JPH0135209Y2 - - Google Patents

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JPH0135209Y2
JPH0135209Y2 JP9009487U JP9009487U JPH0135209Y2 JP H0135209 Y2 JPH0135209 Y2 JP H0135209Y2 JP 9009487 U JP9009487 U JP 9009487U JP 9009487 U JP9009487 U JP 9009487U JP H0135209 Y2 JPH0135209 Y2 JP H0135209Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、気体、液体等の濾過に用いられるフ
イルタエレメントに関するものである。
(従来の技術) 車両用のエンジン等には吸気を濾過するエアク
リーナや、エンジンオイルを濾過するオイルフイ
ルタが用いられるのであるが、これらフイルタ装
置には上記濾過を行うためのフイルタエレメント
が配設される。このようなフイルタエレメントと
しては、従来では、一定の折曲幅を有して蛇腹状
に折曲された濾紙を2枚の保持プレート間で環状
に保持した菊花状エレメントが良く用いられてい
る。
ところで、フイルタエレメントの濾過能力、す
なわち、濾過流量及び濾紙の寿命は濾紙の材料が
同一であれば濾過に用いられる濾紙面積が大きい
ほど増大するため、濾紙は所定領域内にできる限
り無駄なくコンパクトに配設し濾紙面積を大きく
するのが好ましい。ところが従来から用いられて
いる上記菊花状エレメントの場合には、蛇腹状の
濾紙が環状に配されているため、内径側では濾紙
が密に配設されるのであるが、外径側では濾紙の
配設が疎になり外径側に無駄なスペースが多くな
るという問題がある。
このようなことから、例えば、特開昭60−
225620号公報には、濾紙が占める環状の円筒部を
複数の扇状の部分1a,1b,…に分けて考え、
この扇状の部分のそれぞれに濾紙2の折曲された
各ひだ(プリーツ)2a,2b,…が円周方向に
延びるようにして径方向に重ねて配設してなるフ
イルタエレメントが開示されている(第5図参
照)。また、実開昭61−15021号公報には、濾紙が
占める環状の円筒部を半径方向の仮想面3で分割
し、各分割部分に、折曲された濾紙4の各ひだ4
a,4b,…が一定間隔で且つ平行になるように
して濾紙4が配設されたフイルタエレメントが開
示されている(第6図参照)。
(考案が解決しようとする問題) 上記のようなフイルタエレメントにおいては、
濾紙の折曲された各ひだ(プリーツ)が平行に配
されるため、円筒状空間内に折曲された濾紙を無
駄なく配設することができるのであるが、折曲さ
れた各ひだの幅を扇状の部分もしくは仮想面によ
る分割部分の形状に合わせて変化させて作る必要
があり、各ひだ毎にその幅が異なるため、濾紙の
折曲が難しくエレメントの製造コストが高くなり
やすいという問題がある。
本考案はこのようなことから、濾紙の折曲幅
(ひだの幅)がほぼ一定であり、且つこの折曲さ
れた濾紙を所定領域内に無駄なくコンパクトに配
設することができ、濾紙面積を増大させて濾過能
力を高めることができるようにしたフイルタエレ
メントを提供することを目的とする。
ロ 考案の構成 (問題を解決するための手段) このための手段として、本考案のフイルタエレ
メントは、ほぼ一定の折曲幅を有して蛇腹状に折
曲して濾紙を作るとともに、この濾紙の折曲稜線
方向両端部を2枚のほぼ平行な保持プレート部材
により保持するようにして構成されており、プレ
ート部材により保持した濾紙の占める空間の外形
が保持プレート部材の端面にほぼ直角な軸線を有
する多角柱体であり、濾紙の一方の側の折曲稜線
が多角柱体の側面にほぼ接触するように構成され
ている。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の好ましい実施例に
ついて説明する。
第1図は本考案に係るフイルタエレメント20
を有してなるフイルタ装置を示す断面図である。
このフイルタ装置はスピンオンタイプの装置であ
り、フイルタエレメント20を内蔵保持したエレ
メントアセンブリ10と、このエレメントアセン
ブリ10がネジ係合により取り付けられるマウン
トボデイ30とから構成されている。
エレメントアセンブリ10は、下端にエレメン
ト20を挿入させるための開孔を有する絞り加工
された円筒状のケース11と、このケース11内
に内蔵保持されるエレメント20と、エレメント
20を内蔵させた後に上記ケース11の下端の開
孔を覆つて取り付けられるカバー12と、ケース
11内のエレメント20を下方に押し付けてこれ
を固定保持させるスプリング13と、このエレメ
ントアセンブリ10をマウントボデイ30に取り
付けたときに取付部のシールを行うシールリング
14とからなる。なお、カバー12は、エレメン
トアセンブリ10をマウントボデイ30に取り付
ける(スピンオンさせる)ためのメネジ12bを
ほぼ中央部に有するとともに、ケース11内にオ
イルを導入させる複数の導入孔12aを有する。
マウントボデイ30は、例えば鋳造成形されて
なり、入口通路31および出口通路32を有する
とともに、両通路31,32を導通させる導通路
34を有しており、この導通路34はスプリング
36により押圧されたボール35からなるリリー
フバルブにより塞がれている。さらに、このマウ
ントボデイ30は、その上面ほぼ中央に出口通路
32に連通するとともに上方に突出した中空円筒
状の連結パイプ33を有する。この連結パイプ3
3はその上部外周に、上記カバー12の中央部に
形成されたメネジ12bに螺合するオネジ33a
を有する。このため、エレメントアセンブリ10
のマウントボデイ30への取り付け、取り外し
は、カバー12のメネジ12bをパイプ部材33
aに螺合させれば良く、これ故にこのフイルター
装置がスピンオンタイプと称される。
一方、ケース11内に内蔵保持されるフイルタ
エレメント20は、第2図の斜視図および第1図
の矢印−に沿つた断面図である第3図からも
良く分かるように、折曲成形された濾紙21をそ
の折曲稜線方向両端部を六角形状の2枚の保持プ
レート22,23により保持してなり、全体とし
て保持プレート22,23の端面に直角な軸線を
有する六角柱状の外形をしている。このため、第
3図に示すように、濾紙21はほぼ一定の折曲幅
(ひだの幅)を有して折曲されるとともに、一方
の側の折曲稜線21a,21a,…が六角柱の側
面(図中2点鎖線で示す面)にほぼ接触するよう
な状態で上下から保持プレート22,23により
保持されて作られる。なお、このようにして形成
された六角柱形状を維持させ、且つ濾過時におけ
る濾紙21の内外の差圧による濾紙21の変形を
防止するために、濾紙21のひだの他方の折曲稜
線21b,21b,…が接触するようになつた断
面が菱形の中空の柱状芯材24がその上下端を保
持プレート22,23に接合されて配設されてい
る。なお、この芯材24には濾過されるオイルを
通すための多数の透孔24aが設けられている。
また、下側の保持プレート22は濾紙21を通過
したオイルを連結パイプ33を介して出口通路3
2の方へ流すための開孔が形成されている。
以上の構成のフイルター装置の作動について簡
単に説明する。濾過対象となるオイルはポンプ等
により入口通路31に送り込まれ、次いで、矢印
Aで示すように、エレメントアセンブリ10のカ
バー12に形成された導入孔12aを通つてケー
ス11内におけるエレメント20の周囲空間15
内に送り込まれる。この後、このオイルは矢印B
で示すようにエレメント20の濾紙21を通つて
濾過され、芯材24の透孔24aを通つて芯材2
4内の空間に入る。そして矢印Cで示すように、
エレメントアセンブリ10のカバー12と螺合さ
れた連結パイプ33を介して出口通路32に送り
出される。なお、濾紙21による濾過が進んで濾
紙21を通る流れの抵抗が大きくなつて入口通路
31と出口通路32との間の差圧が所定値以上に
なると、リリーフバルブとしてのボール35がス
プリング36の押力に抗して移動され、導通路3
4を通つてオイルが入口通路31から出口通路3
2へ直接逃がされるようになつている。
以上説明したフイルタエレメント20では、濾
紙21の折曲幅がほぼ一定なので、この折曲を行
うのが簡単であり、製造コストを抑えることがで
きる。さらに、第3図から良く分かるように、折
曲された各ひだが平行に配設されるので、濾紙を
無駄なくコンパクトに配することができる。参考
までに、従来の菊花型のエレメントの場合と比較
すると、菊花型のエレメントの外周半径rを本考
案の六角柱の外接円筒の半径と同じにし、そのひ
だの幅をいずれの場合もr/2とすると、本考案
の場合の濾紙の面積は菊花型の濾紙の面積の約
1.10倍になる。
さらに、本考案のエレメントの場合には、ケー
ス11の内径をエレメント20の六角形に外接す
るまで小さくしてもケース11の内面とエレメン
ト20の外側面との間には六箇所の空間15があ
るために、入口通路31から送られてきたオイル
をこの空間15を通して送ることができる。しか
しながら、従来におけるようなエレメントが円筒
状に形成されたものの場合には、ケース内径をエ
レメントの外径と同じにしたのでは、上記空間1
5に相当する空間がなくなるためオイルが流れに
くくなる。このため、オイルを流す空間を作るた
めにケース内径はエレメントの外径より大きくす
る必要があり、ケース外径が本考案のケース外径
より大きくなる。また、本考案の場合には、エレ
メント20の六角柱の稜部を、第3図に示すよう
に、ケース11の内面に当接させるようにする
と、ケース11によりエレメント20をしつかり
と支持することができるという利点がある。
第4図は本考案に係るフイルタエレメントの異
なる実施例を示す断面図である。このエレメント
20′も第2図に示したように上下から2枚の保
持プレート22,23により保持された六角柱形
状をしており、この点に関しては、上述のエレメ
ント20と同じである。さらに、ほぼ一定の折曲
幅を有する濾紙21′の一方の側の折曲稜線21
a′が六角柱の外側面にほぼ接触するように配設さ
れているのであるが、この配設の位置が図示のよ
うに第3図の配設の場合とは異なり、このため芯
材26は中空の六角柱状となる。このように濾紙
を配設すると、濾紙面積を第3図の場合よりさら
に大きくすることができる。具体的には、第4図
のエレメントの濾紙面積は第3図のエレメントの
濾紙面積の約1.13倍で、従来の菊花型のエレメン
トの濾紙面積の約1.24倍になる。
以上においては、エレメントを六角柱状に形成
した例を示したが、本考案のエレメントは六角柱
状のものに限るものではなく、四角柱、八角柱
等、他の多角柱状にしたものでも良いのは無論の
ことである。
ハ 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、ほぼ一
定の折曲幅を有して蛇腹状に折曲されて濾紙が作
られ、プレート部材により保持されたこの濾紙の
占める空間の外形が保持プレート部材の端面にほ
ぼ直角な軸線を有する多角柱体であり、濾紙の一
方の側の折曲稜線が多角柱体の側面にほぼ接触す
るようにしてエレメントが構成されているので、
濾紙を所定の領域内に無駄なく且つコンパクトに
配設することができ、エレメントの大きさを増大
させることなく濾紙面積を増大させることがで
き、この結果、このフイルタエレメントの濾過能
力および寿命を高めることができる。なお、この
エレメントが内蔵保持されるケースは通常は円筒
形であるので、ケース内径をエレメントの稜部が
接触するまで小さくしても角柱の外側面と円筒の
内側面との間の空間を使つて流体を流すことがで
きるので、ケースを従来のエレメントを用いる場
合より小さくコンパクトにすることができる。さ
らに、このようにエレメントの稜部をケース内径
に接触させることによりケース内におけるエレメ
ントの保持を確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る角柱型フイルタエレメン
トを有するフイルタ装置の全体を示す断面図、第
2図は上記角柱型フイルタエレメントを示す斜視
図、第3図は第1図の矢印−に沿つて上記フ
イルタ装置を示す断面図、第4図は本考案に係る
フイルタエレメントの異なる例を示す断面図、第
5図および第6図は従来のフイルタエレメントに
おける濾紙の配列例を示す断面図である。 10…エレメントアセンブリ、11…ケース、
12…カバー、20…フイルタエレメント、21
…濾紙、22,23…保持プレート、24,26
…芯材、30…マウントボデイ、31…入口通
路、32…出口通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ほぼ一定の折曲幅を有して蛇腹状に折曲され
    て作られた濾紙と、該濾紙の折曲稜線方向両端
    部を保持する2枚のほぼ平行な保持プレート部
    材とを備えてなり、 上記プレート部材により保持された上記濾紙
    の占める空間の外形が上記保持プレート部材の
    端面にほぼ直角な軸線を有する多角柱体であ
    り、上記濾紙の一方の側の折曲稜線が上記多角
    柱体の側面にほぼ接触するように構成されてい
    ることを特徴とする角柱型フイルタエレメン
    ト。 2 上記多角柱が六角柱であることを特徴とする
    上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の角柱
    型フイルタエレメント。
JP9009487U 1987-06-11 1987-06-11 Expired JPH0135209Y2 (ja)

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SE536436C2 (sv) * 2012-03-01 2013-10-29 Scania Cv Ab Filterhus och luftfilterenhet för en förbränningsmotor

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