JPH0128644Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0128644Y2 JPH0128644Y2 JP17496280U JP17496280U JPH0128644Y2 JP H0128644 Y2 JPH0128644 Y2 JP H0128644Y2 JP 17496280 U JP17496280 U JP 17496280U JP 17496280 U JP17496280 U JP 17496280U JP H0128644 Y2 JPH0128644 Y2 JP H0128644Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- flange
- resin
- inductance
- inductance element
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 16
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
本考案は、インダクタンス素子に関する。
従来のインダクタンス素子は、例えば第1図に
示される通り、磁心1(1例としてドラム型のも
のが示されている)にコイル巻線2を巻装したコ
イルに、保護のため樹脂で外装3を施して製造さ
れる。しかしながら、樹脂により被覆を施すと、
樹脂が硬化するとき磁心に応力が加わる結果、イ
ンダクタンス値が変化した。後記の第I表に示さ
れるように、例えば10KHzの周波数で測定して樹
脂の外装前14.81μH(平均)のものが13.82μH(平
均)へと0.987μHの変化を示し、平均で6.66%の
インダクタンス値の減少が見られる。第3図に
は、樹脂の塗布量に対するインダクタンスの変化
率(△L/Lo)の変化の様子が曲線Eで示され
ている。このように、インダクタンス素子の磁心
への樹脂の保護被覆の前後においてインダクタン
ス値の変化を生ずることは、均一な値を有するこ
とが望まれるインダクタンス素子の製造において
きわめて不都合である。 本考案者は、磁心に生ずる局部的応力がその形
状の変形によりかなり変化することを光弾性実験
により見い出したが、本考案は、この事実に基づ
き、樹脂により外被を施したインダクタンス素子
における上記のような欠点を除去しようとするも
ので、樹脂の収縮時にコイル磁心に局部応力が加
わらないように、磁心の鍔部の外面周部に傾斜面
を形成するか鍔部の外面および周面に連続的な凸
曲面を形成するように鍔部を切除し、応力による
磁性体の特性変化を減少させることを特徴とする
ものである。以下、図面を参照して本考案を好ま
しい具体例について説明する。 第2図は、本考案により傾斜面または曲面を形
成したコイル巻装用のドラム型磁心を、従来形式
のドラム型磁心と対比して示す線図で、Aおよび
Bは本考案により磁心の鍔部すなわちフランジ部
に斜面または曲面が形成されたドラム型磁心を示
す正面図、Cは従来のドラム型磁心を示す正面図
である。本考案の具体例のうち、Aは鍔部の外面
に面取りを施したもの、Bは鍔部に曲面を形成し
たものである。なお、第2図Bに示される具体例
において、ドラム型磁心の中央筒部の長さ約1.5
mm、直径約1.7mm、鍔部の厚さ約1.2mm、直径約4.0
mm、そして鍔部周囲の曲率半径R1約0.45mm、鍔部
端面の曲率半径R2約4.5mmであつた。 第2図Cに図示される従来の形状のある素材よ
り成るドラム型磁心を用いたインダクタンス素子
は、前述したように、樹脂被覆後平均6.66%(標
準偏差σx=0.489)のインダクタンスの低下率
(△L/Lo)を示した。これに対し、同じ素材を
用い、本考案に従い第2図AおよびBに示された
ように鍔部に傾斜面または曲面を形成したドラム
型磁心を用いたインダクタンス素子は、Aのよう
に鍔部の外面に面取りを施した場合、5.83%(σx
=0.582)、Bのように鍔部に曲面を設けたものの
場合、3.62%(σx=0.594)のインダクタンス値
の低下を示した。 静水圧実験により研究したところによると、磁
心に均一に圧力を加えると、インダクタンス値は
全く減少しないことが明らかになつた。上述の第
2図Bの形態は、球に近い形態をなしており、樹
脂が収縮する場合磁心にもつとも均一に圧力が加
えられ、磁心内に異方性歪が生じない形態であ
り、したがつて、この形態はもつとも好ましいも
のであり、上記の結果もこのことを示している。 以下に示す第I表は、特定の材料より成り、第
2図AおよびBの形状を有するドラム型磁心を用
いたインダクタンス素子、ならびに第2図Cの形
状より成る従来形式のドラム型磁心を用いたイン
ダクタンス素子のインダクタンスの平均変化率す
なわち低下率をまとめたものである。
示される通り、磁心1(1例としてドラム型のも
のが示されている)にコイル巻線2を巻装したコ
イルに、保護のため樹脂で外装3を施して製造さ
れる。しかしながら、樹脂により被覆を施すと、
樹脂が硬化するとき磁心に応力が加わる結果、イ
ンダクタンス値が変化した。後記の第I表に示さ
れるように、例えば10KHzの周波数で測定して樹
脂の外装前14.81μH(平均)のものが13.82μH(平
均)へと0.987μHの変化を示し、平均で6.66%の
インダクタンス値の減少が見られる。第3図に
は、樹脂の塗布量に対するインダクタンスの変化
率(△L/Lo)の変化の様子が曲線Eで示され
ている。このように、インダクタンス素子の磁心
への樹脂の保護被覆の前後においてインダクタン
ス値の変化を生ずることは、均一な値を有するこ
とが望まれるインダクタンス素子の製造において
きわめて不都合である。 本考案者は、磁心に生ずる局部的応力がその形
状の変形によりかなり変化することを光弾性実験
により見い出したが、本考案は、この事実に基づ
き、樹脂により外被を施したインダクタンス素子
における上記のような欠点を除去しようとするも
ので、樹脂の収縮時にコイル磁心に局部応力が加
わらないように、磁心の鍔部の外面周部に傾斜面
を形成するか鍔部の外面および周面に連続的な凸
曲面を形成するように鍔部を切除し、応力による
磁性体の特性変化を減少させることを特徴とする
ものである。以下、図面を参照して本考案を好ま
しい具体例について説明する。 第2図は、本考案により傾斜面または曲面を形
成したコイル巻装用のドラム型磁心を、従来形式
のドラム型磁心と対比して示す線図で、Aおよび
Bは本考案により磁心の鍔部すなわちフランジ部
に斜面または曲面が形成されたドラム型磁心を示
す正面図、Cは従来のドラム型磁心を示す正面図
である。本考案の具体例のうち、Aは鍔部の外面
に面取りを施したもの、Bは鍔部に曲面を形成し
たものである。なお、第2図Bに示される具体例
において、ドラム型磁心の中央筒部の長さ約1.5
mm、直径約1.7mm、鍔部の厚さ約1.2mm、直径約4.0
mm、そして鍔部周囲の曲率半径R1約0.45mm、鍔部
端面の曲率半径R2約4.5mmであつた。 第2図Cに図示される従来の形状のある素材よ
り成るドラム型磁心を用いたインダクタンス素子
は、前述したように、樹脂被覆後平均6.66%(標
準偏差σx=0.489)のインダクタンスの低下率
(△L/Lo)を示した。これに対し、同じ素材を
用い、本考案に従い第2図AおよびBに示された
ように鍔部に傾斜面または曲面を形成したドラム
型磁心を用いたインダクタンス素子は、Aのよう
に鍔部の外面に面取りを施した場合、5.83%(σx
=0.582)、Bのように鍔部に曲面を設けたものの
場合、3.62%(σx=0.594)のインダクタンス値
の低下を示した。 静水圧実験により研究したところによると、磁
心に均一に圧力を加えると、インダクタンス値は
全く減少しないことが明らかになつた。上述の第
2図Bの形態は、球に近い形態をなしており、樹
脂が収縮する場合磁心にもつとも均一に圧力が加
えられ、磁心内に異方性歪が生じない形態であ
り、したがつて、この形態はもつとも好ましいも
のであり、上記の結果もこのことを示している。 以下に示す第I表は、特定の材料より成り、第
2図AおよびBの形状を有するドラム型磁心を用
いたインダクタンス素子、ならびに第2図Cの形
状より成る従来形式のドラム型磁心を用いたイン
ダクタンス素子のインダクタンスの平均変化率す
なわち低下率をまとめたものである。
【表】
また、第3図は、実験結果を示すグラフで、点
△Aおよび△Bならびに△Cは、それぞれ第2図
AおよびBならびにCに示されるドラム型磁心を
用いたインダクタンス素子のインダクタンスの平
均変化率を外装樹脂塗布量との関係において、か
つ、変化率および塗布量のばらつき(十字の線が
ばらつきを示す)とともに示すグラフ、曲線は、
第2図Cの形状のドラム型磁心を用いたインダク
タンス素子の外装樹脂塗布量に対するインダクタ
ンスの変化率△L/Loの変化をプロツトした曲
線である。この実験のグラフから、本考案のイン
ダクタンス素子が従来のものに比しインダクタン
ス変化率が少なく、優れていることが分ろう。な
お、曲線Eに関して、○印は1回目の塗布に関す
るものであり、×印は2回目の塗布に関するもの
である。なお、上記の測定は10KHzの周波数で行
なわれた。 以上、説明の通り、本考案に依れば、樹脂の外
装を施されたインダクタンス素子における樹脂の
被覆の際、被覆の前後に存在したインダクタンス
値の変化は大幅に減ぜられるので、設計者の意図
するインダクタンス値の均一な製品を作ることが
でき、そして形状は切削により容易に形成される
から、従来の工程とほゞ同様な工程で素子を製造
することができる。それゆえ、本考案は実用に供
してその効果はすこぶる大きい。
△Aおよび△Bならびに△Cは、それぞれ第2図
AおよびBならびにCに示されるドラム型磁心を
用いたインダクタンス素子のインダクタンスの平
均変化率を外装樹脂塗布量との関係において、か
つ、変化率および塗布量のばらつき(十字の線が
ばらつきを示す)とともに示すグラフ、曲線は、
第2図Cの形状のドラム型磁心を用いたインダク
タンス素子の外装樹脂塗布量に対するインダクタ
ンスの変化率△L/Loの変化をプロツトした曲
線である。この実験のグラフから、本考案のイン
ダクタンス素子が従来のものに比しインダクタン
ス変化率が少なく、優れていることが分ろう。な
お、曲線Eに関して、○印は1回目の塗布に関す
るものであり、×印は2回目の塗布に関するもの
である。なお、上記の測定は10KHzの周波数で行
なわれた。 以上、説明の通り、本考案に依れば、樹脂の外
装を施されたインダクタンス素子における樹脂の
被覆の際、被覆の前後に存在したインダクタンス
値の変化は大幅に減ぜられるので、設計者の意図
するインダクタンス値の均一な製品を作ることが
でき、そして形状は切削により容易に形成される
から、従来の工程とほゞ同様な工程で素子を製造
することができる。それゆえ、本考案は実用に供
してその効果はすこぶる大きい。
第1図は従来のインダクタンス素子の構造を示
す素子の断面図、第2図は本考案のインダクタン
ス素子の磁心の形状を従来のものとの対比におい
て示す正面図、第3図は本考案のインダクタンス
素子のインダクタンス値の変化率に関する実験デ
ータを従来のものと対比して示すグラフである。 1……磁心、2……コイル巻線、3……樹脂の
外装または外被。
す素子の断面図、第2図は本考案のインダクタン
ス素子の磁心の形状を従来のものとの対比におい
て示す正面図、第3図は本考案のインダクタンス
素子のインダクタンス値の変化率に関する実験デ
ータを従来のものと対比して示すグラフである。 1……磁心、2……コイル巻線、3……樹脂の
外装または外被。
Claims (1)
- 鍔部を有する磁心にコイルを巻装し樹脂により
外被を施したインダクタンス素子において、磁心
の鍔部の外面周部に傾斜面を形成するか、鍔部の
外面および周面に連続的な凸曲面を形成するよう
に鍔部を切除して、樹脂の収縮時においてコイル
磁心に加わる局部応力を減じ、応力による磁性体
の特性変化を軽減したことを特徴とするインダク
タンス素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17496280U JPH0128644Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17496280U JPH0128644Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5797918U JPS5797918U (ja) | 1982-06-16 |
| JPH0128644Y2 true JPH0128644Y2 (ja) | 1989-08-31 |
Family
ID=29967125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17496280U Expired JPH0128644Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0128644Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11848134B2 (en) | 2019-12-06 | 2023-12-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Wire-wound core, coil component, and method of manufacturing coil component |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004327569A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Toyota Motor Corp | リアクトル装置 |
| JP6834865B2 (ja) * | 2017-09-12 | 2021-02-24 | 株式会社村田製作所 | ドラム状コアおよびコイル部品 |
| JP6835047B2 (ja) * | 2018-08-09 | 2021-02-24 | 株式会社村田製作所 | ドラム状コア及び巻線型コイル部品 |
| JP7302562B2 (ja) | 2020-09-18 | 2023-07-04 | 株式会社村田製作所 | 巻線型インダクタ部品 |
-
1980
- 1980-12-08 JP JP17496280U patent/JPH0128644Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11848134B2 (en) | 2019-12-06 | 2023-12-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Wire-wound core, coil component, and method of manufacturing coil component |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5797918U (ja) | 1982-06-16 |
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