JPH01262113A - 強化ポリプロピレン樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

強化ポリプロピレン樹脂成形品の製造方法

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JPH01262113A
JPH01262113A JP63092093A JP9209388A JPH01262113A JP H01262113 A JPH01262113 A JP H01262113A JP 63092093 A JP63092093 A JP 63092093A JP 9209388 A JP9209388 A JP 9209388A JP H01262113 A JPH01262113 A JP H01262113A
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reinforced polypropylene
glass fiber
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Junji Koizumi
順二 小泉
Koichi Sato
宏一 佐藤
Tokuo Watanabe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低温から高温に至るまで広い温度範囲におい
て優れた制振性能を有し、かつ高い機械的強度と耐熱性
を有する2強化ポリプロピレン樹脂成形品に関する。
〔従来技術〕
近年、自動車に関しては、燃費向上という社会的要請に
応えて、その構成部品を金属からプラスチックに変える
ことにつき研究が活発になされており、その実用化も進
んでいる。
プラスチック材料のうちポリプロピレン樹脂は。
各種の物性バランスがとれた材料であり、かつ比較的安
価であるため自動車の内装用、外装用の部品に大量に使
用されている。そして、特にタルク。
ガラス繊維、炭酸力、ルシウム等のフィラー及びこれら
の混合物を、ポリプロピレン樹脂に充填した強化ポリプ
ロピレン樹脂は3強度、耐熱性に優れていることから、
タイミングベルトカバー、ギヤカバー、ファンシュラウ
ド、エアクリーナーケースなと使用条件が比較的高温雰
囲気下であるエンジンルーム内の各種成形品へ積極的に
適用されている。
一方、最近では自動車に対して軽量化の他に騒音の低減
が求められており、その中でも特にエンジン騒音の低減
が強く望まれている。騒音の対策法としては制振、遮音
、防振、吸音等があり、エンジン騒音が固体伝搬音の寄
与が大きいか或いは空気透過音の寄与が大きいかによっ
て対策法が異なる。特に、タイミングベルトの外側を覆
うタイミングベルトカバー、或いはギヤカバー等のエン
ジン周辺部品では、車種、エンジン形式によっても異な
るが、−船釣に固体伝搬音の寄与に基づく騒音が主であ
ることが多い。そこで、材料置換によって騒音低減を図
るためには材料の制振性能を向上させることが必要であ
る。
従来、制振性能を向上させたポリプロピレン樹脂成形品
としては、特開昭62−43443号公報に記載された
発明がある。このものは、クマロン・インデン樹脂等の
粘着性付与剤樹脂、熱可塑性エラストマー、ポリプロピ
レン樹脂を混合したものである。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら、上記公開公報に記載された強化ポリプロ
ピレン樹脂成形品も、40〜100°Cという比較的高
温度において使用されるエンジン周辺部品に適用する際
には、その機械的強度、耐熱性及び制振性能は未だ不十
分である。
そして、一般に、樹脂材料は金属材料に比べて分子構造
が不規則でありまた鎖間の結合力が弱いため、著しい粘
弾性的性質を示し制振性能を保有する。しかし1反面温
度依存性が大きく、制振性能が主として樹脂材料のガラ
ス転移に基づく力学分散の損失正接の極大温度前後にお
いて最も高く。
それ以外の実用領域内の温度では、一般に著しく制振性
能が低下する。ポリプロピレン樹脂の粘弾性的挙動は測
定法、樹脂の組成等により異なるが。
−Sのポリプロピレン樹脂のガラス転移に基づく損失正
接のピークは1通常、−30°C〜25°C前後の範囲
に現れ、損失正接の値はこのピーク温度を境に著しく低
下し、50°C前後で掻小となる。
この特性はフィラーを充填した強化ポリプロピレン樹脂
についても同様に現れ、損失正接の絶対値はフィラーの
充填により測定温度範囲全域に渡って更に低下する。こ
のような、損失正接の低下が、おもに40°C〜100
°C程度の温度領域で使用される製品について充分な制
振性能が得られない主たる原因となっている。
また9強化ポリプロピレン樹脂成形品には曲げ強度等の
機械的強度が高いことが要求される。
本発明は、上記問題点に鑑み鋭意研究を重ねた結果なさ
れたもので、低温から高温に至るまでの広い温度範囲で
優れた制振性能を有し、かつ常用40°C〜100°C
の温度雰囲気下で使用するのに十分な機械的強度、耐熱
性を有する1強化ポリプロピレン樹脂成形品を提供しよ
うとするものである。
〔課題の解決手段〕
本発明は、下記の第1及び第2工程により強化ポリプロ
ピレン樹脂組成物を作製し、これを第3工程により成形
することを特徴とする3強化ポリプロピレン樹脂組成物
を用いた成形品に関する。
「(A)メルトフローインデックス5〜50の結晶性ポ
リプロピレン樹脂28.5〜73重量%。
(B)エチレン−αオレフィン共重合体(X)と芳香族
炭化水素樹脂(Y)からなり、かつこの(X):  (
Y)の配合割合〔重量比〕が1=4〜4:1である混合
物82.5〜28重量%。
(C)平均粒径1〜20μmのタルク15〜45重量%
の3成分を混合し、これを溶融混練して第1粒状体とす
る第1工程と。
上記第1工程で得た第1粒状体50〜95重盪%と、(
D)ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂の第2粒状体5
〜50重量%とを100℃以下において混合して強化ポ
リプロピレン樹脂組成物を作製する第2工程と。
上記第2工程で得た強化ポリプロピレン樹脂組成物を射
出成形機等により所望形状に成形する第3工程とよりな
り。
かつ前記ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂はガラス繊
維を20〜40重量%含有するものであって、またタル
クとガラス繊維の合計量が全組成物中に50重量%以下
であることを特徴とする強化ポリプロピレン樹脂成形品
の製造方法、」即ち2本発明は、上記の(A)成分28
.5〜73%(重量比、以下同じ)と、(B)成分2゜
5〜28%と、(C)成分15〜45%とを用いて第1
粒状体となしく第1工程)9次いでこの第1粒状体50
〜95%と別途作成したガラス繊維強化ポリプロピレン
樹脂の第2粒状体(D成分)5〜50%とを混合して強
化ポリプロピレン樹脂組成物となしく第2工程)、然る
復液強化ポリプロピレン樹脂組成物を用いて所望形状の
成形品に成形する(第3工程)ものである、なお、上記
各成分の比率は第2工程で得られる強化ポリプロピレン
樹脂組成物中に占める割合である(但し、ガラス繊維強
化ポリプロピレン樹脂中のガラス繊維20〜40%は除
り)、そして、各成分は前記のごとくそれぞれ特有のも
のである。
以下、これらにつき説明する。
本発明においては、メルトフローインデックスが5〜5
0の結晶性ポリプロピレン樹脂を用いる。
この結晶性ポリプロピレン樹脂としては、いわゆるポリ
プロピレン樹脂と変性ポリプロピレン樹脂とがある。前
者のポリプロピレン樹脂としてはホモポリプロピレンの
他にプロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレ
ン−エチレンブロック共重合体及びこれらの混合物が用
いられる。また。
後者の変性ポリプロピレン樹脂はポリプロピレン樹脂を
不飽和カルボン酸またはその誘導体及び有機過酸化物で
変性したものである。
しかして、結晶性ポリプロピレン樹脂としては。
このポリプロピレン樹脂と変性ポリプロピレン樹脂とを
混合して用いることが好ましい、この際。
変性ポリプロピレーン樹脂は、樹脂成分(前記A成分と
日成分)中に1〜20%含まれていることが好ましい、
上記のメルトフローインデックスが5未満の場合には成
形加工性及び成形品の外観が悪くなり、50を越える場
合は耐衝撃性の低下が著しくなる。
結晶性ポリプロピレン樹脂は9強化ポリプロピレン樹脂
組成物中において28.5〜73%となるよう配合する
。この配合量は1次に述べるエチレン−αオレフィン共
重合体、芳香族炭化水素樹脂、タルク、ガラス繊維強化
ポリプロピレン樹脂の最適配合量から決定される。
次に、エチレン−αオレフィン共重合体とは。
プロピレン、ブテン−1,ヘキセン−1,デセン−1,
4−メチルブテン−1,4−メチルペンテン−1などの
αオレフィンを共重合成分としたものである。この中、
αオレフィンがプロピレンの場合、特に優れた制振性能
を発揮する。
また、芳香族炭化水素樹脂とは1次式で示される石油樹
脂であり。
(上式において、 R,R,は、H又はCH,を示す。
nは重合度を示す。) 通常軟化点が80℃〜170 ”Cを示す重合度のもの
が用いられる。
上記エチレン−αオレフィン共重合体と芳香族炭化水素
樹脂とは、少なくとも部分的に相溶し。
その混合物の損失正接の極大値或いはガラス転移温度が
使用温度範囲内にあることが重要である。
そのためには1両者の相mWを調整することが必要であ
る。エチレン−αオレフィン共重合体の種類と使用量、
及び芳香族炭化水素樹脂の軟化点と使用量を制御するこ
とにより、温度条件に対して最適な制振性能状態を得る
ことができる。
前記エチレン−αオレフィン共重合体(X)と芳香族炭
化水素樹脂(Y)との組成比は9重量比で(X): (
Y)=11〜4:1とする。芳香族炭化水素樹脂が前記
範囲未満の場合は、制振性能改良効果が小さく、逆に前
記範囲を越えると脆くなり耐熱性の低下をきたす。
上記エチレン−αオレフィン共重合体と芳香族炭化水素
樹脂との混合物である「混合物B」は。
2.5〜28%用いる。上記混合物Bが、2.5%未満
では制振性能の改良効果が少なく、28%を越えると強
度、耐熱性が低下する。
上記タルクとは、構造式が3Mg0・4StOヨ ・H
,Oで示される板状のフィラーであり1機械的強度、耐
熱性、及び加工性の点から平均粒径が1〜20μmのも
のを用いる。20JImを越えるとタルクの分散性が不
充分となり、十分な補強効果が得られず、一方1μm未
満では嵩高となり。
ポリプロピレン樹脂との混合性が低下する。また。
好ましくは1〜15μmのものを用いる。更に。
特に高強度、高剛性が要求される場合は1.5〜5μm
のものを用いることが好ましい。ここでいう平均粒径と
は、遠心沈降式粒度分布測定装置を用いて測定した粒度
分布曲線において、積算フルイ下の50%交差線上の粒
径(D50)を以て定義された値である。
しかして、タルクは15〜45%用いる。15%未満で
は十分な機械的強度耐熱性を得難く、また45%を越え
ると制振性能の低下、或いは成形品の外観品質の低下を
招く。
以上の3成分は、第1工程において溶融混練して、第1
粒状体とする。この第1粒状体は3例えば直径1〜3m
m、長さ2〜51の小柱状の粒状体としたものである。
そして、この第1粒状体にお−いては、前記A、B、C
の3成分の合計量が9強化ポリプロピレン樹脂組成物全
量中において50〜95%を占めるよう調整する。
次に、第2工程で用いるガラス繊維強化ポリプロピレン
樹脂とは、結晶性ポリプロピレン樹脂とガラス繊維とか
らなる第2粒状体である。この結晶性ポリプロピレン樹
脂としては、前記と同様のものを用いる。そして、この
ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂中におけるガラス繊
維量は20〜40%とする。20%未満では9強化ポリ
プロピレン樹脂成形品の機械的強度、耐熱性が低く、−
方40%を越えると制振性能が低下する。
上記第2粒状体は、下記のガラス繊維と結晶性ポリプロ
ピレン樹脂とを9結晶性ポリプロピレン樹脂を溶融させ
た状態で、後述する第1粒状体作成の場合と同様に混練
し1例えば直径1〜3m。
長さ2〜5mの小柱状の粒状体としたものである。
上記ガラス繊維としては、ポリプロピレン樹脂の補強剤
として用いられているものであれば良く。
長繊維タイプ(ガラスロービング)から短繊維タイプ(
チョツプドストランド、ミルドファイバー)のものまで
任意の形状のものが適用可能である。また、この中チョ
ツプドストランドが最も好ましく、特に表面がシランカ
ップリング剤で処理された。長さ3〜6ffI11のも
のがより好ましい、また、シランカップリング剤で表面
処理されたチョツプドストランドを用いる場合、前記結
晶性ポリプロピレン樹脂として変性ポリプロピレン樹脂
1〜20%(強化ポリプロピレン樹脂組成物中の含有量
)を用いると機械的強度、耐熱性が向上する。
次に、前記タルクとガラス繊維の合計量は、全組成物(
強化ポリプロピレン樹脂)中に、50%以下であるよう
調整する。この合計量が50%を越えると、ll械的強
度、耐熱性は十分なレベルにあるが、制振性能の低下あ
るいは製品の外観品質の低下を招くため好ましくない。
次に、各工程につき述べる。
第1工程は、前記(A)〜(C)の3成分を混合し、溶
融混練して第1粒状体を作製する工程である。この溶融
混練は、少なくとも結晶性ポリプロピレン樹脂が溶融す
る温度以上に加熱して行う。
上記第1粒状体は、−軸押出機、二軸押出機。
ニーグー、フラベンダー、バンバリーミキサ−等の通常
の混練機を用いて製造することができる。
通常は、各配合成分を所定の割合にてタンブラ−式ブレ
ンダー、ヘンシェルミキサー、リボンミキサー等で混合
し、押出機等で混練してペレット状のコンパウンドとす
4゜また、この混純に当たっては、予めエチレン−αオ
レフィン共重合体と芳香族炭化水素樹脂を押出機で溶融
混練し、その後その混練物と結晶性ポリプロピレン樹脂
とタルクとを混練押出する2ステージ法を用いることも
できる。また、タルクの一部または全量を、押出機のシ
リンダーの中間において途中供給してもよい。
次に第2工程においては、第1工程で作成した第1粒状
体50〜95%と前記第2粒状体(ガラス繊維強化ポリ
プロピレン樹脂)5〜50%とを。
100°C以下において混合して強化ポリプロピレン樹
脂組成物を作成する。
ここに、第1粒状体が50%未満では制振性能が不充分
であり、95%を越えると機械的強度。
耐熱性が低下する。また、混合は100℃を越えると粒
状体のブロッキン名溶融等の不具合が発生する。なお、
好ましくは20〜50℃である。
また、上記混練は、前記第1粒状体の場合と同様に前記
ミキサー、押出機等により行う。しかして、このように
して得られた強化ポリプロピレン樹脂組成物は、上記第
2粒状体(ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂)が前記
(A)〜(C)成分からなるマトリックス中に点在した
状態のものである。なお、この第2粒状体は当初に比べ
て若干崩れた状態になっていることもある。
次に、第3工程においては、上記強化ポリプロピレン樹
脂組成物を、前記タイミングベルトカバー、ギヤカバー
等の所望成形品の形状に成形する。
成形方法としては、射出成形、押出成形、ブロー成形等
がある。
また1本発明においては、前記成分以外に酸化防止剤、
紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤、核剤。
顔料、難燃剤、増量剤、加工助剤等の添加剤を混合して
もよい。
〔作用及び効果〕
本発明は、前記工程により得られた強化ポリプロピレン
樹脂組成物を用いて、所望成形品に成形している。
そのため1本発明の成形品は、従来問題とされていた比
較的高温度(40〜100℃)における制振性能に関し
て、高い性能(損失正接約0.03以上)を発揮する。
また、かかる温度下においても曲げ弾性率約32. 0
00kg/cd以上9曲げ強度的500 kg/cd以
上、熱変形温度約90℃以上という優れた性能を有する
したがって2本発明の強化ポリプロピレン樹脂成形品は
、自動車のエンジンルーム内の部品、内装品、外装品、
その他電気9機械部品に使用することができる。また、
特に自動車のエンジンルーム内において振動騒音が発生
する部品1例えばタイミングベルトカバー、ギヤカバー
、エアクリーナーケース等に好適である。
以上のごとく1本発明によれば、制振性能に優れ、高い
機械的強度及び耐熱性を有する強化ポリプロピレン樹脂
成形品を提供することができる。
〔実施例〕
以下2本発明にかかる実施例及び比較例につき説明する
諸物性の測定は、以下の方法により行った。また、各偶
における成分の配合割合、試験片(成形品)の測定結果
は各表に示した。上記配合割合は。
強化ポリプロピレン樹脂組成物中における各重量%で示
す。
O曲げ弾性率2曲げ強度 ASTM  0790に従って試験を行った。
O熱変形温度 ASTM  064Bに従い、18.6kg/cd荷重
にて試験を行った。
O損失正接 縦、横がともに150mm、厚さ3msの正方形の平板
を射出成形にて作製し、室温から100゛Cまで昇温可
能な恒温槽中で平板の中心部を0.1Gで加振させ、伝
達関数を測定した。
そして、1次共振点から半値幅法にて損失正接ηを計算
した。
また、実施例、比較例に掲げる試験片の作製は。
次のごとく若干その原料の混合方法を異にしていまず、
実施例1,3〜9においては、ガラス繊維強化ポリプロ
ピレン樹脂を除く配合成分をタンブラ−式ブレンダーに
て5分間部合し、得られた混合物を長さL/直径Dw2
7++m、30mmの異方向回転2軸押出機で溶融混練
し第1粒状体とした(第1工程)。次に、この第1粒状
体と、別途作製したガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂
である第2粒状体とをタンブラ−式ブレンダーにて、2
5゛Cで5分間部合し1強化ポリプロピレン樹脂組成物
のベレットを作成した(第2工程)、更に。
第3工程として、上記強化ポリプロピレン樹脂組成物の
ベレットを80°C,3時間乾燥した後、5oz射出成
形機にて成形し、試験片を作製した。
実施例2.比較例3においては、第1表に示すごとく1
両者は強化ポリプロピレン樹脂組成物中の配合割合が同
じであるが、実施例2はポリプロピレン樹脂5.8%と
変性ポリプロピレン樹脂7%とガラス繊維2.5%の合
計15.3%(いずれも強化ポリプロピレン樹脂組成物
中の割合として)の第2粒状体を用い、これを第1粒状
体と混合したものである。一方、比較例3は、()内に
示すごとく、ポリプロピレン樹脂5.8%と変性ポリプ
ロピレン樹脂7%とエチレン−αオレフイン共重合体4
.2%と芳香族炭化水素樹脂2゜8%とガラス繊維2.
5%の合計22.3%(いずれも強化ポリプロピレン樹
脂組成物中の割合として)により作製した粒状体を用い
、これを(A)及び(C)成分のみの粒状体と混合した
ものである。上記混合は上記各2種類の粒状体をタンブ
ラ−式ブレンダーにて5分間行い1強化ポリプロピレン
樹脂組成物のベレットとした。その後は。
実施例1と同−処法(第3工程)にて試験片を作製した
比較例1においては、全配合成分をタンブラ−式プレン
ダーにて5分間部合した。以後の処法(第3工程)は、
上記に同じ。
比較例2及び4は、ガラス繊維を単独で混合したもので
、ガラス繊維を除く全配合成分をタンブラ−式ブレンダ
ーにて4分間部合し3次いでガラス繊維を加えて1分間
部合し強化ポリプロピレン樹脂組成物とした。以後の処
法(第3工程)は上記に同じ、なお、該比較例2.4で
はガラス繊維の補強効果向上のため、変性ポリプロピレ
ン樹脂を混合した。
次に、各実施例、比較例につき、第1表、第2表及び第
1図を用いて説明する。
「実施例1及び3.比較例2及び4」 (第1表及び第1図) 実施例1は、結晶性ポリプロピレン樹脂、エチレン−α
オレフィン共重合体、芳香族炭化水素樹脂、タルクを溶
融混練して得た第1粒状体と、予めガラス繊維が30%
混合されたガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂(以下、
PPGという)の第2粒状体8.3%とを混合したもの
で、全組成物中にガラス繊維が2.5%含まれている。
ガラス繊維−を直接添加してすべての原材料を一度に溶
融混練した比較例2に対して、実施例1は機械的強度、
耐熱性の向上が認められる。
また、実施例1の制振性能は、比較例2とほぼ同程度で
あるが、タルクのみを配合した比較例1に対しては十分
に高いレベルにある。更に、結果的にガラス繊維を5%
含む実施例3.比較例4については、制振性能は比較例
4の方が少し高いが。
曲げ強度、耐熱性は実施例3の方が優れており。
ガラス繊維をガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂の状態
で用いる方が優れていることが分る。
「実施例2.比較例3」 (第1表) 実施例2は、前記のごとく、結晶性ポリプロピレン樹脂
、変性ポリプロピレン樹脂及びガラス繊維を溶融混練し
てPPGの第2粒状体を作製し。
このものと別途作製した第1粒状体とを混合したもので
、その成形品の物性は実陥例1とほぼ同等である。一方
、前記のごとくエチレン−αオレフィン共重合体及び芳
香族炭化水素樹脂をPPG第2粒状体側に混合した比較
例3は、著しく機械的強度、耐熱性が低下している。
以上の結果から、エチレン−αオレフィン共重合体と芳
香族炭化水素樹脂を結晶性ポリプロピレン樹脂及びタル
クと共に溶融混練して作製した第1粒状体と、PPG第
2粒状体とを混合する本発明の製造方法によれば、広い
温度範囲で優れた制振性能9機械的強度及び耐熱性を有
する成形品が得られることが分る。
また1図には、上記第1表に示した実施例及び比較例に
つき、その制振性能と曲げ強度を図示した。同図より1
本発明にかかる実施測高は優れた制振性能及び曲げ強度
を有することが分る。
「実施例4〜9.比較例1」 (第2表)実施例4〜9
は各、々、軟化温度の異なる芳香族炭化水素樹脂を用い
た例(実施例4は80°C9実施例5〜9は120°C
)2粒径の異なるタルクを用いた例(実施例5は2μm
、実施例4,6〜9は8μm)、全組成物中のガラス繊
維の含有量が10%、20%の例(実施例6は10%、
実施例7は20%)、エチレン−αオレフィン共重合体
と芳香族炭化水素樹脂を合計で21%混合した例(実施
例8)、タルクとガラス繊維の合計量が40%の例(実
施例9)を示すものである。
いずれの実施例においても結果は良好であり。
本発明の構成条件により、優れた制振性能、a械的強度
、耐熱性を有する成形品が得られることが分る。
「実施例10」 次に1本発明にかかる強化ポリプロピレン樹脂組成物を
用いて成形したギヤカバーについて述べる。
適用したギヤカバーは、21ガソリンエンジン用で、前
記実施例2と比較例1の各組成物及び工程を用いて、シ
リンダ温度220〜230°C1金型温度60°Cにて
射出成形した。このギヤカバーの大きさは、縦15C!
l、横30C11,深さ3cm、厚み0.25cmであ
った。
両者のギヤカバーを同一条件でエンジンに組み付けてベ
ンチテストを行い、ギヤカバーから30cm離れた位置
にマイクを設置して音圧レベルを測定した。測定時のギ
ヤカバーの温度は約60°Cであった。その結果1本例
にかかるギヤカバーは。
比較例1のそれに対して約1〜1.5dB(デシベル)
の騒音低減効果を示した。
さらに9本実施例10のギヤカバーについて。
ベンチによる長期耐久性試験、実車走行試験を行ったと
ころ何ら異常は認められなかった。
以上より1本発明によれば、騒音低減効果に優れ、かつ
十分な機械的強度、耐熱性を有する強化ポリプロピレン
樹脂成形品が得られることが分かる。
【図面の簡単な説明】
図は、実施例1〜3.比較例1〜3における。 制振性能(損失正接)及び曲げ強度を示すグラフである

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)メルトフローインデックス5〜50の結晶性ポリ
    プロピレン樹脂28.5〜73重量%、 (B)エチレン−αオレフィン共重合体(X)と芳香族
    炭化水素樹脂(Y)からなり、かつこの(X):(Y)
    の配合割合〔重量比〕が1:4〜4:1である混合物B
    2.5〜28重量%、 (C)平均粒径1〜20μmのタルク15〜45重量%
    、 の3成分を混合し、これを溶融混練して第1粒状体とす
    る第1工程と、 上記第1工程で得た第1粒状体50〜95重量%と、 (D)ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂の第2粒状体
    5〜50重量%とを、100℃以下において混合して強
    化ポリプロピレン樹脂組成物を作製する第2工程と、 上記第2工程で得た強化ポリプロピレン樹脂組成物を射
    出成形機等により所望形状に成形する第3工程とよりな
    り、 かつ前記ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂はガラス繊
    維を20〜40重量%含有するものであって、またタル
    クとガラス繊維の合計量が全組成物中に50重量%以下
    であることを特徴とする強化ポリプロピレン樹脂成形品
    の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR970061968A (ko) * 1996-02-29 1997-09-12 조규향 폴리프로필렌 수지조성물
JPH11115005A (ja) * 1997-10-14 1999-04-27 Kishimoto Sangyo Kk ガラス繊維強化ポリプロピレン成形体の製造方法
KR100894276B1 (ko) * 2007-12-21 2009-04-21 삼성토탈 주식회사 인장특성 및 내후성이 우수한 폴리프로필렌 수지 조성물

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KR100894276B1 (ko) * 2007-12-21 2009-04-21 삼성토탈 주식회사 인장특성 및 내후성이 우수한 폴리프로필렌 수지 조성물

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