JPH0121550B2 - - Google Patents
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- JPH0121550B2 JPH0121550B2 JP56094189A JP9418981A JPH0121550B2 JP H0121550 B2 JPH0121550 B2 JP H0121550B2 JP 56094189 A JP56094189 A JP 56094189A JP 9418981 A JP9418981 A JP 9418981A JP H0121550 B2 JPH0121550 B2 JP H0121550B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/22—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing distortions
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は自動縫いミシンに関し、特に、縫い制
御データおよび音声アナウンスを記録した磁気テ
ープを用いて、その縫い制御データに基づいて自
動縫い機構を制御し、オペレータにはその音声ア
ナウンスを再生して所要の操作をうながす、自動
アナウンス自動縫い制御ミシンに関する。 (従来の技術) たとえば特開昭56−43461号に開示された自動
刺しゆう縫いミシンにおいては、多様な刺繍のた
めの制御データを取扱いの容易なカセツトタイプ
の如き磁気テープにてインプツトするものであ
り、ミシンの運転と磁気テープからのデータ読取
りの同期が難しい。 したがつて読取りデータは、一旦ミシン内部の
静的メモリ(RAM)にストアされる。制御デー
タ用静的メモリとしては比較的小容量の二個の
RAMが用いられ、それらの交互に磁気テープの
制御データをブロツク区分で読込むようにして、
その読込みと刺繍運転のために今ストアしたばか
りのデータを直ちに読出してミシン制御を指令す
るコンピユータの制御シーケンスの中で磁気テー
プリーダの駆動も同時に制御して、実際にはテー
プリーダは断読して作動はするが、刺繍の個々の
パターンで見れば、見掛上連続したオンライン制
御の如き縫い制御がおこなわれる。操作ガイダン
ス、たとえば糸換え指示、のため所定の縫い進行
毎に音声アナウンスがおこなわれるが、その音声
信号は磁気テープにおいて制御データブロツクの
次に記録されている。 たとえば、磁気テープ1には第1図に示す如く
制御データ2D1〜2D4および音声アナウンス情
報2V1〜2V3がブロツク区分で記録されており、
それらのブロツク間には、ブロツク区分を明確に
する無音部2S1,2S2,…が置かされている。2
V1にはデータ2D1中のアナウンス指示が再生さ
れるべき音声アナウンス情報が、2V2にもデー
タ2D1中のアナウンス指示で再生されるべき音
声アナウンス情報が、2V3にはデータ2D2中の
1つのアナウンス指示で再生されるべき音声アナ
ウンス情報が記録されており、これらのデータ記
録配列は先に読んだデータに基づいた縫いの進行
とそれに応じた所要アナウンスとが略連続するよ
うにテープ再生がおこなわれるように定められて
いる。磁気テープ1の再生と再生データに基づい
た再生制御の関係を概要で第2図に示す。 磁気テープ再生データをメモリしたRAMより
順次制御データを読んで自動刺しゆう縫い制御を
おこなうが、制御データにアナウンス指示データ
が現われるとミシンを停止し、テープを駆動して
アナウンス情報部を再生し、それが終わるとまた
次のデータを読み、縫い制御又はテープ再生を
し、RAMデータの読み出しを終了すると今度は
テープを駆動して次の制御データブロツクを再生
してRAMに書込む。データの再生とRAMへの
書込における縫いの中断を避けるため、2個の
RAMに交互にデータの書込みがおこなわれる。
すなわち、たとえば、データ2D1をRAM1に書
込んでいる状態で、RAM1より遂次データを読
んで縫いを進めている間にテープが再生されてデ
ータ2D2がRAM2に書込まれて、RAM1の読
み出しデータが音声アナウンスを指示するもので
あるとき、テープの再生位置は2D2と2V1の間
の無音部2S2となつている。そしてRAM1より
データ2D1のすべてを読み出したときには、再
生位置は2V2と2D3の間になつており、今度は
RAM2のデータ2D2が読み出され、その間にデ
ータ2D4が再生されてRAM1に書込まれる。 この種のデータ再生、RAM書込およびアナウ
ンス再生等の処理において、ブロツクの末尾には
ブロツクエンドコードが記録されるが、それの読
取りと同時にテープを停止させると、コードの最
終ビツトの残余が次回に再生されたり、また次回
の再生データや音声の再生立上りが明確に判定さ
れなかつたり、あるいはテープのわずかなずれ
で、再生データや再生音声が混乱する。これを防
止するため前述のように所定長Tの無音部2S1,
2S2,…を記録ブロツク間に置き、再生処理にお
いては、ブロツクエンドコードが現われてからお
よびアナウンス信号が途断えてから、前記所定長
Tよりも短い所定長Tsのテープ送り後にテープ
を停止するようにしている。これによれば、テー
プを再生スタートしてから(T−Ts)の無音の
次に、次のデータ又はアナウンスが再生され、デ
ータ読み込みやアナウンス再生に混乱が生じな
い。 (発明が解決しようとする課題) しかしながらこれによれば、所定長Tsが短い
場合あるいは音声アナウンスにおける間置き(発
声休止:ポーズ)時間が長い場合には、アナウン
スの間置き無音部がブロツク間無音部2S1,2
S2,…と誤認されてテープ再生が停止され、再生
データ又は音声の末尾が混乱すると共に、次回の
テープ再生においても再生データ又は音声が混乱
する。 本発明はこのようなテープ再生処理の混乱を防
止し、しかも、音声アナウンスにおける間置きは
任意所望長にしうることを目的とする。 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明の自動縫いミシンは、次ブロツクが音声
信号ブロツクであるときにはこれを示す識別デー
タを含む、縫い制御データブロツクと、後記Ts
よりも短い周期でレベル変動があるバツクグラウ
ンド信号と音声アナウンス信号とを混合した音声
信号ブロツクとを、ブロツク間に所定長Tの無音
区間を置いて有する磁気テープ;該磁気テープを
再生する磁気テープ再生装置;スピーカ;縫い制
御データブロツクのデータを読取るデータ読取手
段;磁気テープ再生装置の再生信号をスピーカと
データ読取手段に選択的に与える切換手段;スピ
ーカに与えられる再生信号の無音がTより短い
Ts継続したときエンド信号を発生する無音区間
検出手段;データ読取手段が読取つたデータを格
納するメモリ手段;自動縫い機構;前記メモリ手
段の縫い制御データに基づき自動縫い機構を制御
し、識別データに対応して切換手段を、磁気テー
プ再生装置へのスピーカの接続に設定し、前記エ
ンド信号に応答して切換手段を、磁気テープ再生
装置へのデータ読取手段の接続に設定する制御手
段;を備える。 (作用) 磁気テープ再生装置が磁気テープの情報を再生
し、データ読取手段が縫い制御データブロツクの
データを読取り、メモリ手段がこのデータを格納
する。しかして、制御手段が、メモリ手段の縫い
制御データに基づき自動縫い機構を制御し、識別
データがあるとそれに対応して切換手段を、磁気
テープ再生装置へのスピーカの接続に設定するの
で、磁気テープの音声信号ブロツクの信号がスピ
ーカに与えられる。 この音声信号ブロツクはバツクグラウンド信号
と音声アナウンス信号とを混合したものであるの
で、スピーカよりバツクグラウンド音と共に音声
アナウンスが流れる。 無音区間検出手段が、スピーカに与えられる再
生信号の無音がTより短いTs継続したときエン
ド信号を発生し、制御手段がこのエンド信号に応
答して、切換手段を、磁気テープ再生装置へのデ
ータ読取手段の接続に設定する。 これにより次ブロツクのデータが磁気テープ再
生装置よりデータ読取手段に与えられ、データ読
取手段が縫い制御データブロツクのデータを読取
り、メモリ手段がこのデータを格納する。 そして制御手段が、メモリ手段の縫い制御デー
タに基づき自動縫い機構を制御し、識別データが
あると切換手段を、磁気テープ再生装置へのスピ
ーカの接続に設定するので、磁気テープの音声信
号ブロツクの信号がスピーカに与えられ、スピー
カよりバツクグラウンド音と共に音声アナウンス
が流れる。以下同様に、磁気テープの情報に従が
つて、磁気テープのデータの読取、自動縫い制
御、磁気テープ再生情報の振り分け、音声アナウ
ンス等が行なわれる。 上述のように磁気テープが、次ブロツクが音声
信号ブロツクであるときこれを示す識別データを
含む、縫い制御データブロツクと、Tsよりも短
い周期でレベル変動があるバツクグラウンド信号
と音声アナウンス信号とを混合した音声信号ブロ
ツクとを、ブロツク間に所定長Tの無音区間を置
いて有するものであるので、音声情報記録ブロツ
クの再生の間、仮に音声アナウンスがTs以上無
音となつても、バツクグラウンド信号があるた
め、Ts間無信号ということがなくなる。 したがつて無音区間検出手段はエンド信号を発
生せず、したがつて制御手段は切換手段をデータ
読取手段側に切換えることがない。 その結果、音声アナウンスが中断してしまうこ
とはないので、オペレータは音声アナウンスに従
がつて適正な操作を行ないうるし、データ読取手
段に誤つて音声アナウンスブロツクの情報が与え
られることがなくなる。 その結果、メモリ手段に誤つた信号が書込まれ
ないので、メモリ手段のデータに基づいて自動縫
い機構や切換手段を制御する制御手段の誤動作を
発生しない。すなわち自動縫い制御エラーを生じ
ない。 本発明の好ましい実施例においては、バツクグ
ラウンド信号は音楽音(いわゆるミユージツクサ
ウンド)好ましくは器楽音とする。これによれば
アナウンス中に異和感を覚える信号が現われず、
むしろオペレータにアナウンス継続中であること
を自然に知らせることになり、情緒的な効果も期
待される。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明により明らかになろう。 (実施例) まず、本発明の自動縫いミシンで用いる磁気テ
ープの情報設定を説明する。まず、第3図に示す
ように、磁気テープ録音装置4にミキシング装置
5を接続し、装置5にマイク6およびレコードプ
レーヤ(又は磁気テープ再生器)7を接続し、各
ブロツク2V1,2V2,2V3…のアナウンスをそ
れらの記録順に、プレーヤ7でレコード音楽をか
けながら、しかもブロツク間ではTs以上の非録
音空廻し(又は無音としての記録廻わし)をおこ
なつてオーデイオテープカセツト3のテープに記
録する。次に第4図に示すように、マイクロコン
ピユータに接続した磁気テープ再生装置8にカセ
ツト3を装着し、磁気テープ再生装置9には、ブ
ロツク2D1,2D2,2D3…の制御データの原デ
ータを、ブロツク間にTs以上の空白を置いて記
録した磁気テープカセツト10を装着し、マイク
ロコンピユータで再生装置8,9、磁気テープ録
音装置11および切換回路の付勢およびスイツチ
ングを制御して磁気テープ1に記録をおこなう。
マイクロコンピユータには予め操作ボードの入力
操作で切換回路12の切換順が入力され、メモリ
に設定されている。今たとえば第1図に示すデー
タ記録をおこなうため、切換順がa−a−c−c
−a−c−a…と設定されているとすると、マイ
クロコンピユータは、記録指示があるとまず再生
装置9を再生に、録音装置11を記録に付勢して
切換回路12をa接続(9−11接続)に設定
し、再生装置9の再生信号を監視し、低レベルが
Ts以上となると再生装置9を停止とし、切換回
路12をb接続(無音記録)として時間をカウン
トし、カウント値が(T−Ts)相当値になると
また再生装置9を再生付勢し切換回路12をa接
続として再生信号を監視する。再生信号がTs間
低レベルのままであると同様に再生装置9を停止
とし、切換回路12をb接続として時間をカウン
トし、カウント値が(T−Ts)相当値になると
今度は再生装置8を再生付勢し切換回路12をc
接続(8−11接続)とする。再生信号を同様に
監視し、以下同様にTs間低レベルが継続すると、
(T−Ts)間無記録テープ進行とし、次に、指定
された切換えをおこなう。 このようにして、制御データおよび音声アナウ
ンスがブロツク区分で、ブロツク間に所定長Tの
無音部を置いた形でテープ1に記録される。音声
アナウンスにはプレーヤ7のレコード音楽がバツ
クグラウンドミユージツクとしてミキシング記録
されている。 このテープ1が装備された本発明の一実施例を
第5図に示す。第5図に示す回路に於てその中心
となるマイクロコンピユータ38は通例型式のも
ので、それ自身のデータ処理演算用プログラムを
ストアさせた固定のデータメモリであるROM3
8aを具える。そして普通には此の一組のマイク
ロコンピユータの中に構成されるべきものである
が、便宜上別の枠内に一括して示した刺繍データ
メモリ回路39を具える。刺繍データメモリ回路
39は、その容量が各256バイトである二個の
RAMメモリ要素から成る第一メモリ40及び第
二メモリ41を持ち、また此のメモリの双方に、
書込時のアドレスを指定する書込アドレスカウン
タ42及び読出時の同じく読出しアドレスカウン
タ43、更に該二個のメモリ40,41の何れの
側を動作状態に制御するかの切換指令とその状態
記憶の役割を待つ判別器44を具えている。判別
器44は一個のフリツプフロツプにて足り、後述
する制御シーケンスの説明中ではDRAと略記す
る。同様に第一メモリ40はRAM0、第二メモ
リ41はRAM1、書込アドレスカウンタ42は
WAC、そして読出しアドレスカウンタ43は
RACのように、制御シーケンス説明中のフロー
チヤートには夫々略記されている。 マイクロコンピユータ38の出力は、夫々増巾
器45,46を介して、一方はデータリーダ34
のカセツトテープ駆動モータ47及び、他方は此
のミシンの主軸36を駆動するミシンモータ48
を制御する。マイクロコンピユータ38の出力動
作の役割で重要な機能である二つのメモリ40,
41から読出したデータによる各ステツチ毎の二
つの座標成分の動作出力信号は、X軸駆動回路4
9及びY軸駆動回路50への制御入力として与え
られる。此の二つの駆動回路49,50は同構成
のものであり、Y軸のもので説明すると、該当座
標成分の動作出力信号として与えられる正負の信
号及びその移動量相当の数値信号の内、数値信号
YDAは、ダウンカウンタ51のプリセツト入力
端PSに接続され、そのロード入力L0により置数
される。そして別に設けられた発振器52からの
出力パルスをクロツクパルスとして、ANDゲー
ト53を介して減算動作をなし、その減算終了時
のボロー出力にてANDゲート53を閉じる。
ANDゲート53を通過中のクロツクパルスは、
上記正負の信号YP,YMに応じて各開ゲート制
御される一対のANDゲート54,55の内の開
ゲート動作中の側を通つてパルス分配器56の入
力に加えられる。パルス分配器56は、サーボモ
ータ21が一般の用例のようにパルスモータを用
いた場合の、回動方向に応じた励磁相切換の作用
をなす公知のものである。 マイクロコンピユータ38の入力側には、前述
の同期信号発生器37の出力信号及びスタートス
イツチ35の操作信号が接続されており、磁気テ
ープ再生装置33がカセツトテープ1から読取つ
た信号を、各8ビツトを1バイトとする単位ワー
ド毎に、前記の二つの刺繍データ用のメモリ4
0,41のどちらかに、判別器44の状態に応じ
て書込ませるためのデータ入力回路57が接続さ
れている。刺繍模様の制御データは夫々のパター
ンを構成するステツチ数に応じ、磁気テープ上の
記録長(ブロツク数)が定まるものであるが、本
実施例の場合、一ステツチ当り3バイトのデータ
にて表すものとし、最大84針分を一データブロツ
クとして、所要回数分のデータブロツクを連ねて
一個の刺繍模様データとするもので、磁気テープ
上には、各データブロツクの間に無信号ゾーン
(第1図の2S1,2S2…;以下IBGとする)を各
挟んで所要ブロツク数のデータゾーンDATA(0
〜n)が並び、最後に長いIBGが来て一模様デー
タが完了する。この関係を第6図に示す。但し最
後のデータゾーンDATA(n)の長さは、84針分
の長さより、多くの場合はより短いもので終るこ
ととなろう。 各バイト(以下、8bitから成る此のメモリ単位
をワードと云う)は、その先頭ビツトによつて、
各ワードが制御データであるか数値データである
かの識別に供する。制御データと数値データとの
構成に就き述べると、毎一針(ステツチ)分をな
す3個のワードの内、先頭に来るものが制御デー
タであり、之に続く2個のワードが、各々X軸成
分、Y軸成分の刺繍用枠移動量を定める各数値デ
ータであり、各数値データの容量は、ワードの先
頭桁が上記のようにデータ識別に使用されている
ため、残り7桁にて最大127のステツプの分解能
を持つ。即ち1ステツプ0.1mmとすると、一成分
の各ステツチで最大12.7mmの桁移動をなし得るも
のである。そしてX軸Y軸成分共に、その数値デ
ータには各移動方向を支配する符号ビツトを持た
ないが、各ステツチ毎にその制御データの2番目
のビツトの内容によりX軸成分の正負を、そして
3番目のそれによつてY軸成分の正負つまり移動
方向を示す。更に制御データは、その下位4桁の
構成により、その内容が全部0の場合、之に続く
2個のワードが数値データで、一ステツチ分の通
常の縫目形成用信号を形成するものであり、該下
位4桁の内容が零以外の場合、此のときの制御デ
ータは特別の指令信号の意味を持つとするもので
ある。之様に制御データのワードが之に続いて通
常の数値データを伴わない場合には、制御データ
のワードを上位と下位の各4桁に分けたヘキサデ
シマルの2桁の内容が、第7図の実施例では
〔86〕である場合を各データブロツクの終りを意
味するものとし、〔87〕である場合、全データの
終了つまり刺繍制御の終りを表するものとする。
要旨外ではあるが、之様にデータの終りを意味す
る信号として用いない場合とは、どのようなとき
かを簡単に記すと、例えばジヤンプ命令がある。
ジヤンプとは、本実施例には示されていないが、
或るステツチが普通の刺繍の一針の縫目長さとし
ては異常に長い場合に、針棒2をその上昇位置に
一時留置して刺繍枠移動のみを続けさすものであ
る。第7図では之様にして各データブロツクのデ
ータ編成が続いて、n番目のブロツクの或るワー
ドに〔87〕なる制御データが表れて一個の刺繍デ
ータが構成されることを示している。そして此の
場合、各データブロツクの253番目のワードであ
るアドレスNo.252に、ブロツクの区切りを示す
〔86〕が記録されるものであり、0〜251の範囲の
ワードに、既述のように84針分のデータが入れら
れる。また此の各ブロツク分のデータが前記の
RAM0、RAM1の二個のメモリ40,41に
交互に各ストアされるもので、該メモリ40,4
1は各256バイトの容量のもので之に適合する。 再び第5図に戻つて、第8図のタイミングチヤ
ートと共にデータ入力回路57を説明する。該入
力回路57の役割は、簡単に云えば、磁気テープ
再生装置33が再生したカセツトテープ1の記録
が各ビツトを縦に連ねたものであるのに対し、之
を8ビツト宛に区切つてマイクロコンピユータ3
8のI/Oポートに入力さすもので、また各ビツ
トの内容を
御データおよび音声アナウンスを記録した磁気テ
ープを用いて、その縫い制御データに基づいて自
動縫い機構を制御し、オペレータにはその音声ア
ナウンスを再生して所要の操作をうながす、自動
アナウンス自動縫い制御ミシンに関する。 (従来の技術) たとえば特開昭56−43461号に開示された自動
刺しゆう縫いミシンにおいては、多様な刺繍のた
めの制御データを取扱いの容易なカセツトタイプ
の如き磁気テープにてインプツトするものであ
り、ミシンの運転と磁気テープからのデータ読取
りの同期が難しい。 したがつて読取りデータは、一旦ミシン内部の
静的メモリ(RAM)にストアされる。制御デー
タ用静的メモリとしては比較的小容量の二個の
RAMが用いられ、それらの交互に磁気テープの
制御データをブロツク区分で読込むようにして、
その読込みと刺繍運転のために今ストアしたばか
りのデータを直ちに読出してミシン制御を指令す
るコンピユータの制御シーケンスの中で磁気テー
プリーダの駆動も同時に制御して、実際にはテー
プリーダは断読して作動はするが、刺繍の個々の
パターンで見れば、見掛上連続したオンライン制
御の如き縫い制御がおこなわれる。操作ガイダン
ス、たとえば糸換え指示、のため所定の縫い進行
毎に音声アナウンスがおこなわれるが、その音声
信号は磁気テープにおいて制御データブロツクの
次に記録されている。 たとえば、磁気テープ1には第1図に示す如く
制御データ2D1〜2D4および音声アナウンス情
報2V1〜2V3がブロツク区分で記録されており、
それらのブロツク間には、ブロツク区分を明確に
する無音部2S1,2S2,…が置かされている。2
V1にはデータ2D1中のアナウンス指示が再生さ
れるべき音声アナウンス情報が、2V2にもデー
タ2D1中のアナウンス指示で再生されるべき音
声アナウンス情報が、2V3にはデータ2D2中の
1つのアナウンス指示で再生されるべき音声アナ
ウンス情報が記録されており、これらのデータ記
録配列は先に読んだデータに基づいた縫いの進行
とそれに応じた所要アナウンスとが略連続するよ
うにテープ再生がおこなわれるように定められて
いる。磁気テープ1の再生と再生データに基づい
た再生制御の関係を概要で第2図に示す。 磁気テープ再生データをメモリしたRAMより
順次制御データを読んで自動刺しゆう縫い制御を
おこなうが、制御データにアナウンス指示データ
が現われるとミシンを停止し、テープを駆動して
アナウンス情報部を再生し、それが終わるとまた
次のデータを読み、縫い制御又はテープ再生を
し、RAMデータの読み出しを終了すると今度は
テープを駆動して次の制御データブロツクを再生
してRAMに書込む。データの再生とRAMへの
書込における縫いの中断を避けるため、2個の
RAMに交互にデータの書込みがおこなわれる。
すなわち、たとえば、データ2D1をRAM1に書
込んでいる状態で、RAM1より遂次データを読
んで縫いを進めている間にテープが再生されてデ
ータ2D2がRAM2に書込まれて、RAM1の読
み出しデータが音声アナウンスを指示するもので
あるとき、テープの再生位置は2D2と2V1の間
の無音部2S2となつている。そしてRAM1より
データ2D1のすべてを読み出したときには、再
生位置は2V2と2D3の間になつており、今度は
RAM2のデータ2D2が読み出され、その間にデ
ータ2D4が再生されてRAM1に書込まれる。 この種のデータ再生、RAM書込およびアナウ
ンス再生等の処理において、ブロツクの末尾には
ブロツクエンドコードが記録されるが、それの読
取りと同時にテープを停止させると、コードの最
終ビツトの残余が次回に再生されたり、また次回
の再生データや音声の再生立上りが明確に判定さ
れなかつたり、あるいはテープのわずかなずれ
で、再生データや再生音声が混乱する。これを防
止するため前述のように所定長Tの無音部2S1,
2S2,…を記録ブロツク間に置き、再生処理にお
いては、ブロツクエンドコードが現われてからお
よびアナウンス信号が途断えてから、前記所定長
Tよりも短い所定長Tsのテープ送り後にテープ
を停止するようにしている。これによれば、テー
プを再生スタートしてから(T−Ts)の無音の
次に、次のデータ又はアナウンスが再生され、デ
ータ読み込みやアナウンス再生に混乱が生じな
い。 (発明が解決しようとする課題) しかしながらこれによれば、所定長Tsが短い
場合あるいは音声アナウンスにおける間置き(発
声休止:ポーズ)時間が長い場合には、アナウン
スの間置き無音部がブロツク間無音部2S1,2
S2,…と誤認されてテープ再生が停止され、再生
データ又は音声の末尾が混乱すると共に、次回の
テープ再生においても再生データ又は音声が混乱
する。 本発明はこのようなテープ再生処理の混乱を防
止し、しかも、音声アナウンスにおける間置きは
任意所望長にしうることを目的とする。 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明の自動縫いミシンは、次ブロツクが音声
信号ブロツクであるときにはこれを示す識別デー
タを含む、縫い制御データブロツクと、後記Ts
よりも短い周期でレベル変動があるバツクグラウ
ンド信号と音声アナウンス信号とを混合した音声
信号ブロツクとを、ブロツク間に所定長Tの無音
区間を置いて有する磁気テープ;該磁気テープを
再生する磁気テープ再生装置;スピーカ;縫い制
御データブロツクのデータを読取るデータ読取手
段;磁気テープ再生装置の再生信号をスピーカと
データ読取手段に選択的に与える切換手段;スピ
ーカに与えられる再生信号の無音がTより短い
Ts継続したときエンド信号を発生する無音区間
検出手段;データ読取手段が読取つたデータを格
納するメモリ手段;自動縫い機構;前記メモリ手
段の縫い制御データに基づき自動縫い機構を制御
し、識別データに対応して切換手段を、磁気テー
プ再生装置へのスピーカの接続に設定し、前記エ
ンド信号に応答して切換手段を、磁気テープ再生
装置へのデータ読取手段の接続に設定する制御手
段;を備える。 (作用) 磁気テープ再生装置が磁気テープの情報を再生
し、データ読取手段が縫い制御データブロツクの
データを読取り、メモリ手段がこのデータを格納
する。しかして、制御手段が、メモリ手段の縫い
制御データに基づき自動縫い機構を制御し、識別
データがあるとそれに対応して切換手段を、磁気
テープ再生装置へのスピーカの接続に設定するの
で、磁気テープの音声信号ブロツクの信号がスピ
ーカに与えられる。 この音声信号ブロツクはバツクグラウンド信号
と音声アナウンス信号とを混合したものであるの
で、スピーカよりバツクグラウンド音と共に音声
アナウンスが流れる。 無音区間検出手段が、スピーカに与えられる再
生信号の無音がTより短いTs継続したときエン
ド信号を発生し、制御手段がこのエンド信号に応
答して、切換手段を、磁気テープ再生装置へのデ
ータ読取手段の接続に設定する。 これにより次ブロツクのデータが磁気テープ再
生装置よりデータ読取手段に与えられ、データ読
取手段が縫い制御データブロツクのデータを読取
り、メモリ手段がこのデータを格納する。 そして制御手段が、メモリ手段の縫い制御デー
タに基づき自動縫い機構を制御し、識別データが
あると切換手段を、磁気テープ再生装置へのスピ
ーカの接続に設定するので、磁気テープの音声信
号ブロツクの信号がスピーカに与えられ、スピー
カよりバツクグラウンド音と共に音声アナウンス
が流れる。以下同様に、磁気テープの情報に従が
つて、磁気テープのデータの読取、自動縫い制
御、磁気テープ再生情報の振り分け、音声アナウ
ンス等が行なわれる。 上述のように磁気テープが、次ブロツクが音声
信号ブロツクであるときこれを示す識別データを
含む、縫い制御データブロツクと、Tsよりも短
い周期でレベル変動があるバツクグラウンド信号
と音声アナウンス信号とを混合した音声信号ブロ
ツクとを、ブロツク間に所定長Tの無音区間を置
いて有するものであるので、音声情報記録ブロツ
クの再生の間、仮に音声アナウンスがTs以上無
音となつても、バツクグラウンド信号があるた
め、Ts間無信号ということがなくなる。 したがつて無音区間検出手段はエンド信号を発
生せず、したがつて制御手段は切換手段をデータ
読取手段側に切換えることがない。 その結果、音声アナウンスが中断してしまうこ
とはないので、オペレータは音声アナウンスに従
がつて適正な操作を行ないうるし、データ読取手
段に誤つて音声アナウンスブロツクの情報が与え
られることがなくなる。 その結果、メモリ手段に誤つた信号が書込まれ
ないので、メモリ手段のデータに基づいて自動縫
い機構や切換手段を制御する制御手段の誤動作を
発生しない。すなわち自動縫い制御エラーを生じ
ない。 本発明の好ましい実施例においては、バツクグ
ラウンド信号は音楽音(いわゆるミユージツクサ
ウンド)好ましくは器楽音とする。これによれば
アナウンス中に異和感を覚える信号が現われず、
むしろオペレータにアナウンス継続中であること
を自然に知らせることになり、情緒的な効果も期
待される。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明により明らかになろう。 (実施例) まず、本発明の自動縫いミシンで用いる磁気テ
ープの情報設定を説明する。まず、第3図に示す
ように、磁気テープ録音装置4にミキシング装置
5を接続し、装置5にマイク6およびレコードプ
レーヤ(又は磁気テープ再生器)7を接続し、各
ブロツク2V1,2V2,2V3…のアナウンスをそ
れらの記録順に、プレーヤ7でレコード音楽をか
けながら、しかもブロツク間ではTs以上の非録
音空廻し(又は無音としての記録廻わし)をおこ
なつてオーデイオテープカセツト3のテープに記
録する。次に第4図に示すように、マイクロコン
ピユータに接続した磁気テープ再生装置8にカセ
ツト3を装着し、磁気テープ再生装置9には、ブ
ロツク2D1,2D2,2D3…の制御データの原デ
ータを、ブロツク間にTs以上の空白を置いて記
録した磁気テープカセツト10を装着し、マイク
ロコンピユータで再生装置8,9、磁気テープ録
音装置11および切換回路の付勢およびスイツチ
ングを制御して磁気テープ1に記録をおこなう。
マイクロコンピユータには予め操作ボードの入力
操作で切換回路12の切換順が入力され、メモリ
に設定されている。今たとえば第1図に示すデー
タ記録をおこなうため、切換順がa−a−c−c
−a−c−a…と設定されているとすると、マイ
クロコンピユータは、記録指示があるとまず再生
装置9を再生に、録音装置11を記録に付勢して
切換回路12をa接続(9−11接続)に設定
し、再生装置9の再生信号を監視し、低レベルが
Ts以上となると再生装置9を停止とし、切換回
路12をb接続(無音記録)として時間をカウン
トし、カウント値が(T−Ts)相当値になると
また再生装置9を再生付勢し切換回路12をa接
続として再生信号を監視する。再生信号がTs間
低レベルのままであると同様に再生装置9を停止
とし、切換回路12をb接続として時間をカウン
トし、カウント値が(T−Ts)相当値になると
今度は再生装置8を再生付勢し切換回路12をc
接続(8−11接続)とする。再生信号を同様に
監視し、以下同様にTs間低レベルが継続すると、
(T−Ts)間無記録テープ進行とし、次に、指定
された切換えをおこなう。 このようにして、制御データおよび音声アナウ
ンスがブロツク区分で、ブロツク間に所定長Tの
無音部を置いた形でテープ1に記録される。音声
アナウンスにはプレーヤ7のレコード音楽がバツ
クグラウンドミユージツクとしてミキシング記録
されている。 このテープ1が装備された本発明の一実施例を
第5図に示す。第5図に示す回路に於てその中心
となるマイクロコンピユータ38は通例型式のも
ので、それ自身のデータ処理演算用プログラムを
ストアさせた固定のデータメモリであるROM3
8aを具える。そして普通には此の一組のマイク
ロコンピユータの中に構成されるべきものである
が、便宜上別の枠内に一括して示した刺繍データ
メモリ回路39を具える。刺繍データメモリ回路
39は、その容量が各256バイトである二個の
RAMメモリ要素から成る第一メモリ40及び第
二メモリ41を持ち、また此のメモリの双方に、
書込時のアドレスを指定する書込アドレスカウン
タ42及び読出時の同じく読出しアドレスカウン
タ43、更に該二個のメモリ40,41の何れの
側を動作状態に制御するかの切換指令とその状態
記憶の役割を待つ判別器44を具えている。判別
器44は一個のフリツプフロツプにて足り、後述
する制御シーケンスの説明中ではDRAと略記す
る。同様に第一メモリ40はRAM0、第二メモ
リ41はRAM1、書込アドレスカウンタ42は
WAC、そして読出しアドレスカウンタ43は
RACのように、制御シーケンス説明中のフロー
チヤートには夫々略記されている。 マイクロコンピユータ38の出力は、夫々増巾
器45,46を介して、一方はデータリーダ34
のカセツトテープ駆動モータ47及び、他方は此
のミシンの主軸36を駆動するミシンモータ48
を制御する。マイクロコンピユータ38の出力動
作の役割で重要な機能である二つのメモリ40,
41から読出したデータによる各ステツチ毎の二
つの座標成分の動作出力信号は、X軸駆動回路4
9及びY軸駆動回路50への制御入力として与え
られる。此の二つの駆動回路49,50は同構成
のものであり、Y軸のもので説明すると、該当座
標成分の動作出力信号として与えられる正負の信
号及びその移動量相当の数値信号の内、数値信号
YDAは、ダウンカウンタ51のプリセツト入力
端PSに接続され、そのロード入力L0により置数
される。そして別に設けられた発振器52からの
出力パルスをクロツクパルスとして、ANDゲー
ト53を介して減算動作をなし、その減算終了時
のボロー出力にてANDゲート53を閉じる。
ANDゲート53を通過中のクロツクパルスは、
上記正負の信号YP,YMに応じて各開ゲート制
御される一対のANDゲート54,55の内の開
ゲート動作中の側を通つてパルス分配器56の入
力に加えられる。パルス分配器56は、サーボモ
ータ21が一般の用例のようにパルスモータを用
いた場合の、回動方向に応じた励磁相切換の作用
をなす公知のものである。 マイクロコンピユータ38の入力側には、前述
の同期信号発生器37の出力信号及びスタートス
イツチ35の操作信号が接続されており、磁気テ
ープ再生装置33がカセツトテープ1から読取つ
た信号を、各8ビツトを1バイトとする単位ワー
ド毎に、前記の二つの刺繍データ用のメモリ4
0,41のどちらかに、判別器44の状態に応じ
て書込ませるためのデータ入力回路57が接続さ
れている。刺繍模様の制御データは夫々のパター
ンを構成するステツチ数に応じ、磁気テープ上の
記録長(ブロツク数)が定まるものであるが、本
実施例の場合、一ステツチ当り3バイトのデータ
にて表すものとし、最大84針分を一データブロツ
クとして、所要回数分のデータブロツクを連ねて
一個の刺繍模様データとするもので、磁気テープ
上には、各データブロツクの間に無信号ゾーン
(第1図の2S1,2S2…;以下IBGとする)を各
挟んで所要ブロツク数のデータゾーンDATA(0
〜n)が並び、最後に長いIBGが来て一模様デー
タが完了する。この関係を第6図に示す。但し最
後のデータゾーンDATA(n)の長さは、84針分
の長さより、多くの場合はより短いもので終るこ
ととなろう。 各バイト(以下、8bitから成る此のメモリ単位
をワードと云う)は、その先頭ビツトによつて、
各ワードが制御データであるか数値データである
かの識別に供する。制御データと数値データとの
構成に就き述べると、毎一針(ステツチ)分をな
す3個のワードの内、先頭に来るものが制御デー
タであり、之に続く2個のワードが、各々X軸成
分、Y軸成分の刺繍用枠移動量を定める各数値デ
ータであり、各数値データの容量は、ワードの先
頭桁が上記のようにデータ識別に使用されている
ため、残り7桁にて最大127のステツプの分解能
を持つ。即ち1ステツプ0.1mmとすると、一成分
の各ステツチで最大12.7mmの桁移動をなし得るも
のである。そしてX軸Y軸成分共に、その数値デ
ータには各移動方向を支配する符号ビツトを持た
ないが、各ステツチ毎にその制御データの2番目
のビツトの内容によりX軸成分の正負を、そして
3番目のそれによつてY軸成分の正負つまり移動
方向を示す。更に制御データは、その下位4桁の
構成により、その内容が全部0の場合、之に続く
2個のワードが数値データで、一ステツチ分の通
常の縫目形成用信号を形成するものであり、該下
位4桁の内容が零以外の場合、此のときの制御デ
ータは特別の指令信号の意味を持つとするもので
ある。之様に制御データのワードが之に続いて通
常の数値データを伴わない場合には、制御データ
のワードを上位と下位の各4桁に分けたヘキサデ
シマルの2桁の内容が、第7図の実施例では
〔86〕である場合を各データブロツクの終りを意
味するものとし、〔87〕である場合、全データの
終了つまり刺繍制御の終りを表するものとする。
要旨外ではあるが、之様にデータの終りを意味す
る信号として用いない場合とは、どのようなとき
かを簡単に記すと、例えばジヤンプ命令がある。
ジヤンプとは、本実施例には示されていないが、
或るステツチが普通の刺繍の一針の縫目長さとし
ては異常に長い場合に、針棒2をその上昇位置に
一時留置して刺繍枠移動のみを続けさすものであ
る。第7図では之様にして各データブロツクのデ
ータ編成が続いて、n番目のブロツクの或るワー
ドに〔87〕なる制御データが表れて一個の刺繍デ
ータが構成されることを示している。そして此の
場合、各データブロツクの253番目のワードであ
るアドレスNo.252に、ブロツクの区切りを示す
〔86〕が記録されるものであり、0〜251の範囲の
ワードに、既述のように84針分のデータが入れら
れる。また此の各ブロツク分のデータが前記の
RAM0、RAM1の二個のメモリ40,41に
交互に各ストアされるもので、該メモリ40,4
1は各256バイトの容量のもので之に適合する。 再び第5図に戻つて、第8図のタイミングチヤ
ートと共にデータ入力回路57を説明する。該入
力回路57の役割は、簡単に云えば、磁気テープ
再生装置33が再生したカセツトテープ1の記録
が各ビツトを縦に連ねたものであるのに対し、之
を8ビツト宛に区切つてマイクロコンピユータ3
8のI/Oポートに入力さすもので、また各ビツ
トの内容を
〔0〕か〔1〕かに判断しつつ読取る
機能のものである。磁気テープ再生装置33で再
生する磁気テープ1のデータ記録態様は、信号記
録幅の大小により二値信号に対応させたものであ
る。即ち、読出しヘツド33aがテープ1上の信
号の立上りと立下りとを検出し、この夫々によつ
て、各別に検知回路58,59を介してフリツプ
フロツプ60のセツト及びリセツト信号を作り、
該フリツプフロツプ60のセツト動作とリセツト
動作の各時間幅を比較することにより、各ビツト
の二値信号の内容を
機能のものである。磁気テープ再生装置33で再
生する磁気テープ1のデータ記録態様は、信号記
録幅の大小により二値信号に対応させたものであ
る。即ち、読出しヘツド33aがテープ1上の信
号の立上りと立下りとを検出し、この夫々によつ
て、各別に検知回路58,59を介してフリツプ
フロツプ60のセツト及びリセツト信号を作り、
該フリツプフロツプ60のセツト動作とリセツト
動作の各時間幅を比較することにより、各ビツト
の二値信号の内容を
〔0〕か〔1〕かに判断す
る。この時間幅を各計測するために、フリツプフ
ロツプ60のQ出力にて開ゲートとされるAND
素子61及び出力に応ずる同様のAND素子6
2を介し、発振器63からのクロツクパルスを計
数する一対のカウンタ64,65を具えており、
テープ記録信号の立上り検知回路59の出力に応
じ微小幅のパルスを生ずる単安定マルチバイブレ
ータ66の該出力パルスによるリセツトの時点よ
り、先ずカウンタ64が計数を開始し、立下り検
知回路58の出力にて此の計数がストツプすると
同時にカウンタ65の側が計数を始める。 そして次の立上り検知回路出力によつて、その
時点での、比較器67に於ける両カウンタ64,
65の計数値の大小を判断した比較出力が、
る。この時間幅を各計測するために、フリツプフ
ロツプ60のQ出力にて開ゲートとされるAND
素子61及び出力に応ずる同様のAND素子6
2を介し、発振器63からのクロツクパルスを計
数する一対のカウンタ64,65を具えており、
テープ記録信号の立上り検知回路59の出力に応
じ微小幅のパルスを生ずる単安定マルチバイブレ
ータ66の該出力パルスによるリセツトの時点よ
り、先ずカウンタ64が計数を開始し、立下り検
知回路58の出力にて此の計数がストツプすると
同時にカウンタ65の側が計数を始める。 そして次の立上り検知回路出力によつて、その
時点での、比較器67に於ける両カウンタ64,
65の計数値の大小を判断した比較出力が、
〔0〕
又は〔1〕の形でシフトレジスタ68の記憶入力
端に入力される。シフトレジスタ68を之様にシ
フト動作させた立上り検知信号は、また今一つの
カウンタ69の計数入力として与えられる。シフ
トレジスタ68は8桁の長さのものであり、カウ
ンタ69も亦8進法の計数出力を生ずるものとす
ることにより、シフトレジスタ68が8回宛シフ
ト動作する毎に、そのときのシフトレジスタ68
の読込みデータの内容がマイクロコンピユータ3
8に入力される構成になつている。データブロツ
クの終了は、今一つの単安定マルチバイブレータ
から成る終端センサ70にて検出される。即ちテ
ープ記録信号の立上り検知回路58,59の何れ
の側の出力によつてもトリガ入力を与えられるよ
うに、OR素子71を介して励振パルス幅が幾分
大なる終端センサ70が接続されており、テープ
からのデータ読取りが続いている間は、繰返し与
えられるトリガ入力によつて終端センサ70の励
起状態が持続され、そしてデータブロツクの終
端、もしくは全データの読取り完了時、最後の励
振入力による単安定マルチバイブレータの作動幅
経過時点で、マイクロコンピユータ38のI/O
ポートに読込完了信号を与えるものである。 以上の構成にて、次に第9図以下のフローチヤ
ートにより作動説明を行なう。スタートの指令に
応じて、先ず判別器44の内容を初期設定する。
判別器44は既述のようにフリツプフロツプで二
つの動作状態を選択的にとるものであるが、以下
便宜上、之をHとLとで表わすとする。ここでは
初期設定はLである。続いてスタートスイツチ3
5がON操作されるのを待ち、そのONに応じて
第10図に詳細を示すデータ読込サブルーチンに
移る。データ読込みのルーチンにて今一度判別器
44の内容を見て、初回は上記のようにLである
ので、その肯定判断により今度は判別器44をH
に設定し、そして第一のメモリ40の先頭番地を
アドレスすべく書込アドレスカウンタ42をセツ
トする。そして増巾器45に駆動信号を与えてカ
セツトテープ駆動モータ47を駆動させ、第9図
のメインルーチンに戻る。そこで終端センサ70
の励振動作が終る迄待ち、即ち一データブロツク
分のデータが、カセツトテープ33からデータ入
力回路57を介して第一のメモリ40内に読込ま
れた時点にて、終端センサ70の動作が非出力と
なるに応じて、増巾器46に駆動信号を与えてミ
シンモータ48を駆動させ、再度データ読込サブ
ルーチンに移る。そこで判別器44の内容を検出
すると、先にHに設定されているので、今度はそ
の否定判断により、判別器44の内容をLに変更
し、そして第二のメモリ41の先頭番地をアドレ
スすべく書込アドレスカウンタ42をカセツト
し、カセツトテープ駆動用信号を同様に出してメ
インルーチンに戻る。そこで判別器44の内容が
Lであるかを検出し、此の場合は肯定判断であ
り、之に応じて第一のメモリ40の先頭番地をア
ドレスすべく読出しアドレスカウンタ43をセツ
トする。メモリ40からそのアドレスされた部分
の記憶内容のワードが読み出される。ワードの内
容が音声アナウンスを指示するもの(識別デー
タ)であると、針が上死点に到達するのを待つて
ミシンモータを停止し、音声フラグをセツトして
切換スイツチ(アンプSW)71をスピーカ72
側に閉とし、再生装置のカセツトモータを駆動
し、モータ駆動から所定時間を経過するとリトリ
ガブルモノマルチバルブレータ73の出力を監視
する。モータ駆動より前記所定時間内に再生装置
はバツクグラウンドミユージツクを混合した音声
アナウンスブロツクの再生信号を出力するので、
リトリガブルモノマルチバイブレータ73の出力
がHになり、スピーカ72よりバツクグラウンド
ミユージツクおよび音声アナウンスが流れる。リ
トリガブルモノマルチバイブレータ73の時限は
Tsに設定されているので、音声情報ブロツクの
再生が終わると、それからTs後にリトリガブル
モノマルチバイブレータ73の出力がLに復帰す
る。バイブレータ73の出力がLに戻ると、
CPUは切換スイツチ71をデータ入力回路57
側に接とし、フラグをリセツトし、カセツトモー
タを停止としてミシンモータを駆動する。そして
RAMのデータを読む。 RAMの読み出しデータがアナウンスを指示す
るもの(識別データ)ではないときには、その内
容がヘキシサデシマルの〔86〕並に〔87〕の何れ
でもない間は、第11図のデータ出力サブルーチ
ンに移る。データ出力動作とは即ち、XY両軸成
分の駆動回路49,50に刺繍用の枠制御データ
を与えることであり、ここで先ず与えられたワー
ドである制御データの先頭から2番目(第6ビツ
ト)及び第3番目(第5ビツト)の内容を夫々判
断して、X軸駆動回路49の正負入力端XP,
XM及びY軸成分の同じく正負YP,YMに之を
セツトする。次いで読出しアドレスを進めてX軸
成分の数値データのワードを第一のメモリ40か
ら読出して、之をX線駆動回路49への置数出力
端PSへ出力準備する。更に読出しアドレスを進
めてY軸駆動回路50への置数出力PSも同数に
準備する。そこで終端センサ70の励起状態が続
行している間は、そのまま同期信号発生器37よ
りのミシン主軸36の回転位相信号の到来を待つ
て、刺繍枠6に張設の図示しない加工布より針が
抜けるタイミングに合せてロード端子に置数信号
を出し、ダウンカウンタ51に対してXY軸成分
の夫々の上記制御数値をプリセツトせしめる。そ
れによりダウンカウンタ51は発振器52からの
クロツクパルスを計数減算動作を始め、該減算が
続いている間は、そのクロツクパルスがパルス分
配器56等を介して両サーボモータ20,21に
制御信号として与えられ、刺繍枠駆動機構の動作
を介し、トラベラに担持された刺繍枠が、直交座
標の両成分の合成なる平面図形の軌跡動作をな
す。 なお、第5図では両サーボモータ20,21の
種類として、オープンループの制御系で用いるパ
ルスモータを用いる例を想定して、その為のパル
ス分配器56なる回路要素の使用を例示している
が、サーボモータとして使用可能であるものはパ
ルスモータに限らないので、他の種類のモータを
用いる場合には、モータ回転量をフイードバツク
させて回転角度制御するための適当な回路要素を
用いればよい。 之様にして一ステツチ分の制御信号が出力され
たのち、制御シーケンスは読出しアドレスカウン
タ43をアドレスシンクリメントさせ、メインル
ーチンに戻り次ステツチの為のシーケンスを続け
る。即ち、次針分の制御データの内容が、アナウ
ンスを指示するもの(識別データ)か、あるいは
〔86H〕か〔87H〕であるかを毎回検出しつつ、
それらの否定の間はデータ出力サブルーチンの制
御を反復実行する。該サブルーチンのシーケンス
実行中に、終端センサ70の励起が終了し、即
ち、カセツトテープ33からの一データブロツク
分の読取りの終了が検出されると、カセツトテー
プ駆動モータ47のための駆動出力をストツプさ
す。なお一データブロツク分のステツチ数は既述
のように最大84針分であるが、その読込みに要す
る時間は、ミシン上軸36の約5回転位の間に完
了する見当のものであり、読込完了後は、メモリ
40,41の一方のストアデータが読出しを完了
する迄は両サーボモータ20,21のそのデータ
ブロツク内の制御が実行される。 而して、之様な刺繍制御の続行中に、一方のメ
モリの内容が読出しを完了すると、メインルーチ
ンの〔86H〕の検出に応じて第10図のデータ読
込サブルーチンに移り、読出し完了した側のメモ
リに改めて、次のデータブロツク分のデータが読
込まれる。此の場合、ミシンは刺繍枠制御の動作
が続行された状態にて、その制御の合間に、第1
2図に示すような割込みによつてカセツトテープ
33からの読込みを実行させる。 之様にして、刺繍縫の自動制御の進行に連れ
て、カセツトテープ33の読取り動作が断続的に
続けられ、その間、二つのメモリ40,41が交
互に読込みと読出しとの役割を交替し合つて、全
体としてミシン運転が中断されることなく、一個
の刺繍模様の自動制御が進行する。そこでメイン
ルーチン中の制御データの読出し内容〔87H〕を
検出したとき、同期信号発生器37からの信号に
応じ、針棒が上昇した位置でミシンを停止さすべ
く、詳細は図示も説明も省くが適宜のミシンモー
タ停止制御によりミシンモータ48を停止せしめ
る。 以上詳細に説明したように、第5図に示す本発
明の実施例では、自動刺繍制御のための大容量の
制御データ記録担体として磁気テープ1を使用
し、該磁気テープ1の読取り動作と実際の刺繍ミ
シン動作との同期運転を容易になすべく、磁気テ
ープ1からの読取りデータを、一旦制御回路内の
静的メモリにストアさせる手段に於て、該静的メ
モリとしては比較的小容量のメモリ二個を使用
し、シーケンス制御動作を行うコンピユータの構
成中に、該二つのメモリの動作選択状態を切替
え、且つ其の状態を指標の如く記憶する判別器の
手段を具え、それによつて磁気テープの読取り動
作は断続的に行われるが、その間に、二個の静的
メモリが相互に読込みと読出しとの役割を交替し
合うことにより、全体としてミシン運転が中断さ
れることなく、見掛上はオンライン制御の如き態
様にて、各刺繍模様毎の刺繍枠自動制御が進行す
るものとしている。制御回路内に特に大容量の静
的メモリを備える必要なしに、磁気テープを介し
て複雑な刺繍パターンを一貫した連続動作にて完
成させることができ、操作者はその間、何の操作
を加えることも要しない。この実施例は、データ
読取やアナウンス再生に混乱を起こさず、小容量
のメモリの内蔵にて済むところから経済的に有利
であり、また操作が容易であつて実用的に勝れた
ものである。 〔発明の効果〕 以上の通り本発明の自動縫いミシンでは、磁気
テープ再生装置33が磁気テープ1の情報を再生
し、データ読取手段57が縫い制御データブロツ
クのデータを読取り、メモリ手段39がこのデー
タを格納する。しかして、制御手段38が、メモ
リ手段39の縫い制御データに基づき自動縫い機
構を制御し、識別データ(次のブロツクが音声信
号ブロツクであることを示すデータ)があるとそ
れに対応して切換手段71を、磁気テープ再生装
置33へのスピーカ72の接続に設定するので、
磁気テープ1の音声信号ブロツクの信号がスピー
カ72に与えられる。 この音声信号ブロツクはバツクグラウンド信号
と音声アナウンス信号とを混合したものであるの
で、スピーカ72よりバツクグラウンド音と共に
音声アナウンスが流れる。 無音区間検出手段73が、スピーカ72に与え
られる再生信号の無音がTより短いTs継続した
ときエンド信号を発生し、制御手段38がこのエ
ンド信号に応答して、切換手段71を、磁気テー
プ再生装置33へのデータ読取手段57の接続に
設定する。 これにより次ブロツクのデータが磁気テープ再
生装置33よりデータ読取手段57に与えられ、
データ読取手段57が縫い制御データブロツクの
データを読取り、メモリ手段39がこのデータを
格納する。 そして制御手段38が、メモリ手段39の縫い
制御データに基づき自動縫い機構を制御し、識別
データがあると切換手段71を、磁気テープ再生
装置33へのスピーカ72の接続に設定するの
で、磁気テープ1の音声信号ブロツクの信号がス
ピーカ72に与えられ、スピーカ72よりバツク
グラウンド音と共に音声アナウンスが流れる。以
下同様に、磁気テープ1の情報に従がつて、磁気
テープ1のデータの読取、自動縫い制御、磁気テ
ープ再生装置の、切換手段71による振り分け、
音声アナウンス等が行なわれる。 上述のように磁気テープ1が、次ブロツクが音
声信号ブロツクであるときこれを示す識別データ
を含む、縫い制御データブロツクと、Tsよりも
短い周期でレベル変動があるバツクグラウンド信
号と音声アナウンス信号とを混合した音声信号ブ
ロツクとを、ブロツク間に所定長Tの無音区間を
置いて有するものであるので、音声情報記録ブロ
ツクの再生の間、仮に音声アナウンスがTs以上
無音となつても、バツクグラウンド信号があるた
め、Ts間無信号ということがなくなる。 したがつて無音区間検出手段73はエンド信号
を発生せず、したがつて制御手段57は切換手段
71をデータ読取手段57側に切換えることがな
い。 その結果、音声アナウンスが中断してしまうこ
とはないので、オペレータは音声アナウンスに従
がつて適正な操作を行ないうるし、データ読取手
段57に誤つて音声アナウンスブロツクの情報が
与えられることがなくなる。 その結果、メモリ手段39に誤つた信号が書込
まれないので、メモリ手段39のデータに基づい
て自動縫い機構や切換手段71を制御する制御手
段57の誤動作を発生しない。すなわち自動縫い
制御エラーを生じない。
又は〔1〕の形でシフトレジスタ68の記憶入力
端に入力される。シフトレジスタ68を之様にシ
フト動作させた立上り検知信号は、また今一つの
カウンタ69の計数入力として与えられる。シフ
トレジスタ68は8桁の長さのものであり、カウ
ンタ69も亦8進法の計数出力を生ずるものとす
ることにより、シフトレジスタ68が8回宛シフ
ト動作する毎に、そのときのシフトレジスタ68
の読込みデータの内容がマイクロコンピユータ3
8に入力される構成になつている。データブロツ
クの終了は、今一つの単安定マルチバイブレータ
から成る終端センサ70にて検出される。即ちテ
ープ記録信号の立上り検知回路58,59の何れ
の側の出力によつてもトリガ入力を与えられるよ
うに、OR素子71を介して励振パルス幅が幾分
大なる終端センサ70が接続されており、テープ
からのデータ読取りが続いている間は、繰返し与
えられるトリガ入力によつて終端センサ70の励
起状態が持続され、そしてデータブロツクの終
端、もしくは全データの読取り完了時、最後の励
振入力による単安定マルチバイブレータの作動幅
経過時点で、マイクロコンピユータ38のI/O
ポートに読込完了信号を与えるものである。 以上の構成にて、次に第9図以下のフローチヤ
ートにより作動説明を行なう。スタートの指令に
応じて、先ず判別器44の内容を初期設定する。
判別器44は既述のようにフリツプフロツプで二
つの動作状態を選択的にとるものであるが、以下
便宜上、之をHとLとで表わすとする。ここでは
初期設定はLである。続いてスタートスイツチ3
5がON操作されるのを待ち、そのONに応じて
第10図に詳細を示すデータ読込サブルーチンに
移る。データ読込みのルーチンにて今一度判別器
44の内容を見て、初回は上記のようにLである
ので、その肯定判断により今度は判別器44をH
に設定し、そして第一のメモリ40の先頭番地を
アドレスすべく書込アドレスカウンタ42をセツ
トする。そして増巾器45に駆動信号を与えてカ
セツトテープ駆動モータ47を駆動させ、第9図
のメインルーチンに戻る。そこで終端センサ70
の励振動作が終る迄待ち、即ち一データブロツク
分のデータが、カセツトテープ33からデータ入
力回路57を介して第一のメモリ40内に読込ま
れた時点にて、終端センサ70の動作が非出力と
なるに応じて、増巾器46に駆動信号を与えてミ
シンモータ48を駆動させ、再度データ読込サブ
ルーチンに移る。そこで判別器44の内容を検出
すると、先にHに設定されているので、今度はそ
の否定判断により、判別器44の内容をLに変更
し、そして第二のメモリ41の先頭番地をアドレ
スすべく書込アドレスカウンタ42をカセツト
し、カセツトテープ駆動用信号を同様に出してメ
インルーチンに戻る。そこで判別器44の内容が
Lであるかを検出し、此の場合は肯定判断であ
り、之に応じて第一のメモリ40の先頭番地をア
ドレスすべく読出しアドレスカウンタ43をセツ
トする。メモリ40からそのアドレスされた部分
の記憶内容のワードが読み出される。ワードの内
容が音声アナウンスを指示するもの(識別デー
タ)であると、針が上死点に到達するのを待つて
ミシンモータを停止し、音声フラグをセツトして
切換スイツチ(アンプSW)71をスピーカ72
側に閉とし、再生装置のカセツトモータを駆動
し、モータ駆動から所定時間を経過するとリトリ
ガブルモノマルチバルブレータ73の出力を監視
する。モータ駆動より前記所定時間内に再生装置
はバツクグラウンドミユージツクを混合した音声
アナウンスブロツクの再生信号を出力するので、
リトリガブルモノマルチバイブレータ73の出力
がHになり、スピーカ72よりバツクグラウンド
ミユージツクおよび音声アナウンスが流れる。リ
トリガブルモノマルチバイブレータ73の時限は
Tsに設定されているので、音声情報ブロツクの
再生が終わると、それからTs後にリトリガブル
モノマルチバイブレータ73の出力がLに復帰す
る。バイブレータ73の出力がLに戻ると、
CPUは切換スイツチ71をデータ入力回路57
側に接とし、フラグをリセツトし、カセツトモー
タを停止としてミシンモータを駆動する。そして
RAMのデータを読む。 RAMの読み出しデータがアナウンスを指示す
るもの(識別データ)ではないときには、その内
容がヘキシサデシマルの〔86〕並に〔87〕の何れ
でもない間は、第11図のデータ出力サブルーチ
ンに移る。データ出力動作とは即ち、XY両軸成
分の駆動回路49,50に刺繍用の枠制御データ
を与えることであり、ここで先ず与えられたワー
ドである制御データの先頭から2番目(第6ビツ
ト)及び第3番目(第5ビツト)の内容を夫々判
断して、X軸駆動回路49の正負入力端XP,
XM及びY軸成分の同じく正負YP,YMに之を
セツトする。次いで読出しアドレスを進めてX軸
成分の数値データのワードを第一のメモリ40か
ら読出して、之をX線駆動回路49への置数出力
端PSへ出力準備する。更に読出しアドレスを進
めてY軸駆動回路50への置数出力PSも同数に
準備する。そこで終端センサ70の励起状態が続
行している間は、そのまま同期信号発生器37よ
りのミシン主軸36の回転位相信号の到来を待つ
て、刺繍枠6に張設の図示しない加工布より針が
抜けるタイミングに合せてロード端子に置数信号
を出し、ダウンカウンタ51に対してXY軸成分
の夫々の上記制御数値をプリセツトせしめる。そ
れによりダウンカウンタ51は発振器52からの
クロツクパルスを計数減算動作を始め、該減算が
続いている間は、そのクロツクパルスがパルス分
配器56等を介して両サーボモータ20,21に
制御信号として与えられ、刺繍枠駆動機構の動作
を介し、トラベラに担持された刺繍枠が、直交座
標の両成分の合成なる平面図形の軌跡動作をな
す。 なお、第5図では両サーボモータ20,21の
種類として、オープンループの制御系で用いるパ
ルスモータを用いる例を想定して、その為のパル
ス分配器56なる回路要素の使用を例示している
が、サーボモータとして使用可能であるものはパ
ルスモータに限らないので、他の種類のモータを
用いる場合には、モータ回転量をフイードバツク
させて回転角度制御するための適当な回路要素を
用いればよい。 之様にして一ステツチ分の制御信号が出力され
たのち、制御シーケンスは読出しアドレスカウン
タ43をアドレスシンクリメントさせ、メインル
ーチンに戻り次ステツチの為のシーケンスを続け
る。即ち、次針分の制御データの内容が、アナウ
ンスを指示するもの(識別データ)か、あるいは
〔86H〕か〔87H〕であるかを毎回検出しつつ、
それらの否定の間はデータ出力サブルーチンの制
御を反復実行する。該サブルーチンのシーケンス
実行中に、終端センサ70の励起が終了し、即
ち、カセツトテープ33からの一データブロツク
分の読取りの終了が検出されると、カセツトテー
プ駆動モータ47のための駆動出力をストツプさ
す。なお一データブロツク分のステツチ数は既述
のように最大84針分であるが、その読込みに要す
る時間は、ミシン上軸36の約5回転位の間に完
了する見当のものであり、読込完了後は、メモリ
40,41の一方のストアデータが読出しを完了
する迄は両サーボモータ20,21のそのデータ
ブロツク内の制御が実行される。 而して、之様な刺繍制御の続行中に、一方のメ
モリの内容が読出しを完了すると、メインルーチ
ンの〔86H〕の検出に応じて第10図のデータ読
込サブルーチンに移り、読出し完了した側のメモ
リに改めて、次のデータブロツク分のデータが読
込まれる。此の場合、ミシンは刺繍枠制御の動作
が続行された状態にて、その制御の合間に、第1
2図に示すような割込みによつてカセツトテープ
33からの読込みを実行させる。 之様にして、刺繍縫の自動制御の進行に連れ
て、カセツトテープ33の読取り動作が断続的に
続けられ、その間、二つのメモリ40,41が交
互に読込みと読出しとの役割を交替し合つて、全
体としてミシン運転が中断されることなく、一個
の刺繍模様の自動制御が進行する。そこでメイン
ルーチン中の制御データの読出し内容〔87H〕を
検出したとき、同期信号発生器37からの信号に
応じ、針棒が上昇した位置でミシンを停止さすべ
く、詳細は図示も説明も省くが適宜のミシンモー
タ停止制御によりミシンモータ48を停止せしめ
る。 以上詳細に説明したように、第5図に示す本発
明の実施例では、自動刺繍制御のための大容量の
制御データ記録担体として磁気テープ1を使用
し、該磁気テープ1の読取り動作と実際の刺繍ミ
シン動作との同期運転を容易になすべく、磁気テ
ープ1からの読取りデータを、一旦制御回路内の
静的メモリにストアさせる手段に於て、該静的メ
モリとしては比較的小容量のメモリ二個を使用
し、シーケンス制御動作を行うコンピユータの構
成中に、該二つのメモリの動作選択状態を切替
え、且つ其の状態を指標の如く記憶する判別器の
手段を具え、それによつて磁気テープの読取り動
作は断続的に行われるが、その間に、二個の静的
メモリが相互に読込みと読出しとの役割を交替し
合うことにより、全体としてミシン運転が中断さ
れることなく、見掛上はオンライン制御の如き態
様にて、各刺繍模様毎の刺繍枠自動制御が進行す
るものとしている。制御回路内に特に大容量の静
的メモリを備える必要なしに、磁気テープを介し
て複雑な刺繍パターンを一貫した連続動作にて完
成させることができ、操作者はその間、何の操作
を加えることも要しない。この実施例は、データ
読取やアナウンス再生に混乱を起こさず、小容量
のメモリの内蔵にて済むところから経済的に有利
であり、また操作が容易であつて実用的に勝れた
ものである。 〔発明の効果〕 以上の通り本発明の自動縫いミシンでは、磁気
テープ再生装置33が磁気テープ1の情報を再生
し、データ読取手段57が縫い制御データブロツ
クのデータを読取り、メモリ手段39がこのデー
タを格納する。しかして、制御手段38が、メモ
リ手段39の縫い制御データに基づき自動縫い機
構を制御し、識別データ(次のブロツクが音声信
号ブロツクであることを示すデータ)があるとそ
れに対応して切換手段71を、磁気テープ再生装
置33へのスピーカ72の接続に設定するので、
磁気テープ1の音声信号ブロツクの信号がスピー
カ72に与えられる。 この音声信号ブロツクはバツクグラウンド信号
と音声アナウンス信号とを混合したものであるの
で、スピーカ72よりバツクグラウンド音と共に
音声アナウンスが流れる。 無音区間検出手段73が、スピーカ72に与え
られる再生信号の無音がTより短いTs継続した
ときエンド信号を発生し、制御手段38がこのエ
ンド信号に応答して、切換手段71を、磁気テー
プ再生装置33へのデータ読取手段57の接続に
設定する。 これにより次ブロツクのデータが磁気テープ再
生装置33よりデータ読取手段57に与えられ、
データ読取手段57が縫い制御データブロツクの
データを読取り、メモリ手段39がこのデータを
格納する。 そして制御手段38が、メモリ手段39の縫い
制御データに基づき自動縫い機構を制御し、識別
データがあると切換手段71を、磁気テープ再生
装置33へのスピーカ72の接続に設定するの
で、磁気テープ1の音声信号ブロツクの信号がス
ピーカ72に与えられ、スピーカ72よりバツク
グラウンド音と共に音声アナウンスが流れる。以
下同様に、磁気テープ1の情報に従がつて、磁気
テープ1のデータの読取、自動縫い制御、磁気テ
ープ再生装置の、切換手段71による振り分け、
音声アナウンス等が行なわれる。 上述のように磁気テープ1が、次ブロツクが音
声信号ブロツクであるときこれを示す識別データ
を含む、縫い制御データブロツクと、Tsよりも
短い周期でレベル変動があるバツクグラウンド信
号と音声アナウンス信号とを混合した音声信号ブ
ロツクとを、ブロツク間に所定長Tの無音区間を
置いて有するものであるので、音声情報記録ブロ
ツクの再生の間、仮に音声アナウンスがTs以上
無音となつても、バツクグラウンド信号があるた
め、Ts間無信号ということがなくなる。 したがつて無音区間検出手段73はエンド信号
を発生せず、したがつて制御手段57は切換手段
71をデータ読取手段57側に切換えることがな
い。 その結果、音声アナウンスが中断してしまうこ
とはないので、オペレータは音声アナウンスに従
がつて適正な操作を行ないうるし、データ読取手
段57に誤つて音声アナウンスブロツクの情報が
与えられることがなくなる。 その結果、メモリ手段39に誤つた信号が書込
まれないので、メモリ手段39のデータに基づい
て自動縫い機構や切換手段71を制御する制御手
段57の誤動作を発生しない。すなわち自動縫い
制御エラーを生じない。
第1図は、自動刺しゆう縫いミシンに用いる、
デジタル制御データと音声アナウンスを記録した
磁気テープの記録情報分布を示す平面図、第2図
はそのテープを用いたミシンの縫い制御を示すフ
ローチヤートである。第3図は本発明のの一実施
例に装備される磁気テープの作成過程の1つを示
すブロツク図、第4図はもう1つの過程を示すブ
ロツク図である。第5図は本発明の一実施例の構
成を示すブロツク図、第6図はそれに装備された
磁気テープ1上のデータ配列を示す平面図、第7
図は第6図に示すデータブロツクそれぞれのデー
タ内容を示す平面図、第8図は第5図に示す入力
回路57のデータ読取信号を示すタイムチヤー
ト、第9図、第10図、第11図および第12図
は、第5図に示すマイクロコンピユータCPUの
制御動作を示すフローチヤートである。 第4図の1:磁気テープ(磁気テープ)、2
D1,2D2,…:制御データ記録ブロツク(縫い
制御データブロツク)、2S1,2S2:無音帯(無
音区間)、2V1,2V2,…:本発明情報記録ブロ
ツク(音声信号ブロツク)、3,10,33:オ
ーデイオカセツトテープ、5:ミキシング装置、
6:マイクロホン、7:レコードプレーヤ、1
2:切換回路、33:磁気テープ再生装置(磁気
テープ再生装置)、39:刺しゆうデータメモリ
回路(メモリ手段)、57:入力回路(データ読
取手段)、71:切換スイツチ(切換手段)、7
2:スピーカ(スピーカ)、73:リトリガブル
モノマルチバイブレータ(無音区間検出手段)、
CPU:マイクロコンピユータ(制御手段)。
デジタル制御データと音声アナウンスを記録した
磁気テープの記録情報分布を示す平面図、第2図
はそのテープを用いたミシンの縫い制御を示すフ
ローチヤートである。第3図は本発明のの一実施
例に装備される磁気テープの作成過程の1つを示
すブロツク図、第4図はもう1つの過程を示すブ
ロツク図である。第5図は本発明の一実施例の構
成を示すブロツク図、第6図はそれに装備された
磁気テープ1上のデータ配列を示す平面図、第7
図は第6図に示すデータブロツクそれぞれのデー
タ内容を示す平面図、第8図は第5図に示す入力
回路57のデータ読取信号を示すタイムチヤー
ト、第9図、第10図、第11図および第12図
は、第5図に示すマイクロコンピユータCPUの
制御動作を示すフローチヤートである。 第4図の1:磁気テープ(磁気テープ)、2
D1,2D2,…:制御データ記録ブロツク(縫い
制御データブロツク)、2S1,2S2:無音帯(無
音区間)、2V1,2V2,…:本発明情報記録ブロ
ツク(音声信号ブロツク)、3,10,33:オ
ーデイオカセツトテープ、5:ミキシング装置、
6:マイクロホン、7:レコードプレーヤ、1
2:切換回路、33:磁気テープ再生装置(磁気
テープ再生装置)、39:刺しゆうデータメモリ
回路(メモリ手段)、57:入力回路(データ読
取手段)、71:切換スイツチ(切換手段)、7
2:スピーカ(スピーカ)、73:リトリガブル
モノマルチバイブレータ(無音区間検出手段)、
CPU:マイクロコンピユータ(制御手段)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次ブロツクが音声信号ブロツクであるときに
はこれを示す識別データを含む、縫い制御データ
ブロツクと、後記Tsよりも短い周期でレベル変
動があるバツクグラウンド信号と音声アナウンス
信号とを混合した音声信号ブロツクとを、ブロツ
ク間に所定長Tの無音区間を置いて有する磁気テ
ープ; 該磁気テープを再生する磁気テープ再生装置; スピーカ; 縫い制御データブロツクのデータを読取るデー
タ読取手段; 磁気テープ再生装置の再生信号をスピーカとデ
ータ読取手段に選択的に与える切換手段; スピーカに与えられる再生信号の無音がTより
短いTs継続したときエンド信号を発生する無音
区間検出手段; データ読取手段が読取つたデータを格納するメ
モリ手段; 自動縫い機構; 前記メモリ手段の縫い制御データに基づき自動
縫い機構を制御し、識別データに対応して切換手
段を、磁気テープ再生装置へのスピーカの接続に
設定し、前記エンド信号に応答して切換手段を、
磁気テープ再生装置へのデータ読取手段の接続に
設定する制御手段; を備える自動縫いミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9418981A JPS57208605A (en) | 1981-06-18 | 1981-06-18 | Sewing information recording magnetic tape |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9418981A JPS57208605A (en) | 1981-06-18 | 1981-06-18 | Sewing information recording magnetic tape |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57208605A JPS57208605A (en) | 1982-12-21 |
| JPH0121550B2 true JPH0121550B2 (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=14103351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9418981A Granted JPS57208605A (en) | 1981-06-18 | 1981-06-18 | Sewing information recording magnetic tape |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57208605A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52104207A (en) * | 1976-02-27 | 1977-09-01 | Gakken Co Ltd | Method of retrieving recording position for magnetic recorder reproducer |
| JPS5562504A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-12 | Sharp Corp | Electronic apparatus |
| JPS6042737B2 (ja) * | 1979-09-12 | 1985-09-25 | アイシン精機株式会社 | 自動刺繍ミシンの制御装置 |
-
1981
- 1981-06-18 JP JP9418981A patent/JPS57208605A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57208605A (en) | 1982-12-21 |
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