JPH0133909Y2 - - Google Patents
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- JPH0133909Y2 JPH0133909Y2 JP6847685U JP6847685U JPH0133909Y2 JP H0133909 Y2 JPH0133909 Y2 JP H0133909Y2 JP 6847685 U JP6847685 U JP 6847685U JP 6847685 U JP6847685 U JP 6847685U JP H0133909 Y2 JPH0133909 Y2 JP H0133909Y2
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
産業上の利用分野
本考案は、繊維を筒状に織成したジヤケツトの
内面にゴムライニングを施した消防用ホースの端
末部における、継手金具の取付け構造に関するも
のである。中でも特に、消防用ホースの内面のゴ
ムライニングと、継手金具の金属部が直接接触す
る取付け構造のものの改良に関するものである。 従来の技術 従来一般に、消防用ホースの端末部における継
手金具の取付け構造は、第2図に示すような構造
となつている。尚、ここで示す継手金具1は、通
称「エキスパン金具」と称するものであつて、消
防用ホース2の端末部の内側に挿入される拡圧リ
ング3を、拡張することにより、その本体4の接
続筒5との間に、前記消防用ホース2の端末部を
挾持する構造のものである。またこの継手金具1
における前記拡圧リング3は、拡張のし易さ等か
ら、延展性の良い金属材料の「黄銅」が、広く使
用されている。 このように、一般には、消防用ホース2の内面
のゴムライニング6と、継手金具1の金属部、即
ち、前記金属製の拡圧リング3とが直接接触する
構造で、継手金具が消防用ホースの端末部に取付
けられている。 ところで、消防用ホースのゴムライニングは、
一般のゴム製品と同様、金属と直接接触させて使
用すると、その酸化劣化は、金属の触媒作用によ
り促進される。特に、銅による触媒作用による酸
化劣化は、著しく、「銅害」と呼ばれている。 そのため、前述のように、消防用ホースのゴム
ライニングと、継手金具の金属部が直接接触する
構造で継手金具が取付けられるものでは、使用中
に継手金具の取付けが緩み、継手金具が消防用ホ
ースの端末部より抜脱することがあつた。 そこで、その対策のために、従来様々な試みが
なされたが、充分満足する結果のものが得られな
かつた。 例えば、消防用ホースのゴムライニングと継手
金具の金属部が直接接触することのないように、
両者の間に接着剤層を介在させる構造のものがあ
る。この構造のものは、接着剤層によつて両者を
隔絶し、ゴムライニングが金属の触媒作用によつ
て酸化劣化することがないようにするとともに、
その接着剤層によつて両者を強固に接着させよう
とするものである。しかしながら、接着剤は有機
成分よりなるため、その接着剤層が、金属の触媒
作用によつて酸化劣下される。従つて、この取付
け構造のものは、ゴムライニングが金属の触媒作
用によつて酸化劣化されることはないものの、接
着剤層自身が酸化劣化されるため、継手金具の取
付けが緩み、やはり使用中に継手金具が消防用ホ
ースの端末部より抜脱する恐れがある。 考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は、消防用ホースの内面のゴム
ライニングが、継手金具の金属の触媒作用により
酸化劣化されることがないようにすることは勿論
のこと、その対策のために行われる処置によつて
も、即ち、前述のように接着剤層を両者の間に介
在させる構造を採ることによつても、なおかつ継
手金具の取付けが緩むことがなく、使用中に継手
金具が抜脱する恐れのない、継手金具の取付け構
造を提供せんとするものである。 問題を解決するための手段 而して、本考案は、内面にゴムライニングが施
された消防用ホースの端末部において消防用ホー
スの内面のゴムライニングの表面、または、消防
用ホースの端末部に取付けられる継手金具におけ
る前記消防用ホースのゴムライニングと直接接触
する金属部の表面に、その固形成分が重金属元素
を含むことのない無機顔料を主成分とする塗料に
よつて形成される皮膜が、設けられていることを
特徴とする消防用ホースの端末部における継手金
具の取付け構造である。 以下、本考案を図面に示し、これを参照しなが
ら説明すると、第1図において、2は、消防用ホ
ースであり、6は、その内面に施されたゴムライ
ニングである。また1は、消防用ホース2の端末
部に取付けられる継手金具である。尚、この継手
金具1は、前述記載の「エキスパン金具」であつ
て、この継手金具1との取付け構造を示す。従つ
て、図中示す符号は、前述第2図に示す符号と一
致するようにしてある。勿論、継手金具1は、他
の構造のものであつても良い。 そして、3は、消防用ホース2の端末部の内側
に挿入される拡圧リングであつて、5は、金具本
体4の接続筒である。尚、7は、接続筒5の内面
に形成された、滑り止めのための通称「タケノ
コ」と称する断面ノゴギリ歯状の凹凸であり、8
は、漏洩防止のためのゴムパツキンである。 そして、9は、拡圧リング3の表面に、即ち、
少なくとも図中示すように、ゴムライニングと接
触する外周表面に、被覆するように設けられた、
その固形成分が重金属元素を含むことのない無機
顔料を主成分とする塗料によつて形成される皮膜
である。尚、この皮膜9は、消防用ホース2の内
面のゴムライニング6の内側表面に、設けられて
も良い。 ところで、この皮膜9を形成する塗料は、重金
属元素を含むことのない無機顔料、即ち、カーボ
ンブラツク、酸化チタン、炭酸カルシウム、シリ
カより選択される一種、または二種以上の混合物
を主成分とする顔料のラツカー塗料である。な
お、ペイントのように顔料以外に乾燥をよくする
ため重金属元素を含むものもあるが、ラツカー塗
料を使用するのが望ましい。そして、この皮膜9
は、この塗料を塗布、または浸漬付着させ、乾燥
することにより形成される。 作 用 本考案は、このように、消防用ホースの内面の
ゴムライニングと、継手金具の金属部が直接接触
する部分に、前記ゴムライニングの表面、または
金属部の表面に、その固形成分が重金属元素を含
むことのない無機顔料を主成分とする塗料によつ
て形成される皮膜が、設けられるので、先ず、消
防用ホースのゴムライニングが、継手金具の金属
の触媒作用によつて、酸化劣化されることがな
い。しかも皮膜は、金属元素を含むことがないの
で、この皮膜によつても、ゴムライニングは、酸
化劣化されることがない。さらには、その皮膜
は、その固形成分が無機顔料を主成分とするの
で、そのもの自身も、継手金具の金属の触媒作用
によつて酸化劣化されることがない。従つて、従
来のように、継手金具の取付けが緩むことがな
く、使用中に、継手金具が消防用ホースの端末部
より抜脱する恐れがない。 実施例 以下、本考案の実施例を示し、その抜脱試験の
結果を、従来例とともに、比較しながら示す。 先ず、塗料として、その固形成分が、カーボン
ブラツクとバインダー(硝化綿等)を、約3:2
の割合となるように構成し、この固形成物をシン
ナーにより約4倍に、希釈したものを準備する。
そして、この塗料に、前記「エキスパン金具」の
拡圧リングを浸漬し乾燥させたのち、拡圧リング
の表面に厚さ約10μのカーボンとバインダーによ
る塗料の固形成分皮膜を形成する。そして、この
のち、この「エキスパン金具」の継手金具を、使
用圧16Kg/cm2の消防用ホースの端末部に取付け
た。 この実施例のものを、消防用ホースの端末部よ
り約2m程準備し、これをJIS K−6301に準ずる
空気加熱促進試験にかけ、所定時間後に各試料片
を取り出して、継手金具が消防用ホースの端末部
より抜脱するまで昇圧する水圧試験にかけ、消防
ホースが破断することがなく、継手金具のみが消
防用ホースの端末部より抜脱するまでの前記加熱
促進時間を測定した。尚、比較例1として、前記
拡圧リングはその表面を処理せず、そのまま状態
で、継手金具を消防用ホースの端末部に取付けた
もの、また比較例2として、前記拡圧リングの表
面に、ポリウレタン溶剤系接着剤の皮膜を形成
し、この継手金具を消防用ホースの端末部に取付
けたものを、それぞれ準備し、前述同様の抜脱試
験を行つた。その結果を、表1に示す。
内面にゴムライニングを施した消防用ホースの端
末部における、継手金具の取付け構造に関するも
のである。中でも特に、消防用ホースの内面のゴ
ムライニングと、継手金具の金属部が直接接触す
る取付け構造のものの改良に関するものである。 従来の技術 従来一般に、消防用ホースの端末部における継
手金具の取付け構造は、第2図に示すような構造
となつている。尚、ここで示す継手金具1は、通
称「エキスパン金具」と称するものであつて、消
防用ホース2の端末部の内側に挿入される拡圧リ
ング3を、拡張することにより、その本体4の接
続筒5との間に、前記消防用ホース2の端末部を
挾持する構造のものである。またこの継手金具1
における前記拡圧リング3は、拡張のし易さ等か
ら、延展性の良い金属材料の「黄銅」が、広く使
用されている。 このように、一般には、消防用ホース2の内面
のゴムライニング6と、継手金具1の金属部、即
ち、前記金属製の拡圧リング3とが直接接触する
構造で、継手金具が消防用ホースの端末部に取付
けられている。 ところで、消防用ホースのゴムライニングは、
一般のゴム製品と同様、金属と直接接触させて使
用すると、その酸化劣化は、金属の触媒作用によ
り促進される。特に、銅による触媒作用による酸
化劣化は、著しく、「銅害」と呼ばれている。 そのため、前述のように、消防用ホースのゴム
ライニングと、継手金具の金属部が直接接触する
構造で継手金具が取付けられるものでは、使用中
に継手金具の取付けが緩み、継手金具が消防用ホ
ースの端末部より抜脱することがあつた。 そこで、その対策のために、従来様々な試みが
なされたが、充分満足する結果のものが得られな
かつた。 例えば、消防用ホースのゴムライニングと継手
金具の金属部が直接接触することのないように、
両者の間に接着剤層を介在させる構造のものがあ
る。この構造のものは、接着剤層によつて両者を
隔絶し、ゴムライニングが金属の触媒作用によつ
て酸化劣化することがないようにするとともに、
その接着剤層によつて両者を強固に接着させよう
とするものである。しかしながら、接着剤は有機
成分よりなるため、その接着剤層が、金属の触媒
作用によつて酸化劣下される。従つて、この取付
け構造のものは、ゴムライニングが金属の触媒作
用によつて酸化劣化されることはないものの、接
着剤層自身が酸化劣化されるため、継手金具の取
付けが緩み、やはり使用中に継手金具が消防用ホ
ースの端末部より抜脱する恐れがある。 考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は、消防用ホースの内面のゴム
ライニングが、継手金具の金属の触媒作用により
酸化劣化されることがないようにすることは勿論
のこと、その対策のために行われる処置によつて
も、即ち、前述のように接着剤層を両者の間に介
在させる構造を採ることによつても、なおかつ継
手金具の取付けが緩むことがなく、使用中に継手
金具が抜脱する恐れのない、継手金具の取付け構
造を提供せんとするものである。 問題を解決するための手段 而して、本考案は、内面にゴムライニングが施
された消防用ホースの端末部において消防用ホー
スの内面のゴムライニングの表面、または、消防
用ホースの端末部に取付けられる継手金具におけ
る前記消防用ホースのゴムライニングと直接接触
する金属部の表面に、その固形成分が重金属元素
を含むことのない無機顔料を主成分とする塗料に
よつて形成される皮膜が、設けられていることを
特徴とする消防用ホースの端末部における継手金
具の取付け構造である。 以下、本考案を図面に示し、これを参照しなが
ら説明すると、第1図において、2は、消防用ホ
ースであり、6は、その内面に施されたゴムライ
ニングである。また1は、消防用ホース2の端末
部に取付けられる継手金具である。尚、この継手
金具1は、前述記載の「エキスパン金具」であつ
て、この継手金具1との取付け構造を示す。従つ
て、図中示す符号は、前述第2図に示す符号と一
致するようにしてある。勿論、継手金具1は、他
の構造のものであつても良い。 そして、3は、消防用ホース2の端末部の内側
に挿入される拡圧リングであつて、5は、金具本
体4の接続筒である。尚、7は、接続筒5の内面
に形成された、滑り止めのための通称「タケノ
コ」と称する断面ノゴギリ歯状の凹凸であり、8
は、漏洩防止のためのゴムパツキンである。 そして、9は、拡圧リング3の表面に、即ち、
少なくとも図中示すように、ゴムライニングと接
触する外周表面に、被覆するように設けられた、
その固形成分が重金属元素を含むことのない無機
顔料を主成分とする塗料によつて形成される皮膜
である。尚、この皮膜9は、消防用ホース2の内
面のゴムライニング6の内側表面に、設けられて
も良い。 ところで、この皮膜9を形成する塗料は、重金
属元素を含むことのない無機顔料、即ち、カーボ
ンブラツク、酸化チタン、炭酸カルシウム、シリ
カより選択される一種、または二種以上の混合物
を主成分とする顔料のラツカー塗料である。な
お、ペイントのように顔料以外に乾燥をよくする
ため重金属元素を含むものもあるが、ラツカー塗
料を使用するのが望ましい。そして、この皮膜9
は、この塗料を塗布、または浸漬付着させ、乾燥
することにより形成される。 作 用 本考案は、このように、消防用ホースの内面の
ゴムライニングと、継手金具の金属部が直接接触
する部分に、前記ゴムライニングの表面、または
金属部の表面に、その固形成分が重金属元素を含
むことのない無機顔料を主成分とする塗料によつ
て形成される皮膜が、設けられるので、先ず、消
防用ホースのゴムライニングが、継手金具の金属
の触媒作用によつて、酸化劣化されることがな
い。しかも皮膜は、金属元素を含むことがないの
で、この皮膜によつても、ゴムライニングは、酸
化劣化されることがない。さらには、その皮膜
は、その固形成分が無機顔料を主成分とするの
で、そのもの自身も、継手金具の金属の触媒作用
によつて酸化劣化されることがない。従つて、従
来のように、継手金具の取付けが緩むことがな
く、使用中に、継手金具が消防用ホースの端末部
より抜脱する恐れがない。 実施例 以下、本考案の実施例を示し、その抜脱試験の
結果を、従来例とともに、比較しながら示す。 先ず、塗料として、その固形成分が、カーボン
ブラツクとバインダー(硝化綿等)を、約3:2
の割合となるように構成し、この固形成物をシン
ナーにより約4倍に、希釈したものを準備する。
そして、この塗料に、前記「エキスパン金具」の
拡圧リングを浸漬し乾燥させたのち、拡圧リング
の表面に厚さ約10μのカーボンとバインダーによ
る塗料の固形成分皮膜を形成する。そして、この
のち、この「エキスパン金具」の継手金具を、使
用圧16Kg/cm2の消防用ホースの端末部に取付け
た。 この実施例のものを、消防用ホースの端末部よ
り約2m程準備し、これをJIS K−6301に準ずる
空気加熱促進試験にかけ、所定時間後に各試料片
を取り出して、継手金具が消防用ホースの端末部
より抜脱するまで昇圧する水圧試験にかけ、消防
ホースが破断することがなく、継手金具のみが消
防用ホースの端末部より抜脱するまでの前記加熱
促進時間を測定した。尚、比較例1として、前記
拡圧リングはその表面を処理せず、そのまま状態
で、継手金具を消防用ホースの端末部に取付けた
もの、また比較例2として、前記拡圧リングの表
面に、ポリウレタン溶剤系接着剤の皮膜を形成
し、この継手金具を消防用ホースの端末部に取付
けたものを、それぞれ準備し、前述同様の抜脱試
験を行つた。その結果を、表1に示す。
【表】
効 果
このように、本考案のものは、処理をしない比
較例1のものよりも、3倍以上、また接着剤層を
介在させる比較例2のものよりも、2倍以上の結
果が得られた。 尚、こののち、ゴムライニングを下記の条件
で、前述の空気加熱促進試験に供し、その原物性
に対する残存率を測定してみた。即ち、先ずゴム
ライニングをダンベル試験片に打ち抜き、その試
験片の表面に、前記塗料による皮膜を形成し、こ
れを、5%硫酸銅溶液に24時間浸積した後、96時
間空気加熱促進試験にかけ、その原物性に対する
残存率を測定した。その結果を表2に示す。尚、
ゴムライニングより取り出した、無処理状態のダ
ンベル試験片における、96時間空気加熱促進試験
後の原物性に対する残存率を、参考に示す。
較例1のものよりも、3倍以上、また接着剤層を
介在させる比較例2のものよりも、2倍以上の結
果が得られた。 尚、こののち、ゴムライニングを下記の条件
で、前述の空気加熱促進試験に供し、その原物性
に対する残存率を測定してみた。即ち、先ずゴム
ライニングをダンベル試験片に打ち抜き、その試
験片の表面に、前記塗料による皮膜を形成し、こ
れを、5%硫酸銅溶液に24時間浸積した後、96時
間空気加熱促進試験にかけ、その原物性に対する
残存率を測定した。その結果を表2に示す。尚、
ゴムライニングより取り出した、無処理状態のダ
ンベル試験片における、96時間空気加熱促進試験
後の原物性に対する残存率を、参考に示す。
【表】
この結果によれば、本考案は、銅による酸化劣
化は認められず、ゴムライニングそのものの老化
とほぼ匹敵する。従つて、前述の抜脱試験の結果
は、その限界近くまでの結果が得られたものと推
察される。 このように、本考案は、ゴムライニングが、そ
れ自身老化しない限り、使用中に、継手金具が消
防用ホースの端末部より抜脱する恐れのない、卓
越した効果のものを得ることができる。
化は認められず、ゴムライニングそのものの老化
とほぼ匹敵する。従つて、前述の抜脱試験の結果
は、その限界近くまでの結果が得られたものと推
察される。 このように、本考案は、ゴムライニングが、そ
れ自身老化しない限り、使用中に、継手金具が消
防用ホースの端末部より抜脱する恐れのない、卓
越した効果のものを得ることができる。
第1図は、本考案の実施例を示す半裁断面図、
第2図は、従来例を示す半裁断面図である。 符号、1……継手金具、2……消防用ホース、
3……拡圧リング、6……ゴムライニング。
第2図は、従来例を示す半裁断面図である。 符号、1……継手金具、2……消防用ホース、
3……拡圧リング、6……ゴムライニング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 内面にゴムライニングが施された消防用ホー
スの端末部において、当該消防用ホースの内面
のゴムライニングの表面、または消防用ホース
の端末部に取付けられる継手金具における前記
消防用ホースのゴムライニングと直接接触する
金属部の表面に、その固形成分が重金属元素を
含むことのない無機顔料を主成分とする塗料に
よつて形成される皮膜が、設けられていること
を特徴とする消防用ホースの端末部における継
手金具の取付け構造。 2 塗料が、カーボンブラツク、酸化チタン、炭
酸カルシウム、シリカより選択される一種、ま
たは二種以上の混合物を主成分とする顔料のラ
ツカー塗料であることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の消防用ホースの端末
部における継手金具の取付け構造。 3 継手金具が、消防用ホースの端末部の内側に
挿入される拡圧リングを、拡張することによ
り、その本体の接続筒との間に、消防用ホース
の端末部を挾持する構造のものであることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記載の
消防用ホースの端末部における継手金具の取付
け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6847685U JPH0133909Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6847685U JPH0133909Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61184190U JPS61184190U (ja) | 1986-11-17 |
| JPH0133909Y2 true JPH0133909Y2 (ja) | 1989-10-16 |
Family
ID=30603261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6847685U Expired JPH0133909Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0133909Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0424234Y2 (ja) * | 1988-03-04 | 1992-06-08 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP6847685U patent/JPH0133909Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61184190U (ja) | 1986-11-17 |
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