JPH0133675B2 - - Google Patents

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JPH0133675B2
JPH0133675B2 JP19898781A JP19898781A JPH0133675B2 JP H0133675 B2 JPH0133675 B2 JP H0133675B2 JP 19898781 A JP19898781 A JP 19898781A JP 19898781 A JP19898781 A JP 19898781A JP H0133675 B2 JPH0133675 B2 JP H0133675B2
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fluid
spiral
hole
fixed
spiral body
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JP19898781A
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JPS58101288A (ja
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Masaharu Hiraga
Atsushi Manabe
Juji Yoshii
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Priority to US06/448,490 priority patent/US4514150A/en
Publication of JPS58101288A publication Critical patent/JPS58101288A/ja
Publication of JPH0133675B2 publication Critical patent/JPH0133675B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷房装置用圧縮機に係り、特に、一対
のうず巻体を角度をずらせてかみ合わせ、一方の
うず巻体に相対的な円運動(公転運動のみ)を与
えて、両うず巻体間に形成した密閉空間を中心方
向へ容積の減少を伴なわせながら移動させ、中心
部から圧縮ガスを吐出させるようにしたスクロー
ル型と呼ばれる冷媒圧縮機に関する。
一般の室内冷房の場合、室内温度が一旦設定温
度にまで達すると、その後に室内温度が上昇した
ときに補う冷凍能力は小さくてすむ。ところが冷
房装置は普通、室内温度や室内外の温度差等にし
たがつてオンオフされるようになつているため、
室内が設定温度にまで冷却された後は、オンオフ
の繰り返しが高感度のものほど多くなり、駆動源
に大きな負荷が断続的に加わつてしまう。また特
に自動車用冷房装置にあつては、上述の温度上の
問題に加え、回転数が刻々と変化する自動車エン
ジンによつて冷媒圧縮機を駆動するようになつて
いるので、その冷媒圧縮機の無駄な駆動を避ける
には、エンジンと圧縮機との動力伝達を掛け外し
する電磁クラツチを頻繁にオンオフしなければな
らず、その都度エンジンにかかる負荷が変化する
ため小型車への適用には制限がある。
それ故に消費エネルギーに大きな無駄を生じる
ことなく、必要に応じて圧縮比を小さくして駆動
源の負担を軽源することの可能な圧縮機が必要と
なる。
スクロール型圧縮機においては両うず巻体間に
形成される密閉空間の最初の容積を減少させるこ
とで圧縮比を可変させることが可能となる。
密閉空間の最初の容積を減少させる構成として
うず巻体の外端と対向するうず巻体の外側壁間に
形成される通常の流体取り込み口よりもうず巻に
沿つて中心部に近づいた位置に、即ち、うず巻外
終端(伸開角でφeod)より中心方向へ2π迄の角度
範囲(φeod>φ1>φeod−2πを満すφ1)に一つの流
体通孔を設け、該流体通孔よりπだけ中心方向へ
ずれた位置(φ1−π)にもう一つの流体通孔を
設け、該対の流体通孔を弁で開閉制御すること
を、本発明者等は特願昭56−33646に提案した。
しかしながら、特願和56−33646の構成では弁
開放時の圧縮容積の減少をあまり大きくとれない
欠点がある。
圧縮容積の減少を大きくするためには、流体通
孔を前記のようにφeod>φ1>φeod−2πを満すφ1
定まる位置でなく、φeod−2πより更に内側にφ1
選べば良いと言う事は、直ぐに解明された。
このようにφ1をφeod−2πよりも内側に選んだ場
合、結果的な面を見れば、スクロール型圧縮機か
ら吐出される流体の量の増減が従来のものよりも
大きくなり、その意味では成功であつた。しかし
ながら、本発明者は、この場合の圧縮容量を小さ
くした時の圧縮過程を綿密に検討した結果、流体
通孔よりも外側に形成された密閉空間内で一度流
体を圧縮した後に、密閉空間内に取り込まれた流
体通孔から排出するようになつていることを突き
止めた。即ち、φ1をφeod−2πよりも内側に選んだ
スクロール型圧縮機には、圧縮溶量を変化させる
上で全く必要の無い、無駄な圧縮が行われる不都
合が有ることが本発明者により初めて解明され
た。また、この無駄な圧縮のために、圧縮機を駆
動するための動力が無駄に消費されてしまう不都
合を生じる。
それ故に、本発明の目的は、無駄な圧縮作業を
行なうことなく、容積減少量を大きくとることが
できるスクロール型圧縮機を提供することであ
る。
即ち、本発明は、板体の一面上にうず巻体を配
設した可動スクロール部材と、同様に板体の一面
上にうず巻体を配設した固定スクロール部材の両
うず巻体を互に角度をずらせ、かつ両うず巻体側
が接触するように配設し、該可動スクロール部材
を円軌道上に公転運動させて両うず巻体間に閉塞
された複数の空間を形成しつつ両うず巻体の外終
端において吸入室から流体を取り込み、該可動ス
クロール部材の運動に伴い、該密閉空間を中心に
移動せしめ、かつ容積の減少を伴わせて一方向性
流体圧縮作用を行なわせるようにしたスクロール
型圧縮機において、上記固定スクロールのうず巻
体の壁中心に沿つたうず巻伸開線上の位置を伸開
角φで定義したとき最終伸開角φeodで実施的に定
まる該うず巻体外終端部よりもうず巻方向に沿つ
て中心部に近づいた位置に於て上記密閉空間を上
記吸入室へ連通させるために固定スクロール部材
の板体に設けたn(nは2以上の正の整数)対の
流体通孔と、該n対の流体通孔を開閉できる弁と
を有し、各対を構成する2つの流体通孔は伸開角
で互いにπだけずれており、該n対の流体通孔の
うち最も内側にある1番目の対の流体通孔のうち
伸開角でπだけ外側の孔の位置はφeod−2(n−
1)π>φ1>φeod−2nπを満たす伸開角位置φ1
固定うず巻体の内壁際であり、これと対の孔は
φ1′=φ1−πの位置で該固定うず巻体の外壁際に
設けられ、一般に、k番目の対の流体通孔のうち
伸開角でπだけ外側の孔の位置はφk-1+2〓>φk
φk+1−2π(ここで、φk-1およびφk+1は(k−1)
番目の対および(k+1)番目の対においてそれ
ぞれ伸開角がπだけ外側の孔の位置を示してい
る)を満足する伸開角位置φkで固定うず巻体の
内壁際であり、これと対の抗はφk′=φk−πの位
置で固定うず巻体の外壁際に設けられ、最も外側
のn番目の対の流体通孔の一方の孔の位置はφo-1
+2π>φo>φeod−2π(ここで、φo-1は(n−1)
番目の対のうち伸開角でπだけ外側の孔の位置を
示す)を満足する伸開角位置φoで固定うず巻体
の内壁際であり、これと対の孔はφo′=φo−πの
位置で該固定うず巻体の外壁際に設けられている
ことを特徴とするスクロール型圧縮機である。
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して詳
細に説明する。
第1図を参照して、図示の圧縮機1は、アルミ
ニウムあるいはアルミニウム合金で作られたフロ
ントエンドプレート11と、これに設置されたカ
ツプ状部分12とからなる圧縮機ハウジング10
を有している。
フロントエンドプレート11は、主軸13を挿
通させるための貫通孔111を中心に形成されて
おり、背面には貫通孔111と同心状の環状突起
112が形成されている。一方、カツプ状部分1
2は、スチール板の絞り加工、あるいはアルミダ
イカストによつて形成される。カツプ状部分12
は、その開口部フロントエンドプレートの環状突
起112上に嵌合し固着される。なお、O−リン
グ14が接合部に挾持されてシールを行なつてい
る。
主軸13の内端にはデイスクロータ15が固定
されており、このデイスクロータ15は貫通孔1
11内にボールベアリング16によつて回転可能
に支持されている。
フロントエンドプレート11は、また、主軸1
3を取巻くように前方に伸びたスリーブ17を有
している。スリーブ17は、フロントエンドプレ
ート11と一体に成形されても良いが、ここで
は、フロントエンドプレートとは別個にスチール
にて形成され、ねじ18によつて、フロントエン
ドプレート11の前面に取付けられている。スリ
ーブ17内の前端部には、ボールベアリング19
が設置されており、主軸13を回転可能に支持し
ている。シヤフトシール組立体20は、スリーブ
17中で主軸13上に組立てられている。
スリーブ17の外面上には、ベアリング21に
よつて、プーリー22が回転可能に支持されると
ともに、電磁石23が固定されている。一方、主
軸13のスリーブ17から突出した端部上には、
アーマチヤプレート24が弾性支持されている。
即ち、プーリー22、電磁石23およびアーマチ
ヤプレート24により、電磁クラツチが構成され
ており、これによつて、外部駆動源(例えば自動
車エンジン)の回転をベルトを介してプーリー2
2へ伝え、電磁石23への通電によつて、アーマ
チヤプレート24をプーリー22へ吸着すること
によつて主軸13へ回転力を伝達するようにして
いる。
フロントエンドプレート11によつて開口部を
閉じられたカツプ状部分12内には、固定スクロ
ール部材25、可動スクロール部材26、可動ス
クロール駆動機構27および可動スクロール回転
阻止機構28が設けられている。
固定スクロール部材25は、一般に側板251
とその一面に固定されたうず巻体252とからな
つており、側板251の裏面には、円筒状の隔壁
253が軸方向に突出して形成されており、その
壁部は、図示を省略した適当な取付手段によつて
カツプ状部分12に固定されている。また側板2
51外周面には、溝が形成され、この溝中には、
シールリング31が配置され、側板251の外周
面とカツプ状部分12の内面との間をシールして
いる。従つて、固定スクロール部材25の側板2
51によつて、カツプ状部分の内部は、隔壁25
3が存在する後方の室32と、うず巻体252の
配置される前方の室33とに分離され、室32は
隔壁253によつて吸入室36と吐出室321と
に分離される。
室33中には、可動スクロール部材26が配置
されている。可動スクロール部材26は側板26
1とその一面に固定されたうず巻体262からな
りうず巻体262は、うず巻体252と180゜の角
度ずれをもつて合わされて、両うず巻体の間に密
閉空間を形成している。可動スクロール部材26
は、デイスクロータ15の内端面に偏心して結合
した駆動輪271上に、ラジアルベアリング27
2を介して、回転可能に設置されている。一方、
フロントエンドプレート11へ固定結合された固
定リング281と、これと対向するように可動ス
クロール26の側板261へ固定された可動リン
グ282と、両リングに形成したボール受穴28
3,284中に配置したボール285とによつて
回転阻止機構28が構成されている。
圧縮機ハウジング10は、カツプ状部分12に
外部の流体回路と接続するための吸入ポート34
と吐出ポート35を設けている。吸入ポート34
からハウジング内の吸入室36へ導入された流体
は、図示を省略した通孔を通つてさらに室33へ
も導かれ、両スクロール部材25,26間の密閉
空間へ取り込まれ、可動スクロール26の円軌道
運動により圧縮されながら中心部へ移動し、固定
スクロール部材25の側板251の中心部に設け
た吐出孔254から吐出弁37を介して吐出室3
21へ流出し、そこから吐出ポート35を通つて
流体回路へ流出する。
ところで両スクロール部材25,26間の密閉
空間への流体の取り込みは普通、一方のうず巻体
252又は262の外端と他方のうず巻体の外側
面との間にそれぞれ形成される合計二つの流体取
り込み口を通して行われる。即ち可動スクロール
部材25の円軌道運動にしたがつて流体取り込み
口が開閉され、その際に両スクロール部材25,
26間の密閉空間へ流体を取り込む。ここでうず
巻体252,262の外端の位置は最終伸開角
φendで表わされるので、流体取り込み口の位置
も最終伸開角φendで自質的に定まる。
さらに第2図にも参照して、二対の流体通孔を
設けた実施例について説明すると、固定スクロー
ル部材25はうず巻体252の最終伸開角φend
が4π越えるものであり、しかも室36に通じた
4つの流体通孔255,256,258,259
を有している。
流体通孔255はうず巻体252の或る伸開角
φ1の位置に対応し、かつうず巻体252の内側
に開口するように設けられている。流体通孔25
6はうず巻体252の或る伸開角(φ1−π)の
位置に対応し、かつうず巻体252の外側に開口
するように設けられている。したがつて流体通孔
255,256はいずれも固定スクロール部材の
うず巻体最外端部と可動スクロール部材のうず巻
体外側壁及び可動スクロール部材のうず巻体最外
端部と固定スクロール部材のうず巻体外側壁間に
形成された流体取り込み口(二箇所)よりもうず
巻方向に沿つて中心に近づいた位置に設けられ、
両流体通孔255,256は対向する可動スクロ
ール部材のうず巻体によつて同時に閉塞される。
ここで流体通孔255,256が設けられる角度
位置を規定する前記φ1は φeod−2π>φ1>φeod−4π ……(1) で定まる範囲内に選ぶ。
次に流体通孔258は、うず巻体の或る伸開角
φ2の位置に対応し、かつうず巻体252の内壁
側に開口するように設けられている。また、流体
通孔259はうず巻体252の或る伸開角(φ2
−π)の位置に対応し、かつうず巻体252の外
壁側に開口するように設けられている。ここで流
体通孔258,259が設けられる角度位置を規
定する前記φ2は φ1+2π>φ2>φeod−2π で定まる範囲内に選ぶ。
従つて、両流体通孔258,259は先に設け
られた流体通孔255,256よりもうず巻方向
に沿つて、外側でかつ、流体取り込み口よりもう
ず巻方向に沿つて中心に近づいた位置に設けられ
ている。
ここで流体通孔255,256,258,25
9の形成は、一般的に固定スクロール部材25の
側板251にうず巻体252とは反対面からドリ
ルを用いて行なう。その際、一方の流体通孔25
5,258はうず巻体252の内壁面に少しくい
込んだ位置に、また他方の流体通孔256,25
9はうず巻体252の外壁面に少しくい込んだ位
置に各々形成し、通孔の断面積を大きくとれるよ
うにしている。これにより、流体通孔開放時に該
流体通孔を通つて流体が充分に流出し、圧縮が行
なわれないようにしている。なお、流体通孔25
5,256,258,259はいずれも、第3図
からもわかるように、可動スクロール部材26の
うず巻体262が固定スクロール部材25に設け
た流体通孔255,256,259を全て覆うよ
うな位置まで移動してきた場合にあつてもうず巻
体262の先端に配設したチツプシール38と流
体通孔の干渉によるチツプシール38の摩耗を防
ぐために、チツプシール38に接触しないような
径としている。またチツプシールがなくても十分
なシール性が維持できるか、あるいはチツプシー
ルに十分な耐摩耗性がある場合には、流体通孔は
対向するうず巻体262によつて覆われた場合で
も反対側空間39へ連通しないような径とすれば
よい。
なお、第4図、第5図に示すように各流体通孔
(255を例として示す)はうず巻体の側壁際に
設けてもよい。この場合にあつても上述したよう
に径を有するものとする。
流体通孔255,256,258,259の
各々は、うず巻方向に沿つて複数個を隣接形成す
るか、それらの複数個の孔を一体化せしめて長孔
となし、それにより断面積の拡大を計つてもよ
い。
固定スクロール部材25の側板251のうず巻
体252とは反対の面には、流体通孔255,2
56,258,259に一対一で対応するよう板
状の弁41をビス等の固着手段42でそれぞれ固
着する。これらの板状の弁41は弾力性を有した
強磁性材料より作られ、平常は側板251に圧接
することで流体通孔255,256,258,2
59を閉塞しているが、隔壁253の外周に嵌合
取付けされた第6図に示すようなリング状の電磁
石43に通電すると、この電磁石43の弁吸着部
431に吸着することで流体通孔255,25
6,258,259を開放するものである。電磁
石43の取付けは、ここでは隔壁253の外周に
設けた溝257に嵌合させるとともに、第7図に
示すようなスナツプリング44を用いて行なつて
いるが、種々の変形が可能なことはいうまでもな
い。なお弁41には、流体通孔255,256,
258,259を閉じたとき、これらの流体通孔
に嵌入する部分を設けた方が良い。これにより、
弁41の閉時において各流体通孔内が埋められる
ので、再膨張容積を生じない利点がある。
上述したような構成において、流体通孔25
5,256,258,259を閉じた状態、即
ち、電磁石43が非励磁状態で、可動スクロール
部材26を所定の如く駆動すると、上述した流体
取り込み口から流体を両うず巻体252,262
間に形成される空間に取り込み、かつその空間の
容積の減少に伴つて流体を圧縮しつつ中心に移動
せしめ、圧縮流体を吐出孔254から室32へ吐
出する。このとき両うず巻体252,262間に
形成される密閉空間の最初の容積は大きいため、
圧縮比が大きく、大能力の圧縮機として働く。
また、電磁石43に通電して弁41を弁吸着部
431に吸着させ、流体通孔255,256,2
58,259を開いた状態で可動スクロール部材
を同様に駆動すると、第8図に示すように両うず
巻体252,262間の接触点A1とA2及びB1
B2で形成される最も外側の二つの空間a1,b1
取り込まれた流体は、可動スクロール部材の移動
に伴なつて、接触点A1,B1がうず巻体に沿つて
最も内側に設けられた流体通孔255,256に
達するまでは、第8図aに示されるように、流体
通孔258,259から室36へ流出し、その後
接触点A2,B2が流体通孔258,259に達す
るまでは、第8図bに示されるように、流体通孔
255,256,258,259から室36へ流
出し、接触点A2,B2が流体通孔258,259
に達した後流体通孔255,256へ達するまで
は、第8図cに示されるように、流体通孔25
5,256から室36へ流出する。この結果、両
うず巻体252,262間の空間a1,b1は、流体
通孔255,256,258,259を通して室
36へ連通している状態では、取り込んだ流体の
圧縮を行なうことはない。そしてそれらの空間
a1,b1が中心へ向つて移動し、第8d図に示すよ
うに流体通孔255,256から遮断されると、
それ以降において残りの流体の圧縮を行なうこと
になる。このとき両うず巻体252,262間に
形成される密閉空間の最初の容積が小さくなつて
いるため、圧縮比が小さく、小能力の圧縮機とし
て働く。上記から明かなように、流体通孔25
5,256,258,259の開放時には、密閉
空間a1,b1が外側の対の流体通孔258,259
だけでなく内側の対の流体通孔255,256を
過ぎなければ、圧縮が開始されないので、前述の
特願昭56−33646号(特開昭57−148089号)のよ
うに、外側の流体通孔258,259のみを設け
た場合よりも、圧縮容器を小さくすることがで
き、しかも無駄な圧縮を行なうことがない。
こうしてこのスクロール型圧縮機は、必要に応
じて弁41を開閉することによつて、能力の大小
を切換えることができ、かついずれの能力で使用
するときにも無駄な圧縮作業を行なうことはな
い。なお流体通孔255,256,258,25
9が開いた状態を示す第8a〜8d図において
は、流体に圧縮作用を及ぼす空間には斜線を施し
てある。
なお、流体通孔255,256が設けられる角
度位置を規定するφ1は上記(1)式で定まる範囲内
に選ばれるが、その際、φ1を(φeod−4π)に近づ
ければ、第8図cに示すa1,b1の空間、即ちとじ
込め容積が小さくなる。従つて、能力の差を大き
くとることが可能となるが、φ1を(φeod−4π)よ
りも小さくすると、無駄な圧縮作業を行なうこと
となる。
それ故、最も内側の対の流体通孔の角度位置
φ1,φ1′(=φ1−π)を規定するφ1をφeod−4π>
φ1
>φeod−6πと選んだときは、本発明に従つて、第
9図に示すように、φ2およびφ2′(=φ2−π)の位
置に一対の流体通孔を、更に、φ3およびφ3′(=φ3
−π)の位置に最も外側の対の流体通孔を設ける
ことが必要である。
ここで、φ2,φ3は次の不等式を満足するよう
に選ばれる。
φ1+2π>φ2>φ3−2π φ2+2π>φ3>φeod−2π このようにすることによつて、全ての流体通孔
を開放した場合、φeod−4πより更に小さい伸開角
位置即ち中心方向に寄つた位置を密閉空間が過ぎ
る迄は、圧縮が開始されないので、全ての流体通
孔を閉じた場合の圧縮容積少率は第8図の実施例
の場合より大とすることができる。
また、第9図に示す実施例において全ての流体
通孔を開放した場合、最も内側の対の流体通孔
φ1,φ1−πよりも外側に形成された密閉空間で
も、圧縮動作が行われる。しかしながら、これら
の密閉空間は、流体通孔φ2,φ2−π及び流体通
孔φ3,φ3−πによつて、夫々、吸入室に連通し
ているので、これらの密閉空間の圧縮動作に伴つ
て、密閉空間内の流体が、流体通孔φ2,φ2−π,
φ3,φ3−πを介して吸入室に排出される為、実
際にはこれら密閉空間では流体の圧縮は行われな
い。即ち、無駄な流体の圧縮が行われない。この
様な作用、効果は、流体通孔φ2,φ2−π及びφ3
φ3−πの伸開角度位置φ2,φ2−π及びφ3,φ3
πが上記の不等式を満たす場合にのみ生じ、上記
の不等式を満たさない場合は、無駄な圧縮が行わ
れてしまう。
また、第9図に示す実施例の場合、1対の流体
通孔φ3,φ3−πのみを開けた場合、2対の流体
通孔φ3,φ3−π及び流体通孔φ2,φ2−πを開け
た場合、或は、3対の流体通孔φ3,φ3−π、流
体通孔φ2,φ2−π及び流体通孔φ1,φ1−πの全
てを開けた場合と言う様に、第8図に示す実施例
の場合よりも、圧縮容量を細かく調節することが
できる。従つて、スクロール型圧縮機の圧縮容量
を、より細かく、その時の冷房装置の運転条件に
適した容量にすることができる。
以上述べたように、本発明においてはスクロー
ル圧縮機の固定スクロール部材に、可動および固
定両スクロール部材間の密閉空間を吸入室と連通
させるためのn(n>2)対の流体通孔を設け、
最も内側の対の流体通孔の角度位置をφ1および
φ1′(=φ1−π)とすると、φ1は、 φeod−2(n−1)π>φ1>φeod−2nπ に選ばれ、この最も内側の対の流体通孔から外側
へ(k−1)番目、k番目、(k+1)番目流体
通孔の位置を、それぞれ、φk-1およびφk-1′(=
φk-1−π)、φkおよびφk′(=φk−π)、φk+1

びφk+1′(=φk+1−π)とすると、このφkは φk-1+2π>φk>φk+1−2π に選ばれ、最も外側のn番目の対の流体通孔の位
置φo,φo′(=φo−π)は、φo-1+2π>φo>φeo
d

−2π(ただしφo-1は(n−1)番目の対のπだけ
外側の孔の位置)を満足するように設けられるか
ら、n対の流体通孔は両スクロール間に形成され
る対をなす流体ポケツトのうち、外側からn番目
の対迄の流体ポケツトにそれぞれ連通することに
なり、これら流体通孔を開閉する弁を設けたの
で、弁の開閉によつて圧縮容量を増減を多段に切
替えることができしかも、所望の圧縮容量の減少
量に応じてn(n>2)を選択することによつて、
無駄な圧縮を行なうことなく、所望の圧縮量減少
を達成することができる利点を有する。この様な
作用、効果は、各流体通孔の角度位置を上記の不
等式を満足するように選ぶことによつて初めて生
じる。仮に、各流体通行の角度位置が上記の不等
式を満足するように選ばれていなければ、開放さ
れた対の流体通孔よりも外側に形成された密閉空
間において、無駄な流体の圧縮が行われ動力損を
生じてしまう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスクロール型圧縮機の一
実施例を示す断面図、第2図は固定スクロール部
材の正面図、第3図は流体通孔を設けた部分のみ
の断面図、第4図及び第5図は流体通孔の穿設位
置の別の実施例を示す断面図、第6図は電磁石の
斜視図、第7図はスナツプリングの正面図、第8
図aは両うず巻体で流体を取り込んだ瞬間を示す
説明図、第8図b、第8図cおよび第8図dはさ
らに可動のうず巻体の駆動が進行した状態を示す
説明図、第9図はn=3の場合の連体通孔の位置
を示す説明図である。 1……圧縮機、25……固定スクロール部材、
251……側板、252……うず巻体、254…
…吐出孔、255,256,258,259……
流体通孔、26……可動スクロール部材、261
……側板、262……うず巻体、41……弁、4
3……電磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板体の一面上にうず巻体を配設した可動スク
    ロールル部材と、同様に板体の一面上にうず巻体
    を配設した固定スクロール部材の両うず巻体を互
    に角度をずらせ、かつ両うず巻体側壁が接触する
    ように配設し、該可動スクロール部材を円軌道上
    を公転運動させて両うず巻体間に閉塞された複数
    の空間を形成しつつ両うず巻体の外終端において
    吸入室から流体を取り込み、該可動スクロール部
    材の運動に伴い、該密閉空間を中心に移動せし
    め、かつ容積の減少を伴わせて一方向性流体圧縮
    作用を行なわせるようにしたスクロール型圧縮機
    において、上記固定スクロールのうず巻体の壁中
    心に沿つたうず巻伸開線上の位置を伸開角φで定
    義したとき最終伸開角φeodで実質的に定まる該う
    ず巻体外終端部よりもうず巻方向に沿つて中心部
    に近づいた位置に於て上記密閉空間を上記吸入室
    へ連通させるために固定スクロール部材の板体に
    設けたn(nは2以上の正の整数)対の流体通孔
    と、該n対の流体通孔を開閉できる弁とを有し、
    各対を構成する2つの流体通孔は伸開角で互いに
    πだけずれており、該n対の流体通孔のうち最も
    内側にある1番目の対の流体通孔のうち伸開角で
    πだけ外側の孔の位置はφeod−2(n−1)π>
    φ1>φeod−2nπを満たす伸開角位置φ1で固定うず
    巻体の内壁際であり、これと対の孔はφ1′=φ1
    πの位置で該固定うず巻体の外壁際に設けられ、
    一般に、k番目の対の流体通孔のうち伸開角でπ
    だけ外側の孔の位置はφk-1+2π>φk>φk+1−2π
    (ここで、φk-1およびφk+1は(k−1)番目の対
    および(k+1)番目の対においてそれぞれ伸開
    角がπだけ外側の孔の位置を示している)を満足
    する伸開角位置φkで固定うず巻体の内壁際であ
    り、これと対の孔はφk′=φk−πの位置で該固定
    うず巻体の外壁際に設けられ、最も外側のn番目
    の対の流体通孔の一方の孔の位置はφo-1+2π>
    φo>φeod−2π(ここで、φo - 1は(n−1)番目の
    対のうち伸開角でπだけ外側の孔の位置を示す)
    を満足する伸開角位置φoで固定うず巻体の内壁
    際であり、これと対の孔はφo′=φo−πの位置で
    該固定うず巻体の外壁際に設けられていることを
    特徴とするスクロール型圧縮機。 2 該流体通孔が固定うず巻体の側壁にくい込む
    ように設けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のスクロール型圧縮機。 3 該流体通孔が、固定スクロール部材の板体の
    うず巻体表面と反対面から該うず巻体に達するよ
    うに形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のスクロール型圧縮機。 4 該流体通孔の径は、対向する可動スクロール
    部材のうず巻体先端に配設したチツプシールに接
    触しない大きさとすることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項あるいは第3項記載のスクロール型
    圧縮機。 5 該流体通孔の径は、対向する可動スクロール
    部材のうず巻体が流体通孔と対向する位置まで移
    動した場合においても該対向するうず巻体をまた
    いで反対側空間に連通してしまわない大きさであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項あるい
    は第3項記載のスクロール型圧縮機。 6 該弁は上記流体通孔の外端に対向するよう位
    置づけられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のスクロール型圧縮機。 7 該弁は上記流体通孔を閉じたときには上記流
    体通孔に嵌入状態になる部分を有していることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項記載のスクロー
    ル型圧縮機。
JP19898781A 1981-03-09 1981-12-10 スクロ−ル型圧縮機 Granted JPS58101288A (ja)

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JP19898781A JPS58101288A (ja) 1981-12-10 1981-12-10 スクロ−ル型圧縮機
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JPH0755339Y2 (ja) * 1988-05-02 1995-12-20 三菱重工業株式会社 スクロール圧縮機
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