JPH0138086B2 - - Google Patents

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JPH0138086B2
JPH0138086B2 JP56108815A JP10881581A JPH0138086B2 JP H0138086 B2 JPH0138086 B2 JP H0138086B2 JP 56108815 A JP56108815 A JP 56108815A JP 10881581 A JP10881581 A JP 10881581A JP H0138086 B2 JPH0138086 B2 JP H0138086B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pindolol
sedative
administration
hypnotic
therapeutic agent
Prior art date
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Expired
Application number
JP56108815A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5810518A (ja
Inventor
Eijiro Tagashira
Tomoko Urano
Kenzo Nakao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOWA YAKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
KOWA YAKUHIN KOGYO KK
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は活性成分としてピンドロールを含んで
なるアルコール中毒または鎮静催眠薬中毒治療剤
に関する。 従来、アルコール類、バルビツレート類及びト
ランキライザー退薬症候の治療にはベンゾジアゼ
ピン誘導体、すなわち、ジアゼパム(DZP)及
びニトラゼパム(NZP)が広汎に用いられてい
る。しかしながら、ジアゼパムはこれら鎮静催眠
薬に対して交叉耐性及び交叉依存性があるため、
前記鎮静催眠薬による中毒が回復した後にジアゼ
パム退薬による禁断症候が発現する。そればかり
でなく、中毒患者退院後にジアゼパム嗜好性が高
まり、乱用の傾向が現われる。 従つて、本発明の目的は前述のような欠点を有
さない鎮静催眠薬治療剤を提供することにある。
本発明者らは、交叉耐性及び交叉依存性を有さな
い鎮静催眠薬中毒治療剤を開発すべく鋭意検討を
重ねた結果、従来高血圧・不整脈用剤として臨床
的に用いられているβ−遮断薬ピンドロールが意
外にもバルビタール退薬痙れん、いらだち、全身
の筋硬直、運動協調障害等の鎮静催眠薬退薬症候
を抑制でき、しかも薬物依存性ならびにジアゼパ
ムに見られるような交叉耐性及び交叉依存性を示
さないことを見い出した。 ピンドロールの鎮静催眠薬退薬症候に対する作
用を薬理試験により検討した。試験は、バルビタ
ール退薬時にモノアミン酸化阻害薬トラニルサイ
プロミン(Tcp)を適用することによつて誘発さ
れる痙れん前駆症候及び間代性−強直性痙れんに
対するピンドロールの抑制作用を測定することに
より行なつた「田頭栄治郎ら:第54回日本薬理学
会総会要旨集(福岡)、120ページ(1981年)参
照〕。 田頭らの方法〔田頭栄治郎ら:
Psychopharmacology、57、137〜144ページ
(1978年)〕に従つて、恒温恒湿下において飼育管
理されたスプラグ−ドーリー〔Sprague−
Dawley)系雄ラツト(体重100〜120g)に、次
のような飼料を順次与えることにより、パルビタ
ール依存を獲得させた:バルビタール(B)0.5及び
1mg/g混入飼料を4日間、B1及び2mg/g混
入飼料を6日間、B2及び4mg/g混入飼料を6
日間、B4及び6mg/g混入飼料を10日間、なら
びにB6及び8mg/g混入飼料を10日間。バルビ
タール最終適用後、バルビタール混入飼料を普通
飼料に置き換え、退薬48時間目(重症の退薬症候
の発現が持続している時点)に、各群5〜6匹か
ら成る5群のラツトに、ピンドロール単独(3
mg/Kgもしくは10mg/Kg、腹腔内投与)またはピ
ンドロール(3mg/Kgもしくは10mg/Kg、腹腔内
投与)とジアゼパム(5mg/Kg、経口投与)との
組み合わせを投与した。対照群にはピンドロール
を投与せず、代わりに生理食塩水を腹腔内投与し
た。各薬物投与の30分後にトラニルサイプロミン
20mg/Kgを腹腔内投与した。次いで、トラニルサ
イプロミンを投与してから痙れんの前駆症候(カ
ンガル−様姿勢あるいは前肢のれん縮)が発現さ
れるまでの時間(T1)、ならびにトラニルサイプ
ロミンを投与してから間代性一強直性痙れんが発
現されるまでの時間(T2)を測定した。トラニ
ルサイプロミン投与後30分後、一般症候を観察
し、6時間以内のTcp誘発痙れんによる死亡率を
算出した。得られた結果を次の第1表に示す。
【表】 前記第1表に示されるように、対照群にトラニ
ルサイプロミン20mg/Kgを投与すると投与後8〜
9分に80〜100%のほとんど全例に重症の間代性
−強直性痙れんが発現した。一方、ピンドロール
3mg/Kg及び10mg/Kgを前処置するとトラニルサ
イプロミン誘発痙れんの強度は著しく軽減され、
痙れんの発現率も著しく抑制され(抑制率は各々
67%及び83%)、ピンドロールの用量に相関した
間代性−強直性痙れん抑制効果がみれた。トラニ
ルサイプロミン投与後6時間以内の死亡率も有意
に軽減された〔ピンドロール無投与の場合:80
%、ピンドロールの場合:0〜17%〕。さらに、
ピンドロールにジアゼパム少量を併用すると、痙
れん抑制作用は増強され(間代性一強直性痙れん
の発現は完全に抑制された)、トラニルサイプロ
ミン投与後6時間以内の死亡率は0%であつた。
第1表から、ピンドロールが著しく優れたバルビ
ツレート退薬症候治療効果を有することがわか
る。 比較のため、以下に従来知られているピンドロ
ールの薬理作用、すなわち、降圧作用及び抗不整
脈作用についての薬理データを記載する。 降圧作用について ピンドロール15mg/日を本態性高血圧症患者15
例に8週間にわたり経口投与し、降圧剤としての
有用性を確認した。その降圧効果は2週後に有意
であり、以後8週目まで安定した降圧を示した。
脈拍数は6週以後有意な低下を示したが、その程
度は軽微であつた。(「薬理と治療」、Vol.8、No.
3、207〜210ページ、1980年3月号参照)。 抗不整脈作用について 雑種成犬20頭にフローセン、笑気、酸素麻酔
下、ピンドロール0.02mg/Kgを静脈注射した。ピ
ンドロールの投与により、心拍数は6〜9%と軽
度の減少を示し(プロプラノロールで16〜22%;
両者の間に有意差あり)、動脈圧の変化はピンド
ロールで1〜2%とやや減少の傾向を示したが総
体的に有意な変化とは認められず(プロプラノロ
ールでは1〜5%)、そして心拍出量は9〜11%
と軽度の減少を示した(プロプラノロールで14〜
24%:両者の間に有意差あり)。不整脈誘発エピ
ネフイリン量はピンドロール投与群では平均14μ
g/Kg、プロプラノロール投与群では平均15μ
g/Kgであつた。これらの結果から、ピンドロー
ル0.02mg/Kgとプロプラノロール0.1mg/Kgとは
同程度の抗不整脈作用を示すが心循環系に対する
抑制度はピンドロールの方がはるかに軽度であつ
た。(「麻酔」、第巻、第10号、1134〜1135ペ
ージ参照)。 ピンドロールのLD50(mg/Kg)は次のとおりで
ある:マウスに対する経口投与の場合、雄で
253.6、雌で268.7;マウスに対する静脈内投与の
場合、雄で35.7、雌で38.8;ラツトに対する経口
投与の場合、雄で263.3、雌で269.6;ラツトに対
する静脈内投与の場合、雄で53.6、雌で51.3であ
る。 本発明によれば、活性成分としてピンドロール
を含む、アルコール中毒または鎮静催眠薬中毒治
療剤が提供される。本発明に係る治療剤は錠剤、
注射剤として調製でき、経口的にまたは皮下注射
もしくは静脈注射により投与できる。 本発明に係る治療剤に用いることのできる担体
としては、経口投与のための錠剤の場合、乳糖、
デンプン、白糖、ブドウ糖、結晶セルロース、炭
酸カルシウムもしくはカオリンのような賦形剤;
デンプン、ゼラチンもしくはヒドロキシプロピル
セルロースのような結合剤;デンプン、寒天、ゼ
ラチン、カルボキシメチルセルロースナトリウム
もしくはカルシウムまたは結晶セルロースのよう
な崩壊剤、ならびに;ステアリン酸マグネシウム
もしくはカルシウム、タルク、マクロゴール4000
もしくは6000、ステアリン酸のような滑沢剤を挙
げることができる。 本発明に係る治療剤は製薬業界における常法に
従つて調製できる。 本発明に係るアルコール中毒または鎮静催眠薬
中毒治療剤のヒトに対する日用量(経口投与)
は、ピンドロールとして約30mgである。 本発明のアルコール中毒または鎮静催眠薬中毒
治療剤(錠剤)の一処方例を次にあげる。錠剤1
錠中の組成: ピンドロール 5.0mg 結晶セルロース 90.0mg 乳糖 20.7mg ヒドロキシプロピルセルロース 0.6mg タルク 3.7mg 全量120.0mg。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性成分としてピンドロールを含んでなるア
    ルコール中毒または鎮静催眠薬中毒治療剤。 2 アルコール類、バルビツレート類またはトラ
    ンキライザーの禁断症状を治療するのに用いる特
    許請求の範囲第1項記載のアルコール中毒または
    鎮静催眠薬中毒治療剤。
JP56108815A 1981-07-14 1981-07-14 アルコ−ル中毒または鎮静催眠薬中毒治療剤 Granted JPS5810518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56108815A JPS5810518A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 アルコ−ル中毒または鎮静催眠薬中毒治療剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56108815A JPS5810518A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 アルコ−ル中毒または鎮静催眠薬中毒治療剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5810518A JPS5810518A (ja) 1983-01-21
JPH0138086B2 true JPH0138086B2 (ja) 1989-08-11

Family

ID=14494201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56108815A Granted JPS5810518A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 アルコ−ル中毒または鎮静催眠薬中毒治療剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2630396B2 (ja) * 1987-04-30 1997-07-16 三菱レイヨン株式会社 ドクターナイフブレード
US8134029B2 (en) 2002-09-16 2012-03-13 Sunovion Pharmaceuticals Inc. Treatment of CNS disorders with trans 4-(3,4-dichlorophenyl)-1,2,3,4-tetrahydro-1-napthalenamine
CN102573823B (zh) * 2009-05-13 2015-01-07 桑诺维恩药品公司 包含反式去甲舍曲林和血清素受体1a激动剂/拮抗剂的组合物及其用途

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Publication number Publication date
JPS5810518A (ja) 1983-01-21

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