JPH0124185B2 - - Google Patents
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- JPH0124185B2 JPH0124185B2 JP56075051A JP7505181A JPH0124185B2 JP H0124185 B2 JPH0124185 B2 JP H0124185B2 JP 56075051 A JP56075051 A JP 56075051A JP 7505181 A JP7505181 A JP 7505181A JP H0124185 B2 JPH0124185 B2 JP H0124185B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/182—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing using pre-adducts of epoxy compounds with curing agents
- C08G59/184—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing using pre-adducts of epoxy compounds with curing agents with amines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D163/00—Coating compositions based on epoxy resins; Coating compositions based on derivatives of epoxy resins
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- Polymers & Plastics (AREA)
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Description
本発明は、熱硬化性被覆組成物の粉末懸濁水、
その製造方法および表面への熱硬化性被覆の適用
へのその利用に関する。 米国特許第3787230号は、表面上への粉末塗料
の水性スラリーの適用による物品被覆方法を開示
しており、この粉末塗料は、平均粒度36マイクロ
メータの市販の粉末であり、スラリーは、製造中
と使用中に撹拌により均質に保たれていなくては
ならない。貯蔵中に、このようなスラリーの固形
分は、沈降してしまい、これを使用直前に再分散
させることは技術的に魅力のないことである。 さらに、米国特許第4100315号は、特別に組合
せた界面活性剤の存在下の水中で超微粉砕した固
体エポキシ樹脂をバインダーとして含有する被覆
粉末分散水の製造方法を開示している。しかしな
がら、多くの用途で、硬化被膜中の界面活性剤の
存在は、好ましくない。 本発明は、貯蔵安定性があり、界面活性剤を含
有しない被覆粉末懸濁水を提供する。 本発明は、被覆粉末懸濁水において、粉末粒子
が、バインダー成分: (a) 末端アミノ基を有するエポキシ樹脂/アミン
アダクト、 (b) 架橋成分、および任意に含んでいてもよい (c) 固体ポリエポキシド からなる親密混合物を含んでなり、該混合物が、
少なくとも70℃の軟化点を有し、そして懸濁水中
の粒子の粒度が実質的に20マイクロメータ未満で
あることを特徴とする前記被覆粉末懸濁水と定義
できる。 エポキシ樹脂/アミンアダクトは、水性被覆組
成物に以前使用されており、これは、主に陰極電
着を意図したものであり、アミノ成分は、水で希
釈される前に、酸で少なくとも部分的に中和され
るようになつている。中和は、アミンアダクトを
水溶性とする役目をしており、陰極電着のために
アミノ基に必要な正の電荷を与える役目もしてお
り、通常、20ないし100%のアミンアダクトが、
中和される。たとえば、英国特許第1235975号お
よび同第1461832号を参照されたい。 しかしながら、本発明の懸濁液では、酸の添加
は、必要とされない:バインダー成分は、水に好
ましくは不溶性であり、成分の水溶性を促進し得
るものを加えることは、通常、好ましくなく、そ
の理由は、懸濁水の安定性を減少させ、表面被覆
材料としての用途を減ずるからである。 エポキシ化合物は、一般的な付加反応: に従い少なくとも1個の反応性N−H官能基
(reactive N−H function)を有するアミンと
反応し得、成分(a)の定義中の適性末端アミノ基
は、アダクト中の実質的に全てのエポキシ基が反
応していることを意味する:この製造で用いられ
るアミンの量は、個々のエポキシに対し少なくと
も1個のN−H官能基を与えるのに十分とすべき
で、またアダクト生成中の架橋反応は避けるべき
であることは明白である。後者の事柄は、1分子
中2個またはそれ以上のN−H官能基を有するア
ミンをエポキシ基に対して大過剰量で用いること
により、または好ましくは1分子中第1アミノ基
を含まず、1個の第2アミノ基を含むアミンを少
なくとも用いることにより達成され得る。 本発明の成分(a)は、多価フエノール好ましくは
2価フエノールのポリグリシジルエーテルと、エ
ポキシ基と反応性の少なくとも1個のN−H官能
基を有する1種類またはそれ以上のアミンとのア
ダクトであることが好ましい。 成分(a)は、平均式: A−B(−C−B)−nA {ここで、mは、数0ないし2であり、Aは、第
2アミノ官能基または好ましくは第3アミノ官能
基を介してBに結合している基であり、Cは、2
個の第3アミノ官能基を介してBに結合している
基であり、Bは、基: (ここで、nは、数0ないし4であり、Rは、2
価フエノールの炭化水素基である)である}を好
ましくは有している。基Bは、上記式の
その製造方法および表面への熱硬化性被覆の適用
へのその利用に関する。 米国特許第3787230号は、表面上への粉末塗料
の水性スラリーの適用による物品被覆方法を開示
しており、この粉末塗料は、平均粒度36マイクロ
メータの市販の粉末であり、スラリーは、製造中
と使用中に撹拌により均質に保たれていなくては
ならない。貯蔵中に、このようなスラリーの固形
分は、沈降してしまい、これを使用直前に再分散
させることは技術的に魅力のないことである。 さらに、米国特許第4100315号は、特別に組合
せた界面活性剤の存在下の水中で超微粉砕した固
体エポキシ樹脂をバインダーとして含有する被覆
粉末分散水の製造方法を開示している。しかしな
がら、多くの用途で、硬化被膜中の界面活性剤の
存在は、好ましくない。 本発明は、貯蔵安定性があり、界面活性剤を含
有しない被覆粉末懸濁水を提供する。 本発明は、被覆粉末懸濁水において、粉末粒子
が、バインダー成分: (a) 末端アミノ基を有するエポキシ樹脂/アミン
アダクト、 (b) 架橋成分、および任意に含んでいてもよい (c) 固体ポリエポキシド からなる親密混合物を含んでなり、該混合物が、
少なくとも70℃の軟化点を有し、そして懸濁水中
の粒子の粒度が実質的に20マイクロメータ未満で
あることを特徴とする前記被覆粉末懸濁水と定義
できる。 エポキシ樹脂/アミンアダクトは、水性被覆組
成物に以前使用されており、これは、主に陰極電
着を意図したものであり、アミノ成分は、水で希
釈される前に、酸で少なくとも部分的に中和され
るようになつている。中和は、アミンアダクトを
水溶性とする役目をしており、陰極電着のために
アミノ基に必要な正の電荷を与える役目もしてお
り、通常、20ないし100%のアミンアダクトが、
中和される。たとえば、英国特許第1235975号お
よび同第1461832号を参照されたい。 しかしながら、本発明の懸濁液では、酸の添加
は、必要とされない:バインダー成分は、水に好
ましくは不溶性であり、成分の水溶性を促進し得
るものを加えることは、通常、好ましくなく、そ
の理由は、懸濁水の安定性を減少させ、表面被覆
材料としての用途を減ずるからである。 エポキシ化合物は、一般的な付加反応: に従い少なくとも1個の反応性N−H官能基
(reactive N−H function)を有するアミンと
反応し得、成分(a)の定義中の適性末端アミノ基
は、アダクト中の実質的に全てのエポキシ基が反
応していることを意味する:この製造で用いられ
るアミンの量は、個々のエポキシに対し少なくと
も1個のN−H官能基を与えるのに十分とすべき
で、またアダクト生成中の架橋反応は避けるべき
であることは明白である。後者の事柄は、1分子
中2個またはそれ以上のN−H官能基を有するア
ミンをエポキシ基に対して大過剰量で用いること
により、または好ましくは1分子中第1アミノ基
を含まず、1個の第2アミノ基を含むアミンを少
なくとも用いることにより達成され得る。 本発明の成分(a)は、多価フエノール好ましくは
2価フエノールのポリグリシジルエーテルと、エ
ポキシ基と反応性の少なくとも1個のN−H官能
基を有する1種類またはそれ以上のアミンとのア
ダクトであることが好ましい。 成分(a)は、平均式: A−B(−C−B)−nA {ここで、mは、数0ないし2であり、Aは、第
2アミノ官能基または好ましくは第3アミノ官能
基を介してBに結合している基であり、Cは、2
個の第3アミノ官能基を介してBに結合している
基であり、Bは、基: (ここで、nは、数0ないし4であり、Rは、2
価フエノールの炭化水素基である)である}を好
ましくは有している。基Bは、上記式の
【式】の代りに末端
【式】基を有
するジグリジルエーテルから誘導され得、nは、
好ましくは1ないし3で、特に1.8ないし2.2であ
り、Rは、好ましくは次の基である: Aは、1個の第2アミノ官能基を有するアミン
から好ましくは誘導されるが、このアミンは、付
加反応の条件下でエポキシ基と実質的に反応しな
いという条件で各種の官能基をさらに有していて
もよい。このような“潜在的(latent)”な基の
例は、ヒドロキシル基、ケチミン基およびエステ
ル基である。この種の適当なアミンの例は、ジア
ルカノールアミン、特にジエタノールアミノおよ
びジ−イソプロパノールアミンおよびメチルイソ
ブチルケトンとのジエチレントリアミンのジケチ
ミンである。しかしながら、基Aは、アミンが、
エポキシ基に対しN−H官能基の大過剰量で用い
られるなら、1個より多いN−H官能基を有する
アミンからも誘導され得る。 基Cは、エポキシ基と反応性の2個のN−H官
能基を1分子中に有するアミノ化合物から誘導さ
れる。これらの官能基は、単一の第1モノ−アミ
ノ官能基または2個の第2アミノ官能基であつて
よい。さらに、このアミンは、ヒドロキシルまた
は第3アミノのような、エポキシ基と反応すると
してもほとんど反応しない他の官能基を有しても
よい。例としては、モノエタノールアミン、モノ
−イソプロパノールアミン、3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピルアミンである。 アダクトをつくるアミンの一部は、酸性の基を
含んでもよく、たとえばスルフアニル酸、および
アミノカルボン酸(アミノ安息香酸、グリシン、
アラニンおよびグルタミン酸)が挙げられるが、
このような酸性アミンは、他のアダクト生成アミ
ンと組合せてかつその量は、アダクト中のアミノ
基の全量が、酸性基の量の少なくとも2倍となる
ようにしてのみ常に用いられるべきである。アミ
ンアダクト中の組み込み酸性基は、たとえばフエ
ノール樹脂またはアミノプラストによるある種硬
化反応を促進するのに有用となろう。 アミンアダクトの製造に対し、ジグリシジルエ
ーテルは、エポキシ基1個当り1個のアミノ−水
素の比として前記したようにアミンと好ましくは
反応させ、この反応では、単一の第2アミノ基を
有するアミンの量が、有用エポキシ基の33ないし
100%の間にあつてよい。ケチミン基を置換基と
して有するアミンの如き感水性成分が使用される
場合、グリシジル化合物との反応は、無水条件下
で行われねばならない。ジグリシジルエーテルと
のアミンの反応は、1段階またはそれ以上の段階
で行われる:すなわち、第2アミンがまずジグリ
シジルエーテルと反応させられ、次に2個の反応
性N−H官能基が加えられる。グリコールエーテ
ルまたはケトンの如き溶剤が、アダクトの製造に
用いられてもよいが、生成物からは除去されねば
ならない。反応温度は、70〜140℃、好ましくは
70〜120℃であつてよい。mに対する値は、平均
値であり、成分(a)は反応生成物の混合物の一般構
造を示しているのは明白である。 成分(a)は、またジグリシジルエーテルと、1分
子当り2個のN−H官能基を有するアミンとの当
量で得られるアダクトであつてよく、たとえば低
分子ジグリシジルエーテルと、モノアルカノール
アミンとから得られるアダクトである。例とし
て、エポキシ基1個当り1個のN−H官能基の割
合として、モノエタノールアミンと、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンの
ジグリシジルエーテルとから得られるアダクトが
ある。 前記した如きエポキシ樹脂/アミンアダクト
は、1分子当りに複数のアルコール性ヒドロキシ
ル官能基を有し、これらの少なくとも一部は、N
−H官能基とエポキシとの付加反応により形成さ
れるのは明白である。追加的なヒドロキシル官能
基は、アミンおよび/またはエポキシ樹脂出発材
料が、既にヒドロキシル基を含んでいるときにも
存在し得る。ヒドロキシル基は、硬化中の架橋反
応に適当であり、懸濁水の安定化に有用であると
考えられる。 架橋成分(b)として、硬化中にアルコール官能基
と反応する複数の基を有する化合物または組成物
が適当である。この種の周知の架橋剤を次に挙げ
る:フエノール樹脂、特にレゾール;尿素、メラ
ミンまたはベンゾグアナミンから誘導される如き
アミノプラスト樹脂;ブロツク化ポリイソシアネ
ート;次の(1)と(2)の組合せ:(1)ポリカルボン酸の
非酸性ポリエステルであり1分子中1個、好まし
くは少なくとも2個のベータ−ヒドロキシルエス
テル基を有する前記非酸性ポリエステル、(2)エス
テル交換促進金属化合物。 レゾールタイプのフエノール樹脂は、エーテル
化可能であつてエポキシ樹脂/アミンアダクトの
ヒドロキシル基と反応可能なメチロール基を含ん
でいる:さらに、架橋反応は、レゾール分子自体
の間で起こり得る。 熱硬化性樹脂系で通常用いられるようなアミノ
プラスト樹脂は、尿素、メラミンまたはベンゾグ
アナミンと、アルデヒド(通常はホルムアルデヒ
ド)とから誘導され得、通常は、メタノール、エ
タノールまたはブタノールのごとき低級アルコー
ルでエステル化されていてよい。 水性熱硬化性樹脂系で用いられるべきポリイソ
シアネート誘導体は、系の製造で用いられる温度
で、かつ硬化温度ではイソシアネート基を放出す
る通常は120℃より高い温度で、イソシアネート
基を効果的にブロツクする反応体によりブロツク
されねばならない。適当なブロツク剤の例は、1
価アルコール、1価フエノールおよびある種の窒
素化合物たとえばカプロラクタムである。 成分(b)として有用なエステル交換系は、(1)1分
子当り1個より多く、好ましくは2個のベータ−
ヒドロキシルエステル基を有しポリカルボン酸か
ら誘導される非酸性ポリエステル、(2)エステル交
換促進金属化合物である、(1)と(2)の組合せであ
る。ここで、“非酸性”とは、該物質が、酸価
0.18meq/g未満(酸価10未満)を有することを
意味する。このことは、ある場合に製法に起因し
て実際上避けられない残存酸含量を許容する:好
ましくは、酸含量は、0.09meq/g未満である。
ここでの定義でのベータ−ヒドロキシルエステル
は、エステル化ヒドロキシル基に隣接する炭素原
子が、遊離ヒドロキシル基を有することを意味す
る:言葉を変えれば、エステル官能基は、ヒドロ
キシル基のうち1つだけがエステル化されている
1,2−グリコールから誘導される。グリコール
部分は、アルキル基、エーテル基または安定なエ
ステル基のごとき置換基を有していてもよい。ベ
ータ−ヒドロキシル基は、受け入れることのでき
る温度で、受け入れることのできる時間内での、
たとえば200℃までの温度で30分間までの硬化時
間での十分な架橋に必要である。被膜を硬化する
すなわち焼付ける工程により、ポリエステルのベ
ータ−ヒドロキシエステル基は、エステル交換し
て、成分(a)および任意に含んでいてもよい成分(c)
のヒドロキシル基と、ポリエステルのカルボキシ
ル基との間にエステル結合が形成されてグリコー
ル形式の化合物を放出する:この化合物は、次に
蒸発し得る。得られるものは、耐溶剤性でかつ非
溶融性の架橋された被膜である。これとは、対照
的に、ベータ−ヒドロキシルエステル基を含まな
いが、メチル、エチルまたはブチルのごとき簡単
なエステル基を含むポリエステルが用いられる
と、エステル交換は、遅すぎて、受け入れられる
条件での十分な架橋を行えなく、焼付けられた被
膜は、受け入れられる耐溶剤性を有し得ない:こ
れは、たとえばメチルエチルケトン(MEK)に
浸した綿布片により容易にこすり去られる。ベー
タ−ヒドロキシエステル基を有する適当な非酸性
ポリエステルは、ポリカルボン酸またはその無水
物、1種類またはそれ以上のグリコールおよび/
またはモノエポキシドから得られ、たとえばテレ
フタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、無水ト
リメリツト酸;エチレングリコール;エチレンオ
キシド、プロピレンオキシドから得られる。ポリ
エステルの例は、ビス(2−ヒドロキシエチル)
テレフタレートおよび低級の(2−ヒドロキシエ
チル)−を末端に有するポリアルキレングリコー
ルテレフタレートである。 エステル交換促進金属化合物は、液体炭化水素
(たとえばホワイトスピリツトまたはキシレン)
に可溶性の金属塩または金属錯体であるのが好ま
しい。このような溶剤に含むようにした市場で入
手できる濃厚溶液は、他のバインダー成分の一方
の一部で均質に容易に希釈され得て、促進剤を含
むマスターバツチが得られる。最終的なバインダ
ー組成物に必要とされる促進剤の少量という観点
から、この方法が推奨される。この要件に合う適
当な塩は、通常、2−エチルヘキソエート(オク
トエート)またはナフタネートである。さらに、
これらの金属塩または錯体が、水に不溶性である
かまたは実質的に不溶性であるとき、懸濁水の水
性相への促進剤の浸出による潜在的な悪影響が、
避けられる。 一般的に高い活性の見地から、たとえば、鉛、
亜鉛、カルシウム、バリウムおよび鉄()の塩
(オクトエートまたはナフトエート)が非常に適
する。金属塩の適当な例は、チタニウムアセチル
アセトネートである。他の適当な塩は、通常前記
のものより、活性が劣るが、錫()、マンガン、
コバルトおよびジブチル錫の塩たとえばジブチル
錫ラウレートである。さらに挙げることのできる
金属塩は、通常、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、ランタニド、ジルコニウム、カドミウム、ク
ロムのナフテネートおよびオクトエート、および
鉛、亜鉛、カドミウム、セリウム、トリウムおよ
び銅のアセチルアセトネート錯体である。 このような塩および/または錯体の混合物も用
いられ得る。前記した塩または錯体のいくつか
は、繊維用のアルキド樹脂、エポキシ樹脂エステ
ルおよび線状ポリエステルの製造用、通常は、有
機溶剤に可溶性の可融性ポリエステルの製造用の
エステル化触媒およびエステル交換触媒として公
知である。しかしながら、この場合用いられる温
度は、通常、200℃よりかなり高く、反応時間は、
少なくとも数時間であり、触媒の量は、通常かな
り低く、ポリエステルの0.1重量%未満である。
用いられているこれらのものは、これらの塩が、
被膜の架橋促進剤、すなわち、本発明のバインダ
ー組成物での架橋促進剤として不溶不融性のポリ
エステル様被膜の形成に用いられて得なかつた。 本発明の組成物では、これらの促進塩または促
進錯塩は、成分(a)および任意に用いてもよい成分
(c)のポリエステルの組合せた量の0.1〜6、好ま
しくは1〜6%の量で使用され得る。入手できる
塩または錯体またはこれらの溶液の様々な金属含
量の観点から、触媒の量は、組成物中の金属含量
により、より都合よく示される;金属含量0.3〜
2.0重量%が、通常適当であり、金属含量0.5〜1.8
重量%が好ましい。 本発明の組成物に用いられ得る他のエステル交
換促進金属化合物は、液体炭化水素に不溶性のあ
る種金属塩および金属酸化物であり、たとえば、
顔料、珪酸鉛、鉛丹(Pb3O4)、クロム酸亜鉛、
亜鉛テトラオキシジクロメート(zinc tetraox−
ydichromate)、鉛シリコクロメータ(lead
silico chromate)およびアンチモンの三酸化物
およびPb、Zn、Fe、Li、CdおよびBiの酢酸塩、
ホーミエート(formiate)および炭酸塩である。
必要とされる顔料の量は、顔料がもたらすであろ
う顔料着色(たとえば黄色または赤色)が所望さ
れない場合、まま、その分、使用が除外される。
これらの顔料は0.1以上の顔料/バインダー重量
比で所望のエステル交換活性をしばしば与え得
る。エステル交換促進剤としての適性に対する一
次スクリーニングは、重量比80/20でのビス(2
−ヒドロキシエチル)テレフタレートとの例(a)
に従うアダクトのバインダー混合物を、促進剤と
してテストされるべき化合物と一緒に乾燥粉砕し
て粒度2mm未満とし、この混合物を180℃で熱板
上でゲル化テストにかける。促進剤を含まない混
合物は、ゲル化時間600秒またはそれ以上を有し
得るのに対し、満足な硬化は、ゲル化時間400秒
またはそれ以下を期待される。 任意には、バインダー組成物は、成分(c)として
ポリエポキシドをも含んでよく、これは、好まし
くは2価フエノールのポリグリシジルエーテルで
ある。好ましいポリエポキシドは、エポキシモル
マス(epoxy molar mass)700ないし1200、特
に750ないし1000を有する2,2−(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパンのポリグリシジルポリエー
テルである。 成分(a)、(b)および(c)の相対的な量は、選択され
るそれぞれの特定のタイプに対する必要条件に依
存し、また、各成分の物理的性質に依存し得る。 製造方法と貯蔵要件の観点から、(a)、(b)および
任意に加えてもよい(c)からなるブレンドは、少な
くとも70℃の軟化点または軟化範囲を有すべき
で、また主要なバインダー成分は、この温度より
高い軟化点を有することが好ましい。軟化点は、
Koflerに従つて都合よく測定される。 バインダー成分(a)、(b)および任意に加えてもよ
い(c)の重量比は、成分の反応性、所望の硬化スケ
ジユール、および硬化被覆の所望の性質に依存し
て広い限度内で変えてよい;選択した組合せの成
分の(a)+任意に加えてもよい(c)の(b)に対する最適
比は、通常のように実験的に決定され得る;一般
的ガイドラインとして、この重量比は、95:5な
いし50:50、より好ましくは90:10ないし60:40
の範囲であろう。 成分(c)は、存在してもいなくてもよいが、存在
する場合は、その存在が、懸濁水の安定性を干渉
しないという条件で、成分(a)に関し少量ないし比
較的多量に存在してよい。(c)の(a)に対する重量比
0:100ないし90:10が考えられ、特に0:100な
いし50:10、たとえば0:100ないし20:100が考
えられよう。 最終的な塗料組成物は、バインダー以外に、塗
料中に通常存在する他の成分、たとえば顔料、増
量剤、チキソトロープ剤、安定化剤、軟化剤、流
動調節剤、消毒剤その他含んでいてよい。 本発明に従う粉末懸濁水は、固体成分をまず均
質にブレンドし、次に、このブレンドを少なくと
もその2/3倍の重量の水中で粒度20マイクロメー
タ未満に微粉砕することにより好ましく製造され
る。 親密にブレンドを行うことは、粉末塗料の製造
分野で公知のようにして好ましくは行われ、これ
には、粉砕バインダー成分を他の固体成分(たと
えば顔料および増量剤)と乾燥ブレンドすること
を含み、さらにバインダーの軟化点より僅かに高
い温度で、好ましくは押出機で迅速溶融ブレンド
を行い、次に冷却し、冷却した押出物を粉砕し、
さらに任意には、微粉砕と篩がけとを行うように
してもよい。親密ブレンデイングのこの方法は、
最終的な塗料懸濁水が、向上した安定性を有する
利点をもつ。たとえば、もし例(a)のエポキシ樹
脂/アミンアダクトだけが、同じ重量の水中で、
粒度20マイクロメータ未満に微粉砕されると、さ
らつとした安定な懸濁水が得られる。しかしなが
ら、この懸濁水に架橋剤を加えると、組合せて得
られたものが塗料として最早や使用され得ないほ
どに通常は凝集すなわち増粘する。 架橋剤が、(1)1分子中1個より多いベータ−ヒ
ドロキシルエステル基を有するポリカルボン酸の
非酸性ポリエステルおよび(2)エステル交換促進金
属化合物である(1)と(2)を含むエステル交換系であ
る場合、ポリエステル(1)は、熱いエポキシ樹脂/
アミンアダクトと混合されてもよく;次に均質化
された混合物を、冷却し、粉砕してから、前記の
ような他の成分とブレンドしてもよい。 粉末懸濁水を製造するために用いられるべき水
は、蒸留または脱イオン化により好ましくは精製
され、消毒剤、軟化剤などの適当な添加剤を含ん
でいてもよい。 懸濁水を20マイクロメータ未満の粒度に微粉砕
すると平均粒度がかなり下り、かなりの量で存在
する極微小の粒子が、懸濁液の安定性を向上させ
る。所望なら極微小のシリカなどのチキソトロー
プ剤の添加により安定化はさらに向上され得、こ
こでチキソトロープ剤は、懸濁液がある程度まで
微小化された後に加えてよく、簡単な撹拌により
懸濁液に分散され得る。 懸濁液製造に用いられる水の量は、少なくてよ
く、通常、固体ブレンドの2/3倍の重さでよく、
懸濁水が、固形分60重量%未満を有するようにし
てよい。濃厚な懸濁液は、高固形分被膜に用いら
れ得、あるいは貯蔵され、使用前に水でさらに希
釈して、所望の固体含有量または所望の粘度の懸
濁液を得てもよい。 PH調節剤を、懸濁液に加えてもよく、また、も
ちろん、陰極電着による塗布に適する懸濁液をつ
くるような量の酸を加えることも可能である。 懸濁水は、各種の材料上へ、好ましくは裸鋼、
燐酸塩処理鋼板、亜鉛メツキ鋼板、ブリキ鋼板
(缶ラツカーとして)上へ、たとえばスプレーま
たは浸漬により、またはブラシまたはローラによ
つて、本分野で公知の方法により基板へ適用して
よく、場合に応じ単一被覆層として、またはプラ
イマーあるいはプライマーサーフエイサとして
(たとえば電着により施されたプライマー層上へ)
用いられてよい。 水は、蒸発し得、被膜は、焼付け、または熱輻
射によるごとき通常の手段により硬化され得る。
焼付けの時間と温度は、関与するバインダー組成
に依存し、熱硬化性表面被膜に対する通常の範
囲、通常は、硬化時間10ないし30分で140℃ない
し200℃となろう。 本発明をさらに例を挙げて説明する。例中の部
数およびパーセント数は特別に記載しない限り、
または文脈から明白な場合を除き、重量による。
塗料、バインダー、または成分に対する分析デー
タ(アミノ、エポキシ、ヒドロキシル)は、非揮
発性物質に基づいている。 ポリエーテルD1、D2、D3および1055は、それ
ぞれエポキシモルマス499、472、900および800〜
900を有する市販の2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパンのポリグリシジルエーテル
である。ポリエーテル1055は、軟化点(kolfler)
80ないし100℃を有する。 メラミン樹脂SKW250は、粉末被覆組成物用に
開発された固体の市販のメラミン樹脂である。 フエノール樹脂722は、市販の生成物である。 “MEKラブ(MEKrubs)”は、メチルエチル
ケトンで湿潤させた布により硬化した被膜をこす
り、被膜が膨潤しはじめるか、またはくずれはじ
めるまでのこすつた回数である。“MEKラブ”
50は、良好な硬化および溶剤抵抗を示す。 全ての軟化点は、koflerに従つて測定した。 例 エポキシ樹脂/アミンアダクトの製造 (a) エポキシ樹脂/アミンアダクト(KK1)ポ
リエーテルD1(2000部、4エポキシ当量)を、
120℃で溶融させ、次にモノエタノールアミン
(61部、1モル)と、ジエタノールアミン(210
部、2モル)との混合物を、撹拌しつつ約15分
で加える。温度は、約150℃に上る。さらに10
分間加熱して、熱い液体アダクトをアルミニウ
ム箔に注ぎ冷却する。固体のもろいアダクトの
残留エポキシ含量は、0.01meq/gである。 (b) 組み込みスルホン酸基を有するエポキシ樹
脂/アミノアダクト(KK2) ポリエーテルD1(2000部、4エポキシ当量)
を、125℃で溶融し、ジエタノールアミン(210
部、2モル)と、スルフアニル酸1水塩(191
部、1モル)と、水(200部)とからなる液体
混合物を撹拌しながらゆつくりと加える。温度
が約150℃に上り、この間に水が沸騰し去る。
10分間さらに加熱した後、液体アダクトをアル
ミニウム箔に注ぎ、冷却する。固体のもろいア
ダクトのエポキシ含量は、0.01meq/g未満で
ある。 (c) KK1同様のエポキシアミンアダクト製造(a)
を、僅かな変更を加えて、繰り返した。ポリエ
ーテルD2(1888部、4エポキシ当量)を、溶融
し、3時間、140〜145℃で、モノメタノールア
ミン(61部、1モル)とジエタノールアミン
(210部、2モル)との混合物と反応させる。熱
い液体のアダクトを、アルミニウム箔に注ぎ、
冷却させる。固体のもろいアダクトは、
0.01meq/g未満の残留エポキシ含量を有して
いた;計算したヒドロキシル含量は、0.67eq/
100gで、計算した分子量は、2160であつた。 例 (a) ビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレー
ト(ポリエステルA) テレフタル酸(996部、6モル)、エチレング
リコール(2232部、36モル)およびジブチル錫
オキシド(9部)を6時間、190〜195℃に加熱
し、この間に水といくらかのエチレングリコー
ルとが蒸留し去つた。混合物を撹拌しながら60
℃に冷却しエステルの結晶析出を開始させ、次
に、氷水(5)に注いだ。エステルを別
し、水で2回洗浄してから、60℃で乾燥させ
た。白色の固体の生成物(ポリエステルA)
は、融点100〜105℃、残留酸含量0.017meq/
gを有していた:GPC分析に従えば、これは、
70重量%のモノマーと、次に高級なグリコール
末端基を有するオリゴマー30重量%を含んでい
た。 (b) ポリエステルB グリコール末端基を有するオリゴマーテレフ
タレートエステルを、ジメチルテレフタレート
とエチレングリコールとから得た。ポリエステ
ルは、1分子中平均で3テレフタレートユニツ
トを含んでいた。 例 メラミン樹脂を用いた粉末懸濁水 (a) 粘度および安定性に関し第1の効果
(firstimpression)を得るため2種類の懸濁液
を次のようにして得た。 エポキシ樹脂/アミンアダクトKK1(405部)
と、ボリエーテル1055(45部)と、メラミン樹
脂SKW(50部)とからなる混合物を、粗く粉砕
し、95〜100℃の押出し温度で押出し機により
均質化し、冷却後、粗粉砕して粒度約75マイク
ロメータにした:軟化点72〜78℃。このブレン
ドを、10分間で、高速ボールミルにより、11/2
倍の重量の脱イオン水中に分散させた。得られ
る水性粉末スラリー(粒度<20マイクロメー
タ)は、低粘度を有していた:これは容易にあ
けることができ、静置しても増粘または凝集せ
ず、さらに水で希釈して安定な懸濁液を得るこ
とができ、適当な粘度において、脱脂した鋼鉄
パネル上へスプレーすることにより被膜として
施され得る。顔料を初めの混合物に加え(二酸
化チタン200部および硫酸バリウム200部)、粗
いブレンドを同重量の水に分散させる点を変え
て実験を繰り返した。得られる分散水は、同様
に安定である(粒度<20マイクロメータ)。 (b) 粉末懸濁水および塗膜の評価 アミンアダクトKK1を同重量のアダクト
KK2で代える点を別として(a)の手順を繰り返
した。このアダクトは、組み込んだ酸性触媒を
有し、これは、硬化を向上させると予期でき
る。混合物の軟化点:82〜87℃。 顔料を加えたものと加えない懸濁水(前記(a)
と同じ)をつくつた。懸濁液(粒度<20マイク
ロメータ)は、低粘度を有し、安定であつた;
放置しても増粘せず、水により容易に希釈され
得た。 懸濁水を、脱脂した鋼鉄パネルへスプレー
し、これを200℃で、20分間、焼付けた。顔料
を加えた被膜も、顔料を加えない被膜も(厚さ
40〜45マイクロメータ)優れた密着性を示し
(GTO)、非常に優れた溶剤抵抗性(MEKラブ
>50)および良好な可撓性(エリクセンスロー
ペネトレーシヨン5mm)を有していた。 例 フエノール樹脂を用いた懸濁水 例と同様にして粉末懸濁水を次の成分から製
造した: (a) 顔料を加えない: KK1(315部)、KK2(315部)、ポリエーテル
1055(70部)、フエノール樹脂PR722(300部)。
軟化点:88〜94℃。 (b) 顔料を加えた: KK1(200部)、KK2(200部)、ポリエーテル
1055(44部)、フエノール樹脂PR722(111部)、
二酸化チタン顔料(222部)および硫酸バリウ
ム増量剤(222部)。軟化点90〜96℃。 (c) 顔料を加えた: KK1(175部)、KK2(175部)、ポリエーテル
1055(39部)、フエノール樹脂PR722(166部)、
二酸化チタン(222部)、硫酸バリウム(222
部)。軟化点92〜97℃。 分散水は、低粘度を有し、安定であり、放置し
ても増粘せず、水により容易に希釈され得た。 これらの分散水を脱脂した鋼鉄パネルへスプレ
ーし、これらを200℃で、20分間、焼付けた。こ
れらの被膜(厚さ40〜45マイクロメータ)は、優
れた密着性(GTO)および溶剤抵抗性(MEKラ
ブ>50)を有していた:配合(c)からの被膜は、良
好な耐衝撃性(56cm・Kg)および可撓性(エリク
センスローペネトレーシヨン6.5mm)を有してい
た。配合物(a)、(b)および(c)に対するゲル化時間
は、それぞれ、240、277および165秒であつた:
この程度のゲル化時間は、満足な初期硬化を示
す。 例 ベータ−ヒドロキシアルキルポリエステル架橋
系を用いた粉末懸濁水 (a) 例と同様にして、粉末懸濁水を次の成分か
ら製造した: エポキシ樹脂/アミンアダクトKK1:製法
は例(a)を参照されたい。 ポリエステルA:製法は、例(a)を参照され
たい。 Pd−オクトエート:全ての実験でPd−含量
は、バインダーに基づき0.66重量%であつた;
使用した市販の生成物は、Pd−含量33重量%
を有し、これを、KK1の10重量%マスターバ
ツチから加えた。 TiO2:顔料。 BaSO4増量剤。 手順は、例のようにした。固形分−顔料無
添加:40重量%、顔料添加:50重量%。粉末分
散水は、安定であり、低粘度を有し、水で容易
に希釈できた。懸濁液を、脱脂した鋼鉄パネル
へスプレーしてから、これを、200℃で20分間、
焼付けた。組成と評価結果を表にまとめた。
軟化点は全て、74〜80℃であつた。
好ましくは1ないし3で、特に1.8ないし2.2であ
り、Rは、好ましくは次の基である: Aは、1個の第2アミノ官能基を有するアミン
から好ましくは誘導されるが、このアミンは、付
加反応の条件下でエポキシ基と実質的に反応しな
いという条件で各種の官能基をさらに有していて
もよい。このような“潜在的(latent)”な基の
例は、ヒドロキシル基、ケチミン基およびエステ
ル基である。この種の適当なアミンの例は、ジア
ルカノールアミン、特にジエタノールアミノおよ
びジ−イソプロパノールアミンおよびメチルイソ
ブチルケトンとのジエチレントリアミンのジケチ
ミンである。しかしながら、基Aは、アミンが、
エポキシ基に対しN−H官能基の大過剰量で用い
られるなら、1個より多いN−H官能基を有する
アミンからも誘導され得る。 基Cは、エポキシ基と反応性の2個のN−H官
能基を1分子中に有するアミノ化合物から誘導さ
れる。これらの官能基は、単一の第1モノ−アミ
ノ官能基または2個の第2アミノ官能基であつて
よい。さらに、このアミンは、ヒドロキシルまた
は第3アミノのような、エポキシ基と反応すると
してもほとんど反応しない他の官能基を有しても
よい。例としては、モノエタノールアミン、モノ
−イソプロパノールアミン、3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピルアミンである。 アダクトをつくるアミンの一部は、酸性の基を
含んでもよく、たとえばスルフアニル酸、および
アミノカルボン酸(アミノ安息香酸、グリシン、
アラニンおよびグルタミン酸)が挙げられるが、
このような酸性アミンは、他のアダクト生成アミ
ンと組合せてかつその量は、アダクト中のアミノ
基の全量が、酸性基の量の少なくとも2倍となる
ようにしてのみ常に用いられるべきである。アミ
ンアダクト中の組み込み酸性基は、たとえばフエ
ノール樹脂またはアミノプラストによるある種硬
化反応を促進するのに有用となろう。 アミンアダクトの製造に対し、ジグリシジルエ
ーテルは、エポキシ基1個当り1個のアミノ−水
素の比として前記したようにアミンと好ましくは
反応させ、この反応では、単一の第2アミノ基を
有するアミンの量が、有用エポキシ基の33ないし
100%の間にあつてよい。ケチミン基を置換基と
して有するアミンの如き感水性成分が使用される
場合、グリシジル化合物との反応は、無水条件下
で行われねばならない。ジグリシジルエーテルと
のアミンの反応は、1段階またはそれ以上の段階
で行われる:すなわち、第2アミンがまずジグリ
シジルエーテルと反応させられ、次に2個の反応
性N−H官能基が加えられる。グリコールエーテ
ルまたはケトンの如き溶剤が、アダクトの製造に
用いられてもよいが、生成物からは除去されねば
ならない。反応温度は、70〜140℃、好ましくは
70〜120℃であつてよい。mに対する値は、平均
値であり、成分(a)は反応生成物の混合物の一般構
造を示しているのは明白である。 成分(a)は、またジグリシジルエーテルと、1分
子当り2個のN−H官能基を有するアミンとの当
量で得られるアダクトであつてよく、たとえば低
分子ジグリシジルエーテルと、モノアルカノール
アミンとから得られるアダクトである。例とし
て、エポキシ基1個当り1個のN−H官能基の割
合として、モノエタノールアミンと、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンの
ジグリシジルエーテルとから得られるアダクトが
ある。 前記した如きエポキシ樹脂/アミンアダクト
は、1分子当りに複数のアルコール性ヒドロキシ
ル官能基を有し、これらの少なくとも一部は、N
−H官能基とエポキシとの付加反応により形成さ
れるのは明白である。追加的なヒドロキシル官能
基は、アミンおよび/またはエポキシ樹脂出発材
料が、既にヒドロキシル基を含んでいるときにも
存在し得る。ヒドロキシル基は、硬化中の架橋反
応に適当であり、懸濁水の安定化に有用であると
考えられる。 架橋成分(b)として、硬化中にアルコール官能基
と反応する複数の基を有する化合物または組成物
が適当である。この種の周知の架橋剤を次に挙げ
る:フエノール樹脂、特にレゾール;尿素、メラ
ミンまたはベンゾグアナミンから誘導される如き
アミノプラスト樹脂;ブロツク化ポリイソシアネ
ート;次の(1)と(2)の組合せ:(1)ポリカルボン酸の
非酸性ポリエステルであり1分子中1個、好まし
くは少なくとも2個のベータ−ヒドロキシルエス
テル基を有する前記非酸性ポリエステル、(2)エス
テル交換促進金属化合物。 レゾールタイプのフエノール樹脂は、エーテル
化可能であつてエポキシ樹脂/アミンアダクトの
ヒドロキシル基と反応可能なメチロール基を含ん
でいる:さらに、架橋反応は、レゾール分子自体
の間で起こり得る。 熱硬化性樹脂系で通常用いられるようなアミノ
プラスト樹脂は、尿素、メラミンまたはベンゾグ
アナミンと、アルデヒド(通常はホルムアルデヒ
ド)とから誘導され得、通常は、メタノール、エ
タノールまたはブタノールのごとき低級アルコー
ルでエステル化されていてよい。 水性熱硬化性樹脂系で用いられるべきポリイソ
シアネート誘導体は、系の製造で用いられる温度
で、かつ硬化温度ではイソシアネート基を放出す
る通常は120℃より高い温度で、イソシアネート
基を効果的にブロツクする反応体によりブロツク
されねばならない。適当なブロツク剤の例は、1
価アルコール、1価フエノールおよびある種の窒
素化合物たとえばカプロラクタムである。 成分(b)として有用なエステル交換系は、(1)1分
子当り1個より多く、好ましくは2個のベータ−
ヒドロキシルエステル基を有しポリカルボン酸か
ら誘導される非酸性ポリエステル、(2)エステル交
換促進金属化合物である、(1)と(2)の組合せであ
る。ここで、“非酸性”とは、該物質が、酸価
0.18meq/g未満(酸価10未満)を有することを
意味する。このことは、ある場合に製法に起因し
て実際上避けられない残存酸含量を許容する:好
ましくは、酸含量は、0.09meq/g未満である。
ここでの定義でのベータ−ヒドロキシルエステル
は、エステル化ヒドロキシル基に隣接する炭素原
子が、遊離ヒドロキシル基を有することを意味す
る:言葉を変えれば、エステル官能基は、ヒドロ
キシル基のうち1つだけがエステル化されている
1,2−グリコールから誘導される。グリコール
部分は、アルキル基、エーテル基または安定なエ
ステル基のごとき置換基を有していてもよい。ベ
ータ−ヒドロキシル基は、受け入れることのでき
る温度で、受け入れることのできる時間内での、
たとえば200℃までの温度で30分間までの硬化時
間での十分な架橋に必要である。被膜を硬化する
すなわち焼付ける工程により、ポリエステルのベ
ータ−ヒドロキシエステル基は、エステル交換し
て、成分(a)および任意に含んでいてもよい成分(c)
のヒドロキシル基と、ポリエステルのカルボキシ
ル基との間にエステル結合が形成されてグリコー
ル形式の化合物を放出する:この化合物は、次に
蒸発し得る。得られるものは、耐溶剤性でかつ非
溶融性の架橋された被膜である。これとは、対照
的に、ベータ−ヒドロキシルエステル基を含まな
いが、メチル、エチルまたはブチルのごとき簡単
なエステル基を含むポリエステルが用いられる
と、エステル交換は、遅すぎて、受け入れられる
条件での十分な架橋を行えなく、焼付けられた被
膜は、受け入れられる耐溶剤性を有し得ない:こ
れは、たとえばメチルエチルケトン(MEK)に
浸した綿布片により容易にこすり去られる。ベー
タ−ヒドロキシエステル基を有する適当な非酸性
ポリエステルは、ポリカルボン酸またはその無水
物、1種類またはそれ以上のグリコールおよび/
またはモノエポキシドから得られ、たとえばテレ
フタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、無水ト
リメリツト酸;エチレングリコール;エチレンオ
キシド、プロピレンオキシドから得られる。ポリ
エステルの例は、ビス(2−ヒドロキシエチル)
テレフタレートおよび低級の(2−ヒドロキシエ
チル)−を末端に有するポリアルキレングリコー
ルテレフタレートである。 エステル交換促進金属化合物は、液体炭化水素
(たとえばホワイトスピリツトまたはキシレン)
に可溶性の金属塩または金属錯体であるのが好ま
しい。このような溶剤に含むようにした市場で入
手できる濃厚溶液は、他のバインダー成分の一方
の一部で均質に容易に希釈され得て、促進剤を含
むマスターバツチが得られる。最終的なバインダ
ー組成物に必要とされる促進剤の少量という観点
から、この方法が推奨される。この要件に合う適
当な塩は、通常、2−エチルヘキソエート(オク
トエート)またはナフタネートである。さらに、
これらの金属塩または錯体が、水に不溶性である
かまたは実質的に不溶性であるとき、懸濁水の水
性相への促進剤の浸出による潜在的な悪影響が、
避けられる。 一般的に高い活性の見地から、たとえば、鉛、
亜鉛、カルシウム、バリウムおよび鉄()の塩
(オクトエートまたはナフトエート)が非常に適
する。金属塩の適当な例は、チタニウムアセチル
アセトネートである。他の適当な塩は、通常前記
のものより、活性が劣るが、錫()、マンガン、
コバルトおよびジブチル錫の塩たとえばジブチル
錫ラウレートである。さらに挙げることのできる
金属塩は、通常、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、ランタニド、ジルコニウム、カドミウム、ク
ロムのナフテネートおよびオクトエート、および
鉛、亜鉛、カドミウム、セリウム、トリウムおよ
び銅のアセチルアセトネート錯体である。 このような塩および/または錯体の混合物も用
いられ得る。前記した塩または錯体のいくつか
は、繊維用のアルキド樹脂、エポキシ樹脂エステ
ルおよび線状ポリエステルの製造用、通常は、有
機溶剤に可溶性の可融性ポリエステルの製造用の
エステル化触媒およびエステル交換触媒として公
知である。しかしながら、この場合用いられる温
度は、通常、200℃よりかなり高く、反応時間は、
少なくとも数時間であり、触媒の量は、通常かな
り低く、ポリエステルの0.1重量%未満である。
用いられているこれらのものは、これらの塩が、
被膜の架橋促進剤、すなわち、本発明のバインダ
ー組成物での架橋促進剤として不溶不融性のポリ
エステル様被膜の形成に用いられて得なかつた。 本発明の組成物では、これらの促進塩または促
進錯塩は、成分(a)および任意に用いてもよい成分
(c)のポリエステルの組合せた量の0.1〜6、好ま
しくは1〜6%の量で使用され得る。入手できる
塩または錯体またはこれらの溶液の様々な金属含
量の観点から、触媒の量は、組成物中の金属含量
により、より都合よく示される;金属含量0.3〜
2.0重量%が、通常適当であり、金属含量0.5〜1.8
重量%が好ましい。 本発明の組成物に用いられ得る他のエステル交
換促進金属化合物は、液体炭化水素に不溶性のあ
る種金属塩および金属酸化物であり、たとえば、
顔料、珪酸鉛、鉛丹(Pb3O4)、クロム酸亜鉛、
亜鉛テトラオキシジクロメート(zinc tetraox−
ydichromate)、鉛シリコクロメータ(lead
silico chromate)およびアンチモンの三酸化物
およびPb、Zn、Fe、Li、CdおよびBiの酢酸塩、
ホーミエート(formiate)および炭酸塩である。
必要とされる顔料の量は、顔料がもたらすであろ
う顔料着色(たとえば黄色または赤色)が所望さ
れない場合、まま、その分、使用が除外される。
これらの顔料は0.1以上の顔料/バインダー重量
比で所望のエステル交換活性をしばしば与え得
る。エステル交換促進剤としての適性に対する一
次スクリーニングは、重量比80/20でのビス(2
−ヒドロキシエチル)テレフタレートとの例(a)
に従うアダクトのバインダー混合物を、促進剤と
してテストされるべき化合物と一緒に乾燥粉砕し
て粒度2mm未満とし、この混合物を180℃で熱板
上でゲル化テストにかける。促進剤を含まない混
合物は、ゲル化時間600秒またはそれ以上を有し
得るのに対し、満足な硬化は、ゲル化時間400秒
またはそれ以下を期待される。 任意には、バインダー組成物は、成分(c)として
ポリエポキシドをも含んでよく、これは、好まし
くは2価フエノールのポリグリシジルエーテルで
ある。好ましいポリエポキシドは、エポキシモル
マス(epoxy molar mass)700ないし1200、特
に750ないし1000を有する2,2−(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパンのポリグリシジルポリエー
テルである。 成分(a)、(b)および(c)の相対的な量は、選択され
るそれぞれの特定のタイプに対する必要条件に依
存し、また、各成分の物理的性質に依存し得る。 製造方法と貯蔵要件の観点から、(a)、(b)および
任意に加えてもよい(c)からなるブレンドは、少な
くとも70℃の軟化点または軟化範囲を有すべき
で、また主要なバインダー成分は、この温度より
高い軟化点を有することが好ましい。軟化点は、
Koflerに従つて都合よく測定される。 バインダー成分(a)、(b)および任意に加えてもよ
い(c)の重量比は、成分の反応性、所望の硬化スケ
ジユール、および硬化被覆の所望の性質に依存し
て広い限度内で変えてよい;選択した組合せの成
分の(a)+任意に加えてもよい(c)の(b)に対する最適
比は、通常のように実験的に決定され得る;一般
的ガイドラインとして、この重量比は、95:5な
いし50:50、より好ましくは90:10ないし60:40
の範囲であろう。 成分(c)は、存在してもいなくてもよいが、存在
する場合は、その存在が、懸濁水の安定性を干渉
しないという条件で、成分(a)に関し少量ないし比
較的多量に存在してよい。(c)の(a)に対する重量比
0:100ないし90:10が考えられ、特に0:100な
いし50:10、たとえば0:100ないし20:100が考
えられよう。 最終的な塗料組成物は、バインダー以外に、塗
料中に通常存在する他の成分、たとえば顔料、増
量剤、チキソトロープ剤、安定化剤、軟化剤、流
動調節剤、消毒剤その他含んでいてよい。 本発明に従う粉末懸濁水は、固体成分をまず均
質にブレンドし、次に、このブレンドを少なくと
もその2/3倍の重量の水中で粒度20マイクロメー
タ未満に微粉砕することにより好ましく製造され
る。 親密にブレンドを行うことは、粉末塗料の製造
分野で公知のようにして好ましくは行われ、これ
には、粉砕バインダー成分を他の固体成分(たと
えば顔料および増量剤)と乾燥ブレンドすること
を含み、さらにバインダーの軟化点より僅かに高
い温度で、好ましくは押出機で迅速溶融ブレンド
を行い、次に冷却し、冷却した押出物を粉砕し、
さらに任意には、微粉砕と篩がけとを行うように
してもよい。親密ブレンデイングのこの方法は、
最終的な塗料懸濁水が、向上した安定性を有する
利点をもつ。たとえば、もし例(a)のエポキシ樹
脂/アミンアダクトだけが、同じ重量の水中で、
粒度20マイクロメータ未満に微粉砕されると、さ
らつとした安定な懸濁水が得られる。しかしなが
ら、この懸濁水に架橋剤を加えると、組合せて得
られたものが塗料として最早や使用され得ないほ
どに通常は凝集すなわち増粘する。 架橋剤が、(1)1分子中1個より多いベータ−ヒ
ドロキシルエステル基を有するポリカルボン酸の
非酸性ポリエステルおよび(2)エステル交換促進金
属化合物である(1)と(2)を含むエステル交換系であ
る場合、ポリエステル(1)は、熱いエポキシ樹脂/
アミンアダクトと混合されてもよく;次に均質化
された混合物を、冷却し、粉砕してから、前記の
ような他の成分とブレンドしてもよい。 粉末懸濁水を製造するために用いられるべき水
は、蒸留または脱イオン化により好ましくは精製
され、消毒剤、軟化剤などの適当な添加剤を含ん
でいてもよい。 懸濁水を20マイクロメータ未満の粒度に微粉砕
すると平均粒度がかなり下り、かなりの量で存在
する極微小の粒子が、懸濁液の安定性を向上させ
る。所望なら極微小のシリカなどのチキソトロー
プ剤の添加により安定化はさらに向上され得、こ
こでチキソトロープ剤は、懸濁液がある程度まで
微小化された後に加えてよく、簡単な撹拌により
懸濁液に分散され得る。 懸濁液製造に用いられる水の量は、少なくてよ
く、通常、固体ブレンドの2/3倍の重さでよく、
懸濁水が、固形分60重量%未満を有するようにし
てよい。濃厚な懸濁液は、高固形分被膜に用いら
れ得、あるいは貯蔵され、使用前に水でさらに希
釈して、所望の固体含有量または所望の粘度の懸
濁液を得てもよい。 PH調節剤を、懸濁液に加えてもよく、また、も
ちろん、陰極電着による塗布に適する懸濁液をつ
くるような量の酸を加えることも可能である。 懸濁水は、各種の材料上へ、好ましくは裸鋼、
燐酸塩処理鋼板、亜鉛メツキ鋼板、ブリキ鋼板
(缶ラツカーとして)上へ、たとえばスプレーま
たは浸漬により、またはブラシまたはローラによ
つて、本分野で公知の方法により基板へ適用して
よく、場合に応じ単一被覆層として、またはプラ
イマーあるいはプライマーサーフエイサとして
(たとえば電着により施されたプライマー層上へ)
用いられてよい。 水は、蒸発し得、被膜は、焼付け、または熱輻
射によるごとき通常の手段により硬化され得る。
焼付けの時間と温度は、関与するバインダー組成
に依存し、熱硬化性表面被膜に対する通常の範
囲、通常は、硬化時間10ないし30分で140℃ない
し200℃となろう。 本発明をさらに例を挙げて説明する。例中の部
数およびパーセント数は特別に記載しない限り、
または文脈から明白な場合を除き、重量による。
塗料、バインダー、または成分に対する分析デー
タ(アミノ、エポキシ、ヒドロキシル)は、非揮
発性物質に基づいている。 ポリエーテルD1、D2、D3および1055は、それ
ぞれエポキシモルマス499、472、900および800〜
900を有する市販の2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパンのポリグリシジルエーテル
である。ポリエーテル1055は、軟化点(kolfler)
80ないし100℃を有する。 メラミン樹脂SKW250は、粉末被覆組成物用に
開発された固体の市販のメラミン樹脂である。 フエノール樹脂722は、市販の生成物である。 “MEKラブ(MEKrubs)”は、メチルエチル
ケトンで湿潤させた布により硬化した被膜をこす
り、被膜が膨潤しはじめるか、またはくずれはじ
めるまでのこすつた回数である。“MEKラブ”
50は、良好な硬化および溶剤抵抗を示す。 全ての軟化点は、koflerに従つて測定した。 例 エポキシ樹脂/アミンアダクトの製造 (a) エポキシ樹脂/アミンアダクト(KK1)ポ
リエーテルD1(2000部、4エポキシ当量)を、
120℃で溶融させ、次にモノエタノールアミン
(61部、1モル)と、ジエタノールアミン(210
部、2モル)との混合物を、撹拌しつつ約15分
で加える。温度は、約150℃に上る。さらに10
分間加熱して、熱い液体アダクトをアルミニウ
ム箔に注ぎ冷却する。固体のもろいアダクトの
残留エポキシ含量は、0.01meq/gである。 (b) 組み込みスルホン酸基を有するエポキシ樹
脂/アミノアダクト(KK2) ポリエーテルD1(2000部、4エポキシ当量)
を、125℃で溶融し、ジエタノールアミン(210
部、2モル)と、スルフアニル酸1水塩(191
部、1モル)と、水(200部)とからなる液体
混合物を撹拌しながらゆつくりと加える。温度
が約150℃に上り、この間に水が沸騰し去る。
10分間さらに加熱した後、液体アダクトをアル
ミニウム箔に注ぎ、冷却する。固体のもろいア
ダクトのエポキシ含量は、0.01meq/g未満で
ある。 (c) KK1同様のエポキシアミンアダクト製造(a)
を、僅かな変更を加えて、繰り返した。ポリエ
ーテルD2(1888部、4エポキシ当量)を、溶融
し、3時間、140〜145℃で、モノメタノールア
ミン(61部、1モル)とジエタノールアミン
(210部、2モル)との混合物と反応させる。熱
い液体のアダクトを、アルミニウム箔に注ぎ、
冷却させる。固体のもろいアダクトは、
0.01meq/g未満の残留エポキシ含量を有して
いた;計算したヒドロキシル含量は、0.67eq/
100gで、計算した分子量は、2160であつた。 例 (a) ビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレー
ト(ポリエステルA) テレフタル酸(996部、6モル)、エチレング
リコール(2232部、36モル)およびジブチル錫
オキシド(9部)を6時間、190〜195℃に加熱
し、この間に水といくらかのエチレングリコー
ルとが蒸留し去つた。混合物を撹拌しながら60
℃に冷却しエステルの結晶析出を開始させ、次
に、氷水(5)に注いだ。エステルを別
し、水で2回洗浄してから、60℃で乾燥させ
た。白色の固体の生成物(ポリエステルA)
は、融点100〜105℃、残留酸含量0.017meq/
gを有していた:GPC分析に従えば、これは、
70重量%のモノマーと、次に高級なグリコール
末端基を有するオリゴマー30重量%を含んでい
た。 (b) ポリエステルB グリコール末端基を有するオリゴマーテレフ
タレートエステルを、ジメチルテレフタレート
とエチレングリコールとから得た。ポリエステ
ルは、1分子中平均で3テレフタレートユニツ
トを含んでいた。 例 メラミン樹脂を用いた粉末懸濁水 (a) 粘度および安定性に関し第1の効果
(firstimpression)を得るため2種類の懸濁液
を次のようにして得た。 エポキシ樹脂/アミンアダクトKK1(405部)
と、ボリエーテル1055(45部)と、メラミン樹
脂SKW(50部)とからなる混合物を、粗く粉砕
し、95〜100℃の押出し温度で押出し機により
均質化し、冷却後、粗粉砕して粒度約75マイク
ロメータにした:軟化点72〜78℃。このブレン
ドを、10分間で、高速ボールミルにより、11/2
倍の重量の脱イオン水中に分散させた。得られ
る水性粉末スラリー(粒度<20マイクロメー
タ)は、低粘度を有していた:これは容易にあ
けることができ、静置しても増粘または凝集せ
ず、さらに水で希釈して安定な懸濁液を得るこ
とができ、適当な粘度において、脱脂した鋼鉄
パネル上へスプレーすることにより被膜として
施され得る。顔料を初めの混合物に加え(二酸
化チタン200部および硫酸バリウム200部)、粗
いブレンドを同重量の水に分散させる点を変え
て実験を繰り返した。得られる分散水は、同様
に安定である(粒度<20マイクロメータ)。 (b) 粉末懸濁水および塗膜の評価 アミンアダクトKK1を同重量のアダクト
KK2で代える点を別として(a)の手順を繰り返
した。このアダクトは、組み込んだ酸性触媒を
有し、これは、硬化を向上させると予期でき
る。混合物の軟化点:82〜87℃。 顔料を加えたものと加えない懸濁水(前記(a)
と同じ)をつくつた。懸濁液(粒度<20マイク
ロメータ)は、低粘度を有し、安定であつた;
放置しても増粘せず、水により容易に希釈され
得た。 懸濁水を、脱脂した鋼鉄パネルへスプレー
し、これを200℃で、20分間、焼付けた。顔料
を加えた被膜も、顔料を加えない被膜も(厚さ
40〜45マイクロメータ)優れた密着性を示し
(GTO)、非常に優れた溶剤抵抗性(MEKラブ
>50)および良好な可撓性(エリクセンスロー
ペネトレーシヨン5mm)を有していた。 例 フエノール樹脂を用いた懸濁水 例と同様にして粉末懸濁水を次の成分から製
造した: (a) 顔料を加えない: KK1(315部)、KK2(315部)、ポリエーテル
1055(70部)、フエノール樹脂PR722(300部)。
軟化点:88〜94℃。 (b) 顔料を加えた: KK1(200部)、KK2(200部)、ポリエーテル
1055(44部)、フエノール樹脂PR722(111部)、
二酸化チタン顔料(222部)および硫酸バリウ
ム増量剤(222部)。軟化点90〜96℃。 (c) 顔料を加えた: KK1(175部)、KK2(175部)、ポリエーテル
1055(39部)、フエノール樹脂PR722(166部)、
二酸化チタン(222部)、硫酸バリウム(222
部)。軟化点92〜97℃。 分散水は、低粘度を有し、安定であり、放置し
ても増粘せず、水により容易に希釈され得た。 これらの分散水を脱脂した鋼鉄パネルへスプレ
ーし、これらを200℃で、20分間、焼付けた。こ
れらの被膜(厚さ40〜45マイクロメータ)は、優
れた密着性(GTO)および溶剤抵抗性(MEKラ
ブ>50)を有していた:配合(c)からの被膜は、良
好な耐衝撃性(56cm・Kg)および可撓性(エリク
センスローペネトレーシヨン6.5mm)を有してい
た。配合物(a)、(b)および(c)に対するゲル化時間
は、それぞれ、240、277および165秒であつた:
この程度のゲル化時間は、満足な初期硬化を示
す。 例 ベータ−ヒドロキシアルキルポリエステル架橋
系を用いた粉末懸濁水 (a) 例と同様にして、粉末懸濁水を次の成分か
ら製造した: エポキシ樹脂/アミンアダクトKK1:製法
は例(a)を参照されたい。 ポリエステルA:製法は、例(a)を参照され
たい。 Pd−オクトエート:全ての実験でPd−含量
は、バインダーに基づき0.66重量%であつた;
使用した市販の生成物は、Pd−含量33重量%
を有し、これを、KK1の10重量%マスターバ
ツチから加えた。 TiO2:顔料。 BaSO4増量剤。 手順は、例のようにした。固形分−顔料無
添加:40重量%、顔料添加:50重量%。粉末分
散水は、安定であり、低粘度を有し、水で容易
に希釈できた。懸濁液を、脱脂した鋼鉄パネル
へスプレーしてから、これを、200℃で20分間、
焼付けた。組成と評価結果を表にまとめた。
軟化点は全て、74〜80℃であつた。
【表】
硬化した被膜(厚さ40〜45マイクロメータ)
は、良好な外観を有していた;評価結果は、良
好な硬化速度(ゲル化時間)、良好な密着性
(GT=Gitterschnitt;スケール:0=優れてい
る;5=悪い)、優れた密着性および可撓性、
さらに良好な溶剤抵抗性(MEKラブ)を示し
た。 (b) 例と同様にして粉末懸濁水を次のようにし
て得た: 例(c)に従うエポキシ樹脂/アミンアダクト
(1600部)を、粗く粉砕して粒度約2mmとし、
例のポリエステルA(400部)、二酸化チタン
(320部)、炭酸カルシウム(480部)、酸化亜鉛
(480部)、クロム酸亜鉛(320部)および市販の
アクリレートタイプの流動流調剤(10部)と乾
燥ブレンドした。このブレンドを押出機で均質
化した(バレル温度90℃、スクリユー温度40
℃、スクリユー速度40r.p.m)。押出物(95℃)
を室温に冷却し、粉砕してから篩にかけて粒度
<75マイクロメータとした。軟化点:74〜80
℃。黄色の粉末は、粉末被覆に使用でき(硬化
スケジユール180℃/20分、乾燥膜厚55〜60マ
イクロメータ)良好な性質の硬化被膜を与える
が、10分間、高速ボールミルで同重量の水と共
に微粉砕することにより分散水をつくり、粒度
<20マイクロメータを有する水性粉末スラリー
を得るようにしてもよい。このスラリーは、適
度にさらつとしていて、安定であり、水により
容易に希釈され得た;50重量%の水を加えて粘
度を調節し、空気圧5atm.として通常のスプレ
ーガンを用いてこのスラリーを、脱脂した鋼鉄
パネルにスプレーした。フラツシユオフ時間15
分の後、このパネルを20分間180℃で焼付けた。
硬化した黄色の塗膜は、次の性質を有してい
た: 外観:良好; 厚さ:40〜45マイクロメータ; 密着性(Gitterschnitt)GTO; キシレン浸漬(15分/22℃):影響を受けな
い; 耐衝撃性>90cm・Kg; 硬度(ko¨nig):180秒 各値は、粉末被覆により施した被膜に対する
ものと実質的に同じであり、水性スラリー被膜
による方法が、界面活性剤を用いない適当なバ
インダー組成物により、通常の被覆装置を用い
ていかに使用できるかを示している。この組成
物中のクロム酸亜鉛は、2つの働きを有してい
る:顔料(黄色)であること、およびエステル
交換機構によるポリエステルでのエポキシ樹
脂/アミンアダクトの硬化のための触媒である
こと。クロム酸亜鉛を、同重量の酸化亜鉛で代
えると、組成物は、受け入れることのできる硬
化スケジユールでは硬化しなかつた。 例 ポリエステルおよび触媒を用いた水性懸濁塗料 エポキシ樹脂/アミンアダクトを次のようにし
て製造した: ポリエーテルD3(919部、1.2エポキシ当量)
を、150℃で溶融させ、モノエタノールアミン
(18.4部、0.3モル)とジエタノールアミン(63.2
部、0.6モル)との混合物を、撹拌を行いつつ約
15分間で加えた。温度を177℃に上げる。154℃に
冷却後、300部のポリエステルAを加え、この混
合物を、約150℃に15分間撹拌して均質化する。
透明で熱い液体のこの混合物を、アルミニウム箔
に注ぎ、冷却させる;軟化点(kofler):70〜85
℃ このアダクトの混合物(100部)、オクタン酸亜
鉛(市販の生成物4部、亜鉛含量23重量%)、流
動調節剤(0.5部)およびTiO2顔料(60部)を、
粗く粉砕し、押出機で均質化し(押出物の温度95
〜100℃)、次に冷却してから、粗く粉砕して粒度
約75マイクロメータとした;このブレンドを10分
間、高速ボールミルにより脱イオン水(165部)
に分散させた。得られる懸濁水(粒度<20マイク
ロメータ)は、安定であり、低粘度を有し、水に
より容易に希釈できた。ゲル化時間:200秒/180
℃。この懸濁液を、脱脂した鋼鉄パネルにスプレ
ーしてから、40℃で3分間、乾燥した後、180℃
で20分間、焼付けた。焼付けた被膜の性質を次に
示す: 膜厚:40〜45マイクロメータ; 耐衝撃性>135cm・Kg; スローペネトレーシヨン(エリクセン)>8mm; 溶剤抵抗性(MEKラブ)>50。 例 触媒としての亜鉛塩 粉末懸濁水性塗料を製造して例Vに記載したよ
うに評価した;成分、量、性質および評価結果を
表にまとめた。 KK1:製造は例(a)を参照されたい; ポリエステルAおよびB:例を参照された
い; オクタン酸亜鉛:23重量%のZnを含有する市
販の生成物; 酢酸亜鉛:市販の二水塩、水に溶解させた; 水:脱イオン化した; PEG400:ポリエチレングリコール、平均分子
量400、水に溶解された; ポリエーテル304:ポリエーテル1055、10℃の
ポリアクリレート流動調節剤“Modaflow”(登
録商標)。 この懸濁液を、脱脂した鋼鉄パネルにスプレー
し、これを40℃で3分間、乾燥してから、180℃
で20分間焼付けた。
は、良好な外観を有していた;評価結果は、良
好な硬化速度(ゲル化時間)、良好な密着性
(GT=Gitterschnitt;スケール:0=優れてい
る;5=悪い)、優れた密着性および可撓性、
さらに良好な溶剤抵抗性(MEKラブ)を示し
た。 (b) 例と同様にして粉末懸濁水を次のようにし
て得た: 例(c)に従うエポキシ樹脂/アミンアダクト
(1600部)を、粗く粉砕して粒度約2mmとし、
例のポリエステルA(400部)、二酸化チタン
(320部)、炭酸カルシウム(480部)、酸化亜鉛
(480部)、クロム酸亜鉛(320部)および市販の
アクリレートタイプの流動流調剤(10部)と乾
燥ブレンドした。このブレンドを押出機で均質
化した(バレル温度90℃、スクリユー温度40
℃、スクリユー速度40r.p.m)。押出物(95℃)
を室温に冷却し、粉砕してから篩にかけて粒度
<75マイクロメータとした。軟化点:74〜80
℃。黄色の粉末は、粉末被覆に使用でき(硬化
スケジユール180℃/20分、乾燥膜厚55〜60マ
イクロメータ)良好な性質の硬化被膜を与える
が、10分間、高速ボールミルで同重量の水と共
に微粉砕することにより分散水をつくり、粒度
<20マイクロメータを有する水性粉末スラリー
を得るようにしてもよい。このスラリーは、適
度にさらつとしていて、安定であり、水により
容易に希釈され得た;50重量%の水を加えて粘
度を調節し、空気圧5atm.として通常のスプレ
ーガンを用いてこのスラリーを、脱脂した鋼鉄
パネルにスプレーした。フラツシユオフ時間15
分の後、このパネルを20分間180℃で焼付けた。
硬化した黄色の塗膜は、次の性質を有してい
た: 外観:良好; 厚さ:40〜45マイクロメータ; 密着性(Gitterschnitt)GTO; キシレン浸漬(15分/22℃):影響を受けな
い; 耐衝撃性>90cm・Kg; 硬度(ko¨nig):180秒 各値は、粉末被覆により施した被膜に対する
ものと実質的に同じであり、水性スラリー被膜
による方法が、界面活性剤を用いない適当なバ
インダー組成物により、通常の被覆装置を用い
ていかに使用できるかを示している。この組成
物中のクロム酸亜鉛は、2つの働きを有してい
る:顔料(黄色)であること、およびエステル
交換機構によるポリエステルでのエポキシ樹
脂/アミンアダクトの硬化のための触媒である
こと。クロム酸亜鉛を、同重量の酸化亜鉛で代
えると、組成物は、受け入れることのできる硬
化スケジユールでは硬化しなかつた。 例 ポリエステルおよび触媒を用いた水性懸濁塗料 エポキシ樹脂/アミンアダクトを次のようにし
て製造した: ポリエーテルD3(919部、1.2エポキシ当量)
を、150℃で溶融させ、モノエタノールアミン
(18.4部、0.3モル)とジエタノールアミン(63.2
部、0.6モル)との混合物を、撹拌を行いつつ約
15分間で加えた。温度を177℃に上げる。154℃に
冷却後、300部のポリエステルAを加え、この混
合物を、約150℃に15分間撹拌して均質化する。
透明で熱い液体のこの混合物を、アルミニウム箔
に注ぎ、冷却させる;軟化点(kofler):70〜85
℃ このアダクトの混合物(100部)、オクタン酸亜
鉛(市販の生成物4部、亜鉛含量23重量%)、流
動調節剤(0.5部)およびTiO2顔料(60部)を、
粗く粉砕し、押出機で均質化し(押出物の温度95
〜100℃)、次に冷却してから、粗く粉砕して粒度
約75マイクロメータとした;このブレンドを10分
間、高速ボールミルにより脱イオン水(165部)
に分散させた。得られる懸濁水(粒度<20マイク
ロメータ)は、安定であり、低粘度を有し、水に
より容易に希釈できた。ゲル化時間:200秒/180
℃。この懸濁液を、脱脂した鋼鉄パネルにスプレ
ーしてから、40℃で3分間、乾燥した後、180℃
で20分間、焼付けた。焼付けた被膜の性質を次に
示す: 膜厚:40〜45マイクロメータ; 耐衝撃性>135cm・Kg; スローペネトレーシヨン(エリクセン)>8mm; 溶剤抵抗性(MEKラブ)>50。 例 触媒としての亜鉛塩 粉末懸濁水性塗料を製造して例Vに記載したよ
うに評価した;成分、量、性質および評価結果を
表にまとめた。 KK1:製造は例(a)を参照されたい; ポリエステルAおよびB:例を参照された
い; オクタン酸亜鉛:23重量%のZnを含有する市
販の生成物; 酢酸亜鉛:市販の二水塩、水に溶解させた; 水:脱イオン化した; PEG400:ポリエチレングリコール、平均分子
量400、水に溶解された; ポリエーテル304:ポリエーテル1055、10℃の
ポリアクリレート流動調節剤“Modaflow”(登
録商標)。 この懸濁液を、脱脂した鋼鉄パネルにスプレー
し、これを40℃で3分間、乾燥してから、180℃
で20分間焼付けた。
【表】
【表】
例
2価アルコールのジグリシジルエーテルからの
アダクト 2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−プロパンのジダリシジルエーテル(エポキ
シモルマス235;940部、4エポキシ当量)の液体
を、モノエタノールアミン(122部;4N−H当
量)と混合する。この混合物を撹拌しつつ15分間
50℃に加熱してから加熱を止めた。次に温度を
190℃に上げる。190℃に10分間加熱した後、熱い
液体アダクトを、アルミニウム箔に注いで冷却さ
せた。固体のもろい樹脂性アダクトのエポキシ含
量は、0.01meq/g未満であり、軟化点は70〜86
℃であつた。 このアダクトの混合物(72部)、ポリエステル
A(28部)、オクタン酸亜鉛(Zn23重量%;4
部)、“Modaflow”(0.5部)およびTiO2顔料(60
部)を粗く粉砕し、次に押出機で均質化し(押出
物温度95〜100℃)、冷却してから、粉砕して粒度
<75マイクロメータとした。このブレンドを、同
重量の水に分散させ、高速ボーミルで10分間、微
分散させて粉砕させた。得られるスラリー(粒度
<20マイクロメータ)は、低粘度を有し、良好な
安定性を示した。ゲル化時間:210秒/180℃。こ
の懸濁液を脱脂した鋼鉄パネルにスプレーし、3
分間40℃で乾燥してから、20分間180℃で焼付け
た。 焼付けた塗膜の性質 厚さ40〜50マイクロメータ; 裏面衝撃>135cm・Kg; スローペネトレーシヨン>8mm; 溶剤抵抗性:50MEKラブ。
アダクト 2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−プロパンのジダリシジルエーテル(エポキ
シモルマス235;940部、4エポキシ当量)の液体
を、モノエタノールアミン(122部;4N−H当
量)と混合する。この混合物を撹拌しつつ15分間
50℃に加熱してから加熱を止めた。次に温度を
190℃に上げる。190℃に10分間加熱した後、熱い
液体アダクトを、アルミニウム箔に注いで冷却さ
せた。固体のもろい樹脂性アダクトのエポキシ含
量は、0.01meq/g未満であり、軟化点は70〜86
℃であつた。 このアダクトの混合物(72部)、ポリエステル
A(28部)、オクタン酸亜鉛(Zn23重量%;4
部)、“Modaflow”(0.5部)およびTiO2顔料(60
部)を粗く粉砕し、次に押出機で均質化し(押出
物温度95〜100℃)、冷却してから、粉砕して粒度
<75マイクロメータとした。このブレンドを、同
重量の水に分散させ、高速ボーミルで10分間、微
分散させて粉砕させた。得られるスラリー(粒度
<20マイクロメータ)は、低粘度を有し、良好な
安定性を示した。ゲル化時間:210秒/180℃。こ
の懸濁液を脱脂した鋼鉄パネルにスプレーし、3
分間40℃で乾燥してから、20分間180℃で焼付け
た。 焼付けた塗膜の性質 厚さ40〜50マイクロメータ; 裏面衝撃>135cm・Kg; スローペネトレーシヨン>8mm; 溶剤抵抗性:50MEKラブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被覆粉末懸濁水において、粉末粒子が、バイ
ンダー成分: (a) 末端アミノ基を有するエポキシ樹脂/アミン
アダクト、 (b) 架橋成分、および任意に含んでいてもよい (c) 固体ポリエポキシド からなる親密な混合物を含んでなり、該混合物
が、少なくとも70℃の軟化点を有し、そして懸濁
水中の粒子の粒度が実質的に20マイクロメータ未
満であることを特徴とする前記被覆粉末懸濁水。 2 特許請求の範囲第1項に記載の被覆粉末懸濁
水において、成分(a)が、多価フエノールのポリグ
リシジルエーテルと1種類またはそれ以上のアミ
ンとのアダクトであり、各アミンがエポキシ基と
反応性の少なくとも1個のN−H官能基を有する
前記被覆粉末懸濁水。 3 特許請求の範囲第2項に記載の懸濁水におい
て、成分(a)が、2価フエノールのポリグリシジル
エーテルから誘導される前記懸濁水。 4 特許請求の範囲第3項に記載の懸濁水におい
て、成分(a)が、平均式: A−B(−C−B)−nA {ここで、mは、数0ないし2であり、Aは、第
2アミノ官能基または第3アミノ官能基を介して
Bに結合している基であり、Bは、基: (ここで、nは、数0ないし4であり、Rは、2
価フエノールの炭化水素基である)であり、C
は、2個の第3アミノ官能基を介してBに結合し
ている基である}を有する化合物である前記懸濁
水。 5 Aがジアルカノールアミノ基である特許請求
の範囲第4項に記載の懸濁水。 6 特許請求の範囲第1ないし5項のいずれかに
記載の懸濁水において、成分(b)が、メラミン樹脂
またはフエノール樹脂であるか、または次の(1)と
(2)との組合せであるエステル交換系: (1) ポリカルボン酸の非酸性ポリエステルであ
り、1分子中に1個より多いベーターヒドロキ
シルエステル基を有する前記非酸性ポリエステ
ル、 (2) エステル交換促進金属化合物、 である前記懸濁水。 7 特許請求の範囲第1ないし第6項のいずれか
に記載の懸濁水において、成分(c)が、エポキシモ
ルマス700ないし1200を有する2,2−ビス(ヒ
ドロキシフエニル)プロパンのポリグリシジルエ
ーテルである前記懸濁水。 8 粉末粒子が、バインダー成分: (a) 末端アミノ基を有するエポキシ樹脂/アミン
アダクト、 (b) 架橋成分、および任意に含んでいてもよい (c) 固体ポリエポキシド からなる親密な混合物を含んでなり、該混合物
が、少なくとも70℃の軟化点を有し、そして懸濁
水中の粒子の粒度が実質的に20マイクロメータ未
満である被覆粉末懸濁水の製造方法において、 (1) 固体塗料成分を親密にブレンドすること、お
よび (2) 得られるブレンドを少なくとも2/3倍の重量
の水の中で粒度20マイクロメータ以下に粉砕す
ること、 の各段階を含んでいることを特徴とする前記製造
方法。
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