JPH013149A - ヒドロキシ安息香酸の製造方法 - Google Patents
ヒドロキシ安息香酸の製造方法Info
- Publication number
- JPH013149A JPH013149A JP62-157140A JP15714087A JPH013149A JP H013149 A JPH013149 A JP H013149A JP 15714087 A JP15714087 A JP 15714087A JP H013149 A JPH013149 A JP H013149A
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- alkali metal
- phenol
- hydroxybenzoic acid
- acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ヒドロキシ安息香酸の製造方法の改良、さら
に詳しくいえば防腐剤、防ばい剤、液晶物質、感熱記録
紙用顕色剤等の原料として有用なp−ヒドロキシ安息香
酸を安全かつ効率よく製造するための方法に関するもの
である。
に詳しくいえば防腐剤、防ばい剤、液晶物質、感熱記録
紙用顕色剤等の原料として有用なp−ヒドロキシ安息香
酸を安全かつ効率よく製造するための方法に関するもの
である。
一般に、ヒドロキシ安息香酸は、フェノールのアルカリ
金属塩に二酸化炭素を作用させベンゼン環にカルボキシ
ル基を導入する、いわゆるコルペル213フト反応によ
り製造されている。そして、この反応混合物中からのヒ
ドロキシ安息香酸の回収は、通常、この反応混合物中に
水を加えて、ヒドロキシ安息香酸のアルカリ金属塩を水
溶液として分離したのち、この水溶液に鉱酸を加えてヒ
ドロキシ安息香酸を析出させることによって行われてい
る。ところで、このようにしてヒドロキシ安息香酸を酸
析分離したのちの母液には、鉱酸のアルカリ金属塩が多
量に含まれているので、これを回収し、再利用するため
の方法か種々提案されている。
金属塩に二酸化炭素を作用させベンゼン環にカルボキシ
ル基を導入する、いわゆるコルペル213フト反応によ
り製造されている。そして、この反応混合物中からのヒ
ドロキシ安息香酸の回収は、通常、この反応混合物中に
水を加えて、ヒドロキシ安息香酸のアルカリ金属塩を水
溶液として分離したのち、この水溶液に鉱酸を加えてヒ
ドロキシ安息香酸を析出させることによって行われてい
る。ところで、このようにしてヒドロキシ安息香酸を酸
析分離したのちの母液には、鉱酸のアルカリ金属塩が多
量に含まれているので、これを回収し、再利用するため
の方法か種々提案されている。
この中には、例えばp−ヒドロキシ安息香酸ジカリウム
塩含有水溶液に亜硫酸カスを通して酸析し、p−ヒドロ
キシ安息香酸をろ別した後の母液にフェノールと石灰と
を加えてカリウムをフェノールノJり水溶液として回収
する方法(特公昭40−3767号公報)、ヒドロキシ
安息香酸アルカリ塩水溶液を活性炭で処理したのち、イ
オン交換膜を用いて電気透析を行うことによりヒドロキ
シ安息香酸と水酸化アルカリ金属とを同時に得る方法(
特公昭40−11492号公報)などがあるか、前者は
、得られるフェノールカリ水溶液は不純物を含み、しか
も低濃度であるため、これをコルベ−シュミット反応の
原料として使用するには、その精製、乾燥に多大の費用
とエネルギーを必要とするし、後者は電気透析の際に希
薄な溶液を用いることが必要とされるため、ヒドロキシ
安息香酸の溶解損失か大きい上に、水酸化アルカリ金属
の回収にも多大の費用とエネルギーを要し、いずれも工
業的に実施する方法としては不適当であった。
塩含有水溶液に亜硫酸カスを通して酸析し、p−ヒドロ
キシ安息香酸をろ別した後の母液にフェノールと石灰と
を加えてカリウムをフェノールノJり水溶液として回収
する方法(特公昭40−3767号公報)、ヒドロキシ
安息香酸アルカリ塩水溶液を活性炭で処理したのち、イ
オン交換膜を用いて電気透析を行うことによりヒドロキ
シ安息香酸と水酸化アルカリ金属とを同時に得る方法(
特公昭40−11492号公報)などがあるか、前者は
、得られるフェノールカリ水溶液は不純物を含み、しか
も低濃度であるため、これをコルベ−シュミット反応の
原料として使用するには、その精製、乾燥に多大の費用
とエネルギーを必要とするし、後者は電気透析の際に希
薄な溶液を用いることが必要とされるため、ヒドロキシ
安息香酸の溶解損失か大きい上に、水酸化アルカリ金属
の回収にも多大の費用とエネルギーを要し、いずれも工
業的に実施する方法としては不適当であった。
他方、コルヘーンユミット反応の反応混合物から未反応
のフェノールを留去したのち、これに水を加えて溶解し
、次いで塩酸を加えてヒドロキシ安息香酸を析出させ、
ろ別した後の酸析母液に塩素を吹き込み、生成した難溶
性塩素化合物を除去し、残留液を電解して水酸化アルカ
リ金属を回収する方法も提案されているが(特公昭19
−48301号公報)、この方法は回収率かあまり高く
ない上に、有毒な塩素を用いるために衛生上問題があり
、また装置、設備か腐食しやすい等、工業的方法として
多くの欠点を有している。
のフェノールを留去したのち、これに水を加えて溶解し
、次いで塩酸を加えてヒドロキシ安息香酸を析出させ、
ろ別した後の酸析母液に塩素を吹き込み、生成した難溶
性塩素化合物を除去し、残留液を電解して水酸化アルカ
リ金属を回収する方法も提案されているが(特公昭19
−48301号公報)、この方法は回収率かあまり高く
ない上に、有毒な塩素を用いるために衛生上問題があり
、また装置、設備か腐食しやすい等、工業的方法として
多くの欠点を有している。
本発明は、コルベ−シュミット反応によりヒドロキン安
息香酸を製造する際に副生ずる酸析母液から、その原料
であるフェノールのアルカリ金属塩の製造工程に循環再
使用しうる水酸化アルカリ金属を、塩素のような有毒物
質を使用することなく、高回収率で得ることかできる方
法を提供することを目的としてなされlこものである。
息香酸を製造する際に副生ずる酸析母液から、その原料
であるフェノールのアルカリ金属塩の製造工程に循環再
使用しうる水酸化アルカリ金属を、塩素のような有毒物
質を使用することなく、高回収率で得ることかできる方
法を提供することを目的としてなされlこものである。
本発明者らは、コルベ−シュミット反応によりヒドロキ
シ安息香酸を製造する際に生じる酸析母液から、簡単か
つ効率よく水酸化アルカリ金属を回収する方法を開発す
るために、鋭意研究を重ね=3= た結果、酸析母液を塩素で処理する代りに逆浸透膜処理
したのち、その処理液を電解処理することによりその目
的を達成しうろことを見出し、この知見に基づいて本発
明をなすに至った。
シ安息香酸を製造する際に生じる酸析母液から、簡単か
つ効率よく水酸化アルカリ金属を回収する方法を開発す
るために、鋭意研究を重ね=3= た結果、酸析母液を塩素で処理する代りに逆浸透膜処理
したのち、その処理液を電解処理することによりその目
的を達成しうろことを見出し、この知見に基づいて本発
明をなすに至った。
すなわち、本発明は、フェノールに水酸化アルカリ金属
を反応させて得られるフェノールのアルカリ金属塩に二
酸化炭素を作用させることによりヒドロキシ安息香酸を
製造する方法において前記二酸化炭素との反応混合物か
らヒドロキシ安息香酸のアルカリ金属塩を水溶液として
分離し、これから酸析によりヒドロキシ安息香酸を析出
させて回収するとともに、その母液に逆浸透膜処理及び
電解処理を施こしてカセイアルカリを生成させ、これを
フェノールとの反応用として循環再使用することを特徴
とするヒドロキシ安息香酸の製造方法を提供するもので
ある。
を反応させて得られるフェノールのアルカリ金属塩に二
酸化炭素を作用させることによりヒドロキシ安息香酸を
製造する方法において前記二酸化炭素との反応混合物か
らヒドロキシ安息香酸のアルカリ金属塩を水溶液として
分離し、これから酸析によりヒドロキシ安息香酸を析出
させて回収するとともに、その母液に逆浸透膜処理及び
電解処理を施こしてカセイアルカリを生成させ、これを
フェノールとの反応用として循環再使用することを特徴
とするヒドロキシ安息香酸の製造方法を提供するもので
ある。
本発明におけるフェノールと水酸化アルカリ金属との反
応は、例えは、フェノールにその1モル当り0.1〜1
0モル好ましくは0.5〜2モルの水酸化アルカリ金属
を加え、−10°C〜200°C1好ましくは15〜1
00°Cの温度範囲で反応させることによって行うこと
ができる。この反応の際、上記両者を混合して瞬時に反
応させてもよいし、0.01〜10時間にわたって反応
させてもよい。水酸化アルカリ金属としては、通常水酸
化すトリウム又は水酸化カリウムが用いられる。
応は、例えは、フェノールにその1モル当り0.1〜1
0モル好ましくは0.5〜2モルの水酸化アルカリ金属
を加え、−10°C〜200°C1好ましくは15〜1
00°Cの温度範囲で反応させることによって行うこと
ができる。この反応の際、上記両者を混合して瞬時に反
応させてもよいし、0.01〜10時間にわたって反応
させてもよい。水酸化アルカリ金属としては、通常水酸
化すトリウム又は水酸化カリウムが用いられる。
この反応は、フェノールと水酸化アルカリ金属とを無水
状態で反応させて行ってもよいし、また水酸化アルカリ
金属全90重量%以下、好ましくは15〜50重量%の
濃度の水溶液とし、これをフェノールと反応させて行う
こともできる。このようにして得られるフェノールのア
ルカリ金属塩は、次いで蒸留によりその中の水を除去す
るが、この際、過剰の7エノールを同時に除去すること
もできる。
状態で反応させて行ってもよいし、また水酸化アルカリ
金属全90重量%以下、好ましくは15〜50重量%の
濃度の水溶液とし、これをフェノールと反応させて行う
こともできる。このようにして得られるフェノールのア
ルカリ金属塩は、次いで蒸留によりその中の水を除去す
るが、この際、過剰の7エノールを同時に除去すること
もできる。
このフェノールのアルカリ金属塩を次の二酸化炭素との
反応に使用する場合は、実質的に無水状態にすることか
必要であるが、未反応の水酸化アルカリ金属やフェノー
ルは含まれていても差しつかえない。
反応に使用する場合は、実質的に無水状態にすることか
必要であるが、未反応の水酸化アルカリ金属やフェノー
ルは含まれていても差しつかえない。
次に行われる、フェノールのアルカリ金属塩と二酸化炭
素との反応は、コルベ−シュミツ]・反応としてよく知
られているもので、例えはフェノールのアルカリ金属塩
にガス状の二酸化炭素を作用させることによって行うこ
とかできる。この場合、フェノールのアルカリ金属塩と
して、ナトリウム塩を用いると0−ヒドロキシ安息香酸
すなわちサリチル酸か得られるし、カリウム塩を用いる
とp−ヒドロキシ安息香酸が得られる。
素との反応は、コルベ−シュミツ]・反応としてよく知
られているもので、例えはフェノールのアルカリ金属塩
にガス状の二酸化炭素を作用させることによって行うこ
とかできる。この場合、フェノールのアルカリ金属塩と
して、ナトリウム塩を用いると0−ヒドロキシ安息香酸
すなわちサリチル酸か得られるし、カリウム塩を用いる
とp−ヒドロキシ安息香酸が得られる。
この反応は、フェノールのアルカリ金属塩を100〜3
00°C1好ましくは160〜260°Cに保持し、二
酸化炭素をカス状で通じることによって行うことかでき
る。この際、必要ならば100kg/cm2までの圧力
で加圧し、反応を促進させることもできる。二酸化炭素
は、フェノ−・ルのアルカリ金属塩のカルボキシル化か
十分に完了するまで供給するが、通常は、フェノールの
アルカリ金属塩1モル当り100モル以下、好ましくは
50モル以下で十分である。反応時間としては、0.0
01〜10時間程度が普通である。
00°C1好ましくは160〜260°Cに保持し、二
酸化炭素をカス状で通じることによって行うことかでき
る。この際、必要ならば100kg/cm2までの圧力
で加圧し、反応を促進させることもできる。二酸化炭素
は、フェノ−・ルのアルカリ金属塩のカルボキシル化か
十分に完了するまで供給するが、通常は、フェノールの
アルカリ金属塩1モル当り100モル以下、好ましくは
50モル以下で十分である。反応時間としては、0.0
01〜10時間程度が普通である。
この際、反応効率の向上とともに、後続のヒドロキシ安
息香酸分離操作を容易にするために、水と混和しない溶
媒を用いるのが有利である。このような溶媒としては、
例えば軽油、灯油、ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の炭化水素溶剤やジエチルエーテル、ジプロピルエーテ
ルのようなエーテル溶剤が好適である。また、この際、
遊離フェノールを共存させると、生成したヒドロキシ安
息香酸のアルカリ金属塩と過剰量のフェノールからフェ
ノールのアルカリ金属塩か生成し、この塩が二酸化炭素
と反応しカルボキシル化が促進されるため有利である。
息香酸分離操作を容易にするために、水と混和しない溶
媒を用いるのが有利である。このような溶媒としては、
例えば軽油、灯油、ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の炭化水素溶剤やジエチルエーテル、ジプロピルエーテ
ルのようなエーテル溶剤が好適である。また、この際、
遊離フェノールを共存させると、生成したヒドロキシ安
息香酸のアルカリ金属塩と過剰量のフェノールからフェ
ノールのアルカリ金属塩か生成し、この塩が二酸化炭素
と反応しカルボキシル化が促進されるため有利である。
上記の溶媒の量については、特に制限はないが、通常、
フェノールのアルカリ金属塩の1−10倍量程度の量で
用いられる。
フェノールのアルカリ金属塩の1−10倍量程度の量で
用いられる。
フェノールのアルカリ金属塩と二酸化炭素の反応により
得られる反応混合物は、ヒドロキシ安息香酸のアルカリ
金属塩の未反応フェノールのアルカリ金属塩、フェノー
ル、溶媒なとを含有するので、先ず水を加え、水溶性成
分を水相に移行させ、溶媒相から分離する。この場合に
添加する水の量としては、反応混合物の0.1〜10倍
量、好ましくは0.3〜5倍量の範囲内で選ばれる。
得られる反応混合物は、ヒドロキシ安息香酸のアルカリ
金属塩の未反応フェノールのアルカリ金属塩、フェノー
ル、溶媒なとを含有するので、先ず水を加え、水溶性成
分を水相に移行させ、溶媒相から分離する。この場合に
添加する水の量としては、反応混合物の0.1〜10倍
量、好ましくは0.3〜5倍量の範囲内で選ばれる。
このようにして分離された水相中には、ヒドロキシ安息
香酸のアルカリ金属塩、フェノールのアルカリ金属塩、
フェノールか含まれているので、次にトルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素溶媒を用いてフェノールを抽出
除去したのち、常法に従って鉱酸を加え、ヒドロキシ安
息香酸を析出させる。この際に用いる鉱酸としては、塩
酸、硫酸、硝酸などがあるか、特に塩酸が好ましい。こ
の鉱酸は、水相100重量部当り、鉱酸0.1〜500
重量部になる量で、濃度1〜80重量%の水溶液として
加えるのかよい。
香酸のアルカリ金属塩、フェノールのアルカリ金属塩、
フェノールか含まれているので、次にトルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素溶媒を用いてフェノールを抽出
除去したのち、常法に従って鉱酸を加え、ヒドロキシ安
息香酸を析出させる。この際に用いる鉱酸としては、塩
酸、硫酸、硝酸などがあるか、特に塩酸が好ましい。こ
の鉱酸は、水相100重量部当り、鉱酸0.1〜500
重量部になる量で、濃度1〜80重量%の水溶液として
加えるのかよい。
この酸析処理により、ヒドロキシ安息香酸は結晶として
析出するのでこれをろ過、遠心分離などの手段で分離回
収する。
析出するのでこれをろ過、遠心分離などの手段で分離回
収する。
本発明方法においては、このようにしてヒドロキシ安息
香酸を分離した後の酸析母液から、逆浸透処理及び電解
処理により水酸化アルカリ金属を回収することか重要で
ある。この逆浸透処理は、逆浸透用半透膜として通常使
用されている酢酸セルロース系膜、芳香族ポリアミド系
膜を用い、0〜100°C1好ましくは10〜45°C
の温度で、常法に従って行うことができる。この際、透
過速度を速めるために、所望に応じ加圧してもよい。
香酸を分離した後の酸析母液から、逆浸透処理及び電解
処理により水酸化アルカリ金属を回収することか重要で
ある。この逆浸透処理は、逆浸透用半透膜として通常使
用されている酢酸セルロース系膜、芳香族ポリアミド系
膜を用い、0〜100°C1好ましくは10〜45°C
の温度で、常法に従って行うことができる。この際、透
過速度を速めるために、所望に応じ加圧してもよい。
次に、この逆浸透処理の好適な実施態様の1例を添付図
面によって説明する。図は、逆浸透処理装置の要部説明
図であり、タンクlに貯留された酸析母液は、ポンプ2
により処理槽の供給域3へ連続的に供給される。そして
、酸析母液から、アルカリ金属塩のみを含む水溶液の一
部か半透膜5を透過して分離域4に移行し、残りは再び
タンク1へ戻される。このようにして、分離域4からア
ルカリ金属塩のみを含む水溶液を連続的に取り出すこと
かできる。
面によって説明する。図は、逆浸透処理装置の要部説明
図であり、タンクlに貯留された酸析母液は、ポンプ2
により処理槽の供給域3へ連続的に供給される。そして
、酸析母液から、アルカリ金属塩のみを含む水溶液の一
部か半透膜5を透過して分離域4に移行し、残りは再び
タンク1へ戻される。このようにして、分離域4からア
ルカリ金属塩のみを含む水溶液を連続的に取り出すこと
かできる。
本発明の逆浸透処理を行う場合の装置としては、平面膜
型、スパイラル巻型、管式構造型、中空糸状膜型なと任
意の型のものを用いることかできる。
型、スパイラル巻型、管式構造型、中空糸状膜型なと任
意の型のものを用いることかできる。
このようにして酸析母液から逆浸透処理により得られる
アルカリ金属塩水溶液は、12〜36重量%の範囲の濃
度に調整したのち、電解処理に付せられる。この電解処
理は、例えばナフィオン膜のようなイオン交換膜を用い
、一般のイオン交換膜法による水酸化アルカリ金属塩の
製造の場合と同し条件下、すなわち電極材料として、陽
極に炭素、陰極に白金を用い、摺電圧1〜5V/cel
l、陰極電流密度10〜50A/+]m2、電解液温度
0〜100°Cの条件下で行うことができる。
アルカリ金属塩水溶液は、12〜36重量%の範囲の濃
度に調整したのち、電解処理に付せられる。この電解処
理は、例えばナフィオン膜のようなイオン交換膜を用い
、一般のイオン交換膜法による水酸化アルカリ金属塩の
製造の場合と同し条件下、すなわち電極材料として、陽
極に炭素、陰極に白金を用い、摺電圧1〜5V/cel
l、陰極電流密度10〜50A/+]m2、電解液温度
0〜100°Cの条件下で行うことができる。
このような電解処理の結果、水酸化アルカリ金属水溶液
か生成するか、このものはフェノールのアルカリ金属塩
の製造用として十分に使用しうる純度を有するので、そ
のまま、あるいは所望に応し濃縮したのち、フェノール
との反応工程へ循環される。
か生成するか、このものはフェノールのアルカリ金属塩
の製造用として十分に使用しうる純度を有するので、そ
のまま、あるいは所望に応し濃縮したのち、フェノール
との反応工程へ循環される。
本発明によると、コルベ−シュミット反応によりヒドロ
キシ安息香酸を製造する際に生じる酸析母液から、塩素
のような有毒物質を使用することなく、99%という高
い回収率で水酸化アルカリ金属を回収することかでき、
かつこれをフェノールのアルカリ金属塩の調製に循環再
使用することができるので、効率のよい、しかも安全な
ヒドロキシ安息香酸の工業的製造方法を提供することが
できる。
キシ安息香酸を製造する際に生じる酸析母液から、塩素
のような有毒物質を使用することなく、99%という高
い回収率で水酸化アルカリ金属を回収することかでき、
かつこれをフェノールのアルカリ金属塩の調製に循環再
使用することができるので、効率のよい、しかも安全な
ヒドロキシ安息香酸の工業的製造方法を提供することが
できる。
次に実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例
かきまぜ機を備えたオートクレーブに、50%水酸化カ
リウム水溶液57.66gとフェノール53.4hを装
入し、圧力IQ−15mmHg、温度+00−150°
Cに保持し、かきまぜながら、かつ水分及び未反応のフ
ェノールを留去しながら、反応させることによりカリウ
ムフェノラート6g、oggを得た。
リウム水溶液57.66gとフェノール53.4hを装
入し、圧力IQ−15mmHg、温度+00−150°
Cに保持し、かきまぜながら、かつ水分及び未反応のフ
ェノールを留去しながら、反応させることによりカリウ
ムフェノラート6g、oggを得た。
次にオートクレーブ内を常圧に戻し、軽油272.22
gとフェノール33.969を加え、オートクレーブ内
を窒素で置きかえ、温度230°Cにおいて、二酸化炭
素を5 kg/ cm2圧まで導入し、10分間かきま
ぜなから反応させた。反応終了後、温度80°Cまで冷
却し、水目Omlを導入し、よく混合したのち、分液漏
斗を用いて軽油層と水層とに分け、水層をトルエン50
mQずつで3回抽出し、未反応フェノールを除いた。
gとフェノール33.969を加え、オートクレーブ内
を窒素で置きかえ、温度230°Cにおいて、二酸化炭
素を5 kg/ cm2圧まで導入し、10分間かきま
ぜなから反応させた。反応終了後、温度80°Cまで冷
却し、水目Omlを導入し、よく混合したのち、分液漏
斗を用いて軽油層と水層とに分け、水層をトルエン50
mQずつで3回抽出し、未反応フェノールを除いた。
抽出操作後の水層に、濃塩酸を44.3mu加え、析出
した結晶をろ別し、p−ヒドロキシ安息香酸37.19
とサリチル酸0.71gを得た。
した結晶をろ別し、p−ヒドロキシ安息香酸37.19
とサリチル酸0.71gを得た。
このろ液を、半透膜(架橋ポリアミド系複合膜:東し株
式会社製商品名5ll−2105,膜厚300A)を備
えた、図に示す装置を用いて逆浸透処理した。この際の
塩化カリウムの排除率は5%、有機物の排除率は、はぼ
100%であった。
式会社製商品名5ll−2105,膜厚300A)を備
えた、図に示す装置を用いて逆浸透処理した。この際の
塩化カリウムの排除率は5%、有機物の排除率は、はぼ
100%であった。
精製後の塩化カリウム水溶液は電解を行い水酸化カリウ
ムを回収した。すなわち、イオン交換膜としてナフィオ
ン膜を用い、陽極に炭素、陰極に白金を用い、陰極電流
密度30A/dm3、電圧4.2V/ce11電解温度
80°Cで電気分解した。水酸化カリウム回収率は99
%であった。
ムを回収した。すなわち、イオン交換膜としてナフィオ
ン膜を用い、陽極に炭素、陰極に白金を用い、陰極電流
密度30A/dm3、電圧4.2V/ce11電解温度
80°Cで電気分解した。水酸化カリウム回収率は99
%であった。
比較例1
実施例と同しオートクレーブにフェノール386g=1
2− 及び50%水酸化カリウム水溶液472gを入れ、10
−15 mmHgの減圧下、+00−150°Cでかき
まぜながら、反応させ、水分及び未反応フェノールを完
全に留去する。次いで常圧に戻し200〜230°Cで
二酸化炭素を導入し約1時間反応させたのち減圧にし副
生するフェノールを留去する。この操作を3回繰り返し
副生フェノールを合計で約1909留去したのち、得ら
れた反応生成物448gを水10009に溶解し、活性
炭及び亜鉛末を用いて脱色したのち、35%塩酸350
gを用いてpH3,0とし、析出したp−ヒドロキシ安
息香酸をろ別する。この際の収量270g、純度99.
5%、収率95%であった。別に酸析母液1500gが
得られた。この母液中にはp−ヒドロキシ安息香酸0.
4%、サルチル酸0.2%、塩化カリウム20.0%、
鉄及び亜鉛などが微量台まれている。この酸析母液+o
oogをかきまぜ機と還流冷却器を備えたフラスコに入
れ、70°Cで塩素を吹き込むと反応を起し、塩素化物
か生成するのでこれを逐次、底部より除去する。3時間
で反応は終了し、塩素的269か吸収された。反応液を
30°Cに冷却し、残存塩素化物を除去したのち、50
%水酸化カリウム4.59を加え生成した沈殿物をろ別
する。除去された塩素化物は合計約15g(乾燥状態)
であっIこ。
2− 及び50%水酸化カリウム水溶液472gを入れ、10
−15 mmHgの減圧下、+00−150°Cでかき
まぜながら、反応させ、水分及び未反応フェノールを完
全に留去する。次いで常圧に戻し200〜230°Cで
二酸化炭素を導入し約1時間反応させたのち減圧にし副
生するフェノールを留去する。この操作を3回繰り返し
副生フェノールを合計で約1909留去したのち、得ら
れた反応生成物448gを水10009に溶解し、活性
炭及び亜鉛末を用いて脱色したのち、35%塩酸350
gを用いてpH3,0とし、析出したp−ヒドロキシ安
息香酸をろ別する。この際の収量270g、純度99.
5%、収率95%であった。別に酸析母液1500gが
得られた。この母液中にはp−ヒドロキシ安息香酸0.
4%、サルチル酸0.2%、塩化カリウム20.0%、
鉄及び亜鉛などが微量台まれている。この酸析母液+o
oogをかきまぜ機と還流冷却器を備えたフラスコに入
れ、70°Cで塩素を吹き込むと反応を起し、塩素化物
か生成するのでこれを逐次、底部より除去する。3時間
で反応は終了し、塩素的269か吸収された。反応液を
30°Cに冷却し、残存塩素化物を除去したのち、50
%水酸化カリウム4.59を加え生成した沈殿物をろ別
する。除去された塩素化物は合計約15g(乾燥状態)
であっIこ。
このようにして得られた塩化カリウム水溶液を、陽極と
して炭素を陰極として水銀をそれぞれ用い、陰極電流密
度30A/dm3、電圧4.2V、電解液温度70°C
1アマルガム濃度0.2%で電気分解し、得られたアマ
ルカムを適当量の水で解こうして50%水酸化カリウム
を回収した。回収率は70%であった。
して炭素を陰極として水銀をそれぞれ用い、陰極電流密
度30A/dm3、電圧4.2V、電解液温度70°C
1アマルガム濃度0.2%で電気分解し、得られたアマ
ルカムを適当量の水で解こうして50%水酸化カリウム
を回収した。回収率は70%であった。
図は、本発明で用いるのに好適な逆浸透処理装置の説明
図である。 図中符号1はタンク、2はポンプ、5は半透膜である。 手続補正書 昭和63年7月12日 特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿l、事件の
表示 昭和62年特許願第157140号 2、発明の名称 ヒドロキシ安息香酸の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号 出光石油化学株式会社 代表者 本 郷 睦 4、代理人 5、補正命令の日付 自 発 6、補正により増加する発明の数 08、補正の内容 (1) 明細書第9ページ下から2行〜最下行の「逆
浸透処理」を[逆浸透膜処理jに訂正します。 (2) 同第10ページ第1行、第7行、第8行、下か
ら4行及び最下行の「逆浸透処理」を「逆浸透膜処理」
に訂正します。 (3) 同第13ページ第10行の「逆浸透処理」を1
逆浸透膜処理」に訂正します。 (4) 同第13ページ下から4行目のrV/cell
をrV/cell」に訂正します。 (5) 同第15ページ第13行の「逆浸透処理」を「
逆浸透膜処理」に訂正します。
図である。 図中符号1はタンク、2はポンプ、5は半透膜である。 手続補正書 昭和63年7月12日 特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿l、事件の
表示 昭和62年特許願第157140号 2、発明の名称 ヒドロキシ安息香酸の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号 出光石油化学株式会社 代表者 本 郷 睦 4、代理人 5、補正命令の日付 自 発 6、補正により増加する発明の数 08、補正の内容 (1) 明細書第9ページ下から2行〜最下行の「逆
浸透処理」を[逆浸透膜処理jに訂正します。 (2) 同第10ページ第1行、第7行、第8行、下か
ら4行及び最下行の「逆浸透処理」を「逆浸透膜処理」
に訂正します。 (3) 同第13ページ第10行の「逆浸透処理」を1
逆浸透膜処理」に訂正します。 (4) 同第13ページ下から4行目のrV/cell
をrV/cell」に訂正します。 (5) 同第15ページ第13行の「逆浸透処理」を「
逆浸透膜処理」に訂正します。
Claims (1)
- 1 フェノールに水酸化アルカリ金属を反応させて得ら
れるフェノールのアルカリ金属塩に二酸化炭素を作用さ
せることによりヒドロキシ安息香酸を製造する方法にお
いて、前記二酸化炭素との反応混合物からヒドロキシ安
息香酸のアルカリ金属塩を水溶液として分離し、この水
溶液の酸析によりヒドロキシ安息香酸を析出させて回収
するとともに、その母液に逆浸透膜処理及び電解処理を
施こして水酸化アルカリを生成させ、これをフェノール
との反応用として循環再使用することを特徴とするヒド
ロキシ安息香酸の製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62157140A JPS643149A (en) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | Production of hydroxybenzoic acid |
| US07/203,345 US4814495A (en) | 1987-06-24 | 1988-06-06 | Method for the preparation of hydroxybenzoic acid |
| DE8888109719T DE3880902T2 (de) | 1987-06-24 | 1988-06-17 | Verfahren zur herstellung von hydroxybenzoesaeure. |
| EP88109719A EP0298289B1 (en) | 1987-06-24 | 1988-06-17 | A process for the preparation of hydroxybenzoic acid |
| KR1019880007553A KR910000774B1 (ko) | 1987-06-24 | 1988-06-22 | 하이드록시안식향산의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62157140A JPS643149A (en) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | Production of hydroxybenzoic acid |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH013149A true JPH013149A (ja) | 1989-01-06 |
| JPS643149A JPS643149A (en) | 1989-01-06 |
Family
ID=15643066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62157140A Pending JPS643149A (en) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | Production of hydroxybenzoic acid |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS643149A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5928485A (en) * | 1996-04-08 | 1999-07-27 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for isolation of dicarboxylic acids and hydroxycarboxylic acids |
| CN116267989B (zh) * | 2022-09-09 | 2024-05-07 | 兰州大学 | 一种针对三线镰刀菌的纳米铁抗菌剂 |
-
1987
- 1987-06-24 JP JP62157140A patent/JPS643149A/ja active Pending
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