JPH0134768Y2 - - Google Patents

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JPH0134768Y2
JPH0134768Y2 JP1983190031U JP19003183U JPH0134768Y2 JP H0134768 Y2 JPH0134768 Y2 JP H0134768Y2 JP 1983190031 U JP1983190031 U JP 1983190031U JP 19003183 U JP19003183 U JP 19003183U JP H0134768 Y2 JPH0134768 Y2 JP H0134768Y2
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JP
Japan
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coil spring
locking
coil
damper
hooks
Prior art date
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JP1983190031U
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JPS6097431U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は引張り用コイルスプリング取付装置に
関する。
ロ 従来技術 従来、原動機等において使用される引張り用コ
イルスプリングは、そのばね特性を満足しつゝか
つ振動に対する耐久性が要求される。従来、単に
線金をコイル巻きしたのみのコイルスプリングに
おいては、原動機等より発生する振動によつてそ
のコイルスプリングが大きく振動し、振動に対す
る耐久性に欠ける。そのため、従来、第1図に示
すように、コイルスプリングの主体部1内にゴム
等の振動防止部材2を装入したり、特公昭47−
43380号公報に示されるようにコイルスプリング
の主体部内にジヤバラ状のゴムブーツを装入した
り、実公昭48−6108号公報に示されるようにコイ
ルスプリングの主体内にダンパクリツプを装入し
て、該コイルスプリングを、例えば第2図に示す
如く引張り架設した場合に、該振動防止部材2等
がダンパー効果を発揮するようにして、コイルス
プリングの振動を抑えて振動に対する耐久性を向
上させるようにしたものである。しかし、前記の
ようにゴム製の振動防止部材2やブーツを用いる
ことは、これらがコイルスプリングより早く劣化
破損しやすいので、その破損に気付かなかつた場
合には、その破損物がコイルスプリングの線金間
内に喰い込んでスプリング特性を阻害したり、振
動を抑えきれずにコイルスプリング自体の切損を
招いて、使用する機械等の機能を悪化させる欠点
がある。また、このように振動防止部材2、ゴム
ブーツ、タンパークリツプを備えることは、これ
らの部品をコイルスプリングとは別個に製造する
必要がある上にその取付作業を要し、コイルスプ
リングがコスト高になる。更に、従来のコイルス
プリングにおける両端の係止用フツク3,4は、
第1図に示すような引張力を加えない自由状態に
おけるそのフツク形成面が、第2図に示すような
取付状態におけるフツク形成面と同一面、すなわ
ち係止用フツク3,4が取付時においてコイル方
向にひねられない状態の面に形成されているた
め、このコイルスプリングを第2図に示す如く、
例えばステー5とレバー6間に架設した場合に、
その係止用フツク3,4が、第6図の点線で示す
ように係止穴7に係止し、コイルスプリングの振
動によつて該係止用フツク3,4が係止穴7内に
おいて図示の上下方向に対して容易に摺動して摩
耗破損を促進させる欠点がある。
ハ 考案の目的 本考案は前記に鑑み、前記従来の振動防止部材
2等のダンパーを使用することなく、コイルスプ
リングの係止用フツクの形成状態を変えるのみ
で、振動に対する耐久性をもたせると共に前記の
ような摩耗破損の減少を図り、しかも前記のよう
なダンパーを使用しないことによつて安価に形成
できる引張り用コイルスプリング取付装置を提案
することを目的とするものである。
ニ 考案の構成 本考案は前記の目的を達成するために、両端に
係止用フツクを形成した引張り用コイルスプリン
グを、対向する両取付部材間に、該部材に設けた
係止穴に前記フツクを挿入して架設するようにし
たものにおいて、前記両取付部材の係止穴7,7
を、該穴7,7にコイルスプリングを架設した場
合、該スプリングにひねりが与えられるように、
係止穴7,7を、その軸心が同一方向に向くよう
に配置するとともに、前記コイルスプリングの自
由状態における両係止用フツクをその形成面同志
が交差するよう形成し、コイルスプリングを両取
付部材間に架設することによりコイルにひねりが
与えられるようにしたものである。
ホ 実施例 次に第3図乃至第5図に示す本考案の実施例に
ついて説明する。8は引張り用コイルスプリング
の主体部で周知の如くコイル状に巻かれている。
9,10は前記主体部8を形成する線金を両端に
延長して屈曲形成した係止用フツクである。この
両係止用フツク9,10は、その引張り力を加え
ない自由状態におけるそのフツク形成面が、取付
状態におけるフツク形成面よりコイルの巻き方向
に位相がずれるようにして形成されている。すな
わち、第3図及び第4図に示す実施例では、一方
の係止用フツク9の形成面A−Aが他方の係止用
フツク10の形成面B−Bと直交するようにして
両係止用フツク9,10を形成し、このコイルス
プリングの取付時には、第5図に示す如く、両係
止用フツク9,10の夫々の形成面A−A、B−
Bが同一面におかれるように、コイルスプリング
をひねつてステー5とレバー6間に架設するよう
になつている。尚、該実施例においては、両係止
用フツク9,10の両形成面A−A,B−Bが取
付時に相互に90゜のひねり角をもつようにθが設
定されているが、この角度θは、両係止用フツク
9,10が、その取付時に、第6図の実線で示す
如く、係止穴7におけるコイル巻き方向の端縁7
a,7aに対して当接すると共に該当接力が、該
両係止用フツク9,10のコイル巻き方向への摺
動が容易に起きないような力となるような復起力
が生ずるように設定すればよい。一般には、この
角度θは、ステー5やレバー6の取付状態の誤差
を加味して確実にねじり力が生ずるように30゜以
上とるのが望ましい。
ヘ 作用 以上のようであるから、引張り用コイルスプリ
ング取付装置を第5図に示すように取付けるに
は、両係止用フツク9,10を、ステー5とレバ
ー6に設けた軸心が同一方向に向かう(平行)係
止穴7,7に対し挿入係合する。この場合両係止
用フツク9,10の位相が90゜ずれていることに
よりコイルにひねりが興えられることになる。こ
れにより、両係止用フツク9,10は、主体部8
に生じた復帰力によつて第6図に実線で示すよう
に係止穴7におけるコイル巻き方向の両端縁7
a,7aに押し付けられるように当接して係止さ
れる。このようして取付けられたコイルスプリン
グの主体部8には、ねじり力が付加されることに
なるので、その応力振幅は緩和される。この応力
振幅の測定結果を第7図に示す。該測定は、振動
加速が一定で振動周波数を変えたときの応力振幅
を示すもので、その特性イが本考案によるコイル
スプリングである。同じ条件のもとで従来のダン
パーのないコイルスプリングの応力振幅は特性ロ
のような値を示し、従来のダンパーを有するコイ
ルスプリングの応力振幅は特性ハのような値を示
した。この測定結果より、本考案のコイルスプリ
ングによれば、従来のダンパーを有するコイルス
プリングと同様に応力振幅を緩和することができ
ることが判る。また、従来のダンパーを有するコ
イルスプリングにおいては、その応力振幅のピー
ク周波数が低くなり、このコイルスプリングを自
動車用エンジンに使用した場合には、運転時、常
時この周波数(回転数)域で使用される可能性が
出てくるが、本考案のコイルスプリングにおいて
はこの問題も解決される。また、両係止用フツク
9,10は、その取付時に、係止穴7に対し、そ
のコイル巻き方向の端縁7aに押圧されるので、
コイルスプリングの振動による摺動が低減され、
その結果、摺動摩擦による破損が少なくなり、耐
久性が向上する。この摺動摩擦による摩耗量を、
上記第7図に示す測定条件のもとで、測定した結
果、第8図にしめすような値を示した。この第8
図のイが本考案のコイルスプリングの摩耗量で、
ロが従来のダンパーを有しないコイルスプリン
グ、ハが従来のダンパーを有するコイルスプリン
グの夫々の摩耗量を示す。この結果により、本考
案のコイルスプリングの摩耗量が少ないことが判
る。
ト 考案の効果 以上のように本考案によれば、従来のダンパー
を有しないコイルスプリングに比べて応力振動の
緩和と、係止用フツク9,10の摩耗量の軽減を
図つて耐久性の向上を図ることができる。しかも
従来のダンパーを有するコイルスプリングに比べ
て、係止用フツク9,10の摩耗量の軽減を図つ
て耐久性の向上を図り得る上に、ダンパーを有す
ることなく単にコイルスプリングの自由状態にお
ける両端係止用フツク形成面同志を交差させて形
成し、係止穴7,7をその軸心が同一方向に向く
ように配置するのみで、主体部のばね特性を変え
ることなく取付可能で、しかもダンパーを有るコ
イルスプリングと同様な応力振幅の緩和を図るこ
とができ、そのため、従来のようなダンパーの製
造やその取付作業を必要とせず、安価に製造で
き、更にダンパーの破損によるスプリング特性の
阻害もない特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダンパーを有する引張り用コイ
ルスプリングの側面図、第2図はその取付状態を
示す側面図、第3図は本考案装置に用いる引張り
用コイルスプリングの側面図、第4図は同正面
図、第5図は同取付状態を示す側面図、第6図は
本考案装置を示す断面図、第7図は振動周波数に
対する応力振幅の測定結果を示す特性図、第8図
は摩耗量を示す図である。 5,6……取付部材であるステーとレバー、7
……係止穴、8……コイルスプリングの主体部、
9,10……係止用フツク、A−A,B−B……
フツク形成面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に係止用フツクを形成した引張り用コイル
    スプリングを、対向する両取付部材間に、該部材
    に設けた係止穴に前記フツクを挿入して架設する
    ようにしたものにおいて、前記両取付部材の係止
    穴7,7を、該穴7,7にコイルスプリングを架
    設した場合、該スプリングにひねりが与えられる
    ように、係止穴7,7を、その軸心が同一方向に
    向くように配置するとともに、前記コイルスプリ
    ングの自由状態における両係止用フツクをその形
    成面同志が交差するよう形成し、コイルスプリン
    グを両取付部材間に架設することによりコイルに
    ひねりが与えられるようにした引張り用コイルス
    プリング取付装置。
JP19003183U 1983-12-08 1983-12-08 引張り用コイルスプリング取付装置 Granted JPS6097431U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19003183U JPS6097431U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 引張り用コイルスプリング取付装置

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JP19003183U JPS6097431U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 引張り用コイルスプリング取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS6097431U JPS6097431U (ja) 1985-07-03
JPH0134768Y2 true JPH0134768Y2 (ja) 1989-10-23

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ID=30409551

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19003183U Granted JPS6097431U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 引張り用コイルスプリング取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4625820B2 (ja) * 2007-03-14 2011-02-02 フィッシャー アンド ペイケル アプライアンシーズ リミテッド リニアコンプレッサ用スプリング

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4875041U (ja) * 1971-12-20 1973-09-18
JPS6030704Y2 (ja) * 1980-07-10 1985-09-13 三洋電機株式会社 冷蔵庫

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JPS6097431U (ja) 1985-07-03

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