JPH0138661B2 - - Google Patents
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- JPH0138661B2 JPH0138661B2 JP58158107A JP15810783A JPH0138661B2 JP H0138661 B2 JPH0138661 B2 JP H0138661B2 JP 58158107 A JP58158107 A JP 58158107A JP 15810783 A JP15810783 A JP 15810783A JP H0138661 B2 JPH0138661 B2 JP H0138661B2
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
- G11B5/739—Magnetic recording media substrates
- G11B5/73923—Organic polymer substrates
- G11B5/73927—Polyester substrates, e.g. polyethylene terephthalate
- G11B5/73935—Polyester substrates, e.g. polyethylene terephthalate characterised by roughness or surface features, e.g. by added particles
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
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- G11B5/73929—Polyester substrates, e.g. polyethylene terephthalate comprising naphthalene ring compounds, e.g. polyethylene naphthalate substrates
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
[発明の技術分野]
本発明はポリエステルを主体とする主に磁気記
録用の改良された二軸延伸テンシライズタイプの
ベースフイルムに関するものである。 [従来の技術] 磁気記録用ベースフイルムの素材としては二軸
に配向させ熱固定されたポリエステル、特にポリ
エチレンテレフタレート(以下、PETと略称す
る)を主成分とするフイルムを使用するのが普通
であり、タテ・ヨコ二軸の配向、機械特性が比較
的近似しているバランスタイプと主にタテ方向へ
の配向、機械特性がヨコ方向に比べて顕著に大き
いテンシライズタイプの2タイプに分類される。
バランスタイプは通常タテ・ヨコの2方向への延
伸倍率をほぼ同程度にし製造され5%延び時の強
度(F−5値)はタテ・ヨコ共に15Kg/mm2以下、
更に一般的には13Kg/mm2以下が普通である。一方
テンシライズタイプはタテ方向へのトータル延伸
培率をヨコ方向よりもかなり高めにし製造されタ
テ方向のF−5値は15Kg/mm2を越えるのが普通で
あり、17〜20Kg/mm2のものが多い。これらのバラ
ンスおよびテンシライズタイプはフイルムのステ
イフネス、寸法安定性、製造の容易さ、コストな
どの点で一長一短あり必要に応じて使い分けられ
ている。 磁気記録用ベースフイルムに要求される特性に
は磁性剤塗布層の均一性、平坦性をもたらすため
のフイルム表面突起の微細・均一性および繰り返
しの使用に耐える走行性、耐摩耗性が挙げられ
る。これらの表面突起は一般にフイルム中に無機
物や触媒残渣からなるポリマ不溶解物(以下、内
部粒子と略称する)などの突起形成粒子を内在さ
せることで達成されるが、一般的には走行性・耐
摩耗性と表面突起の微細・均一性(以下、表面性
と略称する)とは相反する特性である。例えば大
きな粒子を数多くフイルム中に内在させると確か
に走行性等は改良されるが表面突起は粗大化し磁
気テープでの記録欠落(ドロツプアウト)、出力
低下、ノイズ増大などの致命的な欠点を生じ、ま
た逆に微細粒子が内在する場合は、微細表面突起
が形成されテープの出力、ドロツプアウト等は良
好であるが、滑りが悪く走行性、耐摩耗性が劣る
という欠点を生じていた。 [発明の目的] 本発明は、かかる従来技術の相反する欠点を解
消せしめ、走行性および耐摩耗性と表面性とが共
に優れた磁気記録用ベースフイルムを提供せんと
するものである。 [発明の構成] 本発明は、上記目的を達成するため次の構成、
すなわち、ポリエステルが主成分で、内在粒子の
混入量が0.05〜0.5重量%である二軸延伸フイル
ムであつて、タテ方向のF−5値が15Kg/mm2を越
え20Kg/mm2以下で、ヨコ方向のF−5値が9〜15
Kg/mm2、表面突起平均高さ0.040μ以下であり、か
つ表面突起平均高さと内在粒子平均径の比が5.1
×10-3以下である磁気記録用ベースフイルムを特
徴とするものである。 本発明は、F−5値が前記の範囲のいわゆるテ
ンシライズタイプのものを対象とするもので、横
方向のF−5値が9Kg/mm2未満の場合、加工され
たテープは走行中のわずかの異常張力等により延
びが発生し好ましくない。 表面突起平均高さは、0.040μ以下でなければな
らない。この高さが、0.040μを越えると表面性が
悪く、例え表面突起平均高さと内在粒子平均径の
比(以下、粗さパラメータと略称する)が本発明
範囲を満足しても、走行性および耐摩耗性と表面
性とを共に改善(以下単に、両立化という)は不
可能である。なお、この高さは、好ましくは、
0.035μ以下、さらに好ましくは0.030μ以下、最も
好ましくは0.025μ以下である。 また、粗さパラメータは、5.1×10-3以下、好
ましくは4.6×10-3以下、さらに好ましくは4.1×
10-3以下が必要である。(粗さパラメータは通常
5.3×10-3〜5.7×10-3程度以上であるが、本発明
のごとく5.1×10-3以下に小さくすることは、表
面粗さを同一に保つ場合には内在粒子の大きさは
従来よりも大きくなることに当り、又内在粒子の
大きさを同一に保つ場合には表面粗さが細かくな
ることを意味する。)本発明では、この値が小さ
いほど両立化のレベルが高くなり、逆に5.1×
10-3を越える場合、両立化できたとはいえなくな
る。 なお、本発明のフイルムは、特に磁気記録用ベ
ースフイルムとしての機械特性等が増大された二
軸延伸ポリエステルフイルムに関するものであ
る。 以下、本発明のフイルムの製法の一例について
述べる。 本発明のフイルムは、微粒子を内在せしめたポ
リエステルをスリツト状口金から溶融押出して未
延伸フイルムを作り、または、その未延伸フイル
ムから実質的に配向を与えないスーパドロー延伸
したフイルムを作り、次いでそのフイルムをタ
テ、ヨコ各々2.0〜4.5倍、再タテ1.1〜5倍に延伸
して二軸配向させると共に、これらの延伸工程中
または延伸工程の後にカレンダー工程を設けてそ
のフイルムの表面突起を押し込め、フイルムの表
面状態を調整することにより製造されるものであ
る。この場合、延伸工程中にカレンダー処理を行
うのが好ましい。特にカレンダー処理は最初のタ
テ延伸工程に設けるのが好ましいが、これに限定
されるものではない。 この際に適用されるポリエステルは、ポリエス
テルおよびその共重合体ならびにこれらのポリエ
ステル系ポリマを主成分として少なくとも70%以
上含有する混合ポリマであり、特にポリエステル
系ポリマとしてはポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン2,6ナフタレートが好適である。 またフイルム中に内在せしめられている微粒子
(内在粒子)としては、CaCO3、SiO2、Al2O3、
リン酸カルシウムなどの無機物からなる外部粒
子、Ca、Si、Pなどの成分を含む内部粒子のい
ずれであつてもよく、特に制限されないが、好ま
しい粒子としては、Ca−Li−P系の内部粒子と
外部粒子を組合せたものが用いられる。なお、粒
子径はフイルム中で暗視野照明法で測定した値と
して2〜8μが好ましい。また、内在粒子の混入
量は0.05〜0.5重量%である。混入量が0.05重量%
未満で走行性、耐久性に問題を生じ、一方、混入
量が0.5重量%を越えるとテープ出力、ドロツプ
アウトに問題を生じる。 カレンダーによる処理条件としては、ロール温
度を80〜150℃、線圧力300〜1000Kg/cm、処理回
数1〜5回程度が望ましい。 なお、本発明のフイルム表面状態の調整は、上
記のカレンダー法に限定されるものでなく、延
伸・熱処理の組合せによつて調整されたものをも
含むものである。 [発明の効果] 本発明は、上述したように、タテ・ヨコ方向の
F−5値、表面突起平均高さ、粗さパラメータ、
内在粒子の混入量を特定の値とした磁気記録用二
軸延伸ポリエステルフイルムとしたので、両立
化、すなわち、走行性および耐摩耗性と平面性の
相反する両特性を共に改善せしめるという優れた
効果を奏するものである。 なお、本発明の特定値は次の方法により測定し
たものである。 (1) F−5値 ASTMD882による。 (2) 表面突起平均高さ DIN4768で規定される触針式表面粗さ計
HOMMEL TESTER T10型で測定するカツ
ト・オフ0.25mmでの平均粗さRaで表わす。 (3) 粗さパラメータ 上記Ra値と下記方法で測定する内在粒子平
均径の比で表わす。内在粒子径はフイルムをガ
ラスプレパラート間で薄膜に溶融・急冷させ、
顕微境により暗視野照明下の透過状態で直径
1μ以上の粒子を観察し評価する。拡大倍率は
128倍とし平均径は体積平均径で表わす。暗視
野照明下では通常の明視野照明下の本来の粒子
径に比べ2.4倍大きくでるが、本発明は暗視野
照明下の粒子径で規定する。 以下実施例で更に詳述するが、本発明はこれに
特に規制されない。 実施施例1、比較例1 粉砕・分級により無機物カオリンの粒度を調整
し、平均直径2.5μの粒子源を得た。これを0.2重
量%添加し、常法に従い重合し、〔η〕0.65の
PETを得た。比較例1は、この原料を用い溶融
成型しタテ・ヨコ・再タテ・熱処理により厚み
10μのフイルムを得た。下記条件を適用した。 タテ延伸 ;100℃、3.0倍 ヨコ延伸 ;120℃、3.6倍 再タテ延伸;150℃、1.6倍 実施例1は、比較例1においてタテ延伸時に温
度100℃、線圧力300Kg/cmでフイルム表面突起を
押込めるカレンダー処理を施してフイルムを得
た。 得られたフイルムの表面状態を図面に基づいて
説明する。 第1〜第4図は、フイルム表面に形成された凹
凸部を拡大して模式的に示した平面図、第5図は
第3図のA−A′断面図、第6〜第9図は、その
凹凸部の顕著鏡写真(拡大倍率6000倍)である。 図において、1はフイルム、2は陥没部、3は
突起部、4は盛り上り部、5は凹凸部である。 次に、これらのフイルムに常法により4μの磁
性層を塗布し、ビデオテープ化した。表−1にフ
イルム品質およびテープ品質を示した。同表から
明らかなように、実施例1のテープ品質は優れた
ものであつた。 実施例 2 粉砕・分級により無機物シリカ(SiO2)の粒
度を調整し、平均直径0.7μの粒子源を得た。これ
を0.5重量%添加し、常法に従い重合し、〔η〕
0.65のPETを得た。この原料を用い、以下、実施
例1と同様に実施し、厚み10μのフイルムを得、
評価した。結果を表−1に示した。 比較例 2 実施例2において、粒子源を0.7重量%添加し
た以外は、実施例2と同様に実施した。 比較例 3 実施例2において、カレンダー処理を施さない
こと以外は、実施例2と同様に実施した。 実施例 3 粉砕・分級により無機物シリカ(SiO2)の粒
度を調整し、平均直径3.0μの粒子源を得た。これ
を0.05重量%添加し、常法に従い重合し、〔η〕
0.65のPETを得た。この原料を用い、以下、実施
例1と同様に実施し、厚み10μのフイルムを得、
評価した。結果を表−1に示した。 実施例 4 実施例3において、粒子源を0.2重量%添加し
た以外は、実施例3と同様に実施した。 実施例 5 実施例3において、粒子源を0.5重量%添加し
た以外は、実施例3と同様に実施した。 比較例 4 実施例3において、粒子源を0.02重量%添加し
た以外は、実施例3と同様に実施した。 比較例 5 実施例3において、粒子源を0.7重量%添加し
た以外は、実施例3と同様に実施した。 実施例 6 粉砕・分級により無機物炭酸カルシウム
(CaCO3)の粒度を調整し、平均直径2.0μの粒子
源を得た。これを2.0重量%添加し、常法に従い
重合し、〔η〕0.65のPETを得た。この原料を用
い、以下、実施例1と同様に実施し、厚み10μの
フイルムを得、評価した。結果を表−1に示し
た。 実施例 7 粉砕・分級により無機物炭酸カルシウム
(CaCO3)の粒度を調整し、平均直径2.5μの粒子
源を得た。以下、実施例6と同様に実施した。 比較例 6 実施例6において、カレンダー処理を施さない
こと以外は、実施例6と同様に実施した。 比較例 7 実施例6において、粒子源を0.02重量%添加し
た以外は、実施例6と同様に実施した。 比較例 8 実施例6において、粒子源を0.6重量%添加し
た以外は、実施例6と同様に実施した。 表−1に示されるとおり、添加量が0.05重量%
未満では、走行性、耐久性に問題を生じる(比較
例4、比較例7)。一方、添加量が0.5重量%を越
えると、テープ出力、ドロツプアウトに問題を生
じる(比較例5、比較例8)。 このように本願発明の構成要件を逸脱するとテ
ープ品質に何らかの問題を生じ、バランスのとれ
たテープを得ることができない。
録用の改良された二軸延伸テンシライズタイプの
ベースフイルムに関するものである。 [従来の技術] 磁気記録用ベースフイルムの素材としては二軸
に配向させ熱固定されたポリエステル、特にポリ
エチレンテレフタレート(以下、PETと略称す
る)を主成分とするフイルムを使用するのが普通
であり、タテ・ヨコ二軸の配向、機械特性が比較
的近似しているバランスタイプと主にタテ方向へ
の配向、機械特性がヨコ方向に比べて顕著に大き
いテンシライズタイプの2タイプに分類される。
バランスタイプは通常タテ・ヨコの2方向への延
伸倍率をほぼ同程度にし製造され5%延び時の強
度(F−5値)はタテ・ヨコ共に15Kg/mm2以下、
更に一般的には13Kg/mm2以下が普通である。一方
テンシライズタイプはタテ方向へのトータル延伸
培率をヨコ方向よりもかなり高めにし製造されタ
テ方向のF−5値は15Kg/mm2を越えるのが普通で
あり、17〜20Kg/mm2のものが多い。これらのバラ
ンスおよびテンシライズタイプはフイルムのステ
イフネス、寸法安定性、製造の容易さ、コストな
どの点で一長一短あり必要に応じて使い分けられ
ている。 磁気記録用ベースフイルムに要求される特性に
は磁性剤塗布層の均一性、平坦性をもたらすため
のフイルム表面突起の微細・均一性および繰り返
しの使用に耐える走行性、耐摩耗性が挙げられ
る。これらの表面突起は一般にフイルム中に無機
物や触媒残渣からなるポリマ不溶解物(以下、内
部粒子と略称する)などの突起形成粒子を内在さ
せることで達成されるが、一般的には走行性・耐
摩耗性と表面突起の微細・均一性(以下、表面性
と略称する)とは相反する特性である。例えば大
きな粒子を数多くフイルム中に内在させると確か
に走行性等は改良されるが表面突起は粗大化し磁
気テープでの記録欠落(ドロツプアウト)、出力
低下、ノイズ増大などの致命的な欠点を生じ、ま
た逆に微細粒子が内在する場合は、微細表面突起
が形成されテープの出力、ドロツプアウト等は良
好であるが、滑りが悪く走行性、耐摩耗性が劣る
という欠点を生じていた。 [発明の目的] 本発明は、かかる従来技術の相反する欠点を解
消せしめ、走行性および耐摩耗性と表面性とが共
に優れた磁気記録用ベースフイルムを提供せんと
するものである。 [発明の構成] 本発明は、上記目的を達成するため次の構成、
すなわち、ポリエステルが主成分で、内在粒子の
混入量が0.05〜0.5重量%である二軸延伸フイル
ムであつて、タテ方向のF−5値が15Kg/mm2を越
え20Kg/mm2以下で、ヨコ方向のF−5値が9〜15
Kg/mm2、表面突起平均高さ0.040μ以下であり、か
つ表面突起平均高さと内在粒子平均径の比が5.1
×10-3以下である磁気記録用ベースフイルムを特
徴とするものである。 本発明は、F−5値が前記の範囲のいわゆるテ
ンシライズタイプのものを対象とするもので、横
方向のF−5値が9Kg/mm2未満の場合、加工され
たテープは走行中のわずかの異常張力等により延
びが発生し好ましくない。 表面突起平均高さは、0.040μ以下でなければな
らない。この高さが、0.040μを越えると表面性が
悪く、例え表面突起平均高さと内在粒子平均径の
比(以下、粗さパラメータと略称する)が本発明
範囲を満足しても、走行性および耐摩耗性と表面
性とを共に改善(以下単に、両立化という)は不
可能である。なお、この高さは、好ましくは、
0.035μ以下、さらに好ましくは0.030μ以下、最も
好ましくは0.025μ以下である。 また、粗さパラメータは、5.1×10-3以下、好
ましくは4.6×10-3以下、さらに好ましくは4.1×
10-3以下が必要である。(粗さパラメータは通常
5.3×10-3〜5.7×10-3程度以上であるが、本発明
のごとく5.1×10-3以下に小さくすることは、表
面粗さを同一に保つ場合には内在粒子の大きさは
従来よりも大きくなることに当り、又内在粒子の
大きさを同一に保つ場合には表面粗さが細かくな
ることを意味する。)本発明では、この値が小さ
いほど両立化のレベルが高くなり、逆に5.1×
10-3を越える場合、両立化できたとはいえなくな
る。 なお、本発明のフイルムは、特に磁気記録用ベ
ースフイルムとしての機械特性等が増大された二
軸延伸ポリエステルフイルムに関するものであ
る。 以下、本発明のフイルムの製法の一例について
述べる。 本発明のフイルムは、微粒子を内在せしめたポ
リエステルをスリツト状口金から溶融押出して未
延伸フイルムを作り、または、その未延伸フイル
ムから実質的に配向を与えないスーパドロー延伸
したフイルムを作り、次いでそのフイルムをタ
テ、ヨコ各々2.0〜4.5倍、再タテ1.1〜5倍に延伸
して二軸配向させると共に、これらの延伸工程中
または延伸工程の後にカレンダー工程を設けてそ
のフイルムの表面突起を押し込め、フイルムの表
面状態を調整することにより製造されるものであ
る。この場合、延伸工程中にカレンダー処理を行
うのが好ましい。特にカレンダー処理は最初のタ
テ延伸工程に設けるのが好ましいが、これに限定
されるものではない。 この際に適用されるポリエステルは、ポリエス
テルおよびその共重合体ならびにこれらのポリエ
ステル系ポリマを主成分として少なくとも70%以
上含有する混合ポリマであり、特にポリエステル
系ポリマとしてはポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン2,6ナフタレートが好適である。 またフイルム中に内在せしめられている微粒子
(内在粒子)としては、CaCO3、SiO2、Al2O3、
リン酸カルシウムなどの無機物からなる外部粒
子、Ca、Si、Pなどの成分を含む内部粒子のい
ずれであつてもよく、特に制限されないが、好ま
しい粒子としては、Ca−Li−P系の内部粒子と
外部粒子を組合せたものが用いられる。なお、粒
子径はフイルム中で暗視野照明法で測定した値と
して2〜8μが好ましい。また、内在粒子の混入
量は0.05〜0.5重量%である。混入量が0.05重量%
未満で走行性、耐久性に問題を生じ、一方、混入
量が0.5重量%を越えるとテープ出力、ドロツプ
アウトに問題を生じる。 カレンダーによる処理条件としては、ロール温
度を80〜150℃、線圧力300〜1000Kg/cm、処理回
数1〜5回程度が望ましい。 なお、本発明のフイルム表面状態の調整は、上
記のカレンダー法に限定されるものでなく、延
伸・熱処理の組合せによつて調整されたものをも
含むものである。 [発明の効果] 本発明は、上述したように、タテ・ヨコ方向の
F−5値、表面突起平均高さ、粗さパラメータ、
内在粒子の混入量を特定の値とした磁気記録用二
軸延伸ポリエステルフイルムとしたので、両立
化、すなわち、走行性および耐摩耗性と平面性の
相反する両特性を共に改善せしめるという優れた
効果を奏するものである。 なお、本発明の特定値は次の方法により測定し
たものである。 (1) F−5値 ASTMD882による。 (2) 表面突起平均高さ DIN4768で規定される触針式表面粗さ計
HOMMEL TESTER T10型で測定するカツ
ト・オフ0.25mmでの平均粗さRaで表わす。 (3) 粗さパラメータ 上記Ra値と下記方法で測定する内在粒子平
均径の比で表わす。内在粒子径はフイルムをガ
ラスプレパラート間で薄膜に溶融・急冷させ、
顕微境により暗視野照明下の透過状態で直径
1μ以上の粒子を観察し評価する。拡大倍率は
128倍とし平均径は体積平均径で表わす。暗視
野照明下では通常の明視野照明下の本来の粒子
径に比べ2.4倍大きくでるが、本発明は暗視野
照明下の粒子径で規定する。 以下実施例で更に詳述するが、本発明はこれに
特に規制されない。 実施施例1、比較例1 粉砕・分級により無機物カオリンの粒度を調整
し、平均直径2.5μの粒子源を得た。これを0.2重
量%添加し、常法に従い重合し、〔η〕0.65の
PETを得た。比較例1は、この原料を用い溶融
成型しタテ・ヨコ・再タテ・熱処理により厚み
10μのフイルムを得た。下記条件を適用した。 タテ延伸 ;100℃、3.0倍 ヨコ延伸 ;120℃、3.6倍 再タテ延伸;150℃、1.6倍 実施例1は、比較例1においてタテ延伸時に温
度100℃、線圧力300Kg/cmでフイルム表面突起を
押込めるカレンダー処理を施してフイルムを得
た。 得られたフイルムの表面状態を図面に基づいて
説明する。 第1〜第4図は、フイルム表面に形成された凹
凸部を拡大して模式的に示した平面図、第5図は
第3図のA−A′断面図、第6〜第9図は、その
凹凸部の顕著鏡写真(拡大倍率6000倍)である。 図において、1はフイルム、2は陥没部、3は
突起部、4は盛り上り部、5は凹凸部である。 次に、これらのフイルムに常法により4μの磁
性層を塗布し、ビデオテープ化した。表−1にフ
イルム品質およびテープ品質を示した。同表から
明らかなように、実施例1のテープ品質は優れた
ものであつた。 実施例 2 粉砕・分級により無機物シリカ(SiO2)の粒
度を調整し、平均直径0.7μの粒子源を得た。これ
を0.5重量%添加し、常法に従い重合し、〔η〕
0.65のPETを得た。この原料を用い、以下、実施
例1と同様に実施し、厚み10μのフイルムを得、
評価した。結果を表−1に示した。 比較例 2 実施例2において、粒子源を0.7重量%添加し
た以外は、実施例2と同様に実施した。 比較例 3 実施例2において、カレンダー処理を施さない
こと以外は、実施例2と同様に実施した。 実施例 3 粉砕・分級により無機物シリカ(SiO2)の粒
度を調整し、平均直径3.0μの粒子源を得た。これ
を0.05重量%添加し、常法に従い重合し、〔η〕
0.65のPETを得た。この原料を用い、以下、実施
例1と同様に実施し、厚み10μのフイルムを得、
評価した。結果を表−1に示した。 実施例 4 実施例3において、粒子源を0.2重量%添加し
た以外は、実施例3と同様に実施した。 実施例 5 実施例3において、粒子源を0.5重量%添加し
た以外は、実施例3と同様に実施した。 比較例 4 実施例3において、粒子源を0.02重量%添加し
た以外は、実施例3と同様に実施した。 比較例 5 実施例3において、粒子源を0.7重量%添加し
た以外は、実施例3と同様に実施した。 実施例 6 粉砕・分級により無機物炭酸カルシウム
(CaCO3)の粒度を調整し、平均直径2.0μの粒子
源を得た。これを2.0重量%添加し、常法に従い
重合し、〔η〕0.65のPETを得た。この原料を用
い、以下、実施例1と同様に実施し、厚み10μの
フイルムを得、評価した。結果を表−1に示し
た。 実施例 7 粉砕・分級により無機物炭酸カルシウム
(CaCO3)の粒度を調整し、平均直径2.5μの粒子
源を得た。以下、実施例6と同様に実施した。 比較例 6 実施例6において、カレンダー処理を施さない
こと以外は、実施例6と同様に実施した。 比較例 7 実施例6において、粒子源を0.02重量%添加し
た以外は、実施例6と同様に実施した。 比較例 8 実施例6において、粒子源を0.6重量%添加し
た以外は、実施例6と同様に実施した。 表−1に示されるとおり、添加量が0.05重量%
未満では、走行性、耐久性に問題を生じる(比較
例4、比較例7)。一方、添加量が0.5重量%を越
えると、テープ出力、ドロツプアウトに問題を生
じる(比較例5、比較例8)。 このように本願発明の構成要件を逸脱するとテ
ープ品質に何らかの問題を生じ、バランスのとれ
たテープを得ることができない。
【表】
ただし、表−1のテープ品質は、テープを1/2
インチ幅に切断し、そのテープをビクター製
VHSビデオテープレコーダにかけて次の基準で
評価した。 (1) テープ出力 比較例1を標準テープとしクロマS/Nによ
りランク付けした。 ◎ +2dB以上 〇〜◎ +1.5〜+2dB 〇 +1.0〜+1.5dB 〇〜△ +0.5〜+1.0dB △ 0 〜+0.5dB △〜× −0.5〜0dB × −0.5dB以下 (2) ドロツプアウト 15マイクロ秒以上のドロツプ・アウト数を測
定した。 ◎ 10コ/分以下 〇 10〜20コ/分 △ 20〜50コ/分 × 50コ/分以上 (3) 走行性、耐摩耗性 500回レコーダで走行させ、走行状態および
走行後のフイルム上の傷の発生状況でランク付
けした。
インチ幅に切断し、そのテープをビクター製
VHSビデオテープレコーダにかけて次の基準で
評価した。 (1) テープ出力 比較例1を標準テープとしクロマS/Nによ
りランク付けした。 ◎ +2dB以上 〇〜◎ +1.5〜+2dB 〇 +1.0〜+1.5dB 〇〜△ +0.5〜+1.0dB △ 0 〜+0.5dB △〜× −0.5〜0dB × −0.5dB以下 (2) ドロツプアウト 15マイクロ秒以上のドロツプ・アウト数を測
定した。 ◎ 10コ/分以下 〇 10〜20コ/分 △ 20〜50コ/分 × 50コ/分以上 (3) 走行性、耐摩耗性 500回レコーダで走行させ、走行状態および
走行後のフイルム上の傷の発生状況でランク付
けした。
第1〜第4図は、本発明のフイルム表面に形成
された凹凸部を拡大した平面図、第5図は第3図
のA−A′断面図、第6〜第9図は、フイルム表
面に形成された粒子構造、すなわち、凹凸部の顕
微鏡写真である。 1;フイルム、2;陥没部、3;突起部、4;
盛り上り部、5;凹凸部。
された凹凸部を拡大した平面図、第5図は第3図
のA−A′断面図、第6〜第9図は、フイルム表
面に形成された粒子構造、すなわち、凹凸部の顕
微鏡写真である。 1;フイルム、2;陥没部、3;突起部、4;
盛り上り部、5;凹凸部。
Claims (1)
- 1 ポリエステルが主成分で、内在粒子の混入量
が0.05〜0.5重量%である二軸延伸フイルムであ
つて、タテ方向のF−5値が15Kg/mm2を越え20
Kg/mm2以下、ヨコ方向のF−5値が9〜15Kg/
mm2、表面突起平均高さ0.040μ以下であり、かつ表
面突起平均高さと内在粒子平均径の比が5.1×
10-3以下であることを特徴とする磁気記録用ベー
スフイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58158107A JPS5982629A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 磁気記録用ベ−スフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58158107A JPS5982629A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 磁気記録用ベ−スフイルム |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16086179A Division JPS5683842A (en) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | Base film for magnetic recording |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5982629A JPS5982629A (ja) | 1984-05-12 |
| JPH0138661B2 true JPH0138661B2 (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=15664452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58158107A Granted JPS5982629A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 磁気記録用ベ−スフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5982629A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61261026A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-19 | Teijin Ltd | 二軸延伸ポリエステルフイルム |
| JPH0684443B2 (ja) * | 1987-04-13 | 1994-10-26 | 帝人株式会社 | ポリエステルフイルム |
| JPH0684442B2 (ja) * | 1987-04-13 | 1994-10-26 | 帝人株式会社 | ポリエステルフイルム |
| JPH01185818A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-25 | Toshiba Corp | 磁気テープ |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51115571A (en) * | 1975-04-04 | 1976-10-12 | Asahi Chemical Ind | Method of manufacturing polyester film |
| JPS6059011B2 (ja) * | 1977-03-01 | 1985-12-23 | ユニチカ株式会社 | 吸着処理方法 |
| JPS53106783A (en) * | 1977-03-01 | 1978-09-18 | Teijin Ltd | Polyester film with improved travelling property |
| JPS5415978A (en) * | 1977-06-28 | 1979-02-06 | Teijin Ltd | Polyester film |
| JPS5415979A (en) * | 1977-07-06 | 1979-02-06 | Teijin Ltd | Polyester film |
| JPS5417981A (en) * | 1977-07-11 | 1979-02-09 | Teijin Ltd | Oriented polyester film for photosensive recorder |
| JPS5434207A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-13 | Teijin Ltd | Polyester film |
| JPS582410B2 (ja) * | 1978-04-27 | 1983-01-17 | 松下電器産業株式会社 | 磁気記録媒体 |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP58158107A patent/JPS5982629A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5982629A (ja) | 1984-05-12 |
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