JPH0127498Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0127498Y2 JPH0127498Y2 JP2195985U JP2195985U JPH0127498Y2 JP H0127498 Y2 JPH0127498 Y2 JP H0127498Y2 JP 2195985 U JP2195985 U JP 2195985U JP 2195985 U JP2195985 U JP 2195985U JP H0127498 Y2 JPH0127498 Y2 JP H0127498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- wax
- nut
- side frame
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 15
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 15
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004018 waxing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車等の車両にほぼ水平方向に設
置される中空梁状構造部材に関するもので、特
に、フロントサイドフレームやサイドシルのよう
な、車体下部に設けられる車両用構造部材に関す
るものである。
置される中空梁状構造部材に関するもので、特
に、フロントサイドフレームやサイドシルのよう
な、車体下部に設けられる車両用構造部材に関す
るものである。
(従来の技術)
例えば自動車のフロントサイドフレームは、軽
量化のために中空箱型断面のものとされている
が、そのようなフロントサイドフレームは車体前
部の下部にほぼ水平に設置されるものであるの
で、内部に水等が溜まりやすい。そこで、そのよ
うに車体下部にほぼ水平に設置される中空構造部
材には、その内面にワツクスを吹き付けて塗布す
ることにより、内面にも防錆処理を施すようにし
ている。
量化のために中空箱型断面のものとされている
が、そのようなフロントサイドフレームは車体前
部の下部にほぼ水平に設置されるものであるの
で、内部に水等が溜まりやすい。そこで、そのよ
うに車体下部にほぼ水平に設置される中空構造部
材には、その内面にワツクスを吹き付けて塗布す
ることにより、内面にも防錆処理を施すようにし
ている。
その場合、通常、そのワツクス塗布は、ボデー
シエルの組み立て及び塗装工程の終了後に行われ
る。したがつて、例えばフロントサイドフレーム
の内部には、ダツシユボードの前面側に組み付け
られてほぼ水平に保持された状態で、その前面開
口からワツクスの吹き付けが行われる。
シエルの組み立て及び塗装工程の終了後に行われ
る。したがつて、例えばフロントサイドフレーム
の内部には、ダツシユボードの前面側に組み付け
られてほぼ水平に保持された状態で、その前面開
口からワツクスの吹き付けが行われる。
このように、フロントサイドフレームの内部に
ワツクス塗布を行う場合に一般に用いられている
手法を、第5及び6図により説明する。
ワツクス塗布を行う場合に一般に用いられている
手法を、第5及び6図により説明する。
第5図に示されているように、車体前部の両側
下部には、構造部材としてのフロントサイドフレ
ーム1が前後方向にほぼ水平に設けられている。
このサイドフレーム1は、中空箱型断面のもの、
あるいはコの字形断面をなし、その外面に溶着さ
れるホイールハウス2とともに中空箱型断面を形
成するもので、その前面には開口3が設けられて
いる。また、その後部にはダツシユボード4が溶
着され、更にフロントアウトリガー5を介してサ
イドシル6に連結されている。
下部には、構造部材としてのフロントサイドフレ
ーム1が前後方向にほぼ水平に設けられている。
このサイドフレーム1は、中空箱型断面のもの、
あるいはコの字形断面をなし、その外面に溶着さ
れるホイールハウス2とともに中空箱型断面を形
成するもので、その前面には開口3が設けられて
いる。また、その後部にはダツシユボード4が溶
着され、更にフロントアウトリガー5を介してサ
イドシル6に連結されている。
このように組み付けられたフロントサイドフレ
ーム1の内部にワツクス塗布を行うときには、第
6図に示されているように、その前面開口3から
内部に塗布ノズル7を挿入し、そのノズル7によ
つてワツクスを吹き付ける。そして、そのノズル
7を前後に移動させ、また、その傾きを上下左右
に適宜調節することによつて、サイドフレーム1
の内面に均一にワツクスが塗布されるようにす
る。
ーム1の内部にワツクス塗布を行うときには、第
6図に示されているように、その前面開口3から
内部に塗布ノズル7を挿入し、そのノズル7によ
つてワツクスを吹き付ける。そして、そのノズル
7を前後に移動させ、また、その傾きを上下左右
に適宜調節することによつて、サイドフレーム1
の内面に均一にワツクスが塗布されるようにす
る。
そして、その後に、バンパやエンジンを支持す
るサブフレーム等が組み付けられる。
るサブフレーム等が組み付けられる。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、このエンジン支持用のサブフレーム
は、通常、フロントサイドフレーム1の下面側か
ら挿通されるボルトによつて組み付けられるよう
になつている。そのために、フロントサイドフレ
ーム1には、第6図に示されているように、その
底壁1aの内面にナツト8が溶着されている。こ
のナツト8のねじ孔8aは、サイドフレーム1の
内部に向かつて開口している。そして、上述のよ
うに、ワツクス塗布時にはサブフレームは組み付
けられていないので、そのナツト8にはボルトは
螺合されていない。したがつて、その状態でワツ
クスを吹き付けると、そのナツト8のねじ孔8a
にワツクスが付着してしまう。
は、通常、フロントサイドフレーム1の下面側か
ら挿通されるボルトによつて組み付けられるよう
になつている。そのために、フロントサイドフレ
ーム1には、第6図に示されているように、その
底壁1aの内面にナツト8が溶着されている。こ
のナツト8のねじ孔8aは、サイドフレーム1の
内部に向かつて開口している。そして、上述のよ
うに、ワツクス塗布時にはサブフレームは組み付
けられていないので、そのナツト8にはボルトは
螺合されていない。したがつて、その状態でワツ
クスを吹き付けると、そのナツト8のねじ孔8a
にワツクスが付着してしまう。
このようにナツト8のねじ孔8aにワツクスが
付着すると、ボルトを締め付けたときに十分な締
め付け力が得られなくなつてしまう。また、その
付着量によつて各ナツト8のねじ部におけるボル
トとの摩擦係数が異なるものとなり、安定した締
め付け荷重が得られなくなつてしまう。
付着すると、ボルトを締め付けたときに十分な締
め付け力が得られなくなつてしまう。また、その
付着量によつて各ナツト8のねじ部におけるボル
トとの摩擦係数が異なるものとなり、安定した締
め付け荷重が得られなくなつてしまう。
そこで、従来は、ワツクス塗布ノズル7の位置
や傾きを調節して、ナツト8のねじ孔8aにワツ
クスが流入することのないように注意しながらそ
の吹き付け作業を行つていたのであるが、サイド
フレーム1のような中空構造部材の内面は作業者
の勘に頼らざるを得ず、そのために、ワツクスが
サイドフレーム1の内面に均一に塗布されるよう
にするには、非常な熟練を要するものとなつてい
た。
や傾きを調節して、ナツト8のねじ孔8aにワツ
クスが流入することのないように注意しながらそ
の吹き付け作業を行つていたのであるが、サイド
フレーム1のような中空構造部材の内面は作業者
の勘に頼らざるを得ず、そのために、ワツクスが
サイドフレーム1の内面に均一に塗布されるよう
にするには、非常な熟練を要するものとなつてい
た。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたも
のであつて、その目的は、中空構造部材の内面へ
のワツクス塗布を行うときに、その内面に設けら
れたナツトにはワツクスが付着することのないよ
うにすることである。
のであつて、その目的は、中空構造部材の内面へ
のワツクス塗布を行うときに、その内面に設けら
れたナツトにはワツクスが付着することのないよ
うにすることである。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するために、本考案では、中空
構造部材の内面に設けられたナツトを、その内面
に取り付けられたカバーによつて覆うようにして
いる。そのカバーは、少なくともナツトの上方を
覆い得るものであればよく、その側面には開口が
設けられている。
構造部材の内面に設けられたナツトを、その内面
に取り付けられたカバーによつて覆うようにして
いる。そのカバーは、少なくともナツトの上方を
覆い得るものであればよく、その側面には開口が
設けられている。
(作用)
このようなカバーを設けることにより、塗布ノ
ズルから吹き出されたワツクスは、そのカバーに
よつて遮られるようになるので、ナツトのねじ孔
に流入することはなくなる。ワツクスはかなり粘
性が高いので、ノズルから吹き出されても下方に
落下する傾向にある。したがつて、ナツトの上方
のみを覆うカバーによつても、そのワツクスはほ
とんど遮ることができる。
ズルから吹き出されたワツクスは、そのカバーに
よつて遮られるようになるので、ナツトのねじ孔
に流入することはなくなる。ワツクスはかなり粘
性が高いので、ノズルから吹き出されても下方に
落下する傾向にある。したがつて、ナツトの上方
のみを覆うカバーによつても、そのワツクスはほ
とんど遮ることができる。
そして、そのカバーの側面に設けられた開口に
よつて、カバーの内部の通気性が確保されるの
で、塗装液中に浸漬したときにも、その塗装液が
カバーの内部全体に行きわたり、塗装が全面に施
されるようになる。
よつて、カバーの内部の通気性が確保されるの
で、塗装液中に浸漬したときにも、その塗装液が
カバーの内部全体に行きわたり、塗装が全面に施
されるようになる。
(実施例)
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
図中、第1及び2図は、本考案を自動車のフロ
ントサイドフレームに適用した一実施例を示すも
ので、第1図はその要部の切り欠き斜視図であ
り、第2図は、そのフロントサイドフレームを、
内面へのワツクス塗布時の作業状態とともに示す
縦断面図である。なお、これらの図において、上
述の第5,6図に示したものと同様の部分には同
一の符号が付されている。
ントサイドフレームに適用した一実施例を示すも
ので、第1図はその要部の切り欠き斜視図であ
り、第2図は、そのフロントサイドフレームを、
内面へのワツクス塗布時の作業状態とともに示す
縦断面図である。なお、これらの図において、上
述の第5,6図に示したものと同様の部分には同
一の符号が付されている。
第1,2図から明らかなように、フロントサイ
ドフレーム1の底壁1aにはボルト挿通孔1bが
設けられ、その底壁1aの内面に、ボルト挿通孔
1bにねじ孔8aを合わせるようにしてナツト8
が溶着されている。そして、このナツト8を覆う
ようにして、カバー9が取り付けられている。こ
のカバー9は、第1図に示されているように、扁
平な頂面9aを有するほぼ円筒状のもので、薄い
鋼板をプレスして成形されている。そのカバー9
の高さは、第2図に仮想線で示されているように
サブフレーム10を組み付けたとき、その締め付
けボルト11の先端部を受容し得るだけの高さと
されている。また、そのカバー9の側面9bに
は、全高にわたつて延びる細長い開口12が設け
られている。この開口12は、サイドフレーム1
の長手方向軸線に対してほぼ直角の方向に位置す
るようにされている。そして、そのカバー9の底
部にはフランジ9cが形成され、そのフランジ9
cによつて、サイドフレーム1の底壁1a内面に
スポツト溶接されるようになつている。
ドフレーム1の底壁1aにはボルト挿通孔1bが
設けられ、その底壁1aの内面に、ボルト挿通孔
1bにねじ孔8aを合わせるようにしてナツト8
が溶着されている。そして、このナツト8を覆う
ようにして、カバー9が取り付けられている。こ
のカバー9は、第1図に示されているように、扁
平な頂面9aを有するほぼ円筒状のもので、薄い
鋼板をプレスして成形されている。そのカバー9
の高さは、第2図に仮想線で示されているように
サブフレーム10を組み付けたとき、その締め付
けボルト11の先端部を受容し得るだけの高さと
されている。また、そのカバー9の側面9bに
は、全高にわたつて延びる細長い開口12が設け
られている。この開口12は、サイドフレーム1
の長手方向軸線に対してほぼ直角の方向に位置す
るようにされている。そして、そのカバー9の底
部にはフランジ9cが形成され、そのフランジ9
cによつて、サイドフレーム1の底壁1a内面に
スポツト溶接されるようになつている。
このようにしてナツト8及びカバー9が溶着さ
れたフロントサイドフレーム1は、ダツシユボー
ド4の前面に組み付けられ、ボデーシエルを構成
する。そして、そのボデーシエルは、電着塗装の
ために塗装液の中に浸漬される。そのとき、その
塗装液は、サイドフレーム1の前面開口3等から
その内部に流入するほか、ボルト挿通孔1b及び
ナツト8のねじ孔8aを通してカバー9内に流入
し、そのカバー9の開口12を通してサイドフレ
ーム1の内部に流入する。この間において、カバ
ー9内の空気は、その側面9bに設けられた開口
12の上部から流出する。したがつて、塗装液の
カバー9内への流入が妨げられることはない。
れたフロントサイドフレーム1は、ダツシユボー
ド4の前面に組み付けられ、ボデーシエルを構成
する。そして、そのボデーシエルは、電着塗装の
ために塗装液の中に浸漬される。そのとき、その
塗装液は、サイドフレーム1の前面開口3等から
その内部に流入するほか、ボルト挿通孔1b及び
ナツト8のねじ孔8aを通してカバー9内に流入
し、そのカバー9の開口12を通してサイドフレ
ーム1の内部に流入する。この間において、カバ
ー9内の空気は、その側面9bに設けられた開口
12の上部から流出する。したがつて、塗装液の
カバー9内への流入が妨げられることはない。
電着塗装が完了すると、ボデーシエルは塗装液
槽から引き上げられる。そのとき、サイドフレー
ム1内の塗装液は、その底部に設けられた塗装液
抜き用の開口等から流出する。そして、カバー9
内の塗装液は、ナツト8のねじ孔8a及びボルト
挿通孔1bを通して流出するとともに、カバー9
の側面9bに設けられたた開口12を通して流出
する。この開口12はカバー9の底部にまで設け
られているので、塗装液がカバー9内に残ること
はない。
槽から引き上げられる。そのとき、サイドフレー
ム1内の塗装液は、その底部に設けられた塗装液
抜き用の開口等から流出する。そして、カバー9
内の塗装液は、ナツト8のねじ孔8a及びボルト
挿通孔1bを通して流出するとともに、カバー9
の側面9bに設けられたた開口12を通して流出
する。この開口12はカバー9の底部にまで設け
られているので、塗装液がカバー9内に残ること
はない。
こうして塗装されたボデーシエルには、塗料が
乾燥した後、フロントサイドフレーム1等の中空
構造部材の内面にワツクス塗布が施される。フロ
ントサイドフレーム1の内面にワツクスを塗布す
るときには、従来と同様に、ほぼ水平な状態とし
て、その前面の開口3から塗布ノズル7を挿入
し、そのノズル7からワツクスを吹き付ける。す
ると、ワツクスは、第2図に矢印で示されている
ように、ノズル7からサイドフレーム1の長手方
向に沿つて後方に噴出した後、重力によつて下方
に落下する。したがつて、そのワツクスはカバー
9の頂面9aによつて大半が遮られ、ナツト8に
吹き付けられることが防止される。カバー9の側
面9bには開口12が設けられているが、その開
口12はノズル7に直交するように、すなわちワ
ツクスの吹き付け方向に直交するように設けられ
ているので、その開口12からカバー9の内部に
ワツクスが流入することもほとんどない。
乾燥した後、フロントサイドフレーム1等の中空
構造部材の内面にワツクス塗布が施される。フロ
ントサイドフレーム1の内面にワツクスを塗布す
るときには、従来と同様に、ほぼ水平な状態とし
て、その前面の開口3から塗布ノズル7を挿入
し、そのノズル7からワツクスを吹き付ける。す
ると、ワツクスは、第2図に矢印で示されている
ように、ノズル7からサイドフレーム1の長手方
向に沿つて後方に噴出した後、重力によつて下方
に落下する。したがつて、そのワツクスはカバー
9の頂面9aによつて大半が遮られ、ナツト8に
吹き付けられることが防止される。カバー9の側
面9bには開口12が設けられているが、その開
口12はノズル7に直交するように、すなわちワ
ツクスの吹き付け方向に直交するように設けられ
ているので、その開口12からカバー9の内部に
ワツクスが流入することもほとんどない。
このように、従来どおりの手法によつてサイド
フレーム1の内面にワツクスの吹き付け塗布を行
つた場合にも、ワツクスがナツト8のねじ孔8a
に付着する恐れはなくなるので、ワツクスをサイ
ドフレーム1の内面全面に塗布しても支障はなく
なり、均一に塗布することも容易となる。
フレーム1の内面にワツクスの吹き付け塗布を行
つた場合にも、ワツクスがナツト8のねじ孔8a
に付着する恐れはなくなるので、ワツクスをサイ
ドフレーム1の内面全面に塗布しても支障はなく
なり、均一に塗布することも容易となる。
このようにしてワツクス塗布による防錆処理が
施されたサイドフレーム1には、その下面にサブ
フレーム10が組み付けられる。この組み付け
は、その下方から挿通されるボルト11によつて
行われるが、上述のようにナツト8をカバー9で
覆うことにより、そのねじ孔8aへのワツクスの
付着が防がれているので、そのボルト11とナツ
ト8との間には所定どおりの摩擦係数が得られ、
その締め付けは一定のトルクで確実に行うことが
できる。したがつて、その締め付け作業も容易と
なる。
施されたサイドフレーム1には、その下面にサブ
フレーム10が組み付けられる。この組み付け
は、その下方から挿通されるボルト11によつて
行われるが、上述のようにナツト8をカバー9で
覆うことにより、そのねじ孔8aへのワツクスの
付着が防がれているので、そのボルト11とナツ
ト8との間には所定どおりの摩擦係数が得られ、
その締め付けは一定のトルクで確実に行うことが
できる。したがつて、その締め付け作業も容易と
なる。
そして、カバー9の内部は、ナツト8にボルト
11が螺合された状態でも、その側面9bに設け
られた開口12によつて外部に開放されているの
で、その内部の通気性は十分に確保される。した
がつて、その内部に錆が生ずることも防止され
る。
11が螺合された状態でも、その側面9bに設け
られた開口12によつて外部に開放されているの
で、その内部の通気性は十分に確保される。した
がつて、その内部に錆が生ずることも防止され
る。
カバー9の形状は、上記実施例のような形状に
限られるものではなく、例えば角筒状のものとす
ることもできる。また、第3図に示されているよ
うに、その頂面9aを屋根形の傾斜面とすること
もできる。このようにすることによつて、そのプ
レス成形が容易となる。その場合にも、開口12
は、カバー9の最高部と同じ高さにまで設けるこ
とが望ましい。
限られるものではなく、例えば角筒状のものとす
ることもできる。また、第3図に示されているよ
うに、その頂面9aを屋根形の傾斜面とすること
もできる。このようにすることによつて、そのプ
レス成形が容易となる。その場合にも、開口12
は、カバー9の最高部と同じ高さにまで設けるこ
とが望ましい。
フロントサイドフレーム1等の内面に設けられ
るナツト8は、必ずしもその内面に溶着されると
限らず、ボルト11の位置に自由度を持たせるな
どのために、第4図に示されているようなフロー
テイングナツト8が用いられることもある。その
ような場合には、カバー9を段付きのものとし
て、その段部9dにより、ナツト8の上方への移
動と回転とを規制するリテーナとして機能させる
ようにすることができる。
るナツト8は、必ずしもその内面に溶着されると
限らず、ボルト11の位置に自由度を持たせるな
どのために、第4図に示されているようなフロー
テイングナツト8が用いられることもある。その
ような場合には、カバー9を段付きのものとし
て、その段部9dにより、ナツト8の上方への移
動と回転とを規制するリテーナとして機能させる
ようにすることができる。
なお、上記実施例においては、カバー9の側面
9bに設けられる開口12は、そのカバー9の全
高にわたつて延びる細長いものとしているが、カ
バー9の内部の通気性を確保することができるも
のであれば、例えば円形の開口であつてもよい。
ただし、そのような場合には、その開口はカバー
9の上部と底部との両方に設けるようにすること
が望ましい。また上述のように、ワツクス吹き付
け時には、そのワツクスは上方から落下する傾向
にあるので、ナツト8の上方さえ覆われていれ
ば、そのワツクスのナツト8への付着は相当程度
防がれる。したがつて、カバー9の側面9bは大
きく開放されていても、十分な効果を得ることが
できる。すなわち、カバー9は少なくともナツト
8の上方を覆い得るものであればよく、その側面
9bの開口12が幅の広いものであつてもよい。
9bに設けられる開口12は、そのカバー9の全
高にわたつて延びる細長いものとしているが、カ
バー9の内部の通気性を確保することができるも
のであれば、例えば円形の開口であつてもよい。
ただし、そのような場合には、その開口はカバー
9の上部と底部との両方に設けるようにすること
が望ましい。また上述のように、ワツクス吹き付
け時には、そのワツクスは上方から落下する傾向
にあるので、ナツト8の上方さえ覆われていれ
ば、そのワツクスのナツト8への付着は相当程度
防がれる。したがつて、カバー9の側面9bは大
きく開放されていても、十分な効果を得ることが
できる。すなわち、カバー9は少なくともナツト
8の上方を覆い得るものであればよく、その側面
9bの開口12が幅の広いものであつてもよい。
以上、自動車のフロントサイドフレーム1を例
にあげて説明したが、本考案はこれに限らず、内
面にナツト8を備え、そのナツト8にボルト11
が螺合されない状態で内面のワツクス塗布が行わ
れるものであれば、その他の中空構造部材にも適
用できるものであることは明らかであろう。した
がつて、そのナツト8は、その中空構造部材の底
壁に設けられるとは限らず、側壁等に設けられる
ことがあることも明らかであろう。
にあげて説明したが、本考案はこれに限らず、内
面にナツト8を備え、そのナツト8にボルト11
が螺合されない状態で内面のワツクス塗布が行わ
れるものであれば、その他の中空構造部材にも適
用できるものであることは明らかであろう。した
がつて、そのナツト8は、その中空構造部材の底
壁に設けられるとは限らず、側壁等に設けられる
ことがあることも明らかであろう。
(考案の効果)
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、中空構造部材の内面に設けられるナツトを、
カバーによつて覆うようにしているので、その中
空構造部材の内面にワツクスを吹き付けて防錆処
理を施すときにも、そのワツクスがナツトのねじ
孔に付着することはない。したがつて、ワツクス
の吹き付け作業時に、そのワツクスがナツトにか
からないように注意しながらワツクス塗布ノズル
の位置を調節するという煩雑な作業の必要性はな
くなり、中空構造部材の内面に均一にワツクスを
塗布することも容易となる。また、そのナツトに
ワツクスが付着することがなくなるので、ボルト
を締め付けたときにも一定の締め付け力が得られ
るようになり、他の部材を安定して確実に固定す
ることができるようになる。
ば、中空構造部材の内面に設けられるナツトを、
カバーによつて覆うようにしているので、その中
空構造部材の内面にワツクスを吹き付けて防錆処
理を施すときにも、そのワツクスがナツトのねじ
孔に付着することはない。したがつて、ワツクス
の吹き付け作業時に、そのワツクスがナツトにか
からないように注意しながらワツクス塗布ノズル
の位置を調節するという煩雑な作業の必要性はな
くなり、中空構造部材の内面に均一にワツクスを
塗布することも容易となる。また、そのナツトに
ワツクスが付着することがなくなるので、ボルト
を締め付けたときにも一定の締め付け力が得られ
るようになり、他の部材を安定して確実に固定す
ることができるようになる。
そして、そのカバーの側面には開口を設け、カ
バーの内部と外部とを連通させるようにしている
ので、その中空構造部材を塗装液中に浸漬させた
ときにも、そのカバーが塗装液の流れに支障とな
ることはなく、しかもカバーを通しての通気性が
確保されることにより、カバーの内部に錆が発生
することも防止されるようになる。
バーの内部と外部とを連通させるようにしている
ので、その中空構造部材を塗装液中に浸漬させた
ときにも、そのカバーが塗装液の流れに支障とな
ることはなく、しかもカバーを通しての通気性が
確保されることにより、カバーの内部に錆が発生
することも防止されるようになる。
第1図は、本考案による車両用中空構造部材の
一実施例としての自動車のフロントサイドフレー
ムを示す要部の切り欠き斜視図、第2図は、その
フロントサイドフレームを、その内部へのワツク
ス吹き付け塗布状態とともに示す縦断面図、第3
図は、そのフロントサイドフレームに取り付けら
れるカバーの変形例を示す縦断面図、第4図は、
そのフロントサイドフレームに取り付けられるナ
ツト及びカバーの更に異なる例を示す縦断面図、
第5図は、一般のフロントサイドフレームを備え
たボデーシエルの前部の斜視図、第6図は、従来
のフロントサイドフレームを、その内部へのワツ
クス吹き付け塗布状態とともに示す、第2図と同
様の縦断面図である。 1……フロントサイドフレーム(中空構造部
材)、1a……底壁、1b……ボルト挿通孔、3
……前面開口、7……ワツクス塗布ノズル、8…
…ナツト、8a……ねじ孔、9……カバー、9a
……頂面、9b……側面、10……サブフレー
ム、11……ボルト、12……開口。
一実施例としての自動車のフロントサイドフレー
ムを示す要部の切り欠き斜視図、第2図は、その
フロントサイドフレームを、その内部へのワツク
ス吹き付け塗布状態とともに示す縦断面図、第3
図は、そのフロントサイドフレームに取り付けら
れるカバーの変形例を示す縦断面図、第4図は、
そのフロントサイドフレームに取り付けられるナ
ツト及びカバーの更に異なる例を示す縦断面図、
第5図は、一般のフロントサイドフレームを備え
たボデーシエルの前部の斜視図、第6図は、従来
のフロントサイドフレームを、その内部へのワツ
クス吹き付け塗布状態とともに示す、第2図と同
様の縦断面図である。 1……フロントサイドフレーム(中空構造部
材)、1a……底壁、1b……ボルト挿通孔、3
……前面開口、7……ワツクス塗布ノズル、8…
…ナツト、8a……ねじ孔、9……カバー、9a
……頂面、9b……側面、10……サブフレー
ム、11……ボルト、12……開口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内面に、外部から挿通されるボルト11を締め
付けるためのナツト8が設けられるとともに、ほ
ぼ水平な状態でワツクスの吹き付け塗布が施され
る車両用中空構造部材において; その内面に、前記ナツト8の少なくとも上方を
覆い、そのねじ孔8aへのワツクスの流入を遮り
得る、側面9bに開口12を備えたカバー9を取
り付けてなる、 車両用中空構造部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2195985U JPH0127498Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2195985U JPH0127498Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61138778U JPS61138778U (ja) | 1986-08-28 |
| JPH0127498Y2 true JPH0127498Y2 (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=30513821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2195985U Expired JPH0127498Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0127498Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP2195985U patent/JPH0127498Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61138778U (ja) | 1986-08-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0127498Y2 (ja) | ||
| US6631562B1 (en) | Method for coating radiator support assembly | |
| JPH0239904Y2 (ja) | ||
| US5746474A (en) | Body panel reinforcement | |
| US9783232B1 (en) | Vehicle suspension extension system | |
| JPH0356644Y2 (ja) | ||
| JPS6157230B2 (ja) | ||
| JPS6034538Y2 (ja) | 自動車の車体 | |
| KR200151650Y1 (ko) | 자동차의 부품 도장용 바디 랙크 | |
| JPH0338857Y2 (ja) | ||
| JPH078371Y2 (ja) | センターピラーとサイドシルとの結合部構造 | |
| JPH0539991Y2 (ja) | ||
| JPS6219690Y2 (ja) | ||
| JPH0356410Y2 (ja) | ||
| JPS6134212Y2 (ja) | ||
| JPS5823419Y2 (ja) | 塗料噴霧塗装機 | |
| JPH0646721Y2 (ja) | トーションビーム | |
| KR19990007355U (ko) | 자동차의 테일 게이트 지지용 홀더 | |
| JPH0121021Y2 (ja) | ||
| JPS6365099A (ja) | 電着塗装ラインにおける洗浄装置 | |
| KR20050089568A (ko) | 차량의 펜더 판넬 조립용 고정 브라켓 | |
| KR200151641Y1 (ko) | 자동차의 트렁크 리드 지지용 홀더 | |
| JPS6141788B2 (ja) | ||
| JPH07469B2 (ja) | 自動車の組立方法 | |
| DE10101808A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von isolierten Türen für Kühltransport-Fahrzeuge und Einrichtungen zur Durchführung des Verfahrens |