JPH0125614Y2 - - Google Patents

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JPH0125614Y2
JPH0125614Y2 JP1984072262U JP7226284U JPH0125614Y2 JP H0125614 Y2 JPH0125614 Y2 JP H0125614Y2 JP 1984072262 U JP1984072262 U JP 1984072262U JP 7226284 U JP7226284 U JP 7226284U JP H0125614 Y2 JPH0125614 Y2 JP H0125614Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、地中に埋設されて、水といつしよに
排出されるごみや油等の浮遊物を分離除去する油
分離除去槽に関する。
従来の油分離除去槽は、仕切板を槽本体に固着
しているため、槽内の清掃等を行い難いという問
題がある。かかる問題を解決する手段としては、
例えば第6図に示すように、槽本体の両側壁10
4,104の内面に、対向するアングル材10
0,100を複数組固着して溝101を形成し、
該溝101内に仕切板102を脱着自在に挿入す
る構造となすことが考えられるが、このような構
造にする場合は、仕切板102を挿入しやすくす
るために、溝101を若干大きい寸法とすること
が必要になり、そのため隙間が生じて油が下流側
へ逃げ出すという新たな問題が出てくる。
この新たな問題を解決する手段としては、例え
ば第7図に示すように、仕切板102の両側端に
外方へ拡開する弾性側片103,103を設け、
該弾性側片103,103を槽本体の両側壁10
4,104の内面に弾接させることが考えられる
が、その場合には、従来の槽本体の両側壁10
4,104が第9図に示すように、底壁に近づく
ほど槽本体の開口面積が小さくなるように傾斜し
ているため、仕切板102もそれに対応して第8
図に示すような逆台形板とする必要がある。従つ
て、この仕切板102を溝101に挿入して弾性
側片103,103を槽本体の側壁104,10
4に弾接させると、第9図に示すようにその反力
Fが垂直分力fと水平分力gに分解され、この垂
直分力fによつて仕切板102が上方に浮上しや
すくなるため、僅かな振動をうけても仕切板10
2が浮上して底壁との間に隙間を生じる虞があ
る。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、仕切板の脱着が容
易で槽本体内部の清掃を簡単に行うことができ、
且つ仕切板と槽本体側壁との間に油等の逃げ出す
隙間を生じることもなく、また仕切板の浮上の虞
もない油分離除去槽を提供するにある。
即ち、本考案は上記目的を達成するために、底
壁に近づくほど開口面積が小さくなるように側壁
が傾斜した槽本体の内部に複数の仕切板を具備
し、該仕切板の少なくとも一枚が脱着自在とされ
た油分離除去槽であつて、該脱着自在な仕切板は
その両側端に外方へ拡開する弾性側片が設けら
れ、この仕切板を装着する前記槽本体の両側壁の
仕切板装着個所はほぼ垂直壁部に形成されて、こ
の垂直壁部の内面に前記仕切板の弾性側片が弾接
されている構成としたことを要旨とするものであ
る。
以下、実施例を挙げて本考案油分離除去槽を詳
細に説明する。
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は同
平面図、第3図は同縦断面図、第4図は同右側面
図であつて、ここに例示の油分離除去槽の槽本体
1は底壁11に近づくほど開口面積が小さくなる
ように、その前後の側壁12,12及び左右の側
壁13,13が傾斜して形成されている。そし
て、この左右の側壁13,13の上部中央には、
導水管の接続口131と排水管の接続口132が
それぞれ設けられ、該排水管の接続口132には
内側からエルボ133が差し込まれている。
この槽本体1の内部には3枚の仕切板2a,2
b,2cが内装されている。左側の仕切板2a
は、L形の折曲上縁を有し且つ途中に段部23a
を有する垂直板部21aとその下方の約60度の斜
板部22aとからなる折曲仕切板に形成され、そ
の下端が槽本体の底壁11と接しないよう隙間を
あけた状態で前後の側壁12,12に固着されて
いる。そして、この左側の仕切板2aの段部23
aと槽本体の左側壁13の突片134には、多数
の孔を有する固形物除去用のバスケツト3の左右
の上端縁が係止されている。
また、右側の仕切板2cは、L形の折曲上縁を
有する垂直板部21cとその下方の約60度の斜板
部22cとからなる折曲仕切板に形成され、その
下端が槽本体の底壁11に接しないよう隙間をあ
けた状態で前後の側壁12,12に固着されてい
る。
これに対し、中央の仕切板2bは、第1図、第
3図及び第5図に示すように、L形の折曲上縁を
有する垂直上板部21bと、その下方の約60度の
斜板部22bと、更にその下方の垂直下板部23
bとからなる折曲仕切板に形成され、この仕切板
2bの両側端には弾性側片24b,24bが、ま
た下端には底片25bがそれぞれ設けられてい
る。この弾性側片24b,24bは、第5図イに
示すように、上端に近づくほど外方に拡開してお
り、その下端は外方に拡開せずに底片25bと連
なつている。そして、斜板部22bには、方形の
通水口26bが形成されている。
この仕切板2bが装着される槽本体1の前後の
側壁,12,12の仕切板装着個所は、第1図、
第2図及び第4図に示すように、側壁12,12
の上端よりほぼ垂直に垂下する垂直壁部14,1
4となつている。従つて、この垂直壁部14,1
4の上端は、第5図に示すように、前後の側壁1
2,12と面一であるが、下方に進むにつれて側
壁12,12が傾斜している分だけ徐々に側壁1
2,12より外方に突出し、側壁下端付近では最
も外方に突出した形状となり、該部分に凹部が形
成されることとなる。また、この垂直壁部14,
14の右端ロツジ141,141は、第1図に示
すように、上下に真直ぐの直線エツジに形成され
ているが、左端エツジ142,142は上記仕切
板2bの折曲形状に対応した折曲エツジに形成さ
れている。
しかして、上記仕切板2bは、この前後の垂直
壁部14,14の左端エツジ142,142にそ
つて上方より挿入され、該仕切板2bの弾性側片
24b,24bが該垂直壁部14,14の内面に
弾接すると共に、該仕切板の底片25bが底壁1
1に当接した状態で装着されている。そして、こ
の仕切板2bの斜板部22bとその右側の仕切板
2cの斜板部22cとの間には、上方にのびる把
手41を有する濾過接触材4が挿着されている。
なお、この実施例では、垂直壁部14,14の
左右巾がかなり大きく設定され、中央の仕切板2
bの弾性側片24b,24bのみならず、右側の
仕切板2cの両側端及び濾過接触材4の両側端も
この垂直壁部14,14の内面に固着もしくは当
接するように構成されているが、この垂直壁部1
4,14の左右巾は少なくとも、中央の仕切板2
bの弾性側片24b,24bの巾だけあればよい
ものである。また、この実施例では、中央の仕切
板2bのみを脱着自在にしてあるが、場合によつ
ては、左右の仕切板2a,2cも同様に脱着自在
としてもよい。
以上の如き本考案の油分離除去槽は、蓋(不図
示)をして土中に埋設され、槽本体1の左右の側
壁13,13の接続口131,132に導水管と
排水管が接続されて使用される。しかして、第3
図に示すように、左側壁13の接続口131より
導入された廃水は、まずバスケツト3を通過する
際に固形物が除去され、左側の仕切板2aと槽本
体の底壁11との隙間を通つて浮上する。浮上し
た廃水は、中央の仕切板2bの通水口26bを通
り抜けて再び下降するが、廃水に含まれる大部分
の油分は下降しないで水面に浮遊する。このよう
にして、油分の大部分が除去された廃水は、更に
濾過接触材4を通過する際に、混入している残り
の油分が該接触材4に吸着除去されて浄化水とな
り、右側の仕切板2cと底壁11との隙間を通つ
て浮上し、エルボ133を経て接続口132から
排水される。この場合、各仕切板2a,2b,2
cがこの実施例のように約60度の斜板部22a,
22b,22cを有する折曲仕切板に形成されて
いると、油の除去効率が極めて高くなる。
次ぎに、槽本体1の内部の清掃を行う場合は、
蓋(不図示)をとり、バスケツト3を引き抜いて
バスケツト内部の固形物を取り除いてからもとど
おりに装着する一方、濾過接触材4を把手41を
持つて引き抜くと共に中央の仕切板2bをそのL
形上端縁を持つて引抜き、左右の仕切板2a,2
cの間に杓等をいれて、水面に浮遊する油分や槽
本体の底に溜つた汚物をすくい上げて除去する。
そして清掃が終わると、中央の仕切板2bをもと
どおり垂直壁部14,14の左端エツジ142,
142に沿つて挿入し、該仕切板2bの弾性側片
24b,24bを該垂直壁部14,14の内面に
弾接させて内装すると共に、濾過接触材4を仕切
板2b,2cの斜板部22b,22cの間に挿着
する。
このように、弾性側片24b,24bを垂直壁
部14,14の内面に弾接させると、垂直壁部1
4,14と弾性側片24b,24bとの間に隙間
を生じることはない。而も弾接する相手方は垂直
壁部とされているので従来例のように反力が垂直
方向に分力されることがなく、それゆえ仕切板2
bは振動を受けても上方に移動しないので、槽本
体1の底壁11との間に隙間を生じることもな
い。従つて、油が濾過接触材4より下流側に漏れ
出す欠点は満足に解消される。
以上の説明から理解出来るように、本考案の油
分離除去槽は、複数の仕切板の少なくとも一枚を
脱着自在としたから、この脱着自在な仕切板を取
り外せば、杓等をいれて浮遊油分の除去や内部の
清掃を容易に行うことが出来、しかも該仕切板の
弾性側片を槽本体両側壁の垂直壁部に弾接させる
ように構成したから、弾性側片と垂直壁部との間
に隙間を生じたり、該仕切板の上昇によつて底壁
との間に隙間を生じたりする虞がなく、従つて分
離した油を逃がすことなく槽内に溜めておくこと
が出来るという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は同
平面図、第3図は同縦断面図、第4図は同右側面
図、第5図イ及びロはそれぞれ仕切板の斜視図及
び平面図、第6図は従来例の平面図、第7図は他
の従来例の模式部分平面図、第8図は第7図の従
来例に用いる仕切板の斜視図、第9図は第7図の
従来例の断面図である。 1…槽本体、12…側壁、14…垂直壁部、2
a,2b,2c…仕切板、24b…弾性側片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁に近づくほど開口面積が小さくなるように
    側壁が傾斜した槽本体の内部に複数の仕切板を具
    備し、該仕切板の少なくとも一枚が脱着自在とさ
    れた油分離除去槽であつて、該脱着自在な仕切板
    はその両側端に外方へ拡開する弾性側片が設けら
    れ、この仕切板を装着する前記槽本体の両側壁の
    仕切板装着個所はほぼ垂直壁部に形成されて、こ
    の垂直壁部の内面に前記仕切板の弾性側片が弾接
    されていることを特徴とする油分離除去槽。
JP7226284U 1984-05-17 1984-05-17 油分離除去槽 Granted JPS60183004U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7226284U JPS60183004U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 油分離除去槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7226284U JPS60183004U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 油分離除去槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60183004U JPS60183004U (ja) 1985-12-04
JPH0125614Y2 true JPH0125614Y2 (ja) 1989-08-01

Family

ID=30610511

Family Applications (1)

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JP7226284U Granted JPS60183004U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 油分離除去槽

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JP (1) JPS60183004U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS447723Y1 (ja) * 1965-07-05 1969-03-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60183004U (ja) 1985-12-04

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