらずその
開発が待たれていた。
本発明の目的は上記性能、即ち高透水性、高タ
ンパク質阻止目詰りのしにくさを満足するセルロ
ース誘導体中空繊維を提供するにある。その要旨
は、性状の異なる2つ以上のセルロース誘導体の
混合物を湿式紡糸あるいは乾湿式紡糸して得られ
る中空繊維であつて、血清アルブミン水溶液の透
水速度Aが150〜500ml/hr.m2.mmHgで、しか
もそれと純水の透水速度Bとの比すなわちA/B
の比が0.6以上でかつ血清アルブミンの阻止率が
90%以上であることを特徴とする選択透過性中空
繊維である。
ンパク質阻止目詰りのしにくさを満足するセルロ
ース誘導体中空繊維を提供するにある。その要旨
は、性状の異なる2つ以上のセルロース誘導体の
混合物を湿式紡糸あるいは乾湿式紡糸して得られ
る中空繊維であつて、血清アルブミン水溶液の透
水速度Aが150〜500ml/hr.m2.mmHgで、しか
もそれと純水の透水速度Bとの比すなわちA/B
の比が0.6以上でかつ血清アルブミンの阻止率が
90%以上であることを特徴とする選択透過性中空
繊維である。
ここで血清アルブミン水溶液とは0.2g/100c.c.
の濃度の水溶液をいいその阻止率は次式により算
出する。
の濃度の水溶液をいいその阻止率は次式により算
出する。
阻止率(%)=(原液血清アルブミン濃度−ロ液血清
アルブミン濃度)/原液アルブミン濃度×100 本発明のセルロース誘導体中空繊維は血清アル
ブミン水溶液の透水速度が150〜500ml/hr.m2.
mmHgの範囲にあることが必要で、これが150未
満であれば透水速度が不足し膜面積を大きくせね
ばならずロ過装置が大型となり工業的に不利であ
る。又500を越えると血清アルブミンの阻止率が
大巾に減少しタンパク質を高率で阻止しようとす
る分野での利用は困難となる。
アルブミン濃度)/原液アルブミン濃度×100 本発明のセルロース誘導体中空繊維は血清アル
ブミン水溶液の透水速度が150〜500ml/hr.m2.
mmHgの範囲にあることが必要で、これが150未
満であれば透水速度が不足し膜面積を大きくせね
ばならずロ過装置が大型となり工業的に不利であ
る。又500を越えると血清アルブミンの阻止率が
大巾に減少しタンパク質を高率で阻止しようとす
る分野での利用は困難となる。
血清アルブミン水溶液の透水速度Aと純水速度
Bとの比A/Bの値が本発明では極めて重要なポ
イントである。すなわちA/Bの値は少なくとも
0.6が必要不可欠な要件である。A/Bが0.6に満
たない場合目詰りが激しく、長時間安定なロ過操
作はできない。
Bとの比A/Bの値が本発明では極めて重要なポ
イントである。すなわちA/Bの値は少なくとも
0.6が必要不可欠な要件である。A/Bが0.6に満
たない場合目詰りが激しく、長時間安定なロ過操
作はできない。
さらに本発明の必須要件としては血清アルブミ
ン水溶液へのアルブミン阻止率が90%以上必要で
ある。90%に満たなければタンパク回収における
回収率の低下や血液ロ過におけるタンパク質遺漏
等の問題が起り好ましくない。
ン水溶液へのアルブミン阻止率が90%以上必要で
ある。90%に満たなければタンパク回収における
回収率の低下や血液ロ過におけるタンパク質遺漏
等の問題が起り好ましくない。
現在タンパク質分離用の膜として利用されてい
る膜としては前述のごとくポリアクリロニトリル
系膜があるがこの膜はタンパク質を吸着しやすく
目詰りを起しやすいためタンパク質の阻止率は高
いもののA/Bの比は0.2〜0.4の値でロ過効率は
大巾に低下する。又一方特開昭54―6916に開示さ
れている中空繊維のアルブミンの阻止率は90%以
上であるもののA/Bの値は0.3〜0.58でポリア
クリロニトリル系膜と変らずいずれも目詰りは大
きい。すなわち従来の膜からは考えられないよう
な中空繊維の性能の飛躍的な向上が本発明により
達成されたのである。
る膜としては前述のごとくポリアクリロニトリル
系膜があるがこの膜はタンパク質を吸着しやすく
目詰りを起しやすいためタンパク質の阻止率は高
いもののA/Bの比は0.2〜0.4の値でロ過効率は
大巾に低下する。又一方特開昭54―6916に開示さ
れている中空繊維のアルブミンの阻止率は90%以
上であるもののA/Bの値は0.3〜0.58でポリア
クリロニトリル系膜と変らずいずれも目詰りは大
きい。すなわち従来の膜からは考えられないよう
な中空繊維の性能の飛躍的な向上が本発明により
達成されたのである。
本発明のような中空繊維を製造するためには性
状の異なる2つ以上のセルロース誘導体の混合物
と不揮発性有機溶剤の組合せからなる原液から湿
式あるいは乾湿式法で中空繊維を形成するのが好
ましく、これにより膜の目詰りの目安となる透過
速度比A/Bの値が十分大きな目詰りのしにくい
中空糸が得られる。
状の異なる2つ以上のセルロース誘導体の混合物
と不揮発性有機溶剤の組合せからなる原液から湿
式あるいは乾湿式法で中空繊維を形成するのが好
ましく、これにより膜の目詰りの目安となる透過
速度比A/Bの値が十分大きな目詰りのしにくい
中空糸が得られる。
本発明で使用するセルロース誘導体は下記(イ)〜
(ニ)のいずれかの組合せからなるセルロース誘導体
の混合物である。
(ニ)のいずれかの組合せからなるセルロース誘導体
の混合物である。
(イ) 酢化度の異なるセルロースアセテートの組合
せ。
せ。
(ロ) セルロースアセテートとセルロースプロピオ
ネートの組合せ。
ネートの組合せ。
(ハ) セルロースアセテートとエチルセルロースの
組合せ。
組合せ。
(ニ) 〔η〕の差が少なくとも0.1以上である重合
度のみが異なるセルロース誘導体の組合せ。
度のみが異なるセルロース誘導体の組合せ。
又、これらの組合せの中でも特に原料の入手し
やすさ、紡糸性および膜性能が良好となるセルロ
ース誘導体混合物の組合せとして酢化度の異なる
セルロースアセテートが好ましい。すなわち酢化
度50〜57%のセルロースジアセテート(以下
CDAという)と酢化度58〜62%のセルロースト
リアセテート(以下CTAという)の組合せが好
ましくCDA,CTAの組成は、CDA/CTA=
10/1〜1/2が好ましくそれら原液中に占める
割合が15〜20wt%の時にその効果は著しく高く
なる。
やすさ、紡糸性および膜性能が良好となるセルロ
ース誘導体混合物の組合せとして酢化度の異なる
セルロースアセテートが好ましい。すなわち酢化
度50〜57%のセルロースジアセテート(以下
CDAという)と酢化度58〜62%のセルロースト
リアセテート(以下CTAという)の組合せが好
ましくCDA,CTAの組成は、CDA/CTA=
10/1〜1/2が好ましくそれら原液中に占める
割合が15〜20wt%の時にその効果は著しく高く
なる。
次に本発明の中空繊維の製造に使用する溶剤は
不揮発性有機溶剤すなわち沸点が100℃以上の有
機溶剤が好ましい。例えばジメチルスルホキシ
ド、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ド、酢酸、リン酸トリメチル等があげられる。こ
のような原液を用いて中空繊維に成形する場合水
系凝固浴中で湿式紡糸するか又は空気中又は不活
性ガス中を走行せしめた後凝固する方法すなわち
乾湿式紡糸する方法が採用される。
不揮発性有機溶剤すなわち沸点が100℃以上の有
機溶剤が好ましい。例えばジメチルスルホキシ
ド、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ド、酢酸、リン酸トリメチル等があげられる。こ
のような原液を用いて中空繊維に成形する場合水
系凝固浴中で湿式紡糸するか又は空気中又は不活
性ガス中を走行せしめた後凝固する方法すなわち
乾湿式紡糸する方法が採用される。
さらに本方法で中空繊維を形成せしめる場合中
空部を保持するため中空部に液体を注入する必要
があり、その紡糸口金は2重管型のものを用いる
のが適当である。この内部に注入する液体として
どのようなものを用いてもよいが、凝固浴と同じ
組成のもの、炭化水素さらには脂肪酸エステル等
が好んで用いられる。
空部を保持するため中空部に液体を注入する必要
があり、その紡糸口金は2重管型のものを用いる
のが適当である。この内部に注入する液体として
どのようなものを用いてもよいが、凝固浴と同じ
組成のもの、炭化水素さらには脂肪酸エステル等
が好んで用いられる。
このように紡糸口金より原液と内部より液体を
注入した中空状原液を水系凝固浴中で凝固せしめ
中空繊維とすることができるが、さらに中空繊維
の強度を高め加工性取扱性を向上せしめるため必
要に応じ20〜90℃の温水中で延伸することもでき
る。
注入した中空状原液を水系凝固浴中で凝固せしめ
中空繊維とすることができるが、さらに中空繊維
の強度を高め加工性取扱性を向上せしめるため必
要に応じ20〜90℃の温水中で延伸することもでき
る。
このようにして得られた中空繊維はそのまゝ用
いてもよいし必要に応じグリセリンで可塑化処理
し乾燥して用いてもよい。
いてもよいし必要に応じグリセリンで可塑化処理
し乾燥して用いてもよい。
このようにして得られたセルロース誘導体中空
繊維は大きい透水速度を有すると共に、蛋白質に
対し高い阻止率を示しかつ膜の目詰りが起りにく
いという特徴を有する。従つて本発明の中空繊維
は、血漿蛋白質、各種酵素蛋白質の濃縮に有効で
あり医療分野、医薬品工業、食品工業等の分野へ
用いることが出来る。
繊維は大きい透水速度を有すると共に、蛋白質に
対し高い阻止率を示しかつ膜の目詰りが起りにく
いという特徴を有する。従つて本発明の中空繊維
は、血漿蛋白質、各種酵素蛋白質の濃縮に有効で
あり医療分野、医薬品工業、食品工業等の分野へ
用いることが出来る。
さらに本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例 1
酢化度55%のセルロースジアセテート9部、酢
化度60%セルローストリアセテート9部をジメチ
ルアセトアミドに溶解せしめロ過脱泡し、紡糸原
液となした。該紡糸原液を2重管構造の紡糸口金
の外管環状部より3.2c.c./minの割合で、一方内
管部より60%ジメチルアセトアミド水溶液を2.1
c.c./minの割合で押出した。紡糸口金は外管環状
部直径4mmφ、内管部外径2mmφ、同内径1mmφ
であつた。口金より押出された芯剤を内部に含む
原液を空気中10cm通過させ20℃に保たれた30%ジ
メチルアセトアミド水溶液中に導き凝固せしめ30
m/minの速度で引取り、次いで70℃の温水中で
1.2倍延伸し36m/minの速度で捲取つた。
化度60%セルローストリアセテート9部をジメチ
ルアセトアミドに溶解せしめロ過脱泡し、紡糸原
液となした。該紡糸原液を2重管構造の紡糸口金
の外管環状部より3.2c.c./minの割合で、一方内
管部より60%ジメチルアセトアミド水溶液を2.1
c.c./minの割合で押出した。紡糸口金は外管環状
部直径4mmφ、内管部外径2mmφ、同内径1mmφ
であつた。口金より押出された芯剤を内部に含む
原液を空気中10cm通過させ20℃に保たれた30%ジ
メチルアセトアミド水溶液中に導き凝固せしめ30
m/minの速度で引取り、次いで70℃の温水中で
1.2倍延伸し36m/minの速度で捲取つた。
得られた中空繊維を充分水洗し30%グリセリン
水溶液に10分間浸漬した後50℃で乾燥した。得ら
れた中空繊維は内径265μm、肉厚40μmであつた。
この中空繊維を100本の束となしミニモジユール
を作製後、中空繊維の外側から純水と0.2g/100
c.c.の血清アルブミン水溶液をそれぞれ供給し膜の
両側の圧力差が150mmHgになるよう加圧し、中
空繊維膜を透過してくる透過液を中空繊維の中空
部から取り出しその透過速度と透過液中のアルブ
ミン濃度を測定した。その結果純水の場合、アル
ブミン溶液の場合の透過速度はそれぞれB=250
ml/m2.hr.mmHg A=220、でその比A/Bは
0.88であつた。なおアルブミンの阻止率は94.5%
で十分満足できる性能を有していた。
水溶液に10分間浸漬した後50℃で乾燥した。得ら
れた中空繊維は内径265μm、肉厚40μmであつた。
この中空繊維を100本の束となしミニモジユール
を作製後、中空繊維の外側から純水と0.2g/100
c.c.の血清アルブミン水溶液をそれぞれ供給し膜の
両側の圧力差が150mmHgになるよう加圧し、中
空繊維膜を透過してくる透過液を中空繊維の中空
部から取り出しその透過速度と透過液中のアルブ
ミン濃度を測定した。その結果純水の場合、アル
ブミン溶液の場合の透過速度はそれぞれB=250
ml/m2.hr.mmHg A=220、でその比A/Bは
0.88であつた。なおアルブミンの阻止率は94.5%
で十分満足できる性能を有していた。
実施例 2
酢化度59.5%のセルローストリアセテート6部
をジメチルホルムアミド85部に溶解しておきしか
る後酢化度53.5%セルロースジアセテート9部を
追加し溶解した。ロ過脱泡した該紡糸原液を実施
例1と同じ紡糸口金の環状部より6.0c.c./min一
方内管部よりメチルオレエートを4.8c.c./minの
割合で押出した。口金より押出された芯剤を内部
に含む原液を空気中7cm通過せしめた後10℃の20
%ジメチルホルムアミド水溶液中に導き凝固せし
め、60m/minの速度で引取り、引続き30℃の水
中で1.1倍延伸し66m/minの速度で捲取り充分
水洗の後40%グリセリン水溶液で可塑化処理後風
乾した。
をジメチルホルムアミド85部に溶解しておきしか
る後酢化度53.5%セルロースジアセテート9部を
追加し溶解した。ロ過脱泡した該紡糸原液を実施
例1と同じ紡糸口金の環状部より6.0c.c./min一
方内管部よりメチルオレエートを4.8c.c./minの
割合で押出した。口金より押出された芯剤を内部
に含む原液を空気中7cm通過せしめた後10℃の20
%ジメチルホルムアミド水溶液中に導き凝固せし
め、60m/minの速度で引取り、引続き30℃の水
中で1.1倍延伸し66m/minの速度で捲取り充分
水洗の後40%グリセリン水溶液で可塑化処理後風
乾した。
得られた中空繊維は内径290μm肉厚30μmでこ
の中空繊維を100本束となし両端を樹脂接着しミ
ニモジユールを作成した。
の中空繊維を100本束となし両端を樹脂接着しミ
ニモジユールを作成した。
実施例1と同様にして、純水および血清アルブ
ミン水溶液の透過速度B,Aを測定した所それぞ
れ400ml/hr.m2.mmHg520でA/B=0.77であ
りかつ血清アルブミン阻止率は92.5%であつた。
ミン水溶液の透過速度B,Aを測定した所それぞ
れ400ml/hr.m2.mmHg520でA/B=0.77であ
りかつ血清アルブミン阻止率は92.5%であつた。
実施例 3
酢化度55%のセルロースアセテートを7重量
部、酢化度61.5%のセルロースアセテートを7重
量部を混合しジメチルアセトアミド86重量部を加
え、120℃で3時間加熱溶解しロ過脱泡を行ない
紡糸原液となした。該紡糸原液を2重管構造の紡
糸口金の外管環状部より2.0c.c./min一方内管部
より20%ジメチルアセトアミド水溶液を0.8c.c./
minの割合で押出し直ちに凝固せしめ6m/min
速度で捲取つた。紡糸口金は30℃の40%ジメチル
アセトアミド水溶液中にあり紡糸口金の大きさは
外管環状部直径1mmφ、内管部直径0.8mmφ、同
内径0.5mmφであつた。
部、酢化度61.5%のセルロースアセテートを7重
量部を混合しジメチルアセトアミド86重量部を加
え、120℃で3時間加熱溶解しロ過脱泡を行ない
紡糸原液となした。該紡糸原液を2重管構造の紡
糸口金の外管環状部より2.0c.c./min一方内管部
より20%ジメチルアセトアミド水溶液を0.8c.c./
minの割合で押出し直ちに凝固せしめ6m/min
速度で捲取つた。紡糸口金は30℃の40%ジメチル
アセトアミド水溶液中にあり紡糸口金の大きさは
外管環状部直径1mmφ、内管部直径0.8mmφ、同
内径0.5mmφであつた。
得られた中空繊維を十分水洗し40%グリセリン
水溶液で十分可塑化した後70℃で乾燥した。中空
繊維の内径は450μ、肉厚は45μでこの中空繊維を
200本束となしミニモジユールを作成した。中空
繊維の内側に純水、0.2g/100c.c.血清アルブミン
水溶液加圧供給し、中空繊維膜を透過してくる液
を外壁部より採取しそれらの透水速度を測定し
た。純水およびアルブミン水溶液の透過速度はそ
れぞれB=670ml/m2.hr.mmHg、A=480、で
その比は0.72となりかつ血清アルブミン阻止率は
91.8%と良好な性能を示した。
水溶液で十分可塑化した後70℃で乾燥した。中空
繊維の内径は450μ、肉厚は45μでこの中空繊維を
200本束となしミニモジユールを作成した。中空
繊維の内側に純水、0.2g/100c.c.血清アルブミン
水溶液加圧供給し、中空繊維膜を透過してくる液
を外壁部より採取しそれらの透水速度を測定し
た。純水およびアルブミン水溶液の透過速度はそ
れぞれB=670ml/m2.hr.mmHg、A=480、で
その比は0.72となりかつ血清アルブミン阻止率は
91.8%と良好な性能を示した。
実施例 4
エーテル化度2.5のエチルセルロース8部と酢
化度55%のセルロースジアセテート8部をジメチ
ルスルホキシド84部に溶解せしめロ過脱泡を行な
い紡糸原液となした。紡糸口金は実施例1と同じ
ものを用い該紡糸原液を5c.c./minの割合で内管
部よりエチレングリコールを3.0c.c./minの割合
で押出し空気中を5cm通過せしめ20℃の40%ジメ
チルスルホキシド水溶液中に導き凝固せしめ40
m/minの速度で捲取つた。しかる後充分水洗し
50%グリセリン水溶液中で可塑化処理を行ない70
℃で乾燥した。得られた中空繊維は内径295μm、
肉厚41μmであり、実施例1と同様にモジユール
化後純水、アルブミン水溶液の透水速度を測定し
た。アルブミン水溶液の透水速度Aは350ml/hr.
m2.mHgで純水の透水速度Bは470ml/hr.m2.
mmHgでA/Bの値は0.74でかつアルブミンの阻
止率は94.0%であつた。
化度55%のセルロースジアセテート8部をジメチ
ルスルホキシド84部に溶解せしめロ過脱泡を行な
い紡糸原液となした。紡糸口金は実施例1と同じ
ものを用い該紡糸原液を5c.c./minの割合で内管
部よりエチレングリコールを3.0c.c./minの割合
で押出し空気中を5cm通過せしめ20℃の40%ジメ
チルスルホキシド水溶液中に導き凝固せしめ40
m/minの速度で捲取つた。しかる後充分水洗し
50%グリセリン水溶液中で可塑化処理を行ない70
℃で乾燥した。得られた中空繊維は内径295μm、
肉厚41μmであり、実施例1と同様にモジユール
化後純水、アルブミン水溶液の透水速度を測定し
た。アルブミン水溶液の透水速度Aは350ml/hr.
m2.mHgで純水の透水速度Bは470ml/hr.m2.
mmHgでA/Bの値は0.74でかつアルブミンの阻
止率は94.0%であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の(イ)〜(ニ)のいずれかの組合せからなるセ
ルロース誘導体の混合物を湿式紡糸あるいは乾湿
式紡糸して得られる中空繊維であつて、血清アル
ブミン水溶液の透水速度Aが150〜500ml/hr.
m2・mmHgでしかも純水の透水速度Bとの比、す
なわちA/Bの値が0.6以上でかつ該アルブミン
の阻止率が90%以上であることを特徴とする選択
透過性中空繊維。 (イ) 酢化度の異なるセルロースアセテートの組合
せ。 (ロ) セルロースアセテートとセルロースプロピオ
ネートとの組合せ。 (ハ) セルロースアセテートとエチルセルロースの
組合せ。 (ニ) 〔η〕の差が少なくとも0.1以上である重合
度のみが異なるセルロース誘導体の組合せ。 2 セルロース誘導体の混合物が酢化度50〜57%
のセルロース・ジアセテートと酢化度58〜62%の
セルロース・トリアセテートの組合せからなる混
合物である特許請求の範囲第1項記載の選択透過
性中空繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11909580A JPS5742918A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Hollow cellulosic derivative fiber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11909580A JPS5742918A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Hollow cellulosic derivative fiber |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5742918A JPS5742918A (en) | 1982-03-10 |
| JPH0120245B2 true JPH0120245B2 (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=14752771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11909580A Granted JPS5742918A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Hollow cellulosic derivative fiber |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5742918A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58159825A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-22 | Inoue Japax Res Inc | フイルタエレメントの製法 |
| JPS59112805A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 液体分離装置の製造方法 |
| JPH0620519B2 (ja) * | 1983-02-10 | 1994-03-23 | 東レ株式会社 | 人工腎臓用選択分離膜 |
| JPS60168502A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-09-02 | Toyobo Co Ltd | 透析用中空糸膜 |
| JPH0642905B2 (ja) * | 1986-06-13 | 1994-06-08 | 東レ株式会社 | 血液透析膜 |
| US5624561A (en) * | 1993-07-28 | 1997-04-29 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Cellulose acetate hemodialysis membrane |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS546916A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Hollow cellulose fibers and their production |
| JPS54151615A (en) * | 1978-05-20 | 1979-11-29 | Nippon Zeon Co Ltd | Production of hollow fibers |
| JPS6054402B2 (ja) * | 1978-11-24 | 1985-11-29 | 三菱レイヨン株式会社 | 再生セルロ−ス中空繊維の製法 |
| JPS5626003A (en) * | 1979-08-01 | 1981-03-13 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Production of regenerated hollow cellulose fiber |
| JPS56112507A (en) * | 1980-02-05 | 1981-09-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Preparation of hollow fiber from cellulosic derivative |
| JPS5725407A (en) * | 1980-07-21 | 1982-02-10 | Kanebo Synthetic Fibers Ltd | Porous acetate fiber |
-
1980
- 1980-08-29 JP JP11909580A patent/JPS5742918A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5742918A (en) | 1982-03-10 |
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