JPH01283345A - 焼結合金材およびその製造法 - Google Patents

焼結合金材およびその製造法

Info

Publication number
JPH01283345A
JPH01283345A JP63110562A JP11056288A JPH01283345A JP H01283345 A JPH01283345 A JP H01283345A JP 63110562 A JP63110562 A JP 63110562A JP 11056288 A JP11056288 A JP 11056288A JP H01283345 A JPH01283345 A JP H01283345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sintered
copper
powder
iron powder
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63110562A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2617334B2 (ja
Inventor
Isamu Kikuchi
菊地 勇
Masanori Kikuchi
菊地 眞紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP63110562A priority Critical patent/JP2617334B2/ja
Priority to GB8910565A priority patent/GB2219601B/en
Publication of JPH01283345A publication Critical patent/JPH01283345A/ja
Priority to HK767/91A priority patent/HK76791A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP2617334B2 publication Critical patent/JP2617334B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C33/00Making ferrous alloys
    • C22C33/02Making ferrous alloys by powder metallurgy
    • C22C33/0257Making ferrous alloys by powder metallurgy characterised by the range of the alloying elements
    • C22C33/0278Making ferrous alloys by powder metallurgy characterised by the range of the alloying elements with at least one alloying element having a minimum content above 5%
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F1/00Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
    • B22F1/09Mixtures of metallic powders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F1/00Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
    • B22F1/17Metallic particles coated with metal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C33/00Making ferrous alloys
    • C22C33/02Making ferrous alloys by powder metallurgy

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は焼結合金材およびその製造法に係り、強度およ
び耐食性が共に優れ、しかも軸材などの相手部材に対す
るなじみ性が良好で摩擦係数が小さく、軸受材などとし
て優れた性能を有する焼結合金材およびその製造法を提
供しようとするものである。
(産業上の利用分野) 焼結含油軸受その仙境結合金材およびその製造技術。
(従来の技術) 焼結含油軸受については日本工業規格としてJIS B
 1581−1976に規定されている如く、家庭用電
気機器、音響用機器、事務用機械、農業用機械、自動車
その他の運搬荷投機器などに用いる円筒形、フランジ付
円筒形および球形などの軸受材に関して種々に規定され
、又その主たる成分組成としては純鉄系、鉄−銅系、鉄
−炭素系、鉄−銅−炭素系、鉄−銅−鉛系、青銅系、銅
系、鉛−青銅系など材質、種類は比較的多岐に亘る。
なお例えば特開昭56−51554号公報においては鉄
粉と黄銅粉を用いた圧粉体を焼結することが発表されて
おり、更に本発明者等によっても特開昭60−2009
27号公報において鉄粉、黄銅粉および洋白粉を用い、
それらの混合粉による圧粉成形体を還元性雰囲気で焼結
処理することを提案している6(発明が解決しようとす
る課題) 上記した鉄を主体とした含油軸受においては骨格的強度
に優れ、高荷重用として好ましいが、相手部材に対する
なじみ性や耐食性に劣っているので利用上制限を受ける
これに対し銅または青銅を主体としたものにおいてはな
じみ性や耐食性は良好であるが、強度上不充分であるか
ら高負荷用に適しない。
鉄−銅系(鉄−銅−鉛、鉄−銅一炭素などを含む)のも
のはこれらの中間的特性となるが、なお強度や耐食性に
おいて不充分である。
前記した特開昭56−51554号公報Gこよる鉄粉と
黄銅粉を用いたものにおいては耐食性においては好まし
いとしても強度や相手部材に対するなじみ性などにおい
て充分でない。
前記特開昭60−200927号公報のものは洋白をも
用いることにより強度性を確保しながら充分な耐食性と
摩擦係数低減を図ったものであるが、それらの特性にお
いて必ずしも満足するものとなし得ず、又軸材などの相
手部材に対するなじみ性などにおいて不充分である。
更に前記したような従来のものにおいては適当な強度を
得ると共に比較的低コストに製品を得るためには相当量
の鉄粉を用いることが不可欠であるところ、このように
して混合された鉄粉が成程銅粉や黄銅粉中に埋れるとし
てもそれなりに露出することとならざるを得す、このよ
うにして露出した鉄粉粒子は相手部材と接摺してこれを
損耗し、又腐食発生の基点となる。
即ち前記したような従来法によるものにおいては銅粉な
どの混合量が高くなるに従ってこの添加された銅粉など
による色彩感覚を次第に帯びて来ることとなり、鉄粉の
みによる製品とは異った感触を示すようになるが、これ
を顕微鏡的に観察した場合には各原料粉(鉄粉と銅粉な
ど)が略その混合比に従った状態に露出しており、この
ような製品について耐食性試験をなした場合には銅粉な
どの部分ではその腐食が低減されるとしても鉄粉部分で
は腐食が容易に発生進行する。相手部材に対する損耗な
どについてもこれと同じであって、露出した鉄粉自体は
軸材などに対してやはり鉄としての損耗を与えることと
ならざるを得ない。
「発明の構成」 (課題を解決するだめの手段) 1、  Fe:  20〜64wt%、Cu:  27
〜5 9wt%、Zn:6−24wt%、  Sn :
 0.06〜0.6 wt%、^Il go〜3wt% を含有すると共に、 Mn : 0.1〜3wt% を含有し、しかも前記FeがCuにより実質的完全状態
に被覆され、気孔率15〜28voIlとされたことを
特徴とする焼結合金材。
2゜Fe: 20〜64wt%、Cu : 24.2〜
58.7wt%、Zn : 4.5〜23.8wt%、
Sn : 0.05〜0.6 wt%、Aj! : 0
〜2.98wt% を含有すると共に、 Mn: 0.08〜2.98wt% を含有し、しかも黒鉛、二硫化モリブデン、鉛のような
固体潤滑材の1種または2種以上を0.5〜5wt%を
含有し、前記FeがCuにより実質的完全状態に被覆さ
れ、気孔率が15〜28vop%とされたことを特徴と
する焼結合金材。
3、20〜50wt%の銅を被覆した鉄粉100重量部
に対し、Zn: 30〜40wt%、Sn:0.3〜1
.0wt%、八j!:0−5wt%、Mn : 0.5
〜5wt%を含有し残部がCuおよび不可避的不純物よ
りなるマンガン青銅粉を25〜150重量部添加混置部
た原料粉を圧粉成形してから焼結し、次いで気孔率15
〜28von%にサイジングすることを特徴とする焼結
合金材の製造法。
4、20〜50−t%の銅を被覆した鉄粉100重量部
に対し、Zn: 30〜40wt%、Sn:0゜3〜1
.0wt%、Aj!:0〜5wt%、Mn+0.5〜5
.0wt%を含有し残部がCuおよび不可避的不純物よ
りなるマンガン青銅粉を19.7〜149.5重量部と
黒鉛、二硫化モリブデンまたは鉛のような固形潤滑材の
1種または2種以上を0.5〜5.3重量部を添加混合
した原料粉を圧粉成形してから焼結し、次いで気孔率1
5〜28vol%にサイジングすることを特徴とする焼
結合金材の製造法。
(作用) Fe: 20〜64wt%、Cu: 27〜59wt%
、Zn:6〜24wt%を含有すると共にSn:0.0
6〜0.6wt%、A7!:0〜3wt%、Mn:0.
1〜3wt%を含有することにより強度を確保しながら
相手部材に対するなじみ性を維持し、しかも耐食性にお
いて優れた特性を発揮する。即ち上記のようなl’In
、Znと八β、Snの適量添加で強度および耐食性が適
切に向上し、しかも相手部材に対するなじみ性などが損
われない。
焼結合金における前記Feの粉末粒子がCuにより実質
的完全状態に被覆されていることにより、該Fe粉末粒
子が製品面において露出することがなくなり、即ちCu
で製品面が有効且つ緻密に被覆されたものとなって耐食
性を大幅に向上し、又相手部材に対するなじみ性や熱伝
導性なども向上せしめられる。粉末粒子間の焼結につい
てもFe粒子の介入がないので安定した焼結関係が形成
される。
Feが20−t%以下では強度が充分に得られず、又他
の成分を多量に必要とし高価となる。一方64−t%を
超えてFeを含有したものは摩擦係数を高め、相手部材
に対するなじみ性が確保されないと共に耐食性が急激に
劣化する。
Cuが27wt%以上となることによりFe粒子表面の
完全被覆を図る。と共になじみ性を確保し、又59wt
%を上限とすることでFe粒子その他を適量含有させて
強度性を維持し、しかも低コスト性を得しめる。
Znを6wt%以上とすることでCuやMnと相俟って
耐食性を確保し、又24wt%を上限とすることにより
なじみ性を適切に維持する。Mnが0.1wt%以上と
することによりその脱酸作用から強度および耐食性を有
効に高める。一方3wt%を上限とすることによってな
じみ性を維持し、摩擦係数の上昇を抑制する。
Snが0.06%以上含有されることにより、Cu、M
nおよびA!やZnなどの適量含有と相俟って銅系高力
合金としてのマンガン青銅の特性を発揮することができ
る。Fe粉末粒子を核とし、これに銅系高力合金である
マンガン青銅のような成分を介在させる本発明の場合に
おいて、このSn分は0.6wt%を超えて含有させて
もその効果が飽和し、殊更にそれ以上の特性も求められ
ず、コスト高となる。即ち0.6wt%を上限とするこ
とにより鉄粉粒子を相当量用いた低コスト性確保を得し
める。
ARが0〜3wt%含有されることにより前記したよう
な銅系高力合金としてのマンガン青銅の成分組成を鉄粉
粒子間において確保する。3wt%を超えたAlの含有
は却って強度低下をもたらす傾向が顕われる。なおこの
AAの下限については例えばJIS  H2205にお
ける表2に規定されているように5.0wt%まで含有
したマンガン青銅粉を用い、製品として3.0wt%ま
で含有せしめてよいことは上記の如くであるが、全く含
有せず、あるいは実質的に痕跡程度であってもマンガン
青銅としての高力特性を求め得ることがあるので、殊更
に限定する必要がないものと言える。
800〜950℃の焼結温度により前記したように銅被
覆された鉄粉粒子とマンガン青銅としての銅系高力合金
粉末相互が適切に焼結せしめられる。
圧粉成形体を耐熱性容器の底面から離隔した状態に収容
すると共に蓋を施して焼結することによすZn分の気散
損失を防止し、しかも均斉な焼結状態を形成する。
圧粉成形し焼結後、サイジングした気孔率15νal1
%以上とすることにより軸受材などとする場合の含油量
を適切に得しめ、潤滑性能を高める。
一方この気孔率が28vol%を超えないことにより強
度性を確保すると共に含浸油の流出、飛散を防止する。
黒鉛、二硫化モリブデンまたは鉛のような固体潤滑材の
1種または2種以上を0.5wt%以上含有させること
により潤滑性を高め、摩擦係数を小とする。又5.Ow
t%を超えないことにより製品の強度性を維持する。
Zn: 30〜40wt%、Sn : 0.3−1wt
%、i:0〜5wt%、Mn : 0.5〜5Lt%を
含有し残部がCuおよび不可避的不純物よりなるマンガ
ン青銅粉を用いることによりCu、ZnおよびMnとS
n、あるいはAlが合金体として同時に添加され、それ
らの成分を各別に準備し順次混合する煩雑さを回避する
。又配合された各成分の偏析を適切に防止し、均等な混
合焼結状態を容易に形成する。又このようなマンガン青
銅は銅系合金であるから前記のように鉄粒子に被覆され
たCu層に対するなじみが良好で、焼結機構も安定した
ものとして形成される。
即ち鉄粉粒子が高力を有するマンガン青銅によりなじみ
よ(、強固安定に結合された組織を構成する。
(実施例) 上記したような本発明によるものの具体的な実施態様に
ついて説明すると、本発明は基本的にFe、Cu、 Z
nと共にMn、 Sn、および適宜に八βを含有した焼
結合金であるが、又そのFeがCuで被覆されたもので
あって、これらの組成成分は各別に準備されてよいが、
Fe粉末粒子はCuで被覆されたものとして採用される
。又他の成分も合金として材料を準備してよいことは前
記の通りで、Mn−A4合金と黄銅の各粉末、マンガン
と銅との合金である電気抵抗合金や磁性合金と鉄および
Znの各粉末などを採用することができる。然し好まし
い材料としては純鉄粉末にCuを被覆したものとマンガ
ン青銅粉末を用いることである。
製品としてのFeば一般的に20〜64wt%であるが
、好ましくは30〜604%であり、より好ましくは4
0〜55−1%である。又Cuは一般的には上記のよう
に27〜59−t%であるが、好ましくは25〜55圓
t%、より好ましくは30〜50wt%とすべきである
。Znの一般的範囲は6〜24wt%であるが、好まし
くは8〜24i%、より好ましくは10〜20wt%で
ある。Mnについての好ましい範囲は前記した一般的範
囲の中で0.1〜3−1%であり、より好ましくは0.
5〜2wt%である。
八lについては3’yt%まで含有することが許容^れ
るが、全く含有しないものであってもよい。
前記した鉄粉は上述したようなCu分の中の少くとも一
部を用いて被覆したものとして準備される。
このような鉄粉に対する銅の被覆はメツキ法の如きによ
って行われ、そのような被覆量はメツキ時における通電
量と時間を適当に選ぶことにより適宜の程度に行い得る
。このような銅の被覆量は重量比で20〜50%である
ことは前記の通りであ一′P 」? 、づ:1・ るが、より好ましい範囲としては25〜45%程度であ
る。このような銅被覆により鉄粉粒子の周面ば完全状態
に銅皮膜で被包されることになり、又鉄粉粒子表面に特
にメツキ時においてそれなりの凹凸の存するものとして
得られるから圧粉成形が容易化される。
なお原材たる鉄粉粒子の大きさについては特に制限され
ないが、純鉄系焼結体製造のために従来−船釣に採用さ
れている100メソシユ以下より更に拡大した粒子範囲
のものを採用することができる。即ち例えば150メソ
シユ以下のように比較的細粒のものでも銅被覆によって
増径され粒径的に従来−船釣範囲のものと同様に処理す
ることが可能であるし、上記のように圧粉成形が容易と
なることから従来普通の粒径範囲を超えて大径のもので
あっても従来法同然の圧粉成形処理で同等ないしそれよ
り容易に成形することができる。
上記のような鉄粉粒子に対するCuの被覆は電解メツキ
の外に浸潤性や蒸着法その他の適宜の手法を採用するこ
とができ、何れにしても鉄粉粒子表面に一般的に95%
以上、少くとも90%以上、好ましくは98%以上の略
完全な被覆状態を形成する。
本発明においては上記のように銅被覆された鉄粉粒子間
に銅系の高力合金であるマンガン青銅の成分組成を形成
するものであって、このような銅系高力合金であるマン
ガン青銅は複数の素材粉末を用いて形成することも可能
であるが、好ましい手法としてはマンガン青銅の粉末を
用いることである。即ちこのようなマンガン青銅として
は例えばJIS  H2205に規定されているように
、Zn: 30〜40wt%、Sn:0.3−1wt%
、A1:0.5〜5wt%、Mn : 0.5〜5wt
%であって、残部がCuのような公知のものを広く採用
することが可能であり、又後述する製造例のようにAl
を全く含有しないマンガン青銅粉でもよいもので、この
ような成分組成のマンガン青銅を上記のような銅被覆鉄
粉粒子の間に位置せしめ(混合)、圧粉成形焼結し、あ
るいは更にサイジングすることによって安定且つ強固な
焼結組織が得られ、機械的強行113+1 度の高い製品となる。
固体潤滑材としての黒鉛、二硫化モリブデンなどは粉末
として添加されることは当然であるが、黒鉛のような固
体潤滑材は銅被覆鉄粉およびマンガン青銅粉の何れに対
しても比重が小であって、このような黒鉛の如きを単に
混合しても他の原料粉に対し均一状態に分散させること
が困難であり、しかも搬送荷役中およびプレスホッパー
への入替え、圧粉成形時などにおいて黒鉛粉の浮上、片
寄りなどによる偏析が発生する。そこで斯様な黒鉛の如
き固体潤滑材に関しては比較的粗粉のものを採用し、し
かもその微粉分を分級して除去したものを用いると有効
であることが実験により確認された。即ち上記黒鉛粉末
として一般的に市販されているものが1〜30μm、あ
るいは1〜50μmの如きであるのに対し本発明者等が
好ましい固体潤滑材としての黒鉛は10〜150μm、
特に20〜100.camとされ、粗粉であると共に1
0μmまたは20μm以下の微粉分をカントしたもので
あり、それによって均一分散を容易化し、また荷役その
他の取扱時における偏析発生を可及的に防止し得る。前
記のような10μm未満、あるいは20μm未満のよう
な微粉分は液中での分級処理で粉塵の発生がなく、しか
も適切に分級し得る。
なお本発明によるものは必要に応じ上記以外の金属また
は合金粉などを適宜に添加してよい。即ち例えばPb、
、Ni、Stなどの若干を含有せしめても本発明の特質
を失うものでなく、合金としてSn含有黄銅、へβ含有
黄銅、pb含有黄銅、Ni含有黄銅、Fe含有黄銅、S
i含有黄銅などを用いることができる。
圧粉成形は一般的に2〜3 Ton/c−程度の圧下で
行われ、その気孔率は22〜35voffi%である。
22voI1%未満では有効なサイジングを行い且つ含
油などに適した気孔率をもつ製品を得ることが困難とな
る。一方35voA%を超えた気孔率を有する圧粉成形
体は焼結取扱中などにおいて損壊、欠損する可能性が高
い。焼結は800〜950℃の還元性雰囲気で行うが、
前記のように含有されているZn分の揮散脱亜鉛を防止
するには耐熱性容器内に網目材などを敷いて底面から離
隔して収容し施蓋して焼結することが好ましい。勿論炭
素粉中に埋没して実施してもよい。
焼結によってそれなりに変形し、即ちマンガン青銅を用
いるような本発明の場合においては歪み、変形、寸法変
化の如きもそれなりに顕われるからサイジングして所定
寸法の製品とする。又このサイジングによって気孔率1
5〜28ν0β%の製品とすることにより、含油軸受を
得るに当って好ましい含油量を得しめ、しかも機械的強
度なども適切な値を保持した焼結金属体が得られる。
本発明によるものの具体的な製造例について説明すると
以下の如くである。
製造例1゜ 粒度が100メソシユ以下の鉄粉に40wt%のCuを
被覆したものと、Cu : 64.5wt%、Zn:3
0−t%、Sn:0.5wt%、Mn:5wt%、を含
有し100メソシユ以下のマンガン青銅粉を準備し、こ
れらを次の第1表のようなwt%に混合した。
第  1  表 上記した第1表による■〜■の各原料粉は何れも充分に
混合されてから圧粉成形され、即ち外径が101、内径
4mmの環状軸受体として成形した。
これらの圧粉成形体は夫々各グループ毎に区分して底面
に金属網を敷いた耐熱性鉄箱に収容し、即ら被焼結体を
容器底面から離隔させた状態で収容せしめ、蓋を施して
から焼結炉に装入し、890゛CのAXガスによる還元
性雰囲気で45分間の焼結処理を行った。このようにし
て得られた各焼結体は次いでサイジングをなし、気孔率
が一定の20νon%の製品とした。このような製品に
ついて拡大鏡により検討したが鉄粉粒子は何れも98%
以上の略完全状態に銅層によって被覆されており、露出
部分を実質的に観察し得ないものであった。
又このようにして得られた各焼結体についてその成分組
成を検討した結果は次の第2表の如くであった。
第2表 上記のようにして得た各製品に対し次いで浸漬処理をな
し、即ち−3Q mtl1g程度の真空条件で気孔中の
空気を除去し且つタービン油を含浸させて含油軸受を得
た。
これらの製品に対し、その特性試験を行った。
即ち上記したような各製品と、別に比較材として前記し
た従来技術による純鉄系焼結軸受け■ および純鉄粉と
黄銅粉とを50 : 50の割合で混合し圧粉成形、焼
結してから前記した各製品の同し気孔率である20vo
A%にサイジングしたものを1!備し、これらの製品■
〜■および比較材■■について圧環強度、摩擦係数およ
びPV値1000kg / ct −m / minで
40分(この条件で30分程度までは次第に昇温するが
、以後は殆んど昇温せず)連続回転したときの温度上昇
値を測定した結果は次の第3表の如くである。
第  3  表 又上記したような本発明による各製品■〜■および比較
材■■ について湿度80%、温度60℃の耐食性試験
を行い、錆発生の認められるまでの期間を測定した結果
は次の第4表の如くであった。
第  3  表 製造例2 前記した製造例1における第1表の■の配合において、
外掛けで黒鉛粉末を2wt%含有せしめた外はすべて製
造例1におけると同じに実施して製品とした。
このものについての摩擦係数は0.068であって、よ
り優れた潤滑性を有することが確認され、又圧環強度は
22kg/、、zであって、好ましい強度を有しており
、高温多湿条件下の発錆試験も製造例1の場合と同じで
あることが確認された。
製造例3 製造例1におけると同し銅被薄鉄yJ100部に対し、
Cu:63.8%、Zn : 29.7%、Mn:5%
、Sn : Q、 5%、八1.:1.0%のマンガン
青銅粉25部を混合した外はすべて製造例1におけると
同じに圧粉成形、焼結し、20vo1%までサイジング
したものにタービン油を含浸させて含油軸受を得た。
このものについて特性試験を行った結果は圧環強度が2
9.5kg/菖寓2、摩擦係数は0.075、連続回転
温度上昇値は21.2℃であって、前記製造例1のもの
と同様であり、又発錆の認められた日数120日以上で
あって、A1をそれなりに含有している一船釣マンガン
青銅粉をそのまま用いても好ましい製品が得られるもの
であることが確認された。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは鉄粉をCu被覆
したものを用いることにより軸体などの相手部材に対す
る好ましいなじみ性と卓越した耐食性を共に具備しなが
らそうした鉄粉粒子間に高力銅系合金たるマンガン青銅
分が安定強固に結合されることから強度においても優れ
た特性を有する焼結合金材を提供し得るものであり、又
その好ましい製造法を提供するものであって工業的にそ
の効果の大きい発明である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Fe:20〜64wt%、Cu:27〜59wt%
    、Zn:6〜24wt%、Sn:0.06〜0.6wt
    %、Al:0〜3wt% を含有すると共に、 Mn:0.1〜3wt% を含有し、しかも前記FeがCuにより実質的完全状態
    に被覆され、気孔率15〜28vol%とされたことを
    特徴とする焼結合金材。 2、Fe:20〜64wt%、Cu:24.2〜58.
    7wt%、Zn:4.5〜23.8wt%、Sn:0.
    05〜0.6wt%、Al:0〜2.98wt% を含有すると共に Mn:0.08〜2.98wt% を含有し、しかも黒鉛、二硫化モリブデン、鉛のような
    固体潤滑材の1種または2種以上を0.5〜5wt%を
    含有し、前記FeがCuにより実質的完全状態に被覆さ
    れ、気孔率が15〜28vol%とされたことを特徴と
    する焼結合金材。 3、20〜50wt%の銅を被覆した鉄粉100重量部
    に対し、Zn:30〜40wt%、Sn:0.3〜1w
    t%、Al:0〜5wt%、Mn:0.5〜5wt%を
    含有し残部がCuおよび不可避的不純物よりなるマンガ
    ン青銅粉を25〜150重量部添加混合した原料粉を圧
    粉成形してから焼結し、次いで気孔率15〜28vol
    %にサイジングすることを特徴とする焼結合金材の製造
    法。 4、原料粉を圧粉成形して得られた圧粉成形体を耐熱性
    容器に収容すると共に施蓋し、800〜950℃の還元
    性雰囲気で焼結する請求項3に記載の焼結合金材の製造
    法。 5、20〜50w%の銅を被覆した鉄粉100重量部に
    対し、Zn:30〜40wt%、Sn:0.3〜1wt
    %、Al:0〜5wt%、Mn:0.5〜5wt%を含
    有し残部がCuおよび不可避的不純物よりなるマンガン
    青銅粉を19.7〜149.5重量部と黒鉛、二硫化モ
    リブデンまたは鉛のような固形潤滑材の1種または2種
    以上を0.5〜5.3重量部を添加混合した原料粉を圧
    粉成形してから焼結し、次いで気孔率15〜28vol
    %にサイジングすることを特徴とする焼結合金材の製造
    法。 6、原料粉を圧粉成形して得られた圧粉成形体を耐熱性
    容器内に底面から離隔した状態で収容すると共に施蓋し
    、800〜950℃の還元性雰囲気で焼結する請求項5
    に記載の焼結合金材の製造法。
JP63110562A 1988-05-09 1988-05-09 焼結合金材およびその製造法 Expired - Fee Related JP2617334B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63110562A JP2617334B2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 焼結合金材およびその製造法
GB8910565A GB2219601B (en) 1988-05-09 1989-05-08 Sintered alloy material and process for the preparation of the same
HK767/91A HK76791A (en) 1988-05-09 1991-10-03 Sintered alloy material and process for the preparation of the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63110562A JP2617334B2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 焼結合金材およびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01283345A true JPH01283345A (ja) 1989-11-14
JP2617334B2 JP2617334B2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=14538978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63110562A Expired - Fee Related JP2617334B2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 焼結合金材およびその製造法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2617334B2 (ja)
GB (1) GB2219601B (ja)
HK (1) HK76791A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2356222B1 (es) * 2011-02-15 2012-05-31 Sinterizados Y Metalurgia De Solsona, S.A. Procedimiento para la fabricación de cojinetes deslizantes sinterizados.
JP6035906B2 (ja) * 2012-06-29 2016-11-30 オムロン株式会社 物体検出用アクチュエータおよび物体検出用スイッチ
CN115846666A (zh) * 2022-12-01 2023-03-28 合肥波林新材料股份有限公司 铁铜双金属板材及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651554A (en) * 1979-10-01 1981-05-09 Shiyooraito:Kk Machine parts obtained by powder metallurgical method
JPS5690954A (en) * 1979-12-22 1981-07-23 Tatsunosuke Kikuchi Sintered alloy
JPS5896850A (ja) * 1981-12-04 1983-06-09 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 低摩耗焼結含油摺動材料
JPS6082646A (ja) * 1983-10-11 1985-05-10 Tatsunosuke Kikuchi 焼結合金軸受及びその製造法
JPS60200927A (ja) * 1984-03-27 1985-10-11 Tatsunosuke Kikuchi 焼結合金の製造方法
JPS61210155A (ja) * 1985-03-15 1986-09-18 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 鉄−黄銅系焼結摺動材料

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2067221B (en) * 1979-12-22 1984-01-11 Tokyo Oilless Metal Ind Sintered alloys

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651554A (en) * 1979-10-01 1981-05-09 Shiyooraito:Kk Machine parts obtained by powder metallurgical method
JPS5690954A (en) * 1979-12-22 1981-07-23 Tatsunosuke Kikuchi Sintered alloy
JPS5896850A (ja) * 1981-12-04 1983-06-09 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 低摩耗焼結含油摺動材料
JPS6082646A (ja) * 1983-10-11 1985-05-10 Tatsunosuke Kikuchi 焼結合金軸受及びその製造法
JPS60200927A (ja) * 1984-03-27 1985-10-11 Tatsunosuke Kikuchi 焼結合金の製造方法
JPS61210155A (ja) * 1985-03-15 1986-09-18 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 鉄−黄銅系焼結摺動材料

Also Published As

Publication number Publication date
GB2219601A (en) 1989-12-13
GB8910565D0 (en) 1989-06-21
GB2219601B (en) 1991-05-01
JP2617334B2 (ja) 1997-06-04
HK76791A (en) 1991-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2652866B2 (ja) 含油軸受用焼結材およびその製造法
US5346668A (en) Copper based alloy for wear resistant sliding layer and sliding member
JP3013946B2 (ja) 耐焼付性に優れた多層複合摺動材料
JP3613569B2 (ja) 焼結軸受用複合金属粉末および焼結含油軸受
JPH01275735A (ja) 焼結合金材およびその製造法
JP2539246B2 (ja) 焼結合金軸受材およびその製造法
WO2004026510A1 (en) High density, metal-based materials having low coefficients of friction and wear rates
JPH01136944A (ja) 焼結金属材
JPH01283345A (ja) 焼結合金材およびその製造法
JPH0140907B2 (ja)
JP2553374B2 (ja) 含油軸受用焼結合金材およびその製造法
JP2002309303A (ja) 合金形成用金属粒子組成物
GB2067221A (en) Sintered Alloys
JPS6347762B2 (ja)
JPH01283346A (ja) 焼結合金材およびその製造法
JP2631146B2 (ja) 焼結金属体およびその製造法
JPS59107006A (ja) Fe系焼材料製2層含油軸受
JPS63282221A (ja) 複合焼結材料の製造方法
JPH045745B2 (ja)
JPS6253580B2 (ja)
JPH04124248A (ja) 含油軸受用焼結合金およびその製造方法
JPS6346138B2 (ja)
JPS61210155A (ja) 鉄−黄銅系焼結摺動材料
JPH086156B2 (ja) 焼結金属製品およびその製造法
JPS6346140B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees