JPH0125738B2 - - Google Patents

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JPH0125738B2
JPH0125738B2 JP2553781A JP2553781A JPH0125738B2 JP H0125738 B2 JPH0125738 B2 JP H0125738B2 JP 2553781 A JP2553781 A JP 2553781A JP 2553781 A JP2553781 A JP 2553781A JP H0125738 B2 JPH0125738 B2 JP H0125738B2
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perfluoroalkyl
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Teruo Umemoto
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Sagami Chemical Research Institute
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 Rf−N(NO)−A−R () (式中、Rfは炭素数1〜4のペルフルオロア
ルキル基であり、Aはスルホニル基又はカルボニ
ル基であり、Rは炭素数1〜4のアルキル基、フ
エニル基置換ビニル基、フエニルオキシ基、ジフ
エニルアミノ基、フエニル基又はニトロ基、ハロ
ゲン原子若しくは炭素数1〜4のアルキル基置換
フエニル基である。) で表わされる新規なN−ペルフルオロアルキル−
N−ニトロソアミン誘導体及びその製造方法に関
する。 本発明の前記一般式()で表わされるN−ペ
ルフルオロアルキル−N−ニトロソアミン誘導体
は有用物質合成の中間体として有用である。たと
えば本発明に係るN−トリフルオロメチル−N−
ニトロソスルホンアミド誘導体は、ジスルフイド
化合物と反応させることによりセフアロスポリン
等の修飾剤として重要なトリフルオロメチルチオ
酢酸とそのエステルへ〔THE JOURNAL OF
ANT−IBIOTICS,VOL.XXVNo.6463(1975)
参照〕、農薬として有用なβ−トリフルオロメチ
ルチオプロピオン酸とそのエステルへ〔米国特許
第3522293号参照〕、また抗菌作用等を有するトリ
フルオロメチオニンへ〔Can.J.Microbi−ol.12
(1),143(1966)及びBiochem.Bio−phys.Res.
Commun.1975,63(3),625等参照〕導くことがで
きる(下記参考例参照)。 従来、トリフルオロメチルチオ酢酸あるいはそ
のエステルを製造する方法としては(1)フツ化銀と
二硫化炭素とを反応させて得られるトリフルオロ
メチルスルフエニル銀塩をヨード酢酸と反応さ
せ、得る方法〔Zhurnal Obschchei Khimii,
35,1628(1965)参照〕、(2)トリクロロメチルスル
フエニルクロリドを原料として製造されるトリフ
ルオロメチルスルフエニルクロリドをメルカプト
酢酸エステルと反応させて得られるトリフルオロ
メチルジチオ酢酸エステルをトリフエニルホスフ
インにより脱硫して得る方法〔J.Org.Chem,25
2016(1960)及び特開昭52−144617号参照〕、(3)上
記(2)と同様にして得られるトリフルオロメチルス
ルフエニルクロリドをオルト酢酸エステルと反応
させた後加水分解して得る方法〔J.Org.Chem.,
25,2016(1960)及び特開昭52−128322号参照〕、
(4)トリクロロメチルスルフエニルクロリドをメル
カプト酢酸エステルと反応させて得られるトリク
ロロメチルジチオ酢酸エステルを、クラウンエー
テルの存在下にフツ化カリウムと反応させること
により、トリフルオロメチルジチオ酢酸エステル
を得、次いでトリフエニルホスフインを用いて脱
硫して得る方法〔特開昭52−144617号参照〕、(5)
トリフルオロ酢酸の銀塩とヨウ素との反応から、
又はフルオロホルムとヨウ素との反応から得られ
るヨードトリフルオロメタンを、メルカプト酢酸
とガラス容器中溶媒として液体アンモニアを使つ
て光照射することによつて得る方法〔J.Chem,
Soc.,1951,584,特開昭52−68110号及び
Zhurnal Organicheskoi Khimii,13.1057
(1977)参照〕が知られている。しかしながら(1)
の方法においては高価な銀塩を用いること及び反
応に長時間を要するため経済的方法とは言い難
い。(2)、(3)及び(4)の方法は原料等に極めて強い毒
性を有する気体を用い、かつ工程が長く収率の低
い工程を含むため工業的製造法としては問題があ
り、又(5)の方法においては高価な銀塩又はヨウ素
を用いていること、さらに常温常圧において気体
であるヨードトリフルオロメタンと、しかも毒性
の強いアンモニアを液化してガラス容器中光反応
を行なうという点操作が煩雑であり、安全性にも
問題があるため工業的製法としては採用しがた
い。又、β−トリフルオロメチルチオプロピオン
酸及びそのエステルを製造する方法としては、フ
ツ化第二水銀と二流化炭素とを反応させてトリフ
ルオロメチルスルフエニル水銀塩を形成し、塩化
水素で処理しトリフルオロメチルメルカプタンと
し、次いでこれを光照射下アクリル酸エステルと
反応させて得る方法が知られている〔J.Org.
Chem.,22,1275(1957)及び米国特許第3522293
号参照〕 しかしながらこの従来法は毒性の強い第二水銀
塩を用いていること、さらにトリフルオロメチル
メルカプタンとアクリル酸エステルとの反応によ
つて目的物以外に多量の副生成物を生じること、
かつ製造工程が長く収率の低い工程を含むという
ことから経済的な製造法とは言い難い。 また、トリフルオロメチオニンを製造する方法
としては、フツ化第二水銀と二流化炭素とを反応
させてトリフルオロメチルスルフエニル水銀塩を
形成した後塩化水素で処理し、トリフルオロメチ
ルメルカプタンとして次いでこれを光照射下アク
ロレインと反応させてβ−トリフルオロメチルチ
オプロピオンアルデヒドとし、次にシアン化ナト
リウムと反応させ、5−(β−トリフルオロメチ
ルチオエチル)ヒダントインとした後加水分解し
て得る方法が知られている〔J.Org.Chem.,22
1275(1957)参照〕。しかしながらこの従来法は毒
性の強い第二水銀塩を用いていること、かつ製造
工程が長く収率の低い工程を含むことから工業的
な製造法とは言いがたい。 本発明者は従来法の欠点を克服すべく検討を重
ねた結果、簡便にペルフルオロアルキルチオ化合
物へ誘導することのできる物質を見い出し、本発
明を完成するに至つた。 本発明の製造方法は塩基性条件下、一般式 Rf−NO () で表わされるペルフルオロニトロソアルカン、ヒ
ドロキシルアミン及び一般式 R−A−X () (式中、Rf,R及びAは前記に同じであり、
Xは脱離基である。)で表わされる化合物を反応
させ、前記一般式()で表わされるN−ペルフ
ルオロアルキル−N−ニトロソアミン誘導体を製
造するものである。 本発明の化合物の製造原料である前記一般式
()のペルフルオロニトロソアルカンとしては、
例えばトリフルオロニトロソメタン、ペンタフル
オロニトロソエタン、n−ヘプタフルオロニトロ
ソプロパン、2−ニトロソヘプタフルオロプロパ
ン、n−ペルフルオロニトロソプタン、等を使用
することができる。又、前記一般式()で表わ
される化合物は前記した如く、脱離基を有する置
換スルホニル化合物及び置換カルボニル化合物で
ある。ここで脱離基とは一般に求核反応条件下、
容易に置換可能な管能基を表わし、例えばハロゲ
ン原子、カルボニルオキシ基、スルホニルオキシ
基、アルコキシ基又はアリールオキシ基等を挙げ
ることができる。これらの基を有する前記一般式
()で表わされる化合物としては、ベンゼンス
ルホニルクロリド、p−トルエンスルホニルクロ
リド、p−トルエンスルホニルブロミド、ニトロ
ベンゼンスルホニルクロリド、クロロベンゼンス
ルホニルクロリド、ジクロロベンゼンスルホニル
クロリド、メタンスルホニルクロリド、ブタンス
ルホニルブロミド、ベンゼンスルホン酸無水物、
メタンスルホン酸無水物等の置換スルホニル化合
物、ベンゾイルクロリド、ベンゾイルフルオリ
ド、p−メチルベンゾイルブロミド、ニトロベン
ゾイルクロリド、クロロベンゾイルクロリド、フ
ルオロベンゾイルクロリド、アセチルクロリド、
ブチリルクロリド、シンナモイルクロリド、クロ
ロ蟻酸フエニルエステル等のハロゲノ蟻酸エステ
ル、酢酸無水物、安息番酸無水物等の酸無水物、
炭酸ジフエニル等の炭酸エステル、N,N−ジフ
エニルカルバモイルクロリド等のカルバモイルハ
ライド等の置換カルボニル化合物を例示すること
ができる。 本発明の製造方法は塩基性条件下に行うことが
必要である。塩基性条件は、例えば、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt
−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド、ナ
トリウムハイドライド、カルシウムハイドライド
等の金属ハイドライド、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等の金属水酸化物、トリエチルアミン
等の有機アミンの如き塩基を存在させることによ
り達成することができる。 本発明の製造方法は、前述の如き三者の原料を
反応させることにより行うものであるが、更に好
まくは前記一般式()で表わされるペルフルオ
ロニトロソアルカンとヒドロキシルアミンとを反
応させた後、一般式()で表わされる化合物と
共に塩基を加えることにより行うものである。 本発明の製造方法を実施するにあたつては溶媒
を使用することが望ましく、例えばメタノール、
エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコ
ール、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
(THF)等のエーテル、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド
(DMSO)ヘキサメチルホスホリツクトリアミド
等の極性溶媒を使用することができる。反応は−
100℃〜室温で進行するが、反応を収率よく円滑
に進行させるためには−80〜−10℃が好ましい。 以下、実施例及び参考例により本発明を更に詳
細に説明する。 実施例 1 塩酸ヒドロキシルアミン0.46gをDMF4mlとエ
ーテル1mlとの混合液に溶解した後、カリウムt
−ブトキシド0.77gを撹拌下加えた。20分後濾過
してヒドロキシルアミンの溶液を得た。THF5ml
を加えた後−75℃に冷却して撹拌下トリフルオロ
ニトロソメタンを溶液に青色が残るまで吹き込ん
だ。その後、ナトリウムハイドライド(50%
inoil)0.36gとベンゼンスルホニルクロリド1.27
gをエーテル5mlに溶かした溶液を加えて4時間
撹拌後室温に戻した。水を加え、エーテル抽出
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過し、溶媒
を留去し、ペンタンより再結晶して0.95gのN−
トリフルオロメチル−N−ニトロソベンゼンスル
ホンアミドを無色結晶として得た。収率57%。こ
のものの物性は以下の通りであつた。 融点:57−58℃・ 19F−NMR(重クロロホルム中、CCl3F内部標
準):−70.5ppm(b.s,CF3). 1H−NMR(重クロロホルム中):7.74ppm
(m,3H),8.13(m,2H). IR(nujol):1510(NO),1450,1360(SO2),
1310,1260,1160,1130,1080,910,760,730,
600,560cm-1. 分子量測定:262(計算値254). 元素分析:実測値:C;33.09,H;1.95, N;11.21%. 計算値:C;33.08,H;1.98, N;11,02%. 実施例 2〜15 実施例1と同様に操作して表1に示す条件下に
反応を行なつた。その結果を表1に示す。得られ
た物質の物性値は表2に示す。 【表】 【表】 【表】 参考例 1 パイレツクスの容器にアセトン22ml、ジチオジ
酢酸2g、N−トリフルオロメチル−N−ニトロ
ソベンゼンスルホンアミド2.79g及びジアセチル
0.095mlを加え、その中にアルゴンを吹き込んで
アルゴン置換した後400W高圧水銀灯で14時間光
照射した。反応後アセトンを留去した後減圧蒸留
を行なつてトリフルオロメチルチオ酢酸1.1g
(63%)を得た。 沸点:64℃/15mmHg. 19F−NMR(重クロロホルム中、CCl3F内部標
準):−42.4ppm(s,CF3). 1H−NMR(重クロロホルム中):δ3.70(−
CH2−). IR(neat):3100(幅広い吸収),1725,1420,
1390,1110,900,755,640cm-1. マススペクトル:160(M+). 参考例 2 β,β′−ジチオジプロピオン酸42.1mg、N−ト
リフルオロメチル−N−ニトロソベンゼンスルホ
ンアミド50.9mg及びベンジル2.0mgをアセトン1.1
mlに溶解し、アルゴンを吹きかけた後高圧水銀灯
で3.5時間照射した。反応後溶媒を留去してガス
クロマトグラフイーで分取・精製してβ−トリフ
ルオロメチルチオプロピオン酸を油状体として得
た(収率50%)。 物性は以下の通りであつた。 19F−NMR(重クロロホルム中、CCl3F内部標
準):−41.7ppm(s,CF3). 1H−NMR(重クロロホルム中):2.83ppm
(m,2H),3.14(m,2H). IR(neat):3100(幅広い吸収),1720,1420,
1110,940,755cm-1. 参考例 3 β,β′−ジチオジプロピオン酸ジメチルエステ
ル47.0mg、N−トリフルオロメチル−N−ニトロ
ソベンゼンスルホンアミド50.4mg及びベンジル
2.0mgをアセトン0.8mlに溶解し、アルゴン置換後
高圧水銀灯で4時間照射した。常法通り後処理し
てβ−トリフルオロメチルチオプロピオン酸メチ
ルエステルを52%の収率で得た。構造確認は 19F
1H−NMR及びIRスペクトルより行なつた。 参考例 4 パイレツクス容器にN,N′−ビス(トリフル
オロアセチル)ホモシスチンジメチルエステル
1.0g、N−トリフルオロメチル−N−ニトロソ
ベンゼンスルホンアミド0.56g、ジアセチル0.19
ml及びアセトン11mlを加え、アルゴン雰囲気下25
℃、400W高圧水銀灯を用いて7時間照射した。
反応後、溶媒を留去してシリカゲルのカラムクロ
マトグラフイーにより0.38gのN−トリフルオロ
アセチルトリフルオロメチオニンメチルエステル
(2−トリフルオロアセトアミノ−4−トリフル
オロメチルチオ−n−酪酸メチル)を油状体とし
て得た(収率59%)。 その物性値を次に示す。 1H−NMR(重クロロホルム中):7.1ppm(b.s,
NH),4.60(q,J=6.5Hz,CHCO),3.79(s,
CH3),2.88(t,J=7.0Hz,SCH2),2.6〜1.9
(m,CH2). 19F−NMR(重クロロホルム中CCl3F内部標
準):−41.4ppm(s,CF3S),−75.8(s,
CF3CO). IR(neat):3350,1720,1560,1440,1220,
1170,1120cm-1. 元素分析: 実測値:C:30.52,H:2.85,N:4.52%. 計算値:C:30.68,H:2.90,N:4.47%. 次に上の反応の得られた油状体0.35gをメタノ
ール4mlに溶かし、2N水酸化ナトリウム水溶液
1.5mlを加えて室温で5時間撹拌した。その後溶
媒を留去して水を少量加え希酸で中和した。生じ
た沈殿を濾過し水洗後アセトンで洗つて乾燥して
0.17gのトリフルオロメチオニン(2−アミノ−
4−トリフルオロメチルチオ−n−酪酸)を得た
(収率75%)。精製はメタノールより再結晶するこ
とによつて行なつた。 次にその物性値を示す。 融点:224〜225℃(分解共)〔文献値230℃(分
解共)〕. 16F−NMR(重メタノール中CCl3F内部標
準):−40.9ppm(s,CF3). 1H−NMR(重メタノール中):3.59ppm(t,
J=6.5Hz,CHCO),3.1(m,SCH2)・2.2(m,
CH2). IR(nujol):1590,1510,1100cm-1. 元素分析: 実測値:C:29.74,H:3.91,N:6.78%. 計算値:C:29.56,H:3.97,N:6.89%.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 Rf−N(NO)−A−R で表されるN−ペルフルオロアルキル−N−ニト
    ロソアミン誘導体(式中、Rfは炭素数1〜4の
    ペルフルオロアルキル基であり、Aはスルホニル
    基又はカルボニル基であり、Rは炭素数1〜4の
    アルキル基、フエニル基置換ビニル基、フエニル
    オキシ基、ジフエニルアミノ基、フエニル基又は
    ニトロ基、ハロゲン原子若しくは炭素数1〜4の
    アルキル基置換フエニル基である。)。 2 塩基性条件下一般式 Rf−NO で表されるペルフルオロニトロソアルカン、ヒド
    ロキシルアミン及び一般式 R−A−X で表される化合物を反応させることからなる、 一般式 Rf−N(NO)−A−R で表されるN−ペルフルオロアルキル−N−ニト
    ロソアミン誘導体の製造方法(式中、Rfは炭素
    数1〜4のペルフルオロアルキル基であり、Aは
    スルホニル基又はカルボニル基であり、Rは炭素
    数1〜4のアルキル基、フエニル基置換ビニル
    基、フエニルオキシ基、ジフエニルアミノ基、フ
    エニル基又はニトロ基、ハロゲン原子若しくは炭
    素数1〜4のアルキル基置換フエニル基であり、
    Xは脱離基である)。 3 Xがハロゲン原子、カルボニルオキシ基、ス
    ルホニルオキシ基、アルコキシ基又はアリールオ
    キシ基である特許請求の範囲第1又は2項に記載
    の方法。
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