JPH0131057B2 - - Google Patents
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- JPH0131057B2 JPH0131057B2 JP18618882A JP18618882A JPH0131057B2 JP H0131057 B2 JPH0131057 B2 JP H0131057B2 JP 18618882 A JP18618882 A JP 18618882A JP 18618882 A JP18618882 A JP 18618882A JP H0131057 B2 JPH0131057 B2 JP H0131057B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- friction
- friction material
- parts
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/02—Composition of linings ; Methods of manufacturing
- F16D69/025—Compositions based on an organic binder
- F16D69/026—Compositions based on an organic binder containing fibres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
本発明は新規にして有用なる摩擦材に関するも
のであり、さらに詳細には、特定の変性フエノー
ル系樹脂を結合剤の必須成分として含んで成る摩
擦材に関するものである。 ブレーキライニング、デイスクパツドなどの如
き摩擦材は、従来より、アスベスト短繊維を補強
基材として用い、さらに有機および無機質充填材
をも用いて、これらを熱硬化型フエノール樹脂で
結合させることにより得られているが、かかるア
スベスト繊維はそれ自体、人体に吸収された場合
に呼吸系統の疾患を惹起せしめる可能性のあるこ
とも医学的に実証されており、当該アスベスト系
摩擦材の製造工程中におけるアスベストの飛散物
による作業者への影響を重要視することが、近
年、益々クローズ・アツプされてきている。 こうした状況下にあつて、“脱アスベスト”化
を目指して、ブレーキライニングやデイスクパツ
ドなどの如き各種摩擦材の製造用の代替基材とし
て、金属繊維が次第に有望視されてきている。 これは金属繊維自体が安価で入手し易いという
理由と、さらにアスベスト基材に用いられてきた
技術が概ねそのままの形で利用しうるという理由
にもよるものではあるが、これに反して、この金
属繊維を用いた場合には、300℃以上という高温
領域での耐摩耗性にはすぐれているものの、250
℃以下という低温領域でのそれは、従来のアスベ
スト系摩擦材に比して、必ずしもすぐれていると
も言えないという難点がある。 その主たる原因としては、基材と結合剤との接
着結合性、換言すれば、かかる金属基材と熱硬化
型フエノール樹脂との接着結合性の弱さが挙げら
れるが、その弱さが摩擦中において摩擦材からの
基材の脱離といつたトラブルを誘発し、その結果
は、摩擦材の摩耗量を増大せしめるものとなると
いうことも考えられよう。 これまでにも、こうした金属基材との組み合わ
せにおいて純粋フエノール樹脂、カシユー油変性
フエノール樹脂、ゴム変性フエノール樹脂または
アルキルフエノール変性フエノール樹脂などの各
種熱硬化型フエノール樹脂が使用されてきてはい
るけれども、いずれのタイプのものも上述した如
き難点の除去、つまり低温領域での耐摩耗性の改
善という課題を解決しうる材料であるとは言えな
い。 しかるに、本発明者らはこうした上述の技術的
背景に立脚し、金属繊維と結合剤との接着結合力
を増大させ、とくに低温領域での耐摩耗性の向上
化、ひいては摩擦材としての全温度領域での耐摩
耗性の向上化をはかることを目的として鋭意研究
した結果、特定の変性フエノール系樹脂を結合剤
の必須成分として摩擦材中に含有せしめることに
より、前述した問題点の悉くが解決され、本発明
の目的が見事に達せられることを見出して、本発
明を完成されるに到つた。 すなわち、本発明はポリビニルアセタール樹脂
を、またはこれと芳香族炭化水素樹脂とを変性剤
成分として反応させて得られるノボラツク型変性
フエノール系樹脂を結合剤の必須成分として含ん
で成る摩擦材を提供するものである。 ここにおいて、本発明の摩擦材を構成する結合
剤成分たる前記変性フエノール系樹脂とは、変性
剤成分としてポリビニルアセタール樹脂を用いる
か、あるいはこのポリビニルアセタール樹脂と芳
香族炭化水素樹脂とを用いるかのいずれかを用い
て得られるもの、つまりポリビニルアセタール樹
脂変性フエノール系樹脂(以下、樹脂(A)ともい
う。)または芳香族炭化水素樹脂変性−ポリビニ
ルアセタール樹脂変性フエノール系樹脂(以下、
樹脂(B)ともいう。)を指称するものであり、これ
らの変性フエノール系樹脂は次のようにして得ら
れる。 すなわち、樹脂(A)はまずフエノール類とアルデ
ヒド類とを酸性触媒の存在下に所定時間反応さ
せ、次いでかくして得られたノボラツク型フエノ
ール樹脂にポリビニルアセタール樹脂を添加し、
反応させてから脱水工程を経て得られるし、他
方、樹脂(B)は芳香族炭化水素樹脂とフエノール類
とを酸性触媒下で反応させ、次いでアルデヒド類
を加え、さらにポリビニルアセタール樹脂をも反
応させてから脱水工程を経由して得られるが、ポ
リビニルアセタール樹脂とはポリビニルアルコー
ル、またはポリ酢酸ビニルの如きポリビニルエス
テル類の部分けん化物中の水酸基の一部がアルデ
ヒド類との縮合によつてアセタール化されたもの
であつて、そのうち代表的なものとしてはポリビ
ニルホルマールまたはポリビニルブチラールなど
が挙げられる。 当該ポリビニルアセタール樹脂にあつては、こ
のポリビニルアルコール単位の残存水酸基が官能
基となつてフエノール類との縮合反応により変性
されることになるが、そのさいの変性量は原料フ
エノール類に対して1〜70重量%なる範囲が、好
ましくは5〜30重量%なる範囲が適当である。 この変性量が70重量%を越える場合は、金属繊
維との接着力は補強されるが、樹脂(A)自体の耐熱
性が劣化し、加えて高温での耐摩耗性も損なわれ
るから、逆に1重量%未満の場合には本発明にと
つて望ましい効果が得られないから、いずれも好
ましくない。 また、上記のフエノール類としてはフエノー
ル、クレゾール、キシレノールまたはその他のア
ルキルフエノールなどが代表的な例であり、上記
のアルデヒド類としてはホルムアルデヒド、パラ
ホルムまたはグリオキザールなどが代表例であ
り、さらにヘキサメチレンテトラミンなどの如き
ホルムアルデヒドを放出するような物質も同様に
使用できる。 他方、前記芳香族炭化水素樹脂とは芳香族炭化
水素、たとえばベンゼン、トルエンまたはキシレ
ンとアルデヒド類とを酸性触媒の存在下に反応さ
せて得られるものであり、そのうち代表的なもの
を挙げればベンゼン・ホルムアルデヒド樹脂、ト
ルエン・ホルムアルデヒド樹脂、キシレン・ホル
ムアルデヒド樹脂もしくはメシチレン・ホルムア
ルデヒド樹脂の如き各種のアルキルベンゼン・ホ
ルムアルデヒド樹脂または各種のアルキルベンゼ
ン原料の混合物から得られる混合アルキルベンゼ
ン・ホルムアルデヒド樹脂などである。 そして、この芳香族炭化水素樹脂の使用量は原
料フエノール類に対して5〜100重量%なる範囲
が、好ましくは10〜80重量%なる範囲が適当であ
る。 この使用量が100重量%を越える場合は、樹脂
(B)が遅硬化性のものとなり、摩擦材の生産性を低
下させることとなるし、逆に5重量%未満の場合
には本発明にとつて望ましい効果が得られなくな
るから、いずれも好ましくない。 さらに、前記の酸性触媒として代表的なものに
は硫酸、塩酸もしくは硝酸などの如き無機酸、ま
たはパラトルエンスルホン酸、しゆう酸もしくは
酢酸などの如き有機酸があり、それらの混合使用
もできる。 而して、本発明の摩擦材は上掲された如き主た
る原料化合物を用いて得られる、たとえば各種変
性のノボラツク型フエノール樹脂を、その1〜30
重量%のヘキサメチレンテトラミンと共に精粉砕
し、次いでかくして得られる粉砕物を、いわゆる
摩擦基材と摩擦改良剤とその他のフイラーと共に
混合機中で均一に混ぜ合わせたのち熱圧成型機を
用いて成型し、次いで焼成し、研磨加工せしめる
ことにより得られるものであつて、使用全温度領
域に亘つて耐摩耗性にすぐれるという、高い摩擦
係数を示し、しかもその安定性にもすぐれた極め
て有用なものである。 ここにおいて、上述した摩擦基材として代表的
なものには鉄系繊維、黄銅繊維などの如き金属繊
維があるが、さらにアスベスト短繊維などの如き
公知慣用の繊維を使用することもできる。 また、上記の摩擦改良剤としてはカシユー殻油
のゲル化物たるカシユーダストをはじめとしてカ
ーボンないしはグラフアイトなどが代表的なもの
であり、さらにその他のフイラーとしては炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、アルミナ粉、銅粉また
は酸化亜鉛粉などが代表的なものである。 本発明の摩擦材を得るにさいし、熱圧成型を行
なう場合には、結合剤成分たる前記樹脂(A)または
樹脂(B)が架橋されるのに十分な温度であればよ
い。一例を示せば140〜220℃なる金型温度条件
と、150〜450Kg/cm2なる圧力条件とが与えられ
る。 このようにして、本発明は特に前記摩擦基材と
して金属基材を、他方、結合剤としてはノボラツ
ク型フエノール系樹脂をポリビニルアセタール樹
脂の単独で、またはこのポリビニルアセタール樹
脂と芳香族炭化水素樹脂とを併用して反応させて
得られる樹脂(A)または樹脂(B)を必須の成分として
用いることにより、かかる金属繊維との接着結合
力が強化され、従来型摩擦材の欠点となつていた
低温領域での耐摩粍性もまた顕著に向上された極
めて有用なる摩擦材が得られる。 当該摩擦材に要求される基本的性能としては、
前述したように、さらに一層の高温での耐摩粍
性、摩擦係数の高さ、および安定性などが挙げら
れるが、最近における過酷な制動条件下では、こ
うした高温領域での緒特性も重要視されてきてお
り、本発明の摩擦材はこうした時代の要求に添つ
たものとして高く評価され得よう。 こうした高温領域での諸特性が発揮されるのは
前記樹脂(B)に負う処が多く、該樹脂(B)がフエノー
ル核と置換ベンゼン核とメチレン結合とのみから
成るものであつて、耐熱性にすぐれ、かつ柔軟性
にもすぐれるという特質を有する処からであろう
し、他方、従来型摩擦材の欠点ないしは難点とさ
れてきた低温領域での耐摩粍性が本発明の摩擦材
により解決できたのはポリビニルアセタール樹脂
を変性剤として得られるフエノール系樹脂に負う
ものであり、加えて金属繊維を摩擦基材の必須成
分として用いている処に負うものであろうと考え
られる。 かくして得られる本発明の摩擦材は低温から高
温までの全温度領域に亘つて広範囲に使用できる
処から、ブレーキライニングやデイスクパツド用
などの摩擦材としては勿論、各種の産業機械用ブ
レーキライニングなどの分野にも広く利用されう
るものである。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、部および%は特に断りのない限
り、すべて重量基準であるものとする。 実施例 1 還流冷却装置、撹拌装置および常圧・減圧蒸留
装置を備えた反応釜に、フエノールの930部を仕
込み、さらに98%硫酸の0.93部を加えてから昇温
を開始して100℃になつた処で、市販の37.2%ホ
ルマリンの630部を徐々に滴下させて還流状態で
1時間反応せしめたのち、「デンカホルマール
30H」(電気化学工業(株)製のポリビニルホルマー
ル)の186部を添加してから更に還流状態で1時
間反応せしめた。 次いで、市販の25%アンモニア水の1.3部を加
えて中和したのち、直ちに常圧蒸留にて脱水を開
始して、反応釜内温度が160℃に達した時点を以
て常圧蒸留の終点とする一方、同時点で減圧蒸留
回路に切り替えて減圧度を徐々に上げて行つて生
成樹脂の軟化点が114℃となつた時点を以て減圧
蒸留の終点とし、ここで生成樹脂を取り出した
(収量は1100部)。 かくして得られた樹脂を空冷させたのち粗粉砕
させ、ヘキサメチレンテトラミンの77部を加えて
精粉砕させたのち、200メツシユ通過分が94%な
る粒度をもつた粉末状の樹脂を得た。以下、これ
を樹脂(A−1)と略記する。 次いで、この樹脂(A−1)を用いて下記に示
されるような配合で、目的とする摩擦材を調製す
るが、まず各配合原料を混合機で均一に混合した
のち、熱圧成型機にて金型温度を165℃とし、か
つプレス圧力を300Kg/cm2として、かかる条件で
10分間保持して成型せしめ、次いでこの成型物を
180℃で8時間焼成させ、しかるのち研磨せしめ
て摩擦材を得た。 この摩擦材のJIS D−4411による摩擦係数およ
び摩粍率の測定結果は第1表にまとめて示す。 鉄系繊維 50% 樹脂(A−1) 10% カシユーダスト 5% 銅 粉 10% 硫酸バリウム 10% 黒鉛(グラフアイト) 15% 実施例 2 「デンカホルマール 30H」を使用せずに実施
例1と同様の操作を繰り返して中和、次いで常圧
蒸留による脱水を行ない、蒸留物が減少して釜内
温度が上昇し、150℃になつた時点で「デンカブ
チラール 3000−1」(同上社製品)の186部をは
じめて添加し、同温度で1時間反応させてから温
度を160℃まで徐々に上昇させつつ常圧蒸留を行
なつて、同温度に達した時点で減圧蒸留に切り替
えた。 以後も、実施例1と同様にして得られた樹脂の
軟化点は123℃であり、収量は1100部であつて、
次いで粗粉砕物にヘキサメチレンテトラミンを添
加し、精粉砕せしめて得られた94%なる粒度をも
つた樹脂についても、摩擦係数および摩粍率の測
定結果を第1表に示す。 実施例 3 実施例1と同様の反応釜に「ニカノール H」
(三菱瓦斯化学(株)製キシレン−ホルムアルデヒド
樹脂)の200部とフエノールの500部とを仕込み、
さらに49%硫酸の13部を加えて120℃で2.5時間反
応させた。 次いで、90℃に降温させてから37.2%ホルマリ
ンの312部と49%硫酸の4.2部とを加えて100℃で
1時間反応させ、25%アンモニア水の3.15部を加
えて中和したのち、「デンカブチラール3000−1」
の120部を加えて30分間反応させてからは、実施
例1と同様に処理して軟化点が119℃なる樹脂を
1000部得た。 以後も、実施例1と同様にして粉末状樹脂を
得、次いで摩擦材を得たが、この摩擦材について
の摩擦係数および摩粍率は第1表に示す通りであ
る。 実施例 4 「ニカノール H」の使用量を400部とし、か
つ「デンカブチラール 3000−1」の使用量を60
部と変更させた以外は、実施例3と同様にして軟
化点が112℃なる樹脂1140部を得た。 以後は、この樹脂について実施例1と同様にし
て粉末樹脂を得、次いで摩擦材を得たが、かくし
て得られた摩擦材についての摩擦係数および摩粍
率の測定結果は第1表に示す通りである。 比較例 1 実施例1と同様の反応釜に、フエノールの1000
部および98%硫酸の2部を仕込んで100℃に加熱
し、さらに37.2%ホルマリンの644部を同温度で
滴下させ、滴下終了後も2時間反応を継続させ、
次いで25%アンモニア水の2.8部を加えて中和し
てから常圧蒸留を開始させて反応系の温度が160
℃に達するまで脱水を行なつたのち減圧蒸留をも
行なつて、軟化点が109℃なる対照用の樹脂1000
部を得た。 ヘキサメチレンテトラミンの量を70部に変更さ
せた以外は、実施例1と同様にして精粉砕された
粉末状の樹脂を得、次いで摩擦材を得たが、この
摩擦材についての摩擦係数および摩粍率の結果は
第1表に示す。 比較例 2 余分に150部のカシユー殻重合油をも仕込み、
かつ、そのあと加えるべきホルマリンの量を695
部に変更させた以外は、比較例1と同様にして軟
化点が105℃なるカシユー油変性ノボラツク樹脂
1200部を得た。 以後も、比較例1と同様にして粉末状の樹脂を
得、次いで対照用の摩擦材を得た。 この摩擦材について摩擦係数および摩粍率を測
定した結果は、第1表に示す通りである。 比較例 3 「デンカホルマール 30H」の添加を省略し、
生成樹脂の軟化点が105℃となつた時点を以て減
圧蒸留の終点とした以外は実施例1と同様にして
910部の樹脂を得、次いでヘキサメチレンテトラ
ミンの添加量を64部に変更した以外は同様にして
粉末状の樹脂を得た。以下、これを樹脂(B−
1)と略記する。 次いでこの樹脂(B−1)と「デンカホルマー
ル 30H」とを83:17の重量比で混合した配合物
を樹脂(A−1)の代わりに用いた以外は実施例
1と同様にして摩擦材を得た。 この摩擦材について摩擦係数および摩粍率を測
定した結果は、第1表に示す通りである。
のであり、さらに詳細には、特定の変性フエノー
ル系樹脂を結合剤の必須成分として含んで成る摩
擦材に関するものである。 ブレーキライニング、デイスクパツドなどの如
き摩擦材は、従来より、アスベスト短繊維を補強
基材として用い、さらに有機および無機質充填材
をも用いて、これらを熱硬化型フエノール樹脂で
結合させることにより得られているが、かかるア
スベスト繊維はそれ自体、人体に吸収された場合
に呼吸系統の疾患を惹起せしめる可能性のあるこ
とも医学的に実証されており、当該アスベスト系
摩擦材の製造工程中におけるアスベストの飛散物
による作業者への影響を重要視することが、近
年、益々クローズ・アツプされてきている。 こうした状況下にあつて、“脱アスベスト”化
を目指して、ブレーキライニングやデイスクパツ
ドなどの如き各種摩擦材の製造用の代替基材とし
て、金属繊維が次第に有望視されてきている。 これは金属繊維自体が安価で入手し易いという
理由と、さらにアスベスト基材に用いられてきた
技術が概ねそのままの形で利用しうるという理由
にもよるものではあるが、これに反して、この金
属繊維を用いた場合には、300℃以上という高温
領域での耐摩耗性にはすぐれているものの、250
℃以下という低温領域でのそれは、従来のアスベ
スト系摩擦材に比して、必ずしもすぐれていると
も言えないという難点がある。 その主たる原因としては、基材と結合剤との接
着結合性、換言すれば、かかる金属基材と熱硬化
型フエノール樹脂との接着結合性の弱さが挙げら
れるが、その弱さが摩擦中において摩擦材からの
基材の脱離といつたトラブルを誘発し、その結果
は、摩擦材の摩耗量を増大せしめるものとなると
いうことも考えられよう。 これまでにも、こうした金属基材との組み合わ
せにおいて純粋フエノール樹脂、カシユー油変性
フエノール樹脂、ゴム変性フエノール樹脂または
アルキルフエノール変性フエノール樹脂などの各
種熱硬化型フエノール樹脂が使用されてきてはい
るけれども、いずれのタイプのものも上述した如
き難点の除去、つまり低温領域での耐摩耗性の改
善という課題を解決しうる材料であるとは言えな
い。 しかるに、本発明者らはこうした上述の技術的
背景に立脚し、金属繊維と結合剤との接着結合力
を増大させ、とくに低温領域での耐摩耗性の向上
化、ひいては摩擦材としての全温度領域での耐摩
耗性の向上化をはかることを目的として鋭意研究
した結果、特定の変性フエノール系樹脂を結合剤
の必須成分として摩擦材中に含有せしめることに
より、前述した問題点の悉くが解決され、本発明
の目的が見事に達せられることを見出して、本発
明を完成されるに到つた。 すなわち、本発明はポリビニルアセタール樹脂
を、またはこれと芳香族炭化水素樹脂とを変性剤
成分として反応させて得られるノボラツク型変性
フエノール系樹脂を結合剤の必須成分として含ん
で成る摩擦材を提供するものである。 ここにおいて、本発明の摩擦材を構成する結合
剤成分たる前記変性フエノール系樹脂とは、変性
剤成分としてポリビニルアセタール樹脂を用いる
か、あるいはこのポリビニルアセタール樹脂と芳
香族炭化水素樹脂とを用いるかのいずれかを用い
て得られるもの、つまりポリビニルアセタール樹
脂変性フエノール系樹脂(以下、樹脂(A)ともい
う。)または芳香族炭化水素樹脂変性−ポリビニ
ルアセタール樹脂変性フエノール系樹脂(以下、
樹脂(B)ともいう。)を指称するものであり、これ
らの変性フエノール系樹脂は次のようにして得ら
れる。 すなわち、樹脂(A)はまずフエノール類とアルデ
ヒド類とを酸性触媒の存在下に所定時間反応さ
せ、次いでかくして得られたノボラツク型フエノ
ール樹脂にポリビニルアセタール樹脂を添加し、
反応させてから脱水工程を経て得られるし、他
方、樹脂(B)は芳香族炭化水素樹脂とフエノール類
とを酸性触媒下で反応させ、次いでアルデヒド類
を加え、さらにポリビニルアセタール樹脂をも反
応させてから脱水工程を経由して得られるが、ポ
リビニルアセタール樹脂とはポリビニルアルコー
ル、またはポリ酢酸ビニルの如きポリビニルエス
テル類の部分けん化物中の水酸基の一部がアルデ
ヒド類との縮合によつてアセタール化されたもの
であつて、そのうち代表的なものとしてはポリビ
ニルホルマールまたはポリビニルブチラールなど
が挙げられる。 当該ポリビニルアセタール樹脂にあつては、こ
のポリビニルアルコール単位の残存水酸基が官能
基となつてフエノール類との縮合反応により変性
されることになるが、そのさいの変性量は原料フ
エノール類に対して1〜70重量%なる範囲が、好
ましくは5〜30重量%なる範囲が適当である。 この変性量が70重量%を越える場合は、金属繊
維との接着力は補強されるが、樹脂(A)自体の耐熱
性が劣化し、加えて高温での耐摩耗性も損なわれ
るから、逆に1重量%未満の場合には本発明にと
つて望ましい効果が得られないから、いずれも好
ましくない。 また、上記のフエノール類としてはフエノー
ル、クレゾール、キシレノールまたはその他のア
ルキルフエノールなどが代表的な例であり、上記
のアルデヒド類としてはホルムアルデヒド、パラ
ホルムまたはグリオキザールなどが代表例であ
り、さらにヘキサメチレンテトラミンなどの如き
ホルムアルデヒドを放出するような物質も同様に
使用できる。 他方、前記芳香族炭化水素樹脂とは芳香族炭化
水素、たとえばベンゼン、トルエンまたはキシレ
ンとアルデヒド類とを酸性触媒の存在下に反応さ
せて得られるものであり、そのうち代表的なもの
を挙げればベンゼン・ホルムアルデヒド樹脂、ト
ルエン・ホルムアルデヒド樹脂、キシレン・ホル
ムアルデヒド樹脂もしくはメシチレン・ホルムア
ルデヒド樹脂の如き各種のアルキルベンゼン・ホ
ルムアルデヒド樹脂または各種のアルキルベンゼ
ン原料の混合物から得られる混合アルキルベンゼ
ン・ホルムアルデヒド樹脂などである。 そして、この芳香族炭化水素樹脂の使用量は原
料フエノール類に対して5〜100重量%なる範囲
が、好ましくは10〜80重量%なる範囲が適当であ
る。 この使用量が100重量%を越える場合は、樹脂
(B)が遅硬化性のものとなり、摩擦材の生産性を低
下させることとなるし、逆に5重量%未満の場合
には本発明にとつて望ましい効果が得られなくな
るから、いずれも好ましくない。 さらに、前記の酸性触媒として代表的なものに
は硫酸、塩酸もしくは硝酸などの如き無機酸、ま
たはパラトルエンスルホン酸、しゆう酸もしくは
酢酸などの如き有機酸があり、それらの混合使用
もできる。 而して、本発明の摩擦材は上掲された如き主た
る原料化合物を用いて得られる、たとえば各種変
性のノボラツク型フエノール樹脂を、その1〜30
重量%のヘキサメチレンテトラミンと共に精粉砕
し、次いでかくして得られる粉砕物を、いわゆる
摩擦基材と摩擦改良剤とその他のフイラーと共に
混合機中で均一に混ぜ合わせたのち熱圧成型機を
用いて成型し、次いで焼成し、研磨加工せしめる
ことにより得られるものであつて、使用全温度領
域に亘つて耐摩耗性にすぐれるという、高い摩擦
係数を示し、しかもその安定性にもすぐれた極め
て有用なものである。 ここにおいて、上述した摩擦基材として代表的
なものには鉄系繊維、黄銅繊維などの如き金属繊
維があるが、さらにアスベスト短繊維などの如き
公知慣用の繊維を使用することもできる。 また、上記の摩擦改良剤としてはカシユー殻油
のゲル化物たるカシユーダストをはじめとしてカ
ーボンないしはグラフアイトなどが代表的なもの
であり、さらにその他のフイラーとしては炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、アルミナ粉、銅粉また
は酸化亜鉛粉などが代表的なものである。 本発明の摩擦材を得るにさいし、熱圧成型を行
なう場合には、結合剤成分たる前記樹脂(A)または
樹脂(B)が架橋されるのに十分な温度であればよ
い。一例を示せば140〜220℃なる金型温度条件
と、150〜450Kg/cm2なる圧力条件とが与えられ
る。 このようにして、本発明は特に前記摩擦基材と
して金属基材を、他方、結合剤としてはノボラツ
ク型フエノール系樹脂をポリビニルアセタール樹
脂の単独で、またはこのポリビニルアセタール樹
脂と芳香族炭化水素樹脂とを併用して反応させて
得られる樹脂(A)または樹脂(B)を必須の成分として
用いることにより、かかる金属繊維との接着結合
力が強化され、従来型摩擦材の欠点となつていた
低温領域での耐摩粍性もまた顕著に向上された極
めて有用なる摩擦材が得られる。 当該摩擦材に要求される基本的性能としては、
前述したように、さらに一層の高温での耐摩粍
性、摩擦係数の高さ、および安定性などが挙げら
れるが、最近における過酷な制動条件下では、こ
うした高温領域での緒特性も重要視されてきてお
り、本発明の摩擦材はこうした時代の要求に添つ
たものとして高く評価され得よう。 こうした高温領域での諸特性が発揮されるのは
前記樹脂(B)に負う処が多く、該樹脂(B)がフエノー
ル核と置換ベンゼン核とメチレン結合とのみから
成るものであつて、耐熱性にすぐれ、かつ柔軟性
にもすぐれるという特質を有する処からであろう
し、他方、従来型摩擦材の欠点ないしは難点とさ
れてきた低温領域での耐摩粍性が本発明の摩擦材
により解決できたのはポリビニルアセタール樹脂
を変性剤として得られるフエノール系樹脂に負う
ものであり、加えて金属繊維を摩擦基材の必須成
分として用いている処に負うものであろうと考え
られる。 かくして得られる本発明の摩擦材は低温から高
温までの全温度領域に亘つて広範囲に使用できる
処から、ブレーキライニングやデイスクパツド用
などの摩擦材としては勿論、各種の産業機械用ブ
レーキライニングなどの分野にも広く利用されう
るものである。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、部および%は特に断りのない限
り、すべて重量基準であるものとする。 実施例 1 還流冷却装置、撹拌装置および常圧・減圧蒸留
装置を備えた反応釜に、フエノールの930部を仕
込み、さらに98%硫酸の0.93部を加えてから昇温
を開始して100℃になつた処で、市販の37.2%ホ
ルマリンの630部を徐々に滴下させて還流状態で
1時間反応せしめたのち、「デンカホルマール
30H」(電気化学工業(株)製のポリビニルホルマー
ル)の186部を添加してから更に還流状態で1時
間反応せしめた。 次いで、市販の25%アンモニア水の1.3部を加
えて中和したのち、直ちに常圧蒸留にて脱水を開
始して、反応釜内温度が160℃に達した時点を以
て常圧蒸留の終点とする一方、同時点で減圧蒸留
回路に切り替えて減圧度を徐々に上げて行つて生
成樹脂の軟化点が114℃となつた時点を以て減圧
蒸留の終点とし、ここで生成樹脂を取り出した
(収量は1100部)。 かくして得られた樹脂を空冷させたのち粗粉砕
させ、ヘキサメチレンテトラミンの77部を加えて
精粉砕させたのち、200メツシユ通過分が94%な
る粒度をもつた粉末状の樹脂を得た。以下、これ
を樹脂(A−1)と略記する。 次いで、この樹脂(A−1)を用いて下記に示
されるような配合で、目的とする摩擦材を調製す
るが、まず各配合原料を混合機で均一に混合した
のち、熱圧成型機にて金型温度を165℃とし、か
つプレス圧力を300Kg/cm2として、かかる条件で
10分間保持して成型せしめ、次いでこの成型物を
180℃で8時間焼成させ、しかるのち研磨せしめ
て摩擦材を得た。 この摩擦材のJIS D−4411による摩擦係数およ
び摩粍率の測定結果は第1表にまとめて示す。 鉄系繊維 50% 樹脂(A−1) 10% カシユーダスト 5% 銅 粉 10% 硫酸バリウム 10% 黒鉛(グラフアイト) 15% 実施例 2 「デンカホルマール 30H」を使用せずに実施
例1と同様の操作を繰り返して中和、次いで常圧
蒸留による脱水を行ない、蒸留物が減少して釜内
温度が上昇し、150℃になつた時点で「デンカブ
チラール 3000−1」(同上社製品)の186部をは
じめて添加し、同温度で1時間反応させてから温
度を160℃まで徐々に上昇させつつ常圧蒸留を行
なつて、同温度に達した時点で減圧蒸留に切り替
えた。 以後も、実施例1と同様にして得られた樹脂の
軟化点は123℃であり、収量は1100部であつて、
次いで粗粉砕物にヘキサメチレンテトラミンを添
加し、精粉砕せしめて得られた94%なる粒度をも
つた樹脂についても、摩擦係数および摩粍率の測
定結果を第1表に示す。 実施例 3 実施例1と同様の反応釜に「ニカノール H」
(三菱瓦斯化学(株)製キシレン−ホルムアルデヒド
樹脂)の200部とフエノールの500部とを仕込み、
さらに49%硫酸の13部を加えて120℃で2.5時間反
応させた。 次いで、90℃に降温させてから37.2%ホルマリ
ンの312部と49%硫酸の4.2部とを加えて100℃で
1時間反応させ、25%アンモニア水の3.15部を加
えて中和したのち、「デンカブチラール3000−1」
の120部を加えて30分間反応させてからは、実施
例1と同様に処理して軟化点が119℃なる樹脂を
1000部得た。 以後も、実施例1と同様にして粉末状樹脂を
得、次いで摩擦材を得たが、この摩擦材について
の摩擦係数および摩粍率は第1表に示す通りであ
る。 実施例 4 「ニカノール H」の使用量を400部とし、か
つ「デンカブチラール 3000−1」の使用量を60
部と変更させた以外は、実施例3と同様にして軟
化点が112℃なる樹脂1140部を得た。 以後は、この樹脂について実施例1と同様にし
て粉末樹脂を得、次いで摩擦材を得たが、かくし
て得られた摩擦材についての摩擦係数および摩粍
率の測定結果は第1表に示す通りである。 比較例 1 実施例1と同様の反応釜に、フエノールの1000
部および98%硫酸の2部を仕込んで100℃に加熱
し、さらに37.2%ホルマリンの644部を同温度で
滴下させ、滴下終了後も2時間反応を継続させ、
次いで25%アンモニア水の2.8部を加えて中和し
てから常圧蒸留を開始させて反応系の温度が160
℃に達するまで脱水を行なつたのち減圧蒸留をも
行なつて、軟化点が109℃なる対照用の樹脂1000
部を得た。 ヘキサメチレンテトラミンの量を70部に変更さ
せた以外は、実施例1と同様にして精粉砕された
粉末状の樹脂を得、次いで摩擦材を得たが、この
摩擦材についての摩擦係数および摩粍率の結果は
第1表に示す。 比較例 2 余分に150部のカシユー殻重合油をも仕込み、
かつ、そのあと加えるべきホルマリンの量を695
部に変更させた以外は、比較例1と同様にして軟
化点が105℃なるカシユー油変性ノボラツク樹脂
1200部を得た。 以後も、比較例1と同様にして粉末状の樹脂を
得、次いで対照用の摩擦材を得た。 この摩擦材について摩擦係数および摩粍率を測
定した結果は、第1表に示す通りである。 比較例 3 「デンカホルマール 30H」の添加を省略し、
生成樹脂の軟化点が105℃となつた時点を以て減
圧蒸留の終点とした以外は実施例1と同様にして
910部の樹脂を得、次いでヘキサメチレンテトラ
ミンの添加量を64部に変更した以外は同様にして
粉末状の樹脂を得た。以下、これを樹脂(B−
1)と略記する。 次いでこの樹脂(B−1)と「デンカホルマー
ル 30H」とを83:17の重量比で混合した配合物
を樹脂(A−1)の代わりに用いた以外は実施例
1と同様にして摩擦材を得た。 この摩擦材について摩擦係数および摩粍率を測
定した結果は、第1表に示す通りである。
【表】
している。
第1表の結果からも明らかなように、ポリビニ
ルアセタール樹脂変性フエノール樹脂または芳香
族炭化水素樹脂−ポリビニルアセタール樹脂変性
フエノール樹脂を結合剤の必須成分とする本発明
の摩擦材は、従来型フエノール樹脂の代表的なも
のである純粋フエノール樹脂またはカシユー油変
性フエノール樹脂などに比較して、とくに耐摩粍
性の顕著なる向上効果が発揮されており、加えて
高い摩擦係数とその安定性をも有するものであ
り、本発明の摩擦材は極めて有用なものであるこ
とが知れる。 なお、本発明に用いられる前記各変性フエノー
ル樹脂がアスベスト系基材をベースとする摩擦材
用の結合剤としても有用であることは勿論であ
る。
第1表の結果からも明らかなように、ポリビニ
ルアセタール樹脂変性フエノール樹脂または芳香
族炭化水素樹脂−ポリビニルアセタール樹脂変性
フエノール樹脂を結合剤の必須成分とする本発明
の摩擦材は、従来型フエノール樹脂の代表的なも
のである純粋フエノール樹脂またはカシユー油変
性フエノール樹脂などに比較して、とくに耐摩粍
性の顕著なる向上効果が発揮されており、加えて
高い摩擦係数とその安定性をも有するものであ
り、本発明の摩擦材は極めて有用なものであるこ
とが知れる。 なお、本発明に用いられる前記各変性フエノー
ル樹脂がアスベスト系基材をベースとする摩擦材
用の結合剤としても有用であることは勿論であ
る。
Claims (1)
- 1 変性剤としてポリビニルアセタール樹脂の単
独またはこれと芳香族炭化水素樹脂とを反応させ
て得られるノボラツク型変性フエノール系樹脂
を、結合剤の必須成分として含んで成る摩擦材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18618882A JPS5977139A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18618882A JPS5977139A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 摩擦材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5977139A JPS5977139A (ja) | 1984-05-02 |
| JPH0131057B2 true JPH0131057B2 (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=16183925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18618882A Granted JPS5977139A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 摩擦材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5977139A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01269734A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-27 | Aisin Chem Co Ltd | 湿式摩擦材 |
| DE9204724U1 (de) * | 1992-04-06 | 1992-06-11 | CWW-GERKO Akustik GmbH & Co. KG, 67547 Worms | Dämpfungsbelag |
-
1982
- 1982-10-25 JP JP18618882A patent/JPS5977139A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5977139A (ja) | 1984-05-02 |
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