JPH0124344Y2 - - Google Patents
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- JPH0124344Y2 JPH0124344Y2 JP3079483U JP3079483U JPH0124344Y2 JP H0124344 Y2 JPH0124344 Y2 JP H0124344Y2 JP 3079483 U JP3079483 U JP 3079483U JP 3079483 U JP3079483 U JP 3079483U JP H0124344 Y2 JPH0124344 Y2 JP H0124344Y2
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- JP
- Japan
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- cooling water
- piston
- thermostat
- valve
- valve seat
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 39
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関の冷却水温度制御装置に関
する。
する。
一般に、自動車用内燃機関等においては燃費の
向上や排気浄化及び出力向上のために、機関の冷
却水温度を負荷状態に応じて制御し、高負荷時に
は低く、低負荷時には高く設定している。
向上や排気浄化及び出力向上のために、機関の冷
却水温度を負荷状態に応じて制御し、高負荷時に
は低く、低負荷時には高く設定している。
この種の冷却水温度制御装置としては、例えば
第1図に示すようなものがある(実開昭54−
142722号公報)。
第1図に示すようなものがある(実開昭54−
142722号公報)。
ウオータポンプにより強制的に循環させられる
冷却水は、機関内部のウオータジヤケツトを通過
する間に機関1で発生した熱を奪い、温度の上昇
した冷却水は機関本体に設けられたウオータアウ
トレツト2から冷却水路6を介してラジエータに
送られ、ここで熱を大気に放散し、温度の低下し
た冷却水は再び機関1に送られる。
冷却水は、機関内部のウオータジヤケツトを通過
する間に機関1で発生した熱を奪い、温度の上昇
した冷却水は機関本体に設けられたウオータアウ
トレツト2から冷却水路6を介してラジエータに
送られ、ここで熱を大気に放散し、温度の低下し
た冷却水は再び機関1に送られる。
この冷却水路6には冷却水温度に応じてラジエ
ータに流れる水量を制御するサーモスタツト7が
介装される。ここではウオータアウトレツト2と
ウオータアウトレツトハウジング3との接続部に
サーモスタツト7のフランジ部を挾みハウジング
3を固定するボルト26にて固定されている。
ータに流れる水量を制御するサーモスタツト7が
介装される。ここではウオータアウトレツト2と
ウオータアウトレツトハウジング3との接続部に
サーモスタツト7のフランジ部を挾みハウジング
3を固定するボルト26にて固定されている。
サーモスタツト7はワツクスタイプで、ワツク
スケース10内には固形ワツクスと弾性体である
ゴム、このゴム中央にピストン9が組込まれてお
り、冷却水の温度上昇によりワツクスが固体から
液体への相変化に伴い体積変化をおこして膨脹す
ると、ゴムを介してピストン9が図で上方に押し
上げられるようになつている。従つてワツクスケ
ース10、ピストン9から熱応動部材8が構成さ
れる。
スケース10内には固形ワツクスと弾性体である
ゴム、このゴム中央にピストン9が組込まれてお
り、冷却水の温度上昇によりワツクスが固体から
液体への相変化に伴い体積変化をおこして膨脹す
ると、ゴムを介してピストン9が図で上方に押し
上げられるようになつている。従つてワツクスケ
ース10、ピストン9から熱応動部材8が構成さ
れる。
ワツクスケース10の周囲に一体に固定された
弁体11はスプリングシート12内のスプリング
13により上方に付勢されて弁座14に着座し、
サーモスタツト7を閉弁しているが、温度上昇に
より前述のピストン9が押し上げられ、ピストン
9が駆動軸16(後述)に当接した後ワツクスケ
ース10が図で下方に押し下げられるため、ワツ
クスケース10に一体の弁体11が弁座14から
離れてサーモスタツト7を開弁するようになつて
いる。
弁体11はスプリングシート12内のスプリング
13により上方に付勢されて弁座14に着座し、
サーモスタツト7を閉弁しているが、温度上昇に
より前述のピストン9が押し上げられ、ピストン
9が駆動軸16(後述)に当接した後ワツクスケ
ース10が図で下方に押し下げられるため、ワツ
クスケース10に一体の弁体11が弁座14から
離れてサーモスタツト7を開弁するようになつて
いる。
熱応動部材8に対向して設けられる駆動軸16
はピストン9の最大上昇位置を規制するもので、
このピストン9の規制位置を機関負荷に応じて可
変とするために、ダイヤフラム17に固定され
る。
はピストン9の最大上昇位置を規制するもので、
このピストン9の規制位置を機関負荷に応じて可
変とするために、ダイヤフラム17に固定され
る。
ダイヤフラム装置15はダイヤフラム17によ
り負圧室18と大気室19に画成され、大気室1
9は開孔20を介して常時大気に解放される。負
圧室18には負圧通路22を介して機関1の吸入
負圧が導入されるようになつており、負圧通路2
2には負圧遅延弁23が介装される。
り負圧室18と大気室19に画成され、大気室1
9は開孔20を介して常時大気に解放される。負
圧室18には負圧通路22を介して機関1の吸入
負圧が導入されるようになつており、負圧通路2
2には負圧遅延弁23が介装される。
なお、24は冷却水が漏出するのを防ぐシール
部材、25は駆動軸16の最大上昇位置を規制す
るストツパ、21はダイヤフラムスプリングであ
る。
部材、25は駆動軸16の最大上昇位置を規制す
るストツパ、21はダイヤフラムスプリングであ
る。
したがつて、機関の高負荷時には、負圧室18
に導入される吸入負圧は大気圧に近く、ダイヤフ
ラム17は図示の位置にあり、このとき駆動軸1
6とピストン9は第2図に示すように間隙aを有
している。
に導入される吸入負圧は大気圧に近く、ダイヤフ
ラム17は図示の位置にあり、このとき駆動軸1
6とピストン9は第2図に示すように間隙aを有
している。
この状態で冷却水温度が上昇すると、ワツクス
ケース10内のワツクスが膨脹しピストン9を押
し上げる。ピストン9は寸法aだけ上昇すると、
駆動軸16に当接し、これ以上ピストン9は上昇
できず、ピストン9が駆動軸16を上昇させよう
とする力の反力としてワツクスケース10はスプ
リング13に抗して押し下げられるため、ワツク
スケース10に固定された弁体11は弁座14か
ら離れてサーモスタツト7が開弁する。
ケース10内のワツクスが膨脹しピストン9を押
し上げる。ピストン9は寸法aだけ上昇すると、
駆動軸16に当接し、これ以上ピストン9は上昇
できず、ピストン9が駆動軸16を上昇させよう
とする力の反力としてワツクスケース10はスプ
リング13に抗して押し下げられるため、ワツク
スケース10に固定された弁体11は弁座14か
ら離れてサーモスタツト7が開弁する。
間隙aは機関の特性に応じて、例えば高負荷時
は70℃で開弁すると設定する場合は冷却水温度が
70℃となつたときに、ピストン9が軸16に当接
するように間隙aを設定すればよい。
は70℃で開弁すると設定する場合は冷却水温度が
70℃となつたときに、ピストン9が軸16に当接
するように間隙aを設定すればよい。
一方、低負荷時には、吸入負圧が増大するた
め、ダイヤフラム17がスプリング21に抗して
上方に移動し、ダイヤフラム17と一体の軸16
は第3図のように間隙b(b>a)となる位置ま
で上昇する。
め、ダイヤフラム17がスプリング21に抗して
上方に移動し、ダイヤフラム17と一体の軸16
は第3図のように間隙b(b>a)となる位置ま
で上昇する。
したがつて、サーモスタツト7が開弁するため
にピストン9が軸16に当接するには高負荷時よ
りもピストン9がさらに上昇しなければならず、
ピストン9の上昇量は温度に比例するので、この
場合のサーモスタツト7の開弁温度は高くなる。
にピストン9が軸16に当接するには高負荷時よ
りもピストン9がさらに上昇しなければならず、
ピストン9の上昇量は温度に比例するので、この
場合のサーモスタツト7の開弁温度は高くなる。
この間隙bも低負荷時の開弁温度を例えば95℃
とした場合は、この温度95℃に達したときに、ピ
ストン9が軸16に当接するように設定すればよ
い。
とした場合は、この温度95℃に達したときに、ピ
ストン9が軸16に当接するように設定すればよ
い。
なお、このようなサーモスタツト7のリフト特
性を示したのが第4図で、実線は高負荷時のリフ
ト特性、破線は低負荷時のリフト特性を示し、
A,E点はそれぞれ高負荷、低負荷時にピストン
9が軸16に当接する点を示し、B,D点は、ス
プリング21が完全に縮みきつた状態を示し、B
〜C間、C〜D間はワツクスの膨脹力のみで弁体
11が動くことを示す。
性を示したのが第4図で、実線は高負荷時のリフ
ト特性、破線は低負荷時のリフト特性を示し、
A,E点はそれぞれ高負荷、低負荷時にピストン
9が軸16に当接する点を示し、B,D点は、ス
プリング21が完全に縮みきつた状態を示し、B
〜C間、C〜D間はワツクスの膨脹力のみで弁体
11が動くことを示す。
このようにして冷却水温度が機関の負荷状態に
応じて可変に制御される。
応じて可変に制御される。
ところで、ウオータポンプの吐出圧は弁体11
を閉じる方向に作用するため、機関回転数が高く
なるのに伴いウオータポンプの回転数も高くなり
その吐出圧が上昇すると、開閉しているサーモス
タツト7にあつては、弁開度を減少する。
を閉じる方向に作用するため、機関回転数が高く
なるのに伴いウオータポンプの回転数も高くなり
その吐出圧が上昇すると、開閉しているサーモス
タツト7にあつては、弁開度を減少する。
このことは低負荷であつても高回転域ほどラジ
エータへの流量が少なくなり、冷却水温度が高め
に設定されてしまうことを意味する。
エータへの流量が少なくなり、冷却水温度が高め
に設定されてしまうことを意味する。
そこで本考案者が、冷却水温度を高めることに
よる燃費向上や排気浄化の効果を実験したとこ
ろ、これらの効果は低負荷低回転域ほど大きく、
低負荷でも高回転域になるとほとんど無くなつて
しまうことが判明した。また低負荷高回転域での
冷却水温度が高めになることは機関の耐久性を悪
化させることになる。
よる燃費向上や排気浄化の効果を実験したとこ
ろ、これらの効果は低負荷低回転域ほど大きく、
低負荷でも高回転域になるとほとんど無くなつて
しまうことが判明した。また低負荷高回転域での
冷却水温度が高めになることは機関の耐久性を悪
化させることになる。
すなわち、従来装置では、回転数の高い低負荷
域で、燃費向上や排気浄化の効果がないのに冷却
水温度を上昇させ、却つて機関の耐熱性を悪化さ
せていた。
域で、燃費向上や排気浄化の効果がないのに冷却
水温度を上昇させ、却つて機関の耐熱性を悪化さ
せていた。
そこで、本考案は、ウオータポンプの吐出圧が
高くなる低負荷域に冷却水温度を低めに制御し
て、低負荷高回転域での機関の耐熱性を悪化させ
ないことを目的とする。
高くなる低負荷域に冷却水温度を低めに制御し
て、低負荷高回転域での機関の耐熱性を悪化させ
ないことを目的とする。
このため、本考案は、機関の冷却水路を形成し
たハウジング内で冷却水温度に応じて開弁面積を
増減することによりラジエータに流れる冷却水の
流量を制御するサーモスタツトの熱応動部材に、
機関負荷に応動するダイヤフラム装置の駆動軸を
対設し、サーモスタツトの開弁温度を低負荷時に
は高めに、高負荷時には低めに制御する冷却水温
度制御装置において、上記サーモスタツトの弁体
が接離する弁座を上記ハウジングに対して弁体と
同一方向に移動自在に設け、この弁座に上記駆動
軸を連結するとともに、ウオータポンプの吐出圧
に応動するベロフラムをこの弁座に連結し、他方
上記熱応動部材のピストンが当接するピストン座
を上記ハウジングに固定し、上記ウオータポンプ
の吐出圧の増加に応じて上記開弁面積が拡大する
ようにして、機関の低負荷高回転域にラジエータ
に流れる流量が増大するように構成する。
たハウジング内で冷却水温度に応じて開弁面積を
増減することによりラジエータに流れる冷却水の
流量を制御するサーモスタツトの熱応動部材に、
機関負荷に応動するダイヤフラム装置の駆動軸を
対設し、サーモスタツトの開弁温度を低負荷時に
は高めに、高負荷時には低めに制御する冷却水温
度制御装置において、上記サーモスタツトの弁体
が接離する弁座を上記ハウジングに対して弁体と
同一方向に移動自在に設け、この弁座に上記駆動
軸を連結するとともに、ウオータポンプの吐出圧
に応動するベロフラムをこの弁座に連結し、他方
上記熱応動部材のピストンが当接するピストン座
を上記ハウジングに固定し、上記ウオータポンプ
の吐出圧の増加に応じて上記開弁面積が拡大する
ようにして、機関の低負荷高回転域にラジエータ
に流れる流量が増大するように構成する。
以下図示実施例に基づいて説明する。
第5図は本考案の一実施例の概略構成図で、図
中機関1のウオータアウトレツトとラジエータ5
を連絡する冷却水路6にサーモスタツト7が介装
されている。
中機関1のウオータアウトレツトとラジエータ5
を連絡する冷却水路6にサーモスタツト7が介装
されている。
このサーモスタツト7は独立したハウジング3
0a,30bを有し、ダイヤフラム装置15も一
体に形成されているが、吸入負圧の増大によりダ
イヤフラム17は下方に移動するようになつてい
る。
0a,30bを有し、ダイヤフラム装置15も一
体に形成されているが、吸入負圧の増大によりダ
イヤフラム17は下方に移動するようになつてい
る。
本実施例では、弁体11と接離する弁座31を
ハウジング30a,30bに固定するのではな
く、ステー34を介してダイヤフラム装置15の
駆動軸16に連結し、弁体11と同一方向(図で
上下方向)に移動自在に設ける。この可動弁座3
1とハウジング30a,30bの間にはウオータ
ポンプ4の吐出圧に応動するベロフラム32を介
装する。ここに、ダイヤフラム17には、吸入負
圧により図中下方に作用する力と、スプリング2
1により上方に作用する力の外、ベロフラム32
に下方より作用して軸16を介し上方に押し上げ
ようとする力が作用するので、これら力のバラン
スの上に、ダイヤフラム17の上下方向での位置
決めがなされる。具体的には、可動弁座31とベ
ロフラムガイド33との間にベロフラム32の内
周を挾み、ステー34とともにボルト37にて連
結し、ベロフラム32の外周はスプリングシート
12、シール部材36とともにハウジング30
a,30bの接続部に挾んで固定している。
ハウジング30a,30bに固定するのではな
く、ステー34を介してダイヤフラム装置15の
駆動軸16に連結し、弁体11と同一方向(図で
上下方向)に移動自在に設ける。この可動弁座3
1とハウジング30a,30bの間にはウオータ
ポンプ4の吐出圧に応動するベロフラム32を介
装する。ここに、ダイヤフラム17には、吸入負
圧により図中下方に作用する力と、スプリング2
1により上方に作用する力の外、ベロフラム32
に下方より作用して軸16を介し上方に押し上げ
ようとする力が作用するので、これら力のバラン
スの上に、ダイヤフラム17の上下方向での位置
決めがなされる。具体的には、可動弁座31とベ
ロフラムガイド33との間にベロフラム32の内
周を挾み、ステー34とともにボルト37にて連
結し、ベロフラム32の外周はスプリングシート
12、シール部材36とともにハウジング30
a,30bの接続部に挾んで固定している。
他方、熱応動部材8のピストン9が押し上げら
れて当接するピストン座35をハウジング30a
に固定する。ピストン9は前述のようにワツクス
ケース10内のワツクスの膨脹により押し出され
るものであるが、このピストン9(の上端)をピ
ストン座35に固定するものでもよい。この場合
には冷却水温度が低い間はワツクスケース10内
でピストン9とワツクスの間に空間を生じてお
り、温度が上昇してこの空間がワツクスの膨脹に
より埋められると、ピストン9に力を伝えサーモ
スタツト7が開弁することになる。この実施例は
後者である。
れて当接するピストン座35をハウジング30a
に固定する。ピストン9は前述のようにワツクス
ケース10内のワツクスの膨脹により押し出され
るものであるが、このピストン9(の上端)をピ
ストン座35に固定するものでもよい。この場合
には冷却水温度が低い間はワツクスケース10内
でピストン9とワツクスの間に空間を生じてお
り、温度が上昇してこの空間がワツクスの膨脹に
より埋められると、ピストン9に力を伝えサーモ
スタツト7が開弁することになる。この実施例は
後者である。
なお、弁体11は部材38を介してワツクスケ
ース10に固定され、またシール部材40はベロ
ーズで、軸16の移動にあわせて伸縮する。39
はラジエータ5をバイパスしてウオータポンプ4
の吸込側に連通されるバイパス通路である。
ース10に固定され、またシール部材40はベロ
ーズで、軸16の移動にあわせて伸縮する。39
はラジエータ5をバイパスしてウオータポンプ4
の吸込側に連通されるバイパス通路である。
その他の構成は第1図と同一なので、同一構成
要素には同一符号を付してその説明は省略する。
要素には同一符号を付してその説明は省略する。
以上の構成による作用を説明する。
機関の高負荷時には、負圧室18に作用する吸
入負圧が比較的小さいので、ダイヤフラムスプリ
ング21の力によつてダイヤフラム17がストツ
パ25と当接し、こののダイヤフラム17と一体
に動く弁座31は第6図Aの状態にある。
入負圧が比較的小さいので、ダイヤフラムスプリ
ング21の力によつてダイヤフラム17がストツ
パ25と当接し、こののダイヤフラム17と一体
に動く弁座31は第6図Aの状態にある。
冷却水温度が低い時はワツクスケース10に固
定された弁体11はスプリング13に付勢されて
可動弁座31に着座しており、冷却水温度が上昇
すると、ワツクスケース10内のワツクスの膨脹
によりワツクスとピストン9との空間が埋まり、
ピストン9を上方に押し上げようとするが、ピス
トン9は当初からピストン座35に固定されてい
るため、ワツクスケース10が下方に押し下げら
れ、弁体11が可動弁座31を離れる。このため
今までラジエータ5への流れが阻止されていた冷
却水は、冷却水路6を通つてラジエータ5に送ら
れる。
定された弁体11はスプリング13に付勢されて
可動弁座31に着座しており、冷却水温度が上昇
すると、ワツクスケース10内のワツクスの膨脹
によりワツクスとピストン9との空間が埋まり、
ピストン9を上方に押し上げようとするが、ピス
トン9は当初からピストン座35に固定されてい
るため、ワツクスケース10が下方に押し下げら
れ、弁体11が可動弁座31を離れる。このため
今までラジエータ5への流れが阻止されていた冷
却水は、冷却水路6を通つてラジエータ5に送ら
れる。
機関の高負荷でも低回転域ではウオータポンプ
4の吐出圧もさほど高くないが、高回転域に移行
すると、吐出圧が高くなり、この吐出圧がベロフ
ラム32に作用して可動弁座31を押し上げる方
向に働く。しかしながら、弁座31と一体動する
ダイヤフラム17がストツパ25と当接している
ため、弁座31は同じ位置を保つ。つまり、高負
荷時には吐出圧が大きくなつても、ワツクス温度
が同じである限り、弁開度は変化しない(第6図
B)。
4の吐出圧もさほど高くないが、高回転域に移行
すると、吐出圧が高くなり、この吐出圧がベロフ
ラム32に作用して可動弁座31を押し上げる方
向に働く。しかしながら、弁座31と一体動する
ダイヤフラム17がストツパ25と当接している
ため、弁座31は同じ位置を保つ。つまり、高負
荷時には吐出圧が大きくなつても、ワツクス温度
が同じである限り、弁開度は変化しない(第6図
B)。
一方、低負荷低回転時には、吸入負圧が増大
し、スプリング21に抗してダイヤフラム17を
下方に押し下げる(サーモスタツト7の閉弁時に
は2つのスプリング21,13に抗して押し下げ
る)ため、可動弁座31も押し下げられ、第6図
Cの状態のように、ダイヤフラム17がハウジン
グ30aに設けたストツパ26と当接する。
し、スプリング21に抗してダイヤフラム17を
下方に押し下げる(サーモスタツト7の閉弁時に
は2つのスプリング21,13に抗して押し下げ
る)ため、可動弁座31も押し下げられ、第6図
Cの状態のように、ダイヤフラム17がハウジン
グ30aに設けたストツパ26と当接する。
この状態でも冷却水温度が低いとサーモスタツ
ト7は閉弁しているが、閉弁状態の弁体11はワ
ツクスケース10とともに、可動弁座31が押し
下がつた分だけ押し下げられており、この押し下
がつた分に応ずるスプリング13の付勢力が余分
に弁体11に作用する。また、ピストン座35は
ハウジング30aに固定されているために動か
ず、かつピストン9はピストン座35に固定され
ているためピストン9がピストン座35から離れ
ることができず、ワツクスケース10が上述のよ
うに下方に押し下げられると、ワツクスケース1
0内のワツクスとピストン9のあいだに空間が生
じる。このため、冷却水温度が上昇してサーモス
タツト7が開弁するには、上記ワツクスケース1
0内のワツクスとピストン9のあいだの空間がワ
ツクスの膨脹によつて埋まらなければならず、さ
らにその空間を埋めた後はスプリング13による
付勢力の増加分に打ち勝つ必要があり、これらが
サーモスタツト7の開弁温度を高めることにな
る。
ト7は閉弁しているが、閉弁状態の弁体11はワ
ツクスケース10とともに、可動弁座31が押し
下がつた分だけ押し下げられており、この押し下
がつた分に応ずるスプリング13の付勢力が余分
に弁体11に作用する。また、ピストン座35は
ハウジング30aに固定されているために動か
ず、かつピストン9はピストン座35に固定され
ているためピストン9がピストン座35から離れ
ることができず、ワツクスケース10が上述のよ
うに下方に押し下げられると、ワツクスケース1
0内のワツクスとピストン9のあいだに空間が生
じる。このため、冷却水温度が上昇してサーモス
タツト7が開弁するには、上記ワツクスケース1
0内のワツクスとピストン9のあいだの空間がワ
ツクスの膨脹によつて埋まらなければならず、さ
らにその空間を埋めた後はスプリング13による
付勢力の増加分に打ち勝つ必要があり、これらが
サーモスタツト7の開弁温度を高めることにな
る。
第6図Cでは、高められた開弁温度(たとえば
95℃)でワツクスケース10内のワツクスとピス
トン9のあいだの空間が埋められ、なおも冷却水
温度が上昇したために、これに応じて膨脹するワ
ツクスによりスプリング13に打ち勝つて開弁し
ている状態を示す。なお、第6図Cでは、ピスト
ン座35が他の図(第6図A,B,D)と比較し
て短くなつているようにも見えるが、そうではな
い。ピストン座35は紙面後方において、ハウジ
ング30aに固定されているのに対し、紙面前方
に位置するステー34がシール部材40を下方に
押し下げたために、そのシール部材40が後方に
位置するピストン座35を覆い隠しているに過ぎ
ない。
95℃)でワツクスケース10内のワツクスとピス
トン9のあいだの空間が埋められ、なおも冷却水
温度が上昇したために、これに応じて膨脹するワ
ツクスによりスプリング13に打ち勝つて開弁し
ている状態を示す。なお、第6図Cでは、ピスト
ン座35が他の図(第6図A,B,D)と比較し
て短くなつているようにも見えるが、そうではな
い。ピストン座35は紙面後方において、ハウジ
ング30aに固定されているのに対し、紙面前方
に位置するステー34がシール部材40を下方に
押し下げたために、そのシール部材40が後方に
位置するピストン座35を覆い隠しているに過ぎ
ない。
第6図Cで示す状態(低負荷低回転時)から高
回転域になると、ウオータポンプ4の吐出圧が高
まるので、ベロフラム32に下方より作用する力
が大きくなる。この力とスプリング21力との合
計が、負圧室18に導入される負圧によりダイヤ
フラム17を下方に押し下げる力を上回ると、ス
テー34、駆動軸16を介してダイヤフラム17
が上方に押し上げられるので、ステー34に固定
されている可動弁座31も押し上げられる(第6
図D)。これに対してワツクスケース10には、
ワツクスの膨脹力にてピストン9を介し下方に押
し下げる力が作用しているため、ワツクスケース
10は第6図Cと同じ位置を保つので、ワツクス
ケース10に固定されている弁体11もも動かな
い。つまり、ウオータポンプ4の吐出圧が高くな
ると、これに応じて弁座31のみを開弁方向に移
動させ、弁座31と接離する弁体11については
吐出圧の如何に拘わらずそのままの位置を保つよ
うに構成してあるのである。これにより、低負荷
高回転時には弁開度が増大し、ラジエータ5に流
れる流量が増大する。
回転域になると、ウオータポンプ4の吐出圧が高
まるので、ベロフラム32に下方より作用する力
が大きくなる。この力とスプリング21力との合
計が、負圧室18に導入される負圧によりダイヤ
フラム17を下方に押し下げる力を上回ると、ス
テー34、駆動軸16を介してダイヤフラム17
が上方に押し上げられるので、ステー34に固定
されている可動弁座31も押し上げられる(第6
図D)。これに対してワツクスケース10には、
ワツクスの膨脹力にてピストン9を介し下方に押
し下げる力が作用しているため、ワツクスケース
10は第6図Cと同じ位置を保つので、ワツクス
ケース10に固定されている弁体11もも動かな
い。つまり、ウオータポンプ4の吐出圧が高くな
ると、これに応じて弁座31のみを開弁方向に移
動させ、弁座31と接離する弁体11については
吐出圧の如何に拘わらずそのままの位置を保つよ
うに構成してあるのである。これにより、低負荷
高回転時には弁開度が増大し、ラジエータ5に流
れる流量が増大する。
なお、正確には、第6図Dでは弁体11の位置
が第6図Cと同一ではない。この第6図Dでは弁
開度が大きくなつて十分に冷却された結果、ピス
トン9の押出量が減つたところを示すもので、冷
却水温度は第6図Dのほうが低い状態にあるから
である。従つて、ベロフラム32に作用するウオ
ータポンプ4の吐出圧が増大すると、負圧室18
に大きな負圧が作用したとしても、この負圧に打
ち勝つて可動弁座31が押し上げられるように、
上述したダイヤフラム17、ベロフラム32の受
圧面積等を設定すれば、低負荷でも高回転域にな
ると、弁開度が増大してラジエータ5への流量が
増大し、冷却水温度が低めに制御できる。
が第6図Cと同一ではない。この第6図Dでは弁
開度が大きくなつて十分に冷却された結果、ピス
トン9の押出量が減つたところを示すもので、冷
却水温度は第6図Dのほうが低い状態にあるから
である。従つて、ベロフラム32に作用するウオ
ータポンプ4の吐出圧が増大すると、負圧室18
に大きな負圧が作用したとしても、この負圧に打
ち勝つて可動弁座31が押し上げられるように、
上述したダイヤフラム17、ベロフラム32の受
圧面積等を設定すれば、低負荷でも高回転域にな
ると、弁開度が増大してラジエータ5への流量が
増大し、冷却水温度が低めに制御できる。
以上のように、本考案によれば、低負荷高回転
域にウオータポンプの吐出圧が高くなると、この
吐出圧に応動するベロフラムが弁座を開弁方向に
移動させるのに対し、熱応動部材に取り付けた弁
体はそのままの位置を保たせることにより、弁開
度を増した分だけ冷却水温度が低めに設定される
ようにしたので、低負荷低中回転域で燃費や排気
浄化を図りつつ、低負荷高回転域で機関の耐熱性
を悪化させることがないという効果が得られる。
域にウオータポンプの吐出圧が高くなると、この
吐出圧に応動するベロフラムが弁座を開弁方向に
移動させるのに対し、熱応動部材に取り付けた弁
体はそのままの位置を保たせることにより、弁開
度を増した分だけ冷却水温度が低めに設定される
ようにしたので、低負荷低中回転域で燃費や排気
浄化を図りつつ、低負荷高回転域で機関の耐熱性
を悪化させることがないという効果が得られる。
第1図は従来装置の断面図、第2図及び第3図
は高負荷時、低負荷時での駆動軸位置をそれぞれ
示す要部拡大断面図、第4図はリフト特性図、第
5図は本考案の一実施例の断面図、第6図A〜第
6図Dは異なる機関状態での作動をそれぞれ示す
説明図である。 1……機関、4……ウオータポンプ、5……ラ
ジエータ、6……冷却水路、7………サーモスタ
ツト、8……熱応動部材、9……ピストン、11
……弁体、15……ダイヤフラム装置、16……
駆動軸、31……可動弁座、32……ベロフラ
ム、35……ピストン座。
は高負荷時、低負荷時での駆動軸位置をそれぞれ
示す要部拡大断面図、第4図はリフト特性図、第
5図は本考案の一実施例の断面図、第6図A〜第
6図Dは異なる機関状態での作動をそれぞれ示す
説明図である。 1……機関、4……ウオータポンプ、5……ラ
ジエータ、6……冷却水路、7………サーモスタ
ツト、8……熱応動部材、9……ピストン、11
……弁体、15……ダイヤフラム装置、16……
駆動軸、31……可動弁座、32……ベロフラ
ム、35……ピストン座。
Claims (1)
- 機関の冷却水路を形成したハウジング内で冷却
水温度に応じて開弁面積を増減することによりラ
ジエータに流れる冷却水の流量を制御するサーモ
スタツトの熱応動部材に、機関負荷に応動するダ
イヤフラム装置の駆動軸を対設し、サーモスタツ
トの開弁温度を低負荷時には高めに、高負荷時に
は低めに制御する冷却水温度制御装置において、
上記サーモスタツトの弁体が接離する弁座を上記
ハウジングに対して弁体と同一方向に移動自在に
設け、この弁座に上記駆動軸を連結するととも
に、ウオータポンプの吐出圧に応動するベロフラ
ムをこの弁座に連結し、他方上記熱応動部材のピ
ストンが当接するピストン座を上記ハウジングに
固定し、上記ウオータポンプの吐出圧の増加に応
じて上記開弁面積が拡大するようにしたことを特
徴とする内燃機関の冷却水温度制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3079483U JPS59137322U (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 内燃機関の冷却水温度制御装置 |
| US06/557,884 US4560104A (en) | 1982-12-06 | 1983-12-05 | Coolant temperature control system of internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3079483U JPS59137322U (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 内燃機関の冷却水温度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137322U JPS59137322U (ja) | 1984-09-13 |
| JPH0124344Y2 true JPH0124344Y2 (ja) | 1989-07-24 |
Family
ID=30161666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3079483U Granted JPS59137322U (ja) | 1982-12-06 | 1983-03-03 | 内燃機関の冷却水温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137322U (ja) |
-
1983
- 1983-03-03 JP JP3079483U patent/JPS59137322U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59137322U (ja) | 1984-09-13 |
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