JPH01279939A - プロピレン系重合体組成物 - Google Patents

プロピレン系重合体組成物

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JPH01279939A
JPH01279939A JP63110870A JP11087088A JPH01279939A JP H01279939 A JPH01279939 A JP H01279939A JP 63110870 A JP63110870 A JP 63110870A JP 11087088 A JP11087088 A JP 11087088A JP H01279939 A JPH01279939 A JP H01279939A
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propylene
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村上 博典
Tsutomu Suda
勉 須田
Mitsunobu Machida
光信 町田
Suguru Umemura
梅村 英
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブライマーを使用しなくてもクロロブレン系二
液混合タイプの接着剤や塩素化ポリプロピレンタイプの
接着剤との密着性がすぐれたプロピレン系重合体組成物
に関する。さらにくわしくは、ブライマーを使用しなく
ともクロロブレン系二液混合タイプの接着剤や塩素化ポ
リプロピレンタイプの接着剤との密着性がすぐれている
ばかりでなく、剛性、耐衝撃性などの機械的特性が良好
であるプロピレン系重合体組成物゛に関する。
〔従来の技術〕
プロピレン系重合体は周知のごとく、成形性がすぐれて
いるのみならず、機械的特性、耐熱性、耐溶剤性、耐油
性および耐薬品性のごとき特性が良好であるため、広く
工業的に製造され、自動車、電機器具、電子機具などの
部品および日用品として多方面にわたって利用されてい
る。しかし、分子内に極性基を有さない(いわゆる非極
性)のみならず、はとんどの有機溶剤に対する溶解性が
極端に低いため、種々の接着剤(接着材)との密着性が
非常に乏しい。これらのことから、種々の点について問
題がある。これらの問題について、−例として自動車の
内装材の一部であるドアライニングについて説明する。
ドアライニングは通常塩ビレザーが使われており、この
塩ビレザーにポリプロピレンフオーム、ポリエチレンフ
オーム、ポリウレタンフォームなどがラミネートされた
物(以下「塩ビレザー」と云う)が使用されているが、
塩ビレザーは、剛性が低いため、そのままでは使用でき
ず、ライニング材としての剛性を高めるために基材とし
てアクリロニトリル−ブタジェン・スチレン三元共重合
樹脂(ABS樹脂)の成形品や木粉などの充填剤を配合
させたポリプロピレン樹脂のボードと接着剤を介在させ
、接着させて用いられている。
しかしながら、近年、自動車の軽量化、コストダウン志
向の下で、ABS樹脂や充填剤含有ポリプロピレン樹脂
のかわりに、安価であり、かつ成形加工性が良好なポリ
プロピレン樹脂(プロピレン系重合体)が使われるよう
になってきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記のごとくプロピレン系重合体は分子内に
極性基を有さないために化学的に極めて不活性な高分子
物質であるため、塩ビレザーと接着するにあたり、あら
かじめ成形物(ドアライナー基材)にプロピレン系重合
体と接着可能なブライマーを下塗りするか、あるいはプ
ラズマ処理、コロナ放電処理、紫外線照射処理などの前
処理を施してから接着剤を塗布し、塩ビレザーを接着さ
せているのが現実である。そのために生産工程に時間が
かかり、コスト高となっている。
そのほかの自動車内装材、たとえばインストルメントパ
ネル、ピラー、天井材、アームレスト、その他のライニ
ング類を製造するさいにも、プロピレン系重合体を使用
し、塩ビレザーを接着するさいにも以上と同様な問題が
ある。
以上のことから、本発明の目的は煩雑な操作が必要であ
る前処理を必要とせず、接着剤との密着性が良好である
ばかりでなく、成形性もすぐれており、しかもプロピレ
ン系重合体が有する機械的特性(たとえば、耐衝撃性、
剛性)についても同等であり、さらに成形物の外観もす
ぐれているプロピレン系重合体組成物を得ることである
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明にした
がえば、前記課題は、 (A)  メルトフローインデックス(JIS K72
10にしたがい、条件が14で測定、以下rMFR(1
)」と云う)が0.01−100g/ 10分である結
晶プロピレン系重合体、 (B)  ビニルエステルおよび/または不飽和カルボ
ン酸エステルの共重合割合がそれらの合計量として5.
0〜50重二%雪皿るエチレンとビニルエステルおよび
/または不飽和カルボン酸エステルとの共重合体(以下
「エチレン系共重合体」と云う)、 (C)(1)プロピレン系重合体100重量部に(2)
「分子中に少なくとも一個の不飽和結合を有し、かつヒ
ドロキシル基を含有する有機化合物」 (以下「ヒドロ
キシル系化合物」と云う) 0.0L−10重量部 および (3)有機過酸化物0.01〜10重量部を処理させる
ことによって得られる変性プロピレン系重合体(以下「
変性プロピレン系重合体」と云う) (D)  プロピレンの含有量が15〜40重量%であ
り、かつメルトフローインデックスが0.01〜10g
/10分であり、差動走査熱量計で測定した融解ピーク
が80℃以上であり、X線で測定した結晶化度が3%以
上であり、しかもゲルパーミェーションクロマトグラフ
ィーで測定した分子量分布の指標である重量平均分子量
/数平均分子量が4以上であるエチレン−プロピレン系
共重合体 あるいはこれらと (E)充填剤 とからなる組成物であり、結晶性プロピレン系重合体、
エチレン系共重合体、変性プロピレン系重合体ならびに
エチレン−プロピレン系共重合体からなる高分子物質の
合計量中に占める組成割合は、変性プロピレン系重合体
(1)が5.0〜40重量%であり、エチレン系共重合
体が5.0〜30重量%であり、かつエチレン−プロピ
レン系共重合体が3.0〜20重量%であり、しがちこ
れらの高分子物質中のビニルエステルに由来するモノマ
ー単位および不飽和カルボン酸エステルに由来するモノ
マー単位は合#量として2.5〜10重量%であり、こ
れらの高分子物質の合計量100重量部に対する充填剤
の組成割合は多くとも40重量部であるプロピレン系重
合体組成物、 によって解決することができる。以下、本発明を具体的
に説明する。
(A)  結晶性プロピレン系重合体 本発明において使用される結晶性プロピレン系重合体は
プロピレンを主成分とする重合体であり、プロピレン単
独重合体ならびにプロピレンとエチレンおよび/または
他のα−オレフィンとのランダムおよびブロック共重合
体が好んで用いられる。
ランダムおよびブロック共重合体中のエチレンおよびα
−オレフィンの共重合割合は合計量として多くとも20
重量%であり、15重量%以下が好ましく、特に10重
量%以下が好適である。また、他のα−オレフィンとし
ては、炭素数が4〜12個のα−オレフィンが望ましく
、とりわけ4〜8個のα−オレフィンが好適である。好
適なα−オレフィンとしては、ブテン−1、ヘプテン−
1,4−メチルペンテン−1およびヘキセン−1があげ
られる。
該プロピレン系重合体のM F R(1)は0.O1〜
100g/10分であり、0.01〜80g/lo分の
ものが好ましく、特に0,1〜70 [/ 10分のも
のが好適である。
M F R(1)が0.01g/10分未満のプロピレ
ン系重合体を用いると、混線性がよくない。一方、10
0g/10分を超えたプロピレン系重合体を使用すると
、組成物の耐衝撃性がよくない。
(B)  エチレン系共重合体 また、本発明において用いられるエチレン系共重合体は
エチレンと後記のビニルエステルおよび/または不飽和
カルボン酸エステルとの共重合体(これらを主成分とす
る第三コモノマーとの多元共重合体も含む)である。該
エチレン系共重合体中のビニルエステルおよび/または
不飽和カルボン酸エステルの共重合割合は合計量として
5.0〜50重量%であり、5.0〜45′重量%が好
ましく、特に5.0〜40重量%が好適である。エチレ
ン系共重合体中のビニルエステルおよび/または不飽和
カルボン酸エステルの共重合割合が合計量として5.0
重量%未満のエチレン系共重合体を使用すれば、改質の
効果が満足すべきものではないから望ましくない。一方
、ビニルエステルおよび/または不飽和カルボン酸エス
テルの共重合割合が合計量として50重量%を超えたエ
チレン系重合体を使った場合、組成物の物性が低下する
のみならず、得られる成形物が層剥離などを生じるため
に好ましくない。該エチレン系共重合体のメルトフロー
インデックス(JIS K7210にしたがい、条件が
4で測定、以下rM F R(2)Jと云う)は、一般
には0.1〜300g/10分であり、0.1〜200
g/IO分が望ましく、とりわけ0.5〜150g/1
0分が好適である。M F R(2)が0.01に/l
o分未満のエチレン系共重合体を用いるならば、混練性
がよくない。一方、200g/10分を超えたエチレン
系共重合体を使うならば、組成物の機械的強度がよくな
い。
ビニルエステルとしては、炭素数が多くとも20個(好
適には、4〜16個)のものが好ましい。好適なビニル
エステルとしては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
ビニルブチレート、ビニルビバレートなどがあげられ、
特に酢酸ビニルが最適である。
また、不飽和カルボン酸エステルの炭素数は通常4〜4
0個であり、4〜30個のものが望ましく、とりわけ4
〜20個のものが好適である。不飽和カルボン酸エステ
ルの代表例としては、メチル(メタ)アクリレートおよ
びエチル(メタ)アクリレートならびにアルコキシアル
キルアクリレートがあげられる。該アルコキシアルキル
アクリレートのアルコキシ基の炭素数が1〜8個(好適
には、1〜4個)であり、かつアルキル基の炭素数が1
〜8個(好適には、1〜4個)のものが好ましい。好適
なアルコキシアルキルアクリレートの代表例としては、
メトキシエチルアクリレート、エトキシメチルアクリレ
ートおよびブトキシエチルアクリレートがあげられる。
(C)  変性プロピレン系重合体(1)さらに、本発
明において使用される変性プロピレン系重合体(1)は
後記のプロピレン系重合体にヒドロキシル系化合物およ
び有機過酸化物を処理させることによって得られるもの
であり、その製造方法については特開昭58−1547
32号公報明細書に詳細に記載されている。
(1)  プロピレン系重合体 該プロピレン系重合体としては、プロピレン単独重合体
、エチレンとプロピレンとのブロック共重合体ならびに
プロピレンと炭素数が多くとも12個の他のα−オレフ
ィンとのブロック共重合体(α−オレフィンの共重合割
合は多くとも20重量%)があげられる。このプロピレ
ン系重合体のM F R(1)は成形性、得られる組成
物の機械的特性などの点から、通常0.01〜long
/10分であり、0、O1〜50g/lo分が好ましく
、特に0.02〜50g/10分のものが好適である。
(2)  ヒドロキシル系化合物 また、ヒドロキシル系化合物は少なくとも一個の不飽和
結合(二重結合、三重結合)を有し、かつヒドロキシル
基を含有する化合物である。この代表的なものとしては
、二重結合を有するアルコール、三重結合を有するアル
コール、−価または二価の不飽和カルボン酸と非置換二
価アルコールとのエステル、該不飽和カルボン酸と非置
換三価アルコールとのエステル、非置換四価アルコール
とのエステルおよび非置換三価以上アルコールとのエス
テルがあげられる。
(3)有機過酸化物 さらに、有機過酸化物は一般にラジカル重合における開
始剤および重合体の架橋剤として使われているものであ
り、1分間の半減期が100℃以上のものが好ましく、
とりわけ130℃以上のものが好適である。上記の温度
が100℃以下のものでは、その取り扱いが難しいばか
りでなく、使用した効果もあまり認められないから望ま
しくない。
(4)混合割合 本発明の変性プロピレン系重合体(1)を製造するにあ
たり、100重量部のプロピレン系重合体に対するヒド
ロキシル系化合物の混合割合は0.01〜10重量部で
あり、0.02〜10重量部が好ましく、特に0.02
〜7.0重量部が好適である。100重量部のプロピレ
ン系重合体に対するヒドロキシル系化合物の混合割合が
0.01重量部未満では、密着性の改良効果が不十分で
ある。一方、10重量部を超えて使用したとしても、使
用量に応じた密着性の改良効果が認められず、むしろプ
ロピレン系重合体が有する本来の特性がそこなわれるた
めに好ましくない。
また、100重量部のプロピレン系重合体に対する有機
過酸化物の混合割合は0.01〜10重量部であり、0
.01〜7.0重量部が望ましく、とりわけ0.02〜
5.0重量部が好適である。100重量部のプロピレン
系重合体に対する有機過酸化物の混合割合が0.01重
量部以下では、密着性の改善効果が低いばかりでなく、
混合物の密着強度の耐久性も低下する。一方、10重量
部を超えると、該重合体が有する未来のすぐれた機械的
特性が低下するため、いずれの場合でも望ましくない。
(5)変性プロピレン系重合体(1)の製造方法本発明
の変性プロピレン系重合体(1)を製造するには、以上
のプロピレン系重合体、ヒドロキシル系化合物および有
機過酸化物を以上の混合割合で処理(加熱)させること
によって製造することができる。このさい、プロピレン
系重合体、ヒドロキシル系化合物および有機過酸化物を
混合させながら処理してもよいが、あらかじめこれらを
トライブレンドで混合するか、または比較的低温(ヒド
ロキシル系化合物が反応しない温度)で混練し、得られ
る混合物を後記のごとく加熱させることによって得られ
る。
処理を高い温度で実施すると、プロピレン系重合体が劣
化することがある。しかし、使用されるプロピレン系重
合体とヒドロキシル系化合物とがグラフト重合するため
に用いられる有機過酸化物が分解する温度で実施しなけ
ればならない。以上のことから、使われる有機過酸化物
の種類によって異なるが、この処理は一般には180〜
300℃(好ましくは、200〜280℃)において実
施される。
前記ヒドロキシル系化合物および有機過酸化物の一般式
や代表例ならびに混合方法および処理方法などについて
は特開昭58−154732号公報明細書に詳細に記載
されている。
(D)  エチレン−プロピレン系共重合体また、本発
明において使われるエチレン−プロピレン系共重合体の
プロピレンの含有量は15〜40重量%であり、18〜
40重量%が好ましく、特に20〜38重量%が好適で
ある。プロピレンの含有量が15重量%未満であるエチ
レン−プロピレン系共重合体を用いると、得られる組成
物の耐衝撃性の改良効果が乏しい。一方、40重量%を
超えたエチレン−プロピレン系共重合体を使用すると、
得られる組成物の耐衝撃性の改良効果はよいが、その他
の機械的特性(たとえば、剛性)がよくない。
また、該エチレン−プロピレン系共重合体のM F R
(1)は0.01〜10g/10分であり、0,02〜
10g/分が望ましく、とりわけ0.05〜8.0g/
10分が好適である。M F R(1)が0.01g/
10分未満のエチレン−プロピレン系共重合体を使うな
らば、得られる組成物の加工性がよくない。一方、10
i/10分を超えたエチレン−プロピレン系共重合体を
用いると、得られる組成物の耐衝撃性の改良効果がよく
ない。
該エチレン−プロピレン系共重合体のムーニー粘度(M
L1+4,100℃)は通常10〜150であり、10
〜130が好ましく、特に10〜120が好適であるム
ーニー粘度が10未満のエチレン−プロピレン系共重合
体を使用すれば、成形性は向上するが、衝撃性の改良効
果が低いばかりでなく、成形物のゲートカット時などに
層剥離が発生する場合もあり、トラブルの原因となるこ
とがある。−方、150を超えたエチレン−プロピレン
系共重合体を使うならば、混線時の分散が困難になるの
みならず、たとえ均一な組成物が得られたとしても、成
形物の表面にフローマーク、ウェルドラインなどの目立
ちが激しくなり、外観の良好な成形物が得られない。
なお、該エチレン−プロピレン系共重合体は、通常差動
走査熱量計(Dif’ferential Scann
ingCalorimeter、 DSC)で測定した
融解ピークが80℃以上であり、かつX線で測定した結
晶化度が5%以上であり、80〜125℃が好ましく、
特に85〜125℃が好適である。前記融解ピークが8
0℃未満では得られる組成物の剛性および引張強度がよ
くない。
また、該エチレン−プロピレン系共重合体はX線で測定
した結晶化度が3%以上であり、3〜30%が望ましく
、とりわけ3〜25%が好適である。
この結晶化度が3%未満のエチレン−プロピレン系共重
合体を使用すると、剛性および引張強度がよくない。一
方、30%を超えたものを用いると、耐衝撃性がよくな
い。
さらに、該エチレン−プロピレン系共重合体はゲルパー
ミェーションクロマトグラフィー(G P C)で測定
した分子量分布の指標である重量平均分子m (My)
/数平均分子ffi(Mn)は4以上であり、4〜8が
好ましい。My/Mnが4未満のエチレン−プロピレン
系共重合体を使用するならば、得られる組成物の加工性
がよくない。
本発明のプロピレン系重合体組成物を製造するには以上
の結晶性プロピレン系重合体、エチレン系共重合体、変
性プロピレン系重合体(1)およびエチレン−プロピレ
ン系共重合体を後記の組成割合で均一に混合することに
よって得ることができるけれども、これらの重合体にさ
らに後記の充填剤を配合させることによって組成物の剛
性をさらに向上することができる。
(E)充填剤 本発明において用いられる充填剤は一般に合成樹脂およ
びゴムの分野において広く使われているものである。こ
れらの充填剤のうち、無機充填剤としては、酸素および
水と反応しない無機化合物であり、混練時および成形時
において分解しないものが好んで用いられる。該無機充
填剤としては、アルミニウム、銅、鉄、鉛、ニッケル、
マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、ジルコニ
ウム、モリブデン、ケイ素、アンチモン、チタンなどの
金属の酸化物、その水和物(水酸化物)、硫酸塩、炭酸
塩、ケイ酸塩のごとき化合物、これらの複塩ならびにこ
れらの混合物に大別される。該無機充填剤の代表例は特
願昭59−8535号明細書に記載されている。これら
の無機充填剤のうち、粉末状のものはその径が30−以
下(好適には10塵以下)のものが好ましい。また繊維
状のものでは、径が1〜500虜(好適には1〜300
m)であり、長さが0.1〜6mm(好適には0.1〜
5m+s)のものが望ましい。さらに、平板状のものは
径が30−以下(好適には10虜以下)のものが好まし
い。これらの無機充填剤のうち、特に平板状(フレーク
状)のものおよび粉末状のものが好適である。好適な無
機充填剤としては、タルク、マイカ、シリカ、ガラス繊
維、グラファイトなどがあげられる。
また、有機充填剤としては、木粉、有機繊維、わら、も
みがら、ビーナツツのからなどがあげられる。
木粉は通常12メツシユパスのものであり、特に45メ
ツシユパス以下の平均粒径を有するものが好ましい。な
お、この木粉の木の種類は特に限定されるものではない
また有機繊維は、羊毛などの動物繊維、綿、ジュート、
バルブなどの植物繊維や一般に使われているビニロン繊
維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維な
どの合成繊維である。
該有機繊維の長さおよび平均径は最終的に得られるポリ
プロピレン組成物の用途、混合条件などによって異なる
から、−概に規定することができないが、一般的には平
均径の範囲が3〜500tm1平均の長さが0.1〜6
mmであるものが適当である。
そのほか、わらについては混合性の点から、有機繊維と
同様な平均径および長さを有するように裁断されて使用
される。
また、もみがら、ビーナツツのからは前記の木粉のよう
に破砕されて用いられる。
本発明の組成物を製造するために充填剤(とりわけ、無
機充填剤)を配合する場合、後記の変性プロピレン系重
合体(2)をさらに配合させることによって組成物の剛
性を一層向上させることができる。
(P)  変性プロピレン系重合体(2)この変性プロ
ピレン系重合体はプロピレン系重合体に「α、β−不飽
和カルボン酸および/またはその無水物」 (以下「カ
ルボン酸系化合物」と云う)ならびに有機過酸化物を処
理させることによって得ることができる。
該変性プロピレン系重合体(2)を製造するために使用
されるプロピレン系重合体および有機過酸化物は前記の
変性プロピレン系重合体(1)を製造するために使った
ものと同種のものを用いることができる。
(1)カルボン酸系化合物 本発明の変性プロピレン系重合体(2)を製造するため
に使用されるカルボン酸系化合物はα、β−不飽和カル
ボン酸およびその無水物である。該不飽和カルボン酸系
化合物の炭素数は通常多くとも30個であり、とりわけ
25個以下のものが望ましい。該不飽和カルボン酸系化
合物は一塩基性不飽和カルボン酸および二塩基性不飽和
カルボン酸ならびにその無水物に大別される。−塩基性
不飽和カルボン酸の代表例としては、アクリル酸および
メタクリル酸があげられる。また、二塩基性不飽和カル
ボン酸の代表例としては、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、シトラコン酸および3.6−エンドメチレン−
1,2,3,6−チトラヒドローシスーフタル酸があげ
られる。また、無水物は該二塩基性不飽和カルボン酸の
無水物であり、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、無
水シトラコン酸および3.6−ニンドメチレンー1.2
.3.6−チトラヒドローシスーフタル酸の無水物があ
げられる。
(2)使用割合 該変性オレフィン系重合体(2)を製造するにあたり、
100重量部のプロピレン系重合体に対するカルボン酸
系化合物の使用割合は0.01〜10重量部であり、0
,02〜10重量部が好ましく、特に0.02〜7.0
重量部が好適である。100重量部のプロピレン系重合
体に対するカルボン酸系化合物の使用割合が0.01重
量部未満では、剛性の改良効果が不充分である。一方、
10重量部を超えて使用したとしても、使用量に応じて
剛性の改良効果が認められない。
また、有機過酸化物の混合割合は前記の変性プロピレン
系重合体(1)と同じ理由で0.01−10重量部であ
り、0.01〜7.0玉量部が望ましく、とりわけ0.
02〜5.0重量部が好適である。
(3)変性プロピレン系重合体(2)の製造方法本発明
の変性プロピレン系重合体(2)は、前記の変性プロピ
レン系重合体(1)と同様にプロピレン系重合体、カル
ボン酸系化合物および有機過酸化物を以上の混合割合で
処理(加熱)させることによって製造することができる
。なお、加熱温度は前記の変性プロピレン系重合体(1
)の場合と同様である。
なお、充填剤を添加するさいに該変性プロピレン系重合
体(2)を配合する場合、充填剤100重量部に対して
該変性プロピレン系重合体の割合は通常多くとも100
重量部であり、10〜100重量部が好ましく、さらに
10〜80重量部が望ましく15〜75重量%が好適で
ある。100重量部の充填剤に対して100重量部を超
えて充填剤を配合したとしても、使用量に応じて剛性の
改良効果が認められない。
本発明のプロピレン系重合体組成物を製造するには、以
上の結晶性プロピレン系重合体、エチレン系共重合体、
変性プロピレン系重合体(1)およびエチレン−プロピ
レン系共重合体あるいはこれらと充填剤を後記の組成割
合で均一に混合させることによって得ることができるけ
れども、これらにさらに後記のエチレン系重合体を配合
させてもよい。
(G)  エチレン系重合体 本発明において使用されるエチレン系重合体の密度は0
.900g/cIa以上であり、0.900〜0.97
5g/−のものが好ましく、特に0.910〜0.97
0g/c111のものが好適である。
該エチレン系重合体としては、エチレン単独重合体、エ
チレンとα−オレフィンとのランダムまたはブロック共
重合体があげられる。α−オレフィンとしては一般には
炭素数が3〜12個(好適には、3〜8個)のものが好
ましい。該α−オレフィンの代表例としては、プロピレ
ン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1および4
−メチルペンテン−1があげられる。このα−オレフィ
ンの共重合割合は、一般には多くとも20重量%であり
、とりわけ10重量%以下のものが望ましい。
該エチレン系重合体のMFR(2)は少なくともo、1
g/10分であり、0.1〜50 g / 10分のも
のが望ましく、とりわけ0.5〜50g/10分のもの
が好適である。MFR(2)が0.1g/10分未満の
ものを用いるならば、分散性が悪く、均一の組成物を得
ることが難しく、かりに均一な組成物が得られたとして
も、接着性の改良がわずかであり、形成物の外観がよく
ない。
(H)組成割合 本発明の組成物において、結晶性プロピレン系重合体、
エチレン系共重合体、変性プロピレン系重合体(1)お
よびエチレン−プロピレン系共重合体からなる高分子物
質(さらにエチレン系重合体を配合する場合では、この
エチレン系重合体も含めて、以下同様)の合計量中に占
める変性プロピレン系重合体(1)の組成割合は5.0
〜40重量%であり、5.0〜35重量%が望ましく、
とりわけ5.0〜30重量%が好適である。変性プロピ
レン系重合体(1)の組成割合が5.0重量%未満では
、密着性の改良効果が乏しい。一方、40重量%を超え
て配合すれば経済上問題となる。
また、これらの高分子物質の合計量中に占めるエチレン
系共重合体の組成割合は5.0〜30重量%であり、5
.0〜25重量%が好ましく、特に6.0〜25重量%
が好適である。エチレン系共重合体の組成割合が5.0
重量%未満では、得られる組成物の接着剤との密着性が
よくない。一方、30重量%を超えるならば、機械的強
度(とりわけ剛性)がよくない。
さらに、これらの高分子物質の合計量中に占めるエチレ
ン−プロピレン系共重合体の組成割合は3.0〜20重
量%であり、3.0〜15重二%雪皿まし5未満では、
得られる組成物の耐衝撃性がよくない。一方、20重量
%を超えるならば、組成物の耐衝撃性は良好であるが、
その他の機械的特性(たとえば、剛性)がよくない。
また、エチレン系重合体を配合する場合、高分子物質の
合計量中に占める組成割合は多くとも20重量%であり
、とりわけ18重量%以下が望ましい。
高分子物質の合計量中に占めるエチレン系重合体の組成
割合が201¥lr量%を超えるならば、得られる組成
物の接着性が低下する。
以上のことから、全高分子物質の合計量中に占める結晶
性プロピレン系重合体の組成割合は少なくとも40重量
%であり、45重量%以上が好ましく、特に50重量%
以上が好適である。結晶性プロピレン系重合体の組成割
合が40重量%未満では、得られる組成物の機械的強度
がよくない。
これらの高分子物質中のビニルエステルに由来する七ツ
マー単位および不飽和カルボン酸エステルに由来するモ
ノマー単位は合計量として2.5〜10重量%である。
高分子物質中の酢酸ビニルに由来する単位の割合が2.
5重量%未満では、得られる組成物の密着性がよくない
。一方、10重量%を超えると、組成物の機械的強度(
とりわけ、剛性)がよくない。
また、前記高分子物質の合計ff1100重量部に対す
る充填剤の組成割合は0.1〜40重量部であり、0.
5〜40重量部が望ましく、とりわけ1.0〜35重量
部が好適である。高分子物質の合計ffi 100重量
部に対して充填剤の組成割合が0.1重量部未満では、
得られる組成物の剛性が低い。一方、40重量部を超え
て配合すると、成形性が悪いばかりでなく、接着性が低
下し、しかも耐衝撃性がよくない。
(ハ 組成物の製造 本発明の組成物を製造するには、前記結晶性プロピレン
系重合体、エチレン系共重合体、変性プロピレン系重合
体(1)およびエチレン−プロピレン系共重合体あるい
はこれらの高分子物質と充填剤と変性プロピレン系重合
体(2)および/またはエチレン系重合体を均一に配合
すればよい、このさい、必要に応じて、オレフィン系重
合体に一般に使われている酸素、光または熱に対する安
定剤、難燃化剤、加工性改良剤、滑剤、帯電防止剤およ
び顔料のごとき添加剤を添加してもよいことはもちろん
のことである。
該組成物を得るには、タンブラ−、リボンブレンダ−お
よびヘンシェルミキサーのごとき混合機を使ってトライ
ブレンドしてもよく、またバッチ式混練り機(たとえば
、バンバリーミキサ−)または連続式混練り機(たとえ
ば、押出機)を用いて混練りすることができるが、前記
したごとく連続式混合機を使用して連続的に混練りする
こともできる。また、これらの方法を併用する(たとえ
ば、トライブレンドした後、連続的に混練りする)こと
によってさらに均一に混合することもできる。
(K)成形方法 このようにして得られる組成物は通常ペレット状に成形
され、それぞれの熱可塑性樹脂の分野において一般に行
なわれている射出成形法、押出成形法などの成形方法に
よって所望の成形物に製造される。
前記の組成物を製造するさいに溶融混練する場合でも、
成形する場合でも、使われる重合体の融点よりも高い温
度であるが、熱分解しない温度である。これらのことか
ら、一般には180〜280℃(好適には、200〜2
60℃)で実施される。
〔作  用〕
本発明の組成物において、組成物中に均一に分散した前
記エチレン系共重合体は、接着剤の溶媒により膨潤する
ため、接着剤成分がエチレン系共重合体中に拡散し、相
溶効果を発揮すると考えられる。また、前記変性プロピ
レン系重合体(1)中のグラフトしたヒドロキシル系化
合物がプロピレン系重合体またはその成形物の表面に極
性基に富んだ化学的に活性サイトを与え、かつ接着剤と
の相溶性が向上した結果、ブライマーを使用しなくても
接着性の向上という効果が得られると考えられる。さら
に、変性プロピレン系重合体(2)が組成物中に均一に
分散して充填剤と主成分である結晶性プロピレン系重合
体との界面の相溶性を向上する作用として働く結果、組
成物の剛性を向上さすという効果が得られると考えられ
る。
〔実施例および比較例〕
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、曲げ弾性率はAS
TM 0790にしたがって測定し、アイゾツト衝撃強
度はASTM D25Bにしたがって測定した。
また、室温接着性は射出成形によって作成した平板試験
片(厚さ 3m鵬、140X 140關、シボ加工品)
にクロロブレン系二液混合タイプ溶剤型接着剤(日立化
成ポリマー社製、商品名ハイボンX A 322−10
)をスプレーし、 100〜150g/イになるように
均一に塗布し、80℃の温度にて5分間乾燥した後、あ
らかじめ140℃にて3分間加熱した塩化ビニル樹脂(
PVC)のシート(プロピレン系樹脂のフオームブライ
マーコート品がラミネートしであるもの)のプロピレン
系樹脂のフオーム面と相互に貼り合わせ、加熱プレス機
を使って(平板試験片側を50℃、PvCシート側を1
50℃)圧力が1kg/c−で30秒間圧着した。つい
で、恒温室(温度23℃、相対湿度65%)中で48時
間放置した。得られた試験片を25m+w幅に切断し、
試験片の樹脂部よりPvCシートを強制的に剥離させた
後、残りの密着部を引張試験機を用いて200 mm7
分の速度でPvCシートに対して逆方向(180度)に
引張り、剥離強度を測定することによって求めた。さら
に、耐熱接着性は前記のようにして圧着によって得られ
た試験片を80℃に調整した恒温室に300時間放置し
、80℃の温度において前記と同様に引張り、剥離強度
を測定することによって求めた。
なお、実施例および比較例において使った結晶性プロピ
レン系重合体、エチレン系共重合体、変性プロピレン系
重合体(1)、変性プロピレン系重合体(2)、充填剤
、エチレン系重合体およびエチレン−プロピレン系共重
合体の物性および製造方法を下記に示す。
〔(A)結晶性プロピレン系重合体〕
結晶性ブ台ピレン系重合体として、M F R(1)が
10sr/10分であり、かつエチレンの共重合割合が
15重量%であるエチレン−プロピレンブロック共重合
体(以下rPP(A)Jと云う) 、MFR(1)が8
.0 g/10分であるプロピレン単独重合体(以下r
PP(B)Jと云う)およびM F R(1)が12g
/10分であり、かつエチレンの共重合割合が2.0重
量%であるエチレン−プロピレンランダム共重合体(以
下rPP(C)Jと云う)を使った。
〔(B)エチレン系共重合体〕
また、エチレン系共重合体として、M F R<2)が
30g/10分であり、かつ酢酸ビニルの共重合割合が
33重量%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(以下
rEVA(a)Jと云う) 、MFR(2)が21g/
10分であり、かつ酢酸ビニルの共重合割合が20重量
%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(以下rEVA
(b)Jと云う)およびM F R(2)が7.2g/
10分であり、かつ酢酸ビニルの共重合割合が4重量%
であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(以下rEVA(
c)Jと云う) 、MFR(2)が45g/10分であ
り、かつメチルメタクリレートの共重合割合が35重量
%であるエチレン−メタクリレート共重合体(以下「E
MMAJと云う)およびM F R(2)が20./1
0分であり、かつエチルアクリレートの共重合割合が2
0flI量%であるエチレン−エチルアクリレート共重
合体(以下「EEAJと云う)を用いた。
〔(C)変性プロピレン系重合体(1)〕さらに、変性
プロピレン系重合体(1)として、M F R(1)が
0.05g/10分であり、かつエチレンの共重合割合
が18重量%であるエチレン−プロピレンブロック共重
合体100重量部に4.0重量部の2−ヒドロキシエチ
ルアクリレートおよび1.oi量部の2,2′−ビス(
第3級−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼンをあ
らかじめヘンシェルミキサーを使って5分間トライブレ
ンドを行なった。得られた混合物をベント付押出機(径
 40mm、シリンダー温度 160〜200℃)を用
いて混練しながらベレットを製造したもの(以下「変性
PP(I)」と云う)を使用した。
〔(D)エチレン−プロピレン系共重合体〕また、エチ
レン−プロピレン系共重合体として、プロピレンの共重
合割合が22重量%であり、ムーニー粘度(ML   
、100℃)が95であり、か■+4 つM F R(1)が0.08g/10分であるエチレ
ン−プロピレン共重合体(融点 115℃、結晶化度2
0%、 My /Mn  5.0.以下「ゴム(1)」
と云う)、プロピレンの共重合割合が37重量%であり
、ムーニー粘度(ML   、100℃)が41であり
、かつM F R(1)が1.0FC/lo分であるエ
チレン−プロピレン共重合体(融点 105℃、結晶化
度7.5%、 My /]lJn  4.8.以下「ゴ
ム(2)」と云う)およびプロピレンの共重合割合が2
4重量%であり、ムーニー粘度(ML   、100℃
)が12であ1+4 す、かつM F R(1)が4.5g/10分であるエ
チレン−プロピレン共重合体(融点 110℃、結晶化
度 21%、 My /Mn  5.8.以下「ゴム(
3)Jと云う)を用いた。
〔(E)エチレン系重合体〕
さらに、M F R(2)が1.Q 7710分であり
、かつ密度が0.950r/−である高密度ポリエチレ
ン(以下rPE(1)Jと云う)、MFR(2)が7.
1g/10分であり、かつ密度が0.920r/−であ
るエチレンとブテン−1との直鎖状共重合体(ブテン〜
1の共重合割合8.2重量%、以下rPE(2)と云う
)およびM F R(2)が3.0g/10分であり、
かつ密度が0.920r/−である高圧法低密度ポリエ
チレン(以下r P E (3)と云う)を使った。
〔(F)変性プロピレン系重合体(2)〕また、変性プ
ロピレン系重合体(2)として、M F R(1)が0
.8g/10分のプロピレン単独重合体100重量部に
0.70重量部の無水マレイン酸および0.4重量部の
ベンゾイルパーオキサイドをあらかじめヘンシェルミキ
サーを用いて5分間トライブレンドを行なった。得られ
た混合物を押出機(径 40+wmsシリンダー温度 
180〜230℃)を使用して混練しながらベレットを
製造したもの(以下「変性PP(■)と云う)を使用し
た。
〔(E)充填剤〕
さらに、充填剤として、平均粒径が2.Dunであり、
かつアスペクト比が5.5であるタルク、平均粒径が7
.0μsであり、かつアスペクト比が30であるマイカ
、木粉(45メツシユパス)およびジュート(平均半径
 20趨、平均繊維長 3龍)を使った。
実施例1〜12、比較例1〜10 第1表にそれぞれの配合量および種類が示されている結
晶性プロピレン系重合体(以下rP PJと云う)、エ
チレン系共重合体(以下「エチレン系共重合体」と云う
)、エチレン系重合体(以下rPElと云う)、エチレ
ン−プロピレン系共重合体(以下「ゴム」と云う)およ
び充填剤ならびに第1表に配合量が示されている変性プ
ロピレン系重合体(1)(変性PP(I))および変性
プロピレン系重合体(2)(変性PP(If))をスー
パーミキサーを使って5分間混合した。得られた各混合
物をベント付二軸押出機(シリンダー温度18(1〜2
00℃、径 30ffI11)を用いて混練させながら
ベレット(組成物)を製造した。各ペレットを5オンス
の射出成形機を使用して平板ならびに曲げ弾性率測定用
試片およびアイゾツト衝撃強度測定用試片を製造した。
得られた各試片のアイゾツト衝撃強度(測定温度23℃
)および曲げ弾性率の測定ならびに室温接着性および耐
熱接着性の測定を行なった。それらの結果を第2表に示
す。
第2表の“室温接着性”および“耐熱接着性”の欄にお
いて、「材質破壊」とは、プロピレン系樹脂のフオーム
が破壊したことを意味する。
(以下余白) 第   2   表 (その1) 1) kg/2!m、   2) )cg ・cQI/
cm第   2   表 (その2) 1) kg/25mm 2) kg φan/cm 3)破壊せず 〔発明の効果〕 本発明のプロピレン系重合体組成物は下記のごとき効果
(特徴)を発揮する。
(1)剛性(曲げ弾性率)および耐衝撃性のごとき機械
的強度がすぐれている。
(21)加工性および成形性が良好である。
■成形品の外観がすぐれている。
に)接着剤との接着性が良好であり、接着面の前処理(
ブライマー塗布、プラズマ処理、コロナ放電処理、紫外
線照射)工程を省略することができるのみならず、接着
トラブルを減少させることが期待され、かつ熱老化後の
接着性がすぐれている。
本発明のプロピレン系重合体組成物は以上のごとき効果
を発揮するために多方面にわたって利用することができ
る。その代表例として、ドアライナー、インストルメン
トパネル、各種ライニングのごとき自動車部品があげら
れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)メルトフローインデックスが0.01〜100g
    /10分である結晶プロピレン系重合体、 (B)ビニルエステルおよび/または不飽和カルボン酸
    エステルの共重合割合がそれらの合計量として5.0〜
    50重量%であるエチレンとビニルエステルおよび/ま
    たは不飽和カルボン酸エステルとの共重合体、 (C)(1)プロピレン系重合体100重量部に(2)
    分子中に少なくとも一個の不飽和結合を有し、かつヒド
    ロキシル基を含有する有機化合物0.01〜10重量部 および (3)有機過酸化物0.01〜10重量部 を処理させることによって得られる変性プロピレン系重
    合体、 ならびに (D)プロピレンの含有量が15〜40重量%であり、
    かつメルトフローインデックスが0.01〜10g/1
    0分であり、差動走査熱量計で測定した融解ピークが8
    0℃以上であり、X線で測定した結晶化度が3%以上で
    あり、しかもゲルパーミェーションクロマトグラフィー
    で測定した分子量分布の指標である重量平均分子量/数
    平均分子量が4以上であるエチレン−プロピレン系共重
    合体 あるいはこれらと (E)充填剤 とからなる組成物であり、結晶性プロピレン系重合体、
    エチレンとビニルエステルおよび/または不飽和カルボ
    ン酸エステルとの共重合体、変性プロピレン系重合体な
    らびにエチレン−プロピレン系共重合体からなる高分子
    物質の合計量中に占める組成割合は、変性プロピレン系
    重合体が5.0〜40重量%であり、エチレンとビニル
    エステルおよび/または不飽和カルボン酸エステルとの
    共重合体が5.0〜30重量%であり、かつエチレン−
    プロピレン系共重合体が3.0〜20重量%であり、し
    かもこれらの高分子物質中のビニルエステルに由来する
    モノマー単位および不飽和カルボン酸エステルに由来す
    るモノマー単位は合計量として2.5〜10重量%であ
    り、これらの高分子物質の合計量100重量部に対する
    充填剤の組成割合は多くとも40重量部であるプロピレ
    ン系重合体組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5196462A (en) * 1991-05-16 1993-03-23 Himont Incorporated Zinc-salts of certain mercapto compounds as antioxidants for high temperature aging of thermoplastic elastomers
CN114805690A (zh) * 2006-06-15 2022-07-29 陶氏环球技术有限责任公司 官能化烯烃共聚体、组合物和由其制成的制品及其制法

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US5196462A (en) * 1991-05-16 1993-03-23 Himont Incorporated Zinc-salts of certain mercapto compounds as antioxidants for high temperature aging of thermoplastic elastomers
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