JPH0122813Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122813Y2 JPH0122813Y2 JP1982166096U JP16609682U JPH0122813Y2 JP H0122813 Y2 JPH0122813 Y2 JP H0122813Y2 JP 1982166096 U JP1982166096 U JP 1982166096U JP 16609682 U JP16609682 U JP 16609682U JP H0122813 Y2 JPH0122813 Y2 JP H0122813Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- polyvinyl chloride
- parts
- sound insulation
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はピアノ室等の室内遮音用内装材、その
他の防音材料として使用される軟質遮音シートの
改良に関するものである。
他の防音材料として使用される軟質遮音シートの
改良に関するものである。
従来から、この種の軟質遮音シートとしては、
ポリ塩化ビニル樹脂に鉛や鉄などの金属粉或いは
酸化鉄、酸化亜鉛当の金属酸化物粉を混合して厚
さ0.5〜1.2mm、面密度2〜4Kg/m2としたものが
知られているが、遮音効果を増大させる目的で金
属粉や金属酸化物の添加量を大にして面密度を上
げようとすると、シート全体にピンホールが生じ
易くなつて音が外部に洩れる原因となり、又、シ
ートの引裂及び引張強度が弱くなるという問題点
が生じ、さらに、このシートを屈曲した面に沿つ
て貼着施工を行う場合、屈曲する部分に亀裂が発
生して遮音効果を著しく損する等の欠点がある。
ポリ塩化ビニル樹脂に鉛や鉄などの金属粉或いは
酸化鉄、酸化亜鉛当の金属酸化物粉を混合して厚
さ0.5〜1.2mm、面密度2〜4Kg/m2としたものが
知られているが、遮音効果を増大させる目的で金
属粉や金属酸化物の添加量を大にして面密度を上
げようとすると、シート全体にピンホールが生じ
易くなつて音が外部に洩れる原因となり、又、シ
ートの引裂及び引張強度が弱くなるという問題点
が生じ、さらに、このシートを屈曲した面に沿つ
て貼着施工を行う場合、屈曲する部分に亀裂が発
生して遮音効果を著しく損する等の欠点がある。
又、前述の遮音性付与剤として金属粉を用いた
場合にはシート自体の物性が悪い黒色系のものが
多い、圧延時にロール表面を激しく摩耗させる、
ロールへの密着性が悪い、シートに泡を巻き込み
易い、などの欠点があり、これを克服出来なかつ
た。そこで熱可塑性合成樹脂に硫酸バリウム粉末
を混合し圧延して遮音層とし、隠蔽力を有する表
面層を積層し、布、紙などの裏打材を裏打ちした
ものとして特開昭53−47119号公報に記載された
ものがあつた。これは、金属粉の代わりに遮音性
を犠牲にすることになるが、硫酸バリウムを使用
して金属粉を使用した場合の欠点を克服したもの
である。逆に金属粉又は金属酸化物の粉体を混入
した熱可塑性合成樹脂の遮音板表面に化粧板を重
合接着したり、又は裏面にも無地板を重合接着し
たものとして、実開昭54−143007号公報に記載の
ものがあるが、金属粉又は金属酸化物の粉体を遮
音性付与剤として用いているため、シート状にす
る事が出来ず、板材として使用しているものであ
る。その結果、間仕切りなど一枚物で使用する場
合は良いが、壁面材として使用した場合には板材
の接合箇所から音が漏れ、施工上問題がある。
又、防音施工を行う面は常に平担面ばかりでなく
曲面もあり、このような場合には硬い板材では施
工出来ないものであつた。
場合にはシート自体の物性が悪い黒色系のものが
多い、圧延時にロール表面を激しく摩耗させる、
ロールへの密着性が悪い、シートに泡を巻き込み
易い、などの欠点があり、これを克服出来なかつ
た。そこで熱可塑性合成樹脂に硫酸バリウム粉末
を混合し圧延して遮音層とし、隠蔽力を有する表
面層を積層し、布、紙などの裏打材を裏打ちした
ものとして特開昭53−47119号公報に記載された
ものがあつた。これは、金属粉の代わりに遮音性
を犠牲にすることになるが、硫酸バリウムを使用
して金属粉を使用した場合の欠点を克服したもの
である。逆に金属粉又は金属酸化物の粉体を混入
した熱可塑性合成樹脂の遮音板表面に化粧板を重
合接着したり、又は裏面にも無地板を重合接着し
たものとして、実開昭54−143007号公報に記載の
ものがあるが、金属粉又は金属酸化物の粉体を遮
音性付与剤として用いているため、シート状にす
る事が出来ず、板材として使用しているものであ
る。その結果、間仕切りなど一枚物で使用する場
合は良いが、壁面材として使用した場合には板材
の接合箇所から音が漏れ、施工上問題がある。
又、防音施工を行う面は常に平担面ばかりでなく
曲面もあり、このような場合には硬い板材では施
工出来ないものであつた。
その他、遮音シートの例として特開昭53−
11980号公報記載のものや実開昭56−174612号公
報記載のものがあるが、特開昭53−11980号公報
記載のものは塩化ビニル樹脂及び可塑剤を母材と
し、比重4以上の充填材を400重量部と多量に配
合した軟質遮音シートにおいて、両面又は片面に
樹脂で被服したビニロン布帛を積層したものであ
り、実開昭56−174612号は鉛粉を混在してなる熱
可塑性シートの片面又は両面に例えば紙、布、不
織布、塩化ビニル、ポリエチレン等の樹脂シート
のような同種又は異種のシート状物を貼着一体化
したものである。これらは成る程、充填材をシー
ト主体に充填したもので遮音性を有するものであ
るが、多量に充填材を充填した場合はピンホー
ルが出来やすくて且つ屈曲させると折れやすく、
充填材の量が制限されるものであり、遮音性の点
で多くを望む事が出来ない。又、充填材を充填
したシート主体を覆うシートはフイルム状態で被
着されるために充填材間のピンホール内に浸透し
てピンホールを閉塞する事が出来ず、このピンホ
ールから音が洩れて遮音性を損なうという問題点
がある。
11980号公報記載のものや実開昭56−174612号公
報記載のものがあるが、特開昭53−11980号公報
記載のものは塩化ビニル樹脂及び可塑剤を母材と
し、比重4以上の充填材を400重量部と多量に配
合した軟質遮音シートにおいて、両面又は片面に
樹脂で被服したビニロン布帛を積層したものであ
り、実開昭56−174612号は鉛粉を混在してなる熱
可塑性シートの片面又は両面に例えば紙、布、不
織布、塩化ビニル、ポリエチレン等の樹脂シート
のような同種又は異種のシート状物を貼着一体化
したものである。これらは成る程、充填材をシー
ト主体に充填したもので遮音性を有するものであ
るが、多量に充填材を充填した場合はピンホー
ルが出来やすくて且つ屈曲させると折れやすく、
充填材の量が制限されるものであり、遮音性の点
で多くを望む事が出来ない。又、充填材を充填
したシート主体を覆うシートはフイルム状態で被
着されるために充填材間のピンホール内に浸透し
てピンホールを閉塞する事が出来ず、このピンホ
ールから音が洩れて遮音性を損なうという問題点
がある。
本考案はこのような欠点をなくすために、ポリ
塩化ビニルに金属粉等を混合して形成してなるシ
ート主体の表面にポリ塩化ビニル等の液状樹脂を
塗布して形成した脱落保護層を設けると共に裏面
に不織布又はクロス等の裏貼層を設けて、これら
の両層により引裂並びに引張強度の増大をはか
り、さらに、表面側の脱落保護層によつてピンホ
ールを生じにくくし且つ外観を良好にすると共に
曲面部分は元より、隅角部でも亀裂を生じさせる
ことなく施工が行なえるようにした遮音性並びに
施工性の高い軟質遮音シートを提供するものであ
る。
塩化ビニルに金属粉等を混合して形成してなるシ
ート主体の表面にポリ塩化ビニル等の液状樹脂を
塗布して形成した脱落保護層を設けると共に裏面
に不織布又はクロス等の裏貼層を設けて、これら
の両層により引裂並びに引張強度の増大をはか
り、さらに、表面側の脱落保護層によつてピンホ
ールを生じにくくし且つ外観を良好にすると共に
曲面部分は元より、隅角部でも亀裂を生じさせる
ことなく施工が行なえるようにした遮音性並びに
施工性の高い軟質遮音シートを提供するものであ
る。
本考案の実施例を図面について説明すると、1
はシート主体で、ポリ塩化ビニル100重量部に対
して金属粉、金属酸化物粉のうちの一種以上を
100〜2000重量部混合し、更に必要に応じて若干
の可塑剤、安定剤、防炎剤、老化防止剤、着色剤
などを添加して形成されたものである。
はシート主体で、ポリ塩化ビニル100重量部に対
して金属粉、金属酸化物粉のうちの一種以上を
100〜2000重量部混合し、更に必要に応じて若干
の可塑剤、安定剤、防炎剤、老化防止剤、着色剤
などを添加して形成されたものである。
ポリ塩化ビニルに混合する金属粉としては鉛、
鉄、亜鉛、錫、銅等があり、金属酸化物粉として
は酸化鉄,酸化亜鉛等がある。
鉄、亜鉛、錫、銅等があり、金属酸化物粉として
は酸化鉄,酸化亜鉛等がある。
2はこのシート主体1の表面に一体に層着した
脱落保護層で、ポリ塩化ビニルその他の適宜な液
状樹脂を塗布固化させた合成樹脂よりなり、必要
に応じて可塑剤等が添加されてなるものである。
脱落保護層で、ポリ塩化ビニルその他の適宜な液
状樹脂を塗布固化させた合成樹脂よりなり、必要
に応じて可塑剤等が添加されてなるものである。
3はシート主体1の裏面に一体に層着した裏貼
層で、ポリエステルやナイロン等よりなる不織布
又はクロス或いは適宜の紙よりなるものである。
層で、ポリエステルやナイロン等よりなる不織布
又はクロス或いは適宜の紙よりなるものである。
このように構成した軟質遮音シートの厚みは
0.5〜10mmであり、このシートの裏貼層を木造下
地等に酢ビ系接着剤で貼着して遮音壁面を形成す
るものである。
0.5〜10mmであり、このシートの裏貼層を木造下
地等に酢ビ系接着剤で貼着して遮音壁面を形成す
るものである。
なお、シート主体1を形成するポリ塩化ビニル
と金属粉、金属酸化物粉等の粉状物との混合割合
をポリ塩化ビニル100重量部に対して粉状物100〜
2000重量部とした理由は、粉状物100重量部以下
であれば遮音性能が劣り、又、2000重量部以上に
すると充填量が多すぎてシート主体1が十分に固
まらずシートを形成し難くなるためである。
と金属粉、金属酸化物粉等の粉状物との混合割合
をポリ塩化ビニル100重量部に対して粉状物100〜
2000重量部とした理由は、粉状物100重量部以下
であれば遮音性能が劣り、又、2000重量部以上に
すると充填量が多すぎてシート主体1が十分に固
まらずシートを形成し難くなるためである。
このように本考案は、ポリ塩化ビニル100重量
部に対して金属粉又は金属酸化物粉を100〜2000
重量部混合して形成されたシート主体1の表面に
ポリ塩化ビニル等の液状樹脂を塗布して形成した
脱落保護層2を一体に設けると共に裏面に不織布
又はクロス等の裏貼層3を設けてなる軟質遮音シ
ートに係るものであるから、シート主体単独の場
合にはポリ塩化ビニルに混入した金属粉等の充填
物によつて引裂及び引張強度が弱化するが、これ
を表面の脱落保護層2と裏面の裏貼層3によつて
補強して引裂、引張強度を増大させることがで
き、その結果、硫酸バリウムのようにシート状に
した時の物性は優れるものの比重が小さくて遮音
性を犠牲にせざるを得ないような材料を使用する
必要がなく、加えて液状樹脂の塗布にて形成した
脱落保護層がピンホール内に充填してシート主体
との強度向上が図られ、シート状にした時の物性
は劣るものの比重が大きくて遮音性に優れる金属
粉又は金属酸化物粉のポリ塩化ビニルに対する混
合割合をなお一層増大させて面密度を上げる事が
出来、遮音性能を一層向上させることができると
いう利点がある。又、シート主体1の表面に一体
的に層着したポリ塩化ビニル等の脱落保護層2に
よつてピンホールの発生を抑制し得、ピンホール
からの音の漏れを遮断出来るという利点があり、
しかも前述のようにピンホール充填によるシート
主体の強化がなされており、板状の遮音板と違つ
てシート状であるために施工時において屈曲した
施工面に沿つて貼着する事も可能であり、しかも
貼着の際に屈曲させてシート主体1に亀裂が発生
するのを阻止して所定の遮音効果を発揮させるこ
とができ、板状のものと違つて施工性が良好とな
るものであり、その上、シート状であるために接
合部分を重ね合わす事が出来て接合部分から音が
洩れるという事がなく、施工面全体にわたつて良
好な遮音性が確保できるものである。
部に対して金属粉又は金属酸化物粉を100〜2000
重量部混合して形成されたシート主体1の表面に
ポリ塩化ビニル等の液状樹脂を塗布して形成した
脱落保護層2を一体に設けると共に裏面に不織布
又はクロス等の裏貼層3を設けてなる軟質遮音シ
ートに係るものであるから、シート主体単独の場
合にはポリ塩化ビニルに混入した金属粉等の充填
物によつて引裂及び引張強度が弱化するが、これ
を表面の脱落保護層2と裏面の裏貼層3によつて
補強して引裂、引張強度を増大させることがで
き、その結果、硫酸バリウムのようにシート状に
した時の物性は優れるものの比重が小さくて遮音
性を犠牲にせざるを得ないような材料を使用する
必要がなく、加えて液状樹脂の塗布にて形成した
脱落保護層がピンホール内に充填してシート主体
との強度向上が図られ、シート状にした時の物性
は劣るものの比重が大きくて遮音性に優れる金属
粉又は金属酸化物粉のポリ塩化ビニルに対する混
合割合をなお一層増大させて面密度を上げる事が
出来、遮音性能を一層向上させることができると
いう利点がある。又、シート主体1の表面に一体
的に層着したポリ塩化ビニル等の脱落保護層2に
よつてピンホールの発生を抑制し得、ピンホール
からの音の漏れを遮断出来るという利点があり、
しかも前述のようにピンホール充填によるシート
主体の強化がなされており、板状の遮音板と違つ
てシート状であるために施工時において屈曲した
施工面に沿つて貼着する事も可能であり、しかも
貼着の際に屈曲させてシート主体1に亀裂が発生
するのを阻止して所定の遮音効果を発揮させるこ
とができ、板状のものと違つて施工性が良好とな
るものであり、その上、シート状であるために接
合部分を重ね合わす事が出来て接合部分から音が
洩れるという事がなく、施工面全体にわたつて良
好な遮音性が確保できるものである。
さらに、シート主体1の裏面に層着した裏貼層
3によつて住宅の木造下地等の施工面に接着剤で
容易に貼着でき、又、この裏貼層3に商品名やメ
ーカー名等の印刷も容易に行なえるものである。
3によつて住宅の木造下地等の施工面に接着剤で
容易に貼着でき、又、この裏貼層3に商品名やメ
ーカー名等の印刷も容易に行なえるものである。
図面は本考案の一実施例を示す一部分の斜視図
である。 1……シート主体、2……脱落保護層、3……
裏貼層。
である。 1……シート主体、2……脱落保護層、3……
裏貼層。
Claims (1)
- ポリ塩化ビニル100重量部に対して金属粉又は
金属酸化物を100〜2000重量部混合して形成され
たシート主体1の表面にこれら粉体の脱落を防止
するポリ塩化ビニル等の液状樹脂を塗布して形成
した脱落保護層2を一体に設けると共に裏面に不
織布またはクロス等の裏貼層3を設けてなる軟質
遮音シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16609682U JPS5969315U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 軟質遮音シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16609682U JPS5969315U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 軟質遮音シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5969315U JPS5969315U (ja) | 1984-05-11 |
| JPH0122813Y2 true JPH0122813Y2 (ja) | 1989-07-11 |
Family
ID=30363715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16609682U Granted JPS5969315U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 軟質遮音シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5969315U (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5929425B2 (ja) * | 1976-07-19 | 1984-07-20 | 日本ゼオン株式会社 | 防炎遮音シ−ト |
| JPS5347119A (en) * | 1976-10-12 | 1978-04-27 | Lonseal Kogyo Kk | Production method of wall interior finish material |
| JPS54143007U (ja) * | 1978-03-29 | 1979-10-04 | ||
| JPS56174612U (ja) * | 1980-05-29 | 1981-12-23 |
-
1982
- 1982-11-01 JP JP16609682U patent/JPS5969315U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5969315U (ja) | 1984-05-11 |
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