JPH01227454A - 静電チャック - Google Patents
静電チャックInfo
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- JPH01227454A JPH01227454A JP63054131A JP5413188A JPH01227454A JP H01227454 A JPH01227454 A JP H01227454A JP 63054131 A JP63054131 A JP 63054131A JP 5413188 A JP5413188 A JP 5413188A JP H01227454 A JPH01227454 A JP H01227454A
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- voltage
- force
- conductors
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば半導体集積回路の製造装置において用
いられ、その表面上″に゛成膜処理又はエツチング処理
等の各種処′理を施される試料を、静電力により吸着、
保:持する静電チャックに関する。
いられ、その表面上″に゛成膜処理又はエツチング処理
等の各種処′理を施される試料を、静電力により吸着、
保:持する静電チャックに関する。
例えば、電子サイクロトロン共鳴(E 1ectron
Cyclotron Re5onance)を利用し
て生成されるOCRプラズマにより、半導体基板上に所
望の物質の薄膜を形成せしめるC0D(Chemica
l V aporDeposition )装置、半導
体基板上に微細な回路パターンを形成せしめるドライエ
ツチング装置等の半導体集積回路の製造装置は、プラズ
7生成室内に生成されるECRプラズマを、例えば発散
磁界の作用により引出し、プラズマ生成室に連設した試
料室内に保持された半導体基板上に照射して、該基板上
に薄膜の形成又はエツチングを行うものであり、これら
の装置においては、半導体基板を試料室内に保持するた
めに、静電吸着作用を利用する静電チャックが用いられ
ている。
Cyclotron Re5onance)を利用し
て生成されるOCRプラズマにより、半導体基板上に所
望の物質の薄膜を形成せしめるC0D(Chemica
l V aporDeposition )装置、半導
体基板上に微細な回路パターンを形成せしめるドライエ
ツチング装置等の半導体集積回路の製造装置は、プラズ
7生成室内に生成されるECRプラズマを、例えば発散
磁界の作用により引出し、プラズマ生成室に連設した試
料室内に保持された半導体基板上に照射して、該基板上
に薄膜の形成又はエツチングを行うものであり、これら
の装置においては、半導体基板を試料室内に保持するた
めに、静電吸着作用を利用する静電チャックが用いられ
ている。
この静電チャックとして、薄膜状の絶縁体にて外側を一
括被覆され、平板状をなす一対の導電体を、前記試料室
内に同一面を形成するように並設し、絶縁体の表面に被
吸着物である半導体基板を密接させ、前記善導電体間に
所定の直流電圧を印加して、これらと前記半導体基板と
の間に静電力を生ぜしめ、この静電力により半導体基板
を導電体上に吸着、保持する構成とした双極式の静電チ
ャックがある。
括被覆され、平板状をなす一対の導電体を、前記試料室
内に同一面を形成するように並設し、絶縁体の表面に被
吸着物である半導体基板を密接させ、前記善導電体間に
所定の直流電圧を印加して、これらと前記半導体基板と
の間に静電力を生ぜしめ、この静電力により半導体基板
を導電体上に吸着、保持する構成とした双極式の静電チ
ャックがある。
さてこのような静電チャックにおいては、吸着状態にあ
る被吸着物を取外す場合、前記直流電圧の印加を中断し
、静電力を消滅させた後、被吸着物を離脱させる手順に
より行っている。ところが、前記中断の後においても、
導電体を被覆する絶縁体に電荷が残留し、静電力が暫時
残存するため、被吸着物の取外しが可能となるまでに多
大の待ち時間が必要であるという難点があり、また、残
存する静電力に抗して被吸着物を離脱せしめるべく、こ
れに大きい離脱力を加えた場合、特に被吸着物が半導体
基板のように壊れ易い物体であるときに、前記離脱力に
よって被吸着物が破壊される虞があった。
る被吸着物を取外す場合、前記直流電圧の印加を中断し
、静電力を消滅させた後、被吸着物を離脱させる手順に
より行っている。ところが、前記中断の後においても、
導電体を被覆する絶縁体に電荷が残留し、静電力が暫時
残存するため、被吸着物の取外しが可能となるまでに多
大の待ち時間が必要であるという難点があり、また、残
存する静電力に抗して被吸着物を離脱せしめるべく、こ
れに大きい離脱力を加えた場合、特に被吸着物が半導体
基板のように壊れ易い物体であるときに、前記離脱力に
よって被吸着物が破壊される虞があった。
第4図は、従来の静電チャックによりガリウム・ヒ素半
導体基板を吸着した場合において、直流電圧の印加時に
生じる吸着力と、印加を中断した直後における残留吸着
力とを示すグラフであり、図中、○印は前者を、また・
印は後者を示している。
導体基板を吸着した場合において、直流電圧の印加時に
生じる吸着力と、印加を中断した直後における残留吸着
力とを示すグラフであり、図中、○印は前者を、また・
印は後者を示している。
本図に示す如く、従来の静電チャックにおいては、残留
吸着力が吸着時間の増大に伴って増大し、20分間の吸
着を行った後、直流電圧の印加を中断した場合、電圧印
加時における吸着力の略2/3の大きさを有する吸着力
が、中断直後に残留していることが明らかである。
吸着力が吸着時間の増大に伴って増大し、20分間の吸
着を行った後、直流電圧の印加を中断した場合、電圧印
加時における吸着力の略2/3の大きさを有する吸着力
が、中断直後に残留していることが明らかである。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、被吸
着物が破壊されることなく、速やかに離脱可能な静電チ
ャックを提供することを目的とする。
着物が破壊されることなく、速やかに離脱可能な静電チ
ャックを提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る静電チャックは、絶縁体にて外側
を被覆され、同一面を形成するように並設された一対の
導電体間に直流電圧を印加し、前記絶縁体の表面に接触
する被吸着物を、これと前記導電体との間に生じる静電
力により吸着、保持する静電チャックにおいて、前記被
吸着物を離脱せしめる際に、前記善導電体間に、吸着時
と逆方向の直流電圧を印加する逆電圧印加手段を具備す
ることを特徴とし、また本願の請求項2に係る静電チャ
ックは、前記逆電圧印加手段に加えて、該手段の動作時
に、前記被吸着物に、前記導電体から離脱する方向への
所定の力を加える離脱力付与手段とを具備するこ゛とを
特徴とする。
を被覆され、同一面を形成するように並設された一対の
導電体間に直流電圧を印加し、前記絶縁体の表面に接触
する被吸着物を、これと前記導電体との間に生じる静電
力により吸着、保持する静電チャックにおいて、前記被
吸着物を離脱せしめる際に、前記善導電体間に、吸着時
と逆方向の直流電圧を印加する逆電圧印加手段を具備す
ることを特徴とし、また本願の請求項2に係る静電チャ
ックは、前記逆電圧印加手段に加えて、該手段の動作時
に、前記被吸着物に、前記導電体から離脱する方向への
所定の力を加える離脱力付与手段とを具備するこ゛とを
特徴とする。
本願の請求項1の発明においては、被吸着物を離脱させ
るに先立ち、前記逆電圧印加手段により、一対の導電体
間に吸着時と逆方向の直流電圧を印加し、これらと被吸
着物との間に生じている静電力を低減させた後、被吸着
物が離脱せしめられる。
るに先立ち、前記逆電圧印加手段により、一対の導電体
間に吸着時と逆方向の直流電圧を印加し、これらと被吸
着物との間に生じている静電力を低減させた後、被吸着
物が離脱せしめられる。
また、本願の請求項2の発明においては、前記逆電圧印
加手段の動作と共に前記離脱力付与手段が動作し、肉厚
電体と被吸着物との間の静電力が低減され、これが離脱
力付与手段により被吸着物に加えられる離脱力よりも小
さ(なった時点で、ごの離脱力により被吸着物が離脱せ
しめられる。
加手段の動作と共に前記離脱力付与手段が動作し、肉厚
電体と被吸着物との間の静電力が低減され、これが離脱
力付与手段により被吸着物に加えられる離脱力よりも小
さ(なった時点で、ごの離脱力により被吸着物が離脱せ
しめられる。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は本発明に係る静電チャックの構成を示す模式
的断面図である。
。第1図は本発明に係る静電チャックの構成を示す模式
的断面図である。
図において1.1は、共に板状をなす一対の導電体であ
り、これらは、同一面を形成するように並列させた状態
で、外側を絶縁体2にて一括的に被覆されている。EC
Rプラズマを用いた半導体製造装置においては、前記絶
縁体2として、耐熱性に優れたセラミック(Aj!t
Ox )が用いられ、該絶縁体2は、例えば、これの焼
成時に導電体l。
り、これらは、同一面を形成するように並列させた状態
で、外側を絶縁体2にて一括的に被覆されている。EC
Rプラズマを用いた半導体製造装置においては、前記絶
縁体2として、耐熱性に優れたセラミック(Aj!t
Ox )が用いられ、該絶縁体2は、例えば、これの焼
成時に導電体l。
lを、前述した如く並列させた状態で一体的にモールド
することにより、導電体1.1の外側に被着される。
することにより、導電体1.1の外側に被着される。
一方の導電体lは、第1の電源切換スイッチ7を介して
、負極側をアースに接続しである第1の直流電源5の正
極側と、正極側をアースに接続しである第2の直流電源
6の負極側とに夫々接続してあり、他方の導電体lは、
前記第1の電源切換スイッチ7と連動する第2の電源切
換スイッチ8を介して、前記第1.第2の直流電源5.
6に夫々接続しである。そして、電源切換スイッチ7゜
8が第1図に示す切換位置にある場合、一方の導電体l
が、第1の直流電源5に接続されて正に帯電し、他方の
導電体lが、第2の直流電源に接続されて負に帯電する
一方、電源切換スイッチ7゜8が逆の切換位置にある場
合、一方の導電体lが、第2の直流電源6に接続されて
負に帯電し、他方の導電体1が、第1の直流電源に接続
されて正に帯電するようになっている。
、負極側をアースに接続しである第1の直流電源5の正
極側と、正極側をアースに接続しである第2の直流電源
6の負極側とに夫々接続してあり、他方の導電体lは、
前記第1の電源切換スイッチ7と連動する第2の電源切
換スイッチ8を介して、前記第1.第2の直流電源5.
6に夫々接続しである。そして、電源切換スイッチ7゜
8が第1図に示す切換位置にある場合、一方の導電体l
が、第1の直流電源5に接続されて正に帯電し、他方の
導電体lが、第2の直流電源に接続されて負に帯電する
一方、電源切換スイッチ7゜8が逆の切換位置にある場
合、一方の導電体lが、第2の直流電源6に接続されて
負に帯電し、他方の導電体1が、第1の直流電源に接続
されて正に帯電するようになっている。
導電体1.1の一例には、そのソレノイドSへの励磁電
流の通断に応じて、プランジャを進退動作させる電磁シ
リンダ4が配設されている。電磁シリンダ4の前記プラ
ンジ中は、導電体1.1間において、絶縁体2に一側か
らこれを厚さ方向に貫通させてあり、その先端部には、
絶縁体2の他側の略中央部において、円板状の押圧部材
4aが固着しである。電磁シリンダ4は、そのソレノイ
ドSに所定の励磁電流が通電された場合、この励磁電流
に応じた電磁力を発生し、該電磁力によりプランジャを
進出させて、押圧部材4aを絶縁体2表面から突出させ
るべく動作し、またこの電磁シリンダ4の配設位置は、
ソレノイドSに励磁電流が通電されておらず、前記プラ
ンジ中がその退入位置にある場合、前記押圧部材4aの
一面が、wlAa体2の他側表面と路面−をなすように
設定しである。
流の通断に応じて、プランジャを進退動作させる電磁シ
リンダ4が配設されている。電磁シリンダ4の前記プラ
ンジ中は、導電体1.1間において、絶縁体2に一側か
らこれを厚さ方向に貫通させてあり、その先端部には、
絶縁体2の他側の略中央部において、円板状の押圧部材
4aが固着しである。電磁シリンダ4は、そのソレノイ
ドSに所定の励磁電流が通電された場合、この励磁電流
に応じた電磁力を発生し、該電磁力によりプランジャを
進出させて、押圧部材4aを絶縁体2表面から突出させ
るべく動作し、またこの電磁シリンダ4の配設位置は、
ソレノイドSに励磁電流が通電されておらず、前記プラ
ンジ中がその退入位置にある場合、前記押圧部材4aの
一面が、wlAa体2の他側表面と路面−をなすように
設定しである。
従って、電磁シリンダ4の配設位置と反対側の絶縁体2
の表面上に後述する如く吸着、保持される被吸着物3に
は、ソレノイドSの励磁に応じて電磁シリンダ4が発生
する力が、押圧部材4aを介して、絶縁体2の表面から
の離脱力として作用することになる。
の表面上に後述する如く吸着、保持される被吸着物3に
は、ソレノイドSの励磁に応じて電磁シリンダ4が発生
する力が、押圧部材4aを介して、絶縁体2の表面から
の離脱力として作用することになる。
また図中9は、本発明に係る静電チャックの動作を制御
する制御部であり、その出力信号は、電磁シリンダ4の
ソレノイドSと、第1.第2の電源切換スイッチ7.8
とに与えられている。ソレノイドSに制御部9からの出
力信号が与えられた場合、ソレノイドSに励磁電流が通
電され、電磁シリンダ4が前記離脱力を発生するように
なっており、また、第1.第2の電源切換スイッチ7゜
8に制御部9からの出力信号が与えられた場合、これら
は連動動作し、第1図に示す一方の切換位置から他方の
切換位置に切換わるようになっている。
する制御部であり、その出力信号は、電磁シリンダ4の
ソレノイドSと、第1.第2の電源切換スイッチ7.8
とに与えられている。ソレノイドSに制御部9からの出
力信号が与えられた場合、ソレノイドSに励磁電流が通
電され、電磁シリンダ4が前記離脱力を発生するように
なっており、また、第1.第2の電源切換スイッチ7゜
8に制御部9からの出力信号が与えられた場合、これら
は連動動作し、第1図に示す一方の切換位置から他方の
切換位置に切換わるようになっている。
さて、以上の如く構成された静電チャックにより被吸着
物3を吸着、保持する場合、まず、被吸着物3を、電磁
シリンダ4の配設位置と反対側の絶縁体2の表面上の略
中央部に載置する。このとき制御部9は、ソレノイドS
に出力信号を与えておらず、電磁シリンダ4のプランジ
ャは進入状態にあるから、被吸着物3は、絶縁体2の表
面上に密接した状態に載置される。また、制御部9は、
第1.第2の電源切換スイッチ7.8にも出力信号を発
しておらず、これらは共に第1図に示す如き切換位置に
あり、一方の導電体1(第1図の左側の導電体1)が、
第1の直流電源5に接続され正に帯電した状態にあり、
他方の導電体l(第1図の右側の導電体l)が、第2の
直流電源6に接続されて負に帯電した状Btzある。従
って、これらの導電体1.1と前述の如く載置された被
吸着物3との間には静電力が発生し、被吸着物3は、こ
の静電力により、絶縁体2を介して導電体1に吸着され
、絶縁体2の表面上に密着した状態に保持される。
物3を吸着、保持する場合、まず、被吸着物3を、電磁
シリンダ4の配設位置と反対側の絶縁体2の表面上の略
中央部に載置する。このとき制御部9は、ソレノイドS
に出力信号を与えておらず、電磁シリンダ4のプランジ
ャは進入状態にあるから、被吸着物3は、絶縁体2の表
面上に密接した状態に載置される。また、制御部9は、
第1.第2の電源切換スイッチ7.8にも出力信号を発
しておらず、これらは共に第1図に示す如き切換位置に
あり、一方の導電体1(第1図の左側の導電体1)が、
第1の直流電源5に接続され正に帯電した状態にあり、
他方の導電体l(第1図の右側の導電体l)が、第2の
直流電源6に接続されて負に帯電した状Btzある。従
って、これらの導電体1.1と前述の如く載置された被
吸着物3との間には静電力が発生し、被吸着物3は、こ
の静電力により、絶縁体2を介して導電体1に吸着され
、絶縁体2の表面上に密着した状態に保持される。
このように吸着、保持された被吸着物3へのプラズマ照
射による成膜処理、エツチング処理等の所定の処理が終
了し、被吸着物3を取外す場合、前記処理の終了を適宜
の手段により検出した制御部9から、第1.第2の電源
切換スイッチ7.8に切換え信号が発せられ、これらが
前述の切換え動作を行う結果、第1図の左側の導電体1
は第2の直流電源6に、また右側の導電体lは、第1の
直流電源5に夫々接続され、導電体1.1間には、吸着
時と逆方向の直流電圧が印加されることになる。また前
記切換え信号の出力と同時に、制御部9からは電磁シリ
ンダ4のソレノイドSに励磁信号が発せられ、被吸着物
3は、電磁シリンダ4により発生され押圧部材4aを介
してその中央部に作用する力により、導電体1.1を被
覆する絶縁体2の表面から離脱する方向に押圧される。
射による成膜処理、エツチング処理等の所定の処理が終
了し、被吸着物3を取外す場合、前記処理の終了を適宜
の手段により検出した制御部9から、第1.第2の電源
切換スイッチ7.8に切換え信号が発せられ、これらが
前述の切換え動作を行う結果、第1図の左側の導電体1
は第2の直流電源6に、また右側の導電体lは、第1の
直流電源5に夫々接続され、導電体1.1間には、吸着
時と逆方向の直流電圧が印加されることになる。また前
記切換え信号の出力と同時に、制御部9からは電磁シリ
ンダ4のソレノイドSに励磁信号が発せられ、被吸着物
3は、電磁シリンダ4により発生され押圧部材4aを介
してその中央部に作用する力により、導電体1.1を被
覆する絶縁体2の表面から離脱する方向に押圧される。
、第2図は、導電体1. 1間に、吸着時と逆方向の直
流電圧が印加された後における導電体1. 1と被吸着
物3との間に作用する吸着力の時間的変化の様子を示す
グラフである。本図に示す如く、逆電圧の印加開始直後
において0.9kg程度であった吸着力が、20〜30
秒間の逆電圧の印加によって、0.1kg以下にまで低
減されており、この時点において被吸着物3を離脱せし
めることにより、被吸着物3をわずかな力にて容易に離
脱させることができる。
流電圧が印加された後における導電体1. 1と被吸着
物3との間に作用する吸着力の時間的変化の様子を示す
グラフである。本図に示す如く、逆電圧の印加開始直後
において0.9kg程度であった吸着力が、20〜30
秒間の逆電圧の印加によって、0.1kg以下にまで低
減されており、この時点において被吸着物3を離脱せし
めることにより、被吸着物3をわずかな力にて容易に離
脱させることができる。
また第3図は、前記逆電圧の大きさを種々に変更すると
共に、該逆電圧の印加と共に、電磁シリンダ4を動作さ
せ、被吸着物3に300gの離脱力を加えた場合、この
離脱力により被吸着物3が離脱せしめられるまでに要す
る時間を示すグラフである。本図に示す如く、被吸着物
3の離脱に要する時間はわずかであり、例えば、600
vの逆電圧を印加した場合、印加後8秒程度で被吸着物
3を離脱せしめることが可能であり、また、逆電圧が2
00v程度の低い電圧である場合においても、200秒
程の時間にて被吸着物3を離脱せしめることが可能であ
り、本発明に係る静電チャックにおいては、被吸着物3
を速やかに離脱させ得ることが明らかである。
共に、該逆電圧の印加と共に、電磁シリンダ4を動作さ
せ、被吸着物3に300gの離脱力を加えた場合、この
離脱力により被吸着物3が離脱せしめられるまでに要す
る時間を示すグラフである。本図に示す如く、被吸着物
3の離脱に要する時間はわずかであり、例えば、600
vの逆電圧を印加した場合、印加後8秒程度で被吸着物
3を離脱せしめることが可能であり、また、逆電圧が2
00v程度の低い電圧である場合においても、200秒
程の時間にて被吸着物3を離脱せしめることが可能であ
り、本発明に係る静電チャックにおいては、被吸着物3
を速やかに離脱させ得ることが明らかである。
電磁シリンダ4が発生する電磁力は、ソレノイドSへの
励磁電流の大きさに対応するから、被吸着物3の壊れ易
さの程度に応じて励磁電流を変更し、被吸着物3に加わ
る離脱力を調節することにより、壊れ易い被吸着物3を
破壊することなく、確実に離脱させることが可能である
。なお、第2図及び第3図は、被吸着物3としてガリウ
ム・ヒ素半導体基板を用いた場合を示している。
励磁電流の大きさに対応するから、被吸着物3の壊れ易
さの程度に応じて励磁電流を変更し、被吸着物3に加わ
る離脱力を調節することにより、壊れ易い被吸着物3を
破壊することなく、確実に離脱させることが可能である
。なお、第2図及び第3図は、被吸着物3としてガリウ
ム・ヒ素半導体基板を用いた場合を示している。
なお本実施例においては、被吸着物3に離脱力を加える
手段として電磁シリンダ4を用いたが、他の手段により
被吸着物3に離脱力を加える構成としてもよい。
手段として電磁シリンダ4を用いたが、他の手段により
被吸着物3に離脱力を加える構成としてもよい。
また、被吸着物3の吸着時及び離脱時における導電体1
.1と、第1.第2の直流電源5.6との接続状態は、
本実施例に示すものと逆であってもよいことは言うまで
もない。
.1と、第1.第2の直流電源5.6との接続状態は、
本実施例に示すものと逆であってもよいことは言うまで
もない。
更に本実施例においては、被吸着物3の離脱時における
逆電圧の印加、及び離脱力の付与を、制御部9の動作に
より自動的に行う構成としているが、被吸着物への逆電
圧の印加は、電源切換スイッチ7.8の手動切換えによ
り行う構成としてもよく、また被吸着物への離脱力の付
与も、ソレノイドSの励磁回路に手動スイッチを設け、
該スイッチの操作により行う構成としてもよい。
逆電圧の印加、及び離脱力の付与を、制御部9の動作に
より自動的に行う構成としているが、被吸着物への逆電
圧の印加は、電源切換スイッチ7.8の手動切換えによ
り行う構成としてもよく、また被吸着物への離脱力の付
与も、ソレノイドSの励磁回路に手動スイッチを設け、
該スイッチの操作により行う構成としてもよい。
以上詳述した如く、本発明に係る静電チャックにおいて
は、被吸着物を離脱させる際に、一対の導電体間に吸着
時と逆方向の直流電圧を印加して、これらと被吸着物と
の間に生じている静電力を速やかに低減せしめているか
ら、被吸着物かわずがな力にて離脱可能となるまでの時
間が大幅に短縮され、これを速やかに、しかも容易に離
脱せしめることが可能であり、また、前記直流電圧の印
加と共に、離脱力付与手段により被吸着物に離脱方向へ
の所定の力を加えているから、被吸着物を破壊すること
なく、確実に離脱せしめることが可能となる等、本発明
は優れた効果を奏する。
は、被吸着物を離脱させる際に、一対の導電体間に吸着
時と逆方向の直流電圧を印加して、これらと被吸着物と
の間に生じている静電力を速やかに低減せしめているか
ら、被吸着物かわずがな力にて離脱可能となるまでの時
間が大幅に短縮され、これを速やかに、しかも容易に離
脱せしめることが可能であり、また、前記直流電圧の印
加と共に、離脱力付与手段により被吸着物に離脱方向へ
の所定の力を加えているから、被吸着物を破壊すること
なく、確実に離脱せしめることが可能となる等、本発明
は優れた効果を奏する。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は本
発明に係る静電チャックの構成を示す模式的断面図、第
2図は逆電圧の印加後における吸着力の時間的変化を示
すグラフ、第3図は離脱力付与手段を動作させた場合の
被吸着物の離脱に要する時間を示すグラフ、第4図は従
来の静電チャックにおける吸着力及び残留吸着力の大き
さ・と示すグラフである。 1・・・導電体 2・・・絶縁体 3・・・被吸着
物4・・・電磁シリンダ 5・・・第1の直流電源6
・・・第2の直流電源 7・・・第1の電源切換スイ
ッチ 8・・・第2の電源切換スイッチ特 許 出願
人 日本電信電話株式会社外1名 代理人 弁理士 河 野 登 失策 1
図 第 4 図 第 2 図 第 3 図
発明に係る静電チャックの構成を示す模式的断面図、第
2図は逆電圧の印加後における吸着力の時間的変化を示
すグラフ、第3図は離脱力付与手段を動作させた場合の
被吸着物の離脱に要する時間を示すグラフ、第4図は従
来の静電チャックにおける吸着力及び残留吸着力の大き
さ・と示すグラフである。 1・・・導電体 2・・・絶縁体 3・・・被吸着
物4・・・電磁シリンダ 5・・・第1の直流電源6
・・・第2の直流電源 7・・・第1の電源切換スイ
ッチ 8・・・第2の電源切換スイッチ特 許 出願
人 日本電信電話株式会社外1名 代理人 弁理士 河 野 登 失策 1
図 第 4 図 第 2 図 第 3 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、絶縁体にて外側を被覆され、同一面を形成するよう
に並設された一対の導電体間に直流電圧を印加し、前記
絶縁体の表面に接触する被吸着物を、これと前記導電体
との間に生じる静電力により吸着、保持する静電チャッ
クにおいて、 前記被吸着物を離脱せしめる際に、前記両 導電体間に、吸着時と逆方向の直流電圧を印加する逆電
圧印加手段を具備することを特徴とする静電チャック。 2、絶縁体にて外側を被覆され、同一面を形成するよう
に並設された一対の導電体間に直流電圧を印加し、前記
絶縁体の表面に接触する被吸着物を、これと前記導電体
との間に生じる静電力により吸着、保持する静電チャッ
クにおいて、 前記被吸着物を離脱せしめる際に、前記両 導電体間に、吸着時と逆方向の直流電圧を印加する逆電
圧印加手段と、 該逆電圧印加手段の動作時に、前記被吸着 物に、前記導電体から離脱する方向への所定の力を加え
る離脱力付与手段と を具備することを特徴とする静電チャック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63054131A JPH01227454A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 静電チャック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63054131A JPH01227454A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 静電チャック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01227454A true JPH01227454A (ja) | 1989-09-11 |
Family
ID=12962031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63054131A Pending JPH01227454A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 静電チャック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01227454A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1116994A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-22 | Hitachi Ltd | 静電吸着した試料を離脱する方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5967629A (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-17 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 静電吸着装置 |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP63054131A patent/JPH01227454A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5967629A (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-17 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 静電吸着装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1116994A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-22 | Hitachi Ltd | 静電吸着した試料を離脱する方法 |
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