JPH01262257A - 油圧制御弁 - Google Patents

油圧制御弁

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JPH01262257A
JPH01262257A JP9003588A JP9003588A JPH01262257A JP H01262257 A JPH01262257 A JP H01262257A JP 9003588 A JP9003588 A JP 9003588A JP 9003588 A JP9003588 A JP 9003588A JP H01262257 A JPH01262257 A JP H01262257A
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一雅 田端
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大石 博資
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転式の油圧制御弁に関し、特に油圧式の動力
舵取装置(パワーステアリング)に適用するのに好適な
油圧制御弁に関する。
〔従来技術〕
油圧式の動力舵取装置は、舵輪操作に要する力を、舵取
機構中に配設した油圧シリンダが発生する油圧力により
補助するものであり、舵輪に連なり、舵輪操作に伴って
軸心回りに回動する入力軸と、舵取機構に連なり、その
軸心回りの回動に応じて舵取りがなされるようにした出
力軸とを、トーションバーを介して同軸上に連結し、舵
輪に操舵トルクが加えられた場合に、前記人力軸と出力
軸との間に、トーションバーの捩れに伴う相対角変位を
生せしめる一方、両輪の連結部分に回転式の油圧制御弁
を構成し、該油圧制御弁の動作により、前記相対角変位
の方向、即ち舵輪に加えられる操舵トルクの方向に応じ
て、前記油圧シリンダへの圧油の送給方向を切換え、該
油圧シリンダに操舵補助力を発生させるものである。
この油圧制御弁は、前記入力軸又は出力軸のいずれか一
方の連結側端部近傍を弁体となし、その外周面に、軸長
方向に延びる長溝を周方向に等配をなして複数本形成す
ると共に、その内周面に、前記長溝と同数の軸長方向の
長溝を周方向に等配をなして形成してなる円筒状のケー
シングを、他方の連結側端部に同軸的に固設し、該ケー
シングに前記弁体を内嵌せしめ、夫々の長溝が千鳥配置
され、各長溝の幅方向両側に、相隣する長溝との等面積
の連通部が生じるように相互に位置決めし、更に、弁体
側の複数の長溝を、高圧源たる油圧ポンプと低圧源たる
油タンクとに交互に接続し、またケーシング側の複数の
長溝を、前記油圧シリンダの両袖室に交互に接続した構
成となっている。
この油圧制御弁の動作は、次のように行われる。
舵輪に操舵トルクが加えられた場合、前述した如く、入
力軸と出力軸の間、即ち油圧制御弁の弁体とケーシング
との間に、前記操舵トルクの方向への相対角変位が生じ
、油圧ポンプに接続された弁体の長溝両側の連通部の面
積は、一方が増大し他方が減少する。従って、連通面積
が増大する側に該長溝に相隣するケーシングの長溝内の
油圧が、同じく減少する側に相隣するケーシングの長溝
内の油圧よりも大となり、これらに夫々接続された前記
油圧シリンダの両袖室間に圧力差が生じ、該油圧シリン
ダが、前記操舵トルクの方向に対応する方向への操舵補
助力を発生するのである。
油圧式の動力舵取装置はこのような構成となっており、
操舵補助力の大きさは、前記油圧シリンダの両袖室間に
生じる圧力差に対応し、この圧力差は、油圧制御弁の前
記連通部における面積の大小に対応する。従って、舵輪
に加えられる操舵トルクの増加に対する操舵補助力の増
加態様は、油圧制御弁における弁体とケーシングとの間
の相対角変位の増大に対する前記連通部における面積の
変化態様に対応する。
さて動力舵取装置においては、直進走行時における走行
安定性の向上のため、舵輪に適度の剛性を与えることが
要求され、逆に、停止時及び低速走行時においては、舵
輪操作に要する力を可及的に低減するため、大きい操舵
補助力の発生が要求される。従って、前記油圧シリンダ
が発生する操舵補助力は、操舵トルクの増加に応じて−
様な増加態様を示すのではなく、操舵トルクが小さい場
合には略Oに保たれ、所定量を超える操舵トルクに対し
てはこれの増加に応じて漸増し、更に大きい操舵トルク
に対してはこれの増加に応じて急増するような増加態様
を示すことが望ましく、このような増加態様は、油圧制
御弁の前記連通部における面積が、弁体とケーシングと
の間の相対角変位が所定値に達するまでは変化せず、そ
の後は相対角変位の増大に応じて略比例的に緩やかに変
化し、更に相対角変位が増大し、他の所定値に達した後
においては、これの増大に応じて急変するような変化態
様を示すことにより実現される。
そこで、前記長溝の側壁と、ケーシングの内周面又は弁
体の外周面との間の角部に切欠部を形成して、前述の如
き連通面積の変化状態を実現した油圧制御弁がある。第
5図は、この油圧制御弁の一部を拡大して示す軸断面図
である。
図において1はケーシング、2は弁体であり、ケーシン
グlには、矩形断面をなし、軸長方向に延びる長溝5が
、また弁体2には、同様の長溝6が夫々形成してあり、
ケーシング1と弁体2とは、両者間に相対角変位が生じ
ていない場合に、前記長溝5,6が、夫々の幅方向両側
の等面積の連通部8,8を介して、相互に連通されるよ
うに周方向に位置決めされおり、図示しない舵輪に操舵
トルクが加えられ、両者間に相対角変位が生じた場合、
前記連通部8.8の面積が、一方は増大し他方が減少す
るようになっている。
ケーシング1の内周面と前記長溝5の側壁との間の角部
には、前記連通部8.8の面積が、相対角変位の増大に
対して前述の如き変化態様を示すように、ケーシング1
の内周面に平行的な円弧又は直線であり、長溝5の側壁
に交わる第1の部分50aと、ケーシング1の内周面に
対し直角に近い角度を有して前記側壁側に傾斜する直線
であり、ケーシングlの内周面に交わる第2の部分50
bとからなる切欠部50が形成されている。
第6図は、この切欠部50の作用の説明図である。
切欠部50を形成してなる油圧制御弁においては、ケー
シングIと弁体2との間に生しる相対角変位により、本
図に破線にて示す如く、弁体2の外周面と長溝6の側壁
との間の角部が、前記長溝5の側壁と周方向に一致する
までの間においては、連通部8の面積は変化せず、その
後、前記角部が、同じく一点鎖線にて示す位置に達する
までの間においては、連通部80面積は、第1の部分5
0aにおける半径方向の深さ寸法すに支配され、該部分
50aが弁体2の外周面に平行的であることから、相対
角変位の増大に応じて漸減し、更に大きい相対角変位が
生じた場合、連通部8の面積は、第2の部分50bのケ
ーシング1の内周面との交叉部と、前記角部との間にお
ける周方向の離隔距離Sに支配されるから、相対角変位
の増大に応じて急減し、連通面積の所望の変化状態が実
現される。
〔発明が解決しようとする課題〕
さて、ケーシング1と弁体2との間に生じている相対角
変位が大きく、前記第1の部分50aと弁体2の外周面
との重なり部分の長さlが長い場合、切欠部50を通過
し、例えば長溝6がら長溝5に向かう圧油の流れは、第
6図に矢符にて示す如く生じ、圧油は、互いに略平行を
なして対向する切欠部50の第1の部分50aと弁体2
の外周面との間を流れるから、切欠部50における圧油
の通流IQ(cm’ /sec )は、平行2面間を流
れる非圧縮性流体の流量を示す公知の次式にて近偵的に
求めることができる。
12・ν・T−β 但し、式中の各符号は、 Pl ;長溝6内の圧力(kg/cm2)Pz ;長溝
5内の圧力(kg/cm2)b ;切欠部50の深さ寸
法(cm) W ;ケーシング1の軸長方向における切欠部50の形
成長さ(cm) g ;重力の加速度(cm/ 5ec2)ν :油の動
粘性係数(cm” /see )γ ;油の比重量Ck
g/cm3) l ;重なり部分の長さ(cm) を夫々示す。
この式には、温度に応じて大きく変動する値である動粘
性係数νが含まれているために、該弐により求められる
圧油の通流iQは、油温の高低に応じて異なる。従って
、該切欠部50を備えた油圧制御弁を用いてなる従来の
動力舵取装置においては、操舵トルクの増加に対する操
舵補助力の増加特性が、油温の高低に応じて異なること
になり、油温の高低による操舵感覚の差異が生じるとい
う難点があり、例えば、運転開始直後等、油温か低い時
点における操舵感覚と、所定時間の運転を行い油温が十
分に上昇した後における操舵感覚との間に差異が生じる
結果、運転者に違和感を与えるという難点があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、油温
の影響を受けることなく、常時一定の操舵感覚が得られ
、しかも、前述の如き操舵補助力の増加特性を損なうこ
とのない油圧制御弁を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る油圧制御弁は、高圧源と低圧源とに交互に
連通す為複数本の長溝をその外周面に等配してある円筒
状の弁体を、相異なる圧油の送給先に交互に連通し、前
記長溝と同数の長溝をその内周面に等配してある筒状の
ケーシングに、相対回動自在に内嵌してなり、この相対
回動に伴って前記両長溝間に生じる連通面積の変化に応
じて、前記送給先への送給油圧を制御する油圧制御弁に
おいて、前記長溝の側壁と、前記ケーシングの内周面又
は弁体の外周面との間の角部に、前記内周面又は外周面
に平行的であり、前記側壁に連なる第1の部分、及び前
記内周面又は外周面からの半径方向の深さ寸法が、前記
第1の部分のそれよりも大なる部分を含み、前記内周面
又は外周面に直角に近い角度をなして連なる第2の部分
とを備えた切欠部が形成してあり、前記第1の部分の周
方向長さが、該部分における前記深さ寸法、及び前記両
長溝間に生じる圧力差に関連して定まる所定長さ以下と
してあることを特徴とする。
〔作用〕
本発明においては、前記第1の部分の周方向長さを、前
記所定長さ以下とし、該部分と、弁体の外周面又はケー
シングの内周面との間に、前記所定長さを超える平行的
な重なり部分が生じないようにして、切欠部における圧
油の通流量に、油温により生じる影響を緩和する。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は動力舵取装置の油圧回路図と共に示す本発明
に係る油圧制御弁の正面断面図である。
本発明に係る油圧制御弁は、円筒状をなすケーシング1
と、これの内径に略等しい外径を有し、ケーシング1に
同軸回動自在に内嵌された円筒状の弁体2とを備えてお
り、動力舵取装置に適用する場合、その上端部に同軸的
に固設された舵輪の回動操作に伴って軸心回りに回動す
る図示しない入力軸の下部に弁体2を構成する一方、そ
の下端部を舵取機構に連結され、その回転により舵取機
構を動作させるべくなした出力軸の上端部にケーシング
1を同軸的に固設し、前記入力軸と出力軸とをトーショ
ンバー4を介して同軸的に連結すると共に、この連結部
においてケーシングlに弁体2を内嵌せしめ、該ケーシ
ングlの外周を、車体の適宜位置に固定され、前記両輪
の外側を囲繞する筒形のハウジング3内に回動自在に支
承せしめて構成される。而して、前記トーションバー4
は、図示の如く弁体2の軸心上に位置し、舵輪の回動操
作に伴って該トーションバー4に生じる捩れに応じて、
ケーシング1と弁体2との間に相対角変位が生じるよう
になっている。
ケーシング1の内周面及び弁体2の外周面には、軸長方
向を長平方向とし、矩形断面を有する8木の長溝5,5
・・・、及び同じく8本の長溝6,6・・・が、周方向
に等配をなして夫々形成してあり、ケーシング1と弁体
2とは、トーションバー4に捩りが生じていない状態(
中立状態)において、第1図に示す如く、長溝5,5・
・・と長溝6,6・・・とが千鳥配置され、これらが幅
方向両側の等面積の連通部8.8 (第2図参照)を介
して相互に連通ずるように、周方向に位置決めされてい
る。
弁体2の長溝6,6・・・は、これらの幅に等しい幅と
適宜の外径とを有し、弁体2の軸心に直交する軸回りに
回転する回転砥石を用い、これを弁体2の外周に当接せ
しめた後、該回転砥石に弁体2の軸心に向かう方向への
送りを与えることにより、軸長方向に適宜の長手寸法を
有して形成され、また、ケーシング1の長溝5,5・・
・は、ケーシング1の仕上げ内径に等しい円形の外周に
長溝5の形状に対応する8個所の凸部を有するブローチ
を用い、これをケーシング1の内部に挿通せしめること
により、ケーシング1の内面仕上と同時的に形成される
ケーシング1の外周面には、これの全周に亘る3本の環
状溝7,7.7 (、中央の一部のみ図示)が、軸長方
向に相互に適長離隔させて形成してあり、中央の環状溝
7は、油圧ポンプPに接続され、両側の環状溝7,7は
、舵取機構の一部に構成された操舵補助用の油圧シリン
ダSの両袖室Sl+S!に夫々接続してある。そして、
ケーシング1の長溝5,5・・・の内、1つ置きに位置
する4本の長溝5,5・・・は、゛ケーシング1を半径
方向に貫通する態様にて形成された第1の油導出孔11
.11・・・により、両側に位置する環状溝7,7の一
方に、また他の4本の長溝5,5・・・は、同様に形成
された第2の油導出孔12.12・・・により、前記環
状溝7゜7の他方に夫々連通させである。更に弁体2の
長溝6.6・・・の内、1つ置きに位置する4木の長溝
6.6・・・は、ケーシング1を半径方向に貫通する態
様にて形成され、これら夫々の外側に開口する油導入孔
10.10・・・により、中央の環状溝7に連通させて
あり、また他の4本の長溝6.6・・・は、弁体2を半
径方向に貫通する戻り油孔13により、弁体2の中抜き
部20に連通させである。この中抜き部20は、戻り油
路としての作用をなすものであり、低圧状態に維持され
た油タンクTに接続されている。
即ち、ケーシング1の長?vF5,5・・・は、油導出
孔11及び環状溝7、又は油導出孔12及び環状溝7を
夫々介して、油圧ポンプPが発生する圧油あ相異なる送
給先である前記油室Sl、又は同S2に交互に連通され
ており、また弁体2の長溝6,6・・・は、油導入孔1
0及び環状溝7、又は戻り油孔13及び中抜き部20を
介して、高圧源たる油圧ポンプP又は低圧源たる油タン
クTに交互に連通されている。従って、油ポンプPが発
生する圧油は、中央の環状溝7及び油導入孔10を介し
て弁体2の長?R6に導入され、該長溝6の幅方向両側
の連通部8.8を通過して、これの両側に相隣するケー
シングの長溝5,5内に導入され、次いで、これらの長
溝5,5における前記長溝6と反対側の連通部8を通過
して、油タンクTに接続された長溝6゜6内に導入され
、戻り油孔13及び中抜き部20を介して油タンクTに
還流する。長溝6両側の連通部8.8の面積が等しい場
合、即ち、舵輪に操舵トルクが加えられておらず、ケー
シング1と弁体2との位置関係が前記中立状態にある場
合、前記長溝6の両側に相隣する長溝5,5間には圧力
差が発生せず、これらに油導出孔11.12を介して夫
々連通する油圧シリンダSの両袖室S、、S、内の圧力
は等しく、該油圧シリンダSは操舵補助力を発生しない
一方ミ舵輪に操舵トルクが加えられ、ケーシング1と弁
体2との間に相対角変位が生じた場合、前記連通部8,
8の面積は一方が増加し他方が減少する結果、前者を介
して前記長溝6に連通する長溝5内部の圧力が、後者を
介して前記長溝6に連通する長溝5内部の圧力よりも大
となり、これらに夫々連通する油室Sl、SZ間に、両
長溝5,5間に生じる圧力差、即ち、前記操舵トルクの
方向及び大きさに対応する圧力差が生じ、油圧シリンダ
Sは、この圧力差に相当する操舵補助力を発生する。
動力舵取装置において、油圧シリンダSが発生する操舵
補助力の操舵トルクの増加に対する望ましい増加特性は
、前述した如く、操舵トルクが小さい場合には、操舵補
助力は略Oに保たれ、その後は、操舵トルクの増加に対
して比例的に漸増する操舵補助力が得られ、更に前記所
定値よりも大きい他の所定値を超えた後には、操舵トル
クの増加に対して急増する操舵補助力が得られるもので
あり、このような特性は、前記連通部8.8・・・にお
ける連通面積が、ケーシングlと弁体2との相対角変位
が小さい間には、該相対角変位の増大に対して緩やかに
夏化し、相対角変位が所定値を超えた後に急激に変化す
ることにより実現される。
本発明に係る油圧制御弁においては、ケーシング1の内
周面と、長溝5の側壁との間の角部、又は弁体2の外周
面と長溝6の側壁との間の角部に第2図に示す如き切欠
部9を形成することにより、連通部8.8における前述
の如き面積の変化状態を実現し、しかも操舵補助力の増
加特性に温度変化が与える影響を解消又は緩和する。
第2図及び第3図は、切欠部9の形成態様を示す第1図
の一部拡大図であり、第4図は、第2図に示す切欠部9
の作用の説明図である。これらの図においては、ケーシ
ングlの内周面と長溝5の側壁との間の角部に切欠部9
が形成されているが、弁体2の外周面と長溝6の側壁と
の間の角部に形成してもよいことは言うまでもない。ま
た、第1図に示すように、前記角部は、夫々の長溝5又
は長溝6の両側に各2個、合計16個存在するが、切欠
部9は、これ゛らの全てに形成してもよく、一部のみに
形成してもよい。
切欠部9は、ケーシング1の内周面に平行的な直線又は
円弧であり、長溝5の側壁の中途部に連なり、周方向に
所定の長さしを有すると共に、半径方向にbなる深さを
有する第1の部分9aと、半径方向に前記すよりも大き
い深さBを有する部分を含み、ケーシング1の内周面に
、直角に近い交叉角を有して連なる第2の部分9bとを
備えたものである。
第2図に示す第2の部分9bは、2個の円弧の組合せに
より構成されており、第3図に示す第2の部分は、3本
の直線の組合せにより構成されているが、第2の部分9
bは、例えば、−個の円弧、円弧及び直線の組合せ、又
は適宜の曲線の組合せ等、いかなる構成であってもよい
この切欠部9の作用について第4図に基づいて説明する
。舵輪に加えられる操舵トルクにより、トーションバー
4に捩れが生じ、ケーシング1と弁体2との間に相対角
変位が生じた場合、弁体2の外周面と長溝6の側壁との
間の角部は、ケーシング1に対して周方向に相対移動す
る。この相対移動により、前艷角部が、図中に破線にて
示す位置に達し、長溝5の側壁と周方向に一致した後、
図中に一点鎖線にて示す位置に達し、切欠部9における
第2の部分9bとケーシング1の内周面との交叉部と、
前記角部との間の周方向の離隔距it sが、第1の部
分9aの深さ寸法すに略等しくなるまでの間においては
、連通部8の面積は前記深さ寸法すに支配され、第1の
部分9aがケーシング1の外周面に平行的であるから、
連通部8の面積は、前記相対移動量の増加、即ちケーシ
ング1と弁体2との間の相対角変位の増加に応じて漸減
し、−方、前記角部の相対移動が一点鎖線にて示す位置
を超えて生じた場合、連通部8の面積は、前記離隔距離
Sの変化状態に対応する変化状態を示し、ケーシング1
と弁体2の相対角変位の増加に応じて急減し、連通面積
の所望の変化状態が実現される。
また、前記切欠部9においては、これと弁体2の外周面
との重なり部分の周方向の長さは、前記相対角変位が大
きい場合においても、前記第1の部分9aの周方向長さ
しを超えることはない。例えば、長溝6から長溝5へ向
かう圧油は、第4図に矢符にて示すように、まず第2の
部分9b内に流入し、第1の部分9aと弁体2の外周面
との間を通過して長溝5に流入する。即ち第1の部分9
aは、長さしの絞り部として作用し、Lを十分小さくし
た場合、切欠部9における圧油の通流量Q (cm’ 
/sec )は、絞り部を通過する非圧縮性流体の流量
を示す公知の次式にて求められる。
Q=α・F・ 2g−P+ −Pz   γ ・・・(
2)但し、αは絞り部における流量係数であり、また、
Fは絞り部の面積(cm” )であって、他の符号は(
11式におけるものと同様である。切欠部9における流
れにおいては、絞り部の面積Fが次式にて算出できるこ
とは明らかである。
F=b−w   ・・・(3) 但し、Wはケーシング1の軸長方向への切欠部9の形成
長さ(cm)である。
前記周方向長さしが大きい場合、前記通流量Qは、前述
した(11式のlをLにて置換して得られる次式にて求
め6れる。
12・ ν ・ T ・ L (2)式により求められるQと、(4)式により求めら
れるQとを等しいとして得られるLをL maxとする
と、 h! となる。
但し、ΔP−(P+   Pz)である。
従って、切欠部9の第1の部分9aの周方向長さLを、
(5)式にて算出されるLmax以下とすることにより
、切欠部9における圧油の通流量Qは、温度に応じて大
きく変動する動粘性係数νを含まない前記(2)式にて
求められることになり、油温の高低が切欠部9における
通流量に与える影響は小さく、本発明に係る油圧制御弁
においては、操舵補助力の増加特性が、油温の高低に影
響されることはない。
動力舵取装置における作動油の温度は、通常60℃程度
まで上昇する。従って、60℃における油の動粘性係数
νに0.10 (cm” /sec ) 、同じ(油の
比重i1 r y8.67xlo−’ (kg/cm”
 ) 、及び流量係数α=0.7の各値を(5)式に代
入すると、Lmax Qll 9.0X10”  ・b
2・F■丁−<6]となり、例えば、第1の部分9aの
深さ寸法すが0.005 cmであり、長溝5.6間に
生じる圧力差ΔPが、最大20kg/cm”である場合
、これらを(6)式に代入すると、Lmax ko、1
01 cmとなり、第1の部分9aの周方向長さしを0
.101 cm以下とすることにより、油温の高低が操
舵補助力の増加特性に与える影響を、緩和することがで
きる。
〔効果〕
以上詳述した如く、本発明に係る油圧制御弁においては
、切欠部における圧油の通流量が、油温の影響を受けて
変化することがないから、これを動力舵取装置に適用し
た場合、操舵トルクの増加に対する操舵補助力の増加特
性が油温の高低に影響されることがな(、常時一定の操
舵感覚が得られる上、前記増加特性を、動力舵取装置に
要求される所望の特性とすることが可能である等、本発
明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は動力舵取装置の油圧回路図と共に示す本発明に
係る油圧制御弁の正面断面図、第2図及び第3図は切欠
部の形成状態を示す第1図の一部拡大図、第4図は切欠
部の作用を説明するための図、第5図は従来の油圧制御
弁における切欠部の形成状態を示す図、第6図は従来の
切欠部の作用を説明するための図である。 ■・・・ケーシング  2・・・弁体  4・・・トー
ションバー  5,6・・・長溝  9・・・切欠部9
a・・・第1の部分  9b・・・第2の部分  10
・・・油導入孔 lL12・・・油導出孔  P・・・
油圧ポンプS・・・油圧シリンダ 特 許 出願人  光洋精工株式会社 代理人 弁理士  河 野  登 夫 第2図 第4図 第3図 簗6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高圧源と低圧源とに交互に連通する複数本の長溝を
    その外周面に等配してある円筒状の弁体を、相異なる圧
    油の送給先に交互に連通し、前記長溝と同数の長溝をそ
    の内周面に等配してある筒状のケーシングに、相対回動
    自在に内嵌してなり、この相対回動に伴って前記両長溝
    間に生じる連通面積の変化に応じて、前記送給先への送
    給油圧を制御する油圧制御弁において、 前記長溝の側壁と、前記ケーシングの内周面又は弁体の
    外周面との間の角部に、前記内周面又は外周面に平行的
    であり、前記側壁に連なる第1の部分、及び前記内周面
    又は外周面からの半径方向の深さ寸法が、前記第1の部
    分のそれよりも大なる部分を含み、前記内周面又は外周
    面に直角に近い交叉角をなして連なる第2の部分とを備
    えた切欠部が形成してあり、 前記第1の部分の周方向長さが、該部分における前記深
    さ寸法、及び前記両長溝間に生じる圧力差に関連して定
    まる所定長さ以下としてあることを特徴とする油圧制御
    弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02100877U (ja) * 1989-01-30 1990-08-10
EP0585107A1 (en) * 1992-08-27 1994-03-02 Trw Inc. Steering control valve with contoured control surfaces

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JPH02100877U (ja) * 1989-01-30 1990-08-10
EP0585107A1 (en) * 1992-08-27 1994-03-02 Trw Inc. Steering control valve with contoured control surfaces

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