JPH0126461B2 - - Google Patents
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- JPH0126461B2 JPH0126461B2 JP57061467A JP6146782A JPH0126461B2 JP H0126461 B2 JPH0126461 B2 JP H0126461B2 JP 57061467 A JP57061467 A JP 57061467A JP 6146782 A JP6146782 A JP 6146782A JP H0126461 B2 JPH0126461 B2 JP H0126461B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- inorganic salt
- temperature side
- reactor
- temperature
- Prior art date
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、無機塩と気体との可逆反応におい
て、無機塩と気体の可逆反応が起こる高温の状態
と気体の凝縮、蒸発が起こる低温の状態との間の
温度サイクルの組合せによるケミカルヒートポン
プに関するものである。さらに詳しくは、高温状
態に対応する気体を吸収した無機塩から気体を分
解吸熱反応させる場所と無機塩へ気体を吸収発熱
反応させる場所を分離し、その両者の反応場所間
において無機塩および気体を吸収した無機塩を移
動、循環させ連続的にエネルギーの放出および吸
収を行なうことを特徴とするケミカルヒートポン
プに関するものである。
て、無機塩と気体の可逆反応が起こる高温の状態
と気体の凝縮、蒸発が起こる低温の状態との間の
温度サイクルの組合せによるケミカルヒートポン
プに関するものである。さらに詳しくは、高温状
態に対応する気体を吸収した無機塩から気体を分
解吸熱反応させる場所と無機塩へ気体を吸収発熱
反応させる場所を分離し、その両者の反応場所間
において無機塩および気体を吸収した無機塩を移
動、循環させ連続的にエネルギーの放出および吸
収を行なうことを特徴とするケミカルヒートポン
プに関するものである。
従来、太陽熱利用のケミカルヒートポンプ式冷
暖房装置としては吸収式冷凍機があり、そこでは
たとえば冷媒にはH2O、CH3OH、NH3などの気
体が用いられ吸収剤にはLiBr、LiClおよび
NaOHの水溶液あるいはH2Oなどの液体が用い
られている。
暖房装置としては吸収式冷凍機があり、そこでは
たとえば冷媒にはH2O、CH3OH、NH3などの気
体が用いられ吸収剤にはLiBr、LiClおよび
NaOHの水溶液あるいはH2Oなどの液体が用い
られている。
このように従来のケミカルヒートポンプ式冷暖
房用の吸収剤には流動性が要求されることからす
べて液体が用いられている。しかし、これらの液
体の欠点は蒸気圧が高く動作温度が限定されるこ
とである。
房用の吸収剤には流動性が要求されることからす
べて液体が用いられている。しかし、これらの液
体の欠点は蒸気圧が高く動作温度が限定されるこ
とである。
これに対し、本発明では吸収剤は無機塩の固体
であり、動作温度における蒸気圧は極めて低く無
視できる点に特徴がある。
であり、動作温度における蒸気圧は極めて低く無
視できる点に特徴がある。
また、固体の吸収剤を用いたケミカルヒートポ
ンプにおいて、固体の吸収剤を高温状態の容器と
低温状態の容器との間を循環させる方式として従
来知られているものとしては、金属の水素化物が
ある(特開昭55−33588号)。しかし、無機塩の吸
収剤を気体分解反応器と気体吸収反応器との間を
循環させ、かつ気体を高温側容器と低温側容器と
の間を循環させる方式は、本発明の特徴の一つで
ある。従来、無機塩の吸収剤を用いたケミカルヒ
ートポンプとしては、長期蓄熱あるいは季間蓄熱
としての応用が考えられており、そこでは、同じ
無機塩吸収剤を二つの容器に別に固定して収納
し、吸収反応と分解反応を交互に切り換えて行な
う方式がとられていた。すなわち、この方式は長
期断続運転であり、この方式の欠点は連続運転が
できないことにある。
ンプにおいて、固体の吸収剤を高温状態の容器と
低温状態の容器との間を循環させる方式として従
来知られているものとしては、金属の水素化物が
ある(特開昭55−33588号)。しかし、無機塩の吸
収剤を気体分解反応器と気体吸収反応器との間を
循環させ、かつ気体を高温側容器と低温側容器と
の間を循環させる方式は、本発明の特徴の一つで
ある。従来、無機塩の吸収剤を用いたケミカルヒ
ートポンプとしては、長期蓄熱あるいは季間蓄熱
としての応用が考えられており、そこでは、同じ
無機塩吸収剤を二つの容器に別に固定して収納
し、吸収反応と分解反応を交互に切り換えて行な
う方式がとられていた。すなわち、この方式は長
期断続運転であり、この方式の欠点は連続運転が
できないことにある。
さらに、本発明の特徴は、気体の輸送にキヤリ
ヤガスを用いて強制循環させることにある。これ
により、熱平衡状態での、また常圧近傍での運転
が可能となり、それ故に、高効率で、メンテナン
スが簡易な冷暖房給湯が可能となる。
ヤガスを用いて強制循環させることにある。これ
により、熱平衡状態での、また常圧近傍での運転
が可能となり、それ故に、高効率で、メンテナン
スが簡易な冷暖房給湯が可能となる。
次に本発明の基本構成および動作原理について
述べる。
述べる。
第1図に、本発明の実施に係わる基本的な構成
図を示す。1はすでに気体を吸収している無機塩
を加熱分解して気体を発生させ、発生した気体と
分解した無機塩とを分離させる機能をもつ気体分
解反応器、2は無機塩に気体を吸収させ、同時に
発生する熱エネルギーを捕集し、暖房、給湯など
に利用する機能をもつ気体吸収反応器である。そ
して気体分解反応器1と気体吸収反応器2とは無
機塩移動装置3および気体吸収無機塩移動装置4
により連結されている。ここで前記無機塩移動装
置3および前記気体吸収無機塩移動装置4のいず
れか一方は、重力による自然落下を利用すること
も可能である。5は気体分解反応器1で分解発生
した高温の気体を外冷気、地下冷水などを利用し
て冷却し、凝縮させる機能をもつ凝縮器、6は前
記凝縮器3で凝縮させた液体を冷房しようとする
室内空気などのもつ熱エネルギーにより蒸発させ
る機能をもつ蒸発器、なお凝縮器5と蒸発器6は
連結パイプ7および液体輸送装置8により連結さ
れている。なお液体輸送装置8としては重力によ
る自然落下装置を利用することもできる。気体分
解反応器1と凝縮器5は気体分解反応器1から凝
縮器5に気体を輸送する一対の連結パイプ9によ
り連結されている。なお、効率よく気体を輸送す
るためにキヤリヤガスを用い、第1図に示すよう
に気体分解反応器1から凝縮器5に気体を含むキ
ヤリヤガスを輸送する連結パイプと凝縮器5から
気体分解反応器1にキヤリヤガスを戻すための連
結パイプとの一対の連結パイプ9により気体分解
反応器1と凝縮器5とが連結されている。ここで
キヤリヤガスを前記気体分解反応器1と凝縮器5
との間を循環させるために気体輸送装置10を用
いるが、この気体輸送装置10は上記一対の連結
パイプ9のいずれか一方に取り付ける。11は集
熱器であり、太陽熱などの自然熱エネルギー、工
場、家庭などの廃熱などを捕集し、気体分解反応
器1への熱供給源としての機能をもつ12は気体
分解反応器1と集熱器11との間の熱交換器、1
3は気体吸収反応器2で得られた熱エネルギーを
暖房、給湯に利用するための熱交換器、14は凝
縮器5と外気、地下水などの自然冷体との間の熱
交換器、15は蒸発器6と冷房しようとする室内
空気(但し、冷房不要の場合は地下水、外気)と
の熱交換器である。
図を示す。1はすでに気体を吸収している無機塩
を加熱分解して気体を発生させ、発生した気体と
分解した無機塩とを分離させる機能をもつ気体分
解反応器、2は無機塩に気体を吸収させ、同時に
発生する熱エネルギーを捕集し、暖房、給湯など
に利用する機能をもつ気体吸収反応器である。そ
して気体分解反応器1と気体吸収反応器2とは無
機塩移動装置3および気体吸収無機塩移動装置4
により連結されている。ここで前記無機塩移動装
置3および前記気体吸収無機塩移動装置4のいず
れか一方は、重力による自然落下を利用すること
も可能である。5は気体分解反応器1で分解発生
した高温の気体を外冷気、地下冷水などを利用し
て冷却し、凝縮させる機能をもつ凝縮器、6は前
記凝縮器3で凝縮させた液体を冷房しようとする
室内空気などのもつ熱エネルギーにより蒸発させ
る機能をもつ蒸発器、なお凝縮器5と蒸発器6は
連結パイプ7および液体輸送装置8により連結さ
れている。なお液体輸送装置8としては重力によ
る自然落下装置を利用することもできる。気体分
解反応器1と凝縮器5は気体分解反応器1から凝
縮器5に気体を輸送する一対の連結パイプ9によ
り連結されている。なお、効率よく気体を輸送す
るためにキヤリヤガスを用い、第1図に示すよう
に気体分解反応器1から凝縮器5に気体を含むキ
ヤリヤガスを輸送する連結パイプと凝縮器5から
気体分解反応器1にキヤリヤガスを戻すための連
結パイプとの一対の連結パイプ9により気体分解
反応器1と凝縮器5とが連結されている。ここで
キヤリヤガスを前記気体分解反応器1と凝縮器5
との間を循環させるために気体輸送装置10を用
いるが、この気体輸送装置10は上記一対の連結
パイプ9のいずれか一方に取り付ける。11は集
熱器であり、太陽熱などの自然熱エネルギー、工
場、家庭などの廃熱などを捕集し、気体分解反応
器1への熱供給源としての機能をもつ12は気体
分解反応器1と集熱器11との間の熱交換器、1
3は気体吸収反応器2で得られた熱エネルギーを
暖房、給湯に利用するための熱交換器、14は凝
縮器5と外気、地下水などの自然冷体との間の熱
交換器、15は蒸発器6と冷房しようとする室内
空気(但し、冷房不要の場合は地下水、外気)と
の熱交換器である。
つぎに本発明の動作原理について説明する。本
発明は次の二種類の可逆過程を組合せて用いる。
発明は次の二種類の可逆過程を組合せて用いる。
M・X(S)過程A(吸熱)
―――――――→
←―――――――
過程D(発熱)M(S)+X(g)
X(g)過程B(発熱)
―――――――→
←―――――――
過程C(吸熱)X(l)
ここでM・L(S)は気体を吸収した無機塩で
あり、M(S)は無機塩であり、X(g)は気体であ
り、X(l)は液体である。
あり、M(S)は無機塩であり、X(g)は気体であ
り、X(l)は液体である。
本発明の動作は過程A(気体発生)→過程B(気
体凝縮)→過程C(気体蒸発)→過程D(気体吸
収)→過程A(気体発生)のサイクルの繰り返し
からなる。
体凝縮)→過程C(気体蒸発)→過程D(気体吸
収)→過程A(気体発生)のサイクルの繰り返し
からなる。
過程Aでは気体分解反応器1に運ばれてきた
M・X(S)が集熱器11より熱エネルギーの供
給を受けて気体X(g)を分解発生する。発生した気
体X(g)はキヤリヤガスを循環させている一対の連
結パイプ9を通して凝縮器5に輸送され、同時に
気体X(g)の一部あるいは全部を分解した後の無機
塩M(S)が無機塩移動装置3により気体吸収反
応器2に送られる。
M・X(S)が集熱器11より熱エネルギーの供
給を受けて気体X(g)を分解発生する。発生した気
体X(g)はキヤリヤガスを循環させている一対の連
結パイプ9を通して凝縮器5に輸送され、同時に
気体X(g)の一部あるいは全部を分解した後の無機
塩M(S)が無機塩移動装置3により気体吸収反
応器2に送られる。
過程Bでは凝縮器5に運ばれてきた高温気体X
(g)が熱交換器14により冷却され液体(l)になり、
液体輸送装置8により蒸発器6へ送られる。
(g)が熱交換器14により冷却され液体(l)になり、
液体輸送装置8により蒸発器6へ送られる。
過程Cでは蒸発器6に運ばれてきた液体X(l)が
熱交換器15により熱エネルギーの供給を受けて
蒸発し、その蒸発した低温低圧気体X(g)はキヤリ
ヤガスを循環させている一対の連結パイプ16を
通して気体吸収反応器2に送られる。17は気体
分解反応器1と気体吸収反応器2との連結パイプ
である。
熱交換器15により熱エネルギーの供給を受けて
蒸発し、その蒸発した低温低圧気体X(g)はキヤリ
ヤガスを循環させている一対の連結パイプ16を
通して気体吸収反応器2に送られる。17は気体
分解反応器1と気体吸収反応器2との連結パイプ
である。
過程Dでは気体吸収反応器2に運ばれてきた無
機塩M(S)と低温低圧気体X(g)とが反応し、熱
エネルギーを放出しながらM・X(S)に戻る。
気体を吸収した無機塩M・X(S)は気体吸収無
機塩移動装置4により、再び気体分解反応器1に
送り込まれる。
機塩M(S)と低温低圧気体X(g)とが反応し、熱
エネルギーを放出しながらM・X(S)に戻る。
気体を吸収した無機塩M・X(S)は気体吸収無
機塩移動装置4により、再び気体分解反応器1に
送り込まれる。
以上の過程A→B→C→Dを連続的に繰り返す
ことにより、特に過程Cで起つている蒸発器6内
の熱エネルギー吸収を冷房に用いることができ、
また過程Dで起つている気体吸収反応器2内の熱
エネルギー放出を暖房あるいは給湯に用いること
ができる。しかもそれらを連続的に行なうことが
できる。
ことにより、特に過程Cで起つている蒸発器6内
の熱エネルギー吸収を冷房に用いることができ、
また過程Dで起つている気体吸収反応器2内の熱
エネルギー放出を暖房あるいは給湯に用いること
ができる。しかもそれらを連続的に行なうことが
できる。
以下具体例を挙げて説明をする。
無機塩として市販の塩化カルシウム(Call2)
を、気体として市販のメタノール(CH3OH)を
それぞれ用意し、次の二種類の可逆過程、の
組合せを選んだ。
を、気体として市販のメタノール(CH3OH)を
それぞれ用意し、次の二種類の可逆過程、の
組合せを選んだ。
CaCl2・2CH3OH(S)過程A
―――→
←―――
過程DCaCl2(S)
+2CH3OH(g) ……
CH3OH(g)過程B
―――→
←―――
過程CCH3OH(l) ……
CaCl2−CH3OH等の可逆反応の平衡蒸気圧−
温度曲線およびメタノールの凝縮蒸発過程の平
衡蒸気圧−温度曲線をそれぞれ第2図に示す。高
温側のメタノール蒸気の平衡圧として0.4気圧を
選んだ。この時のCaCl2−CH3OH等の可逆反応
における平衡温度は110℃であり、メタノール
凝縮蒸発過程の平衡温度は41.5℃である。一
方、低温側のメタノール蒸気の平衡圧として0.06
気圧を選んだ。この時のCaCl2−CH3OH等可逆
反応の平衡温度は70.6℃であり、メタノール凝
縮蒸発過程の平衡温度は5℃である。
温度曲線およびメタノールの凝縮蒸発過程の平
衡蒸気圧−温度曲線をそれぞれ第2図に示す。高
温側のメタノール蒸気の平衡圧として0.4気圧を
選んだ。この時のCaCl2−CH3OH等の可逆反応
における平衡温度は110℃であり、メタノール
凝縮蒸発過程の平衡温度は41.5℃である。一
方、低温側のメタノール蒸気の平衡圧として0.06
気圧を選んだ。この時のCaCl2−CH3OH等可逆
反応の平衡温度は70.6℃であり、メタノール凝
縮蒸発過程の平衡温度は5℃である。
過程A(気体発生過程)における気体分解反応
器1内のCaCl2・2CH3OH(S)の分解反応温度
を120℃に選んだ。この時発生するメタノール蒸
気の分圧は0.5気圧である。一般には、分解反応
の動作点Aは平衡温度110℃、平衡蒸気圧0.4気圧
よりも高ければよい。過程Aの分解反応に要する
集熱器11から供給されるべき熱エネルギー(実
施例ではヒータ加熱により供給は約222cal/g
CaCl2である。
器1内のCaCl2・2CH3OH(S)の分解反応温度
を120℃に選んだ。この時発生するメタノール蒸
気の分圧は0.5気圧である。一般には、分解反応
の動作点Aは平衡温度110℃、平衡蒸気圧0.4気圧
よりも高ければよい。過程Aの分解反応に要する
集熱器11から供給されるべき熱エネルギー(実
施例ではヒータ加熱により供給は約222cal/g
CaCl2である。
過程B(気体凝縮過程)における凝縮器5内に
おけるメタノール蒸気の凝縮温度を35℃に選ん
だ。この時のメタノール蒸気の分圧は0.3気圧で
ある。一般には凝縮の動作点Bは平衡温度41.5
℃、平衡蒸気圧0.4気圧よりも低ければよい。
おけるメタノール蒸気の凝縮温度を35℃に選ん
だ。この時のメタノール蒸気の分圧は0.3気圧で
ある。一般には凝縮の動作点Bは平衡温度41.5
℃、平衡蒸気圧0.4気圧よりも低ければよい。
過程Bのメタノール凝縮に要する熱交換器14
を通じて外部(実施例では水道水を使用)にくみ
出されるべき熱エネルギーは約263cal/g
CH3OHである。
を通じて外部(実施例では水道水を使用)にくみ
出されるべき熱エネルギーは約263cal/g
CH3OHである。
過程C(気体蒸発過程)では蒸発器6に送られ
てきた35℃のメタノール液体は蒸発器6内が設定
された平衡蒸気圧0.06気圧、平衡温度5℃よりも
わずかに高い動作点C(蒸気圧0.07atm、温度10
℃)にあるため完全に蒸発する。その蒸発熱は約
265cal/gCH3OHであり、冷房しようとする室
内の熱エネルギーから熱交換器15を通じて供給
される。冷房の限界温度は設定された動作点Cの
温度である。
てきた35℃のメタノール液体は蒸発器6内が設定
された平衡蒸気圧0.06気圧、平衡温度5℃よりも
わずかに高い動作点C(蒸気圧0.07atm、温度10
℃)にあるため完全に蒸発する。その蒸発熱は約
265cal/gCH3OHであり、冷房しようとする室
内の熱エネルギーから熱交換器15を通じて供給
される。冷房の限界温度は設定された動作点Cの
温度である。
過程D(気体吸収過程)では気体吸収反応器2
内のCaCl2に過程Cで生じたメタノールの低温低
圧蒸気を吸収させるためにはその吸収反応温度
(動作点Dの温度)を平衡温度70.6℃以下に保持
する必要がある。すなわち、吸収反応により放出
される熱量約222cal/gCaCl2を熱交換器13を
通じて速やかに気体吸収反応器2の外に取り出す
ことが必要である。この放出された熱エネルギー
は暖房あるいは給湯に利用する。ただしそれらの
到達限界温度は設定された動作点Dの温度であ
る。
内のCaCl2に過程Cで生じたメタノールの低温低
圧蒸気を吸収させるためにはその吸収反応温度
(動作点Dの温度)を平衡温度70.6℃以下に保持
する必要がある。すなわち、吸収反応により放出
される熱量約222cal/gCaCl2を熱交換器13を
通じて速やかに気体吸収反応器2の外に取り出す
ことが必要である。この放出された熱エネルギー
は暖房あるいは給湯に利用する。ただしそれらの
到達限界温度は設定された動作点Dの温度であ
る。
なお、本発明の実施例として第1図に示すよう
に気体分解反応器1と凝縮器5との間を一対の連
結パイプ9と気体輸送装置10とを用いてキヤリ
ヤガスを高速循環させると、その循環速度を高め
る程、動作点AおよびBはそれぞれの平衡温度に
近ずくことがわかつた。また、同様に蒸発器6と
気体吸収反応器2との間を一対の連結パイプ16
と気体輸送装置10とを用いてキヤリヤガスを高
速循環させると、その循環速度を高める程、動作
点CおよびDはそれぞれの平衡温度に近ずくこと
がわかつた。
に気体分解反応器1と凝縮器5との間を一対の連
結パイプ9と気体輸送装置10とを用いてキヤリ
ヤガスを高速循環させると、その循環速度を高め
る程、動作点AおよびBはそれぞれの平衡温度に
近ずくことがわかつた。また、同様に蒸発器6と
気体吸収反応器2との間を一対の連結パイプ16
と気体輸送装置10とを用いてキヤリヤガスを高
速循環させると、その循環速度を高める程、動作
点CおよびDはそれぞれの平衡温度に近ずくこと
がわかつた。
このように、CaCl2−CH3OH等の可逆反応お
よびCH3OHの凝縮蒸発過程を組合せた過程A→
B→C→Dを繰り返すことにより、メタノール蒸
気の分圧が1気圧以下の非常に低い圧力で連続的
に冷房および暖房あるいは給湯を行なうことがで
きた。
よびCH3OHの凝縮蒸発過程を組合せた過程A→
B→C→Dを繰り返すことにより、メタノール蒸
気の分圧が1気圧以下の非常に低い圧力で連続的
に冷房および暖房あるいは給湯を行なうことがで
きた。
以上説明したように、本発明では従来から知ら
れている固体の吸収剤を用いた固定式ケミカルヒ
ートポンプでは得られなかつた連続運転(例えば
昼間太陽熱で蓄熱しながら同時に冷暖房を行な
う)を可能にしたこと、またそれにより小型軽量
化を可能にしたこと、また従来の液体の吸収剤を
用いた連続式ケミカルヒートポンプ(例LiBr−
H2O等)では動作蒸気の蒸気圧が高くなること
や吸収剤の蒸気圧も無視できないなどの欠点があ
つたが、本発明では動作蒸気は1気圧以下であ
り、キヤリヤガスを用いてほぼ常圧下での使用が
可能であり、メンテナンスが簡易となりまた吸収
剤の蒸気圧はほとんど無視できるなどの優れた効
果を奏するものである。
れている固体の吸収剤を用いた固定式ケミカルヒ
ートポンプでは得られなかつた連続運転(例えば
昼間太陽熱で蓄熱しながら同時に冷暖房を行な
う)を可能にしたこと、またそれにより小型軽量
化を可能にしたこと、また従来の液体の吸収剤を
用いた連続式ケミカルヒートポンプ(例LiBr−
H2O等)では動作蒸気の蒸気圧が高くなること
や吸収剤の蒸気圧も無視できないなどの欠点があ
つたが、本発明では動作蒸気は1気圧以下であ
り、キヤリヤガスを用いてほぼ常圧下での使用が
可能であり、メンテナンスが簡易となりまた吸収
剤の蒸気圧はほとんど無視できるなどの優れた効
果を奏するものである。
第1図は本発明の一実施例におけるケミカルヒ
ートポンプ式冷暖房給湯装置の回路説明図、第2
図はCaCl2−CH3OH系およびCH3OHの蒸気圧−
温度特性図である。 1……気体分解反応器、2……気体吸収反応
器、3……無機塩移動装置、4……気体吸収無機
塩移動装置、5……凝縮器、6……蒸発器、7,
9,16,17……連結パイプ、10……気体輸
送装置。
ートポンプ式冷暖房給湯装置の回路説明図、第2
図はCaCl2−CH3OH系およびCH3OHの蒸気圧−
温度特性図である。 1……気体分解反応器、2……気体吸収反応
器、3……無機塩移動装置、4……気体吸収無機
塩移動装置、5……凝縮器、6……蒸発器、7,
9,16,17……連結パイプ、10……気体輸
送装置。
Claims (1)
- 1 無機塩への気体の吸収反応(発熱)および気
体を吸収した無機塩からの気体の分解反応(吸
熱)が可逆的であることを利用したケミカルヒー
トポンプを設け、高反応温度側の気体吸収反応
器、気体分解反応器、無機塩および気体を吸収し
た無機塩を移動させる装置、集熱器および低反応
温度側の凝縮器、蒸発器、液体を移動させる装置
を設け、高温側の無機塩および気体を吸収した無
機塩移動装置により無機塩および気体を吸収した
無機塩を気体吸収反応器と気体分解反応器との間
を循環させる連結パイプおよび低温側の液体移動
装置により、凝縮器で凝縮された液体を蒸発器へ
輸送させる連結パイプを設け、高温側の気体分解
反応器で発生する高温の気体をキヤリヤガスを用
いて低温側の凝縮器へ輸送させる一対の連結パイ
プ、気体輸送装置および低温側の蒸発器で発生す
る低温の気体をキヤリヤガスを用いて高温側の気
体吸収反応器へ輸送させる一対の連結パイプ、気
体輸送装置および集熱器と高温側の気体分解反応
器との間で熱媒体を循環させる連結パイプを設け
たケミカルヒートポンプ式冷暖房給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57061467A JPS58178163A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ケミカルヒ−トポンプ式冷暖房給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57061467A JPS58178163A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ケミカルヒ−トポンプ式冷暖房給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58178163A JPS58178163A (ja) | 1983-10-19 |
| JPH0126461B2 true JPH0126461B2 (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=13171874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57061467A Granted JPS58178163A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ケミカルヒ−トポンプ式冷暖房給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58178163A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55152355A (en) * | 1979-05-16 | 1980-11-27 | Takuma Kk | Absorption refrigerating machine utilizing low temperature heat source |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP57061467A patent/JPS58178163A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58178163A (ja) | 1983-10-19 |
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