JPH01224349A - 光学活性なカルボン酸誘導体及びその製法 - Google Patents

光学活性なカルボン酸誘導体及びその製法

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JPH01224349A JP5047188A JP5047188A JPH01224349A JP H01224349 A JPH01224349 A JP H01224349A JP 5047188 A JP5047188 A JP 5047188A JP 5047188 A JP5047188 A JP 5047188A JP H01224349 A JPH01224349 A JP H01224349A
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隆行 東井
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は一般式(I) (式中、!は1または2であり、東口は不斉炭素である
ことを示す) で示される光学活性なカルボン酸誘導体とその製法に関
する。
〈従来の技術〉 上記一般式(I)で示される光学活性なカルボン酸誘導
体は、本発明者らによってはじめて見い出された化合物
であり、その製法のみならず、〈発明が解決すべき課題
〉 前記一般式(1)で示される化合物は、農薬、医瑯笹と
して、きわめて有用である。たとえば、該カルボン酸誘
導体は、代表的には以下に示すような液晶化合物へと導
くことができ、該化合物は強誘電性液晶として非常に優
れている。
(式中、R1及びR2はアルキル基またはアシルく課題
を解決するための手段〉 本発明は、このような新規にしてかつ有用な前記一般式
(1)で示される光学活性なカルボン酸誘導体を提供す
るものである。
(式中、Rは水素原子またはR’CO基を示し、ここで
R′は低級アルキル基である。R′は低級アルキル基を
示す。1及び液口は前記と同じである。) で示される光学活性なエステル類を加水分解することに
より製造することができる。該加水分解反応は、酸性も
しくは、アルカリ性条件下でおこなわれる。
酸性条件下で加水分解する場合、使用する酸としては、
硫酸、塩酸、リン酸などの鉱酸、酢酸、プロピオン酸な
どの有機酸などが用いられる。使用する量は、基質であ
る光学活性なエステル類(6)化対して触媒量以上あれ
ばよく上限はないが、必要以上の使用は副反応がおこる
ため好ましくない。
一般には、該酸性条件下の加水分解反応は、水と溶媒の
共存下に行われる。溶媒としては、メタノール、エタノ
ール、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ベンゼ
ン、トルエン、ジクロルメタン、ジクロルエタン、クロ
ロホルム、クロルベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドなどのアルコール系、エーテル系、
炭化水素系、ハロゲン化炭化水素系及び非プロトン性極
性溶媒が使用できる。該反応は水の存在下に行われるた
め、反応に使用する溶媒は、水との混和性のよい溶媒が
より好ましい。
反応温度は通常O〜150℃であり、より好ましくは2
0〜100℃である。
反応時間については特に制限されない。アルカリ性条件
下で加水分解する場合、使用するアルカリ性物質として
は、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどのアルカリ金属水酸化物、水酸化マグネシウム、
水酸化カルシウムなどのアルカリ土類金属水酸化物、そ
の池水酸化金属、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム
、炭酸カリウムなどの炭酸塩、トリエチルアミン、ピリ
ジン、N、N’−ジメチルアニリンなどのアミン類など
が用いられる。
使用する鰍は、基質である光学活性なエステル類(II
)に対して化学量論量以上あればよく、特に上限はない
一般には、該加水分解反応は、水と溶媒の共存下に行う
ことが好ましく、溶媒としては、前記溶媒があげられる
が、水との混和性のよい溶媒がより好ましい。
反応温度及び反応時間については、酸性条件下で加水分
解反応を行う場合と同様である。
このようにして、アルカリ性条件下で加水分解して得ら
れた反応混合物から、必要に応じて酸を添加して(すな
わち酸性化して)一般式(1)で示される化合物を遊離
させることができる。
加水分解反応を酸性またはアルカリ性いずれの条件下で
行っても、酸性化により遊離した一般式(I)で示され
る化合物は枦取するか、または、たとえば、トルエン、
酢酸エチル、ジエチルエーテル、メチルイソブチルケト
ン等の溶媒により抽出し、有機層から溶媒を留去したの
ち、必要に応じて、濃縮残渣を、再結晶またはカラムク
ロマトグラフィーで処理する等の方法により精製するこ
とができる。
次に、光学活性なエステル類(6)は、一般式(ロ)(
式中、R′及びjは前記と同じであり、R“は低級アル
キル基を示す、) で示されるエステル類を、該エステル類の光学活性体の
うちのいずれか一方を加水分解する能力を有するエステ
ラーゼを用いて、該エステル類の光学活性体の一方を加
水分解する(不斉加水分、解)ことにより製造すること
ができる。
この反応で用いられるエステラーゼを生産する微生物と
しては、エステル類(4)を不斉加水分解する能力を有
するエステラーゼを生産する微生物であればよく、特に
限定されるものではない。
尚、本発明におけるエステラーゼとはリパーゼを含む広
義のエステラーゼを意味する。
このような微生物の具体例としては、たとえば、エンテ
ロバクタ−属、アルスロバクタ−属、ブレビバクテリウ
ム属、シュードモナス属、アルカリ土類金属、ミクロコ
ツカス属、クロモバクテリウム属、ミクロバクテリウム
属、コリネバクテリウム属、パシルス属、ラクトパシル
ス属、トリコデルマ属、キャンディダ属、サツカロミセ
ス属、ロドトルラ属、クリプトコツカス属、トルロプシ
ス属、ピヒア属、ペニシリウム属、アスペルギルス属、
リゾプス属、ムコール属、オーレオバシディウム属、ア
クチノムコール属、ノカルデイア属、ストレプトミセス
属、ハンゼヌラ属、アクロモバクタ−属に属する微生物
が例示される。
上記微生物の培養は、通常、常法に従って行われ、たと
えば液体培養を行なうことにより培養液を得ることがで
きる。
たとえば、滅菌した液体培地〔かび類、酵母類用には麦
芽エキス・酵母エキス培地(水11にペプトン52、グ
ルコース10 f、i芽zキス82、酵母エキス82を
溶解し、pH6,5とする)、細菌用には加糖ブイヨン
培地(水1!に生物を接朋し、通常20〜40℃で1〜
3日間往復振盪培養をすることにより行なわれ、また必
要に応じて固体培養を行なってもよい。
また、これらの微生物起源のエステラーゼのなかには市
販されているものがあり、容易に入手することができる
。市販エステラーゼの具体アスペルギルス属のリパーゼ
〔リパーゼAP(天野製薬製〕〕、ムコール属のリパー
ゼ〔リパーゼM−AP(天野製薬製〕〕、キャンディダ
・シリンドラッセのリパーゼ〔リパーゼMY(8糖産業
製)〕、アルカリ土土類側のリパーゼ〔リパーゼPL(
8糖産業製)〕、〕アクロモバクターのリパーゼ〔リパ
ーゼAL(8糖産業製)〕、〕アルスロバクターのリパ
ーゼ(新日本化学社製)、クロモバクテリウム属のリパ
ーゼ(東洋醸造製)、リゾフス・デレマーのリパーゼ〔
タリパーゼ(田辺製薬製)〕及びリゾプス属のリパーゼ
〔リパーゼサイケン(大阪細菌研究所)〕。
また、動物・植物エステラーゼを用いることもでき、こ
れらの具体的なエステラーゼとしては、以下のものを挙
げることができる。
スチアブシン、パンクレアチン、ブタ肝蔵エステラーゼ
、Wheat Germxステラーゼ。
この反応で用いられるエステラーゼとしては動物、植物
、微生物から得られた酵素が用いられ、その使用形態と
しては、精製酵素、粗酵素、酵素含有物、微生物培養液
、培養物、菌体、培養四肢及びそれらを処理した物など
種々の形態で必要に応じて用いることができ、酵素と微
生物を組合わせて用いることもできる。あるいはまた、
樹脂等に固定化した固定化酵素、固定化菌体として用い
ることもできる。
不斉加水分解反応は、原料エステル類(2)と上記酵素
もしくは微生物の混合物を、通常緩衝液中で激しく攪拌
することによって行われる。
緩衝液としては、通常用いられるリン酸ナトリウム、リ
ン酸カリウムのごとき無機酸塩の緩衝液、酢酸ナトリウ
ム、クエン酸ナトリウムの如き有機酸塩の緩衝液等が用
いられ、そのpHは、好アルカリ性菌の培養液やアルカ
リ性エステラーゼではpH8〜11、好アルカリ性でな
い微生物の培養液や耐アルカリ性を有しないエステラー
ゼではpH5〜8が好ましい。濃度は通常0.05〜2
M、好ましくは0.05〜0.5Mの範囲である。
反応温度は通常10〜60℃であり、反応時間は一般的
には10〜70時間であるが、これに限定されることは
ない。
このような加水分解反応終了後、加水分解反応液をたと
えばメチルイソブチルケトン、酢酸エチル、エチルエー
テル等の溶媒により抽出処理し、有機層から溶媒を留去
したのち濃縮残渣をカラムクロマトグラフィーで処理す
る等の方法により加水分解生成物である光学活性なエス
テル類(R;H)と加水分解残である光学活性なエステ
ル類(R=COR“)CM科料エステル類口)中の光学
活性体のうち加水分解されなかったもの〕を分離するこ
とができる。
なお、この不斉加水分解反応でリパーゼとしてシュード
モナス属あるいはアルスロバクタ−属に属するリパーゼ
を用いる場合には比較的高い光学純度で光学活性なエス
テル類体)を得ることができる。
また、この加水分解の際、緩衝液に加えてトルエン、ク
ロロホルム、メチルイソブチルケトン、ジクロルメタン
等の反応に不活性な有機溶媒を使用することもでき、こ
れらを使用することによって不斉加水分解反応を有利に
行うことができる。
尚、この反応で原料となる一般式(ロ)で示されルエス
テル類は、たとえば、アルコール類α■(式中、R′及
び!は前記と同じである。)と低級アルキルカルボン酸
類を常法に従ってアシル化することにより容易に製造す
ることができる。
〈発明の効果〉 かくして、本発明により、光学活性なカルボン酸薦導体
(I)が効率良く得られ、これは、農薬、医薬等の中間
体として、とりわけ液晶化合物の中間体としてきわめて
有用である。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明を説明するが、本発明は実施
例のみに限定されるものではない。
実施例1 11の4ツロフラスコに0.8Mfi度リン酸バッフy
  (pH7,0) 500mjを仕込み、これにdi
−4−(1−アセトキシエチル)安息香酸メチル22.
2f、リパーゼ(アマノP)4.Of、クロロホルム4
mJを加え、窒素気流下、88±2℃で24時間激しく
攪拌する。反応終了後、反応混合物を酢酸エチル800
mjで2回抽出処理する。得られた有機層を凋縮し、検
線残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離溶
媒はトルエン−酢酸エチル)で精製処理すること(c=
=1 、CHCl、 ) )と不斉加水分解残である←
)−4−(1−7セ)キシエチル)安息香酸メチル10
.59(収率47%、r< = −96°(c = 1
− CHCis ))を得た。ここで得た(ト)−4−
(1−ヒドロキシエチル)安息香酸メチル2.02をテ
トラヒドロフラン2 omlに溶解し、20%水酸化ナ
トリウム10mJを加えて、室温で5時間激しく攪拌す
る。反応終了後、4N塩酸でpH8とした後、エーテル
100m4で抽出、飽和食塩水で洗浄し、有機層を減圧
下にawiし、g縮残渣として←)−4−(1−ヒドロ
キシエチル)安息香酸1.682〔収率9196、(ロ
)28=+89.0’ (C冨1、メタノール)〕を得
た。
NMR(60MHzSCDCJs) δ(ppm)     2.0(OH,bs)1.6 
(Cl1CH,d ) 5.9 (CH,CH,q ) 7.4〜8.1 (A r −H%d d )10.7
 (C00% b s ) また、不斉加水分解残である←)−4−(1−アセトキ
シエチル)安息香酸メチル2.Ofを(ト)−4−(1
−ヒドロキシエチル)安息香酸メチルと同様に加水分解
反応及び後処理を行って、←)−4−(1−ヒドロキシ
エチル)安息香酸1.88F(収率92%、げΣ=−8
5.6’Cc=1、メタノール)〕を得た。
実施例2 実施例1で得た(−1−)−4−(1−ヒドロキシエチ
ル)安息香酸メチル2.02をメタノール20m1にと
かし、これに水10m1と濃塩酸数?kmを加え、20
〜30℃で24時間攪拌する。反応終了後、反応液に水
50叫とエーテル10 omzを加えて抽出処理し、有
機層を水洗したのち、減圧下に濃縮し、得られた濃縮残
渣をトルエンから再結晶して、(+)−4−(1−ヒド
ロキシエチル〕安息香酸0.81F(収率5496 )
を得た。
実施例8 dl−4−CI−アセトキシエチル〕安息香酸メチルに
かえて、di−4−(アセトキシエチルノー4−ビフェ
ニルカルボン酸エチル15.6Fを用いる以外は実施例
1に準じて不斉加水分解反応、後処理及び精製処理を行
い、(+)−4−(1−ヒドロキシエチル)−4−ビフ
ェニルカルボン酸エチル6、4 f CCtXJも’=
+86°(c = 1 、CHCz、)、融点75℃〕
と←)−4−(1−アセトキシエチル47℃〕を得た。
このうち、(ト)−4−(1−ヒドロキシエチル)−4
−ビフェニルカルボン酸エチル、#、Ofを2096水
酸化カリウム水溶液20mlとメタノール20m1の混
合液に加えて、室温で6時間撹拌したのち、水50m4
を加え、8N塩酸でpH8としたのち、生じた沈澱を枦
取、水洗シて、(ト)−4−(1−ヒドロキシエチル)
−4−ビフェニルカルボン酸1.68f(収率94%)
を白色固体として得た。
(ff)%5= +44°(C=0.4、ジメチルホル
ムアミド)融点 222〜223℃(dec、) NMR(60MHz、重ジメチルスルホキシド)5.2
 (−OH,b s ) 7.4−8.1 (Ar−H,m) 12.9 (−COO旦、1〕S) 実施例4 実施例3で得られた←)−4−(1−アセトキシエチル
)−4−ビフェニルカルボン酸エチル2.0yを実施例
3と同様に加水分解反応及び後処理をおこない、←)−
4−(1−ヒドロキシエチル)−4−ビフェニルカルボ
ン酸を1.485’(収率95%)得た。
(〕背に一38°(C=1、ジメチルホルムアミド)実
施例5 d7!−4−(1−アセトキシエチル)安息香酸メチル
にかえてdl−4−Cプロパノイルオキシエチル)−4
−ビフェニルカルボン酸ベンチルを、リパーゼ(アマノ
P)にかえてリパーゼ(アルスロバクタ−rtg)を用
いる以外は実施例1に準じて不斉加水分解反応、後処理
及び精製処理をおこない、←)−4−(1−ヒドロキシ
エチル)−4′−ビフェニルカルボン酸ペンチル(ロ)
モロ=+28゜(C=1、クロロホルム)、融点60−
61℃〕と←)−4−(1−プロパノイルオキシエチル
)−4−ビフェニルカルボン酸ペンチルCr< =−7
6°、(C=1、りooホ# ム) 、J %0L55
14 )を得た。
このうち、(ト)−4−(1−ヒドロキシエチル)−4
−ビフェニルカルボン酸ペンチルを、実施例4と同様に
加水分解反応及び後処理をおこない、(−1−)−4−
(1−ヒドロキシエチル)−4’−ビフェニルカルボン
酸を得た。
(ロ)%’=+45°(C=1、ジメチルホルムアミド
)(以下余白)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、lは1または2であり、※印は不斉炭素である
    ことを示す) で示される光学活性なカルボン酸誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはR″CO基を示し、ここで
    R″は低級アルキル基である。R′は低級アルキル基を
    示し、lは1または2であり、※印は不斉炭素であるこ
    とを示す。) で示される光学活性なエステル類を加水分解することを
    特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、l及び※印は前記と同じ意味である。)で示さ
    れる光学活性なカルボン酸誘導体の製法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R′およびR″は低級アルキル基を示し、lは
    1または2である。) で示されるエステル類を鏡像体のどちらか一方のみを加
    水分解する能力を有するエステラーゼを用いて不斉加水
    分解して 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはR″CO基を示し、ここで
    R″は低級アルキル基である。R′及びlは前記と同じ
    意味を有し、※印は不斉炭素であることを示す。) で示される光学活性なエステル類を得、これを加水分解
    することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、l及び※印は前記と同じである。)で示される
    光学活性なカルボン酸誘導体の製法。
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