JPH01249062A - 体外循環回路 - Google Patents
体外循環回路Info
- Publication number
- JPH01249062A JPH01249062A JP63077627A JP7762788A JPH01249062A JP H01249062 A JPH01249062 A JP H01249062A JP 63077627 A JP63077627 A JP 63077627A JP 7762788 A JP7762788 A JP 7762788A JP H01249062 A JPH01249062 A JP H01249062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- blood
- circuit
- processing agent
- sodium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
瘍
本発明は、悪性腫などの治療に用いられる体外WI環回
路に関する。
路に関する。
(従来の技術)
悪性腫瘍をはじめ自己免疫疾J!L%肝不全、DIC,
高脂血症などの難治性疾患の治療方法として「二重濾過
血漿分離交換法」(阿岸鉄三編集i医学書院、1984
年)が提案されている。
高脂血症などの難治性疾患の治療方法として「二重濾過
血漿分離交換法」(阿岸鉄三編集i医学書院、1984
年)が提案されている。
この方法では、患者から連続的に血液を抜きとり分離膜
を用いて血漿と血球とに分離し、得られた血漿からさら
に別の分離膜を用いて大分子量分画を除去した後(アル
ブミン分画などの血漿蛋白は残される)、血球成分とあ
わせて該患者に返血が行われる。血漿に含有される上記
大分子量分内は、例えば担癌患者の血液中に存在する種
々の特異的・非特異的免疫抑制物質であると考えられて
いる。このような大分子tht号画に属する免疫抑制物
質は、例えば、悪性腫瘍細胞表面が特異抗原となって生
成する抗体に、抗原、抗体、補体などの種々の物質が結
合して大きなマトリックスを形成した免疫複合体である
と考えられている。悪性腫瘍患者においては。
を用いて血漿と血球とに分離し、得られた血漿からさら
に別の分離膜を用いて大分子量分画を除去した後(アル
ブミン分画などの血漿蛋白は残される)、血球成分とあ
わせて該患者に返血が行われる。血漿に含有される上記
大分子量分内は、例えば担癌患者の血液中に存在する種
々の特異的・非特異的免疫抑制物質であると考えられて
いる。このような大分子tht号画に属する免疫抑制物
質は、例えば、悪性腫瘍細胞表面が特異抗原となって生
成する抗体に、抗原、抗体、補体などの種々の物質が結
合して大きなマトリックスを形成した免疫複合体である
と考えられている。悪性腫瘍患者においては。
このような免疫抑制物質が原因となって免疫能が低下し
、かつこれらの物質をはじめとする諸因子が複雑にから
みあう結果、腫瘍細胞が正常の状態の免疫監視機構から
逸脱して増殖・転移するとされている。そのため、上記
方法のように大分子量分会を選択的に除くことにより悪
性腫瘍などの改善が行われる。しかし、このような免疫
抑制物質を除去するという方法においては、積極的に悪
性腫瘍細胞を攻撃して壊死させるという効果は得られな
い。さらに、分離膜を用いて大分子量分画を除去す゛る
際に、生体にとって必要とされる血漿蛋白の一部も除去
されるおそれがある。
、かつこれらの物質をはじめとする諸因子が複雑にから
みあう結果、腫瘍細胞が正常の状態の免疫監視機構から
逸脱して増殖・転移するとされている。そのため、上記
方法のように大分子量分会を選択的に除くことにより悪
性腫瘍などの改善が行われる。しかし、このような免疫
抑制物質を除去するという方法においては、積極的に悪
性腫瘍細胞を攻撃して壊死させるという効果は得られな
い。さらに、分離膜を用いて大分子量分画を除去す゛る
際に、生体にとって必要とされる血漿蛋白の一部も除去
されるおそれがある。
血液を処理することによる悪性腫瘍の改善例としては、
この他、白木剛史による報文「高張食塩で処理した担癌
家兎血清の静脈投与Iこより得られた急性の腫瘍壊死」
(臨床免疫1986年6月号544〜547頁)が挙げ
られる。この報文■こよれば、担癌家兎から得られる血
清を濃厚塩化ナトリクム水溶液と混和した後、該塩化ナ
トリクム濃度を希釈もしくは透析により低下させた後、
再び処理面前を静脈注射により返血している。このよう
な処理により癌の縮小が確認されている。しかし、白木
の方法によれば、血液の採取、血清(もしくは血漿)の
分離、塩化ナトリクム水溶液による処理、静脈注射など
の各工程の間に汚染物質が混入するおそれがあり、これ
を無菌的に行うには非常に繁雑な操作を必要とする。
この他、白木剛史による報文「高張食塩で処理した担癌
家兎血清の静脈投与Iこより得られた急性の腫瘍壊死」
(臨床免疫1986年6月号544〜547頁)が挙げ
られる。この報文■こよれば、担癌家兎から得られる血
清を濃厚塩化ナトリクム水溶液と混和した後、該塩化ナ
トリクム濃度を希釈もしくは透析により低下させた後、
再び処理面前を静脈注射により返血している。このよう
な処理により癌の縮小が確認されている。しかし、白木
の方法によれば、血液の採取、血清(もしくは血漿)の
分離、塩化ナトリクム水溶液による処理、静脈注射など
の各工程の間に汚染物質が混入するおそれがあり、これ
を無菌的に行うには非常に繁雑な操作を必要とする。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は上記従来の欠点を解決するものであり、その目
的とするところは、効果的に悪性腫瘍などを治療しうる
システムを提供することにある。本発明の他の目的は、
生体からの体液、特に血液を処理することにより簡便か
つ安全に、また反応時間を流路の長さ等によって限定さ
れることなく、悪性腫瘍などを治療しうる上記システム
を提供することにある。
的とするところは、効果的に悪性腫瘍などを治療しうる
システムを提供することにある。本発明の他の目的は、
生体からの体液、特に血液を処理することにより簡便か
つ安全に、また反応時間を流路の長さ等によって限定さ
れることなく、悪性腫瘍などを治療しうる上記システム
を提供することにある。
(:a題を解決するための手段および作用)本発明の体
外循環回路は、 (a)生体から採取した111液を、血漿分離器に導入
して血漿成分の一部を分離し、伐りの血液成分を生体へ
戻すための血液循環流路と、(bl前記血漿分離器で分
離された血漿成分を、塩又は酸から成る処理剤が収納さ
れた処理剤収納容器に導入する血漿流路と、 (c)前記血漿成分と前記処理剤とが、その中で混和さ
れる前記容器と、 (d)前記容器内で処理された血漿を、生体内の環境1
ζ調整するための調整装置に導く流路と、 (e)前記調整装置と、 (f)前記調整装置で処理された血漿を生体へ戻すため
の流路、 とを備えてなる体外循環回路であり、この回路1こより
上記目的が達成される。
外循環回路は、 (a)生体から採取した111液を、血漿分離器に導入
して血漿成分の一部を分離し、伐りの血液成分を生体へ
戻すための血液循環流路と、(bl前記血漿分離器で分
離された血漿成分を、塩又は酸から成る処理剤が収納さ
れた処理剤収納容器に導入する血漿流路と、 (c)前記血漿成分と前記処理剤とが、その中で混和さ
れる前記容器と、 (d)前記容器内で処理された血漿を、生体内の環境1
ζ調整するための調整装置に導く流路と、 (e)前記調整装置と、 (f)前記調整装置で処理された血漿を生体へ戻すため
の流路、 とを備えてなる体外循環回路であり、この回路1こより
上記目的が達成される。
本発明体外循環回路の実例を第1図に示す。
回路に血液を流す前に予め、生理食塩水(α15MNa
C1)で、処理剤収納容器9を除く全回路をプクイミン
グしておく。動脈Aから採取された血液が、チ講−プ1
を経てポンプ2により、血漿分離器4に導入される。該
血漿分離器4により、血漿成分の一部が分離され、残り
の血液成分はチ具−グ5を経て静脈V、へ返血される。
C1)で、処理剤収納容器9を除く全回路をプクイミン
グしておく。動脈Aから採取された血液が、チ講−プ1
を経てポンプ2により、血漿分離器4に導入される。該
血漿分離器4により、血漿成分の一部が分離され、残り
の血液成分はチ具−グ5を経て静脈V、へ返血される。
この流路により血液循環流路が構成される。なお、該血
漿分離器4の入口側と、出口側の圧力は、それぞれ圧力
検知器3と6で検知される。
漿分離器4の入口側と、出口側の圧力は、それぞれ圧力
検知器3と6で検知される。
一方、崩M分離器4、で分離された血漿は、チネーグ7
をへてポンプ8により、塩又は酸から成る処理剤が予め
収納された処理剤収納容器9へ導入される。チューブ7
およびポンプ8により血漿流路が構成される。このとき
、該容器9の更に下流側との連結部10は閉じられてお
り、該容器へ一定量の血漿が送られると、動ff1Aか
らの血流は停止される。
をへてポンプ8により、塩又は酸から成る処理剤が予め
収納された処理剤収納容器9へ導入される。チューブ7
およびポンプ8により血漿流路が構成される。このとき
、該容器9の更に下流側との連結部10は閉じられてお
り、該容器へ一定量の血漿が送られると、動ff1Aか
らの血流は停止される。
該容器9内で血漿と該処理剤を、一定時間混和させるこ
と1こより処理した後、連結部10を開け、処理された
血漿をチェーグ11をへて、ポンプ12により調整装置
141こ流入さセル。
と1こより処理した後、連結部10を開け、処理された
血漿をチェーグ11をへて、ポンプ12により調整装置
141こ流入さセル。
該処理剤により処理された血漿の塩濃度やpHが、D調
整装[14によって生体内の環境に調整される。次に調
整された血漿は、チェープ15をへてポンプ17により
チ、−プ18をへて、静脈V、へ返血される。調整装置
14の入口圧と出口圧は、圧力検知器13.16によっ
て検知される。なお、このとき、チェーグ18をチュー
ブ5に接続させることにより、調整された血漿をチニー
プ5内の血液成分と合流させて、静脈v1から生体へ戻
してもよい。
整装[14によって生体内の環境に調整される。次に調
整された血漿は、チェープ15をへてポンプ17により
チ、−プ18をへて、静脈V、へ返血される。調整装置
14の入口圧と出口圧は、圧力検知器13.16によっ
て検知される。なお、このとき、チェーグ18をチュー
ブ5に接続させることにより、調整された血漿をチニー
プ5内の血液成分と合流させて、静脈v1から生体へ戻
してもよい。
容器9内に収納される塩又は酸から成る処理剤としては
、塩としては高張の無機塩溶液または有機塩溶液、酸と
しては、酸性溶液が使用されるのが好適である。使用さ
れる無機塩には、塩化ナトリウム、塩化カリタム、塩化
マグネシクム、硫酸マグネシクム、リン酸ナトリクム、
リン酸カリクム、リン酸アンモニウム、硫酸アンモニウ
ム、ホク酸ナトリクム、ホウ酸カリクムなどがある。有
機塩には、例えば、クエン酸ナトリクム、クエン酸カリ
クム、酢酸ナトリウム、酢酸カリタム、ビロリン酸ナト
リウム、ビロリン酸カリクム、フタル酸ナトリクム、7
クル酸カリウム、7マル酸ナトリクム、7マル酸カリワ
ム、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリタム、コハク酸ナト
リクム、コハク酸カリクム、ギ酸ナトリウム、ギ酸カリ
タム、乳酸ナトリウム、乳酸カリタムがある。さらに「
Goodの緩衝液」の成分として知られるq PIPE
S−ナトリウム、PI PE5−カリタム、 MOPS
−ナトリウム、MOPS−カリタム、HEPES−ナト
リウム、HEPES−カリクム、Tris−塩酸塩、グ
リシン−塩酸塩、Tricine塩酸塩、TAP S−
ナトリウム、 TAPS−カリタム、CAPS−ナトリ
ウム、 CAPS−カリタム、TES−ナトリウム、’
rES−カリクム、Bicine塩酸塩などがある。上
記無機塩および有機塩は、その対になる酸もしくは塩基
もしくはその塩の組み合わせによってpi(′4:a
O〜aOの範囲で緩衝作用をもたせるか、適当なl!衡
液を用いてpHをaO〜aOにすることが好ましい。こ
れらの無機塩もしくは有機塩は0.5M以上、好ましく
は1〜4M程度の水溶液(高張塩)とし、血漿1−あた
りα1〜100 mlの割合で用いられる。これらのう
ち、高張な塩化ナトリウム水溶液が特に適している。
、塩としては高張の無機塩溶液または有機塩溶液、酸と
しては、酸性溶液が使用されるのが好適である。使用さ
れる無機塩には、塩化ナトリウム、塩化カリタム、塩化
マグネシクム、硫酸マグネシクム、リン酸ナトリクム、
リン酸カリクム、リン酸アンモニウム、硫酸アンモニウ
ム、ホク酸ナトリクム、ホウ酸カリクムなどがある。有
機塩には、例えば、クエン酸ナトリクム、クエン酸カリ
クム、酢酸ナトリウム、酢酸カリタム、ビロリン酸ナト
リウム、ビロリン酸カリクム、フタル酸ナトリクム、7
クル酸カリウム、7マル酸ナトリクム、7マル酸カリワ
ム、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリタム、コハク酸ナト
リクム、コハク酸カリクム、ギ酸ナトリウム、ギ酸カリ
タム、乳酸ナトリウム、乳酸カリタムがある。さらに「
Goodの緩衝液」の成分として知られるq PIPE
S−ナトリウム、PI PE5−カリタム、 MOPS
−ナトリウム、MOPS−カリタム、HEPES−ナト
リウム、HEPES−カリクム、Tris−塩酸塩、グ
リシン−塩酸塩、Tricine塩酸塩、TAP S−
ナトリウム、 TAPS−カリタム、CAPS−ナトリ
ウム、 CAPS−カリタム、TES−ナトリウム、’
rES−カリクム、Bicine塩酸塩などがある。上
記無機塩および有機塩は、その対になる酸もしくは塩基
もしくはその塩の組み合わせによってpi(′4:a
O〜aOの範囲で緩衝作用をもたせるか、適当なl!衡
液を用いてpHをaO〜aOにすることが好ましい。こ
れらの無機塩もしくは有機塩は0.5M以上、好ましく
は1〜4M程度の水溶液(高張塩)とし、血漿1−あた
りα1〜100 mlの割合で用いられる。これらのう
ち、高張な塩化ナトリウム水溶液が特に適している。
酸性溶液としては、塩酸、リン酸、酢酸、クエン酸など
の通常の無機酸または有機酸水溶液が用いられ得、好ま
しくは各種酸性の緩衝液が用いられる。酸性の緩衝液と
してはグリシン−塩酸緩衝液、クエン酸緩衝液、酢酸緩
衝液、リン酸緩衝液、硼酸緩衝液、フタル酸カリクムー
塩酸緩衝液などがある。上記酸性水溶液のpHは血漿と
混合したときに、&0以下好ましくは15以下(通常、
10”モル以上)となるよう化調整される。
の通常の無機酸または有機酸水溶液が用いられ得、好ま
しくは各種酸性の緩衝液が用いられる。酸性の緩衝液と
してはグリシン−塩酸緩衝液、クエン酸緩衝液、酢酸緩
衝液、リン酸緩衝液、硼酸緩衝液、フタル酸カリクムー
塩酸緩衝液などがある。上記酸性水溶液のpHは血漿と
混合したときに、&0以下好ましくは15以下(通常、
10”モル以上)となるよう化調整される。
塩又は酸から成る処理剤による処理1ζより、なんらか
の理由によって、悪性櫨瘍番こたいして攻撃的に働(因
子が誘導されるものと考えられる。この因子が静脈を経
て生体に導入されることになる。
の理由によって、悪性櫨瘍番こたいして攻撃的に働(因
子が誘導されるものと考えられる。この因子が静脈を経
て生体に導入されることになる。
血漿と該処理剤との容積比は、特に限定されない。例え
ば、血漿100−に対して、処理液が3M塩化ナトリク
ム水溶液ならば、10−から200dが望ましい。さら
に低濃度の塩化ナトリウム水溶液を用いる場合は、これ
より多くの処理剤量が必要となる。
ば、血漿100−に対して、処理液が3M塩化ナトリク
ム水溶液ならば、10−から200dが望ましい。さら
に低濃度の塩化ナトリウム水溶液を用いる場合は、これ
より多くの処理剤量が必要となる。
血漿が処理剤収納容器9へ送られる流速は、特に限定さ
れないが、血#′If離器の目詰まりの起こらない程度
でなくてはならない。
れないが、血#′If離器の目詰まりの起こらない程度
でなくてはならない。
処理剤収納容器9は、市販の塩化ビニル製200 d
b> ラ400 ml (D m液/<7グ、500r
nebhら1000 meの輸液用バッグ又は100
meの輸血用チャンバーなどを使用するのが便利である
が、その種類は限定されない。
b> ラ400 ml (D m液/<7グ、500r
nebhら1000 meの輸液用バッグ又は100
meの輸血用チャンバーなどを使用するのが便利である
が、その種類は限定されない。
処理剤収納容器9内での血漿と該処理剤との処理時間は
10分以上であるのが望ましい。
10分以上であるのが望ましい。
血漿分離器4は多くの種類の市販品があるが、その種類
は限定されない。市販品の多くが中空糸型のものであり
、材質は酢酸セルロース、ポリビニルアルコール、ポリ
プロピレン、ポリエチレンと種々のものがあるが、いず
れも好適である。
は限定されない。市販品の多くが中空糸型のものであり
、材質は酢酸セルロース、ポリビニルアルコール、ポリ
プロピレン、ポリエチレンと種々のものがあるが、いず
れも好適である。
調整装置14は、該処理剤で処理された血漿を、生体内
の環境に調整する機能をもつものである。例えば脱塩や
中和を行う装置であり、前記の処理によって高塩濃度ま
たは低pHとなっている血漿を、もとの生体内の環境に
調整する機能を有する。脱塩装置としては、透析装置、
イオン交換器、ゲル濾過装置、限外濾過装置などが使用
され、中和装置としては、透析装置、イオン交換器など
が使用される。
の環境に調整する機能をもつものである。例えば脱塩や
中和を行う装置であり、前記の処理によって高塩濃度ま
たは低pHとなっている血漿を、もとの生体内の環境に
調整する機能を有する。脱塩装置としては、透析装置、
イオン交換器、ゲル濾過装置、限外濾過装置などが使用
され、中和装置としては、透析装置、イオン交換器など
が使用される。
例えば、透析器はとしては中空糸型の透析器などが適当
である。また、給圧下における透析法は、脱塩と脱水を
同時にできるので特に好適である。また、イオン交換f
#脂を用いて、例えば、NaC1を除去するには、 N
a”を除く陰イオン交換樹脂カラムおよびCI−を除く
陰イオン交換樹脂カラムが順次配置される。グル濾過装
置には、血漿成分よりも遅れて溶出される塩を回路外に
除去する送液路が設けられる。また、中空糸型の限外濾
過装置を使用し、中空糸の外側の圧力を陽圧にすれば、
中空糸内の塩などの低分子化合物が、水と共に中空糸外
に出て除かれ、一方、高分子化合物は除かれないので、
前記の処理をされた血漿の全容量を、脱水によって減ら
すことができると共に、有効な高分子化合物の濃度を高
めることができるので好適である。
である。また、給圧下における透析法は、脱塩と脱水を
同時にできるので特に好適である。また、イオン交換f
#脂を用いて、例えば、NaC1を除去するには、 N
a”を除く陰イオン交換樹脂カラムおよびCI−を除く
陰イオン交換樹脂カラムが順次配置される。グル濾過装
置には、血漿成分よりも遅れて溶出される塩を回路外に
除去する送液路が設けられる。また、中空糸型の限外濾
過装置を使用し、中空糸の外側の圧力を陽圧にすれば、
中空糸内の塩などの低分子化合物が、水と共に中空糸外
に出て除かれ、一方、高分子化合物は除かれないので、
前記の処理をされた血漿の全容量を、脱水によって減ら
すことができると共に、有効な高分子化合物の濃度を高
めることができるので好適である。
また、透析装置、イオン交換器、ゲル濾過装置などで脱
塩や中和された血漿を、更に、このような限外濾過装置
で処理すれば、脱水濃縮されるので、このような実施態
様も好適である。
塩や中和された血漿を、更に、このような限外濾過装置
で処理すれば、脱水濃縮されるので、このような実施態
様も好適である。
回路の適当な場所にポンプ、圧力検知器が設けられるが
、これらについては、市販品が多数あり、いずれも使用
可能であるが、例えば、ポンプとしては、ローラー型ボ
ング、圧力検知器としてはビロー式圧力検知器などが挙
げられる。
、これらについては、市販品が多数あり、いずれも使用
可能であるが、例えば、ポンプとしては、ローラー型ボ
ング、圧力検知器としてはビロー式圧力検知器などが挙
げられる。
この回路の他の実施態様として、処理剤収納容器9内に
導入された血漿と塩又は酸から成る処理剤との混合物を
、回路から取りはずしある期間保存することも可能であ
る。このとき回路は次のように使用される。回路を第2
図のようζこ使用し、該容器9へ一定量の血漿が送られ
、一定時間混和させることにより処理した後、該容器9
を分離し、低温で保存しておく。その後、使用するとき
は、回路を第3図のように使用し、チ講−プ11を取り
付け、ポンプ12によって調整装[14に流入させる。
導入された血漿と塩又は酸から成る処理剤との混合物を
、回路から取りはずしある期間保存することも可能であ
る。このとき回路は次のように使用される。回路を第2
図のようζこ使用し、該容器9へ一定量の血漿が送られ
、一定時間混和させることにより処理した後、該容器9
を分離し、低温で保存しておく。その後、使用するとき
は、回路を第3図のように使用し、チ講−プ11を取り
付け、ポンプ12によって調整装[14に流入させる。
調整処理された血漿は、ポンプ17によってチェープ1
8をへて、静aRvtに返血される。
8をへて、静aRvtに返血される。
(実施例)
実施例1
家兎10羽の背部皮下1こ腫瘍細胞Vx2を移植した。
移植20日後、このうち5羽の動脈Aに、あらかじめヘ
パリン含有生理食塩水で、処理剤収納容器9を除(全回
路をブライミングしてあった、第1図の本発明の回路を
接続した。動脈Aから出た血液に、ヘノ曵リン供給1a
19からへ/(リンを血液凝固阻止剤として供給した。
パリン含有生理食塩水で、処理剤収納容器9を除(全回
路をブライミングしてあった、第1図の本発明の回路を
接続した。動脈Aから出た血液に、ヘノ曵リン供給1a
19からへ/(リンを血液凝固阻止剤として供給した。
この血液を血漿分離器4(旭メディカル社製。商品名ニ
ゲクズマフ0−AP−03H0)に導入し、血漿成分を
1部分離し、残りの血液成分を、チューブ5をへて、プ
ロタミン供給器20からプロクミンを、前記へバリンの
中和のために添加した後、静脈vlに返血した。
ゲクズマフ0−AP−03H0)に導入し、血漿成分を
1部分離し、残りの血液成分を、チューブ5をへて、プ
ロタミン供給器20からプロクミンを、前記へバリンの
中和のために添加した後、静脈vlに返血した。
分離した血漿成分30m1を、z5iの流速で、3M塩
化ナトリクム水溶液30 meが収納された血液バッグ
9へ、12号間かけて流入させた。該血液バッグを良(
振った後、10分間静置した。その後、連結部10を開
けて、流速5゜0 me/usにて塩化ナトリクム処理
血漿を、中空糸型の透析カラムから成る調整装置(旭メ
ディカル社製。間品名:AM−03゜)14に送り、脱
塩させた。脱塩された血漿は、塩化ナトリクム濃度Ql
5Mとなり、チェーズ18をへて、プロタミン供給器
20からプロタミンが添加された後、静脈V、に注入さ
れた。施行に要した時間は約40分であった。処理をし
ないコントロール群として、残りの5羽を用意した。こ
のように本発明の回路を用いて血液の処理を行った結果
、施行後10日口のコントロール群の腫瘍径平均が20
−であったのに対し、処理群は15dであった。また、
生存率もコントロール群は移植後40日(施行後20日
)で40%であったが、処理群は80浸だった。
化ナトリクム水溶液30 meが収納された血液バッグ
9へ、12号間かけて流入させた。該血液バッグを良(
振った後、10分間静置した。その後、連結部10を開
けて、流速5゜0 me/usにて塩化ナトリクム処理
血漿を、中空糸型の透析カラムから成る調整装置(旭メ
ディカル社製。間品名:AM−03゜)14に送り、脱
塩させた。脱塩された血漿は、塩化ナトリクム濃度Ql
5Mとなり、チェーズ18をへて、プロタミン供給器
20からプロタミンが添加された後、静脈V、に注入さ
れた。施行に要した時間は約40分であった。処理をし
ないコントロール群として、残りの5羽を用意した。こ
のように本発明の回路を用いて血液の処理を行った結果
、施行後10日口のコントロール群の腫瘍径平均が20
−であったのに対し、処理群は15dであった。また、
生存率もコントロール群は移植後40日(施行後20日
)で40%であったが、処理群は80浸だった。
実施例2
家兎10羽の大腿部に腫瘍細胞Vx2を移植した。移植
20日後、このうち5羽に第2図に示すような本発明の
回路を接続した。回路は、あらかじめへ、4 リン含有
生理食塩水で、処理剤収納容器9を除く全回路をブライ
ミングしてあった。動脈Aから出た血液に、へ/4 リ
ン供給器19からヘパリンを血液凝固阻止剤として供給
した。この血液を血漿分離器4(旭メディカル社製0商
品名:プラズマフローAP −03Ho )に導入し、
血漿成分を一部分離し、代りの血液成分をチェープ5を
へて、プロタミン供給器20からプロタミンを添加した
後、静M Vlに返血したO
光分離した血漿成分30−を、2.5
ml物の流速で、3M塩化ナトリクム水溶ff30wn
/が収納さレタ血液バッグ9へ流入させた。血漿の流入
すれた血液バッグは、回路から分離し−20”Cにて3
日間保存した後、解凍した。同一個体に処理された血漿
を流入するように解凍後の血液バッグ9を、第3図のよ
うに回路に接続した。なお、接続に先だって、回路はあ
らかじめ生理食塩水でブライミングしてあった。次に、
血液バッグ9内の混合物を5.0 ml/unの流速で
、中空糸型の透析カラムから成る調整装置14(塩メデ
ィカル社製。局品名:AM−03,)に送り、脱塩させ
た。脱塩によって、塩化ナトリクム濃度0.15Mトな
った血漿をチェーグ18をへて、プロタミンを添加した
後静脈V、に注入した。施行10日後のコントロール群
5羽の大腿筋巾平均が4.0側であったのに対し処理群
は&2国だった。移植後平均生存期間はコントロール群
35日に対し、処理群は48日であった。
20日後、このうち5羽に第2図に示すような本発明の
回路を接続した。回路は、あらかじめへ、4 リン含有
生理食塩水で、処理剤収納容器9を除く全回路をブライ
ミングしてあった。動脈Aから出た血液に、へ/4 リ
ン供給器19からヘパリンを血液凝固阻止剤として供給
した。この血液を血漿分離器4(旭メディカル社製0商
品名:プラズマフローAP −03Ho )に導入し、
血漿成分を一部分離し、代りの血液成分をチェープ5を
へて、プロタミン供給器20からプロタミンを添加した
後、静M Vlに返血したO
光分離した血漿成分30−を、2.5
ml物の流速で、3M塩化ナトリクム水溶ff30wn
/が収納さレタ血液バッグ9へ流入させた。血漿の流入
すれた血液バッグは、回路から分離し−20”Cにて3
日間保存した後、解凍した。同一個体に処理された血漿
を流入するように解凍後の血液バッグ9を、第3図のよ
うに回路に接続した。なお、接続に先だって、回路はあ
らかじめ生理食塩水でブライミングしてあった。次に、
血液バッグ9内の混合物を5.0 ml/unの流速で
、中空糸型の透析カラムから成る調整装置14(塩メデ
ィカル社製。局品名:AM−03,)に送り、脱塩させ
た。脱塩によって、塩化ナトリクム濃度0.15Mトな
った血漿をチェーグ18をへて、プロタミンを添加した
後静脈V、に注入した。施行10日後のコントロール群
5羽の大腿筋巾平均が4.0側であったのに対し処理群
は&2国だった。移植後平均生存期間はコントロール群
35日に対し、処理群は48日であった。
(発明の効果)
このように、本発明の回路を用いて効果的に悪性腫瘍な
どの治療がなされる。患者の血液を処理し、返血すると
いうのが基本的な操作であるため患者の身体に外科手術
のような負担を与えず、処理中に血漿蛋白が失われるこ
とが殆ど無く、シかも外部の環境と遮断された回路であ
るためN菌などの混入がなく安全である。
どの治療がなされる。患者の血液を処理し、返血すると
いうのが基本的な操作であるため患者の身体に外科手術
のような負担を与えず、処理中に血漿蛋白が失われるこ
とが殆ど無く、シかも外部の環境と遮断された回路であ
るためN菌などの混入がなく安全である。
また、塩又は酸から成る処理剤の収納された容器を、該
処理剤と血漿成分との処理の処理容器として用いること
により、該処理の処理時間を流路の長さ等によって限定
されることなく、自由に変えられるので装置を小型化で
きる。
処理剤と血漿成分との処理の処理容器として用いること
により、該処理の処理時間を流路の長さ等によって限定
されることなく、自由に変えられるので装置を小型化で
きる。
また、容器を用いることにより、−旦回路を分離すると
ともできるため、施行時間を短縮し、処理された血漿を
適切なときに投与することが可能となり、さらに患者に
たいしての負担が軽減される。
ともできるため、施行時間を短縮し、処理された血漿を
適切なときに投与することが可能となり、さらに患者に
たいしての負担が軽減される。
以上のよう1こ、本回路を用いて、例えば、手術を行う
ことの難しい患者や抗癌剤投与の不適切な悪性辿傷患者
の治療が効果的になされ得る。
ことの難しい患者や抗癌剤投与の不適切な悪性辿傷患者
の治療が効果的になされ得る。
第1図、第2図、@3図は本発明の回路をクサイ等に適
用し、その血液を処理することにより悪性M瘍の治療を
行う説明図である。なお、第2図と第3図は、分離して
施行する際の図である。 A 動脈 11 チューブ v1.VL静IF 12ホンフl チュー
ブ 13 圧力検知器2 ポンプ 14
調整装置 3 圧力検知器 15 チューブ 4 血漿分離器 16 圧力検知器5 チューブ
17 ポンプ 6 圧力検知器 18 チューブ 7 チ、−プ 19 ヘノ鬼リン供給器8 ポン
プ 20 プロクミン供給器9 処理剤収納容
器 10 連結部 以 上
用し、その血液を処理することにより悪性M瘍の治療を
行う説明図である。なお、第2図と第3図は、分離して
施行する際の図である。 A 動脈 11 チューブ v1.VL静IF 12ホンフl チュー
ブ 13 圧力検知器2 ポンプ 14
調整装置 3 圧力検知器 15 チューブ 4 血漿分離器 16 圧力検知器5 チューブ
17 ポンプ 6 圧力検知器 18 チューブ 7 チ、−プ 19 ヘノ鬼リン供給器8 ポン
プ 20 プロクミン供給器9 処理剤収納容
器 10 連結部 以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(a)生体から採取した血液を、血漿分離器に導入
して血漿成分の一部を分離し、残りの血液成分を生体へ
戻すための血液循環流路と、 (b)前記血漿分離器で分離された血漿成分を、塩又は
酸から成る処理剤が収納された処理剤収納容器に導入す
る血漿流路と、 (c)前記血漿成分と前記処理剤とが、その中で混和さ
れる前記容器と、 (d)前記容器内で処理された血漿を、生体内の環境に
調整するための調整装置に導く流路と、 (e)前記調整装置と、 (f)前記調整装置で処理された血漿を生体へ戻すため
の流路、 とを備えてなる体外循環回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63077627A JPH01249062A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 体外循環回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63077627A JPH01249062A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 体外循環回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01249062A true JPH01249062A (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=13639143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63077627A Pending JPH01249062A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 体外循環回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01249062A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5217618A (en) * | 1991-08-26 | 1993-06-08 | Terumo Kabushiki Kaisha | Plasma purification treatment |
| JP2003519551A (ja) * | 2000-01-11 | 2003-06-24 | ネフロス・インコーポレーテッド | イオン促進型透析/濾過透析システム |
| JP2008510511A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-04-10 | ケイケイジェイ インコーポレイテッド | 交換液を生成する2段階血液濾過 |
| JP2015177849A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | テルモ株式会社 | 赤血球瀉血用希釈剤、赤血球瀉血用希釈剤充填済容器およびそれを備えた赤血球瀉血用具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6164259A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-02 | テルモ株式会社 | 血漿蛋白質分画分離剤および装置 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63077627A patent/JPH01249062A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6164259A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-02 | テルモ株式会社 | 血漿蛋白質分画分離剤および装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5217618A (en) * | 1991-08-26 | 1993-06-08 | Terumo Kabushiki Kaisha | Plasma purification treatment |
| JP2003519551A (ja) * | 2000-01-11 | 2003-06-24 | ネフロス・インコーポレーテッド | イオン促進型透析/濾過透析システム |
| JP2008510511A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-04-10 | ケイケイジェイ インコーポレイテッド | 交換液を生成する2段階血液濾過 |
| JP2015177849A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | テルモ株式会社 | 赤血球瀉血用希釈剤、赤血球瀉血用希釈剤充填済容器およびそれを備えた赤血球瀉血用具 |
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