JPH013075A - 窒化アルミニウム質焼結体の製造方法 - Google Patents

窒化アルミニウム質焼結体の製造方法

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JPH013075A
JPH013075A JP61-260288A JP26028886A JPH013075A JP H013075 A JPH013075 A JP H013075A JP 26028886 A JP26028886 A JP 26028886A JP H013075 A JPH013075 A JP H013075A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の411用分野) 本発明は、窒化アルミニウム質焼結体、特に金属アルミ
ニウムの直接窒化法により得られた窒化アルミニウム原
料粉末から製造された、熱伝導性の高い窒化アルミニウ
ム質焼結体及びその製造法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)近年
、LSIの発達に伴い、高集積回路、パワートランジス
タ、レーザーダイオードなどの発熱量の大きい半導体素
子を実装するために熱伝導率の高い絶縁材料か必要とさ
れてきている。
このような熱1云導率の高いセラミック材料としては、
1に未酸化l\リリウム(Be○)系焼結体が用いられ
てきたが、その毒性のために使用範囲が限定されている
そこで酸化ベリリウムに変わる高熱伝導性基板材[)と
して、熱伝導率が高く、しかも安定で、高温強度も高く
、電気絶縁性のよい窒化アルミニラb()\IN)が1
史川されるようになってきている。
窒化アルミニウムは、上記のように半導体基板に適した
特性を有し、その熱伝導率の理論値は約300W/m°
kと非常に高いものの、現状では、熱伝導率が一般に約
100W/m°k以下と低い窒化アルミニウム質焼結体
しか得られておらず、窒化アルミニウム買焼結体の熱伝
導率の向上が待望されている。
窒化アルミニウム粉末は難焼結性であって、単味では焼
結し難いため、窒化アルミニウム原$1 ?’、)末に
焼結助剤を添加して焼結体を製造することが行なわれて
おり、適当な焼結助剤としては、周期率表のIIа族、
IIIа族金属(アルカリ土類金属〉もしくはl1la
族金属(Y及び希土類金属)の化合物、例えばY2O1
、CaO,CBO2などが提案されている。(特開昭5
9−2O7Si4号公報、特開昭60−60910号公
報、特開昭60−71575号公報、う照)窒化アルミ
ニウム粉末の代表的な製造法としては、(1)金属アル
ミニウム粉末を窒素又はアンモニアガスで直接窒化する
方法(直接窒化法)と、(2)アルミナ粉末を炭素粉末
と混合し、窒素又はアンモニアガス中で焼成して、炭素
によりアルミナを還元する方法(炭素還元法)とが知ら
れている。
このうち、直接窒化法においては、窒化効率を上げるた
めに原fX1の金属アルミニウムを粉砕する工程や、生
成した窒化アルミニウノ\粉末を焼結原1′−1に適し
た粒度まで微粉砕する工程において、粉砕容器や粉砕メ
ディアから通常数重菫%の陽イオン不ll11物が不可
避的に混入し、さらに上記の微粉もや工程において粉末
表面か酸化を受けて、直接窒化法による窒化アルミニラ
11原料粉末中の酸素含有量は21【量26以上、通常
は3重量%以上に達する。こうした酸素及び陽イオン不
純物を多量に含有する窒化アルミニウム粉末は、高品質
の窒化アルミニウム質焼結体を得るための原料として適
当ではなく、事実、従来は直接窒化法により得られた原
料粉末から焼結助剤を使用して高熱伝導率をtFする焼
結体を製造することは、一般に行なわれていなかった。
一方、炭素還元法においては、予めアルミナを所望の粒
度まで粉砕してから炭素還元と窒化を行なうため、生成
した窒化アルミニウム粉末中の1・qイオン不純物含有
量は0.5重量?6以下と少なく、また酸素含有量も通
常約3%以下と比較的少なく、しかも平均粒子径2μ輪
以下の高純度の微粉末が容易に得られる。この微粉末は
、更に粉砕処理することなく焼結用の原料として使用す
ることができるため、窒化アルミニウム質焼結体の製造
においては、炭素還元法により得られた窒化アルミニウ
ム微粉末を用いて焼結助剤と共に焼結する方法が廿及し
ている。
しかし、かかる微粉末を用いても、得られた窒化アルミ
ニウム質焼結体の熱伝導率はやはり100 W / m
°k以下がほとんどであり、fl論(直の約300 W
 / ta°kと比べて著しく低かった。
なお、イツトリウム化合物を焼結助剤として100W/
m°k以上の高い熱伝導率を有する窒化γルミニウム質
焼結体を製造する方法が特開昭60−178688号公
報及び同61−91068号公報に開示されているが、
いずれの方法においても直接窒化法により得た原料粉末
を使用することは示唆されておらず、また特開昭61−
91068号公報記載の方法は、焼結体の酸素含有量を
低下させて熱伝導性を向上させるために、焼結時に窒化
アルミニウム原料粉末と焼結助剤の他に遊離炭素もしく
は炭素質物質を存在させて脱酸を図るという、面倒な製
造方法を採用している。
直接窒化法と炭素還元法の窒化アルミニウム製造工程を
比較すると、直接窒化法の製造工程は単純で、金属アル
ミニウム粉末を窒素又はアンモニアガス中で加熱するだ
けの工程であるのに対し、炭素還元法は、(1)アルミ
ナ粉末と炭素粉末との混き、(2)混会粉末の窒素又は
アンモニアガス中での加熱、(3)残留している未反応
炭素の酸化による除去という多数工程が必要である。そ
の結果、製造コストか、直接窒化法による窒化アルミニ
ウム粉末の製造の方が、炭素還元法に比べて1/4〜1
/6程度と非常に低くなる。
したがって、直接窒化法により得られた窒化アルミニウ
ム原料粉末を使用して高熱伝導性でかつ高強度の窒化ア
ルミニラ1.質焼結体が製造できれば、窒化アルミニウ
ム質焼結体のコスト低減に大きく寄与することとなる。
しかし、上述したように、直接窒化法により製造された
微細な窒化アルミニウム原料粉末は純度が悪いために、
従来高熱伝導性焼結体の製造には利用されていないのが
実情であった。
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、直接窒化法により得た窒化アルミニウ
ム原料粉末から低コストで製造された、熱伝導性の高い
窒化アルミニウム質焼結体を提供することである。
本発明の別の目的は、熱伝導率が少なくとも100W/
輪°に以上、好ましくは12OW/’納°k、更に好ま
しは140W/a+°k以上、最も好ユしは160W/
m°k以上であって、高密度かつ高強度の窒化アルミニ
ウム質焼結体を提供することである。
本発明のまた別の目的は、直接窒化法により得た窒化ア
ルミニウム原料粉末から、高熱伝導性及び高密度の窒化
アルミニウムri焼枯体t!−製造する方法を提供する
ことである。
本発明者は、直接窒化法による窒化アルミニウム微粉末
の製造において、純度低下の大きな原因は、原料金属ア
ルミニウムの純度のほかに、製造後の窒化アルミニウム
の微粉砕中における粉砕容器及びメディアの摩損による
不純物の混入が大きな原料の−っであるあることに着目
し、これらの原因による不純物混入を排除することによ
って高純度の窒化アルミニウム微粉末を低コストで製造
でき、これを原料粉末として使用して熱伝導性の高い窒
化アルミニウム質焼結体が製造できることを見出だした
直接窒化法による高純度、すなわち陽イオン不純物及び
酸素合有量の少ない窒化アルミニウム微粉末と製造する
には、原料として高純度の金属アルミニウム粉末を使用
し、得られた窒化アルミニウム粉末の微粉砕を、酸素の
存在を排除するように非酸化性雰囲気中、特に有機溶剤
中において行うことにより、容易に実施できることが判
った。
また、かかる高純度窒化アルミニウム原料粉末から高熱
伝導性窒化アルミニウム質焼結体を製造するには、陽イ
オン不純物に対してバランスを取った一定範囲の量の酸
化イツトリウム(Y 2O 、)もしくはその前駆物質
を焼結助剤として混合して焼結することが重要であるこ
とを知見した。
本発明は、その1態様において、金属アルミニウムの直
接窒化により得られた窒化アルミニウノ、原f+粉末を
用いて、遊離炭素を存在させずに焼成することにより製
造された、AlN結晶相と、Yを金属元素成分として含
有する粒界相とからなる窒化アルミニウム質焼結体であ
って、熱伝導率100W/m°k以上、相対密度95%
以上であることを特徴とする、窒化アルミニウム質焼結
体を提1共する。
別の態様において、本発明は、金属アルミニウムの直接
窒化により得られた、酸素含有M1,8重量%未満、S
i含有量0.7重量%以下、純度99%以上の窒化アル
ミニウム原料粉末にY2O3もしくはその前駆物質を添
加して、Y元素成分をY2Offとして2〜12重量%
含有する混合粉末とし、この混合粉末を成形後、非酸化
性雰囲気中1500〜2100℃の温度で焼成すること
を特徴とする、熱伝導率100W/*°k以上、相対密
度95%以上の窒化アルミニウム質焼結体の製造法を提
供する。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明による窒化アルミニウム質焼結体は、上述のよう
に、直接窒化法により得られた窒化アルミニウム原料粉
末から、Y2O,もしくはその前駆物質を焼結助剤とし
て使用して製造されたものであって、AlN相とY含在
粒界相とから構成され、熱伝導率が少なくとも100W
/m″k、好ましくは12OW/a+°k以上、さらに
好ましくは140W/m°k以上、最も好ましくは16
0W/鋼°に以上であり、相対密度が90%以上、好ま
しくは97%以上、特に好ましくは98.5%以上であ
ることを特徴とする。
焼成助剤はjla族(アルカリ土類金属)、[[а族(
希土類)lllb(アルミニウム類)の金属化合物のう
ちがら泗ばれる。イツトリウム化き物を使用した場きは
、Y 2O3として換算された量が焼結全体の約2〜1
2重量%、好ましくは約3,9〜9.0重量%、より好
ましくは約3,9〜7.0重量%、特に好ましくは約4
.5〜6.0重量%を占めるような範囲内がよい。
焼結助剤を使用して製造した窒化アルミニウム焼結体の
相組織は、AlN粒子とこの粒子相を結きしている粒界
相とからなる。
粒界相に存在する結晶相の組成は、焼結助剤の種類のみ
ならず、原料粉末の純度や、焼成温度および雰囲気のよ
うな製造条件によっても変動するが、窒化アルミニウム
質焼結体の熱伝導性はこの粒界相の組成に大きく依存す
る。Y 2 Offを焼結助剤として添加した場合、そ
の粒界生成相は、YAG (Y 3A lso l□)
、YAIO,、y 4A I2O9、Y2O1、AlN
 −At□○、スピネル、YN、不明相、および27R
−ポリタイプ(SIALONの一種)等となる。
本発明者は、実験の結果、これらの粒界生成相のうち、
Y A 103とY、AI□O9の一方もしくは両方、
特にY、Al□O9が粒界に主な相として存在している
場合に、窒化アルミニウム質焼結体の熱伝導率が非常に
高くなることを見出だした。その理由は十分に解明され
ていないが、恐ら<YAlO3及び/又はY、AI□0
.が主に存在していると、窒化アルミニウム粒子間の辺
の平滑性または整合性が高まることに加えて、これらの
粒界生成相自体の熱f云導性か良いこともあって、粒界
を通る熱拡散が促進され、高い熱伝導性が得られるので
はないかと考えられる。その池の結晶相が多く粒界に生
成すると、窒化アルミニウノ、粒子間の辺の平滑性また
は整合性が得られに<<、例えばY A G (Y3A
 +s0 +2)は熱伝導率が約12 W / m” 
k 、 Y 2O3は熱伝導率が約27W/m°kとそ
れぞれ低いため、粒界での熱拡散性が悪化する。
上記の好ましい粒界生成相であるY A 103とY、
A I 2O tは、焼成中にAlNと焼結助剤のY 
z Os、その前駆物質もしくは、窒化アルミニウム原
料粉末中に不純物として不可避的に存在する酸素とが反
応して生成するものであるが、粒界生成相が主にこのよ
うな結晶相から構成されるためには、焼結体の粒界相に
おいてY原子とA1原子との比率がある一定範囲内にあ
ればよい。
焼結体中において、イツトリウムはほとんどの場合酸化
物として存在しているなめ、測定されたイツトリウム量
はそれに1.27倍してY 2O z Itに変換、換
算できる。
また、窒化アルミニウム質焼結体において、焼結体中の
全酸素のほとんどが粒界において酸化物として存在して
おり、その他はAlN格子中に固溶しているものもある
と考えられる。前記粒界に存在する酸素の一部は焼結助
剤のY 2O3もしくはその前駆物質からできたもので
あり、残りは窒化アルミニウム原料粉末中もしくは製造
工程で混入してきた陽イオン不純物に結合して存在して
いる酸素である。本発明においては焼結体中の全酸素量
とY含有量を測定し、測定されたY含有量をY2O、と
して換算した量を求め、全酸素量からY含有量をY2O
,として換算した量中の酸素量を差し引いた残りを残り
の酸素量としている。すなわち、残りの酸素量=全酸素
量−(換1LY 2O2量)×0゜212  となる。
本発明者は、直接窒化法により得られた窒化アルミニウ
ム原料粉末を使用して多数の窒化アルミニウム質焼結体
の試料を調製し、上記のようにして焼結体のY含有量を
Y 2O )として換算した値(換算Y2O3含有量と
いう)と焼結体の全酸素量からこの換算Y2O.含有量
中の酸素量を差し引いた残りの量(残りの酸素量という
)との関係として熱伝導性の傾向を調べたところ、熱伝
導性の高い焼結体を得るにはこれらの値が一定の範囲内
にあることが必要であることを見出だした。
すなわち、第1図は、横軸に窒化アルミニウム質焼結体
の換算Y2O3含有量(重量%)を、縦軸に上記残りの
酸素JL(I量%)をとった組成図であるが、熱伝導率
が100 W/+m°k以上の窒化アルミニウノ、質焼
結体は、焼結体の換算Y2O5量に対して残りの酸素量
をプロットした点が、この図において破線で示した線分
Q −n −S −T −Qで囲まれる範囲内にある(
但し、線上は含まず)場合に得られる9 本発明の好ましい態様において、上記の換算Y2o)j
Lと残りの酸素量とをプロットした点は線分A −B 
−C−D −E −F −G −H−Aで囲まれる範囲
内(線上を含む、ただし点Cは含まず)にあり、この場
合には12OW/s°k以上の熱伝導率を示す焼結体を
得ることができる。またこのプロットが線分I−J−に
−N−Iで囲まれる範囲内(線上を含む)にある場合に
は1、焼結体は140 W / IIloに以上の!A
 fm導車を示すことができる。さらに、本発明の最も
好ましい態様において、上記のプロットは線分0−P−
L−M−0で囲まれる範囲内(線上を含む)にあり、こ
の場合には焼結体は160W / se°k以上という
非常に高い熱伝導率を示すことができる。第1図におい
て、実線で示した線分は線上を含むことを、破線は線上
を含まないことを意味する。
なお、第1図において、点A〜Tの横軸(換算Y2O3
含右址、重量%)と縦軸(残りの酸素量、重量%)の値
は次の通りである。
点 横軸縦軸 点 横軸縦軸 点 横軸 縦軸^ 9.
0 4.92   H9,01,02O6,03,15
[13,93,8317,03,67P   4.5 
2.85C3,90,38J  3.9 3.01  
 Q  12.0 6.69D  4.6 1.39 
  K  3.9 1.28   R2,04,56E
  5.0 1.48   L  4.4 1.41 
  S   2.0 0.38F  6.2 1.25
   M  6.0 1.72   T  12.0 
0.38G  7.0  1.50   N  7.0
  1.92本発明の別の好Ng様において、高い熱伝
導性に加え高い抗折強度を示す窒化アルミニウム質焼結
体が提供される。抗折強度の高い焼結体は、上記残りの
酸素ff1(tなわち、全酸素菫から換算Yt03量中
の酸素量を差し引いた酸素量)をA I 2O3として
換算したJi(重i%)(以下、換算A I 2O3量
という)と換算Y2O5量の各位、およびこれらの比率
がそれぞれ一定範囲内にある場合に得ることができるこ
とを見出だした。すなわち、上記換算A1□0.量と換
算y 2O Jt (いずれも重量%)が、0.2≦A
 I 2O3 / Y 2O3≦2,4 (重量比)1
.1≦A I2O3≦12.0 2.0<Y2Oz<12.0 の関1系を満足すると、熱伝導率が100 W /aa
°k以上で、抗折強度(3点曲げ試験、以下同じ)が3
0Kg/am2以上の窒化アルミニウム質焼結体を得る
ことができる。
より好ましくは、上記換算Al2O3量と換算Y2O、
菫が、 0.2≦A +2O3/ Y 2O3≦1.7 (重量
比)1.1≦A I2O1≦11.0 3.9≦Y2O3≦9.0 の関係を満足し、この場合には窒化アルミニウム質焼結
体は12OW/m°k以上の熱伝導率と、35Kg/l
llI2以上の抗折強度を示すことができる。
さらに好ましくは、上記換算Al2O3量のfjJf算
Y2O3ff1が、 Q、6≦Al2O1/Y2O3≦1.4  (重量比)
3.2≦A I2O 、≦7.0 3.9≦Y2O.≦7.0 の関係を満足し、この場合には焼結体は1−10 ’I
IV/ya°k以上の熱伝導率と、40 K g/ I
2以上の抗折強度を示すことができる。
特に好ましくは、上記換IA+□03JLと換算Y2O
、Jlが、 0.6≦A I 2O y / Y 2Oコ≦1.2 
(重量比)3.2≦A1□0.≦6.0 4.5≦Y 2O3≦6、O の関係を満足し、この場合には焼結体の熱伝導率は16
0 W7’+a°に以上、抗折強度は40 K g/ 
uam2以上といずれも非常に高い値を示すことができ
る。
拉界相は、上述のように主にYおよびA1が焼成時の高
温加熱を受けて生成した結晶相からなるが、窒化アルミ
ニウノ、質焼結体に存在し得る不可避的陽イオン不純物
として次いで多量に存在するのは一般的に珪素(S i
)である。珪素は、不可避的に混入するが、窒化アルミ
ニウム質焼結体中においてYに対するSiの割合が高す
ぎると、酸素量を低く抑えても、熱伝導率の向上が得ら
れにくい。後述のようにSiはAlN粒子中に固溶もし
くはAlNと反応して焼結体の熱伝導率の劣化を招くが
、焼結助剤として存在させたY成分はこのSiの固溶も
しくはAlNとの反応を抑制すると考えられる。しかし
、Yに対するSiの割合が大きすぎると、Yのこの効果
が十分に発揮されず、そグ)ため熱伝導率の向上が得ら
れないと考えられる。
本発明の窒化アルミニウム質焼結体の好適態様において
、焼結体中に含まれるY原子とSi原子の含有jt(重
量%)が、 Si/Y≦1.32(重電比) S1≦1.3 1.6<Y<9.4 (最後の式はY2O3として表すと、 2 、0 < YZO:l< 12 、0に相当する)
を満足すると、焼結体は100 W 7’+°k以上の
熱伝導率を示すことができる。
また、好ましくはY原子とSi原子の含有量(重量2)
が S + / Y≦0.21(重量比) SiS2.9 3.1≦Y≦7.1 (最後の式はY2O,として表すと、 3.9≦Y2O3≦9.0に相当する)と満足ずると、
焼結体は] 2O W/m°k以上の熱1云導率を示す
さらに、より好ましくはY原子とSi原子の含有量(重
、1)が、 Si/Y≦0.12(重量比) Si≦ 0.5 3.1≦Y≦5,5 (最?蛯の式はY2O3として表すと、3.9≦Y 2
O3≦7.0に相当する)を満足すると、焼結体は14
QW、/m°k以上の熱伝導率を示す。
そして最も好ましくは、本発明の焼結体に含まれるY原
子とSi原子の含有量(重量%)が、Si/Y≦0.0
5(重量比) S 1≦ 0 、2 3.5≦Y≦4,7 く4.5≦Y2Oj≦0.6に相当) を満足すると、焼結体は160W/m°k以上と非。
常に高い熱伝導率を示すことができる。
粒界相の組成を金属元素成分の組成割きとじてj9+討
すると、高い熱伝導性と示ず窒化アルミニラ1、τ1焼
結体は、特定範囲内の金属元素成分の組成割合を有して
いることが判明した。すなわち、本発明の窒化アルミニ
ウムN焼結体の好適態様において、粒界相に存在する金
属元素成分は、金属元素の合計重量に基づいて、Y:6
0〜91重jt %、A1:8〜35重量%、Si:1
0重量%以下からなる。かかる焼結体は、140W/m
°k以上の高い熱伝導率を示すことができる。また、こ
の金属元素成分割きが、Yニア0〜91重量%、A1:
8〜25重址%重量i:3重量%以下からなる焼結体が
特に好ましく、かかる焼結体は160W/m°k以上と
非常に高い熱伝導率を示すことができる。Yが60重量
%に達しないと、熱伝導率の低下の池に、抗折強度も低
下する傾向がある。A1が8重1%より少ないと、焼結
体の抗折強度が低下し、35重量%を越えると、熱伝導
率と抗折強度か共に低下し、粒界相にはALON(Al
N −Al□O。
スピネル)が生成する。
一方、Siが10重量%を越えると、熱伝導率の低下が
著しく、この場合には粒界相にはS I ALONや不
明徴結晶が生成している。
本発明の窒化アルミニウム質焼結体の理論密度に対する
相対密度は、少なくとも95%であり、好ましくは少な
くとも97%、特に好ましくは少なくとも98.5%で
ある。
本発明の窒化アルミニウム質焼結体は、直接窒化法によ
り得られた原料粉末から製造される。使用する窒化アル
ミニウノ、原料粉末は、酸素含有量が1.8重!t:゛
≦以下、5i8−有量0.7重量%以下、純度99 Q
、、;以上のものである。
ここで、窒化アルミニウム原t1粉末の「酸素含有量」
は、酸化物などの化合物として、または酸素として原料
粉末中に含まれる酸素原子のき計量である。
また、原料粉末の「純度」とは、窒1ヒアルミニウム原
料粉末から、A1、N、O5および吸着水分を寝し引い
た残りを陽イオン不純物のき計量(重it :’G )
と見なし、l O(J 96からこの陽イオン不純物会
計量を差し引くことにより得た値である。すなわち、純
度99%以上とは、このような陽イオン不純物会計量が
1重量9≦以下であることを意味する。かかる不#4i
物としては、Fe、C,Si、Ti、 V、 Cr、M
u、Ca、 Mg、Co、 Ni、などが挙げられる。
これら陽イオン不純物がI CP (プラズマ発光分析
)、原子吸光分析法により測定される。好ましくは、か
かる各不純物の禽有M(重量%)はそれぞれ次の範囲内
である。
Fe:0.001〜0.08% C:0.01〜0.07% Si:O,OO1〜0.72も、より好ましくは0.4
%以下、特に好才しくは0.25!、、;以下、1”i
、V、Cr、Mn=Ca、Mg:各0.01%以下、C
o、Ni:各0.001%以下。
本発明の窒化アルミニウム質焼結体の製造において使用
する原料粉末の純度は好ましくはり9゜5?6以上、よ
り好ましくは99.7:%以上である。
原料粉末の純度が99%未満であると、原料粉末中の主
な不純物はSiであり、これが多くなると熱伝導率が劣
化する。
上記陽イオン不純物のうち、Slは焼成中にAlN中に
固溶するかもしくはAlNと反応して、AlNポリタイ
プ(S IALON、Al−3i−0−N)を生成する
と考えられる。このAlNポリタイプは、焼結時に粒成
長を助長するため、繊維状組成を形成し易く、熱伝導性
の劣1ヒを招くことが知られているので、原[1粉末中
のSlの含有量を上記のように0.7シ5以下、より好
ましくは0.4%以F、特に好ましくは0.2%に制限
することは本発明の窒化アルミニウム質焼結体の熱伝導
率の一層の向上にとって重要である。
原料粉末の酸素含有量が1.8重量%以上であると、一
般にY 2O :+と混合して焼成した焼結体の酸素大
有量が高くなりすぎ、目的とするような高い熱伝導率を
示す焼結体を得ることが困難となる。
したがって、このような高純度の窒化アルミニウム原料
粉末は、高純度の金属アルミニウム(好ましくは純度9
8.5%以上)粉末をアンモニアもしくは窒素中で加熱
する直接窒化法を用いて行なわれる、そして得られた窒
化アルミニウムの粉末を、非酸化性雰囲気〈例、窒素、
アルゴン、ヘリウム、−酸化炭素、水素ガス雰囲気)中
、あるいは有機溶媒中で所望の粒度まで微粉砕すること
により得られる。高純度金属アルミニウム、の直接窒化
により製造された窒化アルミニウム粉末は市販品も利用
できる。
窒化アルミニウム粉末の微粉末の微粉砕は、有機溶媒中
で行う方が、陽イオン不純物の混入がより少なくなる傾
向があるので好ましい。使用できる有機溶媒は、極性、
非極性を問わず、任意のものでよく、例えばアルコール
類、ケトン類、アルデヒド類、芳香族炭化水素類、パラ
フィン系炭化水素類などが使用できる。なお、微粉砕工
程は、焼結助剤と混合した後、すなわち混合粉末に対し
て行うこともできる。
原料粉末の平均粒径は、約5μ面の以下が適当である。
これより平均粒径が大きくなると、得られた焼結体の熱
伝導率、相対密度、および抗折強度がいずれも低下する
。原料粉末の平均粒径は、好ましくは1〜3μ蹟の範囲
内である。
本発明の窒化アルミニウム質焼結体は、上記原料粉末に
適量の焼結助剤を混合し、この混合粉末を常法により成
形および焼成することにより製造される。
焼結助剤は、[а(アルカリ土類)族、n1a(希土類
)族および/=J、たはl1b(アルミニウム類)族か
ら選択され、その酸化物、炭化物、窒化物、ホウ素化物
および/またはフッ化物、もしくはそれら前駆物質の形
態で使用される。
このような焼結助剤には、例えば、Y 2O3、Cao
、Be01Ho2Oi、YO2、B4C,YN、BN、
YF、、CaF2、BaF、BaF3、DyF、、Nd
Fi等のほか、YAI、、YAI、Y、AI□、Y2A
l、Y ) A 1等のAIとYの金属間化合物がある
。このとき焼成温度において前記各種焼結助剤に分解さ
れるような前駆物質であってもよい。好ましくは、萌記
焼結助剤が主としてIа、ITla、mb族の非還元性
化り物からなることである。
焼結助剤がY2O,またはその前駆物質のみからなるも
のか、または主としてY2O,またはその前駆!l1l
lJ′!1と他の焼結助剤からなる混合物がより好まし
いが2場合によっては他の焼結助剤などをさらに添加し
てもよい。Y 2O sの前駆物質は、焼成温度におい
てY2O,に熱分解するものであればよく、例示すれば
炭酸イツトリウム[Y2CO3]、酢酸イツトリウム[
Y (CH、COOH)3]、修酸イッ1〜リウム[Y
 (C2O4)3]などである。
焼結助剤がY2O,もしくはその前駆物質からなるとき
、焼結体中の換算yzoiNtが第1図の所定の範囲内
になるようにして添加すべき配合量を選択する。すなわ
ちY原子は焼成中に成形体から実質的に逃散しないと考
えられるので、窒化アルミニウム原F’)粉末と焼結助
剤との混合粉末の重量に対するY2O,の重量割合が第
1図に規定する範囲内になるようにすればよい。具体的
には、混合粉末に対する換算Y2O3が2〜12重1%
(第1図(7) S点〜T点)、好ましくハ3.9〜9
.0ffilt%(C点〜H点)、より好ましくは3.
9〜7.0重量%(K点〜N点)、最も好ましくは4.
5〜6゜0重量:’t (L点〜M点)となる配合量に
Y2O36しくはそのn丁q区杓T1を調整して1重用
する。
また、窒化アルミニウム原料粉末および焼結助剤の酸素
含有量を考慮して、焼結体中の上記「残りの酸素含有量
」も第1図に規定の範囲内に入るように焼結助剤の種類
および配合量を選択する。
填i友は後述のように非酸化性雰囲気中(真空中もrや
む)て゛行うυ)”ζ、窒(ヒアルミニラム原料粉末と
1、”j結助剤力混り粉末中の酸素含有量は、はとんど
増人氾−J′、焼結体中の酸素N有量と実質的にほぼb
li シIl:考んることかできる。したがって、混き
粉末中の全酸素含有fから配合したY2O,量(もしく
はその萌躯T勿質)中の酸素量を差し引いた残りの酸素
含有量が第1図で規定した範囲内に入るよ−〕にすれは
よい。具体的には、残りの酸素含有量J+ 範囲はY 
2O3の配合量によっても変動するが、038〜6.6
9重量26(第1図のS点〜Q点〉、好ましくは0.3
8〜4,92重置型(C点〜A点)、より好ましくは1
.28>3.67重量%(K点〜■点〉、最も好ましく
は1.41〜3.15重に0≦(L点〜0点)である。
L’記の残りの酸素含有量の範囲は、残りの不純物がす
べてAl2O3であると仮定して、A1□O1の畦に換
算すると(すなわち、IQ算A 12O3含有址で人ず
と)、0.Si〜14.2重量%、好ましくは0.Si
〜10.5重量%、より好ましくは272〜7.80重
量%、最も好ましくは3.00〜6.69重量?6に相
当する。
なお、焼結体の高い抗折強度を確保するには、上述した
ように、その換算Al2O3含有址/換算Y2O3含有
量の比、ならびにA1□O0およびY、Olの各換算含
有量が一定範囲にあることが好ましいので、その場合に
は原料粉末と焼結助剤との混合粉末中において、換算A
 I 2O :l含有量/換算Y2O、含有量の比、な
らびにA I 2O3および¥2O.の各換算含有量が
所定範囲内となるように原料粉末純度および焼結助剤の
配合量を選択する。
さらに、前述したように、混合粉末中のSi量も焼結体
の熱伝導率に大きく影響するので、混合粉本中のSi原
子/Y原子の重量比、ならびにこれらの原子の各含有量
が先に焼結体について述べた範囲内になるようにするこ
とが好ましい。
焼結助剤は、平均粒径0.5〜3μ−程度のものを使用
するのが好ましい。
一般に、熱伝導率LOOW/m°k以上の焼結体を確実
に得るには、混合粉末の平均粒度は2,5ミ以下である
のが好ましく、また混き粉末中の5iaH量は1.0市
量26以下、酸素含有量は約6重址゛号。以下であるこ
とが好ましい。
窒1ヒアルミニウム原料粉末と焼結助剤との混合は、非
酸化性雰囲気中での乾式混合、あるいは有機溶媒を1重
用した湿式混合により行う。芳香族炭化ノKf、、ケト
ン、アルコール類などの有機溶媒を使用した湿式混合が
好ましい。また、混合粉末の一−F均拉径か大きずぎる
場合には、上述のように、この混り中に混合粉本の微粉
砕を同時に行うこともて・きる。 混合粉末の焼成は、
混き粉末に更に少量の適デjなバインダー(例えば、パ
ラフィンワックス、ステアリン酸、ポリビニールブチラ
ール、エチルセルロース、メチルメタアクリレートとエ
チルアクリレートとの共重合体などの1種以上)を添加
して、適当な成形手段、例えば乾式プレス法、ラバープ
レス法、押出法、射出法、ドクターブレードシート成形
法などによって所定の形状に成形した後、これを真空下
で、あるいは大気圧ないし加圧下の非酸化性雰囲気(例
えば、窒素、アルゴン、ヘリウムガスなどの不活性雰囲
気、あるいはさらに水素を含有する不活性雰囲気)中に
おいて高温で焼成することにより実施できる。または、
成形と焼成とをホットプレス法により同時に行うことが
できる。
焼成温度は、焼成法によって異なるが、一般に1500
〜2100℃の範囲内が好ましく、1500℃より低温
であると十分な緻密化が達成されす′、2100℃を越
えると窒化アルミニウムの昇華分解が生じ易くなる。常
圧焼成を採用する場きに好ましい焼成温度は1750〜
1950’c、より好ましくは1860℃以下、最も好
ましくは1840℃である。
ホットプレスによる焼成は、1600〜1800゛Cで
行うことが好ましい、また加圧下(すなわち、1気圧以
上のガス圧)で焼成を行う場合には、焼成温度は188
0〜1970℃の範囲内が好ましい。熱間静水圧プレス
(lIIf)r) )の焼成は、1500〜2O00℃
の範囲内の温度で行うことが好ましい。
(実施例) 実施例1 焼結体を製造するための原料粉末として、金属アルミニ
ウムの直接窒化法により得られた窒化アルミニウノ、粉
末で各種の窒化アルミニウノ\原料扮末を調製した。得
られた窒化アルミニウム原f1粉末の酸素含有量、Si
含有量、純度、及び平均粒径を次の第1表に示す。
こtLらの窒化アルミニウム原料粉末に、下記第2表に
示す割合でY2O3粉末(平均粒径1.3μ糟)を焼結
助剤として添加し、さらに場合によりA1□Oつ粉末(
平均粒径1.5μ−)又はS i ) N −(平均粒
子10.9μ梢)を添加し、この混合物を、メタノール
又はトリエン中で湿式ボールミル粉砕することにより混
き及び微粉砕して、最大粒径が2.5μm、Si9有量
1,3重B 57.y、以下、酸素大有敗り!R量i′
6以下の混合粉末を得た。
窒1ヒアルミニウム原料粉末と添加成分の組成は第2人
に示す。
No1〜13.8″、35〜50の各3式1′二+の、
昆6粉木にバインダとしてパラフィンフック’−6!I
j、fi15°、−とステアリン酸13重量%とを加え
た混3杓を、成形圧1000 kg、/ cm2でプレ
スして、直IY12「^信の圧粉体を形成しな。この圧
粉1本を、窒讃^メ囲気中において温度1600〜18
00 ’Cで0゜5時間焼成して、窒化アルミニウム質
焼結体のシ1コ11を得た。
上記混合粉末にA I 2O s又はS i、N 、粉
末を添加し々理由は、これらは不純物としてJQ’ ?
l Is)末からあるいは微粉砕工程などの製造工程中
で混入してくる成分であるが、これらの不純物の存在か
熱伝導率に及ぼす影響を評価するために意図的にイ、ト
加したものである。
かくして得られた試料について、熱伝導率(レーザーフ
ラッシュ法)、相対密度(アルキメデス法)、及び抗折
強度(3点曲は抗折試験、J I S R1601)を
測定し、第2表(2)に示す試験結果を得た。
第2 N(1)にはまた、/i!、i粉末中における窒
化アルミニウム原料粉末及び粉末混合物の調製に用いら
れた添加物、五き粉末中の算出されたA1□03/ Y
 、03の重量比及び混合粉末の゛ヒ均粒径、成形体の
焼成温度、そして表2のPartBには得られた焼結体
におけるY元素含有畦およびこれをY2O、として換算
した換算Y 2O y含有量、焼結体の全酸素含有量か
ら換算したY z Os含有量の酸素量を差し引いた残
りの酸素含有量、およびこれをAl2O、として換算し
た換算Al2O:l含有量、焼結体のSi元素含有量(
以下、いずれも重fi%)、換HAl2O:l/換算Y
2Oyノ重呈比、Si/Yの元素重呈比も併せて示す。
なお、窒化アルミニウノ、原料粉末および焼結体試it
の酸素含有量は、赤外吸収分析(L E CO社製T 
C−136)により、またSi大有川用T CI) (
発光分光分析、セイコー電子工業製)によりそれぞ7t
JIII定した。
第4表は、第2表の各焼結体試料における換算Y2O3
量と、残りの酸素量とを第1UAと同じ組成]4上にプ
ロットしたものであり、試i’EI N o 、の横の
カッコの数値は焼結体試料の熱伝導率(輌位 W/′講
’K)である。第4図から、線分Q−R−8−1゛−Q
で成形される四辺形の線上では熱伝導率が100 W/
m’ Kに達しないが、この四辺形の内部では100 
W/m°に以上になること、また線分A−B−C−D−
E−F−Q−Aで囲まれる範囲内(線分を含む)では、
焼結体の熱伝導率が12OW/n°k以上となり、線分
1− J −K −N −1で囲まれる範囲内(線上を
含む)では熱伝導率が100 W/m’ K以上、さら
に線分0− P = L −M−0で囲まれる範囲内(
線上を3む)ではl 61)W /′re °に以上の
非電に高い熱伝導率が得らhることかわかる。
第4図において、試1’flNo、7.12.13は残
りの酸素量が不明であるためプロットしていない。試1
−INo、8〜11および30〜34は、池の試料と非
常に近い点にプロットされるため省略したが、これらは
いずれも線分○−1−’ −L −M −0で囲まれる
範囲内にあり、160 W/m’ K以上の熱伝導率を
示している。
また、第2表の結果から、換算、Al2O3/換算Yi
O−,1>比率および各換n A l 2O :lおよ
びY2O。
畦が、先に述べたように一定範囲内にあると、熱(云導
率の向上とともに抗折強度の向上も得られることも1里
解される。
さらに、第2表の試事−目40.1および2と試料No
8〜11を比較すると、Y含有量が同じで、また残りの
酸素含有量が試↑jlNo、lおよび2では1,93〜
2.30重M :!5、試f′lNo、8〜11テハ1
.95〜1.09重量%と略同等かそれより低いにもか
かわらず、Si含有量が多いため熱伝導率が低下するこ
とがわかる。試料No、30−34からも、熱伝導率は
酸素含有量のほかにSi含有量によっても影響を受4+
 、酸素含有量のみならずSi含有量も低くすることが
熱伝導率の向上に有効であることがわかる。
また、第2表の結果から、Si/Yグ)元素4uIth
比、およびこれらの各元素の重量%が、先に述l\たよ
うに一定範囲内にあると、熱伝導率の向上がI+)られ
ることも判る。
試料No、49.50は原料粉末中の酸素含有量がt、
895以上であるが、これらは熱伝導率が1(J OW
 / +* ’ K以下と示している。
実施例2 実施例1で得た試料No、1〜34について、粒界に生
成した粒界結晶層を粉末X線回折法により確認した。結
果は次の第3表に示すとおりであった。第3表における
数値はX線強度のピーク高さが一番高い結晶層を100
%とし他の結晶層をそれに対する比率で調べた。
(第3表加入〉 第2表、第3表の結果からみてA1□Y409を主相と
するものは、試料No、10のSi量の多いものを除き
、167W/m’ K以上A I Y O3を主用とす
るものは約138W/m’ K以上、A I s Y 
30 +□3主用とするものは、試料N097の酸素量
の多いものを除き、I O2W / m°k以上の熱伝
導率を存することかt’4する。
実施例3 金属アルミニウムの直接窒化により得た窒化アルミニウ
ム杓末3、焼結助剤のY2O3、ならびに場合により1
11成:A囚のためにA1□03(Al2O3)もしく
は窒化珪素(siaN+)と混合し、この(11合物を
メタノール又は1−ルエン中で湿式微粉砕して混合粉末
を得た。この混合粉末に、バインダーとしてパラフィン
ワックス6重量%とステアリン酸1置型′!6とを加え
た混a物を、成形圧1000Kg/cI02でブレス成
形して、直径12+amの圧粉体を成形した。一部の混
な粉末は、バインダーとしてポリビニル7チラールと用
いて ドクターブレードによりシート状に成形し、常法により
乾燥および脱バインダーしてクリーンシートを形成した
かくして得られた生の成形体試料を、窒素雰気中におい
てン晶度1600〜1900°Cで、ポットブレス焼成
、非加圧焼成、ガス圧プレス焼成、熱間静水圧ブレス処
理、あるいは非加圧焼成後に熱間静水圧プレス処理する
ことによって、窒化アルミニウム質焼結体の試料を得た
。各試料について混合粉末の元素組成(重量%)、平均
粒径及び成形方法、並びに成形体の焼成法および焼成条
件を第4kにまとめて示す。
得られた窒化アルミニウム質焼結体の試料に−)いて、
その粒界相の金属成分を分析し、粒界相の金属元素組成
(金属元素の合計含有量に対する重量%)を求めた。こ
の測定は、まず窒化アルミニウム質焼結体試料の粒界を
S E M (scar+ningeleCpron 
 m1croscorpe)により確認し、こうして確
認した明瞭な粒界部をいくつかランダムに選択し、X 
M A (X −ray  m1croanalyze
r)によりその部分の金属成分を定量し、平均値を求め
ることにより行った。XMAの加速電圧は15 K V
であった。
また、焼結体試料の熱伝導率、抗折強度(3点曲げ抗折
強度)、および相対密度を実施例1と同様にrl!l定
した。これらの測定結果を第5表に求めて示す。
第5表に示した結果から、いずれの試tiも12O W
 、、−’ m’ k以上の高い熱伝導率を示すことが
判る。
ただし、粒界相の金属元素成分の組成が、Y:60〜9
1重量%、A1:8〜35重量%、及びSi:10重量
%未満の条件を満たす渇きには、熱伝導′rの氾す定値
が140 W/m°k以上に向上し、特にこれがYニア
0〜91置型%、A1:8〜25重量り6、及びSi:
3重量%未満であると、160W/m°k以上の熱伝導
率が得られている。
これに対し、*印の比較例は粒界相のY、AI又はSi
含有量が上記範囲内に含まれず、熱伝導率か12OW/
輪°kを越えるが140 W / m″kに達しない。
実施例4: 粒径分布2〜40μmのAlN5)末に、CaCOs粉
末(特級試薬)及び粒径lμ論線純度9.9%Y2O、
粉末を後述第7宍に示す組成範囲になるよう添加、配合
し、これをボールミルでメタノール中で充分湿式混合し
、これにバラフィンワ・リクス、ステアリン酸若干量の
バインダーを加えて混合したものを成形圧1000 K
g/cm2でプレス成形した。
次に得られた成形体を常法により300°C21+r4
’ε空脱バインダー処理した後、窒素中(1気圧)で1
860′″0.30分間焼成して窒化アルミニウム焼結
体を1′)な。
更に、上記と同様の窒化アルミニウム粉末の主成分に第
2表に示す量比で添加、混合し、上記本発明実施例の比
較例とした。これらの焼結体の力す密度をアルキメデス
法で、熱伝導率をレーザフラッシュ法で測定したところ
表1、表2に示した。
また、前記表に記載の多試料を第5図に試料各号を付し
て図示した。
これらのデータより第5図点A 、B 、C、D 、E
を結ぶ線分で囲まれる範囲内において焼結性も良好で高
密度且つ熱伝導率の向上が認められ、CaO1Y2O3
それぞれ単独含有の場きに比して、また該範囲外に比し
て焼結性、熱伝導率、高密度の点て滑れた物性を有して
いる゛ことが認められた。そして、該範囲内の中の点更
にA、F、G、H,I 、Jを結ぶ線分で囲まれる範囲
においては一層熱伝導率の向上が認められ、高熱伝導性
窒化アルミニウム焼結体を提供することができた。
以上の焼結体は常圧法によったが、ホットプレス法によ
っても同様の傾向の試験結果が得られ。
焼結体の密度が一層高められるので熱伝導性も上昇する
更に、その成形はプレス成形のほか、テープ成形、鋳込
成形によっても行いうる。また、Ca化α物、Y化き物
は上述原料調整において用いたCa、Y成分原r1以外
にCaC2、Ca、CaB s、CaON2、Ca、N
、、Cao  A +2O3県北合物、Y、Y N 、
Y 2O *  A + 2O3県北合物、YI3.、
y c等の1ヒ自1勿を使用することができる。
(発明の効果) 上述のごとく、本発明においては直接窒化法により得ら
れた安価な窒化アルミニラl、原料粉末を使用した高い
熱伝導性を有する窒化アルミニウノ、質焼結体及びその
製法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の窒化アルミニウム質焼結体における換
算y2o3Jlと残りの酸素量の好適範囲を示す組成図
、第2図はアルミナの炭素還元法により得られた窒化ア
ルミナ原料粉末の電子顕微鏡写真、第3図は、金属アル
ミナの直接窒化法により得られた窒化アルミニウム原料
粉末の電子顕微鏡写真、及び第4図は、実施例で得られ
た窒化アルミニウム質焼結体試料の換算Y2O5量と残
りの酸素量を、第1図の組成図上にプロットした図面で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)窒化アルミニウム原料粉末に周期率表のIIа族、
    IIIа族、及びIIIb族金属群の化合物から選択された焼
    結助剤が添加された混合粉末を成形後焼成して得られた
    窒化アルミニウム質焼結体において、前記窒化アルミニ
    ウ原料粉末は金属アルミニウムの直接窒化により得られ
    たものであり、前記窒化アルミニウム質焼結体の熱伝導
    率が100W/m°k以上で、相対密度が95%以上で
    あることを特徴とする窒化アルミニウム質焼結体。 (2)焼結助剤が、Y_2O_3又はその前躯物質であ
    る特許請求の範囲第1項記載の窒化アルミニウム質焼結
    体。 (3)焼結体が、AlN粒子と、イットリウムを金属元
    素の主成分として含有する粒界相とからなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の窒化アル
    ミニウム質焼結体。 (4)焼結体が、焼結体のY含有量をY_2O_3とし
    て換算した換算Y_2O_3含有量(重量%)に対して
    、焼結体の全酸素含有量から前記換算Y_2O_3含有
    量中の酸素量を差し引いた残りの酸素量(重量%)をプ
    ロットした点が、第1図の線分Q−R−S−T−Qで囲
    まれる範囲内(ただし線上は含まず)にあり、100W
    /m°k以上の熱伝導率を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第2項又は第3項に記載の窒化アルミニウム
    質焼結体。 (5)焼結体が、残りの酸素含有量をAl_2O_3と
    して換算した換算Al_2O_3含有量(Al_2O_
    3重量%)の換算Y_2O_3含有量(Y_2O_3重
    量%)に対する重量比(Al_2O_3/Y_2O_3
    )、並びに換算Al_2O_3及び換算Y_2O_3含
    有量が次の関係を満足する、熱伝導率100W/m°k
    以上、3点曲げ抗折強度30kg/mm^2以上である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の窒化アル
    ミニウム質焼結体。 0.2≦Al_2O_3/Y_2O_3≦2.41.1
    ≦Al_2O_3≦12.0(重量%)2.0<Y_2
    O_3<12.0(重量%) (6)焼結体が、Si元素含有量(重量%)のY元素含
    有量(重量%)に対する比(Si/Y)、並びにSi及
    びYの各元素含有量が、次の関係を満足し、100W/
    m°k以上の熱伝導率を示すことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の窒化アルミニウム質焼結体。 Si/Y≦1.32 Si≦1.3(重量%) 1.6<Y<9.4(重量%) (7)焼結体が、粒界相の金属元素組成は、その金属元
    素含有量の合計に基づいて、Y:60〜91重量%、A
    l:8〜35重量%、Si:10重量%以下を含有する
    ものであり、140W/m°k以上の熱伝導率を示すこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の窒化アルミ
    ニウム質焼結体。 (8)周期率表のIIа族、IIIа族、及びIIIb族金属群
    の化合物から選択された焼結助剤の少量と、金属アルミ
    ニウムの直接窒化により得られた酸素含有量1.8重量
    %未満、Si含有量0.7重量%以下、純度99%以上
    の窒化アルミニウム原料粉末とからなる混合粉末を成形
    した後、その成形体を非酸化性雰囲気中1500〜21
    00℃で焼成して、熱伝導率100W/m°k以上、相
    対密度95%以上の窒化アルミニウム質焼結体を製造す
    ることを特徴とする窒化アルミニウム質焼結体の製造法
    。 (9)焼結助剤が、Y_2O_3もしくはその前躯物質
    であって、その量がY元素成分をY_2O_3換算で混
    合粉末量の2〜12重量%であることを特徴とする特許
    請求の範囲第8項記載の窒化アルミニウム質焼結体の製
    造法。 (10)混合粉末が、混合粉末の全酸素含有量から、こ
    の混合粉末中に存在するYにY_2O_3として結合す
    る量の酸素量を差し引いた残りの酸素量が0.38〜6
    .69重量%であることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載の窒化アルミニウム質焼結体の製造法。
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