JPH0122299B2 - - Google Patents
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- JPH0122299B2 JPH0122299B2 JP59142021A JP14202184A JPH0122299B2 JP H0122299 B2 JPH0122299 B2 JP H0122299B2 JP 59142021 A JP59142021 A JP 59142021A JP 14202184 A JP14202184 A JP 14202184A JP H0122299 B2 JPH0122299 B2 JP H0122299B2
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
発明の背景
技術分野
本発明は、適度な柔軟性、低温耐衝撃性、耐熱
変形性及び良好な寸法安定性を有しかつ成形加工
性にすぐれた自動車用軟質外装部材に関するもの
である。 近年、ポリプロピレン系共重合体樹脂、あるい
はポリプロピレン系樹脂とオレフイン系共重合体
ゴムからなるポリマーブレンド物が自動車、家電
部品等で広く用いられて来ている。 とりわけ、オレフイン系共重合体ゴムとしてエ
チレン―プロピレン共重合体(以下、EPMとい
う)、エチレン―プロピレン非共役ジエン三元共
重合体ゴム(以下、EPDMという)とポリプロ
ピレン系樹脂とからなるブレンド物は、柔軟性、
低温耐衝撃性、耐熱変形性に優れている。 先行技術 この点に関する過去の文献としては、例えば次
のようなものが代表的である。後藤邦夫著「ポリ
マーブレンド」日刊工業新聞社(1970年p168〜
185)、プラスチツクスエージ(1967年2月p47〜
52)、特公昭35−7088号、特公昭39−18746号、特
開昭53−22552号公報。 しかしながら、これらのブレンド物は自動車大
型部品等において寸法安定性に問題があつた(膨
張、収縮が大きい)。 この点を改良するものとして、前述のブレンド
物に対してガラス繊維等の繊維状フイラーを添加
する試みもなされている。例えば、特開昭51−
136736号、特開昭52−8054号各公報記載のものな
どがある。これらの発明による組成物は、自動車
内、外装等の大型軟質部品(例えばバンパー、フ
エンダー、トリム等)で要求されている曲げ弾性
率100〜10000Kg/cm2の範囲では、耐熱変形性、と
りわけ塗装時の耐熱性(120℃焼付)に問題があ
る。 発明の概要 要 旨 そこで本発明者等は、上記問題点の改良を目的
として鋭意検討を重ねた結果、部分的に架橋され
たオレフイン系共重合体ゴム、プロピレン―エチ
レンブロツク共重合体樹脂及び繊維状フイラーを
特定の割合で配合した成形加工性に優れた組成物
からなり、曲げ弾性率が1000〜7500〔Kg/cm2〕と
いう範囲に於いて、適度な柔軟性、低温耐衝撃性
(−20℃脆化温度試験で破壊せず)、耐熱変形性
(120℃ヒートサグ試験で10mm以下)及び良好な寸
法安定性(線膨張係数で10×10-5〔deg-1〕以下)
を有する自動車用軟質外装部材が得られることを
見出して本発明を完成した。 すなわち、本発明による自動車用軟質外装部材
は、下記の成分A〜Cからなり、曲げ弾性率が
1000〜7500〔Kg/cm2〕である組成物から構成され
ていること、を特徴とするものである。 成分 A 部分的に架橋されたオレフイン系共重合体ゴム
100重量部 成分 B ピロピレン―エチレンブロツク共重合体樹脂
50〜300重量部 成分 C 繊維状フイラー 1〜100重量部 効 果 本発明による自動車用軟質外装部材は、上記し
たように優れた成形加工性を有する組成物から得
られ、適度な柔軟性、低温耐衝撃性、耐熱変形性
及び良好な寸法安定性を有するものである。 発明の具体的説明 樹脂組成物 本発明で用いる組成物は、下成分A〜Cからな
る。 成分 A 成分Aとしての部分的に架橋されたオレフイン
系共重合体ゴムは、例えば、エチレン―プロピレ
ン共重合体(たゞし、エチレン含量は30モル%よ
り多い)、エチレンプロピレン非共役ジエンゴム
のようにオレフインを主成分とする無定形ランダ
ムな弾性共重合体を有機パーオキサイドの存在下
に熱処理することにより部分的に架橋して得られ
たものである(この架橋反応は、成分Aの部分架
橋前のポリマーと他の成分B〜Cまたは必要によ
り用いられる他の成分の全量または一部分とをあ
らかじめ溶融ブレンドしたのち、行なうこともで
きる(詳細後記)。 ここで、非共役ジエンとは、ジシクロペンタジ
エン、1,4―ヘキサジエン、エチリデンノルボ
ルネン、シクロオクタジエン、メチレンノルボル
ネンが好ましく、とくにエチレン―プロピレン―
エチリデンノルボルネン共重合体ゴムの部分架橋
物が好ましい。 部分架橋前のオレフイン系共重合体ゴムのムー
ニー粘度ML1+4(100℃)は、好適には10〜120程
度、望ましくは40〜100程度、である。 ムーニー粘度が10未満のものを用いた場合には
得られる熱可塑性組成物の耐熱変形性が劣り、ま
た120を超えたものを用いると成形加工性が悪く
なる場合がある。 ヨウ素価(不飽和度)は、好適には30以下程
度、望ましくは5〜20程度、であり、この範囲で
あれば耐熱変形性等の品質にバランスのとれたも
のが得られる。 プロピレン含量は20〜50重量%程度が適当で、
これよりプロピレン含量が少ない場合には得られ
た組成物の柔軟性、耐熱変形性等の品質バランス
が悪化し、またこれより多い場合には機械的強度
が低下する場合がある。 成分 B 成分Bとしてのプロピレン―エチレンブロツク
共重合体樹脂は、メルトフローレート(MFR:
JIS―K7210、2.16Kg荷重、230℃)が1〜200
g/10分程度、好ましくは10〜100g/10分程度
のものである。エチレン含量は通常30重量%以
下、好ましくは25重量%以下である。 成分Bの配合量は成分A100重量部に対し50〜
300重量部であり、300重量部を超える配合では、
得られる組成物の柔軟性が失われ、50重量部末満
では耐熱性、成形加工性が悪化する。好ましい配
合量は、100〜250重量部程度である。 成分 C 成分Cとしての繊維状フイラーは、径が0.1μ〜
15μ程度、長さが10μ〜10mm程度のものであり、
具体例としては、ガラス繊維(チヨツプドストラ
ンド、ロービング等)、ウオラストナイト、ミル
ドフアイバー、カツトフアイバー、ロツクフアイ
バー、ミクロフアイバー、プロセスドミネラルフ
アイバー(チタン酸カリウム繊維)、炭素繊維、
石膏繊維、芳香族ポリアミド繊維等が挙げること
ができる。これらのなかでも、ガラス繊維(特
に、カツトフアイバー、ミルドフアイバー等)が
好ましい。なお、繊維状フイラーは表面処理をし
てないものでも良いが、シラン系、クロム系、チ
タン系等のカツプリング剤で処理したものを用い
てもよい。処理法としては、γ―グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシランなどのエポキシシラ
ン、ビニルトリクロロシランなどのビニルシラ
ン、γ―アミノプロピルトリエトキシシランなど
のアミノシラン等のシラン系カツプリング剤によ
る処理が挙げられる。 成分Cの配合量は、成分A100重量部に対して
1〜100重量部であり、好ましくは3〜80重量部
程度である。配合量が1重量部より少ないと寸法
安定性が劣り、100重量部より多いと成形品の外
観、低温衝撃性が劣つて好ましくない。 本発明組成物は、上記各成形の外に、本発明の
効果を著しく損わない範囲で他の付加的成形を添
加することができる。それらの付加的成分として
は、タルク、炭酸カルシウム、マイカ等の繊維状
以外の無機フイラー、プロピレン―エチレンブロ
ツク共重合体樹脂以外の各樹脂、各種安定剤、顔
料、分散剤等がある。 とくに、上記繊維状以外の無機フイラーを添加
することは、本発明組成物から得られる成形品の
そり等を減少させるのに有効である。 また、パーオキサイド非架橋型炭化水素系ゴム
として、例えば、ポリイソブチレン、ブチルゴ
ム、プロピレン含量が70モル%以上のプロピレン
―エチレン共重合体ゴム、プロピレン―1―ブテ
ン共重合体ゴム等(特にポリイソブチレンおよび
ブチルゴムが好ましい)の配合は得られる組成物
に柔軟性を与え、成形品の外観を良好にするのに
効果を有するものであり、量的には成分A100重
量部に対し0〜50重量部が適当である。50重量部
を超えた配合は、得られる組成物の強度及び耐熱
変形性を悪化させるので避けなければならない。 なお、「パーオキサイド非架橋型」とは、パー
オキサイドによつて実質的に架橋されないことを
意味する。 また、ゴム用軟化剤としては、非芳香族系の鉱
物油または液状もしくは低分子量の合成軟化剤の
配合は組成物の柔軟性をコントロールするのに有
効である。ゴム用として用いられる鉱物油軟化剤
は、芳香族環、ナフテン環およびパラフイン鎖の
三者の組合わさつた混合物であつて、パラフイン
鎖炭素数が全炭素数の50%以上を占めるものをパ
ラフイン系と呼び、ナフテン環炭素数が30〜45%
のものはナフテン系、芳香族炭素数が30%以上の
ものは芳香族系と呼ばれて区分されている。本発
明で用いられる軟化剤は上記区分でパラフイン系
およびナフテン系のものであり、芳香族系の軟化
剤は成分Aとの分散性の点で好ましくない。特に
パラフイン系のものが好ましく、更にパラフイン
系の中でも芳香族環成分の少ないものが特に適し
ている。これらの非芳香族系ゴム用軟化剤は、例
えば、37.8℃における動粘度が20〜500cst、流動
点が−10〜−15℃、引火点(COC)が170〜300
℃を示す。 ゴム用合成軟化剤も、例えばポリブテン、低分
子量ポリブタジエン等が使用し得るが、上記の鉱
物油系軟化剤の方が良好な結果を与える。軟化剤
の配合量は、成分A100重量部に対し0〜100重量
部である。100重量部を超えた場合は、得られた
組成物の低温衝撃強度、耐熱変形性を悪化させ
る。 樹脂組成物の製造 本発明で用いる樹脂組成物は、上記成分A〜C
を一時にあるいは段階的に混練することによつて
得られる。混練は、樹脂成分の溶融を伴なう状態
で行なうことがふつうである。 各成分は、それぞれとして適当に入手したもの
を使用すればよい。しかし、成分Aは部分的に架
橋させるという工程を経て得られるものであるか
ら、成分Aを架橋前の状態で上記の混練工程に使
用してその際に成分Aの架橋反応を行なわせるこ
とができ、またそれが好ましい方法である。 従つて、この樹脂組成物の好ましい製造法は、
成分Aの部分架橋物を製造する第一工程と、得ら
れた部分架橋物と残りの成分とを配合する第二工
程と、よりなる。 第一工程においては、前記成分Aの全量を有機
パーオキサイドの存在下に熱処理して部分架橋さ
せる。この場合に、成分BおよびCの一部または
予定される配合量の全量を成分Aと同時に用いて
もよい。 部分架橋に際しては、架橋剤としての有機パー
オキサイドと共に架橋助剤を併用することができ
る。 用いられる有機パーオキサイドは芳香族系もし
くは脂肪族系のいずれであつてもよく、単一のパ
ーオキサイドでも2種以上のパーオキサイドの混
合物でもよい。具体的には、2,5―ジメチル―
2,5―ジ(ベンゾイルパーオキシ)―ヘキサ
ン、t―ブチルパーオキシベンゾエート、ジクミ
ルパーオキサイド、2,5―ジメチル―2,5―
ジ(t―ブチルパーオキシ)―ヘキサン、t―ブ
チルクミルパーオキサイド、ジイソプロピルベン
ゾハイドロパーオキサイド、1,3―ビス―(t
―ブチルパーオキシイソプロピル)―ベンゼン、
ベンゾイルパーオキサイド等が用いられる。 必要に応じて、上記パーオキサイドと併用され
る架橋助剤としては、アクリル系多官能性モノマ
ー、例えばエチレングリコールジメタクリレー
ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート等の
他、ジビニルベンゼン、液状ポリブタジエン等が
ある。 第一工程で使用される有機パーオキサイドおよ
び必要によつて使用される架橋助剤の量は、成分
A100重量部に対し0.1〜10重量部、通常0.2〜3重
量部程度であるが、実際には成分Aの種類、配合
比、および得られるエラストマー状組成物の品質
に影響する成分Aの架橋度、を考慮して決定され
る。第一工程で得られる部分架橋物における成分
Aの架橋度(重量%)は、第一工程の部分架橋試
料1gをソツクスレー抽出器を用い、沸騰キシレ
ンにより10時間抽出した後、残留分を80メツシユ
金網を通して得られる固形分の重量を、同試料1
g中の成分Aの配合量で除した値を100倍した値
である。 本発明において好ましい架橋度は、上記の測定
値において30重量%以上であり、30重量%未満で
は最終的に得られるエラストマー状組成物の耐熱
変形性の改良がみられない。特に好ましい架橋度
の範囲は、50〜90重量%である。 本発明の第一工程における架橋は、この工程で
使用される各成分をパーオキサイドの存在下に熱
処理することによつて行われるが、この場合、各
成分を別途十分に混練した後、パーオキサイドの
存在下に熱処理する方式も採用される。この熱処
理は、一般にバンバリーミキサー、押出機等を用
いて混練する方法(例えば、特公昭53−34210号、
特公昭54−2662号各公報他)、あるいは各成分か
らなるペレツト状組成物にパーオキサイド等を導
入した後、温水中で熱処理する方法(例えば、特
開昭56−98248号公報)を採用することもできる。 本発明の第二工程においては、上記第一工程で
得られた架橋物と成分BおよびCの残量または全
量とが配合される。 配合方法は、ゴム、プラスチツク等で通常用い
られる方法でよく、例えば一軸押出機、二軸押出
機、ロール、バンバリーミキサーあるいは各種の
ニーダー等により溶融混練すればよい。またはド
ライブレンドして直接成形することもできる。 自動車用軟質外装部材の成形 このようにして得られた樹脂組成物は、一般に
使用されている熱可塑性樹脂成形機で成形加工さ
れて外装部材となる。成形には射出成形押出成
形、中空成形等の熱可塑性樹脂の成形法が適用可
能である。自動車用外装部材としては、バンパ
ー、フエンダー、トリム等の大型部品において本
発明の効果は特に奏されるが、これらは、曲げ弾
性率が1000〜7500Kg/cm2の範囲になければならな
い。弾性率が低すぎると装着後の形状保持が不十
分となり、一方、高すぎると衝撃吸収性と変形回
復性が劣つて好ましくない。 実験例 以下の実施例および比較例は、本発明を具体的
に説明するためのものである。 これらの実施例および比較において各種の試験
法は以下のとおりである。 (1) 曲げ弾性数JIS―K―7203準拠〔Kg/cm2〕 (2) 脆化温度JIS―K―6750に準拠し、−20℃で衝
撃を与えて試験片が破壊しなかつた場合〇 破壊した場合× (3) ヒートサグ 試験片 巾25mm、長さ150mm、厚さ3mmの射出成形品
の長さ方向の片方の端を50mmまでを固定し、
120℃の恒温槽中に1時間放置した後の他端の
垂れ(熱処理前と後の差)を求める〔mm〕。 (4) 線膨張係数 ASTM―D―696に準拠。 測定温度範囲20〜28℃〔deg-1〕 (5) 成形加工 射出成形機と条件 型式:5.5オンス インラインスクリユータイプ 条件:射出圧500Kg/cm2 射出温度 200〜230℃ 金型温度 40℃ 金型:100×100×2mm厚 結 果 〇:成形に問題なく、得られた成形品がフロー
マーク、デラミネーシヨン、ブツ状物質等が
ほとんどなく良好。 ×:成形性及び成形品で上記の項目が著しく不
良。 また、実施例および比較例で用いられた各成分
は、次のとうりである。 成分 A 日本合成ゴム(株)製EPDM:「EP27」(ヨウ素
価:15、プロピレン含量:43重量%、ML 1+4(100
℃):105) 成分B プロピレンエチレンブロツク共重合体樹脂
(MFR230℃:45g/10分、エチレン含量:7重
量部%) 成分 C C―1:径13μ、長さ3mmのチヨツプドストラン
ド C―2:径10μ、平均長さ200μのカツトフアイバ
ー C―3:径0.1μ、平均長さ15μのチタン酸カリウ
ム繊維 他の成分 ゴム:日本合成ゴム(株)製ブチルゴム:ブチル365
(不飽和度:2.0%、ML 1+8(100℃):45) 樹脂:プロピレン単独重合体樹脂(MFR230℃:
10g/10分) 軟化剤:出光興産(株)製「ダイアナプロセスオイル
PW―90」(パラフイン系。動粘度:95.54cst
(40℃)、11.25cst(100℃)、平均分子量:539、
環分折:CN29.0%、CP71.0%) 実施例 1 第一工程 架橋処理前の成分A、他成分のゴム、他成形の
樹脂及び他成分の軟化剤を表―1に示す配合に従
つて4リツトルバンバリーミキサー(170℃/
60rpm)に投入し、更に有機パーオキサイドとし
て化薬ヌーリー社製「パーカドツクス14/40」
(1,3―ビス―(t―ブチル―パーオキシイソ
プロピル)ベンゼンの40%希釈品。希釈剤:炭酸
カルシウム)を純品換算で成分A100重量部に対
して0.3重量部、架橋助剤としてジビニルベンゼ
ンを0.5重量部を加えて約5分間混練した。次に、
ロールよりシーテイングし、シートカツターにか
けて、ペレツトとした。 この時点で成分Aの架橋度は72重量%であつ
た。 第二工程 第一工程で得られた部分的に架橋された成分A
を含む組成物と残りの成分Bおよび成分Cとをタ
ンブラーにて混合し、次に40φ単軸押出機(220
℃/70rpm)にて混練して、樹脂組成物ペレツト
を得た。このものを射出成形して成形加工性を評
価し、また成形品により物性を測定した。結果
は、表―1に示す通りであつた。 同様の製造手順で、表―1に示す配合に従つて
実施例2〜8、比較例1〜4を実施し、得られた
ペレツトを基に成形加工性と物性を評価して表―
1に示した。 なお、比較例4に於いて成分Aは部分架橋され
ていないものである。 表―1に示した実施例からも判るように、本発
明の成形品は適度な柔軟性、低温耐衝撃性、耐熱
変形性及び良好な寸法安定性を有しかつ成形加工
性にすぐれたものであつた。 なお、本発明の配合、曲げ弾性率から外れる比
較例1〜4では、それぞれ柔軟性、低温衝撃耐熱
変形、寸法安定性、成形加工性について良好な品
質バランスを有するものは得られなかつた。具体
的には、比較例1で線膨張および耐熱性が不良、
同2では低温耐衝撃および成形性が不良、同3で
は低温耐衝撃が不良、および同4では耐熱性が不
良であつた。 また、実施例1と同6で得られた組成物ペレツ
トにてバンパーを成形したところ良好な成形品が
得られた。
変形性及び良好な寸法安定性を有しかつ成形加工
性にすぐれた自動車用軟質外装部材に関するもの
である。 近年、ポリプロピレン系共重合体樹脂、あるい
はポリプロピレン系樹脂とオレフイン系共重合体
ゴムからなるポリマーブレンド物が自動車、家電
部品等で広く用いられて来ている。 とりわけ、オレフイン系共重合体ゴムとしてエ
チレン―プロピレン共重合体(以下、EPMとい
う)、エチレン―プロピレン非共役ジエン三元共
重合体ゴム(以下、EPDMという)とポリプロ
ピレン系樹脂とからなるブレンド物は、柔軟性、
低温耐衝撃性、耐熱変形性に優れている。 先行技術 この点に関する過去の文献としては、例えば次
のようなものが代表的である。後藤邦夫著「ポリ
マーブレンド」日刊工業新聞社(1970年p168〜
185)、プラスチツクスエージ(1967年2月p47〜
52)、特公昭35−7088号、特公昭39−18746号、特
開昭53−22552号公報。 しかしながら、これらのブレンド物は自動車大
型部品等において寸法安定性に問題があつた(膨
張、収縮が大きい)。 この点を改良するものとして、前述のブレンド
物に対してガラス繊維等の繊維状フイラーを添加
する試みもなされている。例えば、特開昭51−
136736号、特開昭52−8054号各公報記載のものな
どがある。これらの発明による組成物は、自動車
内、外装等の大型軟質部品(例えばバンパー、フ
エンダー、トリム等)で要求されている曲げ弾性
率100〜10000Kg/cm2の範囲では、耐熱変形性、と
りわけ塗装時の耐熱性(120℃焼付)に問題があ
る。 発明の概要 要 旨 そこで本発明者等は、上記問題点の改良を目的
として鋭意検討を重ねた結果、部分的に架橋され
たオレフイン系共重合体ゴム、プロピレン―エチ
レンブロツク共重合体樹脂及び繊維状フイラーを
特定の割合で配合した成形加工性に優れた組成物
からなり、曲げ弾性率が1000〜7500〔Kg/cm2〕と
いう範囲に於いて、適度な柔軟性、低温耐衝撃性
(−20℃脆化温度試験で破壊せず)、耐熱変形性
(120℃ヒートサグ試験で10mm以下)及び良好な寸
法安定性(線膨張係数で10×10-5〔deg-1〕以下)
を有する自動車用軟質外装部材が得られることを
見出して本発明を完成した。 すなわち、本発明による自動車用軟質外装部材
は、下記の成分A〜Cからなり、曲げ弾性率が
1000〜7500〔Kg/cm2〕である組成物から構成され
ていること、を特徴とするものである。 成分 A 部分的に架橋されたオレフイン系共重合体ゴム
100重量部 成分 B ピロピレン―エチレンブロツク共重合体樹脂
50〜300重量部 成分 C 繊維状フイラー 1〜100重量部 効 果 本発明による自動車用軟質外装部材は、上記し
たように優れた成形加工性を有する組成物から得
られ、適度な柔軟性、低温耐衝撃性、耐熱変形性
及び良好な寸法安定性を有するものである。 発明の具体的説明 樹脂組成物 本発明で用いる組成物は、下成分A〜Cからな
る。 成分 A 成分Aとしての部分的に架橋されたオレフイン
系共重合体ゴムは、例えば、エチレン―プロピレ
ン共重合体(たゞし、エチレン含量は30モル%よ
り多い)、エチレンプロピレン非共役ジエンゴム
のようにオレフインを主成分とする無定形ランダ
ムな弾性共重合体を有機パーオキサイドの存在下
に熱処理することにより部分的に架橋して得られ
たものである(この架橋反応は、成分Aの部分架
橋前のポリマーと他の成分B〜Cまたは必要によ
り用いられる他の成分の全量または一部分とをあ
らかじめ溶融ブレンドしたのち、行なうこともで
きる(詳細後記)。 ここで、非共役ジエンとは、ジシクロペンタジ
エン、1,4―ヘキサジエン、エチリデンノルボ
ルネン、シクロオクタジエン、メチレンノルボル
ネンが好ましく、とくにエチレン―プロピレン―
エチリデンノルボルネン共重合体ゴムの部分架橋
物が好ましい。 部分架橋前のオレフイン系共重合体ゴムのムー
ニー粘度ML1+4(100℃)は、好適には10〜120程
度、望ましくは40〜100程度、である。 ムーニー粘度が10未満のものを用いた場合には
得られる熱可塑性組成物の耐熱変形性が劣り、ま
た120を超えたものを用いると成形加工性が悪く
なる場合がある。 ヨウ素価(不飽和度)は、好適には30以下程
度、望ましくは5〜20程度、であり、この範囲で
あれば耐熱変形性等の品質にバランスのとれたも
のが得られる。 プロピレン含量は20〜50重量%程度が適当で、
これよりプロピレン含量が少ない場合には得られ
た組成物の柔軟性、耐熱変形性等の品質バランス
が悪化し、またこれより多い場合には機械的強度
が低下する場合がある。 成分 B 成分Bとしてのプロピレン―エチレンブロツク
共重合体樹脂は、メルトフローレート(MFR:
JIS―K7210、2.16Kg荷重、230℃)が1〜200
g/10分程度、好ましくは10〜100g/10分程度
のものである。エチレン含量は通常30重量%以
下、好ましくは25重量%以下である。 成分Bの配合量は成分A100重量部に対し50〜
300重量部であり、300重量部を超える配合では、
得られる組成物の柔軟性が失われ、50重量部末満
では耐熱性、成形加工性が悪化する。好ましい配
合量は、100〜250重量部程度である。 成分 C 成分Cとしての繊維状フイラーは、径が0.1μ〜
15μ程度、長さが10μ〜10mm程度のものであり、
具体例としては、ガラス繊維(チヨツプドストラ
ンド、ロービング等)、ウオラストナイト、ミル
ドフアイバー、カツトフアイバー、ロツクフアイ
バー、ミクロフアイバー、プロセスドミネラルフ
アイバー(チタン酸カリウム繊維)、炭素繊維、
石膏繊維、芳香族ポリアミド繊維等が挙げること
ができる。これらのなかでも、ガラス繊維(特
に、カツトフアイバー、ミルドフアイバー等)が
好ましい。なお、繊維状フイラーは表面処理をし
てないものでも良いが、シラン系、クロム系、チ
タン系等のカツプリング剤で処理したものを用い
てもよい。処理法としては、γ―グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシランなどのエポキシシラ
ン、ビニルトリクロロシランなどのビニルシラ
ン、γ―アミノプロピルトリエトキシシランなど
のアミノシラン等のシラン系カツプリング剤によ
る処理が挙げられる。 成分Cの配合量は、成分A100重量部に対して
1〜100重量部であり、好ましくは3〜80重量部
程度である。配合量が1重量部より少ないと寸法
安定性が劣り、100重量部より多いと成形品の外
観、低温衝撃性が劣つて好ましくない。 本発明組成物は、上記各成形の外に、本発明の
効果を著しく損わない範囲で他の付加的成形を添
加することができる。それらの付加的成分として
は、タルク、炭酸カルシウム、マイカ等の繊維状
以外の無機フイラー、プロピレン―エチレンブロ
ツク共重合体樹脂以外の各樹脂、各種安定剤、顔
料、分散剤等がある。 とくに、上記繊維状以外の無機フイラーを添加
することは、本発明組成物から得られる成形品の
そり等を減少させるのに有効である。 また、パーオキサイド非架橋型炭化水素系ゴム
として、例えば、ポリイソブチレン、ブチルゴ
ム、プロピレン含量が70モル%以上のプロピレン
―エチレン共重合体ゴム、プロピレン―1―ブテ
ン共重合体ゴム等(特にポリイソブチレンおよび
ブチルゴムが好ましい)の配合は得られる組成物
に柔軟性を与え、成形品の外観を良好にするのに
効果を有するものであり、量的には成分A100重
量部に対し0〜50重量部が適当である。50重量部
を超えた配合は、得られる組成物の強度及び耐熱
変形性を悪化させるので避けなければならない。 なお、「パーオキサイド非架橋型」とは、パー
オキサイドによつて実質的に架橋されないことを
意味する。 また、ゴム用軟化剤としては、非芳香族系の鉱
物油または液状もしくは低分子量の合成軟化剤の
配合は組成物の柔軟性をコントロールするのに有
効である。ゴム用として用いられる鉱物油軟化剤
は、芳香族環、ナフテン環およびパラフイン鎖の
三者の組合わさつた混合物であつて、パラフイン
鎖炭素数が全炭素数の50%以上を占めるものをパ
ラフイン系と呼び、ナフテン環炭素数が30〜45%
のものはナフテン系、芳香族炭素数が30%以上の
ものは芳香族系と呼ばれて区分されている。本発
明で用いられる軟化剤は上記区分でパラフイン系
およびナフテン系のものであり、芳香族系の軟化
剤は成分Aとの分散性の点で好ましくない。特に
パラフイン系のものが好ましく、更にパラフイン
系の中でも芳香族環成分の少ないものが特に適し
ている。これらの非芳香族系ゴム用軟化剤は、例
えば、37.8℃における動粘度が20〜500cst、流動
点が−10〜−15℃、引火点(COC)が170〜300
℃を示す。 ゴム用合成軟化剤も、例えばポリブテン、低分
子量ポリブタジエン等が使用し得るが、上記の鉱
物油系軟化剤の方が良好な結果を与える。軟化剤
の配合量は、成分A100重量部に対し0〜100重量
部である。100重量部を超えた場合は、得られた
組成物の低温衝撃強度、耐熱変形性を悪化させ
る。 樹脂組成物の製造 本発明で用いる樹脂組成物は、上記成分A〜C
を一時にあるいは段階的に混練することによつて
得られる。混練は、樹脂成分の溶融を伴なう状態
で行なうことがふつうである。 各成分は、それぞれとして適当に入手したもの
を使用すればよい。しかし、成分Aは部分的に架
橋させるという工程を経て得られるものであるか
ら、成分Aを架橋前の状態で上記の混練工程に使
用してその際に成分Aの架橋反応を行なわせるこ
とができ、またそれが好ましい方法である。 従つて、この樹脂組成物の好ましい製造法は、
成分Aの部分架橋物を製造する第一工程と、得ら
れた部分架橋物と残りの成分とを配合する第二工
程と、よりなる。 第一工程においては、前記成分Aの全量を有機
パーオキサイドの存在下に熱処理して部分架橋さ
せる。この場合に、成分BおよびCの一部または
予定される配合量の全量を成分Aと同時に用いて
もよい。 部分架橋に際しては、架橋剤としての有機パー
オキサイドと共に架橋助剤を併用することができ
る。 用いられる有機パーオキサイドは芳香族系もし
くは脂肪族系のいずれであつてもよく、単一のパ
ーオキサイドでも2種以上のパーオキサイドの混
合物でもよい。具体的には、2,5―ジメチル―
2,5―ジ(ベンゾイルパーオキシ)―ヘキサ
ン、t―ブチルパーオキシベンゾエート、ジクミ
ルパーオキサイド、2,5―ジメチル―2,5―
ジ(t―ブチルパーオキシ)―ヘキサン、t―ブ
チルクミルパーオキサイド、ジイソプロピルベン
ゾハイドロパーオキサイド、1,3―ビス―(t
―ブチルパーオキシイソプロピル)―ベンゼン、
ベンゾイルパーオキサイド等が用いられる。 必要に応じて、上記パーオキサイドと併用され
る架橋助剤としては、アクリル系多官能性モノマ
ー、例えばエチレングリコールジメタクリレー
ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート等の
他、ジビニルベンゼン、液状ポリブタジエン等が
ある。 第一工程で使用される有機パーオキサイドおよ
び必要によつて使用される架橋助剤の量は、成分
A100重量部に対し0.1〜10重量部、通常0.2〜3重
量部程度であるが、実際には成分Aの種類、配合
比、および得られるエラストマー状組成物の品質
に影響する成分Aの架橋度、を考慮して決定され
る。第一工程で得られる部分架橋物における成分
Aの架橋度(重量%)は、第一工程の部分架橋試
料1gをソツクスレー抽出器を用い、沸騰キシレ
ンにより10時間抽出した後、残留分を80メツシユ
金網を通して得られる固形分の重量を、同試料1
g中の成分Aの配合量で除した値を100倍した値
である。 本発明において好ましい架橋度は、上記の測定
値において30重量%以上であり、30重量%未満で
は最終的に得られるエラストマー状組成物の耐熱
変形性の改良がみられない。特に好ましい架橋度
の範囲は、50〜90重量%である。 本発明の第一工程における架橋は、この工程で
使用される各成分をパーオキサイドの存在下に熱
処理することによつて行われるが、この場合、各
成分を別途十分に混練した後、パーオキサイドの
存在下に熱処理する方式も採用される。この熱処
理は、一般にバンバリーミキサー、押出機等を用
いて混練する方法(例えば、特公昭53−34210号、
特公昭54−2662号各公報他)、あるいは各成分か
らなるペレツト状組成物にパーオキサイド等を導
入した後、温水中で熱処理する方法(例えば、特
開昭56−98248号公報)を採用することもできる。 本発明の第二工程においては、上記第一工程で
得られた架橋物と成分BおよびCの残量または全
量とが配合される。 配合方法は、ゴム、プラスチツク等で通常用い
られる方法でよく、例えば一軸押出機、二軸押出
機、ロール、バンバリーミキサーあるいは各種の
ニーダー等により溶融混練すればよい。またはド
ライブレンドして直接成形することもできる。 自動車用軟質外装部材の成形 このようにして得られた樹脂組成物は、一般に
使用されている熱可塑性樹脂成形機で成形加工さ
れて外装部材となる。成形には射出成形押出成
形、中空成形等の熱可塑性樹脂の成形法が適用可
能である。自動車用外装部材としては、バンパ
ー、フエンダー、トリム等の大型部品において本
発明の効果は特に奏されるが、これらは、曲げ弾
性率が1000〜7500Kg/cm2の範囲になければならな
い。弾性率が低すぎると装着後の形状保持が不十
分となり、一方、高すぎると衝撃吸収性と変形回
復性が劣つて好ましくない。 実験例 以下の実施例および比較例は、本発明を具体的
に説明するためのものである。 これらの実施例および比較において各種の試験
法は以下のとおりである。 (1) 曲げ弾性数JIS―K―7203準拠〔Kg/cm2〕 (2) 脆化温度JIS―K―6750に準拠し、−20℃で衝
撃を与えて試験片が破壊しなかつた場合〇 破壊した場合× (3) ヒートサグ 試験片 巾25mm、長さ150mm、厚さ3mmの射出成形品
の長さ方向の片方の端を50mmまでを固定し、
120℃の恒温槽中に1時間放置した後の他端の
垂れ(熱処理前と後の差)を求める〔mm〕。 (4) 線膨張係数 ASTM―D―696に準拠。 測定温度範囲20〜28℃〔deg-1〕 (5) 成形加工 射出成形機と条件 型式:5.5オンス インラインスクリユータイプ 条件:射出圧500Kg/cm2 射出温度 200〜230℃ 金型温度 40℃ 金型:100×100×2mm厚 結 果 〇:成形に問題なく、得られた成形品がフロー
マーク、デラミネーシヨン、ブツ状物質等が
ほとんどなく良好。 ×:成形性及び成形品で上記の項目が著しく不
良。 また、実施例および比較例で用いられた各成分
は、次のとうりである。 成分 A 日本合成ゴム(株)製EPDM:「EP27」(ヨウ素
価:15、プロピレン含量:43重量%、ML 1+4(100
℃):105) 成分B プロピレンエチレンブロツク共重合体樹脂
(MFR230℃:45g/10分、エチレン含量:7重
量部%) 成分 C C―1:径13μ、長さ3mmのチヨツプドストラン
ド C―2:径10μ、平均長さ200μのカツトフアイバ
ー C―3:径0.1μ、平均長さ15μのチタン酸カリウ
ム繊維 他の成分 ゴム:日本合成ゴム(株)製ブチルゴム:ブチル365
(不飽和度:2.0%、ML 1+8(100℃):45) 樹脂:プロピレン単独重合体樹脂(MFR230℃:
10g/10分) 軟化剤:出光興産(株)製「ダイアナプロセスオイル
PW―90」(パラフイン系。動粘度:95.54cst
(40℃)、11.25cst(100℃)、平均分子量:539、
環分折:CN29.0%、CP71.0%) 実施例 1 第一工程 架橋処理前の成分A、他成分のゴム、他成形の
樹脂及び他成分の軟化剤を表―1に示す配合に従
つて4リツトルバンバリーミキサー(170℃/
60rpm)に投入し、更に有機パーオキサイドとし
て化薬ヌーリー社製「パーカドツクス14/40」
(1,3―ビス―(t―ブチル―パーオキシイソ
プロピル)ベンゼンの40%希釈品。希釈剤:炭酸
カルシウム)を純品換算で成分A100重量部に対
して0.3重量部、架橋助剤としてジビニルベンゼ
ンを0.5重量部を加えて約5分間混練した。次に、
ロールよりシーテイングし、シートカツターにか
けて、ペレツトとした。 この時点で成分Aの架橋度は72重量%であつ
た。 第二工程 第一工程で得られた部分的に架橋された成分A
を含む組成物と残りの成分Bおよび成分Cとをタ
ンブラーにて混合し、次に40φ単軸押出機(220
℃/70rpm)にて混練して、樹脂組成物ペレツト
を得た。このものを射出成形して成形加工性を評
価し、また成形品により物性を測定した。結果
は、表―1に示す通りであつた。 同様の製造手順で、表―1に示す配合に従つて
実施例2〜8、比較例1〜4を実施し、得られた
ペレツトを基に成形加工性と物性を評価して表―
1に示した。 なお、比較例4に於いて成分Aは部分架橋され
ていないものである。 表―1に示した実施例からも判るように、本発
明の成形品は適度な柔軟性、低温耐衝撃性、耐熱
変形性及び良好な寸法安定性を有しかつ成形加工
性にすぐれたものであつた。 なお、本発明の配合、曲げ弾性率から外れる比
較例1〜4では、それぞれ柔軟性、低温衝撃耐熱
変形、寸法安定性、成形加工性について良好な品
質バランスを有するものは得られなかつた。具体
的には、比較例1で線膨張および耐熱性が不良、
同2では低温耐衝撃および成形性が不良、同3で
は低温耐衝撃が不良、および同4では耐熱性が不
良であつた。 また、実施例1と同6で得られた組成物ペレツ
トにてバンパーを成形したところ良好な成形品が
得られた。
【表】
(注) * パーオキサイド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の成分A〜Cからなり、曲げ弾性率が
1000〜7500〔Kg/cm2〕である組成物から構成され
ていることを特徴とする、自動車用軟質外装部
材。 成分 A 部分的に架橋されたオレフイン系共重合体ゴム
100重量部 成分 B プロピレン―エチレンブロツク共重合体樹脂
50〜300重量部 成分 C 繊維状フイラー 1〜100重量部
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14202184A JPS6121145A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 自動車用軟質外装部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14202184A JPS6121145A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 自動車用軟質外装部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6121145A JPS6121145A (ja) | 1986-01-29 |
| JPH0122299B2 true JPH0122299B2 (ja) | 1989-04-26 |
Family
ID=15305518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14202184A Granted JPS6121145A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 自動車用軟質外装部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6121145A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4219344A1 (de) * | 1991-06-14 | 1992-12-17 | Toyoda Gosei Kk | Langes sandwich-formteil |
Families Citing this family (5)
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|---|---|---|---|---|
| JPH07103274B2 (ja) * | 1987-07-08 | 1995-11-08 | 住友化学工業株式会社 | オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物 |
| JP2691172B2 (ja) * | 1988-08-29 | 1997-12-17 | 三井石油化学工業株式会社 | 耐侯性に優れた熱可塑性エラストマー組成物 |
| JP3014724B2 (ja) * | 1990-06-27 | 2000-02-28 | 日産自動車株式会社 | 射出成形体 |
| WO2001021705A1 (en) * | 1999-09-21 | 2001-03-29 | Dsm N.V. | A thermoplastic vulcanisate, the thermoplastic vulcanisate containing a foaming agent and foam of the thermoplastic vulcanisate |
| CA2489036C (en) * | 2004-12-03 | 2013-02-12 | Lanxess Inc. | Peroxide curable butyl formulations for rubber articles |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5949932B2 (ja) * | 1975-07-30 | 1984-12-05 | 昭和電工株式会社 | 強化オレフイン系樹脂組成物 |
| JPS582340A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-07 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリプロピレン樹脂組成物の製造法 |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP14202184A patent/JPS6121145A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4219344A1 (de) * | 1991-06-14 | 1992-12-17 | Toyoda Gosei Kk | Langes sandwich-formteil |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6121145A (ja) | 1986-01-29 |
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