JPH01209163A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH01209163A
JPH01209163A JP3561288A JP3561288A JPH01209163A JP H01209163 A JPH01209163 A JP H01209163A JP 3561288 A JP3561288 A JP 3561288A JP 3561288 A JP3561288 A JP 3561288A JP H01209163 A JPH01209163 A JP H01209163A
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JP
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recording
ink ribbon
ink
recording head
head
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JP3561288A
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Kazushi Nagato
一志 永戸
Tadayoshi Ono
大野 忠義
Tsutomu Kanai
金井 務
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/38—Slow, e.g. "creep", feed mechanisms

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、往復記録が可能な熱転写記録装置に関する。
(従来の技術) 熱転写記録装置はノンインパクト記録であるため騒音が
少ない、普通紙にも綺麗な文字を記録できる。保守が簡
単である。などの特長から各種OA機器の出力装置に多
用されている。
熱転写記録装置の記録原理は第1θ図に示すように、基
材101上にインク102を塗布したインクリボンlO
3のインク塗布面と反対側の面に抵抗体からなる多数の
発熱素子104を有するサーマルヘッド105(以下、
記録ヘッドという)を圧接し、記録すべき画像信号に応
じて発熱素子104に選択的に電流を流して、発熱素子
104で発生するジュール熱によりインク102を加熱
して軟化・溶融させ、この加熱された部分のインクをイ
ンク塗布面に圧接されている被記録体10B(以下、記
録紙という)に転写して画像を記録するというものであ
る。この記録過程において記録ヘッド105は記録紙1
06にして速度■Hで矢印B方向へ、またインクリボン
103は記録へラド105に対して速度■Rで矢印A方
向へ、それぞれ相対的に移動している。
ここで、このような熱転写記録装置では往復記録が難し
いことを説明するために、ある1つの画点が記録紙10
Bに転写される様子を詳しく検討してみる。まず、発熱
素子104が発熱すると、これに当接している部分のイ
ンク107が軟化・溶融し始めるが、インクはすぐには
記録紙106に転写されない。時間の経過とともにイン
クの温度が下がり初め、記録紙10[iとの付着力があ
る程度大きくなった状態で、インクリボン103を剥離
すると、インクが記録紙106に転写される。第10図
において記録紙10Bに転写されようとしている瞬間の
インクは記号108で示されている。
このようにインクが加熱されてから記録紙10Bに転写
されるまでにはある程度の時間が必要であるので、イン
ク108が転写されようとしている時点では、発熱素子
104はインク108から見ると矢印Bの方向にある程
度移動している。この距離は記録速度によっても変化す
るが、通常は数龍、長い場合には数cmにもなる。そこ
で、発熱素子104から転写に必要な距離だけ離れた位
置に記録ヘッド105と等速度で同方向に移動する剥離
バー109が設けられている。この剥離バー109の位
置を通過するときインクリボン103は記録紙106か
ら適当な角度で剥離され、この時インク108は前の方
から次第に基材101から離脱して記録紙1o6に転写
される。
この場合、インクリボン103は発熱素子104と剥離
バー109との間の領域では、記録紙10Bに沿った状
態となっているので、この領域ではインクリボン103
と記録紙106との相対速度が0となっている必要があ
る。従って、記録紙10Bに対する記録ヘッド105の
相対速度VHと、記録ヘッド105に対するインクリボ
ン103の相対速度VRとは向きが逆で大きさが等しい
、っまりVH−−VRとなっている。以上述べた熱転写
記録装置の特徴を整理すると、次のようになる。
■ インクリボンと記録紙との相対速度が0の状態でイ
ンクの転写が行なわれる。
■ インクリボンの1度使用してインクの抜けた部分は
、2度と使用できない。
■ 1つの画点全体が同時に転写されるのではなく、画
点の前縁から後縁へと向かって順次転写されてゆく。
第11図は、このような原理に基づく熱転写記録装置の
具体例として、熱転写シリアルプリンタを示したもので
ある。キャリジ(図示しない)上にインクリボンカセッ
ト110、記録ヘッド105、剥離バー109が乗って
おり、インクリボン103はインクリボンカセット11
0内に収納されている。第11図では剥離バー109は
、第10図のようにインクリボン103と記録紙106
とを平行に接触させるようになっていない。これは剥離
バー109が記録紙106と数度〜lO数度の浅い角度
を保っていれば、剥離に必要な時間、インクリボン10
3と記録紙106を接触させておくことができるからで
ある。
また、通常のシリアルプリンタでは記録ヘッド105上
の発熱素子のある位置から記録ヘッド端までの距離で充
分に剥離に必要な時間か確保できるので、剥離バー10
9はこの時間を確保する目的でなく、単に記録紙IHか
らインクリボン103を剥離する目的で使用されている
場合が多い。
このような熱転写シリアルプリンタでは、記録時には第
11図(a)に示すように記録ヘッド105が記録紙1
06とプラテン113に圧接され、記録ヘッド105上
の発熱素子が選択的に加熱されることにより、記録紙1
0B上に画像が形成される。この時、キャリッジ上にあ
るインクリボン103およびカセット110、記録ヘッ
ド105などは矢印Bの方向に速度■で移動してゆき、
またインクリボン103は繰り出しり−ル111から繰
り出されて、巻き取りリール112へ矢印Aのように巻
き取られてゆく。
この場合、記録ヘッド105に対するインクリボン10
3の相対速度が−Vとなるようにインクリボン103を
巻き取ってゆくことで、記録紙10B上へのインクの転
写が可能となる。逆に、発熱素子の付近では剥離に必要
な距離だけインクリボン103と記録紙106か圧接さ
れているために、これ以外の速度でインクリボン103
を巻き取ることは不可能である。
1ラインの規定の文字数の記録が終了すると、キャリジ
は再び第11図(b)に示すようにホームポジションの
方向、すなわち矢印Cの方向へ移動してゆく。この場合
には記録ヘッド105と記録紙106との圧接を解除し
、インクリボン103の巻き取りも行なわず、画像の記
録も行なわない。
このように通常の熱転写記録装置では、記録ヘッド10
5と記録紙106との相対的移動方向において双方向で
記録することは難しい。このために、1ラインの記録を
終了してからキャリジを戻すのに記録とほぼ同等の時間
を費やさなければならず、これが記録速度の高速化を妨
げる大きな原因になっている。
熱転写記録装置で双方向記録が難しい理由は、画点の形
成に関して前述した■〜■の特徴を持っているためであ
る。しかし、熱転写記録装置に対する双方向記録の要求
は強く、幾つかの双方向記録方式が提案されている。例
えば特開昭61−68768号公報、特開昭61−11
268号公報等には、インクリボンカセットと記録ヘッ
ド2組をキャリジ上に並べ、正方向に記録する場合は第
1のインクリボンカセットと記録ヘッドの組を使用し、
逆方向に記録する場合は第1のインクリボンカセットと
は逆方向にインクリボンを巻き取る第2のインクリボン
カセットと記録ヘッドの組を使用することで、双方向記
録を実現する方法が示されている。この方法ではインク
リボンカセットと記録ヘッドを2組用意しなければなら
ないため、装置が大型化してしまう欠点がある。
一方、特開昭60−224571号公報には、一つのイ
ンクリボンカセット内でインクリボンを折り返し、イン
クリボンが記録ヘッド付近でそれぞれ逆方向に動く上下
2段構成とした例が示されている。このプリンタでは記
録ヘッドとインクリボンの位置を調整し、例えば正方向
の記録では記録ヘッドが下段のインクリボンに圧接され
て記録が行なわれ、また逆方向に記録する場合には記録
ヘッドが今度は下段のインクリボンとは逆方向に動いて
いる上段のインクリボンを使用して記録が行なわれる。
この方法では記録ヘッドやインクリボンの位置を上下に
動かす機構が必要であること、リボンカセントの構造が
複雑になること、リボンの経路が複雑なために高速記録
に適さないなどの欠点がある。
また、特開昭Go−193682号公報には、1つの記
録ヘッドと、上下に重ね合わされ、互いに逆方向に駆動
されるインクリボンカセットを使用した例が示されてい
る。この方法でもインクリボンカセットを上下させる機
構が必要であり、装置が複雑化・大型化してしまう。
さらに、特開昭61−141582号公報、米国特許節
4.577.198号明細書等には、記録ヘッドの記録
幅の2倍以上の幅のインクリボンを使用し、インクリボ
ンの位置を上下に移動させて記録する方法も示されてい
るが、上記と同様の欠点を持っている。
特開昭61−195877号公報には、複数回使用可能
なインクリボンを使用した双方向記録装置が示されてい
る。この装置では往時に使用した部分を復時には巻き戻
しながら、この部分を再度使用して記録を行ない、イン
クリボンの印字可能回数だけこれを繰り返し、これ以上
の回数になった場合には新しいインクリボンの部分を使
用するという方法である。しかし、このような複数回使
用可能なインクリボンは一般に感度が低く、高速記録に
適さない。また、記録回数によって記録濃度が変化して
しまうので、きれいな文字を記録したい場合や、階調画
像を記録する場合には利用できない欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、複数のインクリボンカセットや、特殊
な構造のインクリボンカセットを使用して双方向記録を
行なう熱転写記録装置では装置が大型化し、コストも高
くなるという問題があり、また複数回使用可能なインク
リボンを用いたものでは、高速記録が難しく、記録品質
も悪いという問題があった。
本発明は従来の双方向記録を行なう熱転写記録装置の問
題点を解決し、通常の簡単なインクリボンカセットを用
い、また複数回使用可能なインクリボンを必要とするこ
となく、双方向記録を行なうことができる熱転写記録装
置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の熱転写記録装置は、インクリボン上のインクに
選択的に熱を加えるための記録ヘッドとして、ヘッド基
体の端面上にインクリボンへの接触部を有する記録ヘッ
ドを用い、さらに該記録ヘッドを被記録体に対して互い
に逆向きの2方向に相対的に移動させる記録ヘッド駆動
手段と、この手段により記録ヘッドが前記2方向に移動
されるとき、インクリボンを記録ヘッドに対して同じ方
向に相対移動させるインクリボン駆動手段とを備えたも
のである。
(作 用) 本発明では加熱された後、被記録体との結合力が基材と
の結合力を上回り、しかもインクに適度の粘度と凝集力
がある状態でインクリボンと被記録体を剥離することに
よってインクを被記録体に転写できるようなインク、換
言すれば加熱された後、すぐに剥離できるタイプのイン
クを使用する。このようなインクを使用すれば、被記録
体とインクリボンの間に相対速度がある状態でもインク
リボンを駆動することか可能となる。
そこで、記録時にはインクリボンと記録ヘッドの相対移
動方向が常に一定の方向になるようにインクリボンを駆
動することによって、記録ヘッドの下には常に新しいイ
ンクリボンを供給するような状態にしておくと、記録ヘ
ッドを被記録体に対して互いに逆向きの2方向、つまり
正方向・逆方向のいずれに移動させた時でも、インクリ
ボン上の加熱された部分のインクは被記録体に正しく転
写される。すなわち、熱転写記録装置での双方向記録が
実現される。
この場合、インクリボンカセットおよび記録ヘッドは1
組でよく、また構造も特殊なものである必要はない。イ
ンクリボンとしても通常の2倍以上の幅のものや、複数
回使用可能なものなど特殊なものを必要とせず、単にイ
ンクが加熱された直後にシート状基材から剥離できるよ
うな材質であればよく、このようなインクは既に実用化
されている。また、記録ヘッドとしては、ヘッド基体の
端面上にまで信号電極が延在して形成された通電転写記
録用ヘッドや、抵抗体からなる発熱素子がヘッド基体の
端面上に形成されたサーマルヘッドを使用することがで
きる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は本発明を熱転写記録装置の一種で
ある通電転写記録装置に適用して双方向記録を実現した
実施例を示したものである。まず、第2図を用いて通電
転写記録装置について説明する。通電転写記録装置では
シート状基材である抵抗性のベースフィルム1上に通電
層2およびインク層3を積層した抵抗性インクリボン4
が使用される。一方、ヘッド基体5の上に多数の信号電
極6を形成した記録ヘッド7と、帰路電極8が使用され
、信号電極6と帰路電極8がインクリボン4に抵抗性ベ
ースフィルム1側から圧接される。そして、記録すべき
画像信号に応じて記録回路9から信号電極6に選択的に
電流が供給される。これにより、電流が記録回路9→信
号電極6−抵抗性ベースフィルム1−導電層2−抵抗性
ベースフィルム1−帰路電極8の経路で流れ、記録電極
6直下の抵抗性ベースフィルム1を電流が流れるときに
生ずるジュール熱でインク層3のインクが溶融し、記録
紙9に転写されることにより画像が形成される。なお、
電流は導電層2から帰路電極8に流れ込む場合にも抵抗
性ベースフィルム1を通るが、帰路電極8とインクリボ
ン4の接触面積は充分大きいので、画点を記録する程度
の熱は帰路電極8側では発生しない。
このような熱転写記録装置で双方向記録を行なうために
は、インクリボン4と記録紙10との間に相対速度があ
る場合にも記録できるような構成にする必要がある。こ
のためには、インクリボン4を第2図に示すように7字
形に折曲げ、その折−14= 曲げた部分を記録紙10に対して圧接することが望まし
い。このようにインクリボン4と記録紙10との接触状
態を点接触に近い状態にすることによって摩擦力を小さ
くすれば、両者間に相対速度を持たせることが可能とな
る。なお、第2図ではリボンガイド11によってインク
リボン4が記録ヘッド7と記録紙10との間に進入する
ときの角度を決定している。
また、インクリボン4の経路を第2図のようにした場合
、記録のための発熱が生じた後、すぐにインクリボン4
を剥離する必要がある。すなわち、第1O図に示した従
来装置のように記録のための発熱が生じてからある程度
時間を経た後、インクリボンを剥離するような方法では
、インクリボンと記録紙との間に相対速度を与えること
が不可能であり、双方向記録ができなくなるからである
。
このように本発明では、記録後すぐに剥離する性質のイ
ンクを使用しなければ双方向記録を行なうことは難しい
が、従来の熱転写記録用インクよりも樹脂成分が多いラ
フペーパー記録用インクが開発され、このインクが本発
明の熱転写記録装置に適用できることがわかった。ラフ
ペーパー記録用のインクは、表面の粗い記録紙にも熱転
写記録装置で記録を行なう目的のために開発されたイン
クであり、本発明の熱転写記録装置で双方向記録を行な
わせる目的とはかなり異なっている。しかし共通してい
ることは、記録のために熱を与えた後、すぐにインクリ
ボンを剥離していることである。ラフペーパーは表面が
凸凹しているために、インクは凹部ではラフペーパーと
は接触しない。
そこで、このようなラフペーパーに記録するためには、
インクが凸の部分と凸の部分で記録紙と接触し、凹の部
分はインクで架橋する必要がある。
この様な記録を行なうためには、インクに適度の凝集力
と粘度がある状態でインクリボンを剥離しなければなら
ない。すなわち、インクがある程度溶融し、インクと記
録紙の結合力がインクとベースフィルムとの結合力より
大きくなった時点でインクリボンを剥離することになり
、このような剥離は記録直後に行なうことになるわけで
ある。な−  16  = お、ラフペーパー記録用のインクは樹脂成分が多くなっ
ている関係で融点がやや増加しているが、通電転写記録
装置を用いることで高速記録が可能である。
このように、インクリボン4と記録紙10との間に相対
速度が生じても記録できるような構成とすることによっ
て、双方向記録可能な熱転写記録装置を実現することが
できる。このためには上述したように、まずインクリボ
ン4の走行系を考慮し、インクリボン4と記録紙10が
できるだけ小さな面積で接触するようにするとともに、
インク層3に記録直後にインクリボン4を剥離しても記
録可能なインク、例えば従来のラフペーパー記録用のイ
ンクなど使用する。実際上は、記録ヘッド7の押圧力に
も注意する必要がある。この押圧力を大きくし過ぎると
、インクリボン4と記録紙10との間に相対速度を与え
ることが不可能となるからである。
第1図は同実施例に基づく双方向記録可能な通電転写記
録装置の具体的な構成を示したもので、(a)は正方向
(矢印Bの方向)に記録する場合、(b)は逆方向(矢
印Cの方向)に記録する場合の図である。記録紙10と
プラテン12以外は全てキャリッジ(図示しない)上に
搭載されており、キャリッジは記録紙10に対して矢印
BまたはCの方向に移動する。このキャリジの移動速度
は、矢印BまたはCの方向にVHであるとする。インク
リボン4は繰り出しリール13から繰り出され、リボン
ガイド11に接触した後、記録ヘッド7によって記録紙
10に押し付けられ、更に一対の巻き取りローラ14を
経て、巻き取りリール15に巻き取られる。
なお、ここで繰り出しリール13と巻き取りリール15
はインクリボンカセットに収納された状態で、キャリッ
ジ上に搭載されている。インクリボン4は記録動作時に
は巻き取りローラ14がキャリジの動きと連動して回転
することにより、矢印Aの方向へ巻き取られる。巻き取
りローラ14のうち駆動側ローラの直径はインクリボン
4の巻き取り速度vRが、キャリッジの移動速度VHと
等しくなるよう調整されている。また、巻き取りローラ
14はワンウェイクラッチやギアの組合わせによって常
に一方向にしか回転しない構成になっている。従って、
正方向記録の場合にも逆方向記録の場合にもインクリボ
ン4は矢印Aの方向に動き、巻き取りローラ14に巻き
取られる。
また、記録ヘッド7はヘッドホルダ16に取り付けられ
ている。ヘッドホルダ16はホルダ支持穴17の挿入さ
れた軸のまわりを回転できるようになっており、帰路時
には記録ヘッド7とインクリボン4、記録紙10、プラ
テン12を圧接し、非記録時にはこの圧接状態を解除す
る。なお、この実施例ではリボンガイド11を金属製と
して、アース電位に接続し、リボンガイド11と第2図
の帰路電極8を兼用している。
このような通電転写記録装置において正方向に記録する
場合、記録ヘッド7は記録紙10に対して矢印Bの方向
に速度V、で、またインクリボン4は記録ヘッド7に対
して記録ヘッド7の位置では、矢印Bと逆方向に速度■
Rでそれぞれ移動する。従って、インクリボン4は記録
紙10に対してvH−VR(ただし矢印B方向を正とす
る)の速度で移動している。VH=VRであるから、イ
ンクリボン4と記録紙10の相対速度はOとなる。
熱転写記録装置の場合は、この相対速度が0となるよう
な方法を用いることによって、良好な記録が行なわれる
ので、本実施例においても問題なく記録できる。
次に、逆方向記録の場合は、記録ヘッド7は記録紙10
に対し矢印Cの方向にvHの速度で、またインクリボン
4は記録ヘッド7に対して記録ヘッド7の位置では、矢
印Cの方向にVR(−VH)の速度で移動する。このよ
うにすると、記録ヘッド7には常に使用してない新しい
インクリボン4が供給されることになる。従ってインク
リボン4は記録紙10に対して、 VHVR(矢印Bの
方向を正)、すなわち2VHの相対速度で矢印Cの方向
に移動することになる。インクが記録紙10に転写され
ると、インクと記録紙10との相対速度はOとなる。こ
れに対して、インクリボン4と記録紙10との相対移動
速度は2 V Hである。
このような相対速度のために、従来の熱転写記録装置で
は逆方向記録は不可能であった。しかし、本発明では第
2図で説明した方法を用いることによって、相対速度を
持った場合の記録も可能となり、熱転写記録装置での双
方向記録を実現できることになる。
このような双方向記録を実現することにより、記録速度
は片方向記録のほぼ2倍の速度となる。
例えば記録密度が1ocpiで記録速度が1[1[1c
psの熱転写記録装置で双方向記録を行なった場合には
、200cpsの熱転写記録装置で片方向記録した場合
とほぼ同じ記録速度を持つことになる。片方向記録の通
電転写記録装置を高速化する場合、インクリボン、記録
ヘッドなどを搭載したキャリジを高速で動かさなければ
ならず、モータの負荷が大きくなり、騒音や振動を抑え
ることが困難になるし、記録には大きなエネルギーを使
用することになるので、記録電流を大きくしなければな
らず、電源電圧、電源容量を大きくしなければならない
。更に記録電流も大きくなるため、特に通電転写記録の
場合にはインクリボン切れが発生し易くなる欠点ある。
双方向記録で高速化することにより、これらの欠点は全
て解決されることになる。
第3図は本実施例の通電転写記録装置における記録画像
とインクリボン4の関係を示したもので、(a)は正方
向に記録した場合、(b)は逆方向に記録した場合であ
る。正方向記録の場合には、同図(a)に示すように記
録したい文字を順番に記録してゆくので、記録された画
像と、抵抗層側から見たインクリボン4上のインク離脱
部がそのまま重なるようにインクが離脱する。しかし、
逆方向での記録では同図(b)に示すように記録ライン
の最後の文字から書き初め、しかも1文字の中でも後ろ
側の列から記録し始める必要がある。そこで、画点デー
タに展開した1ラインバツフアの内容を読み出す場合に
は、正方向記録の場合には前から順番に、また逆方向記
録の場合には後ろから順番に読み出すように切り換え可
能にラインバッファを構成する。これにより逆方向記録
の場合は、インクリボンから最後の文字に相当する部分
のインクが最初に離脱し、しかも各文字とも左右反転し
た状態でインクが離脱することになる。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。本発明では、
インクリボンと記録紙とが相対的に移動する状態でも記
録できるように工夫することによって、双方向記録を実
現している。第1の実施例では正方向に記録する場合に
はインクリボン4と記録紙10の相対速度が0である例
を示したが、正方向記録の場合にも相対速度を持った状
態の記録もできる。すなわち、第2図(a)に示した正
方向への記録ではVH−VRであったが、VH≠■Rと
することによってインクリボン4と記録紙10との間に
相対速度を生じさせることが可能である。なお、このよ
うな相対速度を発生させるには、インクリボンを巻き取
る速度とキャリジの送り速度を変化させればよい。
まず、V、>VRの場合を考える。この場合には記録紙
10上を記録ヘッド7が移動する距離よりも、インクリ
ボン4の送り距離が短かくなる。
第1の実施例の場合にはどちらの方向に記録する場合に
もインクリボン4の送り量と記録長がに1であったのに
対し、この実施例ではインクリボンの送り量が記録長よ
りも短かくなっている。従って、同じ長さのインクリボ
ンでより多くの記録を行なうことが可能となる。
熱転写記録装置は基本的には一度記録した部分のインク
は抜けてしまい、インクリボンよりも長い距離を記録す
ることは不可能とされていたが、本発明者らが実験を試
みたところ、濃度はやや薄くなるもののVH/2<VR
程度まで正しく記録することができた。これはインクの
剥離を記録後にすぐに行なっている関係で、インクも適
当な粘度の状態であるために、記録ヘッド7によって、
記録されたインクが引き伸ばされるからである。このよ
うに本発明によれば、従来の熱転写記録装置で行なわれ
ているインクリボン節約モードでの記録を、双方向記録
においても実現できることになる。
リボン節約モードの双方向記録を行なった場合の記録パ
ターンとインクリボンの関係を第4図に示す。同図で(
a)が正方向の記録、(b)が逆方向の記録を示してい
る。いずれの場合にも使用されたインクリボンの長さノ
1が、記録パターンの長さlよりも短かくなっている。
本実施例の場合、最大で約50%のリボン節約を実現す
ることが可能であった。
なお、本実施例におけるインクリボン4の節約は記録ヘ
ッドの速度V、をそのままにして、インクリボン4の巻
き取り速度VRを小さくして行なわれるが、逆にインク
リボン4の速度vRはそのままにして記録ヘッド7の速
度■Hを増加させ、vR<vHの状態にする方法もある
。記録ヘッド7の速度■□を増加させ、メモリからの画
像の読み出しや記録タイミングを変化させなければ拡大
文字の記録が行なわれ、メモリからのデータの読み出し
あるいは記録のタイミングを間引くことによって、ドラ
フトモードの記録ができる。本発明の熱転写記録装置を
用いることにより、このような拡大文字モードやドラフ
トモードでの双方自記録も実現することが可能となる。
同様にVR〉VHの場合も考えられる。これはインクリ
ボン4の使用量よりも記録長の方が短かくなる状態であ
る。この場合は、いわゆる高精細記録モードに対応して
いる。本発明の熱転写記録装置では、このような高精細
記録モードでの双方向記録も可能となる。
第5図は本発明の第3の実施例であり、インクリボン4
の巻き取り方向を第1の実施例と逆にした場合の例であ
る。この実施例は第5図に示すような正方向記録の場合
にインクリボン4と記録紙10との間に相対速度が生じ
、逆方向記録の場合に相対速度がOとなる点が異なって
いるが、基本的には第1の実施例と同じであり、双方向
記録を実現できる。但し、記録ヘッド7が斜めに取り付
けられているので、インクリボン4の記録ヘッド7と記
録紙10との間への進入角度が90°以上になってしま
う。従ってインクリボン4の表面が粗く、しかも記録紙
10が表面平滑度〜2秒(ベック平滑度)程度の粗い紙
である場合には、インクリボン4が記録ヘッド7を引き
起こしてしまうことがある。しかし、通常の記録紙は全
て10秒以上の平滑性があるので、第5図のような構成
でも双方向記録が可能である。なお、第5図では第2図
と比較するとインクリボン4の巻き取り方向が逆になっ
ているために、巻き取りローラ14の位置が変化してい
るばかりでなく、帰路電極8の位置も変化している。す
なわち、第1図の場合にはリボンガイド11を帰路電極
8として兼用していたように、帰路電極8はインクリボ
ン4の繰り出し側に設けるのが望ましい。この方がイン
クリボン4の切れが生じにくいからである。
第6図は本発明の第4の実施例であり、第7図(a)ま
たは(b)のようなヘッド基体5の端面に信号電極6(
または抵抗体からなる発熱素子)を設けた記録ヘッド7
を使用した例である。この場合、第6図に示すように記
録紙10に対して記録ヘッド7を垂直に設け、記録時に
は記録ヘッド7を矢印Eの方向に動かしてインクリボン
4を記録紙10に圧接し、非記録時には記録ヘッド7を
矢印Dの方向に動かして圧接を解除する。
この実施例によれば、インクリボン4をどちらの方向に
巻き取っても、記録ヘッド7とインクリボン4とのなす
角度を等しくできる利点がある。
さらに、記録ヘッド7の移動方向と記録ヘッド7のなす
角度を正方向でも逆方向でも常に一定(垂直)に保つこ
とができる。第1の実施例では正方向記録の場合に、こ
の記録ヘッド7の移動方向と記録ヘッド7のなす角度が
大きく、逆方向記録の場合には小さくなっており、記録
紙10に当たる記録ヘッド4の角度が正逆方向で変化し
、記録条件の1つが正・逆方向で変わってしまう。これ
に対し、第6図の実施例では正・逆方向で記録紙10と
記録ヘッド7のなす角度が一定(垂直)となり、同じ記
録条件が得られる。
また、この正・逆方向で記録紙10と記録ヘッド7のな
す角度が常に一定であるという点に注目すると、本発明
の第5の実施例を示す第8図のような構成も考えられる
。この場合には、第9図のような信号電極6(または抵
抗体による発熱素子)を山型形状とした記録ヘッド7か
、または第7図(b)に示した形状の記録ヘッド7を用
いる。そして、正方向(矢印B方向)に記録する場合に
は、第8図に実線で示すように記録ヘッド7を傾け、ま
た逆方向(矢印C方向)に記録する場合には破線で示す
ように記録ヘッド7を逆方向に傾ける。
このようにして正・逆いずれの方向に記録する場合にも
、記録ヘッド7と記録紙10とのなす角度を一定にでき
、双方向記録時の条件を一定にすることが可能となる。
なお、正方向記録の場合は破線のように、逆方向記録の
場合は実線のようにする駆動方法も可能であるが、記録
ヘッド7と記録紙10とのなす角度は大きい方が好まし
く、上述した実施例の方が適している。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。例えば実施例では抵抗性ベースフィルム1と導電層
2およびインク層3の三層構造からなるインクリボン4
を用い、これに信号電極6と帰路電極8を接触させて記
録を行なう通電転写記録装置を主として説明したが、本
発明は他の方式の通電転写記録装置や、サーマルヘッド
を使った一般的な熱転写記録装置など、全ての熱転写記
録装置に適用することが可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、ヘッド基体の端面上にインクリボンへ
の接触部を有する記録ヘッドを用い、これを被記録体に
対して互いに逆向きの2方向に移動させる手段と、記録
ヘッドがこれら2方向に移動されるときにインクリボン
を記録ヘッドに対して同じ方向に移動させる手段とを備
えたことにより、複数のインクリボンカセットを使用し
たり、インクリボンを複雑に移動させたインクリボンカ
セットを使用したり、あるいは感度の面で問題のある複
数回使用可能なインクリボンを使用することなく、簡単
でコンパクトな装置構成により、従来困難であった熱転
写記録方式による双方向記録を行なうことが可能となる
。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (b)は本発明の第1の実施例に係る熱
転写記録装置の正方向および逆方向記録時の状態を示す
図、第2図は同実施例の要部の構成を詳細に示す図、第
3図は同実施例における双方向記録時の記録画像とイン
クリボンの関係を示す図、第4図は本発明の第2の実施
例におけるインクリボン節約モードによる双方向記録時
の記録画像とインクリボンの関係を示す図、第5図は本
発明の第3の実施例を示す図、第6図は本発明の第4の
実施例を示す図、第7図(a) (b)は同実施例に適
した記録ヘッドの構成を示す図、第8図は本発明の第5
の実施例を示す図、第9図は同実施例に適した記録ヘッ
ドの構成を示す図、第10図は従来の熱転写記録装置を
示す図、第11図(a) (b)はその動作を説明する
ための図である。 1・・・抵抗性ベースフィルム(シート状基材)、4・
・・インクリボン、5・・・ヘッド基体、6・・・信号
電極、7・・・記録ヘッド、8・・・帰路電極、9・・
・記録回路、10・・・記録紙(被記録体)、11・・
・リボンガイド、12・・・プラテン、13・・・繰り
出しリール、14・・・巻き取りローラ、15・・・巻
き取りリール、16・・・ヘッドホルダ、矢印A・・・
インクリボン巻き取り方向、矢印B・・・第1の記録方
向、矢印C・・・第2の記録方向。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (a) 1′) 第1図 第2図 (a)          (b) 第7図 第 11  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シート状の基材にインクを塗布したインクリボンを使用
    し、このインクリボン上のインクに記録ヘッドを介して
    選択的に熱を加えることにより、インクリボンのインク
    塗布面に圧接されている被記録体に、加熱された部分の
    インクを転写して記録を行なう熱転写記録装置において
    、 ヘッド基体の端面上にインクリボンへの接触部を有する
    記録ヘッドと、 この記録ヘッドを被記録体に対して互いに逆向きの2方
    向に相対的に移動させる記録ヘッド駆動手段と、 この手段により記録ヘッドが前記2方向に移動されると
    き、インクリボンを記録ヘッドに対して同じ方向に相対
    移動させるインクリボン駆動手段とを備えたことを特徴
    とする熱転写記録装置。
JP3561288A 1988-02-18 1988-02-18 熱転写記録装置 Pending JPH01209163A (ja)

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JP3561288A JPH01209163A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 熱転写記録装置
EP19890301587 EP0329478A3 (en) 1988-02-18 1989-02-17 Thermal recording printer
US07/311,824 US5157413A (en) 1988-02-18 1989-02-17 Thermal inked ribbon printer mechanism

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JP3561288A JPH01209163A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 熱転写記録装置

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