JPH0135923B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135923B2 JPH0135923B2 JP56138316A JP13831681A JPH0135923B2 JP H0135923 B2 JPH0135923 B2 JP H0135923B2 JP 56138316 A JP56138316 A JP 56138316A JP 13831681 A JP13831681 A JP 13831681A JP H0135923 B2 JPH0135923 B2 JP H0135923B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monofilament
- nozzle
- stretching
- strength
- extruder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D5/00—Formation of filaments, threads, or the like
- D01D5/12—Stretch-spinning methods
- D01D5/16—Stretch-spinning methods using rollers, or like mechanical devices, e.g. snubbing pins
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/02—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D01F6/04—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyolefins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は溶融紡糸延伸法による高強力モノフイ
ラメントの製造方法に関し、更に詳しくは従来得
られている高強力モノフイラメントに勝るモノフ
イラメントの安定した製造方法に関する。 〔従来技術〕 従来、中高密度ポリエチレンモノフイラメント
は、密度が1より低い為特に水産資材用繊維とし
て需要が大きい。しかし、このポリエチレンを溶
融紡糸し1段又は多段延伸して得られるモノフイ
ラメントは引張強度7〜9.5g/d程度(例えば
特開昭54−56644)であり、この程度の引張強度
では、高強力を必要とされる場合にはまだ不向き
であつた。たとえば、石油掘削船の曵航ロープと
しては、現在ワイヤーロープと一部ナイロンロー
プが用いられているが、いずれも曵航中に水沈す
る為、負荷張力が大きくなる他、曵航速度に限界
があり、仮に、前記モノフイラメントを用いる
と、直径約150mmのロープという計算になり、お
よそ非現実的な太いロープになつてしまう。従つ
て上記のような欠点を有しながらも、強度を要す
るロープには、ナイロンやワイヤーが用いられて
おり、ポリエチレンの強力糸の出現が望まれてい
た。 例えば、分子量の高いポリエチレンから強力糸
が得られることは示唆されており、種々の試みが
なされているが、未だ実用に供しうるような技術
は完成されていないのが実状である。 また、高強力モノフイラメントを得ようとする
と溶融モノフイラメント及び延伸用原糸にはかな
りの引張り応力を受け、ノズル下または延伸ロー
ルにおける切断が多発し、生産性を上げることが
困難であつた。 〔発明が解決しようとする課題及びそれを解決す
るための手段〕 本発明者らは、かかる事情に鑑み鋭意検討した
結果、特定の分子量及び分子量分布を有する中高
密度ポリエチレンを用い、押出機のスクリユウに
特定のものを用い、且つ、特定の条件で成形する
ことにより、従来にない高強力モノフイラメント
が安定生産できることを見出し本発明を完成し
た。即ち、本発明の要旨は、中高密度ポリエチレ
ンを溶融押出機とモノフイラメント用ノズルを用
いて押出し、延伸するモノフイラメントの製造方
法において中高密度ポリエチレンとしてメルトイ
ンデツクス0.1〜0.9g/10minで、ハイロードメ
ルトインデツクス/メルトインデツクス比が40以
下なるポリエチレンを用い、溶融押出機として当
該押出機のスクリユウのメタリング部の溝深さ
hmが0.157D0.719〜0.269D0.719mmであるものを用
い、当該押出機によるモノフイラメント用ノズル
からの押出時のノズルシエアレートが150〜
900sec-1である高強力モノフイラメントの製造方
法にある。 以下本発明の内容を詳説する。 本発明に用いられる中高密度ポリエチレンは、
メルトインデツクスが0.1〜0.9g/10minの範囲
にあることが重要であり、0.1g/10min未満だ
と紡糸時にメルトフラクチユアが出やすく、延伸
性が悪く、白化開始倍率が低くなり、高倍率延伸
ができず、結果的に該モノフイラメントが十分高
強力に至らない。又、0.9g/10minを越えると、
延伸性の問題はなくなり、高倍率延伸が可能であ
るが該モノフイラメントの強度は不十分となる傾
向にある。 該ポリエチレンは同時に、分子量分布を示すと
いわれるハイロードメルトインデツクス/メルト
インデツクスなる比が40以下にあることが必要で
あり、40を越えると該モノフイラメントの十分な
直線強度、結節強度が得られない方向にあるばか
りでなく、曵糸性が低下し成形の際、繊度を変更
する度にその繊度に合つたノズル径のノズルに変
更しなければノズル下及び延伸ロールで糸切れを
するという傾向にあるという問題もある。この為
本発明で使用しうるポリエチレンは、メルトイン
デツクス0.1〜0.9g/10minでハイロードメルト
インデツクス/メルトインデツクス40以下である
ことが必要である。 なお、本発明に用いられる中高密度ポリエチレ
ンは、エチレンの単独重合体もしくは異種モノマ
ーとの共重合体であつても良く、又、必要に応じ
て、耐熱安定剤、耐候安定剤、滑剤、艶消剤、顔
料、難燃剤等を含んでいてもよい。 溶融紡糸段階で、使用するノズル断面形状は、
任意で良いが、好ましくは、ノズル断面積が
0.503〜3.14mm2、ノズル形状が偏平比1.1〜1.6の楕
円形でもある。特にノズルシエアレートが150〜
900sec-1で溶融押出することが必要である。ノズ
ルシエアレートが900sec-1を越えると、メルトフ
ラクチユアが発生しやすくなる他に、長時間運転
時に紡糸口にメヤニが多発し、それらが原因でノ
ズル下での糸切れが多くなり易い。又、150sec-1
未満になると、紡糸圧が小さくなり、押出量のバ
ラツキとなつて現われ、製品の繊度ムラを引き起
こし易い。このようなノズルシエアレートを保持
することによつて、成形性、表面状態に優れた高
強力モノフイラメントを得ることができる。 又、溶融紡糸時に用いる押出スクリユーとして
はそのメタリング部の溝深さhmが0.157D0.719〜
0.269D0.719mm(但しDは押出機口径〔mm〕)であ
ることが必要である。溝深さこの範囲は押出機口
径が例えば40mmφの場合はhm=2.23〜3.82mmとな
る。hmが0.157D0.719未満だと、生産量が低くな
る(延伸切れ、ノズル下切れ)上に樹脂発熱が起
こり、それが原因で糸ゆれや発煙の成形上の問題
が生じ、フイラメントの粉ふき、毛羽だち等の
種々の物性低下を引き起こし易い。又、
0.269D0.719を越えると、混練度が低下することに
よつて、色ムラや延伸切れが起こる傾向にある。 ノズルより押出された樹脂は、通常冷却水槽中
を通過させ、あるいは、必要に応じて処理浴を用
いて固化させ、原糸を作り、これを最適な温度で
高倍率延伸を行なう。高倍率延伸は、一段で湿式
であつても良いし、加熱ロール方式、熱板式、加
熱空気浴式を用いても良く、又、これらのいずれ
の組合せによる多段延伸であつてもよい。特に、
ネツキング変形を伴う延伸時(一段延伸時又は多
段延伸の場合は第1段延伸時)の変形を50min-1
以下で延伸し、ネツキング変形完了後の延伸時の
変形速度を20min-1以下で多段延伸すると好まし
い結果を得ることができる。但し、延伸時の変形
速度はVi+1−Vi/Liとする。 Li:第i段有効延伸距離〔m〕 Vi:第i段延伸時のフイラメント送出線速度
〔m/min〕 Vi+1:第i段延伸時のフイラメント引取線速
度〔m/min〕 この場合、ネツキング変形を伴う延伸時の変形
速度を50min-1を越えると、フイラメント内部に
ボイドが発生し、糸表面が白濁したり、延伸切が
多くなる。又、ネツキング変形完了後の延伸時の
変形速度を20min-1を越えて多段延伸すると、や
はり延伸切が多発し、十分に高倍率延伸ができな
い。この場合、各段の延伸倍率は、各段での白濁
開始倍率より0.2〜0.5倍低くなる様に設定し、延
伸温度としてはネツキング変形を伴うネツキング
延伸時の延伸温度を100℃以下で延伸し、ネツキ
ング変形完了後の延伸温度を100℃以上で多段延
伸することが適当である。 本発明によれば、実施例にも示す如く1段又は
多段延伸法によつて引張強度11〜15g/d、結節
強度3〜5g/dの高強力モノフイラメントの製
造が糸切れ等のトラブルを伴うことなく可能とな
り、従来のポリエチレンモノフイラメントの強度
及び生産性を向上させるばかりでなく、これから
加工されるロープ、漁網等の軽量化、省資源の効
果を伴つて、ナイロンロープや、ワイヤーロープ
の代替が十分可能となる。特に、大型船舶用ロー
プ分野(ホーサー、タグロープ等)において、強
度が十分あり、水に浮く、軽い、耐摩耗、耐候性
に優れる等、数々の効果を発揮する。 次に実施例、比較例を挙げて本発明につき詳細
に説明する。 実施例1〜3、比較例1〜11 ステアリン酸亜鉛0.5%、2,6−ジ−第三級
ブチル−4−メチルフエノール0.1%、ステアリ
ン酸カルシウム0.1%、ジミリスチルチオジプロ
ピオネート0.05%を含む高密度ポリエチレンを第
1表に示す条件で、溶融押出し水冷後、延伸して
モノフイラメントを製造した。得られた結果は第
1表に示す通りである。なお下記条件は各実施
例、各比較例とも共通である。又、延伸は可能な
限り、高倍率延伸を行なつた。 押出機:40mmφ、L/D=24 スクリユウ:圧縮比3.2 ブレーカープレート:2.0φ×86H スクリーンパツク:80.100.150.150.100メツシユ
計5枚 ノズルホール数:40本取り 押出機温度(℃):C1160 C2250 C3290 D1290 D2290 エアーギヤツプ:5cm 紡糸速度(高速側):110m/min モノフイラメント物性測定方法:JIS L1070
1073 による。ただし、 チヤツク間 30cm 引張速度 30cm/min 室 温 20℃ 湿 度 60%
ラメントの製造方法に関し、更に詳しくは従来得
られている高強力モノフイラメントに勝るモノフ
イラメントの安定した製造方法に関する。 〔従来技術〕 従来、中高密度ポリエチレンモノフイラメント
は、密度が1より低い為特に水産資材用繊維とし
て需要が大きい。しかし、このポリエチレンを溶
融紡糸し1段又は多段延伸して得られるモノフイ
ラメントは引張強度7〜9.5g/d程度(例えば
特開昭54−56644)であり、この程度の引張強度
では、高強力を必要とされる場合にはまだ不向き
であつた。たとえば、石油掘削船の曵航ロープと
しては、現在ワイヤーロープと一部ナイロンロー
プが用いられているが、いずれも曵航中に水沈す
る為、負荷張力が大きくなる他、曵航速度に限界
があり、仮に、前記モノフイラメントを用いる
と、直径約150mmのロープという計算になり、お
よそ非現実的な太いロープになつてしまう。従つ
て上記のような欠点を有しながらも、強度を要す
るロープには、ナイロンやワイヤーが用いられて
おり、ポリエチレンの強力糸の出現が望まれてい
た。 例えば、分子量の高いポリエチレンから強力糸
が得られることは示唆されており、種々の試みが
なされているが、未だ実用に供しうるような技術
は完成されていないのが実状である。 また、高強力モノフイラメントを得ようとする
と溶融モノフイラメント及び延伸用原糸にはかな
りの引張り応力を受け、ノズル下または延伸ロー
ルにおける切断が多発し、生産性を上げることが
困難であつた。 〔発明が解決しようとする課題及びそれを解決す
るための手段〕 本発明者らは、かかる事情に鑑み鋭意検討した
結果、特定の分子量及び分子量分布を有する中高
密度ポリエチレンを用い、押出機のスクリユウに
特定のものを用い、且つ、特定の条件で成形する
ことにより、従来にない高強力モノフイラメント
が安定生産できることを見出し本発明を完成し
た。即ち、本発明の要旨は、中高密度ポリエチレ
ンを溶融押出機とモノフイラメント用ノズルを用
いて押出し、延伸するモノフイラメントの製造方
法において中高密度ポリエチレンとしてメルトイ
ンデツクス0.1〜0.9g/10minで、ハイロードメ
ルトインデツクス/メルトインデツクス比が40以
下なるポリエチレンを用い、溶融押出機として当
該押出機のスクリユウのメタリング部の溝深さ
hmが0.157D0.719〜0.269D0.719mmであるものを用
い、当該押出機によるモノフイラメント用ノズル
からの押出時のノズルシエアレートが150〜
900sec-1である高強力モノフイラメントの製造方
法にある。 以下本発明の内容を詳説する。 本発明に用いられる中高密度ポリエチレンは、
メルトインデツクスが0.1〜0.9g/10minの範囲
にあることが重要であり、0.1g/10min未満だ
と紡糸時にメルトフラクチユアが出やすく、延伸
性が悪く、白化開始倍率が低くなり、高倍率延伸
ができず、結果的に該モノフイラメントが十分高
強力に至らない。又、0.9g/10minを越えると、
延伸性の問題はなくなり、高倍率延伸が可能であ
るが該モノフイラメントの強度は不十分となる傾
向にある。 該ポリエチレンは同時に、分子量分布を示すと
いわれるハイロードメルトインデツクス/メルト
インデツクスなる比が40以下にあることが必要で
あり、40を越えると該モノフイラメントの十分な
直線強度、結節強度が得られない方向にあるばか
りでなく、曵糸性が低下し成形の際、繊度を変更
する度にその繊度に合つたノズル径のノズルに変
更しなければノズル下及び延伸ロールで糸切れを
するという傾向にあるという問題もある。この為
本発明で使用しうるポリエチレンは、メルトイン
デツクス0.1〜0.9g/10minでハイロードメルト
インデツクス/メルトインデツクス40以下である
ことが必要である。 なお、本発明に用いられる中高密度ポリエチレ
ンは、エチレンの単独重合体もしくは異種モノマ
ーとの共重合体であつても良く、又、必要に応じ
て、耐熱安定剤、耐候安定剤、滑剤、艶消剤、顔
料、難燃剤等を含んでいてもよい。 溶融紡糸段階で、使用するノズル断面形状は、
任意で良いが、好ましくは、ノズル断面積が
0.503〜3.14mm2、ノズル形状が偏平比1.1〜1.6の楕
円形でもある。特にノズルシエアレートが150〜
900sec-1で溶融押出することが必要である。ノズ
ルシエアレートが900sec-1を越えると、メルトフ
ラクチユアが発生しやすくなる他に、長時間運転
時に紡糸口にメヤニが多発し、それらが原因でノ
ズル下での糸切れが多くなり易い。又、150sec-1
未満になると、紡糸圧が小さくなり、押出量のバ
ラツキとなつて現われ、製品の繊度ムラを引き起
こし易い。このようなノズルシエアレートを保持
することによつて、成形性、表面状態に優れた高
強力モノフイラメントを得ることができる。 又、溶融紡糸時に用いる押出スクリユーとして
はそのメタリング部の溝深さhmが0.157D0.719〜
0.269D0.719mm(但しDは押出機口径〔mm〕)であ
ることが必要である。溝深さこの範囲は押出機口
径が例えば40mmφの場合はhm=2.23〜3.82mmとな
る。hmが0.157D0.719未満だと、生産量が低くな
る(延伸切れ、ノズル下切れ)上に樹脂発熱が起
こり、それが原因で糸ゆれや発煙の成形上の問題
が生じ、フイラメントの粉ふき、毛羽だち等の
種々の物性低下を引き起こし易い。又、
0.269D0.719を越えると、混練度が低下することに
よつて、色ムラや延伸切れが起こる傾向にある。 ノズルより押出された樹脂は、通常冷却水槽中
を通過させ、あるいは、必要に応じて処理浴を用
いて固化させ、原糸を作り、これを最適な温度で
高倍率延伸を行なう。高倍率延伸は、一段で湿式
であつても良いし、加熱ロール方式、熱板式、加
熱空気浴式を用いても良く、又、これらのいずれ
の組合せによる多段延伸であつてもよい。特に、
ネツキング変形を伴う延伸時(一段延伸時又は多
段延伸の場合は第1段延伸時)の変形を50min-1
以下で延伸し、ネツキング変形完了後の延伸時の
変形速度を20min-1以下で多段延伸すると好まし
い結果を得ることができる。但し、延伸時の変形
速度はVi+1−Vi/Liとする。 Li:第i段有効延伸距離〔m〕 Vi:第i段延伸時のフイラメント送出線速度
〔m/min〕 Vi+1:第i段延伸時のフイラメント引取線速
度〔m/min〕 この場合、ネツキング変形を伴う延伸時の変形
速度を50min-1を越えると、フイラメント内部に
ボイドが発生し、糸表面が白濁したり、延伸切が
多くなる。又、ネツキング変形完了後の延伸時の
変形速度を20min-1を越えて多段延伸すると、や
はり延伸切が多発し、十分に高倍率延伸ができな
い。この場合、各段の延伸倍率は、各段での白濁
開始倍率より0.2〜0.5倍低くなる様に設定し、延
伸温度としてはネツキング変形を伴うネツキング
延伸時の延伸温度を100℃以下で延伸し、ネツキ
ング変形完了後の延伸温度を100℃以上で多段延
伸することが適当である。 本発明によれば、実施例にも示す如く1段又は
多段延伸法によつて引張強度11〜15g/d、結節
強度3〜5g/dの高強力モノフイラメントの製
造が糸切れ等のトラブルを伴うことなく可能とな
り、従来のポリエチレンモノフイラメントの強度
及び生産性を向上させるばかりでなく、これから
加工されるロープ、漁網等の軽量化、省資源の効
果を伴つて、ナイロンロープや、ワイヤーロープ
の代替が十分可能となる。特に、大型船舶用ロー
プ分野(ホーサー、タグロープ等)において、強
度が十分あり、水に浮く、軽い、耐摩耗、耐候性
に優れる等、数々の効果を発揮する。 次に実施例、比較例を挙げて本発明につき詳細
に説明する。 実施例1〜3、比較例1〜11 ステアリン酸亜鉛0.5%、2,6−ジ−第三級
ブチル−4−メチルフエノール0.1%、ステアリ
ン酸カルシウム0.1%、ジミリスチルチオジプロ
ピオネート0.05%を含む高密度ポリエチレンを第
1表に示す条件で、溶融押出し水冷後、延伸して
モノフイラメントを製造した。得られた結果は第
1表に示す通りである。なお下記条件は各実施
例、各比較例とも共通である。又、延伸は可能な
限り、高倍率延伸を行なつた。 押出機:40mmφ、L/D=24 スクリユウ:圧縮比3.2 ブレーカープレート:2.0φ×86H スクリーンパツク:80.100.150.150.100メツシユ
計5枚 ノズルホール数:40本取り 押出機温度(℃):C1160 C2250 C3290 D1290 D2290 エアーギヤツプ:5cm 紡糸速度(高速側):110m/min モノフイラメント物性測定方法:JIS L1070
1073 による。ただし、 チヤツク間 30cm 引張速度 30cm/min 室 温 20℃ 湿 度 60%
【表】
第1表の脚注
(1) ノズルシエアレート
r=4Q/πR3
Q:押出量(cm3/sec)
R:ノズル相当半径(cm)
(2) 肌荒れ度
目視の5段表示
1 非常に良好 2 良好
3 延伸可能限界 4 肌荒れ
5 非常に肌荒れ
(3) ノズル下糸切れ本数
1.5時間紡糸中のノズル下での糸切れ本数。
(4) 延伸性
1.5時間延伸ランニング中切れた本数。
比較例1ではMIが0.1未満のため未延伸の肌荒
れが生じ、延伸性が悪く、製品にならない。比較
例2、5、8ではMIは0.1〜0.9g/10minにある
がHLMI/MIが40を越えるため、ノズル下糸切
れ及び延伸性に問題がある。比較例3、9ではメ
タリング溝深さが浅く延伸不能であり、比較例6
ではメタリング溝深さが深すぎてノズル下糸切
れ、延伸性が劣る。比較例4、10では、シエアレ
ートが大きすぎ、ノズル下糸切れ、延伸性に劣
る。一方、比較例7ではシエアレートが小さすぎ
紡糸不能である。 比較例11ではMIが大きすぎ、強度が劣る。 これらにひきかえ、実施例1〜3においては糸
切れ、延伸性の問題もないばかりか、強度も満足
な値が得られていて、高強力モノフイラメントの
製造が可能である。
れが生じ、延伸性が悪く、製品にならない。比較
例2、5、8ではMIは0.1〜0.9g/10minにある
がHLMI/MIが40を越えるため、ノズル下糸切
れ及び延伸性に問題がある。比較例3、9ではメ
タリング溝深さが浅く延伸不能であり、比較例6
ではメタリング溝深さが深すぎてノズル下糸切
れ、延伸性が劣る。比較例4、10では、シエアレ
ートが大きすぎ、ノズル下糸切れ、延伸性に劣
る。一方、比較例7ではシエアレートが小さすぎ
紡糸不能である。 比較例11ではMIが大きすぎ、強度が劣る。 これらにひきかえ、実施例1〜3においては糸
切れ、延伸性の問題もないばかりか、強度も満足
な値が得られていて、高強力モノフイラメントの
製造が可能である。
Claims (1)
- 1 中高密度ポリエチレンを溶融押出機とモノフ
イラメント用ノズルを用いて押出し、延伸するモ
ノフイラメントの製造方法において、中高密度ポ
リエチレンとしてメルトインデツクス0.1〜0.9
g/10minで、ハイロードメルトインデツクス/
メルトインデツクス比が40以下なるポリエチレン
を用い、溶融押出機として当該押出機のスクリユ
ウのメタリング部の溝深さhmが0.157D0.719〜
0.269D0.719mmであるものを用い、当該押出機によ
るモノフイラメント用ノズルからの押出時のノズ
ルシエアレートが150〜900sec-1であることを特
徴とする高強力モノフイラメントの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56138316A JPS5841908A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 高強力モノフイラメントの製造方法 |
| GB08133225A GB2101522B (en) | 1981-01-26 | 1981-11-04 | Producing high tenacity monofilaments |
| FR8121622A FR2498635B1 (ja) | 1981-01-26 | 1981-11-13 | |
| DE19813145828 DE3145828C2 (de) | 1981-01-26 | 1981-11-13 | Verfahren zur Herstellung von Endlosgarn hoher Reißfestigkeit aus Polyäthylen |
| US06/572,610 US4504432A (en) | 1981-09-04 | 1984-01-23 | Process for producing a monofilament having high tenacity |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56138316A JPS5841908A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 高強力モノフイラメントの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5841908A JPS5841908A (ja) | 1983-03-11 |
| JPH0135923B2 true JPH0135923B2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=15219039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56138316A Granted JPS5841908A (ja) | 1981-01-26 | 1981-09-04 | 高強力モノフイラメントの製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4504432A (ja) |
| JP (1) | JPS5841908A (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS60264353A (ja) * | 1984-06-14 | 1985-12-27 | 相武生コン株式会社 | カラ−モルタル及びカラ−生コンクリ−トの製造方法 |
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