JPH01282326A - ピッチ不融化系 - Google Patents
ピッチ不融化系Info
- Publication number
- JPH01282326A JPH01282326A JP11401688A JP11401688A JPH01282326A JP H01282326 A JPH01282326 A JP H01282326A JP 11401688 A JP11401688 A JP 11401688A JP 11401688 A JP11401688 A JP 11401688A JP H01282326 A JPH01282326 A JP H01282326A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- pitch
- infusible
- oxygen
- carbon
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はピッチ不融化糸に関する。
[従来の技術]
ピッチから炭素繊維を得る技術は、例えば特公昭43−
4550号、特開昭49−19127号などでよく知ら
れている。
4550号、特開昭49−19127号などでよく知ら
れている。
紡糸後のピッチ糸は、炭素化するための焼成工程の前に
不融化する必要があるが、通常この工程は、空気などの
酸化性気体中で加熱して、糸の中に酸素を拡散ざぜて反
応させ、溶融性を失わせる方法が用いられている。
不融化する必要があるが、通常この工程は、空気などの
酸化性気体中で加熱して、糸の中に酸素を拡散ざぜて反
応させ、溶融性を失わせる方法が用いられている。
しかし、この酸化反応は極めて微妙な反応であり、反応
が不十分であると続く焼成工程で、単糸間に融着が起り
炭素繊維の物性を著しく低下させる。また反応が過剰で
おると経済性の面で不利なだけでなく、系中に取込まれ
た酸素が、続く焼成工程で糸外へ出る際、周囲の炭素を
伴ってゆくため、lrR造乱れを起し、大幅に物性を低
下させる問題があった。
が不十分であると続く焼成工程で、単糸間に融着が起り
炭素繊維の物性を著しく低下させる。また反応が過剰で
おると経済性の面で不利なだけでなく、系中に取込まれ
た酸素が、続く焼成工程で糸外へ出る際、周囲の炭素を
伴ってゆくため、lrR造乱れを起し、大幅に物性を低
下させる問題があった。
従来、この酸化反応の制御は、平均的な酸素含有率、融
点から判断したり、条件を変更して経験的に決定するな
どの方法がとられているが、ピッチの特性、不融化条件
、糸径などの変化に応じて不融化条件を最適化する有効
な方法が見い出だされておらず、常に反応の過不足か起
る問題を有していた。
点から判断したり、条件を変更して経験的に決定するな
どの方法がとられているが、ピッチの特性、不融化条件
、糸径などの変化に応じて不融化条件を最適化する有効
な方法が見い出だされておらず、常に反応の過不足か起
る問題を有していた。
[発明が解決しようとする課題]
本発明者らは、この不融化反応を制御する方法について
鋭意検討を行い、本発明に至った。
鋭意検討を行い、本発明に至った。
本発明の目的は、反応時に過不足のない均一な酸素分布
をらつ不融化糸を提供することに必る。
をらつ不融化糸を提供することに必る。
[課題を解決するための手段]
本発明は、直径が20μ以下であり、酸素含有率が5〜
8重量%、表面から11000nより深い部分の酸素濃
度が実質的に一定であり、平均の芳香環数が6個以上で
あることを特徴とするピッチ不融化糸である。
8重量%、表面から11000nより深い部分の酸素濃
度が実質的に一定であり、平均の芳香環数が6個以上で
あることを特徴とするピッチ不融化糸である。
本発明の不融化糸は、酸素含有率が5〜8重量%である
必要が必る。8重量%より多いと酸化が過剰となり、得
られる炭素繊維が低強度となるばかりでなく、必要以上
に長時間を要し、酸素、エネルギー消費の面で不利とな
る。また、5重量%より少ないと、不融化が不十分とな
り、続く焼成工程で融着が起り、良好な炭素繊維が得ら
れない。
必要が必る。8重量%より多いと酸化が過剰となり、得
られる炭素繊維が低強度となるばかりでなく、必要以上
に長時間を要し、酸素、エネルギー消費の面で不利とな
る。また、5重量%より少ないと、不融化が不十分とな
り、続く焼成工程で融着が起り、良好な炭素繊維が得ら
れない。
より望ましくは、5.5〜7.5重量%でおる。
さらに本発明の不融化糸は、系中の酸素濃度分布が、ご
く表面部分を除いて実質的に一定である必要がある。具
体的には、表面から11000nより深い部分の酸素濃
度が一定である必要が必る。
く表面部分を除いて実質的に一定である必要がある。具
体的には、表面から11000nより深い部分の酸素濃
度が一定である必要が必る。
11000nより深い部分に酸素濃度差がある場合、中
心部の11度が低過ぎて、不融化が不十分ておるか、ま
たは周辺部の酸素濃度が高過ぎて、炭素繊維が低強度と
なる。実質的に一定とは、酸素濃度の分布が、±20%
の間に入っているものが好ましく、±10%以内がより
好ましい。
心部の11度が低過ぎて、不融化が不十分ておるか、ま
たは周辺部の酸素濃度が高過ぎて、炭素繊維が低強度と
なる。実質的に一定とは、酸素濃度の分布が、±20%
の間に入っているものが好ましく、±10%以内がより
好ましい。
また、本発明の不融化糸は、平均の芳香環数が6個以上
である必要がある。通常ピッチの平均芳香環数は、5〜
’IOgでおるが、不融化時に酸化反応を過剰に起こさ
せると、芳香環同志を結ぶアリール結合が切断され、芳
香環を酸素がエーテル結合で結ぶ構造となり、平均芳香
環数が低下する反応や、芳香環にOH基、C0OH基な
どの形で酸素が反応する。しかし、これらの酸素は、続
く焼成工程で周囲の炭素を伴って糸外へ飛散するため、
ピッチの芳香環から形成される炭素網面の形成を阻害し
、構造の欠陥となる。本来、不融化時の酸素の役割期待
は、脱水素による芳香環の成長促進、および低分子量で
易溶触性化合物を、高分子量化、酸化などにより不融性
にすることであり、このために必要な酸素のみをピッチ
糸中に取込むのが好ましい。しかし、従来の様に、酸化
性雰囲気で、低温から徐々に高温に移行させ、長時間か
けて不融化する方法は、必要以上にピッチ糸と酸素の反
応を起してしまい、上記問題点を有していた。
である必要がある。通常ピッチの平均芳香環数は、5〜
’IOgでおるが、不融化時に酸化反応を過剰に起こさ
せると、芳香環同志を結ぶアリール結合が切断され、芳
香環を酸素がエーテル結合で結ぶ構造となり、平均芳香
環数が低下する反応や、芳香環にOH基、C0OH基な
どの形で酸素が反応する。しかし、これらの酸素は、続
く焼成工程で周囲の炭素を伴って糸外へ飛散するため、
ピッチの芳香環から形成される炭素網面の形成を阻害し
、構造の欠陥となる。本来、不融化時の酸素の役割期待
は、脱水素による芳香環の成長促進、および低分子量で
易溶触性化合物を、高分子量化、酸化などにより不融性
にすることであり、このために必要な酸素のみをピッチ
糸中に取込むのが好ましい。しかし、従来の様に、酸化
性雰囲気で、低温から徐々に高温に移行させ、長時間か
けて不融化する方法は、必要以上にピッチ糸と酸素の反
応を起してしまい、上記問題点を有していた。
ざらに、本発明の不融化糸は直径が20μ以下である必
要がある。直径が20μを越えると、ピッチ糸の周囲と
中心部の酸素含有量に差を生じるため、中心部の酸素構
造を適合させると周囲部の酸化が過剰となり、周囲部を
適合させると中心部が不足となるため、バランスの良い
酸化が達成されない。上記問題は、酸化力の強い酸化剤
、例えば硝酸を使用する場合、特に問題となるので、直
径15μ以下が好ましく、10μ以下がより好ましい。
要がある。直径が20μを越えると、ピッチ糸の周囲と
中心部の酸素含有量に差を生じるため、中心部の酸素構
造を適合させると周囲部の酸化が過剰となり、周囲部を
適合させると中心部が不足となるため、バランスの良い
酸化が達成されない。上記問題は、酸化力の強い酸化剤
、例えば硝酸を使用する場合、特に問題となるので、直
径15μ以下が好ましく、10μ以下がより好ましい。
本発明の不融化糸を得る方法としては、酸化剤、酸化条
件、特に酸化反応温度、昇温速度、反応時間などを適切
な組合せとする必要がある。また、原料として用いるピ
ッチの特性にも合わせた反応制御が重要となる。
件、特に酸化反応温度、昇温速度、反応時間などを適切
な組合せとする必要がある。また、原料として用いるピ
ッチの特性にも合わせた反応制御が重要となる。
本発明の不融化糸を得る具体的な方法としては、必要以
上の酸素との反応を避けるため、例えば、できるだけ短
時間で高い温度で反応を完了させる方法が好ましく、溶
剤で表面を洗浄したピッチ糸に、固体状の活性炭粉末を
気体で流動状態にした中に、ピッチを通し開繊と同時に
粉末を糸に付着させ、加熱空気中で短時間で昇温、熱処
理する方法が好ましく採用される。
上の酸素との反応を避けるため、例えば、できるだけ短
時間で高い温度で反応を完了させる方法が好ましく、溶
剤で表面を洗浄したピッチ糸に、固体状の活性炭粉末を
気体で流動状態にした中に、ピッチを通し開繊と同時に
粉末を糸に付着させ、加熱空気中で短時間で昇温、熱処
理する方法が好ましく採用される。
従来、不融化糸は融着が起りやすいため、昇温速度を速
くできず、本発明の不融化糸を得るのが困難であったが
、ピッチの選定、ピッチ糸表面の洗浄化、糸の集合状態
の制御、加熱条件の制御などにより上記反応が可能とな
る。また、ピッチ糸を流動状態中で加熱する方法、固体
粉末流動層中で処理する方法なども好ましく用いられる
。
くできず、本発明の不融化糸を得るのが困難であったが
、ピッチの選定、ピッチ糸表面の洗浄化、糸の集合状態
の制御、加熱条件の制御などにより上記反応が可能とな
る。また、ピッチ糸を流動状態中で加熱する方法、固体
粉末流動層中で処理する方法なども好ましく用いられる
。
本発明のピッチ糸を得るために用いるピッチ成分は、石
炭系、石油系、ナフタレンやポリ塩化ビニルからの合成
ピッチ系であって、等方性、光学異方性ピッチ、および
これらの混合物や、高分子化合物などの添加物を添加し
たピッチを意味する。
炭系、石油系、ナフタレンやポリ塩化ビニルからの合成
ピッチ系であって、等方性、光学異方性ピッチ、および
これらの混合物や、高分子化合物などの添加物を添加し
たピッチを意味する。
光学的異方性ピッチは、紡糸時に液晶成分の配向性を有
している範囲のものが使用できる。光学的異方性成分の
吊は、1qられる炭素繊維の物性、製糸性から、60%
以上が好ましく、80%以上がより好ましい。
している範囲のものが使用できる。光学的異方性成分の
吊は、1qられる炭素繊維の物性、製糸性から、60%
以上が好ましく、80%以上がより好ましい。
ピッチ中の易溶融成分が少ないので、重質油を水素化し
てから紡糸用原料とするのが好ましく、触媒を用いて水
素化するのがより好ましい。また、重質油を溶剤で抽出
した後、紡糸用原料とする方法も好ましい。
てから紡糸用原料とするのが好ましく、触媒を用いて水
素化するのがより好ましい。また、重質油を溶剤で抽出
した後、紡糸用原料とする方法も好ましい。
ピッチの製糸方法としては、通常溶融紡糸が用いられる
か、目的に応じて乾式、湿式、乾湿式などの紡糸方法も
用いることができる。
か、目的に応じて乾式、湿式、乾湿式などの紡糸方法も
用いることができる。
ピッチの溶融紡糸は、通常の加圧押出し、遠心紡糸、フ
ラッシュ紡糸等が採用できる。
ラッシュ紡糸等が採用できる。
またピッチの引取方法および集束方法は、脆弱な糸に対
し、糸切れの原因になる様な負荷を与えない範囲で、ロ
ーラ、エアサッカー等による引取り、巻取り、トレイや
ネット上への積層などの通常の方法を採用しつる。
し、糸切れの原因になる様な負荷を与えない範囲で、ロ
ーラ、エアサッカー等による引取り、巻取り、トレイや
ネット上への積層などの通常の方法を採用しつる。
不融化処理は、例えば酸素の存在下、通常空気中で25
0〜420°Cで酸化させる方法が適用できる。また酸
素としてオゾン、酸化窒素、酸化イオウなどの酸化性の
気体を使用する方法や、硝酸、過酸化水素水、過マンガ
ン酸カリなどの酸化性の液体を使用する方法も可能であ
る。
0〜420°Cで酸化させる方法が適用できる。また酸
素としてオゾン、酸化窒素、酸化イオウなどの酸化性の
気体を使用する方法や、硝酸、過酸化水素水、過マンガ
ン酸カリなどの酸化性の液体を使用する方法も可能であ
る。
本発明の不融化糸は、炭化、黒鉛化処理して炭素繊維を
1与ることができる。
1与ることができる。
炭化処理は、例えば不活性気体雰囲気中または真空中で
800〜1700℃に加熱する方法があり、また黒鉛化
処理としては、例えば不活性気体雰囲気中で1700’
C以上に加熱処理する方法がある。
800〜1700℃に加熱する方法があり、また黒鉛化
処理としては、例えば不活性気体雰囲気中で1700’
C以上に加熱処理する方法がある。
酸素含有率測定方法
試料を乾燥脱水後、柳1本製作所CHNコーダーMT−
3型を用いて、分解炉950’C,M化炉850’C1
還元炉550’C、ヘリウム流速180威/min 、
酸素流速25m/minで元素分析を行った。試料は約
3mびとした。求めた炭素、水素、窒素、硫黄、灰分量
以外を酸素として計算により求めた。
3型を用いて、分解炉950’C,M化炉850’C1
還元炉550’C、ヘリウム流速180威/min 、
酸素流速25m/minで元素分析を行った。試料は約
3mびとした。求めた炭素、水素、窒素、硫黄、灰分量
以外を酸素として計算により求めた。
酸素濃度分布定方法
2次イオン質量分析装置SIMS(西独、 ATOMI
KA社製A −DID八3へ00 )を用いて、1次イ
オン種C8+、1次イオン加速電圧12KV、1次イオ
ン電流500nA、ラスター領域400μm平方、分析
領域 ゲート30%、真空度1 X 10−8Torr
、E−GUN 0.7KV−3,OAで糸を並べた形
態で測定した。酸素濃度は、12C−強度で補正した。
KA社製A −DID八3へ00 )を用いて、1次イ
オン種C8+、1次イオン加速電圧12KV、1次イオ
ン電流500nA、ラスター領域400μm平方、分析
領域 ゲート30%、真空度1 X 10−8Torr
、E−GUN 0.7KV−3,OAで糸を並べた形
態で測定した。酸素濃度は、12C−強度で補正した。
深さ方向は、別途ピッチのプレートを同一条件で不融化
処理し、同一条件でスパッタリングした後、生じた凹部
を表面粗さ計で測定し、糸の場合も同一スパッタレート
として計算した。
処理し、同一条件でスパッタリングした後、生じた凹部
を表面粗さ計で測定し、糸の場合も同一スパッタレート
として計算した。
平均縮合環数
CP/MAS装置(JNM−FXloo、NM−3旧0
0)を用いて、”’C(25,0M、、l)核を測定し
た。測定条件は、スペクトル幅10に111.1日照射
パワー45に、、7、)IAs転数3.5KH7、ウィ
ンド 指数関数、データポイント4K、積算回数500
0回とした。
0)を用いて、”’C(25,0M、、l)核を測定し
た。測定条件は、スペクトル幅10に111.1日照射
パワー45に、、7、)IAs転数3.5KH7、ウィ
ンド 指数関数、データポイント4K、積算回数500
0回とした。
Dil)Olar Dephasinq法によるスペク
トルより、芳香族13cのピーク強度を求め、deco
uple時間に対しプロットすると、delayed
decoupleに対して、早く磁化のなくなる芳香族
Hと、遅い芳香族Cの2本の直線に分解できる。芳香族
Cの直線の傾き、切片を求め、初期値として下式を用い
て非線型最小二乗法でフィッティングを行い、厳密なf
oの値を得る。
トルより、芳香族13cのピーク強度を求め、deco
uple時間に対しプロットすると、delayed
decoupleに対して、早く磁化のなくなる芳香族
Hと、遅い芳香族Cの2本の直線に分解できる。芳香族
Cの直線の傾き、切片を求め、初期値として下式を用い
て非線型最小二乗法でフィッティングを行い、厳密なf
oの値を得る。
l2n(1/Io)=
f o eXI) (−TArH* t)+(1−f
o )exp(−TArC6t)、13 ffn(1/Io )、 Cのピーク強度fo
:仝芳香族13Cに対する水素の結合した13C 丁ArH:芳香族水素の時定数 丁ArC:芳香族炭素の 〃 ここで(1−fo)は水素核が直接結合していない芳香
族炭素の割合となるが、これには芳香族環の橋頭炭素の
みならず、アルコール基、アルキル基鎖のつけ根の炭素
も含まれるので、これから、アルキル鎖の数はメチル基
の個数に等しいとし、酸素の結合した芳香族炭素はアル
コールの形で入っていると仮定して、CP/MASで求
めたこれらの値を上記(1−fo)から差し引くと、芳
香族環を構成する炭素数が求まる。
o )exp(−TArC6t)、13 ffn(1/Io )、 Cのピーク強度fo
:仝芳香族13Cに対する水素の結合した13C 丁ArH:芳香族水素の時定数 丁ArC:芳香族炭素の 〃 ここで(1−fo)は水素核が直接結合していない芳香
族炭素の割合となるが、これには芳香族環の橋頭炭素の
みならず、アルコール基、アルキル基鎖のつけ根の炭素
も含まれるので、これから、アルキル鎖の数はメチル基
の個数に等しいとし、酸素の結合した芳香族炭素はアル
コールの形で入っていると仮定して、CP/MASで求
めたこれらの値を上記(1−fo)から差し引くと、芳
香族環を構成する炭素数が求まる。
従って、求まった芳香族環に結合した水素数と芳香族環
を構成する炭素数の比から平均の芳香環数か求まる。
を構成する炭素数の比から平均の芳香環数か求まる。
[実施例]
コールタールにニッケル・モリブデン系触媒の存在下で
水素ガスを吹込み400’Cで120分反応させた。得
られた水素化タールを1μのフィルターで濾過して固形
物を除いた後、350″Cで熱温し水素化ピッチを得た
。次いで520℃、17mm11gで7分間熱処理しメ
ソフェーズピッチを得た。
水素ガスを吹込み400’Cで120分反応させた。得
られた水素化タールを1μのフィルターで濾過して固形
物を除いた後、350″Cで熱温し水素化ピッチを得た
。次いで520℃、17mm11gで7分間熱処理しメ
ソフェーズピッチを得た。
得られたメソフェーズピッチは軟化点235°C101
33%、BI39%、異方性85%であった。
33%、BI39%、異方性85%であった。
得られたピッチを、ベントエクストルーダを用いて30
5°C160mmHgで溶融、脱カス処理後、直径0.
2mm、孔長Q、3mmの’100H口金から吐出させ
、450m/minで引取り、直径10゜30μのピッ
チ糸を1ワだ。
5°C160mmHgで溶融、脱カス処理後、直径0.
2mm、孔長Q、3mmの’100H口金から吐出させ
、450m/minで引取り、直径10゜30μのピッ
チ糸を1ワだ。
得られた10μのピッチ糸をメタノールで表面を洗浄し
、乾燥後空気で流動化した活性炭粉末中を通し、繊維を
開繊すると同時に活性炭粉末をピッチ糸に付着させた。
、乾燥後空気で流動化した活性炭粉末中を通し、繊維を
開繊すると同時に活性炭粉末をピッチ糸に付着させた。
引続いて長さ1mの中央部5Qcmが200.280,
330.400’Cに加熱された4本の中空ヒータ中を
連続して糸速12゜5.80cm/minで走行させ不
融化糸A、Bを得た。本不融化糸は、加熱域での滞紹時
間が32゜2.5分である。
330.400’Cに加熱された4本の中空ヒータ中を
連続して糸速12゜5.80cm/minで走行させ不
融化糸A、Bを得た。本不融化糸は、加熱域での滞紹時
間が32゜2.5分である。
比較のためオーブン中で、50’Cから320°○まで
昇温速度0.5℃/minで昇温し、昇温し、320’
Cで15分保持した不融化糸Cと、50’Cから220
’Cまで昇温速度0.5°C/minで昇温し、220
’Cで1000時間保持した不融化糸りを用いて、酸素
含有率、酸素濃度分布、平均芳香環数を求めた。
昇温速度0.5℃/minで昇温し、昇温し、320’
Cで15分保持した不融化糸Cと、50’Cから220
’Cまで昇温速度0.5°C/minで昇温し、220
’Cで1000時間保持した不融化糸りを用いて、酸素
含有率、酸素濃度分布、平均芳香環数を求めた。
また、直径30μのピッチ糸をCと同じ条件で不融化し
、不融化糸上を得た。また得られた不融化糸を、窒素中
で2500’Cで黒鉛化して黒鉛化糸を得た。
、不融化糸上を得た。また得られた不融化糸を、窒素中
で2500’Cで黒鉛化して黒鉛化糸を得た。
不融化糸および黒鉛化糸物性を表1にまとめる。
なお、表1の酸素濃度分布比は表面からの深ざ1100
0nの濃度を糸の中心部の濃度で割った値でおる。
0nの濃度を糸の中心部の濃度で割った値でおる。
本発明例である不融化糸A、Bは融着もなく、生産性も
良好であり、黒鉛化糸の強度、弾性率ともに高い値が得
られた。比較例であるC、Dは、酸化が過剰で平均芳香
環数が5未満になっており、不融化時間が長いと共に黒
鉛化糸物性も低い。
良好であり、黒鉛化糸の強度、弾性率ともに高い値が得
られた。比較例であるC、Dは、酸化が過剰で平均芳香
環数が5未満になっており、不融化時間が長いと共に黒
鉛化糸物性も低い。
また、比較例Eは糸径が20μを越えており、表面と中
心の酸素弁イ[が大きく、不融化が不十分で必り黒鉛化
糸物性も低い。
心の酸素弁イ[が大きく、不融化が不十分で必り黒鉛化
糸物性も低い。
[発明の効果]
本発明の不融化糸は、半径方向の酸素分布が均一であり
、十分な不融化処理が施されており、かつ過剰な酸化も
受けていないので、経済性に優れ、さらに1qられる炭
素域維の物性も良好である。
、十分な不融化処理が施されており、かつ過剰な酸化も
受けていないので、経済性に優れ、さらに1qられる炭
素域維の物性も良好である。
Claims (1)
- (1)直径が20μ以下であり、酸素含有率が5〜8重
量%、表面から1000nmより深い部分の酸素濃度が
実質的に一定であり、平均の芳香環数が6個以上である
ことを特徴とするピッチ不融化糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11401688A JPH01282326A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ピッチ不融化系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11401688A JPH01282326A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ピッチ不融化系 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01282326A true JPH01282326A (ja) | 1989-11-14 |
Family
ID=14626941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11401688A Pending JPH01282326A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ピッチ不融化系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01282326A (ja) |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP11401688A patent/JPH01282326A/ja active Pending
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