JPH0137379B2 - - Google Patents
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- JPH0137379B2 JPH0137379B2 JP11044079A JP11044079A JPH0137379B2 JP H0137379 B2 JPH0137379 B2 JP H0137379B2 JP 11044079 A JP11044079 A JP 11044079A JP 11044079 A JP11044079 A JP 11044079A JP H0137379 B2 JPH0137379 B2 JP H0137379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- isobutylene
- water
- sulfone
- tba
- hydrocarbon mixture
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
- C07C29/03—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by addition of hydroxy groups to unsaturated carbon-to-carbon bonds, e.g. with the aid of H2O2
- C07C29/04—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by addition of hydroxy groups to unsaturated carbon-to-carbon bonds, e.g. with the aid of H2O2 by hydration of carbon-to-carbon double bonds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
本発明は、イソブチレンを含有するC4炭化水
素混合物から第3級ブチルアルコール(以下
TBAという)を高収率で製造する方法に関する。 さらに詳しくは、多孔性の酸型陽イオン交換樹
脂とスルホンとの存在下に、イソブチレンを含有
するC4炭化水素混合物からイソブチレンと水と
を選択的に反応させTBAを高収率で製造する方
法に関するものである。 酸性陽イオン交換樹脂および種々の溶媒の存在
下に、オレフイン系不飽和化合物を水和して対応
するアルコール類を製造する方法については多く
の提案がなされている。たとえば、イソブチレン
又はイソブチレン含有炭化水素混合物を酸性イオ
ン交換剤を触媒として有機酸水溶液で反応させる
方法(特開昭50−32116号、特公昭53−14044号公
報)、同様の触媒を用いて反応系中に1価アルコ
ールを添加して反応させる方法(特開昭50−
137906号公報)、同じく反応系中にグリコール、
グリコールエーテル、グリコールジエーテルなど
を添加して反応させる方法(特開昭51−59802号
公報、米国特許第4096194号明細書)などイソブ
チレンと水とを反応させてTBAを製造する方法、
あるいは、酸性イオン交換樹脂の触媒およびスル
ホンの存在下にオレフイン系不飽和化合物、特に
ブテン―1および/またはブテン―2と水とを
100〜220℃の温度で反応させ第2級ブチルアルコ
ール(以下SBAという)を製造する方法(特開
昭53−7605号公報)などが提案されている。 しかしながら、これら公知方法のうちイソブチ
レンを水和してTBAを製造する方法は、反応速
度的には若干の向上が認められるが、反応系に添
加して存在させる有機酸あるいは有機溶媒とイソ
ブチレンとの付加物などの副生物が生成する。ま
た、それら副生物および反応系に添加される溶媒
などは、TBAの沸点に近いかまたはそれ以下の
沸点を有するために、溶媒からTBAの分離回収
を困難あるいは経費のかかるものとしている。さ
らに、ブテン−1およびブテン−2と水とを100
〜220℃の温度で反応させてSBAを製造する方法
では、溶媒の安定性は認められるが、原料にイソ
ブチレンを含有するC4炭化水素混合物を用いイ
ソブチレンと水とを水和してTBAを製造する場
合に、SBAの生成およびイソブチレンの二量化
が起るため、イソブチレンを選択的に水和して高
収率でTBAを製造することができないという問
題がある。 本発明者らは、上記のような問題点を改善する
ために研究を重ねた結果、特定のイオン交換樹脂
と特定のスルホン類の存在下に、特定の条件下イ
ソブチレンと水を反応させることにより副反応を
抑制し、かつ反応速度と転化率を著しく促進する
ことを見出し本発明を完成したのである。 すなわち、本発明は、イソブチレンを含有する
C4炭化水素混合物からイソブチレンと水とを選
択的に反応させTBAを製造する方法において、
表面積0.5〜200m2/gおよび交換容量2〜
5meq/gのスルホン化スチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体の多孔性の酸型陽イオン交換樹脂と
スルホレンまたは非環状スルホンの濃度が50〜97
重量%の水との混合液とを存在させ、イソブチレ
ン、n−ブテン類、ブタン類を含有するC4炭化
水素混合物中のイソブチレンの水/イソブチレン
のモル比を1〜10の割合とし、温度が40〜100℃、
該C4炭化水素混合物が液状を保持する圧力で反
応させることを特徴とするTBAの製造方法であ
る。 本発明に用いるイソブチレンを含有するC4炭
化水素混合物は特に限定されるものではなく、通
常は炭素数が4の炭化水素類で、たとえば、イソ
ブチレン、ブテン−1、ブテン−2、イソブタ
ン、n−ブタンなどを主体とするもので若干の
C3またはC5の炭化水素を含有していてもよい。
工業的には石油類の水蒸気分解、溶解分解などか
ら得られるイソブチレン含有のC4留分が用いら
れる。 本発明で用いられるスルホン類は、 スルホン、 または非環状のスルホンであるが、非環状のスル
ホンとしては、例えば
素混合物から第3級ブチルアルコール(以下
TBAという)を高収率で製造する方法に関する。 さらに詳しくは、多孔性の酸型陽イオン交換樹
脂とスルホンとの存在下に、イソブチレンを含有
するC4炭化水素混合物からイソブチレンと水と
を選択的に反応させTBAを高収率で製造する方
法に関するものである。 酸性陽イオン交換樹脂および種々の溶媒の存在
下に、オレフイン系不飽和化合物を水和して対応
するアルコール類を製造する方法については多く
の提案がなされている。たとえば、イソブチレン
又はイソブチレン含有炭化水素混合物を酸性イオ
ン交換剤を触媒として有機酸水溶液で反応させる
方法(特開昭50−32116号、特公昭53−14044号公
報)、同様の触媒を用いて反応系中に1価アルコ
ールを添加して反応させる方法(特開昭50−
137906号公報)、同じく反応系中にグリコール、
グリコールエーテル、グリコールジエーテルなど
を添加して反応させる方法(特開昭51−59802号
公報、米国特許第4096194号明細書)などイソブ
チレンと水とを反応させてTBAを製造する方法、
あるいは、酸性イオン交換樹脂の触媒およびスル
ホンの存在下にオレフイン系不飽和化合物、特に
ブテン―1および/またはブテン―2と水とを
100〜220℃の温度で反応させ第2級ブチルアルコ
ール(以下SBAという)を製造する方法(特開
昭53−7605号公報)などが提案されている。 しかしながら、これら公知方法のうちイソブチ
レンを水和してTBAを製造する方法は、反応速
度的には若干の向上が認められるが、反応系に添
加して存在させる有機酸あるいは有機溶媒とイソ
ブチレンとの付加物などの副生物が生成する。ま
た、それら副生物および反応系に添加される溶媒
などは、TBAの沸点に近いかまたはそれ以下の
沸点を有するために、溶媒からTBAの分離回収
を困難あるいは経費のかかるものとしている。さ
らに、ブテン−1およびブテン−2と水とを100
〜220℃の温度で反応させてSBAを製造する方法
では、溶媒の安定性は認められるが、原料にイソ
ブチレンを含有するC4炭化水素混合物を用いイ
ソブチレンと水とを水和してTBAを製造する場
合に、SBAの生成およびイソブチレンの二量化
が起るため、イソブチレンを選択的に水和して高
収率でTBAを製造することができないという問
題がある。 本発明者らは、上記のような問題点を改善する
ために研究を重ねた結果、特定のイオン交換樹脂
と特定のスルホン類の存在下に、特定の条件下イ
ソブチレンと水を反応させることにより副反応を
抑制し、かつ反応速度と転化率を著しく促進する
ことを見出し本発明を完成したのである。 すなわち、本発明は、イソブチレンを含有する
C4炭化水素混合物からイソブチレンと水とを選
択的に反応させTBAを製造する方法において、
表面積0.5〜200m2/gおよび交換容量2〜
5meq/gのスルホン化スチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体の多孔性の酸型陽イオン交換樹脂と
スルホレンまたは非環状スルホンの濃度が50〜97
重量%の水との混合液とを存在させ、イソブチレ
ン、n−ブテン類、ブタン類を含有するC4炭化
水素混合物中のイソブチレンの水/イソブチレン
のモル比を1〜10の割合とし、温度が40〜100℃、
該C4炭化水素混合物が液状を保持する圧力で反
応させることを特徴とするTBAの製造方法であ
る。 本発明に用いるイソブチレンを含有するC4炭
化水素混合物は特に限定されるものではなく、通
常は炭素数が4の炭化水素類で、たとえば、イソ
ブチレン、ブテン−1、ブテン−2、イソブタ
ン、n−ブタンなどを主体とするもので若干の
C3またはC5の炭化水素を含有していてもよい。
工業的には石油類の水蒸気分解、溶解分解などか
ら得られるイソブチレン含有のC4留分が用いら
れる。 本発明で用いられるスルホン類は、 スルホン、 または非環状のスルホンであるが、非環状のスル
ホンとしては、例えば
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】などがあげられる。
また、これらスルホン類は混合物として用いるこ
ともできる。スルホン類は、通常水に溶解して使
用するが、その使用量は、水100重量部に対して
100〜3000部、特に200〜2000重量部が好ましい。 本発明において用いる多孔性の酸型陽イオン交
換樹脂は、スチレンとジビニルベンゼンとの共重
合体を母核として、これにスルホン酸基の入つた
ポリスチロールスルホン酸型樹脂であり、幾何学
的構造面からは物理的な細孔を有する多孔性(ポ
ーラス、ハイポーラス)型で、表面積が0.5m2/
g〜200m2/g(乾燥重量)、交換容量2.0meq/
g〜5.0meq/g(乾燥重量)であることを要す
る。 触媒の使用量は、触媒を懸濁状で使用する場合
と、固定床で使用する場合で異なるが、前者の場
合はスルホン類の水溶液に対して0.1〜10重量%
が好ましい。 なお、イソブチレンに対する水のモル比は1以
下になると反応率が低下し、一方モル比が大き過
ぎると反応器の効率が低下するので1〜10の範囲
とする必要がある。 反応温度は40〜100℃である。反応圧力は、反
応温度における原料炭化水素混合物の蒸気圧ない
しはそれよりも若干加圧で操作するのが好まし
い。 反応器の型式は、回分式でもよいが、通常は多
孔性の酸型陽イオン交換樹脂を固定床とした連続
式で行われる。 反応時間は、回分式の場合は通常20分〜10時間
の範囲であり、連続式の場合は通常炭化水素の液
時空間速度(LHSV)0.3〜10hr-1の範囲が適当
である。 本発明の好ましい実施の態様は、上記の条件の
うちでも特に表面積3〜200m2/g、および交換
容量2.7〜5.0meq/gのスルホン化スチレン−ジ
ビニルベンゼン共重合体の多孔性の酸型陽イオン
交換樹脂と、スルホレン、ジエチルスルホン、ま
たはジメチルスルホンの濃度が60〜95重量%の水
との混合液で、イソブチレン、n−ブテン類、ブ
タン類を含有するC4炭化水素混合物中のイソブ
チレンの水/イソブチレンのモル比が1.6〜6.0の
割合で、温度が60〜100℃で、圧力が、7〜18
Kg/cm2で反応させるものである。 なぜならば、スルホン化スチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体の表面積が0.5m2/g以下の通常
のゲル型樹脂では交換容量が2.0meq/g以上で
も触媒としての活性は低く、また、交換容量が
2.0meq/g以下であれば表面積が0.5m2/g以上
であつてもその触媒活性は低い。また、スルホン
類の濃度が50〜97重量%において、水/イソブチ
レンのモル比1〜10においてイソブチレンの水和
反応が促進されるが、反応温度100〜200℃におい
てはイソブチレンの二量化反応およびn−ブテン
類の水和反応が促進されジイソブチレンおよび
SBAが生成するために、イソブチレンと水との
選択的反応においては40〜100℃の温度が効果的
である。 原料のイソブチレン含有C4炭化水素混合物と
スルホン水溶液とを触媒充填反応器において反応
させ、得られた水和反応生成物の混合物は蒸留し
て未反応炭化水素混合物とTBAを含むスルホン
水溶液とに分離し、この水溶液分については蒸留
を行なつて粗TBA(TBA/水共沸混合物)とス
ルホン水溶液とに分離する。粗TBAは常法によ
り水を除去して実質的に純粋なTBAとし、分離
された未反応炭化水素混合物とスルホン水溶液は
反応器に再循環して水和反応に用いることができ
る。 以上、本発明の方法によるとイソブチレン含有
C4炭化水素混合物からイソブチレンを選択的に
水和する方法において、イソブチレンの反応速
度、転化率が著しく増加されるとともに副反応を
抑制して高収率でTBAを製造することができる。
さらに、スルホン類の沸点はTBAに比べて相当
に高く、蒸留分離が容易であり、再使用が簡単で
ある。 また、本発明の方法を利用するとイソブチレン
を含有するC4炭化水素混合物からイソブチレン
を単離することができる。すなわち、イソブチレ
ン含有C4炭化水素混合物中のイソブチレンを本
発明の方法により選択的にTBAに転換し、引続
きTBA含有スルホン水溶液と未反応炭化水素混
合物とを分離し、TBA含有スルホン水溶液より
蒸留によりTBAを分離した後、公知の方法によ
りTBAを脱水してイソブチレンを得る方法で、
きわめて高純度のイソブチレンを得ることができ
る。 以下に本発明をさらに具体的に説明するために
実施例および比較例を示す。なお、実施例および
比較例における%はモル%を示す。 実施例 1〜11 撹拌際つきのオートクレーブを使用して、スル
ホン化されたスチレン−ジビニルベンゼン共重合
体の多孔性(ハイポーラス)型の陽イオン交換樹
脂を触媒とし、水にスルホン類を添加した水溶液
でイソブチレン含有C4炭化水素混合物(イソブ
チレン40.0%、n−ブテン類40.0%、ブタン類
20.0%)の水和反応を第1表に示す条件で行つ
た。反応終了後、急冷して反応生成物をガスクロ
マトグラフで分析し、イソブチレンおよびn−ブ
テンの転化率並びにTBAおよびSBAの選択率を
求めてその結果を第1表に併記した。
ともできる。スルホン類は、通常水に溶解して使
用するが、その使用量は、水100重量部に対して
100〜3000部、特に200〜2000重量部が好ましい。 本発明において用いる多孔性の酸型陽イオン交
換樹脂は、スチレンとジビニルベンゼンとの共重
合体を母核として、これにスルホン酸基の入つた
ポリスチロールスルホン酸型樹脂であり、幾何学
的構造面からは物理的な細孔を有する多孔性(ポ
ーラス、ハイポーラス)型で、表面積が0.5m2/
g〜200m2/g(乾燥重量)、交換容量2.0meq/
g〜5.0meq/g(乾燥重量)であることを要す
る。 触媒の使用量は、触媒を懸濁状で使用する場合
と、固定床で使用する場合で異なるが、前者の場
合はスルホン類の水溶液に対して0.1〜10重量%
が好ましい。 なお、イソブチレンに対する水のモル比は1以
下になると反応率が低下し、一方モル比が大き過
ぎると反応器の効率が低下するので1〜10の範囲
とする必要がある。 反応温度は40〜100℃である。反応圧力は、反
応温度における原料炭化水素混合物の蒸気圧ない
しはそれよりも若干加圧で操作するのが好まし
い。 反応器の型式は、回分式でもよいが、通常は多
孔性の酸型陽イオン交換樹脂を固定床とした連続
式で行われる。 反応時間は、回分式の場合は通常20分〜10時間
の範囲であり、連続式の場合は通常炭化水素の液
時空間速度(LHSV)0.3〜10hr-1の範囲が適当
である。 本発明の好ましい実施の態様は、上記の条件の
うちでも特に表面積3〜200m2/g、および交換
容量2.7〜5.0meq/gのスルホン化スチレン−ジ
ビニルベンゼン共重合体の多孔性の酸型陽イオン
交換樹脂と、スルホレン、ジエチルスルホン、ま
たはジメチルスルホンの濃度が60〜95重量%の水
との混合液で、イソブチレン、n−ブテン類、ブ
タン類を含有するC4炭化水素混合物中のイソブ
チレンの水/イソブチレンのモル比が1.6〜6.0の
割合で、温度が60〜100℃で、圧力が、7〜18
Kg/cm2で反応させるものである。 なぜならば、スルホン化スチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体の表面積が0.5m2/g以下の通常
のゲル型樹脂では交換容量が2.0meq/g以上で
も触媒としての活性は低く、また、交換容量が
2.0meq/g以下であれば表面積が0.5m2/g以上
であつてもその触媒活性は低い。また、スルホン
類の濃度が50〜97重量%において、水/イソブチ
レンのモル比1〜10においてイソブチレンの水和
反応が促進されるが、反応温度100〜200℃におい
てはイソブチレンの二量化反応およびn−ブテン
類の水和反応が促進されジイソブチレンおよび
SBAが生成するために、イソブチレンと水との
選択的反応においては40〜100℃の温度が効果的
である。 原料のイソブチレン含有C4炭化水素混合物と
スルホン水溶液とを触媒充填反応器において反応
させ、得られた水和反応生成物の混合物は蒸留し
て未反応炭化水素混合物とTBAを含むスルホン
水溶液とに分離し、この水溶液分については蒸留
を行なつて粗TBA(TBA/水共沸混合物)とス
ルホン水溶液とに分離する。粗TBAは常法によ
り水を除去して実質的に純粋なTBAとし、分離
された未反応炭化水素混合物とスルホン水溶液は
反応器に再循環して水和反応に用いることができ
る。 以上、本発明の方法によるとイソブチレン含有
C4炭化水素混合物からイソブチレンを選択的に
水和する方法において、イソブチレンの反応速
度、転化率が著しく増加されるとともに副反応を
抑制して高収率でTBAを製造することができる。
さらに、スルホン類の沸点はTBAに比べて相当
に高く、蒸留分離が容易であり、再使用が簡単で
ある。 また、本発明の方法を利用するとイソブチレン
を含有するC4炭化水素混合物からイソブチレン
を単離することができる。すなわち、イソブチレ
ン含有C4炭化水素混合物中のイソブチレンを本
発明の方法により選択的にTBAに転換し、引続
きTBA含有スルホン水溶液と未反応炭化水素混
合物とを分離し、TBA含有スルホン水溶液より
蒸留によりTBAを分離した後、公知の方法によ
りTBAを脱水してイソブチレンを得る方法で、
きわめて高純度のイソブチレンを得ることができ
る。 以下に本発明をさらに具体的に説明するために
実施例および比較例を示す。なお、実施例および
比較例における%はモル%を示す。 実施例 1〜11 撹拌際つきのオートクレーブを使用して、スル
ホン化されたスチレン−ジビニルベンゼン共重合
体の多孔性(ハイポーラス)型の陽イオン交換樹
脂を触媒とし、水にスルホン類を添加した水溶液
でイソブチレン含有C4炭化水素混合物(イソブ
チレン40.0%、n−ブテン類40.0%、ブタン類
20.0%)の水和反応を第1表に示す条件で行つ
た。反応終了後、急冷して反応生成物をガスクロ
マトグラフで分析し、イソブチレンおよびn−ブ
テンの転化率並びにTBAおよびSBAの選択率を
求めてその結果を第1表に併記した。
【表】
比施例 1〜9
実施例と同様の反応器、触媒、原料炭化水素を
用いるイソブチレンの水和反応において、反応系
中にスルホン類を添加しない場合と、触媒の表面
積が0.5m2/g以下あるいは交換容量が2.0meq/
g以下の場合、反応温度が100℃以上の場合と40
℃以下の場合及びスルホン類の濃度が97重量%以
上と50重量%以下の場合について比較実験を行つ
た。実験条件並びに実験結果を第2表に併記し
た。 なお、イソブチレン、n−ブテンの転化率およ
びTBA,SBAの選択率は実施例と同様にして求
めた。
用いるイソブチレンの水和反応において、反応系
中にスルホン類を添加しない場合と、触媒の表面
積が0.5m2/g以下あるいは交換容量が2.0meq/
g以下の場合、反応温度が100℃以上の場合と40
℃以下の場合及びスルホン類の濃度が97重量%以
上と50重量%以下の場合について比較実験を行つ
た。実験条件並びに実験結果を第2表に併記し
た。 なお、イソブチレン、n−ブテンの転化率およ
びTBA,SBAの選択率は実施例と同様にして求
めた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イソブチレンを含有するC4炭化水素混合物
からイソブチレンと水とを選択的に反応させ第3
級ブチルアルコールを製造する方法において、表
面積0.5〜200m2/gおよび交換容量2〜5meq/
gのスルホン化スチレン−ジビニルベンゼン共重
合体の多孔性の酸型陽イオン交換樹脂とスルホレ
ンまたは非環状スルホンの濃度が50〜97重量%の
水との混合液とを存在させ、イソブチレン、n−
ブテン類、ブタン類を含有するC4炭化水素混合
物中のイソブチレンの水/イソブチレンのモル比
を1〜10の割合とし、温度が40〜100℃、該C4炭
化水素混合物が液状を保持する圧力で反応させる
ことを特徴とする第3級ブチルアルコールを製造
する方法。 2 非環状スルホンがジエチルスルホンまたはジ
メチルスルホンであることを特徴とする特許請求
の範囲1に記載の方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11044079A JPS5634643A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Preparation of tertiary butyl alcohol |
| DE19803031702 DE3031702A1 (de) | 1979-08-31 | 1980-08-22 | Verfahren zur herstellung von tert.-butanol |
| GB8027443A GB2060616B (en) | 1979-08-31 | 1980-08-22 | Process for the production of tertiary butyl alcohol |
| CA359,042A CA1129890A (en) | 1979-08-31 | 1980-08-26 | Process for the production of tertiary butyl alcohol |
| FR8018789A FR2464241A1 (fr) | 1979-08-31 | 1980-08-29 | Procede de production d'alcool butylique tertiaire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11044079A JPS5634643A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Preparation of tertiary butyl alcohol |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5634643A JPS5634643A (en) | 1981-04-06 |
| JPH0137379B2 true JPH0137379B2 (ja) | 1989-08-07 |
Family
ID=14535768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11044079A Granted JPS5634643A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Preparation of tertiary butyl alcohol |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5634643A (ja) |
| CA (1) | CA1129890A (ja) |
| DE (1) | DE3031702A1 (ja) |
| FR (1) | FR2464241A1 (ja) |
| GB (1) | GB2060616B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3628008C1 (ja) * | 1986-08-19 | 1987-11-05 | Deutsche Texaco Ag, 2000 Hamburg, De | |
| JPH11193255A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-21 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 第3級ブチルアルコールの製造方法 |
| TW200514767A (en) * | 2003-08-21 | 2005-05-01 | Mitsubishi Rayon Co | Method of producing tertiary alcohols |
| DE10338581A1 (de) | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Oxeno Olefinchemie Gmbh | Verfahren zur Erzeugung von tert.-Butanol |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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