JPH0125406Y2 - - Google Patents
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- JPH0125406Y2 JPH0125406Y2 JP16883580U JP16883580U JPH0125406Y2 JP H0125406 Y2 JPH0125406 Y2 JP H0125406Y2 JP 16883580 U JP16883580 U JP 16883580U JP 16883580 U JP16883580 U JP 16883580U JP H0125406 Y2 JPH0125406 Y2 JP H0125406Y2
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Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子管用陰極構体に係り、特にカラー
受像管の電子銃に使用して好適な超速動型の電子
管用陰極構体に関するものである。
受像管の電子銃に使用して好適な超速動型の電子
管用陰極構体に関するものである。
従来の超速動型の電子管用陰極構体の一例を第
1図及び第2図により説明すると、コイルヒータ
1はタングステン線径約50μmφ以下の部材から
ほぼN字形に形成されており、このコイルヒータ
1の両端線2,3を除くほぼ全域には焼結アルミ
ナ絶縁層4が被着形成され、加熱体5を形成して
いる。この加熱体5は矩形断面の偏平な陰極筒6
内に密に内装されており、かつこの陰極筒6の上
面には電子放射酸化物層7が付設されている。ま
た下面には陰極支持用金属線8が付設されてい
る。この金属線8としては陰極支持をほとんどこ
の金属線でのみ行なうようにするため、コイルヒ
ータ1のタングステン線径に対し、2.0倍以上の
線径を有するタングステン等耐熱性のものが使用
され、電子銃の軸と直角に交叉する向きに配設さ
れて、その一端はステムリード線9に溶着されて
いる。またその他端部は自由端とされ、陰極筒6
の下面に溶着されている。またコイルヒータ1は
屈曲した両端線2,3を経てステムリード線1
0,11に溶着されており、この両端線2,3は
陰極の荷重がほとんどかからない構造になつてい
る。
1図及び第2図により説明すると、コイルヒータ
1はタングステン線径約50μmφ以下の部材から
ほぼN字形に形成されており、このコイルヒータ
1の両端線2,3を除くほぼ全域には焼結アルミ
ナ絶縁層4が被着形成され、加熱体5を形成して
いる。この加熱体5は矩形断面の偏平な陰極筒6
内に密に内装されており、かつこの陰極筒6の上
面には電子放射酸化物層7が付設されている。ま
た下面には陰極支持用金属線8が付設されてい
る。この金属線8としては陰極支持をほとんどこ
の金属線でのみ行なうようにするため、コイルヒ
ータ1のタングステン線径に対し、2.0倍以上の
線径を有するタングステン等耐熱性のものが使用
され、電子銃の軸と直角に交叉する向きに配設さ
れて、その一端はステムリード線9に溶着されて
いる。またその他端部は自由端とされ、陰極筒6
の下面に溶着されている。またコイルヒータ1は
屈曲した両端線2,3を経てステムリード線1
0,11に溶着されており、この両端線2,3は
陰極の荷重がほとんどかからない構造になつてい
る。
この様な電子管用陰極構体においては、陰極は
ヒータによつてほとんど支持的作用を受けず、金
属線によつてのみ支持され、しかもこの金属線は
電子銃軸に対して直角に配設され、かつ陰極を固
着する側は自由端となつているので、これに加熱
にもとずく伸長を生じても、陰極は電子銃軸と直
角な平面内で偏位するだけであり、陰極および制
御格子間の間隙に変化を生じることは全くなく、
かつまた伸長に伴つて各溶接点に応力が作用する
こともなく、特性の安定な陰極線管を経費安価に
得ることができるとされている。
ヒータによつてほとんど支持的作用を受けず、金
属線によつてのみ支持され、しかもこの金属線は
電子銃軸に対して直角に配設され、かつ陰極を固
着する側は自由端となつているので、これに加熱
にもとずく伸長を生じても、陰極は電子銃軸と直
角な平面内で偏位するだけであり、陰極および制
御格子間の間隙に変化を生じることは全くなく、
かつまた伸長に伴つて各溶接点に応力が作用する
こともなく、特性の安定な陰極線管を経費安価に
得ることができるとされている。
しかしこのような構造の電子管用陰極構体には
次のような欠点がある。
次のような欠点がある。
(1) 陰極が一本の金属線の自由端に載置固定され
ているので、この金属線の熱変形特性、機械的
特性などを考慮すると、酸化物層とこれに対設
する格子電極との間隙(G−K間隙)が一定と
なりにくく、従つて格子電極のカツトオフ電圧
が変動し、カラー受像管においては白バランス
が悪くなる。
ているので、この金属線の熱変形特性、機械的
特性などを考慮すると、酸化物層とこれに対設
する格子電極との間隙(G−K間隙)が一定と
なりにくく、従つて格子電極のカツトオフ電圧
が変動し、カラー受像管においては白バランス
が悪くなる。
(2) ヒータを形成するコイル状のタングステンか
らなるフイラメントとアルミナとの間にW+
Al2O3→WmOn+Al(但しm,nは正の整数)
の反応が起り、このWmOn中の酸素(O)が
陰極筒を形成するニツケルを主体とする極めて
薄い部材の結晶粒界を拡散して、上部の酸化物
層の組成を変化させる所謂ガスドープ現象が起
り、陰極としての寿命を極めて短くする。
らなるフイラメントとアルミナとの間にW+
Al2O3→WmOn+Al(但しm,nは正の整数)
の反応が起り、このWmOn中の酸素(O)が
陰極筒を形成するニツケルを主体とする極めて
薄い部材の結晶粒界を拡散して、上部の酸化物
層の組成を変化させる所謂ガスドープ現象が起
り、陰極としての寿命を極めて短くする。
(3) その他
本考案は前述した従来の諸欠点に鑑みなされた
ものであり、超速動形であり、G−K間隙の変化
がなく、製造が容易であり、更に長寿命、高い信
頼性が得られる電子管用陰極構体を提供すること
を目的としている。
ものであり、超速動形であり、G−K間隙の変化
がなく、製造が容易であり、更に長寿命、高い信
頼性が得られる電子管用陰極構体を提供すること
を目的としている。
次に本考案の電子管用陰極構体の第1の実施例
を第3図乃至第14図により説明する。第3図は
カラー受像管用として使用するため一枚の絶縁基
板に3組の電子管用陰極構体を並設したものであ
り、第4図及び第5図はそれぞれ第3図のうち1
個の電子管用陰極構体の要部を示す平面図及び正
面図である。
を第3図乃至第14図により説明する。第3図は
カラー受像管用として使用するため一枚の絶縁基
板に3組の電子管用陰極構体を並設したものであ
り、第4図及び第5図はそれぞれ第3図のうち1
個の電子管用陰極構体の要部を示す平面図及び正
面図である。
即ち、電子管用陰極構体はセラミツクスなどか
らなる絶縁基板21に貫通植設されたフイラメン
ト用の各一対の導電体22,22及び陰極構体を
支持する各一対の支持体23,23と、この支持
体23,23に支持片24,24を介して電子銃
軸Zに対したほぼ直角な平面上にある横断面形状
がほぼ円形の陰極スリーブ25と、この陰極スリ
ーブ25の電子銃軸Zに直角な長方形の平面部2
51のほぼ中央部に載置固定されるプレス打抜き
後、円形の中心部261を陰極スリーブ25から
隔離される頂部として両側に立上り部262、固
定部263を有する基体金属板26と、この基体
金属板26の固定部263と平面部251とを溶接
などで固定したのちに中心部261上に被着形成
された電子放射酸化物層27と、陰極スリーブ2
5の一端部より挿入可能なコイル状に巻回され、
更にヘリカル形に巻かれたフイラメント28の内
外側にアルミナ29を焼結し、両端部近傍をそれ
ぞれ導電体22,22に溶接点30,30を介し
て導接されたヒータ31から形成されている。
らなる絶縁基板21に貫通植設されたフイラメン
ト用の各一対の導電体22,22及び陰極構体を
支持する各一対の支持体23,23と、この支持
体23,23に支持片24,24を介して電子銃
軸Zに対したほぼ直角な平面上にある横断面形状
がほぼ円形の陰極スリーブ25と、この陰極スリ
ーブ25の電子銃軸Zに直角な長方形の平面部2
51のほぼ中央部に載置固定されるプレス打抜き
後、円形の中心部261を陰極スリーブ25から
隔離される頂部として両側に立上り部262、固
定部263を有する基体金属板26と、この基体
金属板26の固定部263と平面部251とを溶接
などで固定したのちに中心部261上に被着形成
された電子放射酸化物層27と、陰極スリーブ2
5の一端部より挿入可能なコイル状に巻回され、
更にヘリカル形に巻かれたフイラメント28の内
外側にアルミナ29を焼結し、両端部近傍をそれ
ぞれ導電体22,22に溶接点30,30を介し
て導接されたヒータ31から形成されている。
次にこの様な電子管用陰極構体の製造方法を第
8図乃至第13図により説明する。
8図乃至第13図により説明する。
先ず第8図に示すように厚さ15μmのニツケル
ークロムータングステン合金よりなる3mmφ程度
の円筒状の陰極スリーブ25を形成し、この陰極
スリーブ25の軸方向に長方形のほぼ平面部25
1を形成する。次に第9図に示すように平面部2
51のほぼ中央に厚さ0.04mm程度のニツケルを主
体とした部材から第6図及び第7図に示したよう
に円形の中心部261の両側に立上り部262、固
定部263が形成された基体金属板26を載置し、
固定部263を平面部251に固定すると共に、こ
の平面部251とほぼ直角な陰極スリーブ25の
外壁の開放端縁部近傍に前記中心部261の中心、
即ち電子銃軸Zに対して軸対称に厚さ0.05mm、幅
0.5mm程度のアンバー合金製の一対の支持片24,
24を溶接する。
ークロムータングステン合金よりなる3mmφ程度
の円筒状の陰極スリーブ25を形成し、この陰極
スリーブ25の軸方向に長方形のほぼ平面部25
1を形成する。次に第9図に示すように平面部2
51のほぼ中央に厚さ0.04mm程度のニツケルを主
体とした部材から第6図及び第7図に示したよう
に円形の中心部261の両側に立上り部262、固
定部263が形成された基体金属板26を載置し、
固定部263を平面部251に固定すると共に、こ
の平面部251とほぼ直角な陰極スリーブ25の
外壁の開放端縁部近傍に前記中心部261の中心、
即ち電子銃軸Zに対して軸対称に厚さ0.05mm、幅
0.5mm程度のアンバー合金製の一対の支持片24,
24を溶接する。
次にこのような半製品をウエツト水素炉中で加
熱し、陰極スリーブ25の内外面の黒化処理を行
なつたのち、第10図に示すように支持片24を
ほぼL字状にフオーミングし、中央部261上に
エージング工程で酸化物層27となるBa,Sr,
Caの炭酸塩を塗布する。次に第11図のように
予めセラミツクスなどの絶縁基板21に貫通植設
されたそれぞれ一対の支持体23,23及び導電
体22,22のうち、支持体23,23に支持片
24,24を中心部261上に形成した酸化物層
27の主面が電子銃軸Zに直角になるように溶接
固定する。次に別工程において第12図のように
コイル状に巻回し、更にヘリカル形に巻かれたフ
イラメント28の内外側にアルミナ29を焼結し
たヒータ31を陰極スリーブ25内に挿入し、両
端部近傍のフイラメント28の露出部を導電体2
2,22に溶接して第13図に示すような電子管
用陰極構体を完成する。
熱し、陰極スリーブ25の内外面の黒化処理を行
なつたのち、第10図に示すように支持片24を
ほぼL字状にフオーミングし、中央部261上に
エージング工程で酸化物層27となるBa,Sr,
Caの炭酸塩を塗布する。次に第11図のように
予めセラミツクスなどの絶縁基板21に貫通植設
されたそれぞれ一対の支持体23,23及び導電
体22,22のうち、支持体23,23に支持片
24,24を中心部261上に形成した酸化物層
27の主面が電子銃軸Zに直角になるように溶接
固定する。次に別工程において第12図のように
コイル状に巻回し、更にヘリカル形に巻かれたフ
イラメント28の内外側にアルミナ29を焼結し
たヒータ31を陰極スリーブ25内に挿入し、両
端部近傍のフイラメント28の露出部を導電体2
2,22に溶接して第13図に示すような電子管
用陰極構体を完成する。
次にこの様にして完成させた電子管用陰極構体
の特徴を述べる。
の特徴を述べる。
(1) 陰極スリーブが黒化処理され、また薄肉材料
で構成されているため速動型である。即ち、実
施例においては陰極スリーブの平面部のほぼ中
央部に基体金属板が設けられているため、この
基体金属板はヒータのほぼ中央の位置、即ちヒ
ータの温度上昇の早い位置に対応しており、実
験の結果1.2秒近くの出画特性を得ることが出
来た。
で構成されているため速動型である。即ち、実
施例においては陰極スリーブの平面部のほぼ中
央部に基体金属板が設けられているため、この
基体金属板はヒータのほぼ中央の位置、即ちヒ
ータの温度上昇の早い位置に対応しており、実
験の結果1.2秒近くの出画特性を得ることが出
来た。
陰極スリーブの中央部の温度が最も高くなる
理由としては、第1にヒータから放散された熱
が陰極スリーブに伝わり、陰極スリーブから支
持片に逃げるため、第2に陰極スリーブの両端
部が開放されているため、ヒータからの熱は陰
極スリーブの両端から逃げ、この部分の温度を
下げるためである。
理由としては、第1にヒータから放散された熱
が陰極スリーブに伝わり、陰極スリーブから支
持片に逃げるため、第2に陰極スリーブの両端
部が開放されているため、ヒータからの熱は陰
極スリーブの両端から逃げ、この部分の温度を
下げるためである。
(2) ヒータと基体金属板が非接触な構造であり、
ヒータからの飛散物は陰極スリーブには付着す
るが、基体金属板には付着しない。従つて基体
金属板に不純物が拡散することがなく、この基
体金属板上に被着された酸化物層からの熱電子
の放出、即ちエミツシヨンの劣化がない。
ヒータからの飛散物は陰極スリーブには付着す
るが、基体金属板には付着しない。従つて基体
金属板に不純物が拡散することがなく、この基
体金属板上に被着された酸化物層からの熱電子
の放出、即ちエミツシヨンの劣化がない。
(3) 陰極スリーブがクロムやタングステンなどを
含有する金属より構成されており、このクロム
やタングステン、タングステンとアルミナの反
応によつ生じる酸素などが基体金属板中に拡散
されると、エミツシヨン劣化を招くが、本実施
例の場合は基体金属板の中心部が陰極スリーブ
から離隔され、その間隔を決定する立上り部の
長さは通常0.1〜0.5mmであり、固定部のみにお
いて固定され、電子放射はこの中心部のみから
行なわれる構造になつているので、この中心部
への不純物の拡散が極めて少なく、エミツシヨ
ン的に有利であり、また寿命も長くなる。例え
ば立上り部の長さを0.3mmとした場合、従来に
比べ寿命を1.5倍程長くすることが出来た。
含有する金属より構成されており、このクロム
やタングステン、タングステンとアルミナの反
応によつ生じる酸素などが基体金属板中に拡散
されると、エミツシヨン劣化を招くが、本実施
例の場合は基体金属板の中心部が陰極スリーブ
から離隔され、その間隔を決定する立上り部の
長さは通常0.1〜0.5mmであり、固定部のみにお
いて固定され、電子放射はこの中心部のみから
行なわれる構造になつているので、この中心部
への不純物の拡散が極めて少なく、エミツシヨ
ン的に有利であり、また寿命も長くなる。例え
ば立上り部の長さを0.3mmとした場合、従来に
比べ寿命を1.5倍程長くすることが出来た。
これに比較し、従来のものは陰極スリーブが
そのまま基体金属となつているので、この上に
被着形成した電子放射物質への不純物の拡散が
多く、エミツシヨン的に不利であり、短寿命で
ある。
そのまま基体金属となつているので、この上に
被着形成した電子放射物質への不純物の拡散が
多く、エミツシヨン的に不利であり、短寿命で
ある。
(4) 支持構造が電子銃軸に対して軸対称に一対に
設けられているので、各部品の熱変形を電子銃
軸を軸とする回転により逃げ得る構造であり、
寿命中の寸法変化(主としてG−K間隙変化)
が少なく、また機械的衝撃に対する寸法変化も
少ない。
設けられているので、各部品の熱変形を電子銃
軸を軸とする回転により逃げ得る構造であり、
寿命中の寸法変化(主としてG−K間隙変化)
が少なく、また機械的衝撃に対する寸法変化も
少ない。
これに比較し、従来のものは金属線による片
持ち支持であり、機械的衝撃にも弱く、G−K
間の平行度及び間隙変化も起り易い。
持ち支持であり、機械的衝撃にも弱く、G−K
間の平行度及び間隙変化も起り易い。
(5) 通常、対設する格子電極41は第14図に示
すように孔部411を囲むように陰極側に突出
するリング状凹溝部(ビード)412を有して
いるが、このビード412との関係において、
立ち上り部262を設けてあるので、陰極と格
子電極との所謂G−Kタツチを防止することが
出来る。
すように孔部411を囲むように陰極側に突出
するリング状凹溝部(ビード)412を有して
いるが、このビード412との関係において、
立ち上り部262を設けてあるので、陰極と格
子電極との所謂G−Kタツチを防止することが
出来る。
次に本考案の第2の実施例を第15図により説
明する。図中第1の実施例と同一部分は同一符号
を付し特に説明を行なわない。
明する。図中第1の実施例と同一部分は同一符号
を付し特に説明を行なわない。
即ち、本実施例では陰極スリーブ25に特に平
面部を設けず軸方向の中心部に凹部252を設け、
基体金属板56を円形または非円形に形成し、こ
の凹部252に架設するように載置し、この基体
金属板56の端縁部近傍のみを陰極スリーブ25
の外壁に固定してある。
面部を設けず軸方向の中心部に凹部252を設け、
基体金属板56を円形または非円形に形成し、こ
の凹部252に架設するように載置し、この基体
金属板56の端縁部近傍のみを陰極スリーブ25
の外壁に固定してある。
このような構造にすることにより、凹部252
が図示しないヒータに、より近接して温度上昇が
早くなるので、速動性も更に向上させることが出
来るし、基体金属板56の端縁部のみが陰極スリ
ーブ25に固着されているので、この端縁部を除
き電子放射物質層を被着形成することにより、不
純物の拡散のない、エミツシヨン的に良好な電子
管用陰極構体を得ることが出来る。
が図示しないヒータに、より近接して温度上昇が
早くなるので、速動性も更に向上させることが出
来るし、基体金属板56の端縁部のみが陰極スリ
ーブ25に固着されているので、この端縁部を除
き電子放射物質層を被着形成することにより、不
純物の拡散のない、エミツシヨン的に良好な電子
管用陰極構体を得ることが出来る。
次に本考案の他の実施例に適応するフイラメン
トを第16図により説明する。
トを第16図により説明する。
即ち陰極スリーブ25の軸方向のほぼ中央、即
ち基体金属板26を載置する位置に対応するコイ
ル状のフイラメント28のピツチを他の部分より
密巻き、即ちバリアブルピツチにし、この部分の
陰極スリーブの温度を他よりも更に急速に上げ、
速動性を良くするようになされている。この場合
ヘリカル形をバリアブルピツチにしてもよいこと
は勿論である。
ち基体金属板26を載置する位置に対応するコイ
ル状のフイラメント28のピツチを他の部分より
密巻き、即ちバリアブルピツチにし、この部分の
陰極スリーブの温度を他よりも更に急速に上げ、
速動性を良くするようになされている。この場合
ヘリカル形をバリアブルピツチにしてもよいこと
は勿論である。
前記実施例は本考案の代表的な例であり、この
他の陰極スリーブの断面形状を変えたり、陰極ス
リーブの内外面の少くとも一方のみを黒化した
り、また黒化しなくともよいし、まだ基体21を
絶縁物の代りに例えば金属板とし、支持体23,
23、導電体22,22をアイレツトに絶縁物を
介して設けたり、またヒータの形状を変えて直線
状その他にしたり、更に従来の傍熱形陰極構体の
支持筒に入れるようなU字状形状にしてもよいこ
とは説明するまでもない。また、陰極スリーブに
平面部や凹部を設ける代りに、基体金属板の端縁
部近傍に対応する位置に突起部を設けたり、更に
なにも設けることなく端縁部近傍を固定すること
により、基体金属板の中心部を多少陰極スリーブ
から離間するようにすることが出来るので、従来
のものよりエミツシヨン的に良好になる。また支
持片も特にL字状に限定されるものではなく、各
部品の熱膨張時に電子銃軸近傍を中心として回転
し得るような形状にすることによりG−K間隙を
均一に保持出来ることは勿論である。
他の陰極スリーブの断面形状を変えたり、陰極ス
リーブの内外面の少くとも一方のみを黒化した
り、また黒化しなくともよいし、まだ基体21を
絶縁物の代りに例えば金属板とし、支持体23,
23、導電体22,22をアイレツトに絶縁物を
介して設けたり、またヒータの形状を変えて直線
状その他にしたり、更に従来の傍熱形陰極構体の
支持筒に入れるようなU字状形状にしてもよいこ
とは説明するまでもない。また、陰極スリーブに
平面部や凹部を設ける代りに、基体金属板の端縁
部近傍に対応する位置に突起部を設けたり、更に
なにも設けることなく端縁部近傍を固定すること
により、基体金属板の中心部を多少陰極スリーブ
から離間するようにすることが出来るので、従来
のものよりエミツシヨン的に良好になる。また支
持片も特にL字状に限定されるものではなく、各
部品の熱膨張時に電子銃軸近傍を中心として回転
し得るような形状にすることによりG−K間隙を
均一に保持出来ることは勿論である。
第1図及び第2図は従来の電子管用陰極構体の
一例を示す図であり、第1図は平面図、第2図は
斜視図、第3図乃至第7図は本考案の第1の実施
例を示す図であり、第3図は斜視図、第4図は要
部平面図、第5図は要部正面図、第6図は基体金
属板のプレス後の平面図、第7図は基体金属板の
成形後の側面図、第8図乃至第13図は第1の実
施例の製造工程の一例の要部をそれぞれ工程順に
示す説明図、第14図は第1の実施例と対設する
格子電極との関係を示す説明図、第15図は本考
案の第2の実施例の要部説明用斜視図、第16図
は本考案の他の実施例に適応するフイラメントの
簡略説明図である。 2,28……フイラメント、5,31……ヒー
タ、7,27……酸化物層、6,25……陰極ス
リーブ、21……絶縁基板、22……導電体、2
3……支持体、24……支持片、26,56……
基体金属板。
一例を示す図であり、第1図は平面図、第2図は
斜視図、第3図乃至第7図は本考案の第1の実施
例を示す図であり、第3図は斜視図、第4図は要
部平面図、第5図は要部正面図、第6図は基体金
属板のプレス後の平面図、第7図は基体金属板の
成形後の側面図、第8図乃至第13図は第1の実
施例の製造工程の一例の要部をそれぞれ工程順に
示す説明図、第14図は第1の実施例と対設する
格子電極との関係を示す説明図、第15図は本考
案の第2の実施例の要部説明用斜視図、第16図
は本考案の他の実施例に適応するフイラメントの
簡略説明図である。 2,28……フイラメント、5,31……ヒー
タ、7,27……酸化物層、6,25……陰極ス
リーブ、21……絶縁基板、22……導電体、2
3……支持体、24……支持片、26,56……
基体金属板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状の陰極スリーブと、この陰極スリーブの
外壁に固定される固定部およびこの固定部から
の立上り部およびこの立上り部を介して形成さ
れた中心部を有し、この中心部が前記陰極スリ
ーブの軸方向のほぼ中央部に前記立上り部によ
り前記陰極スリーブの外壁より隔離されかつ電
子銃軸に対して垂直に配置された基体金属板
と、前記基体金属板の中心部に被着形成された
酸化物層と、前記陰極スリーブの外壁の端縁部
近傍に前記電子銃軸に対して軸対称に配設され
た支持片と、前記陰極スリーブに挿入されたヒ
ータとを具備することを特徴とする電子管用陰
極構体。 (2) 陰極スリーブの内外面の少なくとも一方が黒
科処理されていることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の電子管用陰極構体。 (3) ヒータがバリアブルピツチのコイル状のフイ
ラメントからなり、基体金属板の中心部に対応
する部位近傍が密巻きになされていることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
電子管用陰極構体。 (4) ヒータがU字状またはヘリカル状に形成され
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項または第3項記載の電子管用陰極構
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16883580U JPH0125406Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16883580U JPH0125406Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5792354U JPS5792354U (ja) | 1982-06-07 |
| JPH0125406Y2 true JPH0125406Y2 (ja) | 1989-07-31 |
Family
ID=29527388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16883580U Expired JPH0125406Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0125406Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5981829A (ja) * | 1983-07-15 | 1984-05-11 | Toshiba Corp | 電子管用陰極構体 |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP16883580U patent/JPH0125406Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5792354U (ja) | 1982-06-07 |
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