JPH0137253B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137253B2 JPH0137253B2 JP55136705A JP13670580A JPH0137253B2 JP H0137253 B2 JPH0137253 B2 JP H0137253B2 JP 55136705 A JP55136705 A JP 55136705A JP 13670580 A JP13670580 A JP 13670580A JP H0137253 B2 JPH0137253 B2 JP H0137253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- temperature
- polyethylene terephthalate
- resin
- polyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/0005—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor characterised by the material
- B29C49/0006—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor characterised by the material for heating or cooling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2067/00—Use of polyesters or derivatives thereof, as moulding material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2069/00—Use of PC, i.e. polycarbonates or derivatives thereof, as moulding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリエステル容器及びその製造法に関
し、更に詳しくは優れた耐熱収縮性を有する改質
ポリエステル製容器及びその製造法に関する。 ポリエステル容器は例えば食品、飲料、化粧品
等の容器として最近広く使用されている。特にポ
リエチレンテレフタレート製の2軸配向されたビ
ンは、機械的強度が強く、ポリエチレンやポリプ
ロピレン製の容器に比べて酸素、炭酸ガス等のガ
ス透過性が少く、しかも透明性が優れているなど
の利点があり、飲料、食品、化粧品等の容器とし
て優れた性能を有する。しかしながら、従来のポ
リエチレンテレフタレート製の容器は耐熱収縮性
が劣る欠点を有しており、通常70℃以上の温度で
充填するとビンの肩部、底部等の低延伸部分が変
形し、容積も3%以上収縮し高温での実用に耐え
ない。かかる欠点を改質する方法として、主とし
て熱的な処理を施して耐熱収縮性を改良する方法
が種々提案されており、実際に高温充填しても容
積収縮率の小さい容器を作り得るが、成形した時
点で内容積が不ぞろいであつたり、部分的に変形
している容器であつたりする等の欠点を有する。
また、内容積の不ぞろい、部分的な変形等の欠点
が生じない程度に熱的な処理を施した容器では、
使用に耐えうる充填温度では高々80℃程度であ
り、これよりも高温で充填すると容積収縮、変形
或いは、栓の部分のシール洩れ等が生じて使用に
耐え得ない。 本発明者は、かかる欠点のないポリエステル容
器を開発すべく鋭意研究の結果、ポリエステル樹
脂に対して、特定の割合でポリカーボネート樹脂
を配合し、吹込成形の際の吹込金型温度を特定の
温度範囲に保つて容器を成形するならば、熱収縮
が極めて少く、かつ高温充填後に栓の部分のシー
ル洩れが生じない容器の得られる事を見出し、本
発明に到達した。 すなわち、本発明は、 1 固有粘度が0.5以上のポリエチレンテレフタ
レート樹脂(A)にポリカーボネート樹脂(B)を重量
比率約0.05≦(B)/(A)≦1で混合してなる組成物
よりなり、胴部が2軸延伸されている容器であ
つて、90℃の熱水を該容器内に充填し、放冷せ
しめたときの容積収縮率が2%以下であるポリ
エステル容器; 2 固有粘度が0.5以上のポリエチレンテレフタ
レート樹脂(A)とポリカーボネート樹脂(B)とを重
量比率約0.05≦(B)/(A)≦1の範囲で混合溶融せ
しめたのち、該ポリエチレンテレフタレート樹
脂のガラス転位温度以下の温度に設定された金
型を用いて有底中空状の予備成形体を射出成形
し、得られる予備成形体を延伸可能な温度範囲
で吹込成形して容器を製造するに際し、吹込金
型の温度を110℃以上とする事を特徴とする、
90℃の熱水を容器内に充填し、放冷せしめたと
きの容積収縮率が2%以下であるポリエステル
容器の製造法。 である。 本発明におけるポリエステルは、ポリエチレン
テレフタレートのホモポリマーを主たる対象とす
るが、テレフタル酸成分の一部を例えばイソフタ
ル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフエニルジカ
ルボン酸、ジフエノキシエタンジカルボン酸、ジ
フエニルエーテルジカルボン酸、ジフエニルスル
ホンジカルボン酸等の如き芳香族ジカルボン酸;
ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロテレフ
タル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸等の如き脂環
族ジカルボン酸;アジピン酸、セバチン酸、アゼ
ライン酸等の如き脂肪族ジカルボン酸;P−β−
ヒドロキシエトキシ安息香酸、ε−オキシカプロ
ン酸等の如きオキシ酸等の他の二官能性カルボン
酸の1種以上で、及び/又はエチレングリコール
成分の一部を例えばトリメチレングリコール、テ
トラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、デカメチレングリコール、ネオペンチレン
グリコール、ジエチレングリコール、1,1−シ
クロヘキサンジメチロール、1,4−シクロヘキ
サンジメチロール、2,2−ビス(4′−β−ヒド
ロキシエトキシフエニル)プロパン、ビス(4′−
β−ヒドロキシエトキシフエニル)スルホン酸等
の他のグリコール及びこれらの機能的誘導体の多
官能化合物の1種以上で15モル%以内、好ましく
は5モル%以内の範囲内に、置換して共重合せし
めたコポリマーであつても良い。 かかるポリエステルの固有粘度は、0.5以上、
好ましくは0.6以上である。固有粘度が0.5よりも
小さいと吹込成形の際に偏肉が生じたり、容器の
機械的特性が低下する等のため好ましくない。 本発明に使用されるポリカーボネート樹脂は、
その化学的構造または平均分子量に特に関係な
く、いずれでも使用しうるが、そのうちでも特に
好ましいのは、4,4′−ジヒドロキシジアリール
アルカン系ポリカーボネート例えば、4,4′−ジ
ヒドロキシジフエニル−2,2−プロパンをジオ
ール成分とするポリカーボネートである。かかる
ポリカーボネートの平均分子量は、樹脂の種類に
よつても異るが、4,4′−ジヒドロキシジアリー
ルアルカン系カーボネート樹脂の場合には20000
〜50000のものが好ましく、溶融時にポリエステ
ル樹脂と同程度の溶融粘度のものを使用すると、
ポリエステル樹脂中の分散が、特に良好になるの
で好ましい。 本発明ではポリエステル樹脂とポリカーボネー
ト樹脂とを混合溶融せしめたものを用いるが、ポ
リエステル樹脂(A)とポリカーボネート樹脂(B)との
重量比率は0.05≦(B)/(A)≦1であり、((B)/(A)は
重量比)、好ましくは0.1≦(B)/(A)≦0.2である。
混合比率(B)/(A)が0.05よりも小さい場合は耐熱収
縮に対する効果が少い。また(B)/(A)が1よりも大
きいと、容器を成形する際に延伸性が悪くなり、
好ましい形状の容器を作り難くなるため好ましく
ない。 本発明における容器は、前記混合割合にポリエ
ステル樹脂(A)及びポリカーボネート樹脂(B)が混合
された組成物よりなりかつ、その胴部が2軸延伸
されているものである。延伸培率は面積培率で4
倍以上とするのが好ましい。例えば吹込成形によ
り得られるビン状中空体、真空成形により得られ
るコツプ状、トレイ状容器等の形状をとる。 本発明における容器で耐熱性を向上せしめるた
めには、容器の胴部を2軸的に延伸させる必要が
ある。更に密度が特定の範囲である事が好まし
い。 ポリエチレンテレフタレート樹脂とポリカーボ
ネート樹脂とを単にブレンドして、例えば射出成
形した場合には、ポリエチレンテレフタレート樹
脂の熱変形温度よりも約10℃高い熱変形温度の成
形品を得るのに50%以上の比率でポリカーボネー
ト樹脂を混合せしめる必要があるが、本発明の如
く、延伸部分を例えば金型により加熱した場合
は、ポリカーボネート樹脂の比率が0.05≦(B)/(A)
で良く、更には0.1≦(B)/(A)で良い。 この際の金型温度は、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂のガラス転位温度以上(約80℃以上)と
するが、好ましくは100℃以上とする。容器の延
伸部分の密度(ρ)は、 ρ≧ρA〔(A)/{(A)+(B)}〕 +ρB〔(B)/{(A)+(B)}〕+0.01 程度である事が好ましい。(但し、ρA:非晶ポリ
エチレンテレフタレート樹脂の密度(約1.33)、
ρB:ポリカーボネート樹脂の密度(約1.21)) 本発明の容器は、90℃の熱水を充填、放冷した
ときの内容積の減少割合が2%以下という僅少の
ものである。その上、打栓した後のシール性が極
めて良好であるという特徴を有する。 以下、実施例により本発明を詳述する。なお主
な特性値の測定条件は次の通りである。 ガラス転位温度(Tg): 290℃で溶融したのち0℃まで急冷したサンプ
ルを示差熱量計(パーキンエルマー社製DSC−
1型を使用)により10℃/minの昇温速度で測
定。 固有粘度〔IV〕: o−クロロフエノールを溶媒として35℃で測
定。 密度〔ρ〕: n−ヘプタン−4塩化炭素混合液の密度勾配管
により25℃で測定。 軟化点(TSP): ポリマーチツプ(形状約4mm×4mm×2mm)を
140℃で1時間処理したものを軟化点試験機内に
入れ、断面積1mm2の先端をもつ針に1Kgの荷重を
加え、50℃/hrの昇温速度で昇温させて針入深さ
が1mmに達した温度を測定し、その値を軟化点と
した。 実施例1及び比較例1 IV=0.71、Tg=77℃、Tsp=259℃であるポリ
エチレンテレフタレートと分子量が約30000であ
るポリカーボネートとを表−1に示す割合でチツ
プの状態で混合したのち、除湿乾燥器にて130℃
で8時間乾燥し、チツプ中の水分が0.01%以下の
乾チツプを得た。この乾チツプを用いて、8オン
スの射出成形機(名機製作所M−100型機)及び
ホツトライナー式2個取り金型により、直胴部外
型25mm、長さ175mm、肉厚3.5mm及び重量50gの有
底プリフオームを成形した。成形条件はシリンダ
ー設定温度265〜270℃(ノズル部での樹脂温度
285℃)、射出圧力500〜700Kg/cm2、成形サイクル
35秒、金型冷却水温度10〜20℃、射出成形機シリ
ンダー内での樹脂の滞留時間約2分とした。 このプリフオームを用いて、延伸吹込成形機
(シンシナテイミラクロン社製RHB−L型機)に
より、胴部の直径上部75mm、下部80mm、高さ260
mmの市販1ソース用ボトル状の形状を有するボ
トルを成形した。このときのプロー成形条件は次
の通りであつた。 予熱完了時のプリフオーム外表面温度:100〜130
℃ ブロー圧力: 1次圧 6Kg/cm2G 2次圧 15〜18Kg/cm2G 吹込成形体(ボトル)と金型との実質接触時間:
4秒 金型温度:肩部 100〜110℃ 胴部 110〜120℃ 底部 90〜100℃ 以上の条件で得られたボトル内に90℃及び95℃
を充填后直ちに打栓し、液温が20℃以下になる迄
放冷したのち、ボトルの内容積を測定し、熱水を
充填するときのボトル内容積に対する容積収縮率
等を測定した。その結果を表−1に示す。 【表】
し、更に詳しくは優れた耐熱収縮性を有する改質
ポリエステル製容器及びその製造法に関する。 ポリエステル容器は例えば食品、飲料、化粧品
等の容器として最近広く使用されている。特にポ
リエチレンテレフタレート製の2軸配向されたビ
ンは、機械的強度が強く、ポリエチレンやポリプ
ロピレン製の容器に比べて酸素、炭酸ガス等のガ
ス透過性が少く、しかも透明性が優れているなど
の利点があり、飲料、食品、化粧品等の容器とし
て優れた性能を有する。しかしながら、従来のポ
リエチレンテレフタレート製の容器は耐熱収縮性
が劣る欠点を有しており、通常70℃以上の温度で
充填するとビンの肩部、底部等の低延伸部分が変
形し、容積も3%以上収縮し高温での実用に耐え
ない。かかる欠点を改質する方法として、主とし
て熱的な処理を施して耐熱収縮性を改良する方法
が種々提案されており、実際に高温充填しても容
積収縮率の小さい容器を作り得るが、成形した時
点で内容積が不ぞろいであつたり、部分的に変形
している容器であつたりする等の欠点を有する。
また、内容積の不ぞろい、部分的な変形等の欠点
が生じない程度に熱的な処理を施した容器では、
使用に耐えうる充填温度では高々80℃程度であ
り、これよりも高温で充填すると容積収縮、変形
或いは、栓の部分のシール洩れ等が生じて使用に
耐え得ない。 本発明者は、かかる欠点のないポリエステル容
器を開発すべく鋭意研究の結果、ポリエステル樹
脂に対して、特定の割合でポリカーボネート樹脂
を配合し、吹込成形の際の吹込金型温度を特定の
温度範囲に保つて容器を成形するならば、熱収縮
が極めて少く、かつ高温充填後に栓の部分のシー
ル洩れが生じない容器の得られる事を見出し、本
発明に到達した。 すなわち、本発明は、 1 固有粘度が0.5以上のポリエチレンテレフタ
レート樹脂(A)にポリカーボネート樹脂(B)を重量
比率約0.05≦(B)/(A)≦1で混合してなる組成物
よりなり、胴部が2軸延伸されている容器であ
つて、90℃の熱水を該容器内に充填し、放冷せ
しめたときの容積収縮率が2%以下であるポリ
エステル容器; 2 固有粘度が0.5以上のポリエチレンテレフタ
レート樹脂(A)とポリカーボネート樹脂(B)とを重
量比率約0.05≦(B)/(A)≦1の範囲で混合溶融せ
しめたのち、該ポリエチレンテレフタレート樹
脂のガラス転位温度以下の温度に設定された金
型を用いて有底中空状の予備成形体を射出成形
し、得られる予備成形体を延伸可能な温度範囲
で吹込成形して容器を製造するに際し、吹込金
型の温度を110℃以上とする事を特徴とする、
90℃の熱水を容器内に充填し、放冷せしめたと
きの容積収縮率が2%以下であるポリエステル
容器の製造法。 である。 本発明におけるポリエステルは、ポリエチレン
テレフタレートのホモポリマーを主たる対象とす
るが、テレフタル酸成分の一部を例えばイソフタ
ル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフエニルジカ
ルボン酸、ジフエノキシエタンジカルボン酸、ジ
フエニルエーテルジカルボン酸、ジフエニルスル
ホンジカルボン酸等の如き芳香族ジカルボン酸;
ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロテレフ
タル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸等の如き脂環
族ジカルボン酸;アジピン酸、セバチン酸、アゼ
ライン酸等の如き脂肪族ジカルボン酸;P−β−
ヒドロキシエトキシ安息香酸、ε−オキシカプロ
ン酸等の如きオキシ酸等の他の二官能性カルボン
酸の1種以上で、及び/又はエチレングリコール
成分の一部を例えばトリメチレングリコール、テ
トラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、デカメチレングリコール、ネオペンチレン
グリコール、ジエチレングリコール、1,1−シ
クロヘキサンジメチロール、1,4−シクロヘキ
サンジメチロール、2,2−ビス(4′−β−ヒド
ロキシエトキシフエニル)プロパン、ビス(4′−
β−ヒドロキシエトキシフエニル)スルホン酸等
の他のグリコール及びこれらの機能的誘導体の多
官能化合物の1種以上で15モル%以内、好ましく
は5モル%以内の範囲内に、置換して共重合せし
めたコポリマーであつても良い。 かかるポリエステルの固有粘度は、0.5以上、
好ましくは0.6以上である。固有粘度が0.5よりも
小さいと吹込成形の際に偏肉が生じたり、容器の
機械的特性が低下する等のため好ましくない。 本発明に使用されるポリカーボネート樹脂は、
その化学的構造または平均分子量に特に関係な
く、いずれでも使用しうるが、そのうちでも特に
好ましいのは、4,4′−ジヒドロキシジアリール
アルカン系ポリカーボネート例えば、4,4′−ジ
ヒドロキシジフエニル−2,2−プロパンをジオ
ール成分とするポリカーボネートである。かかる
ポリカーボネートの平均分子量は、樹脂の種類に
よつても異るが、4,4′−ジヒドロキシジアリー
ルアルカン系カーボネート樹脂の場合には20000
〜50000のものが好ましく、溶融時にポリエステ
ル樹脂と同程度の溶融粘度のものを使用すると、
ポリエステル樹脂中の分散が、特に良好になるの
で好ましい。 本発明ではポリエステル樹脂とポリカーボネー
ト樹脂とを混合溶融せしめたものを用いるが、ポ
リエステル樹脂(A)とポリカーボネート樹脂(B)との
重量比率は0.05≦(B)/(A)≦1であり、((B)/(A)は
重量比)、好ましくは0.1≦(B)/(A)≦0.2である。
混合比率(B)/(A)が0.05よりも小さい場合は耐熱収
縮に対する効果が少い。また(B)/(A)が1よりも大
きいと、容器を成形する際に延伸性が悪くなり、
好ましい形状の容器を作り難くなるため好ましく
ない。 本発明における容器は、前記混合割合にポリエ
ステル樹脂(A)及びポリカーボネート樹脂(B)が混合
された組成物よりなりかつ、その胴部が2軸延伸
されているものである。延伸培率は面積培率で4
倍以上とするのが好ましい。例えば吹込成形によ
り得られるビン状中空体、真空成形により得られ
るコツプ状、トレイ状容器等の形状をとる。 本発明における容器で耐熱性を向上せしめるた
めには、容器の胴部を2軸的に延伸させる必要が
ある。更に密度が特定の範囲である事が好まし
い。 ポリエチレンテレフタレート樹脂とポリカーボ
ネート樹脂とを単にブレンドして、例えば射出成
形した場合には、ポリエチレンテレフタレート樹
脂の熱変形温度よりも約10℃高い熱変形温度の成
形品を得るのに50%以上の比率でポリカーボネー
ト樹脂を混合せしめる必要があるが、本発明の如
く、延伸部分を例えば金型により加熱した場合
は、ポリカーボネート樹脂の比率が0.05≦(B)/(A)
で良く、更には0.1≦(B)/(A)で良い。 この際の金型温度は、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂のガラス転位温度以上(約80℃以上)と
するが、好ましくは100℃以上とする。容器の延
伸部分の密度(ρ)は、 ρ≧ρA〔(A)/{(A)+(B)}〕 +ρB〔(B)/{(A)+(B)}〕+0.01 程度である事が好ましい。(但し、ρA:非晶ポリ
エチレンテレフタレート樹脂の密度(約1.33)、
ρB:ポリカーボネート樹脂の密度(約1.21)) 本発明の容器は、90℃の熱水を充填、放冷した
ときの内容積の減少割合が2%以下という僅少の
ものである。その上、打栓した後のシール性が極
めて良好であるという特徴を有する。 以下、実施例により本発明を詳述する。なお主
な特性値の測定条件は次の通りである。 ガラス転位温度(Tg): 290℃で溶融したのち0℃まで急冷したサンプ
ルを示差熱量計(パーキンエルマー社製DSC−
1型を使用)により10℃/minの昇温速度で測
定。 固有粘度〔IV〕: o−クロロフエノールを溶媒として35℃で測
定。 密度〔ρ〕: n−ヘプタン−4塩化炭素混合液の密度勾配管
により25℃で測定。 軟化点(TSP): ポリマーチツプ(形状約4mm×4mm×2mm)を
140℃で1時間処理したものを軟化点試験機内に
入れ、断面積1mm2の先端をもつ針に1Kgの荷重を
加え、50℃/hrの昇温速度で昇温させて針入深さ
が1mmに達した温度を測定し、その値を軟化点と
した。 実施例1及び比較例1 IV=0.71、Tg=77℃、Tsp=259℃であるポリ
エチレンテレフタレートと分子量が約30000であ
るポリカーボネートとを表−1に示す割合でチツ
プの状態で混合したのち、除湿乾燥器にて130℃
で8時間乾燥し、チツプ中の水分が0.01%以下の
乾チツプを得た。この乾チツプを用いて、8オン
スの射出成形機(名機製作所M−100型機)及び
ホツトライナー式2個取り金型により、直胴部外
型25mm、長さ175mm、肉厚3.5mm及び重量50gの有
底プリフオームを成形した。成形条件はシリンダ
ー設定温度265〜270℃(ノズル部での樹脂温度
285℃)、射出圧力500〜700Kg/cm2、成形サイクル
35秒、金型冷却水温度10〜20℃、射出成形機シリ
ンダー内での樹脂の滞留時間約2分とした。 このプリフオームを用いて、延伸吹込成形機
(シンシナテイミラクロン社製RHB−L型機)に
より、胴部の直径上部75mm、下部80mm、高さ260
mmの市販1ソース用ボトル状の形状を有するボ
トルを成形した。このときのプロー成形条件は次
の通りであつた。 予熱完了時のプリフオーム外表面温度:100〜130
℃ ブロー圧力: 1次圧 6Kg/cm2G 2次圧 15〜18Kg/cm2G 吹込成形体(ボトル)と金型との実質接触時間:
4秒 金型温度:肩部 100〜110℃ 胴部 110〜120℃ 底部 90〜100℃ 以上の条件で得られたボトル内に90℃及び95℃
を充填后直ちに打栓し、液温が20℃以下になる迄
放冷したのち、ボトルの内容積を測定し、熱水を
充填するときのボトル内容積に対する容積収縮率
等を測定した。その結果を表−1に示す。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固有粘度0.5以上のポリエチレンテレフタレ
ート樹脂(A)にポリカーボネート樹脂(B)を重量比率
約0.05≦(B)/(A)≦1で混合してなる組成物よりな
り、胴部が2軸延伸されている容器であつて、90
℃の熱水を該容器内に充填し、放冷せしめたとき
の容積収縮率が2%以下であるポリエステル容
器。 2 固有粘度0.5以上のポリエチレンテレフタレ
ート樹脂(A)とポリカーボネート樹脂(B)とを重量比
率約0.05≦(B)/(A)≦1の範囲で混合溶融せしめた
のち、該ポリエチレンテレフタレート樹脂のガラ
ス転位温度以下の温度に設定した金型を用いて有
底中空状の予備成形体を射出成形し得られる予備
成形体を延伸可能な温度範囲で吹込成形して容器
を製造するに際し、吹込金型の温度を110℃以上
とすることを特徴とする、90℃の熱水を容器内に
充填し、放冷せしめたときの容積収縮率が2%以
下であるポリエステル容器の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13670580A JPS5761531A (en) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | Polyester container and its manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13670580A JPS5761531A (en) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | Polyester container and its manufacture |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5761531A JPS5761531A (en) | 1982-04-14 |
| JPH0137253B2 true JPH0137253B2 (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=15181549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13670580A Granted JPS5761531A (en) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | Polyester container and its manufacture |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5761531A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02180137A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-13 | Kii Sangyo Kk | 化粧品容器およびその製法 |
| IT1269192B (it) * | 1994-01-20 | 1997-03-21 | Enichem Spa | Procedimento per la preparazione di bottiglie riutilizzabili costituite da una miscela di pet e pc |
| TWI304373B (en) * | 2004-05-14 | 2008-12-21 | Mitsui Chemicals Inc | Polyester resin bottle |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493073A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-11 | ||
| JPS49116150A (ja) * | 1973-03-12 | 1974-11-06 |
-
1980
- 1980-10-02 JP JP13670580A patent/JPS5761531A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5761531A (en) | 1982-04-14 |
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