JPH01252245A - 乳化油性食品の安定化剤 - Google Patents
乳化油性食品の安定化剤Info
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- JPH01252245A JPH01252245A JP63080318A JP8031888A JPH01252245A JP H01252245 A JPH01252245 A JP H01252245A JP 63080318 A JP63080318 A JP 63080318A JP 8031888 A JP8031888 A JP 8031888A JP H01252245 A JPH01252245 A JP H01252245A
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- product
- partial decomposition
- stabilizer according
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- Edible Oils And Fats (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、マーガリン、ショートニング、ドレッシン
グ等の乳化油性食品の安定化剤に関する。
グ等の乳化油性食品の安定化剤に関する。
(ロ)従来の技術
従来、乳化油性食品としては、たとえばマーガリン、シ
ョートニングなどの油中水型乳化油性食品、あるいはド
レッシング類などの水中油型乳化油性食品が知られてい
る。
ョートニングなどの油中水型乳化油性食品、あるいはド
レッシング類などの水中油型乳化油性食品が知られてい
る。
これらの各種乳化油性食品には、その油相と水相の組織
の緻密化や、より安定な乳化状態等の目的で乳化安定剤
が添加使用されている。
の緻密化や、より安定な乳化状態等の目的で乳化安定剤
が添加使用されている。
このような乳化安定剤としては、添加対象が食品である
が由に、安全なものが望まれ、この観点から、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル
等のいわゆる多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性
剤やレシチン等が汎用されている(例えば、特公昭51
−17150号公報、特公昭57−58898号公報、
特公昭58−31176号公報、特開昭58−1982
43号公報、特開昭59−42842号公報、特開昭5
9−130526号公報参照)。
が由に、安全なものが望まれ、この観点から、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル
等のいわゆる多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性
剤やレシチン等が汎用されている(例えば、特公昭51
−17150号公報、特公昭57−58898号公報、
特公昭58−31176号公報、特開昭58−1982
43号公報、特開昭59−42842号公報、特開昭5
9−130526号公報参照)。
また、特開昭48−10271号公報には、小麦グルテ
ンを弱酸性の水溶液に分散させ、熱変性を起こさない条
件下で加熱し、pHを一気に6.5〜7に中和させて得
たグルテン分散液を乳化、増粘剤として使用するドレッ
シング様調味料の製造法が開示されている。
ンを弱酸性の水溶液に分散させ、熱変性を起こさない条
件下で加熱し、pHを一気に6.5〜7に中和させて得
たグルテン分散液を乳化、増粘剤として使用するドレッ
シング様調味料の製造法が開示されている。
一方、特開昭56−8665号公報及び特開昭57−7
9849号公報には酸又は酵素による蛋白質の部分分解
物が界面活性能を有することが記載されている。
9849号公報には酸又は酵素による蛋白質の部分分解
物が界面活性能を有することが記載されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、前述の多価アルコール脂肪酸エステル等
の界面活性剤は、食品添加物として認められているもの
の、それ自体化学合成品であるため、毒性の点で不安が
残るものである。さらにこれらの界面活性剤は、コスト
及び品質改良効果の点て、必ずしも満足できるものでは
なかった。
の界面活性剤は、食品添加物として認められているもの
の、それ自体化学合成品であるため、毒性の点で不安が
残るものである。さらにこれらの界面活性剤は、コスト
及び品質改良効果の点て、必ずしも満足できるものでは
なかった。
また、前述のグルテン分散液や蛋白質の部分分解物は、
食品用添加剤としては安全性の点で理想的なものである
が、いずれも乳化安定化効果の点で充分満足できるもの
ではなかった。
食品用添加剤としては安全性の点で理想的なものである
が、いずれも乳化安定化効果の点で充分満足できるもの
ではなかった。
この発明は、かかる状況下なされたものであり、ことに
従来汎用されている多価アルコール脂肪酸エステル等の
界面活性剤に代替できる安全かつ安価でしかも乳化安定
効果が優れた乳化油性食品用添加剤を提供しようとする
ものである。
従来汎用されている多価アルコール脂肪酸エステル等の
界面活性剤に代替できる安全かつ安価でしかも乳化安定
効果が優れた乳化油性食品用添加剤を提供しようとする
ものである。
(ニ)課題を解決するための手段
上記観点から、本発明者らは、穀物蛋白質部分分解物の
部分分解手法について種々研究、検討を行った結果、ア
ルカリ分解処理を必須とし、これに酸、酵素、酸化剤又
は還元剤による分解処理を組合わせた逐次的多段分解処
理によって得られる特定の蛋白質部分分解物が、(1)
通常の蛋白質部分分解物とはその性状等が全く異なる新
規物質であると共に、(II)単なるアルカリ分解物、
酵素分解物、酸化分解物等に比して優れた乳化油性食品
の乳化安定化効果を奏する事実を見出した。
部分分解手法について種々研究、検討を行った結果、ア
ルカリ分解処理を必須とし、これに酸、酵素、酸化剤又
は還元剤による分解処理を組合わせた逐次的多段分解処
理によって得られる特定の蛋白質部分分解物が、(1)
通常の蛋白質部分分解物とはその性状等が全く異なる新
規物質であると共に、(II)単なるアルカリ分解物、
酵素分解物、酸化分解物等に比して優れた乳化油性食品
の乳化安定化効果を奏する事実を見出した。
かくしてこの発明によれば、穀物蛋白質の部分分解物で
あって、以下の物性、 (a)重量平均分子量(ゲル濾過法による)が500〜
90000の範囲にある、 (b)紫外吸収λmaxが、260−280nm付近で
、かつ赤外吸収が1400.1630及び3400c+
n−’付近である、(c)等電点が、3.9〜5.0の
範囲にある、(d)pH緩衝性(本品の5重量%水溶液
100zQのp)(を6から2まで低下させるのに1N
−塩酸を2〜25xQ必要とする)を有する、 (e)水に可溶であり、メタノール、エタノール、アセ
トン、エーテルに不溶である、 (f)外観は淡黄色ないし赤茶色の粉末である、(g)
キサントプロテイン反応、ニンヒドリン反応によって呈
色する、 (h)強い表面張力低下能(本品を25℃の純水に01
重量%添加することによって、純水の表面張力を50d
yne/cm以下(デュヌイの表面張力計て計測)に低
下させる)を有する。
あって、以下の物性、 (a)重量平均分子量(ゲル濾過法による)が500〜
90000の範囲にある、 (b)紫外吸収λmaxが、260−280nm付近で
、かつ赤外吸収が1400.1630及び3400c+
n−’付近である、(c)等電点が、3.9〜5.0の
範囲にある、(d)pH緩衝性(本品の5重量%水溶液
100zQのp)(を6から2まで低下させるのに1N
−塩酸を2〜25xQ必要とする)を有する、 (e)水に可溶であり、メタノール、エタノール、アセ
トン、エーテルに不溶である、 (f)外観は淡黄色ないし赤茶色の粉末である、(g)
キサントプロテイン反応、ニンヒドリン反応によって呈
色する、 (h)強い表面張力低下能(本品を25℃の純水に01
重量%添加することによって、純水の表面張力を50d
yne/cm以下(デュヌイの表面張力計て計測)に低
下させる)を有する。
(1)強い乳化能(本品19の添加使用により少なくと
も、大豆油を30重量%含有する水−大豆油混合物10
09を完全乳化(均一な乳化状態を少なくとも10分、
好ましくは1時間以上維持することを意味する)しうる
)を有する、 で特性づけられる物質からなる乳化油性食品の安定化剤
が提供される。
も、大豆油を30重量%含有する水−大豆油混合物10
09を完全乳化(均一な乳化状態を少なくとも10分、
好ましくは1時間以上維持することを意味する)しうる
)を有する、 で特性づけられる物質からなる乳化油性食品の安定化剤
が提供される。
上記で特定される蛋白質部分分解物は、それ自体本願出
願前に文献未記載の新規物質であり、とくに上記表面張
力低下能(h)及び乳化能(i)の点で従来の穀物蛋白
質部分分解物とは区別されるものである。
願前に文献未記載の新規物質であり、とくに上記表面張
力低下能(h)及び乳化能(i)の点で従来の穀物蛋白
質部分分解物とは区別されるものである。
この発明の安定化剤は乳化油性食品の製造時に添加して
用いられ、必要量の添加により各種の乳化安定化効果を
発揮するものである。例えば、マーガリン、ショートニ
ング等の固型状の乳化油性食品においては、その油相と
水相の組織を緻密化させると共に、溶解時に生じうる分
相を抑制する等の効果を発現する。また、ドレッシング
類等の流動もしくは半流動状の乳化油性食品においては
、安定な乳化状態をより長時間保持させるという効果を
発現する。さらに、この発明の安定化剤は、乳化油性食
品製造時に生じうる油相と水相の分離及びそれに基づく
種々の弊害を抑制するよう作用する。
用いられ、必要量の添加により各種の乳化安定化効果を
発揮するものである。例えば、マーガリン、ショートニ
ング等の固型状の乳化油性食品においては、その油相と
水相の組織を緻密化させると共に、溶解時に生じうる分
相を抑制する等の効果を発現する。また、ドレッシング
類等の流動もしくは半流動状の乳化油性食品においては
、安定な乳化状態をより長時間保持させるという効果を
発現する。さらに、この発明の安定化剤は、乳化油性食
品製造時に生じうる油相と水相の分離及びそれに基づく
種々の弊害を抑制するよう作用する。
そして、乳化安定化に基づくこのような各種の効果は、
いずれも、従来の汎用界面活性剤や通常の穀物蛋白質部
分分解物に比して優れたものである。
いずれも、従来の汎用界面活性剤や通常の穀物蛋白質部
分分解物に比して優れたものである。
この発明の対象となる乳化油性食品としては、前記した
マーガリン、ショートニング、ドレッシング類等が代表
的であるが、これ以外にも少なくとも油相と水相とが乳
化状態で保持されるべき種々の油性食品が挙げられる。
マーガリン、ショートニング、ドレッシング類等が代表
的であるが、これ以外にも少なくとも油相と水相とが乳
化状態で保持されるべき種々の油性食品が挙げられる。
この発明で穀物蛋白質とは、穀物に含有される蛋白質
を意味し、ここで穀物としては、麦類(例えば、小麦)
、トウモロコシ類、豆類(例えば、大豆)などが挙げら
れる。かかる穀物に含まれる蛋白質のうち、例えば小麦
蛋白質は、グルテニンとクリアジンを主成分として含み
、通常小麦グルテンと称せられる。
を意味し、ここで穀物としては、麦類(例えば、小麦)
、トウモロコシ類、豆類(例えば、大豆)などが挙げら
れる。かかる穀物に含まれる蛋白質のうち、例えば小麦
蛋白質は、グルテニンとクリアジンを主成分として含み
、通常小麦グルテンと称せられる。
また、トウモロコン蛋白質は、ゼインを主成分として含
み、通常トウモロコツグルテンと称せられる。これらは
いずれも公知の物質であり、穀物から常法によって分離
や抽出して得ることができる。
み、通常トウモロコツグルテンと称せられる。これらは
いずれも公知の物質であり、穀物から常法によって分離
や抽出して得ることができる。
例えば、小麦蛋白質(小麦グルテン)を得る場合、小麦
粉に少量の水を加えて固く練り、次いでこれを多量の水
中で練ると澱粉は水中に懸濁し、グルテン含有分は粘着
性のかたまりとなって残る。この操作を、水を替えて数
回行うと灰褐色、粘稠な塊状物となって得ることができ
る。この発明の部分分解物の調製のためには、このよう
な塊状物をそのまま使用することができるが、その乾燥
品を用いてもよく、さらに精製したものや部分変性品等
を用いてもよい。例えば、小麦グルテンは、乾燥品が市
販されており容易に入手することができる。その他市販
のトウモロコシグルテンや大豆蛋白質を簡便に使用する
ことができる。
粉に少量の水を加えて固く練り、次いでこれを多量の水
中で練ると澱粉は水中に懸濁し、グルテン含有分は粘着
性のかたまりとなって残る。この操作を、水を替えて数
回行うと灰褐色、粘稠な塊状物となって得ることができ
る。この発明の部分分解物の調製のためには、このよう
な塊状物をそのまま使用することができるが、その乾燥
品を用いてもよく、さらに精製したものや部分変性品等
を用いてもよい。例えば、小麦グルテンは、乾燥品が市
販されており容易に入手することができる。その他市販
のトウモロコシグルテンや大豆蛋白質を簡便に使用する
ことができる。
なお、かかる蛋白質は、粗製品を用いても精製品を用い
てもよいが、蛋白質を70%以上含有するものを用いる
のが好ましい。
てもよいが、蛋白質を70%以上含有するものを用いる
のが好ましい。
この発明の部分分解物は、穀物蛋白質を、アルカリによ
る加水分解処理と、酸、酵素、酸化剤又は還元剤を用い
た分解処理とを組合わせた多段分解処理に付すことによ
り得られる。即ち、アルカリ分解処理とこれ以外の分解
処理とを組合わせることにより得られる。
る加水分解処理と、酸、酵素、酸化剤又は還元剤を用い
た分解処理とを組合わせた多段分解処理に付すことによ
り得られる。即ち、アルカリ分解処理とこれ以外の分解
処理とを組合わせることにより得られる。
上記アルカリによる加水分解処理は、希アルカリ水溶液
中で加熱することにより行うのが適している。通常、加
水分解対象物の水溶液又は水分散液を、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ剤の存在下、約60〜1
80℃下、約10〜600分撹拌して行うのが適してい
る。ここで加水分解対象物の水溶液又は水分散液として
は2〜40重量%のものを用いるのが好ましく、また使
用するアルカリ剤の量は、加水分解対象物20gに対し
0.1〜69とするのが好ましい。
中で加熱することにより行うのが適している。通常、加
水分解対象物の水溶液又は水分散液を、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ剤の存在下、約60〜1
80℃下、約10〜600分撹拌して行うのが適してい
る。ここで加水分解対象物の水溶液又は水分散液として
は2〜40重量%のものを用いるのが好ましく、また使
用するアルカリ剤の量は、加水分解対象物20gに対し
0.1〜69とするのが好ましい。
一方、上記アルカリによる加水分解処理に組合わせる他
の分解処理のうち、酸による分解処理は、希酸水溶液の
中で加熱して行うのが適している。
の分解処理のうち、酸による分解処理は、希酸水溶液の
中で加熱して行うのが適している。
通常、分解対象物の水溶液や水分散液を、塩酸、硫酸等
の無機酸や酢酸等の有機酸の存在下約60〜120℃下
、約10〜600分撹拌して行うのが適している。ここ
での量的条件は前述したアルカリ加水分解の際の条件と
同一とするのが好ましい。
の無機酸や酢酸等の有機酸の存在下約60〜120℃下
、約10〜600分撹拌して行うのが適している。ここ
での量的条件は前述したアルカリ加水分解の際の条件と
同一とするのが好ましい。
同じく、酵素(こよる分解処理は、プロテアーゼ活性を
有する酵素の希求溶液中で行うのが適しており、通常、
分解対象物の水溶液や水分散液に、ペプシン、アルカリ
プロテアーゼ、パパイン等の酵素を少量存在させた状態
でこの酵素の至適pH条件下で約10〜60℃下、約6
0〜600分行われる。
有する酵素の希求溶液中で行うのが適しており、通常、
分解対象物の水溶液や水分散液に、ペプシン、アルカリ
プロテアーゼ、パパイン等の酵素を少量存在させた状態
でこの酵素の至適pH条件下で約10〜60℃下、約6
0〜600分行われる。
ここで量的条件は分解対象物209に対し酵素使用量を
0.02〜昨とする以外上記と同様とするのが好ましい
。
0.02〜昨とする以外上記と同様とするのが好ましい
。
同じく還元剤は又は酸化剤による分解処理は、還元剤又
は酸化剤の希求溶液中で行うのが適しており、通常、分
解対象物の水溶液や水分散液に、亜硫酸塩、チオール系
化合物、エリソルビン酸、ヒドラジン等の還元剤又は過
酸化水素、次亜塩素酸塩等の酸化剤を少量存在させた状
態で、約10〜100℃下で、10〜600分行われる
。この際の量的条件は、分解対象物20gに対する還元
剤又は酸化剤の使用量を0.1〜59とする以外上記と
同様とするのが好ましい。
は酸化剤の希求溶液中で行うのが適しており、通常、分
解対象物の水溶液や水分散液に、亜硫酸塩、チオール系
化合物、エリソルビン酸、ヒドラジン等の還元剤又は過
酸化水素、次亜塩素酸塩等の酸化剤を少量存在させた状
態で、約10〜100℃下で、10〜600分行われる
。この際の量的条件は、分解対象物20gに対する還元
剤又は酸化剤の使用量を0.1〜59とする以外上記と
同様とするのが好ましい。
上記多段分解処理の順序はとくに限定されない。
即ち、小麦グルテン等の原料を最初にアルカリ加水分解
処理(A)に付した後、上述した酸、酵素、還元剤及び
酸化剤を用いた分解処理(B)(アルカリ以外の分解処
理)のいずれか又はその二種以上の処理に付してもよく
、またこの逆の順で分解処理を行ってもよい。また、先
にアルカリ以外の分解処理(B)に付した後、アルカリ
加水分解処理(A)に付し、再びアルカリ以外の分解処
理(B)に付すことにより得ることも可能である。
処理(A)に付した後、上述した酸、酵素、還元剤及び
酸化剤を用いた分解処理(B)(アルカリ以外の分解処
理)のいずれか又はその二種以上の処理に付してもよく
、またこの逆の順で分解処理を行ってもよい。また、先
にアルカリ以外の分解処理(B)に付した後、アルカリ
加水分解処理(A)に付し、再びアルカリ以外の分解処
理(B)に付すことにより得ることも可能である。
また、これらの各処理間では、適宜、中和処理がなされ
てもよい。
てもよい。
この発明において、より優れた効果は、重量平均分子量
が500〜gooooの範囲で認められる。これらの分
子量は、前記した部分分解処理の条件を調節することに
より適宜制御することができる。
が500〜gooooの範囲で認められる。これらの分
子量は、前記した部分分解処理の条件を調節することに
より適宜制御することができる。
なお、これらの分子量は、標準物質として1600゜6
500、16000.65000.88,000の分子
量を有するポリスチレンスルホン酸ソーダを用い、ファ
ルマシア社製のセファデックスG−75又はG−100
を担体として用いてゲル濾過法によって測定した値であ
る。
500、16000.65000.88,000の分子
量を有するポリスチレンスルホン酸ソーダを用い、ファ
ルマシア社製のセファデックスG−75又はG−100
を担体として用いてゲル濾過法によって測定した値であ
る。
このようにして得られる蛋白質部分分解物は分解後の水
溶液の形態でそのまま乳化油性食品の安定化剤として使
用できるが、乾燥後に粉末としても用いることもできる
。また、例えば限外濾過等による脱塩処理あるいは脱色
処理などによる精製品も良好に使用できる。
溶液の形態でそのまま乳化油性食品の安定化剤として使
用できるが、乾燥後に粉末としても用いることもできる
。また、例えば限外濾過等による脱塩処理あるいは脱色
処理などによる精製品も良好に使用できる。
この発明の安定化剤は、各原料をそのままあるいは加熱
下で混合して乳化油性食品を製造する際に添加して用い
るのが適している。この際の添加量は、乳化安定化効果
や分散相緻密化効果の点で、乳化油性食品の全体量に対
して0.01〜5重量%とするのが適しており、0.0
3〜2重量%とするのが好ましい。ここで添加量が0.
01重量%未満では、上記効果が不充分で適さず、5重
量%を越えると添加量の上昇に見合う効果が得られず、
経済性の点で適さない。
下で混合して乳化油性食品を製造する際に添加して用い
るのが適している。この際の添加量は、乳化安定化効果
や分散相緻密化効果の点で、乳化油性食品の全体量に対
して0.01〜5重量%とするのが適しており、0.0
3〜2重量%とするのが好ましい。ここで添加量が0.
01重量%未満では、上記効果が不充分で適さず、5重
量%を越えると添加量の上昇に見合う効果が得られず、
経済性の点で適さない。
なお、この発明の安定化剤中には、上記蛋白質部分分解
物以外に他の品質改良成分が含まれていてもよい。特に
ショ糖脂肪酸エステルやグリセリン脂肪酸エステルのよ
うな多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性剤と併用
するのが一つの好ましい態様である。この際蛋白質部分
分解物と界面活性剤との配合比を1.6〜61(重量比
)(好ましくはl:4〜4・1)とすると、相乗的な安
定化効果が得られるので、より好ましい。
物以外に他の品質改良成分が含まれていてもよい。特に
ショ糖脂肪酸エステルやグリセリン脂肪酸エステルのよ
うな多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性剤と併用
するのが一つの好ましい態様である。この際蛋白質部分
分解物と界面活性剤との配合比を1.6〜61(重量比
)(好ましくはl:4〜4・1)とすると、相乗的な安
定化効果が得られるので、より好ましい。
またエタノール、プロピオン酸、乳酸、ソルビン酸、デ
ヒドロ酢酸、食塩などの通常使用される防腐剤が併用さ
れていてもさしつかえはなく、これも一つの好ましい使
用態様である。
ヒドロ酢酸、食塩などの通常使用される防腐剤が併用さ
れていてもさしつかえはなく、これも一つの好ましい使
用態様である。
(ホ)実施例
この発明を実施例及び試験例によって詳細に説明する。
実施例1〜10(小麦グルテンの酸による部分分解と次
いで実施したアルカリによる部分分解による分解物の調
製) 塩化水素換算で0.59. Ig、 2@及び49に相
当する塩酸水溶液1009の入ったフラスコにそれぞれ
和光純薬工業(株)製の小麦グルテン(試薬品)209
を加え、80℃及び100℃にて60分間加熱撹拌した
。
いで実施したアルカリによる部分分解による分解物の調
製) 塩化水素換算で0.59. Ig、 2@及び49に相
当する塩酸水溶液1009の入ったフラスコにそれぞれ
和光純薬工業(株)製の小麦グルテン(試薬品)209
を加え、80℃及び100℃にて60分間加熱撹拌した
。
その後、苛性ソーダで中和し純水で総量2009にして
、小麦グルテンの酸による部分分解物の10%水溶液を
調製し、その各1009をフラスコもしくはオートクレ
ーブ10個に入れ、これらに苛性ソーダ又は炭酸ナトリ
ウム0.5〜2この範囲内の量を各別に加え、80℃−
150℃にて30分〜360分間加熱撹拌した。その後
、塩酸にて中和し純水で総量2009にしてこの発明の
部分分解物である発明品No、I〜10を得た。
、小麦グルテンの酸による部分分解物の10%水溶液を
調製し、その各1009をフラスコもしくはオートクレ
ーブ10個に入れ、これらに苛性ソーダ又は炭酸ナトリ
ウム0.5〜2この範囲内の量を各別に加え、80℃−
150℃にて30分〜360分間加熱撹拌した。その後
、塩酸にて中和し純水で総量2009にしてこの発明の
部分分解物である発明品No、I〜10を得た。
表−1に分解条件と分解物の平均分子量を示す。
(以下余白)
なお、発明品NO1■を等電点沈澱又は透析により脱塩
したものは、はとんど無味無臭であった。
したものは、はとんど無味無臭であった。
実施例11〜14(とうもろこしグルテン及び大豆蛋白
の酸による部分分解と次いで実施したアルカリによる部
分分解による分解物の調製)日本食品化工(株)製とう
もろこしグルテンを原料とし実施例6及びlと同じ条件
で酸及びアルカリを用いて順次、部分分解を実施して発
明品No。
の酸による部分分解と次いで実施したアルカリによる部
分分解による分解物の調製)日本食品化工(株)製とう
もろこしグルテンを原料とし実施例6及びlと同じ条件
で酸及びアルカリを用いて順次、部分分解を実施して発
明品No。
11.12を得た。平均分子量はそれぞれ11800と
27100であった。
27100であった。
また、市販の湯葉をアセトンで脱脂して得た大豆蛋白を
原料とし、実施例6及びlと同様の条件で酸及びアルカ
リを用いて順次部分分解を行い発明品No、13.14
を得几。
原料とし、実施例6及びlと同様の条件で酸及びアルカ
リを用いて順次部分分解を行い発明品No、13.14
を得几。
平均分子量はそれぞれ1.2000と29000であっ
た。
た。
実施例15.16(小麦クルテンのアルカリによる部分
分解と次いて実施した酸による部分分解による分解物の
調製) 苛性ソーダ29又は4gを溶解した水溶液1009に実
施例1〜10で用いた小麦グルテン209を加えて10
0℃にて60分間加熱撹拌後、塩酸にて中和し、純水で
総量200gにして小麦グルテンのアルカリによる部分
分解物の10%水溶液を調製し、その1009に塩化水
素換算で0.59及び1gに相当する塩酸を各別に加え
、100℃にて60分間加熱撹拌した。その後苛性ソー
ダで中和し、純水で総量200gにして発明品No、1
5.16を得た。表−2に分解条件と分解物の平均分子
量を示す。
分解と次いて実施した酸による部分分解による分解物の
調製) 苛性ソーダ29又は4gを溶解した水溶液1009に実
施例1〜10で用いた小麦グルテン209を加えて10
0℃にて60分間加熱撹拌後、塩酸にて中和し、純水で
総量200gにして小麦グルテンのアルカリによる部分
分解物の10%水溶液を調製し、その1009に塩化水
素換算で0.59及び1gに相当する塩酸を各別に加え
、100℃にて60分間加熱撹拌した。その後苛性ソー
ダで中和し、純水で総量200gにして発明品No、1
5.16を得た。表−2に分解条件と分解物の平均分子
量を示す。
実施例17(小麦グルテンの酵素による部分分解と次い
で実施したアルカリによる部分分解による分解物の調製
) 実施例1〜10て用いた小麦グルテン20gを0.1N
−塩酸液150gが入ったフラスコに加え、pH1,5
の水溶液を得た。これに0.29のペプシンを加え37
℃で90分間反応させた。その後、苛性ソーダで中和し
純水で総量2009にして小麦グルテンの酵素による部
分分解物の10%水溶液を調製し、その100gに苛性
ソーダを19加えフラスコ中で60分間加熱撹拌した。
で実施したアルカリによる部分分解による分解物の調製
) 実施例1〜10て用いた小麦グルテン20gを0.1N
−塩酸液150gが入ったフラスコに加え、pH1,5
の水溶液を得た。これに0.29のペプシンを加え37
℃で90分間反応させた。その後、苛性ソーダで中和し
純水で総量2009にして小麦グルテンの酵素による部
分分解物の10%水溶液を調製し、その100gに苛性
ソーダを19加えフラスコ中で60分間加熱撹拌した。
その後塩酸にて中和して純水で総量2009とし発明品
No、17を得た。
No、17を得た。
平均分子量は29000であった。
実施例18(小麦グルテンの還元剤による部分分解と次
いで実施したアルカリによる部分分解による分解物の調
製) 亜硫酸ナトリウム49を溶解した水溶液100gに実施
例1〜10で用いた小麦グルテン209を加えて、30
℃にて60分間撹拌後、純水で総量200gにして小麦
グルテンの還元剤による部分分解物の10%水溶液を調
製し、その100gに苛性ソー719を加え、フラスコ
中で100℃で60分間加熱撹拌した。その後、塩酸に
て中和して純水で総量を2009とし発明品No、18
を得た。平均分子量は39500であった。
いで実施したアルカリによる部分分解による分解物の調
製) 亜硫酸ナトリウム49を溶解した水溶液100gに実施
例1〜10で用いた小麦グルテン209を加えて、30
℃にて60分間撹拌後、純水で総量200gにして小麦
グルテンの還元剤による部分分解物の10%水溶液を調
製し、その100gに苛性ソー719を加え、フラスコ
中で100℃で60分間加熱撹拌した。その後、塩酸に
て中和して純水で総量を2009とし発明品No、18
を得た。平均分子量は39500であった。
19一
実施例19(小麦グルテンのアルカリによる部分分解と
次いで実施した酵素による部分分解(実施例17と順次
が逆)による分解物の調製)苛性ソーダ2gを溶解した
水溶液1002に実施例1〜10で用いた小麦グルテン
20gを加えて1000Cにて60分間加熱撹拌後、塩
酸にて中和し、純水で総量200gにして小麦グルテン
のアルカリによる部分分解物の10%水溶液を調製し、
その100gに試薬塩酸を加えpH1,5の水溶液を得
、これをフラスコ中で、0.19のペプシンを加えて3
7℃で90分間反応させた。その後、苛性ソーダで中和
し純水で総量2009にし発明品No、19を得た。
次いで実施した酵素による部分分解(実施例17と順次
が逆)による分解物の調製)苛性ソーダ2gを溶解した
水溶液1002に実施例1〜10で用いた小麦グルテン
20gを加えて1000Cにて60分間加熱撹拌後、塩
酸にて中和し、純水で総量200gにして小麦グルテン
のアルカリによる部分分解物の10%水溶液を調製し、
その100gに試薬塩酸を加えpH1,5の水溶液を得
、これをフラスコ中で、0.19のペプシンを加えて3
7℃で90分間反応させた。その後、苛性ソーダで中和
し純水で総量2009にし発明品No、19を得た。
平均分子量は24500であった。
実施例20(小麦グルテンのアルカリによる部分分解と
次いで実施した酸化剤による部分分解による分解物の調
製) 苛性ソーダ29を溶解した水溶液100gに実施例1−
10で用いた小麦グルテン20gを加えて100℃にて
60分間加熱撹拌後、塩酸にて中和し、純水で総量20
0gにして小麦グルテンのアルカリによる部分分解物の
10%水溶液を調製し、その100gにH2O。
次いで実施した酸化剤による部分分解による分解物の調
製) 苛性ソーダ29を溶解した水溶液100gに実施例1−
10で用いた小麦グルテン20gを加えて100℃にて
60分間加熱撹拌後、塩酸にて中和し、純水で総量20
0gにして小麦グルテンのアルカリによる部分分解物の
10%水溶液を調製し、その100gにH2O。
換算で0.5gに相当する過酸化水素を加え、40℃で
60分間加熱撹拌した。その後、残存しているH t
O2と当量のチオ硫酸ナトリウムを加え、純水で総量2
00gにして発明品20を得た。
60分間加熱撹拌した。その後、残存しているH t
O2と当量のチオ硫酸ナトリウムを加え、純水で総量2
00gにして発明品20を得た。
平均分子量は37000であった。
以下に実施例1〜20によって得られたこの発明の蛋白
質部分、分解物の諸物性及び粒子分散作用を表−3に、
表面張力及び乳化持続時間の測定結果を表−4に示す。
質部分、分解物の諸物性及び粒子分散作用を表−3に、
表面張力及び乳化持続時間の測定結果を表−4に示す。
(以下余白)
=2+−
表中、原料欄のWは小麦り゛ルチンを、Cはとうもろこ
しグルテンを、Bは大豆蛋白をそれぞれ意味する。なお
空欄は、測定または試験せずを意味する。
しグルテンを、Bは大豆蛋白をそれぞれ意味する。なお
空欄は、測定または試験せずを意味する。
各諸物性及び粒子分散作用の測定方法、試験方法は以下
のとおりである。
のとおりである。
これらの分子量は、標準物質として1600,6500
゜16000.85000.88000の分子量を有す
るポリスチレンスルホン酸ソーダを用い、ファルマンア
社製のセファデックスG−75又はG−100を担体と
して用いてゲル濾過法によって測定した値である。
゜16000.85000.88000の分子量を有す
るポリスチレンスルホン酸ソーダを用い、ファルマンア
社製のセファデックスG−75又はG−100を担体と
して用いてゲル濾過法によって測定した値である。
ビー力にこの発明の実施例で得られた発明品1〜20を
各1009づつ取り、室温にて撹拌下、lN−HCr2
を1m12づつ添加し、pHを測定した。得られたpH
曲線の傾きが緩やかになるpH値を等電点とした。
各1009づつ取り、室温にて撹拌下、lN−HCr2
を1m12づつ添加し、pHを測定した。得られたpH
曲線の傾きが緩やかになるpH値を等電点とした。
等電点の測定方法と同様にして得らj、: r二pH曲
線より、pHを6から2まで低下さHるのに必要な1N
の塩酸量を緩衝能とした。なお、この際のpl中和曲線
を、発明品No、1.No、7.No、11.及びNo
、I3について第1図(イ)〜(ニ)に示した。
線より、pHを6から2まで低下さHるのに必要な1N
の塩酸量を緩衝能とした。なお、この際のpl中和曲線
を、発明品No、1.No、7.No、11.及びNo
、I3について第1図(イ)〜(ニ)に示した。
(UV)
日立U −3200形分光光度計を用いて800−20
0nmの範囲の吸光度を測定した。
0nmの範囲の吸光度を測定した。
(IR)
日立260−10形赤外分光光度計を用いてKBr法で
測定した。
測定した。
〔粒子分散力〕(炭酸カルシウムスラリー)・ナショナ
ルMI型ミキサーに発明品および水道水を計2509入
れ、炭酸カルシウム(竹原化学工業製軽質炭酸カルシウ
ム)を2509を加え2分間混合し、50重量%スラリ
ーを調製する。その後直ちにスラリーをビーカーに移し
、東京計器製DVH−B型粘度計にて、回転数5Orp
m、ローターN013〜5にて粘度(cps)を測定す
る。ただし、その発明の部分分解物の添加濃度は、総量
50hに対して0.3重M%である。
ルMI型ミキサーに発明品および水道水を計2509入
れ、炭酸カルシウム(竹原化学工業製軽質炭酸カルシウ
ム)を2509を加え2分間混合し、50重量%スラリ
ーを調製する。その後直ちにスラリーをビーカーに移し
、東京計器製DVH−B型粘度計にて、回転数5Orp
m、ローターN013〜5にて粘度(cps)を測定す
る。ただし、その発明の部分分解物の添加濃度は、総量
50hに対して0.3重M%である。
(カオリンスラリー)
・ナショナルMI型ミキサーに、この発明の部分分解物
および水道水を200g入れ、カオリン〔土星カオリン
工業(株)製〕粉末を3009加えて2分間混合し、6
0重量%スラリーを調製する。その後直ちにスラリーを
ビーカーに移し、東京計器製1)VH−゛B型粘度計に
て、回転数50rpm、ローターNo、 3−5にて粘
度を測定する。ただし、この発明の部分分解物の添加濃
度は、総量500gに対して083重M%である。
および水道水を200g入れ、カオリン〔土星カオリン
工業(株)製〕粉末を3009加えて2分間混合し、6
0重量%スラリーを調製する。その後直ちにスラリーを
ビーカーに移し、東京計器製1)VH−゛B型粘度計に
て、回転数50rpm、ローターNo、 3−5にて粘
度を測定する。ただし、この発明の部分分解物の添加濃
度は、総量500gに対して083重M%である。
(以下余白)
=27−
表−4
表面張力及び乳化持続時間の測定方法は以下のとおりで
ある。
ある。
[表面張力の測定]
実施例で調製した発明品の表面張力を温度256Cで純
水を溶媒として用いてデュヌイの表面張力計によって測
定した。
水を溶媒として用いてデュヌイの表面張力計によって測
定した。
[乳化持続時間の測定]
28一
実施例で調製した発明品の乳化持続時間を下記の試験方
法により測定した。
法により測定した。
(試験方法)
・ビーカーに試供薬剤および水道水を合計709入れ、
pnを70に調整する。大豆油〔キシダ化学(株)製試
薬〕30gを加え特殊機化工業(株)製HV−M型ホモ
ミキサーで回転数800Orpmにて5分間混合する。
pnを70に調整する。大豆油〔キシダ化学(株)製試
薬〕30gを加え特殊機化工業(株)製HV−M型ホモ
ミキサーで回転数800Orpmにて5分間混合する。
混合後直ちに乳化液を比色管に移し室温にて放置し、分
離が始まるまでの時間を乳化持続時間とする。乳化持続
時間の測定は、放置開始後1時間後までは10分毎に観
察し、その後は1時間毎に観察した。ただし、この発明
の部分分解物の添加濃度は、総量に対して1,0重量%
である。
離が始まるまでの時間を乳化持続時間とする。乳化持続
時間の測定は、放置開始後1時間後までは10分毎に観
察し、その後は1時間毎に観察した。ただし、この発明
の部分分解物の添加濃度は、総量に対して1,0重量%
である。
比較例!(小麦グルテンの調製)
実施例1〜IOに用いた小麦グルテンを分解処理什ず゛
そのまま比較品No、1として用いた。
そのまま比較品No、1として用いた。
比較例2(小麦グルテンのアルカリによる部分分解物の
調製)) 苛性ソーダ2Liを溶解した水溶液1009に実施例1
〜IOで用いた小麦グルテン209を加えて100℃で
60分間加熱撹拌後、塩酸で中和し、純水で総量200
9として比較品1jo、2を得た。
調製)) 苛性ソーダ2Liを溶解した水溶液1009に実施例1
〜IOで用いた小麦グルテン209を加えて100℃で
60分間加熱撹拌後、塩酸で中和し、純水で総量200
9として比較品1jo、2を得た。
平均分子量は、47000てあった。
比較例3(小麦グルテンの酸による部分分解物の調製)
塩化水素換算で49に相当する塩酸水溶液1009の入
ったフラスコに和光紬薬工業(蛛)製の小麦グルテン(
試薬品)20gを加え、100℃、60分間加熱撹拌し
た。その後、苛性ソーダで中和し純水で総量200gに
して、比較品No、3を得た。部分加水分解物の平均分
子量は47000てあった。
ったフラスコに和光紬薬工業(蛛)製の小麦グルテン(
試薬品)20gを加え、100℃、60分間加熱撹拌し
た。その後、苛性ソーダで中和し純水で総量200gに
して、比較品No、3を得た。部分加水分解物の平均分
子量は47000てあった。
比較例4(小麦グルテンの酵素による部分分解物の調製
) 実施例1〜10て用いた小麦グルテン20gを0.1N
−塩酸液150gが入ったフラスコに加え、pH1,5
の水溶液を得た。これに029のペプシンを加え37℃
で90分間反応させた。その後、苛性ソーダで中和し純
水で総量2009にして比較品No、4を得た。
) 実施例1〜10て用いた小麦グルテン20gを0.1N
−塩酸液150gが入ったフラスコに加え、pH1,5
の水溶液を得た。これに029のペプシンを加え37℃
で90分間反応させた。その後、苛性ソーダで中和し純
水で総量2009にして比較品No、4を得た。
部分分解物の平均分子量は60000てあった。
この発明の実施例の発明品No、1〜20、比較例の比
較品No、1〜4、及び公知の品質改良剤であるショ糖
脂肪酸エステル[第1工業製薬(抹)製、商品名、DK
エステルF−160(HLB15) 、比較品No。
較品No、1〜4、及び公知の品質改良剤であるショ糖
脂肪酸エステル[第1工業製薬(抹)製、商品名、DK
エステルF−160(HLB15) 、比較品No。
5]パルミチン酸モノグリセライド1太陽化学(株)製
、商品名 サンソフトNo、8001、比較品No、6
]について以下の試験例を実施した。
、商品名 サンソフトNo、8001、比較品No、6
]について以下の試験例を実施した。
試験例I(ドレッシング様食品の安定化効果試験)サラ
ダ油、水、砂糖及び食塩からなるドレッシング様食品を
調製し、これについての各種供試品による安定化効果を
試験した。
ダ油、水、砂糖及び食塩からなるドレッシング様食品を
調製し、これについての各種供試品による安定化効果を
試験した。
「試験方法]
供試品か所定量入った水道水5071! (!に砂糖1
25g、食塩3紹を加え、撹拌溶解する。次いてサラダ
油80zρを加え、ポモミギザー(特殊機化工製TKホ
モミキザー)で5分間混合する。その後食酢12iρを
加え、更に1分間撹拌混合する。
25g、食塩3紹を加え、撹拌溶解する。次いてサラダ
油80zρを加え、ポモミギザー(特殊機化工製TKホ
モミキザー)で5分間混合する。その後食酢12iρを
加え、更に1分間撹拌混合する。
このようにして得られたドレッシング様食品について、
水相と晶相が分離ずろ迄に要する時間を凋へ、その乳化
安定性を評価した。
水相と晶相が分離ずろ迄に要する時間を凋へ、その乳化
安定性を評価した。
[供試品]
発明品No、1.3,6,10,12,14゜15.1
7及び18、比較品No、1〜6[試験結果] 上記結果を表5に示す。
7及び18、比較品No、1〜6[試験結果] 上記結果を表5に示す。
(以下余白)
表5
なお、表5の乳化安定性の評価は下記基準によるもので
ある。
ある。
◎・・・・・・72時間以上安定
○・・・・・・24〜72時間の間に分離△・・・・・
・30分〜24時間の間に分離×・・・・・・30分以
内で分離 ××・・・・・瞬時に分離 [考察] 表5に示されるように、発明品はいずれもドレッシング
様食品の乳化安定性を向上すべく作用し、かつその効果
は比較品に比して優れていることが判る。
・30分〜24時間の間に分離×・・・・・・30分以
内で分離 ××・・・・・瞬時に分離 [考察] 表5に示されるように、発明品はいずれもドレッシング
様食品の乳化安定性を向上すべく作用し、かつその効果
は比較品に比して優れていることが判る。
試験例2
試験例1と同様にして、発明品No、1と、比較例No
、5に用いたショ糖脂肪酸エステルとの併用時の乳化安
定性を評価した。この結果を表6に示す。
、5に用いたショ糖脂肪酸エステルとの併用時の乳化安
定性を評価した。この結果を表6に示す。
(以下余白)
表6
[考察]
このように、発明品とショ糖脂肪酸エステルとの併用も
乳化安定性の向上に有用であり、ことに相乗的効果が発
揮されていることが判る。
乳化安定性の向上に有用であり、ことに相乗的効果が発
揮されていることが判る。
試験例3(マーガリンの安定化効果試験)大豆油、魚硬
化油及びパーム硬化油を用いてマーガリン様油中水型乳
化油脂組成物を調製し、これについての各種供試品によ
る安定化効果を試験した。
化油及びパーム硬化油を用いてマーガリン様油中水型乳
化油脂組成物を調製し、これについての各種供試品によ
る安定化効果を試験した。
[試験方法]
油脂80gと供試品所定量とを混合槽に入れ60℃前後
に加熱し均一に溶解もしくは分散して晶相を調製した。
に加熱し均一に溶解もしくは分散して晶相を調製した。
次に水169を添加し均一に撹拌を行い油中水型乳化と
した。それをそのまま徐冷して油中水型油脂組成物を得
た。
した。それをそのまま徐冷して油中水型油脂組成物を得
た。
油脂の組成は次の通りである。
、得られた油中水型乳化油脂組成分を25℃及び35℃
に5日間保存し、半溶融時及び溶融時の油相と水相の組
織状態及び分離状態を調べ、安定化効果を評価した。
に5日間保存し、半溶融時及び溶融時の油相と水相の組
織状態及び分離状態を調べ、安定化効果を評価した。
[供試品]
発明品No、1.3,5,10,11,14゜15.1
7及び20並びに比較品1〜6なお、供試品のうち、比
較品No、5.6以外は限外濾過により脱塩し、その後
噴霧乾燥した粉末品を用いた。比較品No、5.6は粉
末品であるた=36− めそのまま用いた。
7及び20並びに比較品1〜6なお、供試品のうち、比
較品No、5.6以外は限外濾過により脱塩し、その後
噴霧乾燥した粉末品を用いた。比較品No、5.6は粉
末品であるた=36− めそのまま用いた。
[試験結果]
上記結果を表7に示す。
(以下余白)
表7
なお、分離状態の評価は下記の基準によるものである。
◎・均一に乳化
○:わずかに色むらあり
△・やや分離
×;完全に分離
[考察]
表7に示されるように、発明品はいずれもマーガリンの
水相と油相の緻密化に役立つと共に、溶融時における分
離を防止すべく作用することが判る。そして、これらの
乳化安定化効果は概して比較品に比して優れたものであ
る。
水相と油相の緻密化に役立つと共に、溶融時における分
離を防止すべく作用することが判る。そして、これらの
乳化安定化効果は概して比較品に比して優れたものであ
る。
試験例4
試験例3と同様にして、発明比較No、1と比較例N0
16に用いたパルミチン酸モノグリセライドとの併用時
における安定化効果を評価した。この結果を表8に示す
。
16に用いたパルミチン酸モノグリセライドとの併用時
における安定化効果を評価した。この結果を表8に示す
。
(以下余白)
表8
[考察]
このように発明品とパルミチン酸モノクリセライトとの
併用ら乳化安定化に有用であり、ことに相乗的効果が発
揮されていることが判る。
併用ら乳化安定化に有用であり、ことに相乗的効果が発
揮されていることが判る。
(へ)発明の効果
この発明の安定化剤によれば、各種乳化油性食品の乳化
安定化による品質改良ことに浦和と水を目の組織の緻密
化や安定な乳化状態の維持等に優れた効果を発現する。
安定化による品質改良ことに浦和と水を目の組織の緻密
化や安定な乳化状態の維持等に優れた効果を発現する。
さらにその乳化安定化作用により製造時に生じうる浦和
や水相の分離を抑制して製造効率を向上する効果も得ら
れる。そして、有効成分である穀物蛋白質の部分分解物
は食品又は食品に類するものゆえ、毒性がない点で極め
て有利であり、食品添加用として安全性も向上され、し
かも安価である。
や水相の分離を抑制して製造効率を向上する効果も得ら
れる。そして、有効成分である穀物蛋白質の部分分解物
は食品又は食品に類するものゆえ、毒性がない点で極め
て有利であり、食品添加用として安全性も向上され、し
かも安価である。
従って、この発明の安定化剤は乳化油性食品用添加剤と
して極めて有用なものである。
して極めて有用なものである。
第1図(イ)〜(ニ)は、この発明に用いる部分加水分
解物についてのpH中和曲線を各々例示するグラフ図で
ある。 (イ) (ハ) 1 図 (ロ) (ニ)
解物についてのpH中和曲線を各々例示するグラフ図で
ある。 (イ) (ハ) 1 図 (ロ) (ニ)
Claims (10)
- (1)穀物蛋白質の部分分解物であって、以下の物性、 (a)重量平均分子量(ゲル濾過法による)が500〜
90000の範囲にある、 (b)紫外吸収λmaxが、260〜280nm付近で
、かつ赤外吸収が1400、1630及び3400cm
^−^1付近である、 (c)等電点が、3.9〜5.0の範囲にある、 (d)pH緩衝性(本品の5重量%水溶液100mlの
pHを6から2まで低下させるのに1N−塩酸を2〜2
5ml必要とする)を有する、 (e)水に可溶であり、メタノール、エタノール、アセ
トン、エーテルに不溶である、 (f)外観は淡黄色ないし赤茶色の粉末である、 (g)キサントプロテイン反応、ニンヒドリン反応によ
って呈色する、 (h)強い表面張力低下能(本品を25℃の純水に0.
1重量%添加することによって、純水の表面張力を50
dyne/cm以下(デュヌイの表面張力計で計測)に
低下させる)を有する。 (i)強い乳化能(本品1gの添加使用により少なくと
も、大豆油を30重量%含有する水−大豆油混合物10
0gを完全乳化(均一な乳化状態を少なくとも10分、
好ましくは1時間以上維持することを意味する)しうる
)を有する、 で特性づけられる物質からなる乳化油性食品の安定化剤
。 - (2)部分分解物が、穀物蛋白質を(A)アルカリによ
る加水分解処理と、(B)酸、酵素、酸化剤又は還元剤
を用いた分解処理の1種又は2種以上との組合わせによ
る多段部分分解処理に付して得られた物質である請求項
(1)に記載の安定化剤。 - (3)部分分解物が、アルカリによる加水分解処理と、
酸による加水分解処理との組合わせによる二段部分分解
処理により得られたものである請求項(2)に記載の安
定化剤。 - (4)穀物が、小麦グルテン、とうもろこしグルテン又
は大豆蛋白である請求項(1)〜(3)のいずれかに記
載の安定化剤。 - (5)乳化油性食品がマーガリン又はショートニングで
ある請求項(1)〜(4)のいずれかに記載の安定化剤
。 - (6)乳化油性食品が、ドレッシング類である請求項(
1)〜(4)のいずれかに記載の安定化剤。 - (7)多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性剤がさ
らに併用されてなる請求項(1)の安定化剤。 - (8)蛋白質部分分解物と多価アルコール脂肪酸エステ
ル型界面活性剤が重量比1:6〜6:1で配合されてな
る請求項(7)記載の安定化剤。 - (9)多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性剤が、
ショ糖脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エス
テルである請求項(8)記載の安定化剤。 - (10)乳化油性食品素材に対して、0.01〜5重量
%添加して用いられる請求項(1)又は(7)記載の安
定化剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63080318A JP2512521B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 乳化油性食品の安定化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63080318A JP2512521B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 乳化油性食品の安定化剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01252245A true JPH01252245A (ja) | 1989-10-06 |
| JP2512521B2 JP2512521B2 (ja) | 1996-07-03 |
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ID=13714908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63080318A Expired - Fee Related JP2512521B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 乳化油性食品の安定化剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512521B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009232751A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Kaneka Corp | 加工食品用水中油型乳化油脂組成物 |
| JP2014513548A (ja) * | 2011-05-16 | 2014-06-05 | ロケット・フルーレ | 植物性タンパク質のアルカリ加水分解物の工業的調製方法 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63080318A patent/JP2512521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009232751A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Kaneka Corp | 加工食品用水中油型乳化油脂組成物 |
| JP2014513548A (ja) * | 2011-05-16 | 2014-06-05 | ロケット・フルーレ | 植物性タンパク質のアルカリ加水分解物の工業的調製方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2512521B2 (ja) | 1996-07-03 |
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