JPH01280547A - 樹脂被覆金属体 - Google Patents
樹脂被覆金属体Info
- Publication number
- JPH01280547A JPH01280547A JP10956388A JP10956388A JPH01280547A JP H01280547 A JPH01280547 A JP H01280547A JP 10956388 A JP10956388 A JP 10956388A JP 10956388 A JP10956388 A JP 10956388A JP H01280547 A JPH01280547 A JP H01280547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- metal body
- coating layer
- repeating unit
- coated metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、樹脂組成物により被覆された樹脂被覆金属体
、特に耐熱水性及び耐薬品性に優れた樹脂被覆金属体に
関する。
、特に耐熱水性及び耐薬品性に優れた樹脂被覆金属体に
関する。
(従来の技術)
各種金属製品の錆止め、耐熱水性及び耐薬品性の向上な
どを目的として、金属体表面を樹脂組成物で被覆した樹
脂被覆金属体が製造されている。
どを目的として、金属体表面を樹脂組成物で被覆した樹
脂被覆金属体が製造されている。
ポリアリールエーテルケトン樹脂は、耐熱性、耐薬品性
、耐水性、加工性などに優れた結晶性樹脂である。それ
ゆえ、この樹脂を金属体に被覆すると、優れた耐熱水性
及び耐薬品性を有する樹脂被覆金属体が得られると期待
される。
、耐水性、加工性などに優れた結晶性樹脂である。それ
ゆえ、この樹脂を金属体に被覆すると、優れた耐熱水性
及び耐薬品性を有する樹脂被覆金属体が得られると期待
される。
実際に、このポリアリールエーテルケトン樹脂を金属体
に被覆する際には、耐熱水性や耐薬品性の向上のために
、樹脂被覆金属体の製造工程で樹脂の結晶化を行なう必
要がある。
に被覆する際には、耐熱水性や耐薬品性の向上のために
、樹脂被覆金属体の製造工程で樹脂の結晶化を行なう必
要がある。
ところが、この樹脂の結晶化度を上げると、結晶化に起
因する残留応力が発生し、被覆層の剥離や割れが生じや
すい。また、樹脂被覆金属体の製造工程において結晶化
工程を設けない場合にも、使用条件によっては(例えば
、100°C以上の温度で使用する場合には)自然に結
晶化が進行する場合があり、被覆層の剥離や割れの原因
となる。
因する残留応力が発生し、被覆層の剥離や割れが生じや
すい。また、樹脂被覆金属体の製造工程において結晶化
工程を設けない場合にも、使用条件によっては(例えば
、100°C以上の温度で使用する場合には)自然に結
晶化が進行する場合があり、被覆層の剥離や割れの原因
となる。
他方、ボリアリールエーテルサルホン樹脂は、耐熱性、
耐薬品性、加工性に優れ、しかも常温からガラス転移点
の温度範囲で化学的に安定であり、かつ耐摩耗性や耐衝
撃性などの機械特性に優れる。さらに、非品性樹脂であ
るため、この樹脂で金属体を被覆すると、被覆層の結晶
化に起因する残留応力が発生しないという長所を有する
。
耐薬品性、加工性に優れ、しかも常温からガラス転移点
の温度範囲で化学的に安定であり、かつ耐摩耗性や耐衝
撃性などの機械特性に優れる。さらに、非品性樹脂であ
るため、この樹脂で金属体を被覆すると、被覆層の結晶
化に起因する残留応力が発生しないという長所を有する
。
特開昭54−34335号公報には、このようなボリア
リールエーテルサルホン樹脂による粉体塗装法が開示さ
れている。この方法においては、樹脂被覆層を所定の温
度で処理した後、焼付けが行われ、このことにより樹脂
の金属体への密着性が向上する。そのため通常の用途で
は比較的ブリスター(ふ(れ)や剥離が発生しに(い。
リールエーテルサルホン樹脂による粉体塗装法が開示さ
れている。この方法においては、樹脂被覆層を所定の温
度で処理した後、焼付けが行われ、このことにより樹脂
の金属体への密着性が向上する。そのため通常の用途で
は比較的ブリスター(ふ(れ)や剥離が発生しに(い。
しかし、かかるボリアリールエーテルサルホン樹脂は吸
水性が比較的大きく、特に高温の水蒸気などが接するよ
うな用途では、被覆層にブリスターや剥離が発生しやす
いという欠点がある。
水性が比較的大きく、特に高温の水蒸気などが接するよ
うな用途では、被覆層にブリスターや剥離が発生しやす
いという欠点がある。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記従来の欠点を解決するものであり、その
目的とするところは、被覆層と金属体との密着性に優れ
、耐熱水性及び耐薬品性に優れた樹脂被覆金属体を提供
することにある。
目的とするところは、被覆層と金属体との密着性に優れ
、耐熱水性及び耐薬品性に優れた樹脂被覆金属体を提供
することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の樹脂被覆金属体は、下塗り処理又は溶射処理さ
れた金属体表面に、下記の式(1)及び/又は式(n)
で示される繰返し単位を有するポリアリールエーテルケ
トン樹脂と、下記の式(III)で示される繰返し単位
を有するボリアリールエーテルサルホン樹脂とを含有す
る樹脂組成物が被覆されていることを特徴とし、そのこ
とにより上記の目的が達成される。
れた金属体表面に、下記の式(1)及び/又は式(n)
で示される繰返し単位を有するポリアリールエーテルケ
トン樹脂と、下記の式(III)で示される繰返し単位
を有するボリアリールエーテルサルホン樹脂とを含有す
る樹脂組成物が被覆されていることを特徴とし、そのこ
とにより上記の目的が達成される。
本発明に用いるポリアリールエーテルケトン樹脂のうち
、上記の式(tlで示される繰返し単位を有する樹脂と
しては、例えば、IC1社製のVictrex PEE
にが挙げられる。この樹脂は、融点(Tm)が334°
Cで、ガラス転移点(Tg)が143°Cの結晶性樹脂
である。また、上記の式(II)で示される繰返し単位
を有する樹脂としては、例えば、rcr社製のVict
rex PEWが挙げられる。この樹脂は、融点(Tm
)が365℃、ガラス転移点(Tg)が165°Cの結
晶性樹脂である。
、上記の式(tlで示される繰返し単位を有する樹脂と
しては、例えば、IC1社製のVictrex PEE
にが挙げられる。この樹脂は、融点(Tm)が334°
Cで、ガラス転移点(Tg)が143°Cの結晶性樹脂
である。また、上記の式(II)で示される繰返し単位
を有する樹脂としては、例えば、rcr社製のVict
rex PEWが挙げられる。この樹脂は、融点(Tm
)が365℃、ガラス転移点(Tg)が165°Cの結
晶性樹脂である。
本発明に用いるボリアリールエーテルサルホン樹脂とし
ては、例えば、アモコバーホーマンスプロダクツ社製の
UDEL P−1800が挙げられる。
ては、例えば、アモコバーホーマンスプロダクツ社製の
UDEL P−1800が挙げられる。
この樹脂は、ガラス転移点(Tg)が約190°Cの非
結晶性樹脂である。本発明においては、還元粘度が0.
3〜0.6の範囲であるようなボリアリールエーテルサ
ルホン樹脂が好適である。ここで、還元粘度は、ボリア
リールエーテルサルホン樹脂1.0 gをジメチルホル
ムアミド100n+fに溶解させて、25°Cに測定し
た値である。
結晶性樹脂である。本発明においては、還元粘度が0.
3〜0.6の範囲であるようなボリアリールエーテルサ
ルホン樹脂が好適である。ここで、還元粘度は、ボリア
リールエーテルサルホン樹脂1.0 gをジメチルホル
ムアミド100n+fに溶解させて、25°Cに測定し
た値である。
本発明においては、上記のポリアリールエーテルケトン
樹脂とボリアリールエーテルサルホン樹脂とが混合され
て樹脂組成物となされる。
樹脂とボリアリールエーテルサルホン樹脂とが混合され
て樹脂組成物となされる。
この場合、ポリアリールエーテルケトン樹脂は、式CI
)又は式(II)で示される繰返し単位を有する樹脂の
うち、いずれか一方の樹脂のみを用いて、もよく、両方
の樹脂を混合して用いてもよい。
)又は式(II)で示される繰返し単位を有する樹脂の
うち、いずれか一方の樹脂のみを用いて、もよく、両方
の樹脂を混合して用いてもよい。
上記ポリアリールエーテルケトン樹脂と上記ボリアリー
ルエーテルサルホン樹脂とは、一般に10 : 90〜
90 : 10、好ましくは40 : 60〜80 :
20の重量比で混合される。ポリアリールエーテルケ
トン樹脂が多くなると、樹脂被覆層の結晶化による収縮
に伴って被覆層に割れや剥離が発生しやすくなる。逆に
、ボリアリールエーテルサルホン樹脂が多くなると、被
覆層の吸水性が高くなるため、耐水性が低下しブリスタ
ーが発生しやすくなる。
ルエーテルサルホン樹脂とは、一般に10 : 90〜
90 : 10、好ましくは40 : 60〜80 :
20の重量比で混合される。ポリアリールエーテルケ
トン樹脂が多くなると、樹脂被覆層の結晶化による収縮
に伴って被覆層に割れや剥離が発生しやすくなる。逆に
、ボリアリールエーテルサルホン樹脂が多くなると、被
覆層の吸水性が高くなるため、耐水性が低下しブリスタ
ーが発生しやすくなる。
上記樹脂組成物中には、必要に応じて無機充填材が含有
される。この無機充填材は、被覆層の熱伝導率及び弾性
率を上昇させる。さらに、被覆層内部の残留応力を低下
させる効果も有する。従って、無機充填材は、被覆層の
強度を増し、結晶化による収縮に伴う被覆層におけるク
ラック発生を防止する。
される。この無機充填材は、被覆層の熱伝導率及び弾性
率を上昇させる。さらに、被覆層内部の残留応力を低下
させる効果も有する。従って、無機充填材は、被覆層の
強度を増し、結晶化による収縮に伴う被覆層におけるク
ラック発生を防止する。
かかる無機充填材としては、耐水性、耐薬品性に優れ、
400°Cの高温にも安定なものが用いられる。例えば
、金属酸化物、ガラス、カーボン、セラミックスなどが
用いられる。金属酸化物としては、アルミナ、酸化鉄、
酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化クロム、酸化ニッ
ケルなどが挙げられる。チタン酸カリウムもこの中に含
まれる。セラミックスには、金属酸化物に含まれるもの
以外に、窒化ケイ素、窒化チタン、炭化ホウ素、炭化ケ
イ素などがある。
400°Cの高温にも安定なものが用いられる。例えば
、金属酸化物、ガラス、カーボン、セラミックスなどが
用いられる。金属酸化物としては、アルミナ、酸化鉄、
酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化クロム、酸化ニッ
ケルなどが挙げられる。チタン酸カリウムもこの中に含
まれる。セラミックスには、金属酸化物に含まれるもの
以外に、窒化ケイ素、窒化チタン、炭化ホウ素、炭化ケ
イ素などがある。
これらの無機充填材は、繊維状、粒状、フレーク状の微
粉として含有されるのが好ましい。
粉として含有されるのが好ましい。
組成物中に無機充填材は40重量%以下の範囲で含有さ
れるのが好ましく、より好ましくは10〜30重量%の
範囲で含有される。40重量%を上まわると、被覆層の
樹脂成分との結合力が阻害されるため、被覆層の金属体
に対する密着性が低下する。
れるのが好ましく、より好ましくは10〜30重量%の
範囲で含有される。40重量%を上まわると、被覆層の
樹脂成分との結合力が阻害されるため、被覆層の金属体
に対する密着性が低下する。
また、本発明において、基材となる金属体としては、鉄
、アルミニウムなどの単体金属、あるいはステンレス綱
などの各種合金が用いられる。これらの金属体の形状は
、特に限定されない。平板状、管状、異形状など各種形
状のものが用いられる。かかる金属体の表面には、下塗
り組成物を用いた下塗り処理、又は溶射材を金属体に溶
射する溶射処理がなされる。
、アルミニウムなどの単体金属、あるいはステンレス綱
などの各種合金が用いられる。これらの金属体の形状は
、特に限定されない。平板状、管状、異形状など各種形
状のものが用いられる。かかる金属体の表面には、下塗
り組成物を用いた下塗り処理、又は溶射材を金属体に溶
射する溶射処理がなされる。
上記下塗り組成物としては、熱硬化性樹脂と無機充填材
とを含有する組成物、もしくは無機結合材と無機充填材
とを含有する組成物が用いられる。熱硬化性樹脂には、
例えばイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ア
ミドイミド樹脂、フラン樹脂がある。特に、イミド樹脂
が耐熱性に優れるため好ましい。イミド樹脂には、例え
ば、ビスマレイミドとジアミンとを重合成分とするプレ
ポリマー;多官能性シアン酸エステルあるいは多官能性
シアン酸エステルとアミンとのプレポリマーと、ビスマ
レイミドあるいはビスマレイミドとアミンとのプレポリ
マーとを含有する樹脂組成物;多官能性アミン、ポリア
ンハイドライド、無水ナジック酸などを重合成分とする
イミドプレポリマー;ビスマレイミドとアルケニルフェ
ノールとを重合成分とする樹脂を含有する樹脂組成物な
どがある。
とを含有する組成物、もしくは無機結合材と無機充填材
とを含有する組成物が用いられる。熱硬化性樹脂には、
例えばイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ア
ミドイミド樹脂、フラン樹脂がある。特に、イミド樹脂
が耐熱性に優れるため好ましい。イミド樹脂には、例え
ば、ビスマレイミドとジアミンとを重合成分とするプレ
ポリマー;多官能性シアン酸エステルあるいは多官能性
シアン酸エステルとアミンとのプレポリマーと、ビスマ
レイミドあるいはビスマレイミドとアミンとのプレポリ
マーとを含有する樹脂組成物;多官能性アミン、ポリア
ンハイドライド、無水ナジック酸などを重合成分とする
イミドプレポリマー;ビスマレイミドとアルケニルフェ
ノールとを重合成分とする樹脂を含有する樹脂組成物な
どがある。
熱硬化性樹脂を用いれば、下塗り組成物を塗布後の焼付
けにより網状構造が形成され、被覆される樹脂組成物層
と金属体との密着性が向上する。また、熱硬化性樹脂の
接着力により、金属体と下塗り層との接着性も良好とな
る。なお、熱硬化性樹脂と無機充填材とを含有する下塗
り組成物には、前記のポリアリールエーテルケトン樹脂
とボリアリールエーテルサルホン樹脂とが添加されると
、被覆される樹脂組成物との接着性が向上するので好ま
しい。
けにより網状構造が形成され、被覆される樹脂組成物層
と金属体との密着性が向上する。また、熱硬化性樹脂の
接着力により、金属体と下塗り層との接着性も良好とな
る。なお、熱硬化性樹脂と無機充填材とを含有する下塗
り組成物には、前記のポリアリールエーテルケトン樹脂
とボリアリールエーテルサルホン樹脂とが添加されると
、被覆される樹脂組成物との接着性が向上するので好ま
しい。
下塗り組成物に含有される無機充填材は、下塗り組成物
により形成された下塗り層の剥離やクラックを防止する
機能を有する。このような無機充填材には、例えば、金
属、金属酸化物、ガラス、カーボン、セラミックス、無
機質結晶などがある。
により形成された下塗り層の剥離やクラックを防止する
機能を有する。このような無機充填材には、例えば、金
属、金属酸化物、ガラス、カーボン、セラミックス、無
機質結晶などがある。
金属としては、アルミニウム、亜鉛、ニッケル合金、ス
テンレス、鋳鉄などがある。金属酸化物、ガラスおよび
セラミックスとしては、上記樹脂組成物に用いられる素
材がいずれも使用され得る。金属、金属酸化物、ガラス
、カーボンおよびセラミックスは、いずれも微粉状とす
るのが好ましい。平均粒径は1〜100u11、好まし
くは、5〜30μlに調整される。
テンレス、鋳鉄などがある。金属酸化物、ガラスおよび
セラミックスとしては、上記樹脂組成物に用いられる素
材がいずれも使用され得る。金属、金属酸化物、ガラス
、カーボンおよびセラミックスは、いずれも微粉状とす
るのが好ましい。平均粒径は1〜100u11、好まし
くは、5〜30μlに調整される。
かかる無機充填材は、下塗り組成物に用いられる樹脂1
00重量部に対し、10〜800重量部、好ましくは2
5〜400重量部の範囲で添加される。
00重量部に対し、10〜800重量部、好ましくは2
5〜400重量部の範囲で添加される。
10重量部を下まわると、無機充填材の添加効果が小さ
くなる。800重量部を上まわると、熱硬化性樹脂の結
合力が低下し、樹脂被覆層と金属体との密着性が悪くな
る。
くなる。800重量部を上まわると、熱硬化性樹脂の結
合力が低下し、樹脂被覆層と金属体との密着性が悪くな
る。
下塗り組成物に含有される無機結合材には、リチウムポ
リシリケート、アミンシリケート、アルキルシリケート
、二酸化ケイ素コロイドなどがある。
リシリケート、アミンシリケート、アルキルシリケート
、二酸化ケイ素コロイドなどがある。
金属体の下地処理として溶射処理が行われるときに、こ
の溶射処理に用いられる溶射材としては、金属、セラミ
ックスなどが用いられる。
の溶射処理に用いられる溶射材としては、金属、セラミ
ックスなどが用いられる。
特に金属を用いることが樹脂被覆層と金属体の密着性を
向上させるうえで好ましい。溶射材として用いられる金
属には、ニッケル合金、ステンレス、鋳鉄、アルミニウ
ム、亜鉛などがある。
向上させるうえで好ましい。溶射材として用いられる金
属には、ニッケル合金、ステンレス、鋳鉄、アルミニウ
ム、亜鉛などがある。
溶射層の形成はアーク溶射またはプラズマ溶射で行われ
る。
る。
本発明の被覆金属体を製造するには、まず、被覆すべき
金属体の表面に必要に応じてサンドブラスト、脱脂、化
成処理などの適当な前処理を施し、次いで下地処理が行
われる。下地処理として下塗り処理を行う場合には、金
属体の表面に前記の下塗り組成物を、必要に応じて、例
えばN−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミドなどの有機溶剤に溶解して塗
布し、加熱・焼付けが施され、下塗り層が形成される。
金属体の表面に必要に応じてサンドブラスト、脱脂、化
成処理などの適当な前処理を施し、次いで下地処理が行
われる。下地処理として下塗り処理を行う場合には、金
属体の表面に前記の下塗り組成物を、必要に応じて、例
えばN−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミドなどの有機溶剤に溶解して塗
布し、加熱・焼付けが施され、下塗り層が形成される。
下塗り層の層厚は、5〜100μm、好ましくは10〜
30μ晴の範囲とされる。5μIを下まわると、下塗り
層が均一に形成されず、ピンホールやクラックが発生し
やすい。100μmを上まわると、下塗り層と金属体と
の密着性が低下する。
30μ晴の範囲とされる。5μIを下まわると、下塗り
層が均一に形成されず、ピンホールやクラックが発生し
やすい。100μmを上まわると、下塗り層と金属体と
の密着性が低下する。
下地処理として溶射処理を行う場合には、金属体の表面
に、例えば溶射用の上記金属をアーク溶射又はプラズマ
溶射することにより、溶射層が形成される。溶射層の層
厚は、20〜200μm1好ましくは30〜80μmに
調整される。
に、例えば溶射用の上記金属をアーク溶射又はプラズマ
溶射することにより、溶射層が形成される。溶射層の層
厚は、20〜200μm1好ましくは30〜80μmに
調整される。
上述のように下地処理が施された金属体の表面に、前記
のポリアリールエーテルケトン樹脂とボリアリールエー
テルサルホン樹脂及び必要に応じて上記無機充填材を含
有する樹脂組成物からなる被覆層が形成される。この被
覆層は、例えば上記樹脂組成物をN−メチル−2−ピロ
リドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド
などの適当な溶剤を用いて溶液又は懸濁液とし、あるい
は粉末状態のまま下地処理を行った金属体表面に塗装し
、例えば400°C前後で焼付けを行うことにより形成
される。
のポリアリールエーテルケトン樹脂とボリアリールエー
テルサルホン樹脂及び必要に応じて上記無機充填材を含
有する樹脂組成物からなる被覆層が形成される。この被
覆層は、例えば上記樹脂組成物をN−メチル−2−ピロ
リドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド
などの適当な溶剤を用いて溶液又は懸濁液とし、あるい
は粉末状態のまま下地処理を行った金属体表面に塗装し
、例えば400°C前後で焼付けを行うことにより形成
される。
被覆層の層厚は20〜200g+1が好ましく、より好
ましくは30〜80 p mの範囲とされる。20μm
を下まわると、被覆層が均一に形成されず、ピンホール
やクラックが発生しやすい、200μ−を上まわまると
、焼付けなどに時間がかかり、発泡などが生じて緻密な
樹脂被覆層が得られない。
ましくは30〜80 p mの範囲とされる。20μm
を下まわると、被覆層が均一に形成されず、ピンホール
やクラックが発生しやすい、200μ−を上まわまると
、焼付けなどに時間がかかり、発泡などが生じて緻密な
樹脂被覆層が得られない。
上記樹脂組成物の被覆層が形成された金属体は、放冷も
しくは急冷後、必要に応じて適当な温度で熱処理される
。か(して本発明の樹脂被覆金属体が得られる。
しくは急冷後、必要に応じて適当な温度で熱処理される
。か(して本発明の樹脂被覆金属体が得られる。
(作用)
本発明の樹脂被覆金属体の被覆層において、ポリアリー
ルエーテルケトン樹脂の結晶化に起因する残留応力は、
ボリアリールエーテルサルホン樹脂によって緩和される
。また、ボリアリールエーテルサルホン樹脂の吸水性は
、ポリアリールエーテルケトン樹脂によって改善される
。
ルエーテルケトン樹脂の結晶化に起因する残留応力は、
ボリアリールエーテルサルホン樹脂によって緩和される
。また、ボリアリールエーテルサルホン樹脂の吸水性は
、ポリアリールエーテルケトン樹脂によって改善される
。
そして、被覆層は、両方の樹脂の化学的特性及び機械的
特性をあわせ持つようになる。
特性をあわせ持つようになる。
(実施例)
以下に、本発明の実施例及び比較例について述べる。
実施炎上
CA)下塗り処理層の形成
3.3″、4.4“−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
(無水物) 3.222 g、3,3゛−ジアミノジ
フェニルサルホン樹脂3.725g及び5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボン酸(無水物) 1.642 g
を、モレキュラーシープで乾燥したN−メチル−2−ピ
ロリドン30gに溶解した。
(無水物) 3.222 g、3,3゛−ジアミノジ
フェニルサルホン樹脂3.725g及び5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボン酸(無水物) 1.642 g
を、モレキュラーシープで乾燥したN−メチル−2−ピ
ロリドン30gに溶解した。
この溶液を常温にて6時間撹拌してイミドオリゴマーか
らなる熱硬化性樹脂溶液を得た。この溶液に無機充填材
として5US316ステンレス粉(平均粒径40μm以
下)25.8gを添加し、均一に混合して下塗り組成物
を調製した。
らなる熱硬化性樹脂溶液を得た。この溶液に無機充填材
として5US316ステンレス粉(平均粒径40μm以
下)25.8gを添加し、均一に混合して下塗り組成物
を調製した。
100酎X 100annX 3鵬の鉄板をグリッドプ
ラスト処理した後、圧縮空気を吹つけて清浄化した。
ラスト処理した後、圧縮空気を吹つけて清浄化した。
この鉄板の片面に、上記の下塗り組成物を刷毛で塗布し
、塗布面を250’Cで30分間乾燥し、焼付は処理を
行った。得られた下塗り層の層厚は平・均25μmであ
った。
、塗布面を250’Cで30分間乾燥し、焼付は処理を
行った。得られた下塗り層の層厚は平・均25μmであ
った。
(B)被覆層の形成
冷凍粉砕機により約10〜20μmに微粉化したポリア
リールエーテルケトン樹脂(VictrexPEEK
15P/F、 IC1社製)80g及び同様に微粉化し
たボリアリールエーテルサルホン樹脂(VDEL P−
1800、アモコパーホーマンスプロダクツ社製)80
g、ガラス粉(径約9μm、長さ約15〜100μm)
40gを混合し粉体状の樹脂組成物を調製した。
リールエーテルケトン樹脂(VictrexPEEK
15P/F、 IC1社製)80g及び同様に微粉化し
たボリアリールエーテルサルホン樹脂(VDEL P−
1800、アモコパーホーマンスプロダクツ社製)80
g、ガラス粉(径約9μm、長さ約15〜100μm)
40gを混合し粉体状の樹脂組成物を調製した。
上記(A)項で得られた下塗り処理鉄板を400°Cで
30分間焼付けた後、この下塗り層に上記樹脂組成物を
静電圧60KVで4回に分けて粉体塗装した。各塗布で
は、400’Cにて5分間フローアウトさせた。樹脂組
成物が塗布された鉄板を、水中投入して急冷した。これ
をさらに200°Cにて1時間熱処理して樹脂被覆金属
体を得た。この被覆金属体の被覆層の層厚は平均500
μmであった。
30分間焼付けた後、この下塗り層に上記樹脂組成物を
静電圧60KVで4回に分けて粉体塗装した。各塗布で
は、400’Cにて5分間フローアウトさせた。樹脂組
成物が塗布された鉄板を、水中投入して急冷した。これ
をさらに200°Cにて1時間熱処理して樹脂被覆金属
体を得た。この被覆金属体の被覆層の層厚は平均500
μmであった。
(C)被覆金属体の性能評価
上記(B)項で得られた被覆鉄板の性能評価を、下記の
試験法により行った。その結果を第1表に示す。
試験法により行った。その結果を第1表に示す。
(1)熱水試験
被覆金属体を、被覆層側95°C,鋼板側65°Cの熱
水中に100時間浸漬した後、被覆層の状態を観察した
。
水中に100時間浸漬した後、被覆層の状態を観察した
。
(2)水蒸気試験
被覆金属体を150°Cの水蒸気のあるオートクレーブ
内に100時間放置した後被覆層の状態を観察した。
内に100時間放置した後被覆層の状態を観察した。
なお、表中、ブリスターの度合は、ブリスターが発生し
た面積を百分率で示した。
た面積を百分率で示した。
実施■I
実施例1における樹脂組成物のポリアリールエーテルケ
トン樹脂を100 gとし、ボリアリールエーテルサル
ホン樹脂を60gとしたこと以外は、実施例1で行った
と同様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体に
ついて、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果を第
1表に示した。
トン樹脂を100 gとし、ボリアリールエーテルサル
ホン樹脂を60gとしたこと以外は、実施例1で行った
と同様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体に
ついて、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果を第
1表に示した。
1斑皿主
実施例1における樹脂組成物において、ガラス粉40g
を添加しなかったこと以外は、実施例1で行ったと同様
にして樹脂被覆金属体を得た。
を添加しなかったこと以外は、実施例1で行ったと同様
にして樹脂被覆金属体を得た。
この被覆金属体について、熱水試験及び水蒸気試験を行
い、その結果を第1表に示した。
い、その結果を第1表に示した。
1施■土
実施例1における樹脂組成物のガラス粉40gに代えて
炭素繊維粉(直径約7.5μm、長さ20〜100μ1
1+)30gを添加したこと以外は、実施例1で行った
と同様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体に
ついて、熱水試験を行い、その結果を第1表に示した。
炭素繊維粉(直径約7.5μm、長さ20〜100μ1
1+)30gを添加したこと以外は、実施例1で行った
と同様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体に
ついて、熱水試験を行い、その結果を第1表に示した。
裏層1
実施例1における樹脂組成物のポリアリールエーテルケ
トン樹脂及びボリアリールエーテルサルホン樹脂に代え
て、同量のポリアリールエーテルケトン樹脂とボリアリ
ールエーテルサルホン樹脂を混練機で400°Cで溶融
混練してペレットを作成し、このペレットを冷凍粉砕し
て得られた粒径10〜20μmの粉末160 gを使用
したこと以外は、実施例1で行ったと同様にして樹脂被
覆金属体を得た。この被覆金属体について、熱水試験及
び水蒸気試験を行い、その結果を第1表に示した。
トン樹脂及びボリアリールエーテルサルホン樹脂に代え
て、同量のポリアリールエーテルケトン樹脂とボリアリ
ールエーテルサルホン樹脂を混練機で400°Cで溶融
混練してペレットを作成し、このペレットを冷凍粉砕し
て得られた粒径10〜20μmの粉末160 gを使用
したこと以外は、実施例1で行ったと同様にして樹脂被
覆金属体を得た。この被覆金属体について、熱水試験及
び水蒸気試験を行い、その結果を第1表に示した。
実施孤立
実施例1における樹脂組成物のポリアリールエーテルケ
トン樹脂に代えて、凍結粉砕により約10〜20μmに
微粉化されたポリアリールエーチルケトン樹脂(Vic
trex PEK、 ICI社製)を用い、樹脂組成物
が塗布された鉄板を水中投入して急冷した後の熱処理温
度200°Cを210°Cに変更したこと以外は、実施
例1で行ったと同様にして樹脂被覆金属体を得た。この
被覆金属体について、熱水試験及び水蒸気試験を行い、
その結果を第1表に示した。
トン樹脂に代えて、凍結粉砕により約10〜20μmに
微粉化されたポリアリールエーチルケトン樹脂(Vic
trex PEK、 ICI社製)を用い、樹脂組成物
が塗布された鉄板を水中投入して急冷した後の熱処理温
度200°Cを210°Cに変更したこと以外は、実施
例1で行ったと同様にして樹脂被覆金属体を得た。この
被覆金属体について、熱水試験及び水蒸気試験を行い、
その結果を第1表に示した。
尖洸例ニ
アミノビスマレイミド樹脂(KERIMID 601、
ローヌプーラン社製)5gをN−メチル−2=ピロリド
ン15 gに溶解し、この溶液に5US316ステンレ
ス粉(平均粒径40μ−以下)15gを加え、均一に混
合して下塗り組成物を得た。
ローヌプーラン社製)5gをN−メチル−2=ピロリド
ン15 gに溶解し、この溶液に5US316ステンレ
ス粉(平均粒径40μ−以下)15gを加え、均一に混
合して下塗り組成物を得た。
この下塗り組成物を使用したこと以外は、実施例1で行
ったと同様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属
体について、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果
を第1表に示した。
ったと同様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属
体について、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果
を第1表に示した。
実施貫主
エチルシリケート1140 (エチルシリケートモノマ
ー5分子の縮合物、5iftとして計算される含量は4
0重量%HOOg及びエチルアルコール40gをガラス
製反応容器に入れ、混合し撹拌しながら、IN塩酸1g
及び水9gを2時間かけて連続的に滴下した。滴下終了
後、さらに3時間撹拌した後、20時間放置してエチル
シリケート縮合物溶液を得た。このエチルシリケート縮
合物溶液には、エチルシリケート縮合物が50重量%含
有されていた。
ー5分子の縮合物、5iftとして計算される含量は4
0重量%HOOg及びエチルアルコール40gをガラス
製反応容器に入れ、混合し撹拌しながら、IN塩酸1g
及び水9gを2時間かけて連続的に滴下した。滴下終了
後、さらに3時間撹拌した後、20時間放置してエチル
シリケート縮合物溶液を得た。このエチルシリケート縮
合物溶液には、エチルシリケート縮合物が50重量%含
有されていた。
得られたエチルシリケート縮合物溶液15gにアルミニ
ウム粉(直径40μm以下)30g及びブチルセロソル
ブ5gを加え、均一に混合して下塗り組成物を得た。こ
の下塗り組成物を使用したこと以外は、実施例1で行っ
たと同様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体
について、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果を
第1表に示した。
ウム粉(直径40μm以下)30g及びブチルセロソル
ブ5gを加え、均一に混合して下塗り組成物を得た。こ
の下塗り組成物を使用したこと以外は、実施例1で行っ
たと同様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体
について、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果を
第1表に示した。
裏施桝主
ブラスト鋼板に5US306をアーク溶射法により溶射
し、50〜60μ−の厚さを有する5US306の溶射
層を形成し、その上に実施例1で行ったと同様にして樹
脂組成物を塗装して樹脂被覆金属体を得た。この被覆金
属体について、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結
果を第1表に示した。
し、50〜60μ−の厚さを有する5US306の溶射
層を形成し、その上に実施例1で行ったと同様にして樹
脂組成物を塗装して樹脂被覆金属体を得た。この被覆金
属体について、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結
果を第1表に示した。
1校炎上
実施例1における樹脂組成物のポリアリールエーテルケ
トン樹脂80g及びポリアリールエーテルサルホン樹脂
80gに代えて、ポリアリールエテルサルホン樹脂16
0gのみを使用したこと以外は、実施例1で行ったと同
様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体につい
て、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果を第1表
に示した。
トン樹脂80g及びポリアリールエーテルサルホン樹脂
80gに代えて、ポリアリールエテルサルホン樹脂16
0gのみを使用したこと以外は、実施例1で行ったと同
様にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体につい
て、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果を第1表
に示した。
ル較開I
実施例1における樹脂組成物のポリアリールエーテルケ
トン樹脂80g及びボリアリールエーテルサルホン樹脂
80gに代えて、ポリアリールエーテルケトン樹脂16
0gのみを使用したこと以外は実施例1で行ったと同様
にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体について
、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果を第1表に
示した。
トン樹脂80g及びボリアリールエーテルサルホン樹脂
80gに代えて、ポリアリールエーテルケトン樹脂16
0gのみを使用したこと以外は実施例1で行ったと同様
にして樹脂被覆金属体を得た。この被覆金属体について
、熱水試験及び水蒸気試験を行い、その結果を第1表に
示した。
第1表
以上の実施例及び比較例から、本発明の樹脂被覆金属体
において、被覆層と金属体との密着性が良好であり、熱
水や水蒸気による被覆層の剥離、ブリスター及び割れ(
クラック)が生じにくいことがわかる。被覆層が無機充
填材を含有しない場合、アルミ粉−エチルシリケート縮
合物系の下塗り処理層を形成した場合、あるいはアーク
溶射により下地処理層を形成した場合には、高温の水蒸
気によりわずかなブリスターあるいは一部に剥離が発生
するものの、高温下における耐水性は満足すべきもので
ある。
において、被覆層と金属体との密着性が良好であり、熱
水や水蒸気による被覆層の剥離、ブリスター及び割れ(
クラック)が生じにくいことがわかる。被覆層が無機充
填材を含有しない場合、アルミ粉−エチルシリケート縮
合物系の下塗り処理層を形成した場合、あるいはアーク
溶射により下地処理層を形成した場合には、高温の水蒸
気によりわずかなブリスターあるいは一部に剥離が発生
するものの、高温下における耐水性は満足すべきもので
ある。
これに対して、ポリアリールエーテルケトン樹脂又はボ
リアリールエーテルスルホン樹脂を単独で用いた樹脂組
成物で被覆層が形成された樹脂被覆金属体においては、
熱水や水蒸気により被覆層の剥離やブリスター及び塗膜
の割れが生じやすいことがわかる。
リアリールエーテルスルホン樹脂を単独で用いた樹脂組
成物で被覆層が形成された樹脂被覆金属体においては、
熱水や水蒸気により被覆層の剥離やブリスター及び塗膜
の割れが生じやすいことがわかる。
(発明の効果)
上述の通り、本発明の樹脂被覆金属体にあっては、下塗
り処理又は溶射処理を施した金属基材表面に、ポリアリ
ールエーテルケトン樹脂とポリアリールエーテルスルホ
ン樹脂とを含有する樹脂組成物からなる被覆層が形成さ
れているので、両方の樹脂の特性が相俟って、この樹脂
被覆金属体は、被覆層の剥離やクラック、及び塗膜の割
れが生じにくく、かつ熱水や水蒸気及び薬液に対する抵
抗性に優れる。
り処理又は溶射処理を施した金属基材表面に、ポリアリ
ールエーテルケトン樹脂とポリアリールエーテルスルホ
ン樹脂とを含有する樹脂組成物からなる被覆層が形成さ
れているので、両方の樹脂の特性が相俟って、この樹脂
被覆金属体は、被覆層の剥離やクラック、及び塗膜の割
れが生じにくく、かつ熱水や水蒸気及び薬液に対する抵
抗性に優れる。
したがって、この、ような樹脂被覆金属体は、化学プラ
ント、化学・食品工業用装置において高温下で熱水や水
蒸気及び薬液にさらされる部分、例えば酸や酸を含有す
る蒸気を輸送する配管の内壁の被覆など種々の用途に好
適に用いられる。
ント、化学・食品工業用装置において高温下で熱水や水
蒸気及び薬液にさらされる部分、例えば酸や酸を含有す
る蒸気を輸送する配管の内壁の被覆など種々の用途に好
適に用いられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下塗り処理又は溶射処理された金属体表面に、下記
の式〔 I 〕及び/又は式〔II〕で示される繰返し単位
を有するポリアリールエーテルケトン樹脂と、下記の式
〔III〕で示される繰返し単位を有するポリアリールエ
ーテルサルホン樹脂とを含有する樹脂組成物が被覆され
ていることを特徴とする樹脂被覆金属体。 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…〔III〕
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10956388A JPH01280547A (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 樹脂被覆金属体 |
| CA 585036 CA1338293C (en) | 1988-05-02 | 1988-12-05 | Undercoat composition and a metal substrate coated with a resin composition |
| DE3853532T DE3853532T2 (de) | 1988-05-02 | 1988-12-05 | Unterschichtzusammensetzung und metallisches Substrat, beschichtet mit einer Harzzusammensetzung. |
| EP19880120291 EP0343282B1 (en) | 1988-05-02 | 1988-12-05 | An undercoat composition and a metal substrate coated with a resin composition |
| US07/279,602 US5041335A (en) | 1988-05-02 | 1988-12-05 | Undercoat composition and a metal substrate coated with a resin composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10956388A JPH01280547A (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 樹脂被覆金属体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01280547A true JPH01280547A (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=14513412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10956388A Pending JPH01280547A (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 樹脂被覆金属体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01280547A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100614852B1 (ko) * | 2005-02-14 | 2006-08-22 | 쿠쿠산업주식회사 | 내부식성 및 내마모성이 우수한 코팅용 조성물 및 상기 코팅용 조성물이 코팅된 기재 |
| JP2008139021A (ja) * | 2008-01-24 | 2008-06-19 | Kurita Water Ind Ltd | 食品プロセス用熱交換器 |
| EP3162541A4 (en) * | 2014-06-27 | 2018-03-07 | Fujimi Incorporated | Formation material and formation method which are used for forming structure |
-
1988
- 1988-05-02 JP JP10956388A patent/JPH01280547A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100614852B1 (ko) * | 2005-02-14 | 2006-08-22 | 쿠쿠산업주식회사 | 내부식성 및 내마모성이 우수한 코팅용 조성물 및 상기 코팅용 조성물이 코팅된 기재 |
| JP2008139021A (ja) * | 2008-01-24 | 2008-06-19 | Kurita Water Ind Ltd | 食品プロセス用熱交換器 |
| EP3162541A4 (en) * | 2014-06-27 | 2018-03-07 | Fujimi Incorporated | Formation material and formation method which are used for forming structure |
| US10661550B2 (en) | 2014-06-27 | 2020-05-26 | Fujimi Incorporated | Molding material for forming structure and molding method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5041335A (en) | Undercoat composition and a metal substrate coated with a resin composition | |
| TW201825287A (zh) | 金屬積層用聚醯亞胺膜、及使用其之聚醯亞胺金屬積層體 | |
| JPH01253437A (ja) | 被覆金属体 | |
| JPH01280547A (ja) | 樹脂被覆金属体 | |
| JPS63304068A (ja) | 下塗り組成物 | |
| US4965102A (en) | Method for coating a metal substrate by the use of a resin composition | |
| JPH0684059B2 (ja) | 樹脂被覆金属体 | |
| JPH0292633A (ja) | 樹脂被覆金属体 | |
| JP2520900B2 (ja) | 下塗り組成物 | |
| EP0367884B1 (en) | An undercoat composition | |
| JPH0486254A (ja) | 樹脂被覆金属体 | |
| JPH01278556A (ja) | 下塗り組成物 | |
| US5178958A (en) | Undercoat composition | |
| JPH0196261A (ja) | 被履金属体 | |
| JPH03281667A (ja) | プライマー組成物及び樹脂被覆金属体 | |
| JP2545460B2 (ja) | 被覆金属体 | |
| JPS63303728A (ja) | 樹脂被覆金属体 | |
| JPH03275770A (ja) | プライマー組成物及び樹脂被覆金属体 | |
| JPH0667504B2 (ja) | 塗装体の形成方法 | |
| JPH06212113A (ja) | 耐熱性塗料 | |
| JPH0380548B2 (ja) | ||
| JPS6383176A (ja) | 下塗り組成物 | |
| CA1338956C (en) | Undercoat composition | |
| JPH03275782A (ja) | プライマー組成物及び樹脂被覆金属体 | |
| JPS58108274A (ja) | フツ化ビニリデン樹脂被覆材 |