JPH0121695Y2 - - Google Patents
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- JPH0121695Y2 JPH0121695Y2 JP1984147807U JP14780784U JPH0121695Y2 JP H0121695 Y2 JPH0121695 Y2 JP H0121695Y2 JP 1984147807 U JP1984147807 U JP 1984147807U JP 14780784 U JP14780784 U JP 14780784U JP H0121695 Y2 JPH0121695 Y2 JP H0121695Y2
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- JP
- Japan
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- drawbar
- collet
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- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、径を異にし又は軸方向位置を異にす
る2つの軸部分を有するような物品を、その2つ
の軸部分で同芯的に掴むための二段掴み式チヤツ
クに関するものである。
る2つの軸部分を有するような物品を、その2つ
の軸部分で同芯的に掴むための二段掴み式チヤツ
クに関するものである。
(ロ) 従来技術
たとえば流体継手のように、1つの製品である
が内外別の部材から構成され、それら部材におい
て測定基準とすべき軸部分が径を異にし又は軸方
向位置を異にして2つある回転体のような物品を
動釣合試験するような場合には、その物品の2つ
の軸部分を同芯的に掴むようにして試験機のバラ
ンサーに取付ける必要があるが、そのような掴み
操作を容易に的確にできるチヤツクは従来なかつ
た。
が内外別の部材から構成され、それら部材におい
て測定基準とすべき軸部分が径を異にし又は軸方
向位置を異にして2つある回転体のような物品を
動釣合試験するような場合には、その物品の2つ
の軸部分を同芯的に掴むようにして試験機のバラ
ンサーに取付ける必要があるが、そのような掴み
操作を容易に的確にできるチヤツクは従来なかつ
た。
(ハ) 目的
そこで本考案は、上記のような径を異にし又は
軸方向位置を異にする2つの軸部分の同芯的に掴
み操作を容易に的確にできる二段掴み式チヤツク
を提供しようとするものである。
軸方向位置を異にする2つの軸部分の同芯的に掴
み操作を容易に的確にできる二段掴み式チヤツク
を提供しようとするものである。
(ニ) 構成
この考案によれば、コレツトチヤツク3のコレ
ツト5および複数のチヤツク爪10を物品の半径
方向に開閉し、前記物品をその2つの軸部分で半
径方向に掴むためのチヤツクであつて、前記コレ
ツトチヤツク3と同一の軸線上に配置したドロー
バー8を前記コレツト5に直接連結するととも
に、前記コレツトチヤツク3のまわりに設けた弾
性部材9をチヤツク本体1に取り付け、前記ドロ
ーバー8と直角にのびるピン12を前記ドローバ
ー8に形成した長孔5dに挿入し、前記ドローバ
ー8を前記長孔5dおよび前記ピン12を介して
前記弾性部材9に伝動連結し、前記各チヤツク爪
10を前記弾性部材9から軸方向に突出形成し、
前記長孔5dの軸方向長さを前記ピン12の半径
よりも長くしたことを特徴とする二段掴み式チヤ
ツクが提供される。
ツト5および複数のチヤツク爪10を物品の半径
方向に開閉し、前記物品をその2つの軸部分で半
径方向に掴むためのチヤツクであつて、前記コレ
ツトチヤツク3と同一の軸線上に配置したドロー
バー8を前記コレツト5に直接連結するととも
に、前記コレツトチヤツク3のまわりに設けた弾
性部材9をチヤツク本体1に取り付け、前記ドロ
ーバー8と直角にのびるピン12を前記ドローバ
ー8に形成した長孔5dに挿入し、前記ドローバ
ー8を前記長孔5dおよび前記ピン12を介して
前記弾性部材9に伝動連結し、前記各チヤツク爪
10を前記弾性部材9から軸方向に突出形成し、
前記長孔5dの軸方向長さを前記ピン12の半径
よりも長くしたことを特徴とする二段掴み式チヤ
ツクが提供される。
(ホ) 実施例
本考案の実施例を図面を参照して説明すると、
第1図と第2図に示すチヤツクにおいて、チヤツ
ク本体1が、たとえば動釣合試験機のバランサー
の一部を構成するものとして上向き円形の盤状に
形成され、その中心部に縦の貫通孔2が穿設され
ている。このチヤツク本体1の貫通孔2が穿設さ
れた中心部上には、コレツト案内筒4と、この案
内筒4に挿嵌されたコレツト5からなるコレツト
チヤツク3が突状に設けられている。
第1図と第2図に示すチヤツクにおいて、チヤツ
ク本体1が、たとえば動釣合試験機のバランサー
の一部を構成するものとして上向き円形の盤状に
形成され、その中心部に縦の貫通孔2が穿設され
ている。このチヤツク本体1の貫通孔2が穿設さ
れた中心部上には、コレツト案内筒4と、この案
内筒4に挿嵌されたコレツト5からなるコレツト
チヤツク3が突状に設けられている。
コレツト案内筒4は、上端開口部側の内周面を
上に向つて外開きになるテーパー面4aに形成さ
れ、下端部外周にフランジ部4bを有しており、
チヤツク本体1の上面にボルト6で締着されたリ
ング状の押え部材7によつてフランジ部4bを押
さえられてチヤツク本体1に固定的に取付けられ
てい。コレツト5は、筒状になつた上部に軸方向
の切れ目を所定角度間隔で複数条(ここでは3
条)入れられて所定掴み径のコレツト爪5aを上
端部側に形成され、そのコレツト爪5aの部分の
外周面が案内筒のテーパ面4aに対応するテーパ
面5bに形成されており、両テーパ面4a,5b
を係合して案内筒4に挿嵌されている。
上に向つて外開きになるテーパー面4aに形成さ
れ、下端部外周にフランジ部4bを有しており、
チヤツク本体1の上面にボルト6で締着されたリ
ング状の押え部材7によつてフランジ部4bを押
さえられてチヤツク本体1に固定的に取付けられ
てい。コレツト5は、筒状になつた上部に軸方向
の切れ目を所定角度間隔で複数条(ここでは3
条)入れられて所定掴み径のコレツト爪5aを上
端部側に形成され、そのコレツト爪5aの部分の
外周面が案内筒のテーパ面4aに対応するテーパ
面5bに形成されており、両テーパ面4a,5b
を係合して案内筒4に挿嵌されている。
コレツト5の下部は案内筒4の下端より下方に
突出する連結軸部5cとして形成され、この連結
軸部5cがチヤツク本体1の貫通孔2に下側から
挿入された軸動操作用ドローバー8の上部に螺合
されて連結されている。ドローバー8は、適当な
操作手段によつてチヤツク本体1に対して相対的
に貫通孔2にそつた上下方向への往復的な軸動の
操作制御をなされるように構成され、貫通孔2に
キー係合されて回転止めされていると共に、軸動
の上限において貫通孔2の下側縁部に当接する鍔
状のストツパー8aを有している。
突出する連結軸部5cとして形成され、この連結
軸部5cがチヤツク本体1の貫通孔2に下側から
挿入された軸動操作用ドローバー8の上部に螺合
されて連結されている。ドローバー8は、適当な
操作手段によつてチヤツク本体1に対して相対的
に貫通孔2にそつた上下方向への往復的な軸動の
操作制御をなされるように構成され、貫通孔2に
キー係合されて回転止めされていると共に、軸動
の上限において貫通孔2の下側縁部に当接する鍔
状のストツパー8aを有している。
コレツト案内筒4のまわりには、中央に孔を有
する円板状の弾性的に撓み得る金属等からなる弾
性部材(所謂ダイヤフラム部材)9が、その中央
孔においてコレツト案内筒4の中間部分外周に緩
く嵌められた状態に設けられている。この弾性部
材9は、外周縁に下向きに張り出すように形成さ
れた外周胴部9aと、該胴部9aの下部周縁から
内側に向けて張り出し形成されたフランジ部9b
とを有しており、フランジ部9bにおいてボルト
等の適当な固定連結手段によつてチヤツク本体1
の上面に固定的に取付けられており、コレツト案
内筒4及びコレツト5と同芯的な配置になつてい
る。弾性部材9には、その内周縁(中央孔の周縁
部)側寄りの部位において、その上面からコレツ
ト案内筒4のまわりに所定の角度間隔をおいて上
向きに突出するように複数個(ここでは3個)の
チヤツク爪10が一体的に突出形成されている。
各チヤツク爪10はコレツト5と同芯的な配置に
なつており、これらチヤツク爪10の上端部の爪
先部10aがコレツト爪5aの上部先端よりもや
や上の位置で互いに内向きに対向し合つてコレツ
ト爪5aと同芯的にコレツト爪5aの掴み径と異
なつた大きい所定掴み径のチヤツク部をコレツト
5とは別個に形成している。
する円板状の弾性的に撓み得る金属等からなる弾
性部材(所謂ダイヤフラム部材)9が、その中央
孔においてコレツト案内筒4の中間部分外周に緩
く嵌められた状態に設けられている。この弾性部
材9は、外周縁に下向きに張り出すように形成さ
れた外周胴部9aと、該胴部9aの下部周縁から
内側に向けて張り出し形成されたフランジ部9b
とを有しており、フランジ部9bにおいてボルト
等の適当な固定連結手段によつてチヤツク本体1
の上面に固定的に取付けられており、コレツト案
内筒4及びコレツト5と同芯的な配置になつてい
る。弾性部材9には、その内周縁(中央孔の周縁
部)側寄りの部位において、その上面からコレツ
ト案内筒4のまわりに所定の角度間隔をおいて上
向きに突出するように複数個(ここでは3個)の
チヤツク爪10が一体的に突出形成されている。
各チヤツク爪10はコレツト5と同芯的な配置に
なつており、これらチヤツク爪10の上端部の爪
先部10aがコレツト爪5aの上部先端よりもや
や上の位置で互いに内向きに対向し合つてコレツ
ト爪5aと同芯的にコレツト爪5aの掴み径と異
なつた大きい所定掴み径のチヤツク部をコレツト
5とは別個に形成している。
弾性部材9の下面とコレツト案内筒4のフラン
ジ部4bの上面との間の間隔部分には、コレツト
案内筒4の外周に緩く嵌められたリングからなる
ところの、弾性部材9の内周縁(中央孔の周縁
部)を下面から上向きに押圧するための押圧部材
11が設けられている。押圧部材11は周囲の対
向2箇所に下面側に切欠かれた切欠き孔からなる
ピン係合用孔11aを有し、この孔11aに対応
してコレツト案内筒4及びコレツト5に横断方向
に貫通するピン挿通用孔4c及び5dが穿設され
ており、これらの孔11a,4c,5dにわたつ
て1本のピン12が挿入されている。ここでコレ
ツト案内筒4の孔4cとコレツト5の孔5dと
は、夫々ピン12との相対的な上下動を適度に許
容し得るように上下方向に多少長い横断面楕円形
状等の長孔に形成されている。
ジ部4bの上面との間の間隔部分には、コレツト
案内筒4の外周に緩く嵌められたリングからなる
ところの、弾性部材9の内周縁(中央孔の周縁
部)を下面から上向きに押圧するための押圧部材
11が設けられている。押圧部材11は周囲の対
向2箇所に下面側に切欠かれた切欠き孔からなる
ピン係合用孔11aを有し、この孔11aに対応
してコレツト案内筒4及びコレツト5に横断方向
に貫通するピン挿通用孔4c及び5dが穿設され
ており、これらの孔11a,4c,5dにわたつ
て1本のピン12が挿入されている。ここでコレ
ツト案内筒4の孔4cとコレツト5の孔5dと
は、夫々ピン12との相対的な上下動を適度に許
容し得るように上下方向に多少長い横断面楕円形
状等の長孔に形成されている。
この構成のチヤツクで、ドローバー8がチヤツ
ク本体1に相対的に上下に往復的に軸動操作され
ると、これに応じてコレツト5が案内筒4にそつ
て上下に往復的に軸動される。この往復的な軸動
操作におけるドローバー8の上昇限度はストツパ
ー8aが貫通孔2の下端縁部に当接するところま
であり(第1図はこの状態を示す)、下降限度は
案内筒4の長孔4cの下縁に接してそれ以上の下
降を阻止されたピン12に対してコレツト5の長
孔5dの上縁が当接するところまでである。
ク本体1に相対的に上下に往復的に軸動操作され
ると、これに応じてコレツト5が案内筒4にそつ
て上下に往復的に軸動される。この往復的な軸動
操作におけるドローバー8の上昇限度はストツパ
ー8aが貫通孔2の下端縁部に当接するところま
であり(第1図はこの状態を示す)、下降限度は
案内筒4の長孔4cの下縁に接してそれ以上の下
降を阻止されたピン12に対してコレツト5の長
孔5dの上縁が当接するところまでである。
いま、ドローバー8が下降限度にある状態から
上昇限度に向つて上昇方向に軸動操作されると、
コレツト5が案内筒4にそつて押上げられ、両テ
ーパ面4a,5bの係合関係においてコレツト爪
5aが開いていく。このときコレツト5がその長
孔5dの下縁をピン12に当接するところまで押
上げられるまでは、ピン12は押上げられずに案
内筒4の長孔4cの下縁に接して下降を阻止され
た状態の位置にとどめられる。コレツト5がその
長孔5dの下縁をピン12に当接するところまで
押上げられて後さらに引続き押上げられると、そ
の長孔5dの下縁によつてピン12が案内筒4の
長孔4cにそつて押上げられる。これによつてピ
ン12を介して押圧部材11が押上げられ、押圧
部材11が弾性部材9の内周縁(中央孔の周縁
部)の下面を上向きに押圧するので、弾性部材9
が外周胴部9aの近辺を支点にして内周縁側が上
向きに反り上るように弾性的に撓み変形され、こ
の弾性的に撓み変形によつて各チヤツク片10が
上部を外側に向つて一斉に傾動して各爪先部10
aを一斉に外向きに開く。このようにして下降限
度からのドローバー8の上昇方向への軸動操作に
応じてコレツト爪5aが開いていくのに少し遅れ
てチヤツク爪10の爪先部10aが開き動作を開
始し、ドローバー8が上昇限度にまで軸動された
ところでそれらコレツト爪5aとチヤツク爪の爪
先部10aとが夫々所定の開き度合で最大の開き
状態になる。
上昇限度に向つて上昇方向に軸動操作されると、
コレツト5が案内筒4にそつて押上げられ、両テ
ーパ面4a,5bの係合関係においてコレツト爪
5aが開いていく。このときコレツト5がその長
孔5dの下縁をピン12に当接するところまで押
上げられるまでは、ピン12は押上げられずに案
内筒4の長孔4cの下縁に接して下降を阻止され
た状態の位置にとどめられる。コレツト5がその
長孔5dの下縁をピン12に当接するところまで
押上げられて後さらに引続き押上げられると、そ
の長孔5dの下縁によつてピン12が案内筒4の
長孔4cにそつて押上げられる。これによつてピ
ン12を介して押圧部材11が押上げられ、押圧
部材11が弾性部材9の内周縁(中央孔の周縁
部)の下面を上向きに押圧するので、弾性部材9
が外周胴部9aの近辺を支点にして内周縁側が上
向きに反り上るように弾性的に撓み変形され、こ
の弾性的に撓み変形によつて各チヤツク片10が
上部を外側に向つて一斉に傾動して各爪先部10
aを一斉に外向きに開く。このようにして下降限
度からのドローバー8の上昇方向への軸動操作に
応じてコレツト爪5aが開いていくのに少し遅れ
てチヤツク爪10の爪先部10aが開き動作を開
始し、ドローバー8が上昇限度にまで軸動された
ところでそれらコレツト爪5aとチヤツク爪の爪
先部10aとが夫々所定の開き度合で最大の開き
状態になる。
次に、そのように上昇限度にある状態から下降
限度に向つて下降方向にドローバー8が軸動操作
されると、コレツト5が案内筒4にそつて下方に
引き込まれ、両テーパ面4a,5bの係合関係に
おいてコレツト爪5aが収縮作用を受けて閉じて
いく。このときコレツト5の下降と同時にその長
孔5dが下降していくので、これに従つてピン1
2が押圧部材11と共に案内筒4の長孔4cにそ
つて下降され得ることとなり、押圧部材11によ
る弾性部材9の押圧が解除されていく。これによ
り、コレツト5がその長孔5dの下縁を案内筒4
の長孔4cの下縁に整合するところまで下降され
て、ピン12が案内筒4の長孔4cの下縁に接し
て下降を阻止されるところまで下降するまでに、
押圧部材11による押圧の解除動作が終ることを
もつて、弾性部材9が自体の弾性によつて撓み変
形されていた状態から元の状態に復帰し、各チヤ
ツク爪10が傾動していた状態から元の姿勢状態
に一斉に復帰して各爪先部10aを外に開いてい
た状態から一斉に元の状態に内向きに寄り合うよ
うに復帰する閉じ状態になる。そして、このチヤ
ツク爪10の閉じ動作終了後もなお引続きコレツ
ト5がその長孔5dの上縁をピン12に当接する
下降限度まで下降されていくことにより、この間
においてコレツト爪5aの閉じ動作は更に少し続
行する。このようにしてドローバー8の上昇限度
からの下降方向への軸動操作に応じてコレツト爪
5aとチヤツク爪10の爪先部10aとが同時に
閉じていき、チヤツク爪の爪先部10aの方はド
ローバー8が下降限度にまで下降される途中にお
いて所定の閉じ度合の最大閉じ状態にまで早く閉
じてしまい、コレツト爪5aの方はさらなるドロ
ーバー8の下降でさらに閉じ動作を続けてドロー
バー8が下降限度にまで下降されたところをもつ
て閉じ動作を終了して所定の閉じ度合の最大の閉
じ状態になる。
限度に向つて下降方向にドローバー8が軸動操作
されると、コレツト5が案内筒4にそつて下方に
引き込まれ、両テーパ面4a,5bの係合関係に
おいてコレツト爪5aが収縮作用を受けて閉じて
いく。このときコレツト5の下降と同時にその長
孔5dが下降していくので、これに従つてピン1
2が押圧部材11と共に案内筒4の長孔4cにそ
つて下降され得ることとなり、押圧部材11によ
る弾性部材9の押圧が解除されていく。これによ
り、コレツト5がその長孔5dの下縁を案内筒4
の長孔4cの下縁に整合するところまで下降され
て、ピン12が案内筒4の長孔4cの下縁に接し
て下降を阻止されるところまで下降するまでに、
押圧部材11による押圧の解除動作が終ることを
もつて、弾性部材9が自体の弾性によつて撓み変
形されていた状態から元の状態に復帰し、各チヤ
ツク爪10が傾動していた状態から元の姿勢状態
に一斉に復帰して各爪先部10aを外に開いてい
た状態から一斉に元の状態に内向きに寄り合うよ
うに復帰する閉じ状態になる。そして、このチヤ
ツク爪10の閉じ動作終了後もなお引続きコレツ
ト5がその長孔5dの上縁をピン12に当接する
下降限度まで下降されていくことにより、この間
においてコレツト爪5aの閉じ動作は更に少し続
行する。このようにしてドローバー8の上昇限度
からの下降方向への軸動操作に応じてコレツト爪
5aとチヤツク爪10の爪先部10aとが同時に
閉じていき、チヤツク爪の爪先部10aの方はド
ローバー8が下降限度にまで下降される途中にお
いて所定の閉じ度合の最大閉じ状態にまで早く閉
じてしまい、コレツト爪5aの方はさらなるドロ
ーバー8の下降でさらに閉じ動作を続けてドロー
バー8が下降限度にまで下降されたところをもつ
て閉じ動作を終了して所定の閉じ度合の最大の閉
じ状態になる。
なお、このチヤツクでドローバー8の上昇限度
については、ストツパー8aをもつて定める以外
にも、ドローバー8の上端が案内筒4の下部に当
接して上昇を阻止される位置をもつて定めたり、
或はコレツト5の長孔5dの下縁で押上げられる
ピン12が案内筒4の長孔4cの上縁に当接して
上昇を阻止される位置をもつて定めたりすること
もできる。
については、ストツパー8aをもつて定める以外
にも、ドローバー8の上端が案内筒4の下部に当
接して上昇を阻止される位置をもつて定めたり、
或はコレツト5の長孔5dの下縁で押上げられる
ピン12が案内筒4の長孔4cの上縁に当接して
上昇を阻止される位置をもつて定めたりすること
もできる。
かくして、このチヤツクによると、たとえば第
3図に例示するように1つの製品であるがステー
タ21とケース22といつた別部材の組合わせで
構成され、これら部材の一方から突出する中心軸
部分21aのまわりを他方から突出する筒状の中
心軸部分22aが余裕をもつて包囲し、このよう
にして2つの軸部分21a,22aが径を異にし
又軸方向に異なつた位置を占めるように2重に2
段状に備わつている流体継手等の回転体のような
物品20について、これを2つの軸部分21a,
22aでコレツト5のコレツト爪5aとチヤツク
爪10の爪先部10aとによつて同芯的に掴み及
び放しすることが、ドローバー8の往復的な軸動
の単純な操作によつて容易に的確にできるもので
ある。
3図に例示するように1つの製品であるがステー
タ21とケース22といつた別部材の組合わせで
構成され、これら部材の一方から突出する中心軸
部分21aのまわりを他方から突出する筒状の中
心軸部分22aが余裕をもつて包囲し、このよう
にして2つの軸部分21a,22aが径を異にし
又軸方向に異なつた位置を占めるように2重に2
段状に備わつている流体継手等の回転体のような
物品20について、これを2つの軸部分21a,
22aでコレツト5のコレツト爪5aとチヤツク
爪10の爪先部10aとによつて同芯的に掴み及
び放しすることが、ドローバー8の往復的な軸動
の単純な操作によつて容易に的確にできるもので
ある。
すなわち、このチヤツクのコレツト爪5aとチ
ヤツク爪の爪先部10aとを、それらの開閉の掴
み有効径寸法と相対的な軸方向位置につき、前者
が上記物品20の小径の方の軸部分21aに対応
し、後者が大径の方の軸部分22aに対応するよ
うに設定することにより、その両者によつて両軸
部分21a,22aを前記したドローバー8の下
降方向の軸動操作による閉じ動作で同芯的に掴
み、前記したドローバー8の上昇方向への軸動操
作による開き動作で放すことができる。
ヤツク爪の爪先部10aとを、それらの開閉の掴
み有効径寸法と相対的な軸方向位置につき、前者
が上記物品20の小径の方の軸部分21aに対応
し、後者が大径の方の軸部分22aに対応するよ
うに設定することにより、その両者によつて両軸
部分21a,22aを前記したドローバー8の下
降方向の軸動操作による閉じ動作で同芯的に掴
み、前記したドローバー8の上昇方向への軸動操
作による開き動作で放すことができる。
この場合、ドローバー8の軸動によつて、コレ
ツト爪5aの方は融通性のない直線的な作用特性
の閉じ及び開き動作で一方の軸部分21aを多少
なりとも軸方向移動を伴つて剛直的に掴み及び放
しするように作用するものであるが、チヤツク爪
10の爪先部10aの方は弾性部材9の弾性的な
撓み変形の作用によつて径方向に閉じ開き動作さ
れて他方の軸部分22aを弾性的に掴み及び放し
するように作用するものであることにより、その
両者による両軸部21a,22aの掴み放し作用
が無理なく円滑になされ、特に掴み作用が的確で
あり同芯的な掴み状態が正確に得られる。さら
に、この場合、特にドローバー8の下降方向の軸
動による閉じ動作においてはチヤツク爪10の爪
先部10aの方がコレツト爪5aよりも早く先に
閉じてしまうようにされ、このようにして弾性的
な前者によつて先に一方の軸部分22aを掴んだ
状態で後者によつて他方の軸部分21aを掴むよ
うにされることにおいて、両軸部21a,22a
の同芯的な掴み作用を円滑に的確に得る上で一層
有利になる。
ツト爪5aの方は融通性のない直線的な作用特性
の閉じ及び開き動作で一方の軸部分21aを多少
なりとも軸方向移動を伴つて剛直的に掴み及び放
しするように作用するものであるが、チヤツク爪
10の爪先部10aの方は弾性部材9の弾性的な
撓み変形の作用によつて径方向に閉じ開き動作さ
れて他方の軸部分22aを弾性的に掴み及び放し
するように作用するものであることにより、その
両者による両軸部21a,22aの掴み放し作用
が無理なく円滑になされ、特に掴み作用が的確で
あり同芯的な掴み状態が正確に得られる。さら
に、この場合、特にドローバー8の下降方向の軸
動による閉じ動作においてはチヤツク爪10の爪
先部10aの方がコレツト爪5aよりも早く先に
閉じてしまうようにされ、このようにして弾性的
な前者によつて先に一方の軸部分22aを掴んだ
状態で後者によつて他方の軸部分21aを掴むよ
うにされることにおいて、両軸部21a,22a
の同芯的な掴み作用を円滑に的確に得る上で一層
有利になる。
従つて、このチヤツクによると、前記のような
物品20を相対的に動釣合試験するために試験機
のバランサーに対して測定基準とすべき2つの軸
部分21a,22aで同芯的に取付ける必要があ
る場合に、このためのアダプターを構成するチヤ
ツクとして有効に適用でき、その所望の同芯的な
掴み取付けを正確に容易にできることとなつて能
率的に正確に試験できるようになる。
物品20を相対的に動釣合試験するために試験機
のバランサーに対して測定基準とすべき2つの軸
部分21a,22aで同芯的に取付ける必要があ
る場合に、このためのアダプターを構成するチヤ
ツクとして有効に適用でき、その所望の同芯的な
掴み取付けを正確に容易にできることとなつて能
率的に正確に試験できるようになる。
なお、以上のチヤツクにおいて、コレツト爪5
aとチヤツク爪の爪先部10aとは、掴み径寸法
の相対的な大きさ関係につき図示例のように前者
を小に後者を大にするに限らず逆に前者を大に後
者を小にしたり或は両者を同等にしたりする変形
が可能であると共に、軸方向の相対的な位置関係
についても図示例のように後者を前者よりやや上
位にするに限らず後者を前者よりさらに大きく離
して上位にしたり或は場合によつては逆に後者を
前者より下位にし又は両者を同等位置にしたりす
る変形が可能であり、これらは掴み対象物の形態
や寸法的種類に応じて選択的に設定し得るもので
ある。
aとチヤツク爪の爪先部10aとは、掴み径寸法
の相対的な大きさ関係につき図示例のように前者
を小に後者を大にするに限らず逆に前者を大に後
者を小にしたり或は両者を同等にしたりする変形
が可能であると共に、軸方向の相対的な位置関係
についても図示例のように後者を前者よりやや上
位にするに限らず後者を前者よりさらに大きく離
して上位にしたり或は場合によつては逆に後者を
前者より下位にし又は両者を同等位置にしたりす
る変形が可能であり、これらは掴み対象物の形態
や寸法的種類に応じて選択的に設定し得るもので
ある。
(ヘ) 効果
以上説明したように、この考案によれば、ドロ
ーバー8がコレツトチヤツク3と同一の軸線上に
配置され、コレツトチヤツク3のコレツト5に直
接連結される。したがつて、ドローバー8をその
軸方向に引つ張ると、コレツトチヤツク3のコレ
ツト5を物品の半径方向に開閉することができ
る。さらに、この考案によれば、弾性部材9がコ
レツトチヤツク3のまわりに設けられ、チヤツク
本体1に取り付けられる。さらに、長孔5dがド
ローバー8に形成され、ピン12がドローバー8
の長孔5dに挿入される。ピン12はドローバー
8と直角にのびる。そして、ドローバー8が長孔
5dおよびピン12を介して弾性部材9に伝動連
結され、複数のチヤツク爪10が弾性部材9から
軸方向に突出形成される。したがつて、ドローバ
ー8およびピン12の移動にともない、弾性部材
9がそれに応じて弾性変形し、各チヤツク爪10
が物品の半径方向に開閉する。したがつて、ドロ
ーバー8を軸方向に引つ張ると、コレツトチヤツ
ク3のコレツト5と同様、各チヤツク爪10を物
品の半径方向に開閉させることができ、物品をそ
の2つの軸部分で半径方向に掴むことができる。
チヤツク爪10については、弾性部材9の弾性が
各チヤツク爪10に作用し、物品を弾性的に保持
することができる。コレツト5については、ドロ
ーバー8が直接コレツト5に作用し、物品を堅固
に保持することができる。さらに、本願考案によ
れば、ドローバー8の長孔5dの軸方向長さがピ
ン12の半径よりも長く選定される。したがつ
て、まず、ドローバー8とピン12を一体的に移
動させ、各チヤツク爪10によつて物品を掴み、
これを弾性的に保持する。その後、ドローバー8
だけを移動させ、コレツトチヤツク3のコレツト
5によつて物品を掴み、これを堅固に保持するこ
とができる。ドローバー8だけが移動するとき、
ピン12がドローバー8の長孔5d内を変位し、
これによつてドローバー8の移動が吸収される。
この結果、物品をその2つの軸部分で的確に掴む
ことができるものである。
ーバー8がコレツトチヤツク3と同一の軸線上に
配置され、コレツトチヤツク3のコレツト5に直
接連結される。したがつて、ドローバー8をその
軸方向に引つ張ると、コレツトチヤツク3のコレ
ツト5を物品の半径方向に開閉することができ
る。さらに、この考案によれば、弾性部材9がコ
レツトチヤツク3のまわりに設けられ、チヤツク
本体1に取り付けられる。さらに、長孔5dがド
ローバー8に形成され、ピン12がドローバー8
の長孔5dに挿入される。ピン12はドローバー
8と直角にのびる。そして、ドローバー8が長孔
5dおよびピン12を介して弾性部材9に伝動連
結され、複数のチヤツク爪10が弾性部材9から
軸方向に突出形成される。したがつて、ドローバ
ー8およびピン12の移動にともない、弾性部材
9がそれに応じて弾性変形し、各チヤツク爪10
が物品の半径方向に開閉する。したがつて、ドロ
ーバー8を軸方向に引つ張ると、コレツトチヤツ
ク3のコレツト5と同様、各チヤツク爪10を物
品の半径方向に開閉させることができ、物品をそ
の2つの軸部分で半径方向に掴むことができる。
チヤツク爪10については、弾性部材9の弾性が
各チヤツク爪10に作用し、物品を弾性的に保持
することができる。コレツト5については、ドロ
ーバー8が直接コレツト5に作用し、物品を堅固
に保持することができる。さらに、本願考案によ
れば、ドローバー8の長孔5dの軸方向長さがピ
ン12の半径よりも長く選定される。したがつ
て、まず、ドローバー8とピン12を一体的に移
動させ、各チヤツク爪10によつて物品を掴み、
これを弾性的に保持する。その後、ドローバー8
だけを移動させ、コレツトチヤツク3のコレツト
5によつて物品を掴み、これを堅固に保持するこ
とができる。ドローバー8だけが移動するとき、
ピン12がドローバー8の長孔5d内を変位し、
これによつてドローバー8の移動が吸収される。
この結果、物品をその2つの軸部分で的確に掴む
ことができるものである。
第1図は本考案になるチヤツクの実施例を示す
側断面図、第2図は同チヤツクの一部を破断して
示す平面図、第3図は同チヤツクの掴み対象物の
一例を示す断面図である。 1……チヤツク本体、2……貫通孔、3……コ
レツトチヤツク、4……コレツト案内筒、4a…
…テーパ面、4c……ピン挿通用長孔、5……コ
レツト、5a……コレツト爪、5b……テーパ
面、5d……ピン挿通用長孔、8……ドローバ
ー、8a……ストツパー、9……弾性部材、10
……チヤツク爪、10a……爪先部、11……押
圧部材、11a……ピン係合用孔、12……ピ
ン。
側断面図、第2図は同チヤツクの一部を破断して
示す平面図、第3図は同チヤツクの掴み対象物の
一例を示す断面図である。 1……チヤツク本体、2……貫通孔、3……コ
レツトチヤツク、4……コレツト案内筒、4a…
…テーパ面、4c……ピン挿通用長孔、5……コ
レツト、5a……コレツト爪、5b……テーパ
面、5d……ピン挿通用長孔、8……ドローバ
ー、8a……ストツパー、9……弾性部材、10
……チヤツク爪、10a……爪先部、11……押
圧部材、11a……ピン係合用孔、12……ピ
ン。
Claims (1)
- コレツトチヤツク3のコレツト5および複数の
チヤツク爪10を物品の半径方向に開閉し、前記
物品をその2つの軸部分で半径方向に掴むための
チヤツクであつて、前記コレツトチヤツク3と同
一の軸線上に配置したドローバー8を前記コレツ
ト5に直接連結するとともに、前記コレツトチヤ
ツク3のまわりに設けた弾性部材9をチヤツク本
体1に取り付け、前記ドローバー8と直角にのび
るピン12を前記ドローバー8に形成した長孔5
dに挿入し、前記ドローバー8を前記長孔5dお
よび前記ピン12を介して前記弾性部材9に伝動
連結し、前記各チヤツク爪10を前記弾性部材9
から軸方向に突出形成し、前記長孔5dの軸方向
長さを前記ピン12の半径よりも長くしたことを
特徴とする二段掴み式チヤツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984147807U JPH0121695Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984147807U JPH0121695Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6164964U JPS6164964U (ja) | 1986-05-02 |
| JPH0121695Y2 true JPH0121695Y2 (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=30706034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984147807U Expired JPH0121695Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0121695Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0418731Y2 (ja) * | 1986-02-12 | 1992-04-27 | ||
| KR920700823A (ko) * | 1988-11-15 | 1992-08-10 | 이세 요지 | 공작기계용 척 |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP1984147807U patent/JPH0121695Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6164964U (ja) | 1986-05-02 |
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