JPH0136508B2 - - Google Patents
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- JPH0136508B2 JPH0136508B2 JP57079354A JP7935482A JPH0136508B2 JP H0136508 B2 JPH0136508 B2 JP H0136508B2 JP 57079354 A JP57079354 A JP 57079354A JP 7935482 A JP7935482 A JP 7935482A JP H0136508 B2 JPH0136508 B2 JP H0136508B2
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Description
本発明は床コーテイング、壁面コーテイングま
たは道路マーキング用組成物に関する。 コンクリート、アスフアルト、金属などの床面
あるいは壁面の塗装被覆に用いられる公知の樹脂
としては溶剤系、あるいはエマルジヨン系の各種
塗料があるが、これらは厚塗りが困難であり、耐
久性には限界がある。そこで、耐久性、耐薬品性
などの要求の特に強い用途には、従来からエポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂など、液状樹脂を施工後に硬化させる合成樹
脂塗り床材が用いられている。エポキシ樹脂は耐
アルカリ性、高強度などを生かして多方面に使用
されているが、一般に柔軟性に欠ける為クラツク
を生じやすくまた耐候性に劣る。ポリエステル樹
脂は耐酸性を生かした工場床に用いられているが
やはり柔軟性に欠け、かつ硬化時の収縮量が大き
い欠点があり、耐候性も劣る。ポリウレタン樹脂
は弾力性、柔軟性を備えており、軽荷重床として
広く使用されているが、耐薬品性、耐候性に劣つ
ている。また、これらは硬化時間が長いため施工
生産性が悪く、特に冬期、5℃以下の施工におい
ては硬化性が極端に悪くなる。 一方、コンクリートやアスフアルトなどの路面
への白線、黄線標示用の道路マーキング材として
は溶剤系の塗料タイプ及び石油樹脂、ロジン系樹
脂などのホツトメルトタイプが常用されている。
塗料タイプは塗り厚みが薄く耐久性はあまり無い
か、塗り厚みの厚いホツトメルトタイプも柔軟性
に欠けるためクラツクが発生しやすく、また耐摩
耗性に劣る。特に交通頻繁な道路における摩耗、
あるいは冬期寒冷地の道路におけるスパイクタイ
ヤ、チエーンをつけたタイヤなどによる摩耗は著
しく、極めて短時間の耐久性しかない。また、ホ
ツトメルトタイプは塗工時に200〜250℃に加熱す
る必要があるため安全性に乏しく、作業も繁雑で
あるという問題もある。 上述の如き床および壁面コーテイング、または
道路マーキング用材料の欠点を補う材料として、
塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体を一成分とする
(メタ)アクリル酸エステル系の組成物が提案さ
れているが、耐候性の点でまだ満足すべきもので
はない。 本発明は上述の如き従来の材料の欠点を解決し
た床および壁面コーテイングまたは道路マーキン
グ組成物を提供する。即ち、本発明の目的は耐候
性にすぐれ、耐薬品性(耐酸。アルカリ性)にす
ぐれ、適度な強度と柔軟性によつて耐久性にすぐ
れた塗膜を与えるコーテイング組成物を提供する
ことである。また、本発明の組成物は硬化時間が
施工時の作業性を損わぬ程度に適度に短く、また
5℃以下の低温においても硬化性のすぐれた、施
工生産性のすぐれた組成物としてもきわめて有用
なものである。 本発明は、下記(A)〜(E)より成る床および壁面コ
ーテイングまたは道路マーキング組成物を提供す
る。 (A) 少なくとも一種のアクリル酸エステルおよ
び/又はメタクリル酸エステル51〜85重量% (B) 少なくとも一種のアクリル酸エステルおよ
び/又はメタクリル酸エステルの(A)に可溶な重
合体又は非重合体10〜24重量% (C) (A)に可溶な可塑剤5〜25重量% (D) 一分子中に少なくとも2個の重合性二重結合
を有する化合物、(A),(B),(C)の合計量100重量
部に対し0.1〜10重量部 (E) 40℃以上の融点を有するパラフイン及び/又
はワツクス、(A),(B),(C)の合計量100重量部に
対し、0.1〜5重量部。 本発明の組成物は一般にはこのほかに硬化剤、
促進剤、及びその他必要な添加剤を添加し、骨材
などの充填剤と混合されて、コテ、ローラー、刷
毛、またはその他の適切な道具、塗工機を用いて
塗工に供されるが、塗工に際しての好ましい作業
性、良好な塗膜表面を得るための好ましいセルフ
レベリング性が要求される。これらの要求を満足
するためには組成物の粘度は低いことが好ましい
が、低すぎると硬化性が悪くなるので適切な粘度
範囲があり、好ましくは50〜1000cpsである。 本発明の組成物と硬化剤、促進剤、その他必要
な添加剤、及び骨材などの充填剤を混合した配合
物の硬化性についても好ましい範囲がある。本発
明の組成物は硬化性にすぐれており、施工生産性
からは硬化時間が短いことは好ましい。しかし、
特に床および壁面コーテイングの場合には、塗工
後、配合物の流動性が失われ硬化に至る前に塗膜
表面が平滑に整えられる余裕時間(配合物が作業
に必要な十分な流動性を保つている時間を可使時
間と呼ぶ)がなければならない。可使時間並びに
硬化時間が余りに短かすぎると塗工作業も困難に
なり、良好な塗膜も得られない。一般には、作業
に応じて必要な可使時間が得られ、かつ十分短い
硬化時間内に硬化するように硬化剤量及び促進剤
量が調整される。好ましい可使時間は5〜30分で
あり、好ましい硬化時間は10〜90分である。 成分(A)の比率が高くなれば、組成物の粘度が低
下して塗工作業性、セルフレベリング性は向上す
るが、硬化性が悪くなるので適当な比率が必要で
あり、51〜85重量%、好ましくは60〜75重量%の
比率で用いられる。成分(A)のアクリル酸エステル
としては例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸n―ブチル、アクリル酸i―ブ
チル、アクリル酸t―プチル、アクリル酸2―エ
チルヘキシルがあげられ、またメタクリル酸エス
テルとしては、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸n―ブチル、メタクリル
酸i―ブチル、メタクリル酸t―ブチル、メタク
リル酸2―エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリ
ル等があげられるが、特にホモポリマーのガラス
転移温度が80℃以上のモノマー、例えばメタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸t―ブチルと同じく0
℃以下のモノマー、例えばアクリル酸ブチル、ア
クリル酸2―エチルヘキシル、メタクリル酸2―
エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、との混
合物が塗膜に適度な強度と柔軟性を与えるために
好ましい組合せである。特に好ましい組合せはガ
ラス転移温度が80℃以上のモノマー30〜85重量%
および同じく0℃以下のモノマー15〜70重量%の
組合せである。 成分(B)は組成物の粘度調節、ポリマー分の存在
による硬化時間の短縮及び塗膜の強度と柔軟性の
バランスによる耐久性の向上を目的として添加さ
れる。成分(B)の比率が低いと組成物の硬化性が悪
い。成分(B)の比率が高すぎると硬化時間は短縮さ
れるが、組成物の粘度が上昇するために塗工作業
性、セルフレベリング性は悪くなる。これらの要
求性能から求められる成分(B)の比率は10〜24重量
%、好ましくは15〜24重量%である。すぐれた品
質の塗膜を得るためには成分(B)は成分(A)に可溶で
なければならない。成分(B)の重合体又は共重合体
を得るためのモノマーとしては、例えば、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸n―ブチル、メタクリル酸i―ブチル、メタク
リル酸t―ブチル、メタクリル酸2―エチルヘキ
シル、メタクリル酸ラウリル、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸n―ブチル、
アクリル酸i―ブチル、アクリル酸t―ブチル、
アクリル酸2―エチルヘキシルがあげられる。好
ましくは、メタクリル酸メチルの重合体およびメ
タクリル酸メチルと、ポリマーのガラス転移温度
の低いモノマー、例えば、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸n―ブチル、アクリ
ル酸i―ブチル、アクリル酸2―エチルヘキシ
ル、メタクリル酸n―ブチル、メタクリル酸2―
エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、との共
重合体があげられる。 成分(C)の可塑剤としては、例えば、ジブチルフ
タレート、ジヘブチルフタレート、ジn―オクチ
ルフタレート、ジ2―エチルヘキシルフタレー
ト、オクチルデシルフタレート、ジn―デシルフ
タレート、ジイソデシルフタレート、ブチルベン
ジルフタレート等のフタル酸エステル類、ジ2―
エチルヘキシルアジペート、オクチルデシルアジ
ペート、ジ2―エチルヘキシルセバケート、ジブ
チルセバケート、ジ2―エチルヘキシルアゼレー
ト、ポリプロピレングリコール、塩素化パラフイ
ン;アジピン酸系、アゼライン酸系、セバチン酸
系、フタル酸系のポリエステル系高分子可塑剤;
エポキシ化油、エポキシ化脂肪酸エステル等のエ
ポキシ系高分子可塑剤等から選ばれる少なくとも
一種又は二種以上の混合物があげられる。成分(C)
は組成物の粘度調節および硬化物の可塑化による
下地面への追随性の向上を目的として添加され
る。成分(C)の比率が高すぎると塗膜の耐汚れ性を
悪くするので好ましくない。これらの要求性能か
ら、成分(C)の比率は5〜25重量%好ましくは5〜
20重量%である。 上記の成分(A),(B)、および(C)によつて塗工作業
性、セルフレベリング性および硬化性に影響を与
える組成物の粘度が好ましい範囲に調節され、か
つ硬化物の強度と柔軟性のバランスが同じく好ま
しい範囲に調節される。 成分(D)は硬化に際して成分(A)を架橋させ、硬化
物の耐久性を向上させる目的で添加される。成分
(D)の添加により、また、塗膜表面の耐薬品性、耐
汚れ性も向上する。また、成分(D)の添加により硬
化性も向上する。成分(D)の添加量は多すぎると硬
化物の柔軟性を悪くするので、成分(A),(B),(C)の
合計量100重量部に対して0.1〜10重量部、好まし
くは1〜5重量部である。成分(D)としては、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、1,2
―プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,3―ブチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、1,6―ヘキサンジオールジ(メタ)
アクリレートのようなアルカンジオールジ―(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジプロピレングリコール―ジ
(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコ
ール―ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート等のポリオキシ
アルキレン―グリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、ト
リアリルフタレート、トリアリルシアヌレート、
トリアリルイソシアヌレート、アリル(メタ)ア
クリレート、ジアリルフマレート等があげられ、
これらは単独で、又は2種以上の併用で用いられ
る。 成分(E)としては、パラフインワツクス、ポリエ
チレンワツクスやステアリン酸、1,2―ヒドロ
キシステアリン酸等の高級脂肪酸等があげられる
が、好ましくはパラフインワツクスが用いられ
る。成分(E)は塗膜表面における硬化反応中の空気
遮断作用、硬化表面への光沢の附与、耐汚れ性の
向上を目的として添加される。夏と冬では塗工時
の温度条件が大きく異なるので、一年を通してこ
れらの目的を満足させる為には融点の異なる二種
以上のものを併用することが好ましい。成分(E)の
多量の添加は塗膜表面の外観をそこなうので、成
分(A),(B),(C)の合計量100重量部に対して0.1〜5
重量部、好ましくは0.2〜2重量部が使用される。 本発明の組成物は硬化剤と促進剤の組合せより
なる公知のレドツクス系触媒を用いて−30℃〜50
℃の温度範囲で2時間以内に硬化させることがで
きる。レドツクス系触媒としては各種のものを用
いることができるが、促進剤として第3級アミ
ン、硬化剤として有機過酸化物の組み合わせを用
いるのが有利である。第3級アミンとしては窒素
原子に直接少なくとも1個の芳香族残基が結合し
ているものが好ましく特に、N,N′―ジメチル
アニリン、N,N′―ジメチル―p―トルイジン、
N,N′―ジ(ヒドロキシエチル)―p―トルイ
ジン、N,N′―ジ(2―ヒドロキシプロピル)
―p―トルイジンの一種又は二種以上の組合せが
好ましい。有機過酸化物の好ましい例としては過
酸化ベンゾイルがあげられる。過酸化ベンゾイル
は取扱い上の危険を避けるために不活性の液体又
は固体で濃度50%程度に稀釈されたペースト状又
は粉末状のものを用いることが好ましい。 本発明の組成物の配合物の好ましい可使時間5
〜30分、および好ましい硬化時間10〜90分を得る
ためには、配合物の温度あるいは塗工時の気温に
応じて硬化剤量および/または促進剤量を調節す
る必要がある。有機過酸化物(濃度50%)の使用
量は本発明の組成物100重量部に対して、0.5〜10
重量部の使用が好ましく、より好ましくは1〜5
重量部である。また、第3級アミンの使用量は同
じく0.1〜6重量部の使用が好ましく、より好ま
しくは0.3〜4重量部である。 本発明の組成物とレドツクス触媒の硬化剤と促
進剤の両成分とを混合すると、すみやかに成分
(A)、成分(D)の重合反応が開始され組成物の硬化が
進行する。また、本発明の組成物と硬化剤の混合
によつても常温においてはゆつくりとではあるが
硬化が進行する。従つて硬化剤は、塗工の直前に
本発明の組成物に混合されることが好ましい。一
方、本発明の組成物と促進剤の混合は本発明の組
成物の硬化を進行させないので、促進剤を本発明
の組成物にあらかじめ混合して貯蔵することがで
きる。この方法は塗工に際しての作業を単純化す
るので好ましい。塗工方法に合わせて硬化剤と促
進剤の混合方法を変化させることも可能である。
本発明の組成物を二つに分け、一方に硬化剤を混
合し、他方に促進剤を混合して、これら二液を塗
工直前に混合する方法を用いれば二液型のスプレ
ー塗工機を使用することができる。この場合、硬
化剤を混合する組成物から成分(A)、成分(D)などの
重合反応を行う成分を除いておき、促進剤を混合
する組成物に成分(A)、成分(D)の全量が含まれるよ
うにし、二液の混合により本組成物を構成するよ
うに工夫することもできる。この方法は、硬化物
を混合した組成物をも長期間安定して貯蔵するこ
とができるので好ましい。 本発明の組成物中に、耐候性を更に改良するた
めに紫外線吸収剤を添加することができる。この
ような紫外線吸収剤としては、2―ヒドロキシ―
4―メトキシベンゾフエノン、2―ヒドロキシ―
4―オクチルオキシベンゾフエノン、2―ヒドロ
キシ―4―デシルオキシベンゾフエノン、2―ヒ
ドロキシ―4―ドデシルオキシベンゾフエノン、
2―ヒドロキシ―4,4′―ジメトキシベンゾフエ
ノン、2―ヒドロキシ―4,4′―ジブトキシベン
ゾフエノン等の2―ヒドロキシベンゾフエノンの
誘導体、あるいは2―(2′―ヒドロキシ―5′―メ
チルフエニル)ベンゾトリアゾール、2―(2′―
ヒドロキシ―3′,5′―ジターシヤリブチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール、2―〔2′―ヒドロキシ
―3′,5′―ビス(2,2′―ジメチルプロピル)フ
エニル〕ベンゾトリアゾールあるいはこれらのハ
ロゲン置換誘導体等のベンゾトリアゾール誘導
体、あるいはフエニルサリシレート、p―エチル
フエニルサリシレート、p―ターシヤリブチルフ
エニルサリシレート等のサリシル酸のエステル類
等をあげることができる。紫外線吸収剤は成分
(A),(B),(C)の合計量100重量部に対し0.01〜5重
量部の範囲で添加することが好ましい。 また、本発明の組成物中に、下地に対する接着
性の安定化や充填剤との接着強度の耐久性を向上
させる目的でγ―メタクリロシプロピルトリメト
キシシラン、γ―グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、N―β―(アミノエチル)―γ―ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、γ―メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン等のシランカツプ
リング剤を添加することができる。また、本発明
の組成物の硬化性を安定化させる目的で、トリブ
チルフオスフアイト、トリ(2―エチルヘキシ
ル)フオスフアイト、トリデシルフオスフアイ
ト、トリステアリルフオスフアイト、トリス(ノ
ニルフエニル)フオスフアイト、、トリフエニル
フオスフアイトなどのフオスフアイト類を、塗膜
の表面外観を整える目的で各種の消泡剤およびレ
ベリング剤を、本発明の組成物の貯蔵安定性を向
上させる目的でヒドロキノン、ヒドロキノンモノ
メチルエーテル、2,4―ジメチル―6―t―ブ
チルフエノールのような重合抑制剤を本発明の組
成物中に添加することができる。 本発明の組成物は一般には骨材その他の充填剤
と混合した配合物として塗工に供せられるが、骨
材としては平均粒径が10μ以上で吸油量が25c.c.ア
マニ油/100g以下のものが好ましい。これらの
骨材の例としては、砂、硅砂、石英砂、これらを
着色したものあるいは焼成したもの、石英粉、硅
砂粉などの岩石粉、着色した磁器、陶器素地を焼
成硬化して粉砕したもの、亜鉛白、炭酸カルシウ
ム、アルミナ、ガラスビーズ等があげられる。粒
径の異なる骨材の組合せが塗工作業性、セルフレ
ベリング性向上のために好ましい。また、配合物
に揺変性を附与するために充填剤としてアスベス
トやセピオライト、アエロジルのようなシリカ粉
末などを添加することもできる。充填剤としては
前記の外に、着色顔料や染料を用いることが好ま
しく、例えば、酸化チタン、硫酸バリウム、カー
ボンブラツク、クロムバーミリオン、ベンガラ、
群青、コバルトブルー、フタロシアニンブルー、
フタロシアニングリーン等が用いられる。一般に
は本発明の組成物100重量部に対し、これらの充
填剤0〜900重量部を配合して塗工に供する。 本発明の組成物と硬化剤、促進剤その他添加
剤、骨材その他の充填剤を混合した配合物は、コ
ンクリート、アスフアルト、鋼板等の床面、又は
壁面の被覆に用いられるが、施工に際しては必要
に応じて床面、壁面等の下地にブライマー処理を
施したのちその上にこの配合物を塗工することが
好ましい。施工方法としてはスプレー方式、金ゴ
テ仕上げ、刷毛塗り、ローラーコーテイング等の
方法を用いることができる。骨材を混合しないあ
るいは一部のみ混合した配合物をあらかじめ塗工
し、硬化する前に骨材を撒布することにより塗膜
表面に骨材を一部突出させノンスリツプ性を附与
する施工方法も可能である。骨材をあらかじめ混
合する配合物においては骨材の種類と量は塗工の
目的に応じて選択される。スプレー、刷用塗り、
ローラーコーテイングなどの塗工方法によれば比
較的薄い塗膜、即ち0.2〜1mmの塗膜を塗工する
ことができるが、このような目的に対する配合に
際しては、骨材量は本発明の組成物100重量部に
対し30〜100重量部が好ましい。より厚い塗膜、
即ち1〜30mmの塗膜を施工する場合には金ゴテ仕
上げが好ましく、骨材量は本発明の組成物100重
量部に対し100〜900重量部が好ましい。この場合
滑らかな塗膜表面を目的とする場合には骨材量
100重量部に近いことが好ましく、塗膜厚みの厚
い場合には経済的観点から骨材量900重量部に近
い量が好まれる。しかし900重量部を越えると配
合物の硬化性が悪くなり好ましくない。 下記実施例中の部はすべて重量部を示し、また
可使時間および硬化時間は配合物中に硬化剤を添
加した時点を起点とする。 実施例 1 メタクリル酸メチル 40部 アクリル酸2―エチルヘキシル 20部 エチレングリコールジメタクリレート 2部 塩素化パラフイン(塩素含有量50%) 10部 オクチルデシルフタレート 10部 N,N′―ジ(2―ヒドロキシプロピル)―p
―トルイジン 0.5部 ヒドロキノン 0.0025部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながらメタクリル酸メチル
(MMA)とアクリル酸ブチル(BA)の共重合体
(MMA/BA=90/10)20部を少量ずつ添加し
た。次いでこれらの混合物を50℃に昇温し、n―
パラフイン融点54〜56℃のもの0.5部、同じく融
点64〜66℃のもの0.5部を添加した。MMA/BA
共重合体が完全に溶解したのち混合物を冷却し
た。このようにして20℃における粘度400cpsの組
成物を得た。この組成物100部に硬化剤として純
分50%の過酸化ベンゾイル粉末(以下BPOパウ
ダーと略す)2部を添加しよく混合して硬化させ
たところ、20℃において約50分で硬化した。この
硬化物をJIS K 6301に基づいて引張り試験を行
つたところ破断強度130Kg/cm2及び破断伸度130%
を示し、強度と柔軟性のバランスがとれていた。 次に、この組成物50部に対し硅砂粉23部、硅砂
8号25部、着色剤(日弘ビツクス製EST―417グ
リーン)2部を加えてよく撹拌し、更にBPOパ
ウダー1部を添加し撹拌して配合物をつくり、プ
ライマー処理を施したコンクリート床面に室温20
℃において厚み約2mmになるように金ゴテを用い
て塗工した。配合物は約20分の可使時間を有して
おり、この間に作業性良く塗工することができ
た。また、配合物のセルフレベリング性は良好で
あり、塗工された配合物は約1時間後に硬化して
表面平滑で美麗な塗膜となつた。 実施例 2 実施例1の組成物70部に対し、硅砂粉25部、着
色剤5部、アエロジル―200 1部、BPOパウダ
ー2.8部を添加し撹拌して配合物を得た。この配
合物をプライマーを塗布したスレート板上に厚さ
約1mmに金ゴテを用いて塗布し、室温において硬
化させ塗膜を作成した。尚、着色剤としてはA.
酸化チタン(ルチル)、B.灰色ペースト(日弘ビ
ツクス製EST―015X―1)、及びC.緑色ペースト
(日弘ビツクス製EST―417グリーン)の3種類
を各々使用して3種類の塗膜を作成した。 これら3種類の塗膜を加速暴露試験機(東洋理
化工業(株)製スタンダード紫外線ウエザーメーター
WE―2型)に1000時間かけて耐候性試験を行つ
たが、塗膜の色および表面状態に変化は認められ
なかつた。 比較例 1 メタクリル酸メチル 40部 アクリル酸2―エチルヘキシル 20部 塩素化パラフイン(Cl含有量40%) 20部 チヌビンP(紫外線吸収剤・チバガイキー社製)
0.25部 エチレングリコールジメタクリレート 2部 N,N′―ジ(2―ヒドロキシプロピル)―p
―トルイジン 0.5部 ヒドロキノン 0.0025部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながら塩化ビニル(VC)/
酢酸ビニル(VAC)(VC/VAC=75/25)共重
合体を少量ずつ20部添加した。次いでこれらの混
合物を50℃に昇温し、n―パラフイン(融点54〜
56℃)0.5部を添加した。VC/VAC共重合体が
完全に溶解したのち混合物を冷却した。このよう
にして20℃における粘度500cpsの組成物を得た。 実施例1の組成物の代わりに比較例1の上記組
成物を用いて実施例2に準じた配合及び塗布方法
によつて塗膜を作成し、実施例2の方法に準じた
耐候性試験を行つた。 着色剤として酸化チタンを用いた塗膜は黄変
し、表面の艶が消え粗面になつた。着色剤として
灰色ペースト及び緑色ペーストを用いた塗膜の色
はいずれも著しく褪せ、表面は艶が消えて著しく
ひび割れが発生した。 比較例 2 実施例1の組成物の代わりに塗り床用エポキシ
樹脂(日本デブコン(株)製、タフエポンM―1)を
用いて実施例2に準じた配合及び塗布方法によつ
て塗膜を作成し、実施例2の方法に準じた耐候性
試験を行つた。 着色剤として酸化チタンを用いた塗膜は著しく
黄変し、表面の艶は完全に消失した。着色剤とし
て灰色ペースト及び緑色ペーストを用いた塗膜の
色はいずれも著しく黄変し、表面の艶が消え著し
いひび割れが発生した。 実施例 3〜7 メタクリル酸メチル 42部 アクリル酸n―ブチル 18部 塩素化パラフイン(Cl含有量40%) 20部 エチレングリコールジメタクリレート 2部 N,N′―ジ(2―ヒドロキシプロピル)―p
―トルイジン 1.5部 ヒドロキノン 0.002部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながら表1に示した共重合体
20部を少量ずつ添加した。次いで、これらの混合
物を50℃に昇温し、n―パラフイン(融点64〜66
℃)1部を添加した。共重合体が完全に溶解した
のち混合物を冷却した。このようにして表1に示
した粘度の組成物を得た。これらの組成物100部
に対しBPOパウダー0.5部を添加して室温で硬化
させた硬化物をJIS K 6301に基づいて引張り試
験を行つたところ、表1に示したようにいずれも
強度と伸度のバランスのとれた硬化物であること
が判つた。 また、これらの組成物40部に対し、硅砂6号40
部、炭酸カルシウム10部、酸化チタン10部、
BPOパウダー1.6部を添加し撹拌混合した配合物
を約20℃においてアスフアルト路面に厚さが約2
mmになるように塗工機を用いて塗工したところ11
〜13分で硬化した。施工後25分で交通を再開し6
ケ月後施工面を観察したが良好な白度を保つてお
り、クラツク、シワ、割れ等の欠陥の発生はなか
つた。
たは道路マーキング用組成物に関する。 コンクリート、アスフアルト、金属などの床面
あるいは壁面の塗装被覆に用いられる公知の樹脂
としては溶剤系、あるいはエマルジヨン系の各種
塗料があるが、これらは厚塗りが困難であり、耐
久性には限界がある。そこで、耐久性、耐薬品性
などの要求の特に強い用途には、従来からエポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂など、液状樹脂を施工後に硬化させる合成樹
脂塗り床材が用いられている。エポキシ樹脂は耐
アルカリ性、高強度などを生かして多方面に使用
されているが、一般に柔軟性に欠ける為クラツク
を生じやすくまた耐候性に劣る。ポリエステル樹
脂は耐酸性を生かした工場床に用いられているが
やはり柔軟性に欠け、かつ硬化時の収縮量が大き
い欠点があり、耐候性も劣る。ポリウレタン樹脂
は弾力性、柔軟性を備えており、軽荷重床として
広く使用されているが、耐薬品性、耐候性に劣つ
ている。また、これらは硬化時間が長いため施工
生産性が悪く、特に冬期、5℃以下の施工におい
ては硬化性が極端に悪くなる。 一方、コンクリートやアスフアルトなどの路面
への白線、黄線標示用の道路マーキング材として
は溶剤系の塗料タイプ及び石油樹脂、ロジン系樹
脂などのホツトメルトタイプが常用されている。
塗料タイプは塗り厚みが薄く耐久性はあまり無い
か、塗り厚みの厚いホツトメルトタイプも柔軟性
に欠けるためクラツクが発生しやすく、また耐摩
耗性に劣る。特に交通頻繁な道路における摩耗、
あるいは冬期寒冷地の道路におけるスパイクタイ
ヤ、チエーンをつけたタイヤなどによる摩耗は著
しく、極めて短時間の耐久性しかない。また、ホ
ツトメルトタイプは塗工時に200〜250℃に加熱す
る必要があるため安全性に乏しく、作業も繁雑で
あるという問題もある。 上述の如き床および壁面コーテイング、または
道路マーキング用材料の欠点を補う材料として、
塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体を一成分とする
(メタ)アクリル酸エステル系の組成物が提案さ
れているが、耐候性の点でまだ満足すべきもので
はない。 本発明は上述の如き従来の材料の欠点を解決し
た床および壁面コーテイングまたは道路マーキン
グ組成物を提供する。即ち、本発明の目的は耐候
性にすぐれ、耐薬品性(耐酸。アルカリ性)にす
ぐれ、適度な強度と柔軟性によつて耐久性にすぐ
れた塗膜を与えるコーテイング組成物を提供する
ことである。また、本発明の組成物は硬化時間が
施工時の作業性を損わぬ程度に適度に短く、また
5℃以下の低温においても硬化性のすぐれた、施
工生産性のすぐれた組成物としてもきわめて有用
なものである。 本発明は、下記(A)〜(E)より成る床および壁面コ
ーテイングまたは道路マーキング組成物を提供す
る。 (A) 少なくとも一種のアクリル酸エステルおよ
び/又はメタクリル酸エステル51〜85重量% (B) 少なくとも一種のアクリル酸エステルおよ
び/又はメタクリル酸エステルの(A)に可溶な重
合体又は非重合体10〜24重量% (C) (A)に可溶な可塑剤5〜25重量% (D) 一分子中に少なくとも2個の重合性二重結合
を有する化合物、(A),(B),(C)の合計量100重量
部に対し0.1〜10重量部 (E) 40℃以上の融点を有するパラフイン及び/又
はワツクス、(A),(B),(C)の合計量100重量部に
対し、0.1〜5重量部。 本発明の組成物は一般にはこのほかに硬化剤、
促進剤、及びその他必要な添加剤を添加し、骨材
などの充填剤と混合されて、コテ、ローラー、刷
毛、またはその他の適切な道具、塗工機を用いて
塗工に供されるが、塗工に際しての好ましい作業
性、良好な塗膜表面を得るための好ましいセルフ
レベリング性が要求される。これらの要求を満足
するためには組成物の粘度は低いことが好ましい
が、低すぎると硬化性が悪くなるので適切な粘度
範囲があり、好ましくは50〜1000cpsである。 本発明の組成物と硬化剤、促進剤、その他必要
な添加剤、及び骨材などの充填剤を混合した配合
物の硬化性についても好ましい範囲がある。本発
明の組成物は硬化性にすぐれており、施工生産性
からは硬化時間が短いことは好ましい。しかし、
特に床および壁面コーテイングの場合には、塗工
後、配合物の流動性が失われ硬化に至る前に塗膜
表面が平滑に整えられる余裕時間(配合物が作業
に必要な十分な流動性を保つている時間を可使時
間と呼ぶ)がなければならない。可使時間並びに
硬化時間が余りに短かすぎると塗工作業も困難に
なり、良好な塗膜も得られない。一般には、作業
に応じて必要な可使時間が得られ、かつ十分短い
硬化時間内に硬化するように硬化剤量及び促進剤
量が調整される。好ましい可使時間は5〜30分で
あり、好ましい硬化時間は10〜90分である。 成分(A)の比率が高くなれば、組成物の粘度が低
下して塗工作業性、セルフレベリング性は向上す
るが、硬化性が悪くなるので適当な比率が必要で
あり、51〜85重量%、好ましくは60〜75重量%の
比率で用いられる。成分(A)のアクリル酸エステル
としては例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸n―ブチル、アクリル酸i―ブ
チル、アクリル酸t―プチル、アクリル酸2―エ
チルヘキシルがあげられ、またメタクリル酸エス
テルとしては、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸n―ブチル、メタクリル
酸i―ブチル、メタクリル酸t―ブチル、メタク
リル酸2―エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリ
ル等があげられるが、特にホモポリマーのガラス
転移温度が80℃以上のモノマー、例えばメタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸t―ブチルと同じく0
℃以下のモノマー、例えばアクリル酸ブチル、ア
クリル酸2―エチルヘキシル、メタクリル酸2―
エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、との混
合物が塗膜に適度な強度と柔軟性を与えるために
好ましい組合せである。特に好ましい組合せはガ
ラス転移温度が80℃以上のモノマー30〜85重量%
および同じく0℃以下のモノマー15〜70重量%の
組合せである。 成分(B)は組成物の粘度調節、ポリマー分の存在
による硬化時間の短縮及び塗膜の強度と柔軟性の
バランスによる耐久性の向上を目的として添加さ
れる。成分(B)の比率が低いと組成物の硬化性が悪
い。成分(B)の比率が高すぎると硬化時間は短縮さ
れるが、組成物の粘度が上昇するために塗工作業
性、セルフレベリング性は悪くなる。これらの要
求性能から求められる成分(B)の比率は10〜24重量
%、好ましくは15〜24重量%である。すぐれた品
質の塗膜を得るためには成分(B)は成分(A)に可溶で
なければならない。成分(B)の重合体又は共重合体
を得るためのモノマーとしては、例えば、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸n―ブチル、メタクリル酸i―ブチル、メタク
リル酸t―ブチル、メタクリル酸2―エチルヘキ
シル、メタクリル酸ラウリル、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸n―ブチル、
アクリル酸i―ブチル、アクリル酸t―ブチル、
アクリル酸2―エチルヘキシルがあげられる。好
ましくは、メタクリル酸メチルの重合体およびメ
タクリル酸メチルと、ポリマーのガラス転移温度
の低いモノマー、例えば、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸n―ブチル、アクリ
ル酸i―ブチル、アクリル酸2―エチルヘキシ
ル、メタクリル酸n―ブチル、メタクリル酸2―
エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、との共
重合体があげられる。 成分(C)の可塑剤としては、例えば、ジブチルフ
タレート、ジヘブチルフタレート、ジn―オクチ
ルフタレート、ジ2―エチルヘキシルフタレー
ト、オクチルデシルフタレート、ジn―デシルフ
タレート、ジイソデシルフタレート、ブチルベン
ジルフタレート等のフタル酸エステル類、ジ2―
エチルヘキシルアジペート、オクチルデシルアジ
ペート、ジ2―エチルヘキシルセバケート、ジブ
チルセバケート、ジ2―エチルヘキシルアゼレー
ト、ポリプロピレングリコール、塩素化パラフイ
ン;アジピン酸系、アゼライン酸系、セバチン酸
系、フタル酸系のポリエステル系高分子可塑剤;
エポキシ化油、エポキシ化脂肪酸エステル等のエ
ポキシ系高分子可塑剤等から選ばれる少なくとも
一種又は二種以上の混合物があげられる。成分(C)
は組成物の粘度調節および硬化物の可塑化による
下地面への追随性の向上を目的として添加され
る。成分(C)の比率が高すぎると塗膜の耐汚れ性を
悪くするので好ましくない。これらの要求性能か
ら、成分(C)の比率は5〜25重量%好ましくは5〜
20重量%である。 上記の成分(A),(B)、および(C)によつて塗工作業
性、セルフレベリング性および硬化性に影響を与
える組成物の粘度が好ましい範囲に調節され、か
つ硬化物の強度と柔軟性のバランスが同じく好ま
しい範囲に調節される。 成分(D)は硬化に際して成分(A)を架橋させ、硬化
物の耐久性を向上させる目的で添加される。成分
(D)の添加により、また、塗膜表面の耐薬品性、耐
汚れ性も向上する。また、成分(D)の添加により硬
化性も向上する。成分(D)の添加量は多すぎると硬
化物の柔軟性を悪くするので、成分(A),(B),(C)の
合計量100重量部に対して0.1〜10重量部、好まし
くは1〜5重量部である。成分(D)としては、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、1,2
―プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,3―ブチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、1,6―ヘキサンジオールジ(メタ)
アクリレートのようなアルカンジオールジ―(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジプロピレングリコール―ジ
(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコ
ール―ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート等のポリオキシ
アルキレン―グリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、ト
リアリルフタレート、トリアリルシアヌレート、
トリアリルイソシアヌレート、アリル(メタ)ア
クリレート、ジアリルフマレート等があげられ、
これらは単独で、又は2種以上の併用で用いられ
る。 成分(E)としては、パラフインワツクス、ポリエ
チレンワツクスやステアリン酸、1,2―ヒドロ
キシステアリン酸等の高級脂肪酸等があげられる
が、好ましくはパラフインワツクスが用いられ
る。成分(E)は塗膜表面における硬化反応中の空気
遮断作用、硬化表面への光沢の附与、耐汚れ性の
向上を目的として添加される。夏と冬では塗工時
の温度条件が大きく異なるので、一年を通してこ
れらの目的を満足させる為には融点の異なる二種
以上のものを併用することが好ましい。成分(E)の
多量の添加は塗膜表面の外観をそこなうので、成
分(A),(B),(C)の合計量100重量部に対して0.1〜5
重量部、好ましくは0.2〜2重量部が使用される。 本発明の組成物は硬化剤と促進剤の組合せより
なる公知のレドツクス系触媒を用いて−30℃〜50
℃の温度範囲で2時間以内に硬化させることがで
きる。レドツクス系触媒としては各種のものを用
いることができるが、促進剤として第3級アミ
ン、硬化剤として有機過酸化物の組み合わせを用
いるのが有利である。第3級アミンとしては窒素
原子に直接少なくとも1個の芳香族残基が結合し
ているものが好ましく特に、N,N′―ジメチル
アニリン、N,N′―ジメチル―p―トルイジン、
N,N′―ジ(ヒドロキシエチル)―p―トルイ
ジン、N,N′―ジ(2―ヒドロキシプロピル)
―p―トルイジンの一種又は二種以上の組合せが
好ましい。有機過酸化物の好ましい例としては過
酸化ベンゾイルがあげられる。過酸化ベンゾイル
は取扱い上の危険を避けるために不活性の液体又
は固体で濃度50%程度に稀釈されたペースト状又
は粉末状のものを用いることが好ましい。 本発明の組成物の配合物の好ましい可使時間5
〜30分、および好ましい硬化時間10〜90分を得る
ためには、配合物の温度あるいは塗工時の気温に
応じて硬化剤量および/または促進剤量を調節す
る必要がある。有機過酸化物(濃度50%)の使用
量は本発明の組成物100重量部に対して、0.5〜10
重量部の使用が好ましく、より好ましくは1〜5
重量部である。また、第3級アミンの使用量は同
じく0.1〜6重量部の使用が好ましく、より好ま
しくは0.3〜4重量部である。 本発明の組成物とレドツクス触媒の硬化剤と促
進剤の両成分とを混合すると、すみやかに成分
(A)、成分(D)の重合反応が開始され組成物の硬化が
進行する。また、本発明の組成物と硬化剤の混合
によつても常温においてはゆつくりとではあるが
硬化が進行する。従つて硬化剤は、塗工の直前に
本発明の組成物に混合されることが好ましい。一
方、本発明の組成物と促進剤の混合は本発明の組
成物の硬化を進行させないので、促進剤を本発明
の組成物にあらかじめ混合して貯蔵することがで
きる。この方法は塗工に際しての作業を単純化す
るので好ましい。塗工方法に合わせて硬化剤と促
進剤の混合方法を変化させることも可能である。
本発明の組成物を二つに分け、一方に硬化剤を混
合し、他方に促進剤を混合して、これら二液を塗
工直前に混合する方法を用いれば二液型のスプレ
ー塗工機を使用することができる。この場合、硬
化剤を混合する組成物から成分(A)、成分(D)などの
重合反応を行う成分を除いておき、促進剤を混合
する組成物に成分(A)、成分(D)の全量が含まれるよ
うにし、二液の混合により本組成物を構成するよ
うに工夫することもできる。この方法は、硬化物
を混合した組成物をも長期間安定して貯蔵するこ
とができるので好ましい。 本発明の組成物中に、耐候性を更に改良するた
めに紫外線吸収剤を添加することができる。この
ような紫外線吸収剤としては、2―ヒドロキシ―
4―メトキシベンゾフエノン、2―ヒドロキシ―
4―オクチルオキシベンゾフエノン、2―ヒドロ
キシ―4―デシルオキシベンゾフエノン、2―ヒ
ドロキシ―4―ドデシルオキシベンゾフエノン、
2―ヒドロキシ―4,4′―ジメトキシベンゾフエ
ノン、2―ヒドロキシ―4,4′―ジブトキシベン
ゾフエノン等の2―ヒドロキシベンゾフエノンの
誘導体、あるいは2―(2′―ヒドロキシ―5′―メ
チルフエニル)ベンゾトリアゾール、2―(2′―
ヒドロキシ―3′,5′―ジターシヤリブチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール、2―〔2′―ヒドロキシ
―3′,5′―ビス(2,2′―ジメチルプロピル)フ
エニル〕ベンゾトリアゾールあるいはこれらのハ
ロゲン置換誘導体等のベンゾトリアゾール誘導
体、あるいはフエニルサリシレート、p―エチル
フエニルサリシレート、p―ターシヤリブチルフ
エニルサリシレート等のサリシル酸のエステル類
等をあげることができる。紫外線吸収剤は成分
(A),(B),(C)の合計量100重量部に対し0.01〜5重
量部の範囲で添加することが好ましい。 また、本発明の組成物中に、下地に対する接着
性の安定化や充填剤との接着強度の耐久性を向上
させる目的でγ―メタクリロシプロピルトリメト
キシシラン、γ―グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、N―β―(アミノエチル)―γ―ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、γ―メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン等のシランカツプ
リング剤を添加することができる。また、本発明
の組成物の硬化性を安定化させる目的で、トリブ
チルフオスフアイト、トリ(2―エチルヘキシ
ル)フオスフアイト、トリデシルフオスフアイ
ト、トリステアリルフオスフアイト、トリス(ノ
ニルフエニル)フオスフアイト、、トリフエニル
フオスフアイトなどのフオスフアイト類を、塗膜
の表面外観を整える目的で各種の消泡剤およびレ
ベリング剤を、本発明の組成物の貯蔵安定性を向
上させる目的でヒドロキノン、ヒドロキノンモノ
メチルエーテル、2,4―ジメチル―6―t―ブ
チルフエノールのような重合抑制剤を本発明の組
成物中に添加することができる。 本発明の組成物は一般には骨材その他の充填剤
と混合した配合物として塗工に供せられるが、骨
材としては平均粒径が10μ以上で吸油量が25c.c.ア
マニ油/100g以下のものが好ましい。これらの
骨材の例としては、砂、硅砂、石英砂、これらを
着色したものあるいは焼成したもの、石英粉、硅
砂粉などの岩石粉、着色した磁器、陶器素地を焼
成硬化して粉砕したもの、亜鉛白、炭酸カルシウ
ム、アルミナ、ガラスビーズ等があげられる。粒
径の異なる骨材の組合せが塗工作業性、セルフレ
ベリング性向上のために好ましい。また、配合物
に揺変性を附与するために充填剤としてアスベス
トやセピオライト、アエロジルのようなシリカ粉
末などを添加することもできる。充填剤としては
前記の外に、着色顔料や染料を用いることが好ま
しく、例えば、酸化チタン、硫酸バリウム、カー
ボンブラツク、クロムバーミリオン、ベンガラ、
群青、コバルトブルー、フタロシアニンブルー、
フタロシアニングリーン等が用いられる。一般に
は本発明の組成物100重量部に対し、これらの充
填剤0〜900重量部を配合して塗工に供する。 本発明の組成物と硬化剤、促進剤その他添加
剤、骨材その他の充填剤を混合した配合物は、コ
ンクリート、アスフアルト、鋼板等の床面、又は
壁面の被覆に用いられるが、施工に際しては必要
に応じて床面、壁面等の下地にブライマー処理を
施したのちその上にこの配合物を塗工することが
好ましい。施工方法としてはスプレー方式、金ゴ
テ仕上げ、刷毛塗り、ローラーコーテイング等の
方法を用いることができる。骨材を混合しないあ
るいは一部のみ混合した配合物をあらかじめ塗工
し、硬化する前に骨材を撒布することにより塗膜
表面に骨材を一部突出させノンスリツプ性を附与
する施工方法も可能である。骨材をあらかじめ混
合する配合物においては骨材の種類と量は塗工の
目的に応じて選択される。スプレー、刷用塗り、
ローラーコーテイングなどの塗工方法によれば比
較的薄い塗膜、即ち0.2〜1mmの塗膜を塗工する
ことができるが、このような目的に対する配合に
際しては、骨材量は本発明の組成物100重量部に
対し30〜100重量部が好ましい。より厚い塗膜、
即ち1〜30mmの塗膜を施工する場合には金ゴテ仕
上げが好ましく、骨材量は本発明の組成物100重
量部に対し100〜900重量部が好ましい。この場合
滑らかな塗膜表面を目的とする場合には骨材量
100重量部に近いことが好ましく、塗膜厚みの厚
い場合には経済的観点から骨材量900重量部に近
い量が好まれる。しかし900重量部を越えると配
合物の硬化性が悪くなり好ましくない。 下記実施例中の部はすべて重量部を示し、また
可使時間および硬化時間は配合物中に硬化剤を添
加した時点を起点とする。 実施例 1 メタクリル酸メチル 40部 アクリル酸2―エチルヘキシル 20部 エチレングリコールジメタクリレート 2部 塩素化パラフイン(塩素含有量50%) 10部 オクチルデシルフタレート 10部 N,N′―ジ(2―ヒドロキシプロピル)―p
―トルイジン 0.5部 ヒドロキノン 0.0025部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながらメタクリル酸メチル
(MMA)とアクリル酸ブチル(BA)の共重合体
(MMA/BA=90/10)20部を少量ずつ添加し
た。次いでこれらの混合物を50℃に昇温し、n―
パラフイン融点54〜56℃のもの0.5部、同じく融
点64〜66℃のもの0.5部を添加した。MMA/BA
共重合体が完全に溶解したのち混合物を冷却し
た。このようにして20℃における粘度400cpsの組
成物を得た。この組成物100部に硬化剤として純
分50%の過酸化ベンゾイル粉末(以下BPOパウ
ダーと略す)2部を添加しよく混合して硬化させ
たところ、20℃において約50分で硬化した。この
硬化物をJIS K 6301に基づいて引張り試験を行
つたところ破断強度130Kg/cm2及び破断伸度130%
を示し、強度と柔軟性のバランスがとれていた。 次に、この組成物50部に対し硅砂粉23部、硅砂
8号25部、着色剤(日弘ビツクス製EST―417グ
リーン)2部を加えてよく撹拌し、更にBPOパ
ウダー1部を添加し撹拌して配合物をつくり、プ
ライマー処理を施したコンクリート床面に室温20
℃において厚み約2mmになるように金ゴテを用い
て塗工した。配合物は約20分の可使時間を有して
おり、この間に作業性良く塗工することができ
た。また、配合物のセルフレベリング性は良好で
あり、塗工された配合物は約1時間後に硬化して
表面平滑で美麗な塗膜となつた。 実施例 2 実施例1の組成物70部に対し、硅砂粉25部、着
色剤5部、アエロジル―200 1部、BPOパウダ
ー2.8部を添加し撹拌して配合物を得た。この配
合物をプライマーを塗布したスレート板上に厚さ
約1mmに金ゴテを用いて塗布し、室温において硬
化させ塗膜を作成した。尚、着色剤としてはA.
酸化チタン(ルチル)、B.灰色ペースト(日弘ビ
ツクス製EST―015X―1)、及びC.緑色ペースト
(日弘ビツクス製EST―417グリーン)の3種類
を各々使用して3種類の塗膜を作成した。 これら3種類の塗膜を加速暴露試験機(東洋理
化工業(株)製スタンダード紫外線ウエザーメーター
WE―2型)に1000時間かけて耐候性試験を行つ
たが、塗膜の色および表面状態に変化は認められ
なかつた。 比較例 1 メタクリル酸メチル 40部 アクリル酸2―エチルヘキシル 20部 塩素化パラフイン(Cl含有量40%) 20部 チヌビンP(紫外線吸収剤・チバガイキー社製)
0.25部 エチレングリコールジメタクリレート 2部 N,N′―ジ(2―ヒドロキシプロピル)―p
―トルイジン 0.5部 ヒドロキノン 0.0025部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながら塩化ビニル(VC)/
酢酸ビニル(VAC)(VC/VAC=75/25)共重
合体を少量ずつ20部添加した。次いでこれらの混
合物を50℃に昇温し、n―パラフイン(融点54〜
56℃)0.5部を添加した。VC/VAC共重合体が
完全に溶解したのち混合物を冷却した。このよう
にして20℃における粘度500cpsの組成物を得た。 実施例1の組成物の代わりに比較例1の上記組
成物を用いて実施例2に準じた配合及び塗布方法
によつて塗膜を作成し、実施例2の方法に準じた
耐候性試験を行つた。 着色剤として酸化チタンを用いた塗膜は黄変
し、表面の艶が消え粗面になつた。着色剤として
灰色ペースト及び緑色ペーストを用いた塗膜の色
はいずれも著しく褪せ、表面は艶が消えて著しく
ひび割れが発生した。 比較例 2 実施例1の組成物の代わりに塗り床用エポキシ
樹脂(日本デブコン(株)製、タフエポンM―1)を
用いて実施例2に準じた配合及び塗布方法によつ
て塗膜を作成し、実施例2の方法に準じた耐候性
試験を行つた。 着色剤として酸化チタンを用いた塗膜は著しく
黄変し、表面の艶は完全に消失した。着色剤とし
て灰色ペースト及び緑色ペーストを用いた塗膜の
色はいずれも著しく黄変し、表面の艶が消え著し
いひび割れが発生した。 実施例 3〜7 メタクリル酸メチル 42部 アクリル酸n―ブチル 18部 塩素化パラフイン(Cl含有量40%) 20部 エチレングリコールジメタクリレート 2部 N,N′―ジ(2―ヒドロキシプロピル)―p
―トルイジン 1.5部 ヒドロキノン 0.002部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながら表1に示した共重合体
20部を少量ずつ添加した。次いで、これらの混合
物を50℃に昇温し、n―パラフイン(融点64〜66
℃)1部を添加した。共重合体が完全に溶解した
のち混合物を冷却した。このようにして表1に示
した粘度の組成物を得た。これらの組成物100部
に対しBPOパウダー0.5部を添加して室温で硬化
させた硬化物をJIS K 6301に基づいて引張り試
験を行つたところ、表1に示したようにいずれも
強度と伸度のバランスのとれた硬化物であること
が判つた。 また、これらの組成物40部に対し、硅砂6号40
部、炭酸カルシウム10部、酸化チタン10部、
BPOパウダー1.6部を添加し撹拌混合した配合物
を約20℃においてアスフアルト路面に厚さが約2
mmになるように塗工機を用いて塗工したところ11
〜13分で硬化した。施工後25分で交通を再開し6
ケ月後施工面を観察したが良好な白度を保つてお
り、クラツク、シワ、割れ等の欠陥の発生はなか
つた。
【表】
実施例 8
メタクリル酸メチル 40部
アクリル酸2―エチルヘキシル 25部
テトラエチレングリコールジメタクリレート
5部 ジ2―エチルヘキシルフタレート 10部 N,N′―ジメチル―p―トルイジン 0.5部 ヒドロキノン 0.0025部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながらメタクリル酸メチル
(MMA)とメタクリル酸n―ブチル(BMA)の
共重合体(MMA/BMA=70/30)20部を少量
ずつ添加した。次いでこれらの混合物を50℃に昇
温しn―パラフイン融点46〜48℃のもの0.5部、
同じく融点56〜58℃のもの0.5部を添加した。
MMA/BMA共重合体が完全に溶解したのち混
合物を冷却した。このようにして20℃における粘
度が100cpsの組成物を得た。 この組成物12部にBPOパウダー0.6部を添加し、
十分撹拌したものに、硅砂粉10部、硅砂8号18
部、硅砂5号25部、硅砂3号35部の混合物を混合
撹拌して配合物とした。この配合物を5℃におい
て金ゴテを用いてプライマーを施したコンクリー
ト床上に30mmの厚みに塗布した。配合物の作業性
は良好であり、可使時間は約25分であつたが、こ
の時間内に十分作業が可能であつた。硬化時間約
70分で硬化し、JIS K 6911によつて測定した圧
縮強度320Kg/cm2、曲げ強度160Kg/cm2の耐久性あ
るモルタル床をつくることが出来た。 実施例 9 (組成物Aの製造) メタクリル酸メチル 27部 アクリル酸2―エチルヘキシル 31部 トリエチレングリコールジメタクリレート 2部 ジイソデシルフタレート 13部 ヒドロキノン 0.0025部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながらメタクリル酸メチル
(MMA)と、メタクリル酸n―ブチル(BMA)
の共重合体(MMA/BMA=70/30)27部を少
量ずつ添加した。次いでこれらの混合物を50℃に
昇温し、n―パラフイン融点56〜58℃のもの0.6
部、同じく融点64〜66℃のもの0.3部を添加した。
MMA/BMA共重合体が完全に溶解したのち混
合物を冷却した。このようにして20℃における粘
度200cpsの組成物Aを得た。 (組成物Bの製造) メタクリル酸メチル 41部 アクリル酸2―エチルヘキシル 25部 トリエチレングリコールジメタクリレート 2部 ジイソデシルフタレート 10部 ヒドロキノン 0.0025部 メタクリル酸メチル/メタクリルn―ブチル共
重合体 22部 n―パラフイン 融点56〜58℃ 0.5部 n―パラフイン 融点64〜66℃ 0.2部 を用いて組成物Aの製造方法に準じて20℃におけ
る粘度80cpsの組成物Bを製造した。 組成物A60部に対し、N,N′―ジ(2―ヒドロ
キシプロピル)―p―トルイジン(DPT)をメ
タクリル酸メチル(MMA)に溶解した溶液
(DPT/MMA=10/90)15部、灰色の着色剤
(日弘ビツクス製EST―015X―1)3部、硫酸バ
リウム20部、エアロジル200 2部を混合して配合
物Aをつくつた。 組成物B75部に対し、着色剤(日弘ビツクス製
EST―015X―1)3部、硫酸バリウム20部、エ
アロジル200 2部、BPOパウダー8部を混合し
て配合物Bをつくつた。 配合物A及び配合物Bを二液型エアレススプレ
ー装置を用いて連続的に混合しながら混合物をプ
ライマー処理したコンクリート垂直面に厚み約1
mmにスプレー方式で塗布した。塗膜は約30分で硬
化して耐久性のあるコンクリート保護膜を形成し
た。
5部 ジ2―エチルヘキシルフタレート 10部 N,N′―ジメチル―p―トルイジン 0.5部 ヒドロキノン 0.0025部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながらメタクリル酸メチル
(MMA)とメタクリル酸n―ブチル(BMA)の
共重合体(MMA/BMA=70/30)20部を少量
ずつ添加した。次いでこれらの混合物を50℃に昇
温しn―パラフイン融点46〜48℃のもの0.5部、
同じく融点56〜58℃のもの0.5部を添加した。
MMA/BMA共重合体が完全に溶解したのち混
合物を冷却した。このようにして20℃における粘
度が100cpsの組成物を得た。 この組成物12部にBPOパウダー0.6部を添加し、
十分撹拌したものに、硅砂粉10部、硅砂8号18
部、硅砂5号25部、硅砂3号35部の混合物を混合
撹拌して配合物とした。この配合物を5℃におい
て金ゴテを用いてプライマーを施したコンクリー
ト床上に30mmの厚みに塗布した。配合物の作業性
は良好であり、可使時間は約25分であつたが、こ
の時間内に十分作業が可能であつた。硬化時間約
70分で硬化し、JIS K 6911によつて測定した圧
縮強度320Kg/cm2、曲げ強度160Kg/cm2の耐久性あ
るモルタル床をつくることが出来た。 実施例 9 (組成物Aの製造) メタクリル酸メチル 27部 アクリル酸2―エチルヘキシル 31部 トリエチレングリコールジメタクリレート 2部 ジイソデシルフタレート 13部 ヒドロキノン 0.0025部 の混合物を撹拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶解
槽に仕込み、撹拌しながらメタクリル酸メチル
(MMA)と、メタクリル酸n―ブチル(BMA)
の共重合体(MMA/BMA=70/30)27部を少
量ずつ添加した。次いでこれらの混合物を50℃に
昇温し、n―パラフイン融点56〜58℃のもの0.6
部、同じく融点64〜66℃のもの0.3部を添加した。
MMA/BMA共重合体が完全に溶解したのち混
合物を冷却した。このようにして20℃における粘
度200cpsの組成物Aを得た。 (組成物Bの製造) メタクリル酸メチル 41部 アクリル酸2―エチルヘキシル 25部 トリエチレングリコールジメタクリレート 2部 ジイソデシルフタレート 10部 ヒドロキノン 0.0025部 メタクリル酸メチル/メタクリルn―ブチル共
重合体 22部 n―パラフイン 融点56〜58℃ 0.5部 n―パラフイン 融点64〜66℃ 0.2部 を用いて組成物Aの製造方法に準じて20℃におけ
る粘度80cpsの組成物Bを製造した。 組成物A60部に対し、N,N′―ジ(2―ヒドロ
キシプロピル)―p―トルイジン(DPT)をメ
タクリル酸メチル(MMA)に溶解した溶液
(DPT/MMA=10/90)15部、灰色の着色剤
(日弘ビツクス製EST―015X―1)3部、硫酸バ
リウム20部、エアロジル200 2部を混合して配合
物Aをつくつた。 組成物B75部に対し、着色剤(日弘ビツクス製
EST―015X―1)3部、硫酸バリウム20部、エ
アロジル200 2部、BPOパウダー8部を混合し
て配合物Bをつくつた。 配合物A及び配合物Bを二液型エアレススプレ
ー装置を用いて連続的に混合しながら混合物をプ
ライマー処理したコンクリート垂直面に厚み約1
mmにスプレー方式で塗布した。塗膜は約30分で硬
化して耐久性のあるコンクリート保護膜を形成し
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) アクリル酸アルキルエステル、メタクリ
ル酸アルキルエステルの少なくとも1種51〜85
重量% (B) (A)成分に可溶なアクリル系重合体10〜24重量
% (C) (A)成分に可溶な可塑剤5〜25重量% (D) (A)成分〜(C)成分合計量100重量部に対し1分
子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有す
る化合物0.1〜10重量部 (E) 40℃以上の融点を有するパラフイン、ワツク
スの少なくとも1種を(A)成分〜(D)成分の合計量
100重量部に対し、0.1〜5重量部配合した床お
よび壁面コーテイングまたは道路マーキング組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7935482A JPS58196268A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 床および壁面コ−テイングまたは道路マ−キング組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7935482A JPS58196268A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 床および壁面コ−テイングまたは道路マ−キング組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58196268A JPS58196268A (ja) | 1983-11-15 |
| JPH0136508B2 true JPH0136508B2 (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=13687561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7935482A Granted JPS58196268A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 床および壁面コ−テイングまたは道路マ−キング組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58196268A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105012A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 樹脂組成物及び被覆材料 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0651588B2 (ja) * | 1986-05-20 | 1994-07-06 | 三井石油化学工業株式会社 | アクリル系レジンコンクリ−ト組成物 |
| JPH0651589B2 (ja) * | 1986-07-15 | 1994-07-06 | 三井石油化学工業株式会社 | アクリル系レジンモルタル組成物 |
| JP2581152B2 (ja) * | 1988-04-28 | 1997-02-12 | 三井石油化学工業株式会社 | アクリル系樹脂のライニング方法 |
| JPH0699888B2 (ja) * | 1989-07-14 | 1994-12-07 | 東亞ペイント株式会社 | 雨天・夜間時の視認性の良い路面標示の形成方法 |
| US6218465B1 (en) | 1997-03-05 | 2001-04-17 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Crosslinked elastomer and producing process thereof |
| JP2015232128A (ja) * | 2014-05-15 | 2015-12-24 | 大同メタル工業株式会社 | 摺動用樹脂組成物及び摺動部材 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5523137A (en) * | 1978-08-07 | 1980-02-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Road marking or floor coating composition |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP7935482A patent/JPS58196268A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105012A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 樹脂組成物及び被覆材料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58196268A (ja) | 1983-11-15 |
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