JPH01242684A - 可逆性示温材 - Google Patents
可逆性示温材Info
- Publication number
- JPH01242684A JPH01242684A JP7280688A JP7280688A JPH01242684A JP H01242684 A JPH01242684 A JP H01242684A JP 7280688 A JP7280688 A JP 7280688A JP 7280688 A JP7280688 A JP 7280688A JP H01242684 A JPH01242684 A JP H01242684A
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- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は温度変化により色調が異なる温度管理材の一種
である可逆性示温材に関するものである。
である可逆性示温材に関するものである。
現在知られている可逆性示温材は、温度上昇に伴い相転
移によって変色をおこす金属ヨウ化物、分子配向の変化
によって変色をおこす液晶系、電子の授受によって変色
をおこす有機化合物等がある。これらはある一定の温度
で劇的に変色をおこす材料であシ、既に種々の製品に応
用されている。
移によって変色をおこす金属ヨウ化物、分子配向の変化
によって変色をおこす液晶系、電子の授受によって変色
をおこす有機化合物等がある。これらはある一定の温度
で劇的に変色をおこす材料であシ、既に種々の製品に応
用されている。
しかし、前述の金属ヨウ化物、液晶、電子授受性有機化
合物等の耐熱性は、高いものでも200℃程度と低く、
工程上比較的高温で処理しなければならない製品や、高
温まで温度上昇する製品に適用しようとした場合、熱分
解等により、これらの可逆性示温特性は失われてしまう
。このような状況において、発明者らは示温特性を有す
ることはもちろんであるが、特に室温での色調の選択性
、並びに耐熱性に主眼をおいて開発を進めてきた。
合物等の耐熱性は、高いものでも200℃程度と低く、
工程上比較的高温で処理しなければならない製品や、高
温まで温度上昇する製品に適用しようとした場合、熱分
解等により、これらの可逆性示温特性は失われてしまう
。このような状況において、発明者らは示温特性を有す
ることはもちろんであるが、特に室温での色調の選択性
、並びに耐熱性に主眼をおいて開発を進めてきた。
これは木材の用途上、室温での色調を任意に選択でき、
かつ実使用上十分な耐熱性が要求される商品分野への応
用がなされつつあることに起因する。
かつ実使用上十分な耐熱性が要求される商品分野への応
用がなされつつあることに起因する。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、既に可
逆性示温材として知られているT1zCrO4(室温で
の色調:橙色、融点:約618℃〕をベースとし、これ
と比較して同等以上の耐熱性を有し、またT1zCrO
4の室温での色調である橙色から、黄色までの間で任意
の色調を選択できる可逆性示温材を提供しようとするも
のである。
逆性示温材として知られているT1zCrO4(室温で
の色調:橙色、融点:約618℃〕をベースとし、これ
と比較して同等以上の耐熱性を有し、またT1zCrO
4の室温での色調である橙色から、黄色までの間で任意
の色調を選択できる可逆性示温材を提供しようとするも
のである。
本発明の可逆性示温材は、TI+CrO4とT I 2
MO4(M=W、Mo)を焼成することにより得られ
るクロム酸タリウム系複合酸化物多結晶体よりなり、そ
の組成比により室温での色調を橙色から黄色の間で任意
に選択することが可能となる。
MO4(M=W、Mo)を焼成することにより得られ
るクロム酸タリウム系複合酸化物多結晶体よりなり、そ
の組成比により室温での色調を橙色から黄色の間で任意
に選択することが可能となる。
本発明の概要は以下の通りである。
可逆性示温材としては、TlzCrt−xMxO4(M
=W、Mo)のクロム酸タリウム系複合酸化物多結晶体
を供する。これらはTlzCrOaとT I 2MO4
(M =W 、 Mo )を400℃から600℃の範
囲で焼成することにより得られる。Xの値は0<X<1
の範囲で任意の値をとることができ、X値が増加するに
したがい、つまりT I 2 MO4が増加するにした
がい、室温での色調が橙色から黄色へと変化し、各々X
値における該多結晶体は、優れた示温特性を有する。
=W、Mo)のクロム酸タリウム系複合酸化物多結晶体
を供する。これらはTlzCrOaとT I 2MO4
(M =W 、 Mo )を400℃から600℃の範
囲で焼成することにより得られる。Xの値は0<X<1
の範囲で任意の値をとることができ、X値が増加するに
したがい、つまりT I 2 MO4が増加するにした
がい、室温での色調が橙色から黄色へと変化し、各々X
値における該多結晶体は、優れた示温特性を有する。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
出発原料としてはTlzCrOaとT l 2WOa
、あるいはT 12M0O4を供l〜、クロム酸タリウ
ム系複合酸化物多結晶体を合成する。第1表にそれぞれ
の出発原料のモル比と変色の色調を示す。
、あるいはT 12M0O4を供l〜、クロム酸タリウ
ム系複合酸化物多結晶体を合成する。第1表にそれぞれ
の出発原料のモル比と変色の色調を示す。
第 1 表
それぞれ秤量した試料を乳鉢でよく粉砕混合した後、磁
製るつぼに入れ、550℃で約12時間加熱保持した。
製るつぼに入れ、550℃で約12時間加熱保持した。
この後、十分に冷えてから乳鉢で粉砕し、再び磁製るつ
ぼに入れ600℃で約12時間加熱保持した。これを徐
冷した後再度乳鉢で微粉砕した。尚焼成時間および焼成
温度は、必ずしもこの時間および温度を選択する必要は
ない。
ぼに入れ600℃で約12時間加熱保持した。これを徐
冷した後再度乳鉢で微粉砕した。尚焼成時間および焼成
温度は、必ずしもこの時間および温度を選択する必要は
ない。
ただし、あ1り低い温度や、あるいは煙い時間では焼成
反応が進みにくく、未反応物質が多く残存する可能性が
高くなる。またあまり高い温度では、試料が溶融してし
まい磁製るつぼからの取り出しが困難になる。したがっ
て第一回目の焼成(仮焼)第二回目の焼成(本焼成)と
もに400℃から600℃の温度範囲で、それぞれ10
時間以上行うことが妥当と考えられる。
反応が進みにくく、未反応物質が多く残存する可能性が
高くなる。またあまり高い温度では、試料が溶融してし
まい磁製るつぼからの取り出しが困難になる。したがっ
て第一回目の焼成(仮焼)第二回目の焼成(本焼成)と
もに400℃から600℃の温度範囲で、それぞれ10
時間以上行うことが妥当と考えられる。
以上の製法の工程図を第1図に示す。
以上の操作により得られた試料について、まず示差熱重
量分析装置により熱分析を行った。その結果いずれの多
結晶体においても低いものでも580℃以上の融点を有
していることを確認した。
量分析装置により熱分析を行った。その結果いずれの多
結晶体においても低いものでも580℃以上の融点を有
していることを確認した。
またこれ以下の温度範囲においては、特に昇華や分解等
を示す特異なピーク、あるいは顕著な重量減少は観察さ
れなかった。従って本発明による多結晶体はいずれも、
580℃以下の温度範囲においては非常に優れた熱安定
性を有していると言える0 次に示温特性を確認するため、室温および75℃におけ
る視認による色調を観察し、その結果を第1表の右欄に
示した。これより本材料は、T 12MO4(M =
W 、 Mo )の含有量によって、室温の色調に選択
性を有していることがわかる。すなわち、T 12MO
4(M = W 、 Mo )の含有量が多くなればな
るほど室温での色調は、橙色から黄色へと移る。したが
ってこハらの化合物の含有量によって橙色から黄色の範
囲で任意に室温での色調を選択することができる。
を示す特異なピーク、あるいは顕著な重量減少は観察さ
れなかった。従って本発明による多結晶体はいずれも、
580℃以下の温度範囲においては非常に優れた熱安定
性を有していると言える0 次に示温特性を確認するため、室温および75℃におけ
る視認による色調を観察し、その結果を第1表の右欄に
示した。これより本材料は、T 12MO4(M =
W 、 Mo )の含有量によって、室温の色調に選択
性を有していることがわかる。すなわち、T 12MO
4(M = W 、 Mo )の含有量が多くなればな
るほど室温での色調は、橙色から黄色へと移る。したが
ってこハらの化合物の含有量によって橙色から黄色の範
囲で任意に室温での色調を選択することができる。
さらに詳しく示温特性を調べるため、室温(約20℃)
、75℃、150℃の各温度での可視域拡散反射光分光
分析を行った。測定に供した試料は、TlzCrt−X
WXO4(X=0.2.0.4.0.6.0.8)、T
lzCrt−XMOXO4(X= 0.2.0.4.0
.6.0.8)の合計8種である。これらの測定結果を
第2図から第9図に示す。また色の比較を行うため、そ
れぞれのスペクトル値からL*a*b*表色系による色
度座標値を計算し、その結果をTlzCrt−XWXO
4(X== 0.2.0.4.0.6.0.8)は第1
0図に、またT 12 Cr 1−XMOX04(X
= 0.2.0,4.0,6.0.8)は第11図に示
した。尚、参考のために各L*a*b*表色系による色
度座標図上にT1zCrO4のそれもプロットした。
、75℃、150℃の各温度での可視域拡散反射光分光
分析を行った。測定に供した試料は、TlzCrt−X
WXO4(X=0.2.0.4.0.6.0.8)、T
lzCrt−XMOXO4(X= 0.2.0.4.0
.6.0.8)の合計8種である。これらの測定結果を
第2図から第9図に示す。また色の比較を行うため、そ
れぞれのスペクトル値からL*a*b*表色系による色
度座標値を計算し、その結果をTlzCrt−XWXO
4(X== 0.2.0.4.0.6.0.8)は第1
0図に、またT 12 Cr 1−XMOX04(X
= 0.2.0,4.0,6.0.8)は第11図に示
した。尚、参考のために各L*a*b*表色系による色
度座標図上にT1zCrO4のそれもプロットした。
第2図から第9図より、いずれの試料も室温から150
℃の範囲で、反射スペクトルが長波長側にシフトしてい
ることがわかる。また第10図および第11図より、T
I 2MO4(M = W 、 Mo )の含有量に
よって各温度での色調が異なっていることがわかる。こ
れら変色の現象は、室温より昇温した時、及び降温した
時も同様に観察され、測定データにおいては熱追従性が
よく、またヒートサイクルによる熱履歴は見られなかっ
た。
℃の範囲で、反射スペクトルが長波長側にシフトしてい
ることがわかる。また第10図および第11図より、T
I 2MO4(M = W 、 Mo )の含有量に
よって各温度での色調が異なっていることがわかる。こ
れら変色の現象は、室温より昇温した時、及び降温した
時も同様に観察され、測定データにおいては熱追従性が
よく、またヒートサイクルによる熱履歴は見られなかっ
た。
以上の結果及び第1表より、本材料は可逆的に色変化を
呈し、かつ室温での色調を任意に選択することができ、
これにより幅広い用途に応じた色調を提供することがで
きるよう改善されていることがわかる。
呈し、かつ室温での色調を任意に選択することができ、
これにより幅広い用途に応じた色調を提供することがで
きるよう改善されていることがわかる。
ここで本発明の可逆性示温材の特徴をまとめると以下の
通りである。
通りである。
(1)示温特性に関する事項
■ Tl2CrO4とTl2MO4(M=W、 MO)
の比率を奪えることにより、室温での色調を任意に選択
することができる。
の比率を奪えることにより、室温での色調を任意に選択
することができる。
■ 色調変化の視認できる温度が、比較的低温(70〜
80℃)である。
80℃)である。
■ 熱追従性がよく熱履歴を持たない。
(2)安定性に関する事項
■ 耐熱温度は概ね580℃である。これは現在実用化
されている可逆性示温材よりはるかに高い。
されている可逆性示温材よりはるかに高い。
(3) l!!法に関する事項
■ 簡単な方法で合成でき、設備コストも少なくてすむ
。
。
以上説明したように、本発明によれば、橙色から黄色の
範囲で任意の色調を選択でき、かつ高い耐熱性を有した
幅広い用途に応用可能な、可逆性示温材を実現すること
ができる。
範囲で任意の色調を選択でき、かつ高い耐熱性を有した
幅広い用途に応用可能な、可逆性示温材を実現すること
ができる。
第1図は本発明の可逆性示温材の製造工程図、第2図は
T 12 Cra、sWwzo4の拡散反射光スペクト
ルを示す図、 第3図はT 12 Cr 0.6W0.404の拡散反
射光スペクトルを示す図、 第4図はT 12 Cr O,4W0.604の拡散反
射光スペクトルを示す図、 第5図はT 12 Cr 0.2W0.804の拡散反
射光スペクトルを示す図、 第6図はTl 2Cro4Moo404の拡散反射光ス
ペクトルを示す図、 第7図はT l 2 Cr o、aMo (1,404
の拡散反射光スペクトルを示す図、 第8図はTlzCro、4Moo、go<の拡散反射光
スペクトルを示す図、 第9図はT 12Cr o、zMoo、sO<の拡散反
射光スペクトルを示す図、 第10図はThCr+−XWXO4(X=0.2.0.
4.0.6.0.8)およびTl2CrO4のL*a*
b*表色系による色度座標図、 第11図はTlzCrt−XMOXO4(X= 0.2
.0、4.0.6.0.8)およびT1zCrO4のL
*a*b*表色系による色度座標図、 で、ある。 代理人 弁理士 杉 山 毅 至(他1名)第[g 波長400−1Iool+v+y+1 東カ 父0 6■
句 火。 :gL長400−・−切イ綿) :ll 4k 400 = 100CRI?+1ラ
L & 400−100+I1ml
T 12 Cra、sWwzo4の拡散反射光スペクト
ルを示す図、 第3図はT 12 Cr 0.6W0.404の拡散反
射光スペクトルを示す図、 第4図はT 12 Cr O,4W0.604の拡散反
射光スペクトルを示す図、 第5図はT 12 Cr 0.2W0.804の拡散反
射光スペクトルを示す図、 第6図はTl 2Cro4Moo404の拡散反射光ス
ペクトルを示す図、 第7図はT l 2 Cr o、aMo (1,404
の拡散反射光スペクトルを示す図、 第8図はTlzCro、4Moo、go<の拡散反射光
スペクトルを示す図、 第9図はT 12Cr o、zMoo、sO<の拡散反
射光スペクトルを示す図、 第10図はThCr+−XWXO4(X=0.2.0.
4.0.6.0.8)およびTl2CrO4のL*a*
b*表色系による色度座標図、 第11図はTlzCrt−XMOXO4(X= 0.2
.0、4.0.6.0.8)およびT1zCrO4のL
*a*b*表色系による色度座標図、 で、ある。 代理人 弁理士 杉 山 毅 至(他1名)第[g 波長400−1Iool+v+y+1 東カ 父0 6■
句 火。 :gL長400−・−切イ綿) :ll 4k 400 = 100CRI?+1ラ
L & 400−100+I1ml
Claims (1)
- 1、Tl_2Cr_1_−_xM_xO_4(M=W、
Mo、また式中のxは0<x<1の実数)で表されるク
ロム酸タリウム系複合酸化物多結晶体よりなる可逆性示
温材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7280688A JPH01242684A (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 可逆性示温材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7280688A JPH01242684A (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 可逆性示温材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01242684A true JPH01242684A (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=13500007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7280688A Pending JPH01242684A (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 可逆性示温材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01242684A (ja) |
-
1988
- 1988-03-24 JP JP7280688A patent/JPH01242684A/ja active Pending
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