JPH01232264A - 酵素免疫学的測定方法に基づくヒト血漿中のヒトプロテインsの定量法 - Google Patents

酵素免疫学的測定方法に基づくヒト血漿中のヒトプロテインsの定量法

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JPH01232264A
JPH01232264A JP5843988A JP5843988A JPH01232264A JP H01232264 A JPH01232264 A JP H01232264A JP 5843988 A JP5843988 A JP 5843988A JP 5843988 A JP5843988 A JP 5843988A JP H01232264 A JPH01232264 A JP H01232264A
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Koji Suzuki
宏治 鈴木
Misako Kyotani
京谷 美佐子
Kiyoshi Mizuki
潔 水木
Kiyouko Mikawaya
三河谷 恭子
Hidekuni Shima
嶋 英邦
Kazushi Iwata
和士 岩田
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Fuji Yakuhin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、医学的、診断学的に有用なヒトプロティンS
の定量法に関する。
〔背景技術〕
近年、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症の発症要因の一つ
として血液凝固制御因子の量的あるいは質的な変化があ
ることが明らかにされ、この血液凝固制御因子としての
、プロティンCおよびその関連因子のプロティンSにつ
いての研究がなされている。
プロティンSは、分子量的aooooの−木鎖糖タンパ
ク質であり、ビタミンに依存性血漿タンパク質の一つで
、活性化プロティンCのコファクターとして機能する生
理的凝固制御因子である。プロティンSは、血液中では
、C4b結合タンパク質(以下C4bpと記す)と複合
体を形成しているプロティンS(以下複合体型プロティ
ンSと記す)および、C4bpと複合体を形成していな
いプロティンS(以下遊離型プロティンSと記す)とし
て存在し、この複合体型プロティンSは、血液凝固制御
作用を有せず、遊離型プロティンSが、この作用を有す
ることが、明らかにされている(J、  Cl1n、 
 Invest、  74. 2084−2088、1
984)。
また、多発性の血栓塞栓症を呈する先天性プロティンS
欠乏症と、血栓形成傾向を呈する種種の生理的、病的状
態や、薬物投与時における後天的なプロティンS欠乏症
が知られている。
この後天的なプロティンS欠乏症の原因としては、妊娠
、ネフローゼ症候群、自己免疫疾患、敗血症、抗ビタミ
ンに剤の投与、経口避妊薬の投与などがあげられている
プロティンS欠乏の形態は、血漿中の全プロティンS量
の低下だけではなく、C4bpとの結合性の変化により
、全プロティンSに占める複合体型プロティンSの割合
が増し、血液凝固制御作用をもつ遊離型プロティンSが
減少するために、血栓症および血栓形成傾向が現れたと
考えられる症例が、数多く報告されている。
プロティンSに関するこれらの研究報告から明らかなよ
うに、血液中における遊離型プロティンSならびに全プ
ロティンSを正確に定量することは、医学的診断を行う
上で極めて重要な手段であり、かねてからこれらの優れ
た定量法の開発が要請されていた。
従来、免疫学的測定方法によるヒトプロティンSの定量
は、種々行なわれているが、簡便で精度良く、かつ同一
原理に基づいて、全プロティンSおよび遊離型プロティ
ンSのそれぞれを、確実に、定量する方法は見出されて
いない。
一方、プロティンSの生物活性測定法として、活性化プ
ロティンCの測定を通じて、プロティンSの活性化プロ
ティンCに対するコファクター活性を測定する方法があ
るが、それらは、直接プロティンSを定量する方法では
ないので、プロティンSの欠乏もしくは過剰の程度と形
態を把握するために、免疫学的測定方法による全プロテ
ィンSおよび遊離型プロティンSのそれぞれについての
確実な定量と、それらの生物活性測定を行なう方法の開
発が強く望まれている。
〔発明の開示〕
本発明者らは、C4bpと複合体を形成しているヒトプ
ロティンS(以下複合体型ヒトプロティンSと記す)お
上びC4bpと複合体を形成していないヒトプロティン
S(以下遊離型ヒトプロティンSと記す)に対して結合
性を有する抗ヒトプロティンSモノクローナル抗体を用
いることにより、サンドイッチ法に基づく酵素免疫学的
測定法によってヒト血漿中の全ヒトプロティンSを精確
に測定する方法を提供することに成功した。また、本発
明者らは、遊離型ヒトプロティンSのみに特異的に結合
する抗ヒトプロティンSモノクローナル抗体を用いるこ
とにより、サンドイッチ法に基づく酵素免疫学的測定法
によって、ヒト血漿中の遊離型ヒトプロティンSを精確
に測定する方法を提供することに成功しIこ 。
すなわち、本発明は抗ヒトプロティンSモノクローナル
抗体を用いたサンドイッチ法に基づく酵素免疫学的測定
法によるヒト血漿中のヒトプロティンSの定量法であっ
て、固相担体に結合させる抗体および酵素標識を付与す
る抗体として、複合体型ヒトプロティンSおよび遊離型
ヒトプロティンSに対して結合性を有する抗ヒトプロテ
ィンSモノクローナル抗体を用いることを特徴とするヒ
ト血漿中の全ヒトプロティンSの定量法を提供するもの
であり、また、抗ヒトプロティンSモノクローナル抗体
および抗ヒトプロティンS余りクローナル抗体を用いた
サンドイッチ法に基づく、酵素免疫学的測定方法による
ヒト血漿中のヒトプロティンSの定量法であって、固相
担体に結合させる抗体および酵素標識を付与する抗体と
して、それらの少なくとも一方に、遊離型プロティンS
のみに特異的に結合する抗ヒトプロティンSモノクロー
ナル抗体を用いることを特徴とするヒト血漿中の遊離型
ヒトプロティンSの定量法を提供するものである。
以下に、実施例を掲げ、本発明の詳細な説明するO ・ 実施例 l 抗ヒトプロティンSモノクローナル抗体の作製 (a)抗原−ヒトプロティンSの調製 FEBS Letters、  Nυ=、 2. 37
7−381(1979)に記載の5tenfloらの方
法を、改変して行った。すなわち、ヒト凍結血漿からク
エン酸バリウム沈渣を得、これを緩衝液に溶解させ、3
0〜70%硫安分画、透析を行った後、J、  Bio
l、  Chew、。
258、 1914−1920 (1983)  に記
載のプロティンCの精製について用いた方法に従い、D
EAE−3ephacell(ファルマシア)カラムク
ロマトグラフィー法を2回行って、単離、精製した。
精製ヒトプロティンSは、J、 Ce11. Biol
、。
17、835−851.(1975)に記載のBlob
ell & Dobbe−rsteinの方法に従い、
ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気
泳動(5DS−PAGE)で調べたところ、非還元状態
では、分子量約80キロダルトン(KD)の1本のバン
ドを示し、還元状態では分子量約80キロダルトン(K
D)および75KDの2本のバンドを示した。
(b)抗体産生細胞の調製 6週令のBa1b/c雌マウス2匹をまず70インド完
全アジユバント中で、前記(a)で記述した精製ヒトプ
ロティンSで初回免疫する。マウスにそれぞれ88Mg
のヒトプロティンSを0.5m(2の混合液として腹腔
内投与する。さらに16日目に0.11Mの食塩を含む
40mMトリス−塩酸緩衝液(pH7,5)に溶解した
88μ9のヒトプロティンSを追加免疫する。最終免疫
として57日目に0.11M食塩含有40mM トリス
−塩酸緩衝液(pH7,5)に溶解したヒトプロティン
5(88μ9/300μQ)を腹腔内投与することによ
り補助免疫し、3日後にマウス肺臓を取り出し、肺細胞
を調製する。
(c) MJ胞融合 (1)以下の材料および方法を用いる。
RPMI 1640培地: RPMI No 1640
 (Difco La−borator 1es)に重
炭酸ナトリウム(12mM)、ピルビン酸ナトリウム(
1mM)、L−グルタミン(2mM)、ペニシリンGカ
リウム(500/mQ)、硫酸ストレプトマイシン(5
0Mg/ m12)、および硫酸アミカシン(100μ
g/ m(1)を加え、ドライアイスでpHを7.2に
し、0.2am東洋メンブレンフィルターで除菌ろ過す
る。
N5−1培地:上記RPMI  1640培地に除菌ろ
過した仔牛脂児血清(M、A、Bioproducts
)を15%(v/v)の濃度に加える。
PEG 4.000溶液: RPMI 1640培地の
ポリエチレングリコール4.000 (PE04.00
0. Merck &Go、、 Inc、) 50%(
w/v)無血清溶液を調製する。
8−アザグアニン耐性ミニローフm胞N5−1 (P3
−NSI−1)との融合は5elected Meth
odin Ce1lular Immunology 
(ed、B、B、旧5halland S、M、Shi
igi)、W、H,Freeman and Comp
any(1980) 351−372に記載のOiらの
方法を若干改変して行った。
(2)前記(b)で調製した有核肺臓細胞(生細胞率1
00%)とミエローマ細胞(生細胞率100%)とを5
=1の割合で融合する。肺臓細胞とミエローマ細胞とを
別に前記のRPM[1640培地で洗浄する。次に同じ
培地にけん濁し、融合させるため上記の割合で混合する
。容量50amの円錐形スチロール樹脂製試験管(Iw
akiGlass)を用い、40mQのRP旧1640
培地中400Xy、10分間遠心し、上清を完全に吸出
する。沈澱細胞に37℃加温PEG 4,000溶液1
.1mQを穏やかに撹拌しながら1分間で滴下し、さら
に1分間撹拌し細胞を再けん濁、分散させる。次に37
°C加温RPMI 1640培地1.LmQを1分間で
滴下する。この操作をさらに1回繰り返した後、同培地
7.8mQを2〜3分間で常に撹拌しながら滴下し細胞
を分散させる。これを400X9.7分間遠心分離し、
上清を完全に吸引除去する。
次にこの沈澱細胞に37°C加温NS−1培地11m1
2をすみやかに加え、細胞の大きい塊りをIO+IIQ
のピペットを用いて注意深くピペッティングして分散す
る。さらに同培地22mQを加えて希釈し、ポリスチレ
ン製96穴マイクロウエル(Iwaki Glass)
にウェル当り6.OX 10’個10.1mQの細胞を
加える。なお、この時使用する96六マイクロウエルは
前処理として0 、2mQのN5−1培地を加え、炭酸
ガス培養器中(37℃)で−晩保温し、使用時に培地を
吸引除去しておく。
細胞を加えた上記のマイクロウェルを7%炭酸ガス/9
3%空気中で温度37℃、湿度100%下に培゛養に付
する。
(d)選択培地によるハイブリドーマの選択的増殖 (1)使用する培地は以下のとおりである。
HAT培地:前記(c)で述べたN5−1培地にさらに
ヒボキサンチン(100μM)、アミノプテリン(0,
4μM)、およびチミジン(16μM)を加える。
HT培地ニアミノプテリンを除去した以外は上記HAT
培地と同一組成のものである。
(2)前記(c)の培養開始後翌日(1回目)、細胞に
パスツールピペットでHAT培地2滴(約0.1m12
)をカロえる。2.3.5.8、l1日日目培地の半分
(0,1m12)を新しいHAT培地で置き換え、14
日日目培地の半分を新しいHT培地で置き換える。以降
3〜4日毎に培地の半分を新しいHT培地で置き換える
。通常2〜3週間で充分なハイブリドーマの生育が°観
察される(融合率62%)。ハイブリドーマ生育全ウェ
ルについて次項(e)記載の固相−抗体結合テスト法(
ELISA)により陽性ウェルをチエツクする。次にフ
ィーダーとして10’個のマウス胸腺細胞を含むHT培
地1 mQをポリスチレン製24穴セルウエル(Iva
ki Glass)に加えたものを用い、上記で検出さ
れた各陽性ウェルの全内容物を移す。これを前記(c)
におけると同様に7%炭酸ガス存在下、37℃で約1週
間培養に付する。その間1〜2回各ウェルの上清0.5
1を新しいHT培地0.5mQと交換する。ハイブリド
ーマの充分生育した時点でEL I SA法により陽性
を再確認し、それぞれについて次項(f)記載の限界希
釈法によるクローニングを行う。
なお、クローニングに使用後の残液をポリスチレン製2
5cm”組織培養フラスコ(IwakiGlass)に
移し、凍結保存用試料を調製する。
(e)固相−抗体結合テスト法(ELISA)による抗
ヒトプロティンS抗体産生ハイブリドーマの検索 Anal、Biochem、 104−1205−21
4 (1980)に記載のRennardらの方法を若
干改変した方法を用いる。この方法は、ハイブリドーマ
抗体の検出に適している。96穴ミクロタイトレージヨ
ンプレー ) (Flow Laboratories
、Inc、)を0.5〜1.0μgのヒトプロティンS
でコートし、次に、未コート部分を1%牛血清アルブミ
ン(BSA)でブロックする。これに前記(d)で得ら
れたハイプリドーマ生育ウェルの上溝の一部を加えて室
温で約1時間インキュベートする。2次抗体として西洋
わさびペルオキシダーゼ(POD)標識−ヤギ抗マウス
イムノグロブリン(Cappel Lab、)を加え、
さらに室温で約1時間インキュベートする。次に、過酸
化水素と基質である0−フ二二レンジアミンを加え、生
成した褐色の程度をマイクロプレートリーダー(MPR
−A4、東洋曹達工業)を用いて492nmの吸光度を
測定する。
(f)クローニング 前記(d)の操作後、各ウェル中には2種以上のハイブ
リドーマが生育している可能性があるので、限界希釈法
によりクローニングを行い、モノクローナル抗体産生ハ
イプリドーマを取得する。N5−1培地mQ当りフィー
ダーとして107個のマウス胸腺細胞を含むクローニン
グ培地を調製し、96穴マイクロウエルの36ウエル、
36ウェルおよび24ウエルにウェル当り5個、1個お
よび0.5個のハイブリドーマを力Uえる。5日目と1
22日目全ウェルに各約0.1mQのN5−1培地を追
加する。クローニング開始後14〜15日で充分なハイ
プリドーマの生育が認められ、コロニー形成陰性ウェル
が50%以上である群についてELISA法を行う。テ
ストした全ウェルが陽性でない場合、抗体陽性ウェル中
のコロニー数を確認し、ウェル中に1コロニーが確認さ
れたウェルを4〜6個選び再クローニングする。最終的
にヒトプロティンSに対するモノクローナル抗体産生ハ
イプリドーマ12株(第1表参照)が得られI;。
(g)モノクローナル抗体の生体外増殖および生体内増
殖 モノクローナル抗体の増殖は常法による。すなわち、モ
ノクローナル抗体は、得られた各ハイブリドーマをN5
−1培地などの適当な培養液で培養(生体外増殖)し、
その培養上清から得ることができる(モノクローナル抗
体たん白濃度は10〜100μg/mQである)。一方
、大量に抗体を得るためには肺細胞とミエローマ細胞の
由来動物と同系の動物(Ba1b/c、マウス)に腫瘍
形成促進剤プリスタン(2,6,10,14−テトラメ
チルペンタデカン、Aldrich Chemical
 Co、 Inc、)をマウス−匹当り0.5mff腹
腔内投与し、1〜3週間後に、各ハイブリドーマlXl
0’個を同じく腹腔内投与する。それにより1〜2週間
後、モノクローナル抗体たん白質濃度4〜7rng/m
ρの腹水を得ることができる(生体内増殖)。
(h)モノクローナル抗体の重鎮、軽鎖及びアイソタイ
プ 前記(g)で得られた各々の腹水を、ヒトプロティンS
をコートしたミクロタイトレージョンプレートを用いて
前述したEL I SA法に従って各腹水中のモノクロ
ーナル抗体をそのヒトプロティンSに結合させる。PB
Sによる洗浄後、アイソタイプ特異性ウサギ抗マウスI
g抗体(ZymedLabora tor 1es)を
加える。PBSによる洗浄後、西洋わさびペルオキシダ
ーゼ標識ヤギ抗ウサギIgG(H+L)抗体を加え、基
質として2,2′−アジノージ(3−エチルベンゾチア
ゾリン硫酸−6)および過酸化水素を用いて検出した。
その結果は第1表に示されている。得られた抗ヒトプロ
ティンSモノクローナル抗体の内10個が免疫グロブリ
ン鎖γ1/にを、1個がγ2b/にを、そして、1個が
μ/にを有していた。
(i)モノクローナル抗体の精製 前記(g)で得られた各腹水のうち、IgGクラスはア
フィゲルプロティンA MAPS−nキット(バイオラ
ッド)を用いて精製した。1gMクラスは、硫安分画(
40%飽和)後、0.1M塩化ナトリウム含有、40m
Mリン酸緩衝液(pH8,0)で平衡化したDEAE−
3ephace l lカラムクロマトグラフィーにお
いて、塩化ナトリウムO,1Mから1.OMまでの直線
的濃度勾配で溶出し、含有画分を集め、単離精製した。
(DプロティンSに対する抗ヒトプロティンSモノクロ
ーナル抗体の親和定数 前記(i)で得られた各モノクローナル抗体のプロティ
ンSに対する親゛和定数を、5 mM CaCQz存在
下および0.5+nM EDTA存在下においてELI
SA法を用いて求めた。先述のELISA法に従って、
ミクロタイトレージョンプレートにヒトプロティンSを
コートし、lO%BSAでブロックした。
前記(i)で得られた各モノクローナル抗体を、5 m
M CaCl22または0.5mM EDTA含有の緩
衝液に溶解し、500ng/mQに調製したものを段階
希釈し、各々100μQを前述で調製したミクロタイト
レージョンプレートの各ウェルに添加し、室温で約1時
間インキュベートした。以下、二次抗体反応と発色反応
を、前記(e)のELISA法に従って行ない、得られ
た測定値から常法に従って親和定数(Kd)を求めた。
その結果は、第1表に示されている。
実施例 2 複合体形成に対する効果の検討 96ウエルミクロタイトレーシヨンプレート(Flow
 Laboratories、 Inc、)を、O,1
Mリン酸緩衝液(pH7,5)に溶解したC、bp (
10ug/mQ) 50μi2でコートし、次に未コー
ト部分を10%牛血清アルブミン(BSA)でブロック
した。一方、別の試験管にヒトプロティンS (300
ni?/ mQ)60μαト実施例1(i)で得られた
各モノクローナル抗体を含有するリン酸緩衝液(10μ
y/mQ”) 60μaを加え、37°Cで60分間反
応させた。この反応混合液から50μQを予めC4bp
をコートしておいたプレートの各ウェルに加え、37℃
で60分間反応させた。プレートを帆1%BSA含有ト
リスー塩酸緩衝液(pH7,5)で2回洗浄した後、P
OD標識ポリクローナル抗ヒトプロティンS  [gG
(0,4μg/112) 50μOを加え、37°06
0分間反応させ、上記の緩衝液で2回洗浄した。次に過
酸化水素と、基質である0−フェニレンジアミンを加え
、生成した褐色の程度を、マイクロプレートリーダー(
MPR−A4、東洋曹達工業)を用いて492nmの吸
光度を測定し、結合したヒトプロティンSを測定した。
その結果、第1表に示されているモノクローナル抗体N
o、MFS−58よびMFS−7がプロティンSと04
bpの複合体の形成を阻害した。
実施例 3 血漿中の全ヒトプロティンSの定量法(EIA法)(a
)酵素標識モノクローナル抗体(IgG−POD複合体
)の調製 実施例1(i)で得られたモノクローナル抗体の緩衝溶
液を、lQmM炭酸ナトリウム緩衝液(pH9,5)に
対して一夜透析した。これとは別に、l+11gのPO
Dを250μgの蒸留水に溶解し、0.1M過ヨウ素酸
ナトリウム50μaを加え、室温で20分間酸化処理後
、1 mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH4,0)に対し
一夜透析した。
得られたアルデヒドPODに0.2M炭酸ナトリウム緩
衝液(pH9,5)を5μQ加え、pHを9〜9.5に
すると同時に、前述のようにあらかじめ透析したモノク
ローナル抗体2++1gを添加した。室温で2時間反応
後、4119/I!<1の水素化ホ9素ナトリウム25
μQを加え、4°Cで2時間静置した。
以上のようにして得られたIgG−POD複合体を0.
15Mの塩化ナトリウムを含む0.01Mリン酸緩衝液
(pH7,0)で平衡化したウルトロゲルAcA 44
カラム(LKB製)を用いたゲルか過により、IgG−
POD画分を分取した。
(b)コーティングおよびブロッキング実施例1(i)
で得られた抗ヒトプロティンSモノクローナル抗体(M
FS−2)を炭酸水素ナトリウム緩衝液(pH9,2)
に溶解し、その濃度を5μ97mQに調製した。この抗
体溶液を96ウエルミクロタイトレーシヨンプレート(
F low Labora−tories、 Inc、
)にlウェル当り、1oOuff添加し、コートした。
次にPBS溶解lO%BSA 300μgでプレートを
ブロックした後、緩衝液A (0,2M塩化ナト  リ
  ウ ム 、  0.1 % Tween   20
、 0.5mM   EDTA、   0.5%BSA
、 0.02%マーチオレイト含有0.05Mトリス−
塩酸緩衝液、pH7,5)で洗浄した。
(c)試料の調製 (1)標準試料の調製 正常プール血漿の全ヒトプロティンS濃度を、Bloo
d、 67、2.406 410 (1986)記載の
Lau−rell rocket法により確認した後、
緩衝液Aで希釈して、全ヒトプロティンS濃度を270
ng/m(+に調製し、これを段階希釈した。
(2)血漿試料の調製 健常者の血漿5例を、各々、緩衝液Aで200倍に希釈
した。
(d)測  定 (c)で調製した試料を、各々、lウェル当り100μ
α添加し、室温で1時間インキュベート(免疫反応)後
、反応溶液を除去し、緩衝液Aで2回洗浄した。さらに
緩衝液B (0,2M塩化ナトリウム、0.1%Tve
en 20.5mM塩化カルシウム、0.5%B5A1
0.02%マーチオレイト含有0.05Mトリス−塩酸
緩衝液、pH7,5)で1回洗浄した。
次にIgG (NFS−11) −POD複合体を緩衝
液Bで1100n/+Qに調製した標識抗体溶液をlウ
ェル当り100μQずつ添加し、室温にて1時間インキ
ュベーション(免疫反応)後、反応溶液を除去し、緩衝
液Bでプレートを2回洗浄した。
次に、0.02%過酸化水素含有クエン酸−リン酸緩衝
液(pH6,0)に0−フェニレンジアミン・2塩酸塩
を溶解し、その濃度を2mg/mQに調製した溶液を1
00μa加え室温で10分間インキュベート(発色反応
)後、2N硫酸100μaを添加し、反応を停止させた
。反応停止後、マイクロプレートリーダー(MR−60
0,ダイナチック)を用いて、波長490nmの吸光度
を測定し、盲検と試料の吸光度差を求めた。標準試料よ
り作成した検量線より、試料中の全ヒトプロティンS濃
度を求めた。
その結果、健常者血漿5例の全ヒトプロティンS濃度の
平均値(mean±SD)は、31.3±5.6μ9/
mΩでありた。
実施例 4 血漿中の遊離型ヒトプロティンSの定量法(EIA法) (a)コーティングおよびブロッキング実施例1(i)
で得られた抗ヒトプロティンSモノクローナル抗体(N
FS−5)を炭醜水素ナトリウム緩衝液(pH9,2)
に溶解し、その濃度を5μ97mQに調製した。この抗
体溶液を96ウエルミクロタイトレーシヨンプレートに
lウェル当り、100μQ添加し、コートした。次にP
BS溶解10%BSA  30011(2で/V−トを
ブロックした後、前記の緩衝液Aで洗浄した。
(b)試料の調製 (1)標準試料の調製 実施例1 (a)で得られた精製ヒトプロティンSを緩
衝液Aで440ng/mQに調製し、これを段階希釈し
た。
(2)血漿試料の調製 健常者の血漿5例及び正常プール血漿(実施例3と同一
検体)を、緩衝液Aで、各々を200倍に希釈した。
(c)測 定 (b)で調製した試料を、各々1ウエル当り100μQ
添加し、室温で1時間インキュベート(免疫反応)後、
反応溶液を除去し、緩衝液Aで2回洗浄した。さらに、
前記の緩衝液Bで1回洗浄した。
次ニ実施例3 (a)テ調製L f: IgG(IJF
s−11)−POD複合体を緩衝液Bで1100n/m
Qj、:調製した標識抗体溶液をlウェル当り、100
μαずつ添加し、室温にて1時間インキュベート(免疫
反応)後、反応液を除去し、緩衝液Bでプレートを2回
洗浄した。
次に0.02%過酸化水素含有クエン酸−リン酸81 
?tr H(pH6,0)に0−フェニレンジアミン・
2塩酸塩を溶解し、その濃度を2mg/raQに調製し
た溶液を、100μg加え、室温で10分間インキュベ
ート(発色反応)後、2N硫酸100μQを添加し、反
応を停止させた。反応停止後、前記マイクロプレートリ
ーダーを用いて波長490nmの吸光度を測定し、盲検
と試料の吸光度差を求めた。標準試料より作成した検量
線より、試料中の遊離型ヒトプロティンS濃度を求めた
その結果、健常者血漿5例の遊離型ヒトプロティンS濃
度の平均値(mean±SD)は14.1±3.7μg
/mu、正常プール血漿の遊離型プロティンS濃度は1
2.2μg/mQであった。
実施例 5 (a)血漿中の全ヒトプロティンSの定量法におけるC
、bpの測定値への影響の検討 実施例1 (a)で得られた精製ヒトプロティンSと、
下記の方法に従って調製したヒトC4bpを緩衝液Aで
溶解し、一定濃度のヒトプロティンS (27,5Bg
/ mQ)に対し、各濃度ノ04bpヲ加工、そのモル
比を段階的に変化させた混合溶液を調製し、これを、試
料として、各々lウェル当り100μQ用いて、実施例
3の方法に従って、全ヒトプロティンSを定量した。
その結果を、第2表と第1図に示した。
抗1原−ヒトC4bpの調製 Biochem、 J、ηリー、837−846及び8
47−856(1983)に記載のDahlbackら
の方法に従い4Qの健常者新鮮血漿をクエン酸バリウム
に吸着させ、さらにその溶出液中のC4bpをDEAE
 −5ephacel、ヘパリン−3epharose
(Kabi製)及びSepharoseCL−6B(P
harmac ia)カラムクロマトグラフィー法で単
離、精製した。精製したヒトc、bpは、J。
Mo1.  Biol、  80.579−599 (
1973)  に記載のLaemm l i らの方法
に従い還元剤存在下硫酸ナトリウムーポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動(SDS−PAGE)で調べたところ分
子量約70,000ダルトン(D)の単一バンドを示し
た。
第2表と第1図に示すとおり、C4bl)/全ヒトプロ
ティンS CmoQ/ moQ)が1以上においては、
測定値の変動は見られず、C4bpの存在による測定値
への影響は見られなかった。
(b)血漿中の遊離型ヒトプロティンSの定量法におけ
るC4bpの測定値への影響の検討前記(a)の方法と
同様に試料を調製し、各々lウェル当り100μα用い
て、実施例4の方法に従って遊離型プロティンSを定量
し、その結果を第3表と第2図に示した。c<bp添加
量の増加に伴なって、実測値曲線は、Cabp/全プロ
テ全プロティン上き、全プロティンSの60%がC4b
pの複合体すなわち複合体型プロティンSとして存在す
ると仮定した場合の理論値曲線とよく一致した曲線を示
した。
実施例 6 ヒトプロティンS欠乏症家系者のヒトプロティンSの定
量 先天性ヒトプロティンS欠乏症の一家系(12例)の血
漿を、実施例3および実施例4の方法に従って、全ヒト
プロティンSおよび遊離型ヒトプロティンSを定量した
結果を第4表に示す(表中No、7− No、 18)
検体No、9、No、11、No、14、No、17の
ように全ヒトプロティンS濃度の低下と、全ヒトプロテ
ィンSに占める遊離型ヒトプロティンSの比率の両方が
低下している例、また検体No、10のように全ヒトプ
ロティンS濃度は正常範囲の下限にあるが、遊離型ヒト
プロティンSが正常プール血漿のそれに比べ約40%に
低下している例、さらに、検体No、15のように、全
ヒトプロティンS1遊離型ヒトプロテインSの濃度がと
もに低下している例などがあることが判明し、これによ
り、EIA法による全ヒトプロティンS定量法と、遊離
型ヒ!・プロティンS定量法を併用することによって、
ヒトプロティンSの欠乏もしくは過剰の程度と形態およ
びヒトプロティンS欠乏症の病態を簡便に把握すること
ができる。
第2表 PS=ヒトプロティンS 第3表 理論(%)は、C4bp/PSが1のとき全ヒトプロテ
ィンSの60%が04bpとの複合体すなわち複合体型
ヒトプロティンSとして存在すると仮定した値である。
第4表 正常プール血漿の全ヒトプロティンS及び遊離型ヒトプ
ロティンS濃度を100%とした場合の相対濃度で表示
した。
N002〜6の結果は、実施例3および実施例4によっ
て得られた健常者5名の測定値をもとに、上記の相対濃
度で示した値である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例5(a)の結果を示すグラフであり、 第2図は、実施例5(b)の結果を示すグラフである。 特許出願人 富士薬品工業株式会社 第1図 C4bp/全ps(mol/mol) 第2図 C4bP/ PS   (mol/mob)手  続 
 補  正  書 昭和63年6月7日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1 事件の表示 昭和63年特許願第58439号 2 発明の名称 酵素免疫学的測定方法に基づくヒト血漿中のヒトプロテ
ィンSの定量法 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住所 富山県高岡市長慶寺530番地 名称 富士薬品工業株式会社 4、代理人 住所 東京都千代田区麹町3丁目2番地相互第一ビル 6 補正の対象   明細書の発明の詳細な説明の欄7
8補正の内容

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抗ヒトプロテインSモノクローナル抗体を用いた
    サンドイッチ法に基づく酵素免疫学的測定法によるヒト
    血漿中のヒトプロテインSの定量法であって、固相担体
    に結合させる 抗体および酵素標識を付与する抗体として、C_4b結
    合タンパク質と複合体を形成しているヒトプロテインS
    およびC_4b結合タンパク質と複合体を形成していな
    いヒトプロテインSに対して結合性を有する抗ヒトプロ
    テインSモノクローナル抗体を用いることを特徴とする
    ヒト血漿中のヒトプロテインSの定量法。
  2. (2)抗ヒトプロテインSモノクローナル抗体および抗
    ヒトプロテインSポリクローナル抗体を用いたサンドイ
    ッチ法に基づく、酵素免疫学的測定方法によるヒト血漿
    中のヒトプロテインSの定量法であって、固相担体に結
    合させる抗体および酵素標識を付与する抗体として、そ
    れらの少なくとも一方に、C_4b結合タンパク質と複
    合体を形成していないヒトプロテインSのみに特異的に
    結合する抗ヒトプロテインSモノクローナル抗体を用い
    ることを特徴とするヒト血漿中の遊離型ヒトプロテイン
    Sの定量法。
JP5843988A 1988-03-14 1988-03-14 酵素免疫学的測定方法に基づくヒト血漿中のヒトプロテインsの定量法 Pending JPH01232264A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343387A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Shino Test Corp 複合体を形成する物質の測定方法及び測定試薬
JP2012193959A (ja) * 2011-03-14 2012-10-11 Shino Test Corp 試料中の総プロテインsタンパク質量の測定試薬及び測定方法

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JP2001343387A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Shino Test Corp 複合体を形成する物質の測定方法及び測定試薬
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