JPH0128763B2 - - Google Patents
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- JPH0128763B2 JPH0128763B2 JP56077740A JP7774081A JPH0128763B2 JP H0128763 B2 JPH0128763 B2 JP H0128763B2 JP 56077740 A JP56077740 A JP 56077740A JP 7774081 A JP7774081 A JP 7774081A JP H0128763 B2 JPH0128763 B2 JP H0128763B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyisoprene
- resin
- diene
- chlorinated
- toluene
- Prior art date
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Description
本発明は塩酸化されたジエン樹脂の製造方法に
関するものである。 特に本発明はポリオレフインに対する密着性・
接着性に優れた印刷インキ・塗料等の被覆剤或は
接着剤を得るのに好適な塩酸化ジエン樹脂の製造
方法に関するものである。 従来から天然ゴムの塩酸化は公知である。この
従来からの塩酸化ゴムは溶剤に対する溶解性が悪
く、溶液状態で使用するインキ、塗料、接着剤の
分野での使用は極めて限定されていた。 一方ポリオレフイン用のインキ、塗料、接着剤
としてはポリオレフインの無極性の為使用可能な
ものが限定され、環化ゴム、低塩素化ポリオレフ
インなどが用いられている。ところがこれらの樹
脂はいずれも乾燥皮膜が硬くてもろく、風合いが
ないという欠点があり、他に適当なものがないと
いう理由で使用されているにすぎない。また塩素
化の度合いを大きくして40重量%以上の塩素含量
として行くと安定性が悪くなり、しかもポリオレ
フインへの密着性は悪くなつてしまう。 本発明の目的は溶剤への溶解性が優れ、かつポ
リオレフインの表面に適用した場合、可撓性、柔
軟性、耐衝撃性、耐寒性、風合いの良さを持ち低
いガス透過性を持つ被覆又は接着層を得る事の出
来る塩酸化ジエン樹脂を提供する事にある。 本発明の塩酸化ジエン樹脂の製造方法は必須の
構成要件として、原料のジエン樹脂としてジエン
モノマー単位が50モル%以上であり分子量が5000
〜100000のジエン樹脂又はその環化或いはマレイ
ン化誘導体を用い、存在する二重結合の50〜100
%を塩酸化する事にある。 本発明に用いるジエン系樹脂の分子量は5000〜
100000、好ましくは8000〜65000程度であるのが
よく、5000未満では乾燥性が悪く、100000より多
いと溶解性が悪い。ジエン系樹脂はイソプレン、
2−エチルブタジエン−1,3、2−イソプロピ
ルブタジエン−1,3、2−アミルブタジエン−
1,3、メチルペンタジエン−1,3、ブタジエ
ン、ペンタジエン−1,3、ヘキサジエン−1,
3、ヘキサジエン−2,4等のジエンの重合体、
或はこれらのジエンとスチレン、アクリロニトリ
ル等の共重合成分とのコポリマーを用い得るが、
好ましくはイソプレン単位を50モル%以上含むも
のであり、特に好ましいものはポリイソプレンで
ある。 また本発明のジエン系樹脂には上記のジエン
(共)重合体を環化或はマレイン化或はその両方
の変性をした誘導体も用いる事が出来る。 塩酸化の方法は特に限定されず、たとえば、上
記のジエン系樹脂を溶剤、たとえばベンゼントル
エン、キシレン、四塩化炭素、クロロホルム、テ
トラクロルエチレン等に溶解し、撹拌しつつ塩化
水素ガスを吹込み、常温、或は必要により加熱し
て反応させればよい。あるいは所定の塩酸を溶媒
に溶解して、ジエン樹脂を溶解系に混合、添加す
る方法等によつても良く、常圧あるいは加圧の方
法によつて反応させても良い。必要ならば触媒と
してアゾビスイソブチロニトリル、過安息香酸、
三塩化アルミニウム、四塩化スズ等を使用しても
よい。 所定の割合まで反応させた後、窒素ガス又は空
気で残存する塩化水素ガスを除去し、エポキシ樹
脂等の安定剤を加えて製品とするか、メタノール
等で塩酸化物を析出沈澱せしめ、分離乾燥して製
品としてもよい。 塩酸化度は重合体中に存在する二重結合の50%
以上とする事が必要で、好ましくは環化或はマレ
イン化をしない場合は70〜95%、環化或はマレイ
ン化物の場合は50〜95%である。50%より少ない
と安定性が悪く、又ポリオレフインへの密着性が
劣るものである。 以下、実施例により本発明を更に詳述する。 実施例 1 分子量5万のポリイソプレン310gをトルエン
1030gに溶解し、室温下で塩化水素ガスを撹拌し
つつフイードして、塩酸化を行ない、経時的にサ
ンプリングし表−1に示す塩酸化度に達した後、
N2により塩化水素ガスを追いだし、溶液状態で
サンプルを得た。 比較とする塩素化物は上記ポリイソプレンを
CCl4溶液とした後、65℃でCl2ガスを撹拌しつつ
フイードすることにより行ない、経時的にサンプ
リングし、N2によりHClガス、Cl2ガスを完全に
追い出した後、トルエンで溶剤転換をし、溶液状
態でサンプルを得た。 これらの熱安定性試験及び耐光性試験の結果を
表−1に示す。
関するものである。 特に本発明はポリオレフインに対する密着性・
接着性に優れた印刷インキ・塗料等の被覆剤或は
接着剤を得るのに好適な塩酸化ジエン樹脂の製造
方法に関するものである。 従来から天然ゴムの塩酸化は公知である。この
従来からの塩酸化ゴムは溶剤に対する溶解性が悪
く、溶液状態で使用するインキ、塗料、接着剤の
分野での使用は極めて限定されていた。 一方ポリオレフイン用のインキ、塗料、接着剤
としてはポリオレフインの無極性の為使用可能な
ものが限定され、環化ゴム、低塩素化ポリオレフ
インなどが用いられている。ところがこれらの樹
脂はいずれも乾燥皮膜が硬くてもろく、風合いが
ないという欠点があり、他に適当なものがないと
いう理由で使用されているにすぎない。また塩素
化の度合いを大きくして40重量%以上の塩素含量
として行くと安定性が悪くなり、しかもポリオレ
フインへの密着性は悪くなつてしまう。 本発明の目的は溶剤への溶解性が優れ、かつポ
リオレフインの表面に適用した場合、可撓性、柔
軟性、耐衝撃性、耐寒性、風合いの良さを持ち低
いガス透過性を持つ被覆又は接着層を得る事の出
来る塩酸化ジエン樹脂を提供する事にある。 本発明の塩酸化ジエン樹脂の製造方法は必須の
構成要件として、原料のジエン樹脂としてジエン
モノマー単位が50モル%以上であり分子量が5000
〜100000のジエン樹脂又はその環化或いはマレイ
ン化誘導体を用い、存在する二重結合の50〜100
%を塩酸化する事にある。 本発明に用いるジエン系樹脂の分子量は5000〜
100000、好ましくは8000〜65000程度であるのが
よく、5000未満では乾燥性が悪く、100000より多
いと溶解性が悪い。ジエン系樹脂はイソプレン、
2−エチルブタジエン−1,3、2−イソプロピ
ルブタジエン−1,3、2−アミルブタジエン−
1,3、メチルペンタジエン−1,3、ブタジエ
ン、ペンタジエン−1,3、ヘキサジエン−1,
3、ヘキサジエン−2,4等のジエンの重合体、
或はこれらのジエンとスチレン、アクリロニトリ
ル等の共重合成分とのコポリマーを用い得るが、
好ましくはイソプレン単位を50モル%以上含むも
のであり、特に好ましいものはポリイソプレンで
ある。 また本発明のジエン系樹脂には上記のジエン
(共)重合体を環化或はマレイン化或はその両方
の変性をした誘導体も用いる事が出来る。 塩酸化の方法は特に限定されず、たとえば、上
記のジエン系樹脂を溶剤、たとえばベンゼントル
エン、キシレン、四塩化炭素、クロロホルム、テ
トラクロルエチレン等に溶解し、撹拌しつつ塩化
水素ガスを吹込み、常温、或は必要により加熱し
て反応させればよい。あるいは所定の塩酸を溶媒
に溶解して、ジエン樹脂を溶解系に混合、添加す
る方法等によつても良く、常圧あるいは加圧の方
法によつて反応させても良い。必要ならば触媒と
してアゾビスイソブチロニトリル、過安息香酸、
三塩化アルミニウム、四塩化スズ等を使用しても
よい。 所定の割合まで反応させた後、窒素ガス又は空
気で残存する塩化水素ガスを除去し、エポキシ樹
脂等の安定剤を加えて製品とするか、メタノール
等で塩酸化物を析出沈澱せしめ、分離乾燥して製
品としてもよい。 塩酸化度は重合体中に存在する二重結合の50%
以上とする事が必要で、好ましくは環化或はマレ
イン化をしない場合は70〜95%、環化或はマレイ
ン化物の場合は50〜95%である。50%より少ない
と安定性が悪く、又ポリオレフインへの密着性が
劣るものである。 以下、実施例により本発明を更に詳述する。 実施例 1 分子量5万のポリイソプレン310gをトルエン
1030gに溶解し、室温下で塩化水素ガスを撹拌し
つつフイードして、塩酸化を行ない、経時的にサ
ンプリングし表−1に示す塩酸化度に達した後、
N2により塩化水素ガスを追いだし、溶液状態で
サンプルを得た。 比較とする塩素化物は上記ポリイソプレンを
CCl4溶液とした後、65℃でCl2ガスを撹拌しつつ
フイードすることにより行ない、経時的にサンプ
リングし、N2によりHClガス、Cl2ガスを完全に
追い出した後、トルエンで溶剤転換をし、溶液状
態でサンプルを得た。 これらの熱安定性試験及び耐光性試験の結果を
表−1に示す。
【表】
表−1より、塩素化したものは熱安定性及び耐
光性は悪く、塩酸化したものより劣ることが明ら
かである。 実施例 2 分子量2万のポリイソプレンを実施例1と同様
に塩酸化した。このものの塩素含量は29.4wt%
(塩酸化度86.5%)であつた。これと実施例1に
おける塩素含量28.9wt%(塩酸化度85.1%)のも
のとを用い、市販の塩素化アイソタクチツクポリ
プロピレンと比較してテストした結果を表−2に
示した。
光性は悪く、塩酸化したものより劣ることが明ら
かである。 実施例 2 分子量2万のポリイソプレンを実施例1と同様
に塩酸化した。このものの塩素含量は29.4wt%
(塩酸化度86.5%)であつた。これと実施例1に
おける塩素含量28.9wt%(塩酸化度85.1%)のも
のとを用い、市販の塩素化アイソタクチツクポリ
プロピレンと比較してテストした結果を表−2に
示した。
【表】
従来からポリオレフインの接着、被覆に適する
とされている市販品に比べ本発明品は同等の優れ
た接着剤と耐光性を有し、かつ柔軟性及び手もみ
に対する耐性が非常に優れていた。更に風合いも
市販の塩素化物より優れ非常に良い感触であつ
た。 実施例 3 本実施例は塩酸化に先立ち、環化したものを更
に塩酸化するものに関する。 環化反応は分子量5万のポリイソプレン310g
にトルエン600gを仕込み、N2気流下で、温度は
100〜105℃とし、撹拌しつつ触媒のBF3・
OEt20.1wt%(対ポリイソプレン)を125gのト
ルエンに溶かして30分で滴下する。その後上記条
件下で5時間撹拌し環化反応を終了する。反応後
Ca(OH)2で触媒を不活性化し過を行なつた。 次いで、実施例1と同様に塩酸化及び反応終了
後脱塩酸を行ない完全に塩酸を除いて表−3に示
す2つの製品を得た。 これらの無処理ポリプロピレンフイルムに塗布
し評価した結果を表−3に示す。
とされている市販品に比べ本発明品は同等の優れ
た接着剤と耐光性を有し、かつ柔軟性及び手もみ
に対する耐性が非常に優れていた。更に風合いも
市販の塩素化物より優れ非常に良い感触であつ
た。 実施例 3 本実施例は塩酸化に先立ち、環化したものを更
に塩酸化するものに関する。 環化反応は分子量5万のポリイソプレン310g
にトルエン600gを仕込み、N2気流下で、温度は
100〜105℃とし、撹拌しつつ触媒のBF3・
OEt20.1wt%(対ポリイソプレン)を125gのト
ルエンに溶かして30分で滴下する。その後上記条
件下で5時間撹拌し環化反応を終了する。反応後
Ca(OH)2で触媒を不活性化し過を行なつた。 次いで、実施例1と同様に塩酸化及び反応終了
後脱塩酸を行ない完全に塩酸を除いて表−3に示
す2つの製品を得た。 これらの無処理ポリプロピレンフイルムに塗布
し評価した結果を表−3に示す。
【表】
柔軟性は環化しない時に比べ、若干おとるが市
販の塩素化アタクチツクポリプロピレンに比べは
るかに優れていた。なお接着性、耐光性、モミ強
度共に環化しない時に較べ孫色はなかつた。 次いで、これらの各試料を用いたグラビアイン
キとしてのテストを行なつた。配合割合は、樹脂
(固形分換算)27.6g、トルエン100g、アデカサ
イザー0−130(旭電化工業株式会社製)0.7g、
タイペークR−550(ルチル型チタンホワイト、石
原産業株式会社製)30.0gであり、白配合で行な
つた。 上記の配合物をポールミルで一昼夜混合し、ザ
ーンカツプ#3で30秒になる様にトルエンで希釈
し、充分混合した後、バーコーダーNo.18にて、無
処理ポリプロピレンフイルムに塗布し、印刷皮膜
の性能評価を行なつた。結果を表−4に示した。
販の塩素化アタクチツクポリプロピレンに比べは
るかに優れていた。なお接着性、耐光性、モミ強
度共に環化しない時に較べ孫色はなかつた。 次いで、これらの各試料を用いたグラビアイン
キとしてのテストを行なつた。配合割合は、樹脂
(固形分換算)27.6g、トルエン100g、アデカサ
イザー0−130(旭電化工業株式会社製)0.7g、
タイペークR−550(ルチル型チタンホワイト、石
原産業株式会社製)30.0gであり、白配合で行な
つた。 上記の配合物をポールミルで一昼夜混合し、ザ
ーンカツプ#3で30秒になる様にトルエンで希釈
し、充分混合した後、バーコーダーNo.18にて、無
処理ポリプロピレンフイルムに塗布し、印刷皮膜
の性能評価を行なつた。結果を表−4に示した。
【表】
印刷皮膜にしたこれらの結果より、実施例に示
す環化−塩酸化したものは印刷皮膜においても、
モミ強度、スコツチテープ剥離試験、耐ブロツキ
ング性、耐光性にて良好であり、また、耐アルカ
リ性、耐酸性、耐油性も良い結果である。なお、
比較とした市販塩素化物では、モミ強度、耐ブロ
ツキング性、耐油性でおとる結果であつた。 実施例 4 イソプレン構造を有する天然ゴムを塩酸化し
た、いわゆる塩酸ゴムと、本発明におけるポリイ
ソプレンの塩酸化物及び環化した後、塩酸化した
ポリイソプレンの代表的溶剤であるトルエンへの
溶解の結果を表−5に示す。
す環化−塩酸化したものは印刷皮膜においても、
モミ強度、スコツチテープ剥離試験、耐ブロツキ
ング性、耐光性にて良好であり、また、耐アルカ
リ性、耐酸性、耐油性も良い結果である。なお、
比較とした市販塩素化物では、モミ強度、耐ブロ
ツキング性、耐油性でおとる結果であつた。 実施例 4 イソプレン構造を有する天然ゴムを塩酸化し
た、いわゆる塩酸ゴムと、本発明におけるポリイ
ソプレンの塩酸化物及び環化した後、塩酸化した
ポリイソプレンの代表的溶剤であるトルエンへの
溶解の結果を表−5に示す。
【表】
【表】
この結果が示す様に、塩酸ゴムの溶解度は非常
に悪く、塩酸ゴムの溶解性に比べ、本発明のポリ
イソプレンの塩酸化物の溶解性は非常に向上し、
環化した後塩酸化したポリイソプレンは更に溶解
性を増すことが判る。 実施例 5 実施例1と同様の方法で分子量10000のポリイ
ソプレンを塩素含量28.7重量%(塩酸化度84.4
%)に塩酸化したものと、分子量60000のポリイ
ソプレンを塩素含量29.6重量%(塩酸化度87.1
%)に塩酸化したものを得た。 両者について、 各樹脂の20%トルエン溶液をポリプロピレン
フイルムに塗布し、2日後のタツクの状態によ
るブロツキング性、 各樹脂の20%トルエン溶液をガラス板に塗
り、乾燥後の状態による塗膜形成能、 各樹脂を25℃で20%トルエン溶液としようと
した場合の溶解性、 各樹脂の20%トルエン溶液をポリプロピレン
フイルムにハケ塗りした場合の糸引き性、レベ
リング性による塗装作業性、 ポリエステル繊維に各樹脂の20%トルエン溶
液を塗布して評価した柔軟性 の各項目を試験したところいずれも優れた性質を
示した。 一方、分子量4500のポリイソプレンを塩素含有
量29.2%(塩酸化度85.9%)としたものについて
ブロツキング性、塗膜形成能を試験したがいずれ
も不良で実用出来ないものであつた。 又、分子量120000のポリイソプレンを塩素含有
量28.4重量%(塩酸化度83.5%)としたものにつ
いて溶解性、塗装作業性、柔軟性を試験したが柔
軟性がやや劣つており、その他の性質については
不良で実用化出来ないものであつた。 実施例 6 シス−1,4−ポリブタジエン20gに対し、ト
ルエン200gを4つ口フラスコに採り、塩化水素
ガスを約10分程、吹き込んだ後、ポリブタジエン
に対し、1wt%の四塩化スズを添加し、その後継
続して塩化水素ガスを吹き込んで塩酸化を行なつ
た。 次いで、N2フイードにより塩化水素ガスを除
去してCa(OH)2を加えて過を行ない、このも
のをMeOHに落とし、乾燥してサンプルを得た。
このもののCl2含量は27.8wt%であつた。 このものと、実施例2に示した分子量5万、
Cl2含量28.9wt%のものについて加熱変色性及び
その他の性質を比較した。加熱変色性テストは磨
いたブリキ板にワニスを流し塗りして48時間の自
然乾燥後、110℃、3時間の条件下で行ない変色
の度合を観察した。加熱変色性試験では塩酸化ポ
リイソプレンでは変化がなかつたが塩酸化ポリブ
タジエンではかなりの変色を示した。その他の性
質についてはほぼ同等の性能であり、塩酸化ポリ
ブタジエンも高温加熱される事のない条件であれ
ば充分使用出来た。 実施例 7 還流器、撹拌機つきの容器に分子量3万のポリ
イソプレン90g、キシレン10gを入れ、混合溶解
後、p−タ−シヤリ−ブチルフエノール0.01g及
び無水マレイン酸12.9gを添加混合し、180℃に
加熱、3時間反応する。80℃に冷却後、トルエン
230gを添加溶解後、メタノール0.7g及びトリエ
チルアミン0.009gを添加し、還流温度にて5時
間反応する。室温に冷却後、塩化水素ガスをフイ
ードし、塩酸化をおこない、実施例1と同様に処
理をおこなうと塩素含量23%の塩酸化イソプレン
のトルエン溶液が得られる。このものはマレイン
化後、水洗処理して得られたサンプルの分析によ
り得られたマレイン化付加率から算出された残存
オレフインの73%が塩酸化されていた。 このものを表−1と全く同様に熱安定性及び耐
光性の試験をおこなうといずれも優れた性質を示
した。
に悪く、塩酸ゴムの溶解性に比べ、本発明のポリ
イソプレンの塩酸化物の溶解性は非常に向上し、
環化した後塩酸化したポリイソプレンは更に溶解
性を増すことが判る。 実施例 5 実施例1と同様の方法で分子量10000のポリイ
ソプレンを塩素含量28.7重量%(塩酸化度84.4
%)に塩酸化したものと、分子量60000のポリイ
ソプレンを塩素含量29.6重量%(塩酸化度87.1
%)に塩酸化したものを得た。 両者について、 各樹脂の20%トルエン溶液をポリプロピレン
フイルムに塗布し、2日後のタツクの状態によ
るブロツキング性、 各樹脂の20%トルエン溶液をガラス板に塗
り、乾燥後の状態による塗膜形成能、 各樹脂を25℃で20%トルエン溶液としようと
した場合の溶解性、 各樹脂の20%トルエン溶液をポリプロピレン
フイルムにハケ塗りした場合の糸引き性、レベ
リング性による塗装作業性、 ポリエステル繊維に各樹脂の20%トルエン溶
液を塗布して評価した柔軟性 の各項目を試験したところいずれも優れた性質を
示した。 一方、分子量4500のポリイソプレンを塩素含有
量29.2%(塩酸化度85.9%)としたものについて
ブロツキング性、塗膜形成能を試験したがいずれ
も不良で実用出来ないものであつた。 又、分子量120000のポリイソプレンを塩素含有
量28.4重量%(塩酸化度83.5%)としたものにつ
いて溶解性、塗装作業性、柔軟性を試験したが柔
軟性がやや劣つており、その他の性質については
不良で実用化出来ないものであつた。 実施例 6 シス−1,4−ポリブタジエン20gに対し、ト
ルエン200gを4つ口フラスコに採り、塩化水素
ガスを約10分程、吹き込んだ後、ポリブタジエン
に対し、1wt%の四塩化スズを添加し、その後継
続して塩化水素ガスを吹き込んで塩酸化を行なつ
た。 次いで、N2フイードにより塩化水素ガスを除
去してCa(OH)2を加えて過を行ない、このも
のをMeOHに落とし、乾燥してサンプルを得た。
このもののCl2含量は27.8wt%であつた。 このものと、実施例2に示した分子量5万、
Cl2含量28.9wt%のものについて加熱変色性及び
その他の性質を比較した。加熱変色性テストは磨
いたブリキ板にワニスを流し塗りして48時間の自
然乾燥後、110℃、3時間の条件下で行ない変色
の度合を観察した。加熱変色性試験では塩酸化ポ
リイソプレンでは変化がなかつたが塩酸化ポリブ
タジエンではかなりの変色を示した。その他の性
質についてはほぼ同等の性能であり、塩酸化ポリ
ブタジエンも高温加熱される事のない条件であれ
ば充分使用出来た。 実施例 7 還流器、撹拌機つきの容器に分子量3万のポリ
イソプレン90g、キシレン10gを入れ、混合溶解
後、p−タ−シヤリ−ブチルフエノール0.01g及
び無水マレイン酸12.9gを添加混合し、180℃に
加熱、3時間反応する。80℃に冷却後、トルエン
230gを添加溶解後、メタノール0.7g及びトリエ
チルアミン0.009gを添加し、還流温度にて5時
間反応する。室温に冷却後、塩化水素ガスをフイ
ードし、塩酸化をおこない、実施例1と同様に処
理をおこなうと塩素含量23%の塩酸化イソプレン
のトルエン溶液が得られる。このものはマレイン
化後、水洗処理して得られたサンプルの分析によ
り得られたマレイン化付加率から算出された残存
オレフインの73%が塩酸化されていた。 このものを表−1と全く同様に熱安定性及び耐
光性の試験をおこなうといずれも優れた性質を示
した。
Claims (1)
- 1 分子量5000〜100000でモノマー単位の50モル
%以上がジエンモノマーに由来するジエン樹脂又
はその環化或いはマレイン化誘導体を存在する二
重結合の50%以上が塩酸化されるまで塩酸化する
事を特徴とする塩酸化ジエン樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7774081A JPS57192407A (en) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | Production of hydrochlorinated diene resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7774081A JPS57192407A (en) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | Production of hydrochlorinated diene resin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57192407A JPS57192407A (en) | 1982-11-26 |
| JPH0128763B2 true JPH0128763B2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=13642297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7774081A Granted JPS57192407A (en) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | Production of hydrochlorinated diene resin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57192407A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3441397A1 (de) | 2017-08-09 | 2019-02-13 | Evonik Degussa GmbH | Verfahren zur herstellung von 3-glycidyloxypropyltrialkoxysilanen |
| WO2019076594A1 (de) | 2017-10-19 | 2019-04-25 | Evonik Degussa Gmbh | Neue epoxy-funktionelle alkoxysilane, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55135106A (en) * | 1979-04-10 | 1980-10-21 | Kuraray Co Ltd | Production of chlorinated polymer |
-
1981
- 1981-05-22 JP JP7774081A patent/JPS57192407A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3441397A1 (de) | 2017-08-09 | 2019-02-13 | Evonik Degussa GmbH | Verfahren zur herstellung von 3-glycidyloxypropyltrialkoxysilanen |
| WO2019076594A1 (de) | 2017-10-19 | 2019-04-25 | Evonik Degussa Gmbh | Neue epoxy-funktionelle alkoxysilane, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57192407A (en) | 1982-11-26 |
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