JPH0128160B2 - - Google Patents
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- JPH0128160B2 JPH0128160B2 JP57089853A JP8985382A JPH0128160B2 JP H0128160 B2 JPH0128160 B2 JP H0128160B2 JP 57089853 A JP57089853 A JP 57089853A JP 8985382 A JP8985382 A JP 8985382A JP H0128160 B2 JPH0128160 B2 JP H0128160B2
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- Japan
- Prior art keywords
- dispersibility
- fibers
- paper
- polyester
- glycol
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Description
本発明はポリエステル繊維含有紙の製造方法に
関するものであり、その目的とするところは、抄
紙工程においてポリエステル繊維の分散性を向上
させ、地合の良好な紙力の優れたポリエステル繊
維含有紙を生産し、同時に生産性の増大をはかる
ことにある。 従来、抄紙用原料としては天然セルロース、レ
ーヨン、ビニロンが主に使用されてきたが、原料
コストおよび要求性能の高度化のため、最近は抄
紙用原料の一部がポリエステル繊維に置き換えら
れつつある。これはポリエステル繊維の機械的特
性、電気的特性、耐熱性、寸法安定性、疎水性が
優れているためであり、産業構造の高度化に伴う
要求性能の高度化と相まつて、今後、ポリエステ
ル繊維への置換が急速に進むものと考えられる。
しかしながら、従来の抄紙用ポリエステル繊維
は、分散性が非常に悪く、そのためポリエステル
繊維が有する優れた特性をうまく生かしきれず、
さらには分散性の悪さを抄紙時の繊維濃度を低く
してカバーしようとするため、生産性が悪いとい
う欠点を有していた。 従来のポリエステル短繊維は、その殆んどが紡
積用原料として使用されてきているため、カード
通過性、帯電防止性、収束性、ローラー捲付性を
考慮して、ラウリルホスフエートカリウム塩等の
アニオン系界面活性剤、脂肪族アルコールのエチ
レンオキサイド付加物等のノニオン系界面活性
剤、四級アンモニウム塩等のカチオン系界面活性
剤の単独または混合したものなどが付与されてい
るが、これらはポリエステル繊維の分散性向上に
は殆んど効果がないか、効果があつたとしても非
常に小さいものである。 特に、繊度が細く、繊維長の長いものを均一に
分散させることは非常に難しい。 ビニロンやレーヨン等の抄紙に際しては、繊維
の分散性向上および水性を調節する目的で粘剤
が使用されるのが普通である。粘剤としてはポリ
エチレンオキサイド、ポリアクリルアマイド、ト
ロロアオイ等が使用されるが、この粘剤の分散性
向上効果はあまり大きくなく、水性調節のため
の増粘効果が主たるものである。また、分散性を
良くする目的で、抄紙に際して界面活性剤を添加
する場合もある。例えば、特公昭47−19562号公
報では、ビニロンまたはレーヨンに対して、エチ
レンオキシド2モルステアリルアミン等を用いる
ことが提案されている。さらにナイロン繊維の分
散性向上には、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、セチルトリメチルアンモニウムク
ロライド等が有効であるといわれている。 しかしながら、これらの粘剤及び界面活性剤は
ポリエステル繊維の分散性向上には殆んど効果が
ない。これまでの抄紙用原料としてのポリエステ
ル繊維は、殆んどの場合、増量材のような使われ
方(即ち、ポリエステル繊維の割合が50%以下)
をしてきており、主体繊維としはあまり使われて
きていない。従つて、ポリエステル繊維の分散性
が少々悪くても大きな問題にはならなかつたもの
と思われる。ところが、要求性能の高度化に対応
すべく、ポリエステル繊維を主体繊維として抄紙
しようとすると、ポリエステル繊維の分散性の悪
さが重大な欠点として顕在化してくることにな
る。 本発明者は抄紙時のポリエステル繊維の分散性
を向上すべく鋭意検討の結果、テレフタル酸およ
び/またはイソフタル酸、低級アルキレングリコ
ール並びにポリアルキレングリコールおよび/ま
たはそのモノエーテルからなるポリエステルポリ
エーテルブロツク共重合体をポリエステル繊維を
含むスラリー中に添加することにより、ポリエス
テル繊維を含有した紙料スラリーの分散性が大幅
に向上することを見出したのである。その結果、
抄紙速度を上げることが可能となり、さらに繊維
長のより長いものの抄紙も可能となり、生産性の
増大と同時に地合および機械的特性の優れたポリ
エステル繊維紙またはポリエステル繊維混抄紙が
抄紙できるようになつたのである。 本発明において使用されるテレフタル酸およ
び/またはイソフタル酸、低級アルキレングリコ
ール並びにポリアルキレングリコールおよび/ま
たはそのモノエーテルからなるポリエステルポリ
エーテルブロツク共重合体としては、例えばテレ
フタル酸−アルキレングリコール−ポリアルキレ
ングリコール、テレフタル酸−イソフタル酸−ア
ルキレングリコール−ポリアルキレングリコー
ル、テレフタル酸−アルキレングリコール−ポリ
アルキレングリコールモノエーテル、テレフタル
酸−イソフタル酸−アルキレングリコール−ポリ
アルキレングリコールモノエーテル等のブロツク
共重合体が挙げられる。該ブロツク共重合体の製
造に用いるアルキレングリコールとしては、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ペンタメチレングリコール
が好適であり、ポリアルキレングリコールとして
は、通常平均分子量が400〜12000、好ましくは
600〜6000のポリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール・ポリプロピレングリコール共重
合体、ポリプロピレングリコールが好適である。
更にポリアルキレングリコールのモノエーテルと
しては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等のモノメチルエーテル、モノエチ
ルエーテル、モノフエニルエーテル等が好適であ
るが、分散性向上効果の点からはポリエチレング
リコールのモノエーテル類が特に好適である。 また、該ブロツク共重合体はテレフタレート単
位:イソフタレート単位が95:5〜50:50(モル
比)の範囲内にあることが分散性向上効果の点か
ら特に好ましく、また、テレフタレート単位+イ
ソフタレート単位:ポリアルキレングリコール単
位が3:1〜10:1(モル比)の範囲内にあるこ
とが分散性向上効果の点から特に好ましい。さら
に該ブロツク共重合体の平均分子量は使用するポ
リアルキレングリコールの分子量にもよるが、通
常1000〜20000、好ましくは3000〜10000である。
平均分子量が1000未満では分散性向上効果が低下
する傾向があり、また、20000を越えると該ブロ
ツク共重合体の分散が悪くなる傾向が認められ
る。該ブロツク共重合体は容易に水中へ分散させ
ることができるが、得られた水性分散液の安定性
をより向上させるためには、界面活性剤や有機溶
媒を少量添加する方が好ましい。 ポリエステルポリエーテルブロツク共重合体は
任意の方法、任意の段階で抄紙液中に添加するこ
とができるが、特にブロツク共重合体を水性分散
液として添加するのが好適である。添加位置はピ
ーター、ポーチヤー段階でもよく、ミキシングボ
ツクス、ヘツドボツクス、パツド、その他紙料ス
ラリーを輸送するパイプまたはダクトなどでもよ
い。添加量は繊維に対して、ブロツク共重合体で
0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜10重量%が
適当である。 本発明の方法によればポリエステル繊維の分散
性が大幅に向上するため、ポリエステル繊維単独
での抄紙も可能であり、また、木材パルプ等の天
然セルロース、レーヨン、アセテート等のセルロ
ース誘導体、ビニロン、ナイロンポリプロピレン
等の他の合成繊維、ガラス繊維等の無機繊維等、
他の繊維と混抄してもよい。尚、抄紙に際して添
加される粘剤はある程度分散性を向上させ能力が
あるが、本発明の方法によれば紙料スラリーの分
散性が大幅に向上するため、粘剤の助けは殆んど
不要となり、その結果粘剤は水性の調節用とし
てのみ使用することができ、工程管理上非常に有
利となる。 本発明におけるポリエステル繊維は、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレー
ト・イソフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト等からなる繊維であるが、これらを改質したも
の、例えば塩基性染料可染性ポリエステル、難燃
性ポリエステル、制電性ポリエステル等が含まれ
ることは言うまでもない。また、繊度および繊維
長さは通常の抄紙用ポリエステル繊維と何ら変る
ところはなく、例えば繊度は0.01〜20デニール、
好ましくは0.1〜10デニールであり、繊維長は0.5
〜25mm、好ましくは1〜20mmである。 本発明方法は次のような特徴を有している。 (1)抄紙工程における紙料の分散状態がよくなる
ため、紙の地合がよくなつて紙力が増す。(2)紙料
濃度が高い離解工程でも、分散性が良好なため濃
度斑が起こりにくく、特にチエストタンク中では
紙料濃度斑が著しく少なくなる。(3)抄紙工程の途
中におけるスラリーのよどみ部に紙料が塊状にな
つてたまつたり、タンク、バルブ中の壁面に水あ
かのようにスラリーが付着して、何かの拍子にそ
れらがスラリーの中に混入し、突然紙質を乱すよ
うなトラブルが激減する。(4)紙料濃度を高めるこ
とができ、抄紙速度を増大させることができて、
コストダウンを計ることができる。 以下、実施例によつて本発明を説明するが、実
施例における分散性評価方法は次の通りである。 〇 分散性評価方法 1000mlのメスシリンダーに処理剤濃度が0.03重
量%(比較例2は水のみ)の水溶液を500ml入れ、
この中に0.1gの繊維を投入する。この繊維がメ
スシリンダーの底に達したならば、メスシリンダ
ーにふたをして上下を両手で持ち、メスシリンダ
ーを1回反転させて繊維を分散させ、この中に含
まれる結束繊維の個数を数える。同時に単繊維1
本1本の水中でのひろがり状態から、分散状態の
良否を判定する。 ◎非常に良い 〇良い △中間 ×悪い 実施例 1〜4、比較例 1〜2 固有粘度が0.64dl/gのポリエチレンテレフタ
レートチツプを常法によつて溶融紡糸し、単糸繊
度が1.2デニールの未延伸糸を得た。該未延伸糸
を50万デニールの未延伸トウとなし、延伸倍率
2.6倍、延伸速度60m/分で延伸し、120℃で熱処
理した後、5mmに切断し、単糸繊度が0.54デニー
ルのノーオイル繊維を得た。このノーオイル繊維
と第1表に示した種々の処理剤を用いて分散性の
評価を行ない、第1表の結果を得た。尚、実施例
1〜3のブロツク共重合体中の低級アルキレング
リコールはいずれもエチレングリコールである。
関するものであり、その目的とするところは、抄
紙工程においてポリエステル繊維の分散性を向上
させ、地合の良好な紙力の優れたポリエステル繊
維含有紙を生産し、同時に生産性の増大をはかる
ことにある。 従来、抄紙用原料としては天然セルロース、レ
ーヨン、ビニロンが主に使用されてきたが、原料
コストおよび要求性能の高度化のため、最近は抄
紙用原料の一部がポリエステル繊維に置き換えら
れつつある。これはポリエステル繊維の機械的特
性、電気的特性、耐熱性、寸法安定性、疎水性が
優れているためであり、産業構造の高度化に伴う
要求性能の高度化と相まつて、今後、ポリエステ
ル繊維への置換が急速に進むものと考えられる。
しかしながら、従来の抄紙用ポリエステル繊維
は、分散性が非常に悪く、そのためポリエステル
繊維が有する優れた特性をうまく生かしきれず、
さらには分散性の悪さを抄紙時の繊維濃度を低く
してカバーしようとするため、生産性が悪いとい
う欠点を有していた。 従来のポリエステル短繊維は、その殆んどが紡
積用原料として使用されてきているため、カード
通過性、帯電防止性、収束性、ローラー捲付性を
考慮して、ラウリルホスフエートカリウム塩等の
アニオン系界面活性剤、脂肪族アルコールのエチ
レンオキサイド付加物等のノニオン系界面活性
剤、四級アンモニウム塩等のカチオン系界面活性
剤の単独または混合したものなどが付与されてい
るが、これらはポリエステル繊維の分散性向上に
は殆んど効果がないか、効果があつたとしても非
常に小さいものである。 特に、繊度が細く、繊維長の長いものを均一に
分散させることは非常に難しい。 ビニロンやレーヨン等の抄紙に際しては、繊維
の分散性向上および水性を調節する目的で粘剤
が使用されるのが普通である。粘剤としてはポリ
エチレンオキサイド、ポリアクリルアマイド、ト
ロロアオイ等が使用されるが、この粘剤の分散性
向上効果はあまり大きくなく、水性調節のため
の増粘効果が主たるものである。また、分散性を
良くする目的で、抄紙に際して界面活性剤を添加
する場合もある。例えば、特公昭47−19562号公
報では、ビニロンまたはレーヨンに対して、エチ
レンオキシド2モルステアリルアミン等を用いる
ことが提案されている。さらにナイロン繊維の分
散性向上には、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、セチルトリメチルアンモニウムク
ロライド等が有効であるといわれている。 しかしながら、これらの粘剤及び界面活性剤は
ポリエステル繊維の分散性向上には殆んど効果が
ない。これまでの抄紙用原料としてのポリエステ
ル繊維は、殆んどの場合、増量材のような使われ
方(即ち、ポリエステル繊維の割合が50%以下)
をしてきており、主体繊維としはあまり使われて
きていない。従つて、ポリエステル繊維の分散性
が少々悪くても大きな問題にはならなかつたもの
と思われる。ところが、要求性能の高度化に対応
すべく、ポリエステル繊維を主体繊維として抄紙
しようとすると、ポリエステル繊維の分散性の悪
さが重大な欠点として顕在化してくることにな
る。 本発明者は抄紙時のポリエステル繊維の分散性
を向上すべく鋭意検討の結果、テレフタル酸およ
び/またはイソフタル酸、低級アルキレングリコ
ール並びにポリアルキレングリコールおよび/ま
たはそのモノエーテルからなるポリエステルポリ
エーテルブロツク共重合体をポリエステル繊維を
含むスラリー中に添加することにより、ポリエス
テル繊維を含有した紙料スラリーの分散性が大幅
に向上することを見出したのである。その結果、
抄紙速度を上げることが可能となり、さらに繊維
長のより長いものの抄紙も可能となり、生産性の
増大と同時に地合および機械的特性の優れたポリ
エステル繊維紙またはポリエステル繊維混抄紙が
抄紙できるようになつたのである。 本発明において使用されるテレフタル酸およ
び/またはイソフタル酸、低級アルキレングリコ
ール並びにポリアルキレングリコールおよび/ま
たはそのモノエーテルからなるポリエステルポリ
エーテルブロツク共重合体としては、例えばテレ
フタル酸−アルキレングリコール−ポリアルキレ
ングリコール、テレフタル酸−イソフタル酸−ア
ルキレングリコール−ポリアルキレングリコー
ル、テレフタル酸−アルキレングリコール−ポリ
アルキレングリコールモノエーテル、テレフタル
酸−イソフタル酸−アルキレングリコール−ポリ
アルキレングリコールモノエーテル等のブロツク
共重合体が挙げられる。該ブロツク共重合体の製
造に用いるアルキレングリコールとしては、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ペンタメチレングリコール
が好適であり、ポリアルキレングリコールとして
は、通常平均分子量が400〜12000、好ましくは
600〜6000のポリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール・ポリプロピレングリコール共重
合体、ポリプロピレングリコールが好適である。
更にポリアルキレングリコールのモノエーテルと
しては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等のモノメチルエーテル、モノエチ
ルエーテル、モノフエニルエーテル等が好適であ
るが、分散性向上効果の点からはポリエチレング
リコールのモノエーテル類が特に好適である。 また、該ブロツク共重合体はテレフタレート単
位:イソフタレート単位が95:5〜50:50(モル
比)の範囲内にあることが分散性向上効果の点か
ら特に好ましく、また、テレフタレート単位+イ
ソフタレート単位:ポリアルキレングリコール単
位が3:1〜10:1(モル比)の範囲内にあるこ
とが分散性向上効果の点から特に好ましい。さら
に該ブロツク共重合体の平均分子量は使用するポ
リアルキレングリコールの分子量にもよるが、通
常1000〜20000、好ましくは3000〜10000である。
平均分子量が1000未満では分散性向上効果が低下
する傾向があり、また、20000を越えると該ブロ
ツク共重合体の分散が悪くなる傾向が認められ
る。該ブロツク共重合体は容易に水中へ分散させ
ることができるが、得られた水性分散液の安定性
をより向上させるためには、界面活性剤や有機溶
媒を少量添加する方が好ましい。 ポリエステルポリエーテルブロツク共重合体は
任意の方法、任意の段階で抄紙液中に添加するこ
とができるが、特にブロツク共重合体を水性分散
液として添加するのが好適である。添加位置はピ
ーター、ポーチヤー段階でもよく、ミキシングボ
ツクス、ヘツドボツクス、パツド、その他紙料ス
ラリーを輸送するパイプまたはダクトなどでもよ
い。添加量は繊維に対して、ブロツク共重合体で
0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜10重量%が
適当である。 本発明の方法によればポリエステル繊維の分散
性が大幅に向上するため、ポリエステル繊維単独
での抄紙も可能であり、また、木材パルプ等の天
然セルロース、レーヨン、アセテート等のセルロ
ース誘導体、ビニロン、ナイロンポリプロピレン
等の他の合成繊維、ガラス繊維等の無機繊維等、
他の繊維と混抄してもよい。尚、抄紙に際して添
加される粘剤はある程度分散性を向上させ能力が
あるが、本発明の方法によれば紙料スラリーの分
散性が大幅に向上するため、粘剤の助けは殆んど
不要となり、その結果粘剤は水性の調節用とし
てのみ使用することができ、工程管理上非常に有
利となる。 本発明におけるポリエステル繊維は、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレー
ト・イソフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト等からなる繊維であるが、これらを改質したも
の、例えば塩基性染料可染性ポリエステル、難燃
性ポリエステル、制電性ポリエステル等が含まれ
ることは言うまでもない。また、繊度および繊維
長さは通常の抄紙用ポリエステル繊維と何ら変る
ところはなく、例えば繊度は0.01〜20デニール、
好ましくは0.1〜10デニールであり、繊維長は0.5
〜25mm、好ましくは1〜20mmである。 本発明方法は次のような特徴を有している。 (1)抄紙工程における紙料の分散状態がよくなる
ため、紙の地合がよくなつて紙力が増す。(2)紙料
濃度が高い離解工程でも、分散性が良好なため濃
度斑が起こりにくく、特にチエストタンク中では
紙料濃度斑が著しく少なくなる。(3)抄紙工程の途
中におけるスラリーのよどみ部に紙料が塊状にな
つてたまつたり、タンク、バルブ中の壁面に水あ
かのようにスラリーが付着して、何かの拍子にそ
れらがスラリーの中に混入し、突然紙質を乱すよ
うなトラブルが激減する。(4)紙料濃度を高めるこ
とができ、抄紙速度を増大させることができて、
コストダウンを計ることができる。 以下、実施例によつて本発明を説明するが、実
施例における分散性評価方法は次の通りである。 〇 分散性評価方法 1000mlのメスシリンダーに処理剤濃度が0.03重
量%(比較例2は水のみ)の水溶液を500ml入れ、
この中に0.1gの繊維を投入する。この繊維がメ
スシリンダーの底に達したならば、メスシリンダ
ーにふたをして上下を両手で持ち、メスシリンダ
ーを1回反転させて繊維を分散させ、この中に含
まれる結束繊維の個数を数える。同時に単繊維1
本1本の水中でのひろがり状態から、分散状態の
良否を判定する。 ◎非常に良い 〇良い △中間 ×悪い 実施例 1〜4、比較例 1〜2 固有粘度が0.64dl/gのポリエチレンテレフタ
レートチツプを常法によつて溶融紡糸し、単糸繊
度が1.2デニールの未延伸糸を得た。該未延伸糸
を50万デニールの未延伸トウとなし、延伸倍率
2.6倍、延伸速度60m/分で延伸し、120℃で熱処
理した後、5mmに切断し、単糸繊度が0.54デニー
ルのノーオイル繊維を得た。このノーオイル繊維
と第1表に示した種々の処理剤を用いて分散性の
評価を行ない、第1表の結果を得た。尚、実施例
1〜3のブロツク共重合体中の低級アルキレング
リコールはいずれもエチレングリコールである。
【表】
【表】
第1表からも明らかなように、本発明の方法に
よれば、従来の界面活性剤を用いる方法に比較し
て、ポリエステル繊維の分散性が著しく向上す
る。
よれば、従来の界面活性剤を用いる方法に比較し
て、ポリエステル繊維の分散性が著しく向上す
る。
Claims (1)
- 1 ポリエステル繊維を含む紙を抄紙するに際
し、抄紙工程にてテレフタル酸および/またはイ
ソフタル酸、低級アルキレングリコール並びにポ
リアルキレングリコールおよび/またはそのモノ
エーテルからなるポリエステルポリエーテルブロ
ツク共重合体を添加することを特徴とするポリエ
ステル繊維含有紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8985382A JPS58208499A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ポリエステル繊維含有紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8985382A JPS58208499A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ポリエステル繊維含有紙の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58208499A JPS58208499A (ja) | 1983-12-05 |
| JPH0128160B2 true JPH0128160B2 (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=13982335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8985382A Granted JPS58208499A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ポリエステル繊維含有紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58208499A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2373584T3 (es) * | 2006-03-31 | 2012-02-06 | The Procter & Gamble Company | Artículo absorbente que comprende una esturctura fibrosa que comprende fibras sintéticas y un agente hidrofilizante. |
| WO2007123704A2 (en) * | 2006-03-31 | 2007-11-01 | The Procter & Gamble Company | Nonwoven fibrous structure comprising synthetic fibers and hydrophilizing agent |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5789854A (en) * | 1980-11-21 | 1982-06-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ultrasonic doppler diagnostic apparatus |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP8985382A patent/JPS58208499A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58208499A (ja) | 1983-12-05 |
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