JPH0139961B2 - - Google Patents
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- JPH0139961B2 JPH0139961B2 JP56170309A JP17030981A JPH0139961B2 JP H0139961 B2 JPH0139961 B2 JP H0139961B2 JP 56170309 A JP56170309 A JP 56170309A JP 17030981 A JP17030981 A JP 17030981A JP H0139961 B2 JPH0139961 B2 JP H0139961B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicate
- percarbonate
- added
- sodium
- hydrosol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Glanulating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は過炭酸ソーダの製造法に関し、特に相
当な安定性を有しながら、水に対して極めて迅速
に溶解し、しかも溶解時に発泡性を有する過炭酸
ソーダの製造法に関する。 過炭酸ソーダは過ホウ酸ソーダとならび代表的
な酸素系漂白剤である。過ホウ酸ソーダは常温程
度の温度では溶解性が低く、十分に漂白効果を発
揮しない。このため温水で洗濯する習慣のない我
国においては、業務用以外には余り利用されてい
ない。また、塩素系漂白剤も一般に使用されてい
るが、これは刺激臭が強く、染色した衣料を脱色
するなどの欠点がある。 近年、塩素系漂白剤にみられる欠点を有せず、
常温程度の低温に対する溶解性が高い過炭酸ソー
ダの需要が伸長して来ている。 過炭酸ソーダの製造法としては、炭酸ソーダと
過酸化水素とを反応させて、反応晶出法により過
炭酸ソーダ結晶粉末を得、ついで湿式造粒を行な
い乾燥し製品となすのが一般的である。過炭酸ソ
ーダは、一般に空気中に放置すると、吸湿して過
炭酸ソーダの活性酸素濃度の低下をきたし使用に
際して十分なる漂白効果を発揮しなくなる。この
ために水ガラス、リン酸塩、ケイ酸塩、マグネシ
ウム塩などの無機質化合物を反応生成物に添加す
ること、あるいはポリエチレングリコール、澱
粉、CMCなどの有機質化合物を添加すること、
または造粒物に上記のごとき無機質化合物を噴
霧、被覆することなどが知られている。しかしな
がら、この様な方法によつて得られた粒状の過炭
酸ソーダは、勿論過ホウ酸ソーダにくらべて溶解
性は優れているものの常温における溶解性はそれ
程大きくなく通常の家庭で使用する場合には溶解
させるのに多大な時間を要し、そのために十分な
る漂白効果を発揮し得ない欠点があつた。 過炭酸ソーダのこの様な欠点を改良する試みと
しては造粒乾燥された過炭酸ソーダを再び75〜
135℃の温度範囲で特定時間加熱し速溶性を付与
する方法がある。この方法によれば確かに比較的
良好な溶解性を有する過炭酸ソーダを得る事がで
きるが、満足し得る速溶性の製品を得るには比較
的高温下長時間の加熱を要する。しかしながら、
この様な条件下で処理することは過炭酸ソーダの
保有する活性酸素が分解により失なわれ、速溶性
を有する様になるものの得られた製品の活性酸素
含有率が低いという致命的な欠陥を有する。又工
業的には乾燥機以外の加熱装置を必要とし大きな
不利となる。 本発明者らは、上記の如き諸点に鑑み、種々検
討の結果、本発明を完成した。 本発明の目的は、水に対する溶解性にすぐれ、
かつ安定性を有する顆粒状の過炭酸ソーダを提供
するにある。 本発明者らは、従来、安定化剤として用いられ
ている無機質化合物、たとえば水ガラス、ケイ酸
塩を添加した場合の水に対する溶解性に関して検
討した結果、上記の無機質化合物を水溶液ないし
水分散体として過炭酸ソーダに添加して湿式造粒
する際、その造粒過程において、添加された無機
質化合物はゲル化し、粒子に沈着されるが、この
ゲル化の速度の大小が造粒乾燥された顆粒状過炭
酸ソーダの水に対する溶解性の大小に極めて重大
な関連があることを見出すと共に、添加剤の種類
及び組合せが極めて重要であることが判つた。 すなわち、本発明は粉末状の過炭酸ソーダを造
粒するに際して、過炭酸ソーダに可溶性金属塩の
少なくとも一種と、ケイ酸ヒドロゾルまたはケイ
酸アルカリ金属塩から選ばれた少なくとも一種と
を同時に添加し造粒することを特徴とする方法に
関する。 本発明において使用される可溶性金属塩、ケイ
酸ヒドロゾルまたはケイ酸アルカリ金属塩を以
下、添加剤と呼ぶことがあり、「可溶性金属塩」
を第1群の添加剤、「ケイ酸ヒドロゾルまたはケ
イ酸アルカリ金属塩」を第2群の添加剤と呼ぶ。 本発明において用いられる上記の第1群の添加
剤である可溶性金属塩は硫酸マグネシウム、塩化
マグネシウム、硫酸アルミニウム及び塩化バリウ
ムから選ばれる一種である。これらの可溶性金属
塩は、本発明の目的を達成させるに通常、過炭酸
ソーダに対し0.01〜1.0重量%が使用されるが、
全体のバランスを考慮したとき、0.05〜0.5重量
%が好適である。また、これらの第1群の添加剤
は一般に1〜10%濃度の水溶液として使用され
る。 また、本発明において用いられる第2群の添加
剤であるケイ酸塩はアルカリ金属塩であつて、市
販の1号〜3号水ガラス、ケイ酸カリウム、ケイ
酸リチウム、粉末状ケイ酸ナトリウムから選ばれ
る一種である。 本発明においてケイ酸ヒドロゾルは、コロイダ
ルシリカあるいはシリカゾルとも呼ばれ、それ自
体は公知であり、粒径10〜100mμの酸化ケイ素の
水分散体である(市販品としてはたとえば商品名
スノーテツクスがある(日産化学工業株式会社
製))。また含水酸化アルミニウムヒドロゾルはコ
ロイダルアルミナあるいはアルミナゾルとも呼ば
れるもので、無定形の酸化アルミニウムのヒドロ
ゾルである(市販品としてはたとえばアルミナゾ
ルがある)。該ケイ酸ヒドロゾルまたは含水酸化
アルミニウムヒドロゾルは通常1〜30%濃度のも
のが使用され、過炭酸ソーダに対しSiO2または
Al2O3として0.01〜0.5重量%の範囲で添加され
る。また上記のケイ酸塩のうち、市販の1号〜3
号水ガラスは1〜25%濃度のものが使用され、そ
の他のケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム、粉末状
ケイ酸ナトリウムは1〜20%濃度のものが使用さ
れ、過炭酸ソーダに対しSiO2として0.01〜0.5重
量%の範囲が添加される。 本発明において、上記のケイ酸ヒドロゾル(ケ
イ酸アルカリ金属塩)の添加量が、上記した量よ
りも多い場合は溶解性が悪くなり好ましくなく、
本発明の目的を十分に達成し顕著な効果を発揮さ
せるにはSiO2として0.01〜0.3重量%の範囲で添
加することが好適である。また、上記の第1群の
添加剤と第2群の添加剤とは重量比で1/1とな
る様に添加することが、粒子の摩耗強度を高める
上で好ましい。 本発明において、造粒時に添加される添加剤、
すなわち可溶性金属塩とケイ酸ヒドロゾル(ケイ
酸アルカリ金属塩)とは、造粒時に両者を同時に
添加することが大切である。第1群の添加剤であ
る可溶性金属塩と第2群の添加剤であるケイ酸ヒ
ドロゾルもしくはケイ酸塩または含水酸化アルミ
ニウムヒドロゾルの一種とを経時的に個別に添加
した場合には、溶解性が著しく損なわれ好ましく
ない。 本発明において、上記第1群の添加剤である可
溶性金属塩のうち、硫酸マグネシウム、塩化マグ
ネシウムが特に好適であり、第2群添加剤ではケ
イ酸ヒドロゾル、ケイ酸アルカリ金属塩のうち、
ケイ酸リチウム、1号〜3号水ガラスが特に好適
である。 本発明において、過炭酸ソーダの造粒には湿式
造粒法が適用され、造粒に際して使用される造粒
機は、湿式法に用いられるいかなる形式のものも
使用し得るが、混練、〓和が十分に行なわれる造
粒機が好適である。造粒に際しては、過炭酸ソー
ダの含水率が10〜15%程度となる様に所望に応じ
水を添加して混練、〓和される。造粒に使用され
る造粒機の例としては、たとえば、原料粉、結合
剤、その他添加剤等をバツチ式あるいは連続式の
ニーダー又は混合器により混合、混練し、先端に
スクリーンを設けたスクリユー押出型のペレタイ
ザー、又は出願人が先に出願した押出型混練、〓
和型の造粒機が使用される。 本発明により得られた製品は保存安定性にすぐ
れており、かつ冷水に対し良好な溶解性を有して
いると共に溶解時に発泡性を有する。本発明によ
り得られた顆粒状の過炭酸ソーダは酸素系漂白剤
として洗剤等に配合することができる。 本発明に使用される粉末状過炭酸ソーダは、炭
酸ソーダ水溶液に過酸化水素を作用させて水溶液
から結晶を晶出する方法(晶出法)、不活性溶媒
中でスラリー状にして反応させる溶液法、あるい
は粉末状炭酸ソーダに過酸化水素水溶液を添加す
るドライ法など、いずれの方法によつて得られる
ものも使用できるが、一般には晶出法によつて得
られた湿潤な過炭酸ソーダが好適である。 参考例 (過炭酸ソーダの製造例) 撹拌機、温度計、冷却用の外套を備えたステン
レス製の反応機にH2O22%、Na2CO312%を含む
反応母液30を調製する。該母液を15〜20℃の温
度に保持しながら撹拌下に60%H2O22.5Kg、
Na2CO33.0Kgを同時に約1時間を要して徐々に添
加し、添加後上記温度に保ちながら、さらに1時
間撹拌した。得られたスラリーを遠心分離機によ
り過炭酸ソーダ結晶と液に分離し、湿潤な過炭
酸ソーダ約3.5Kgを得た。 次に実施例を記す。 実施例 1〜10 参考例の方法により得られた湿潤な過炭酸ソー
ダ粉体をニーダーに供給し、これに表に示す第1
群の添加剤である可溶性金属塩および第2群の添
加剤であるケイ酸ヒドロゾル(ケイ酸アルカリ金
属塩)を所定濃度でそれぞれ所定量添加し、さら
に含水量が10〜15%となる様に所望量の水を添加
し、30分間混練した。混練された湿潤塊を二軸押
出式ペレツター(不二電機工業株式会社製)によ
り造粒し、該造粒物を流動乾燥器により乾燥して
製品を得た。この製品につき、溶解速度を測定し
た。 溶解速度の測定は、1のビーカーに25℃の純
水1を入れ、高さ40mm、巾25mmの撹拌羽根を有
する撹拌棒を250rpmで回し、5gの試料を投入
し粒子が完全に消失した時間を測定して行なつ
た。 また得られた製品50gを100mlのビーカーに入
れ開放状態で35℃、80%RHの条件下30日間放置
し、試験前後の有効酸素量を求め、次式に従つて
有効酸素低下率を求め、保存安定性を測定した。 (有効酸素低下率)=(初期有効酸素)−(30日
後有効酸素)/(初期有効酸素)×100(%) この結果を第一表に示した。 【表】
当な安定性を有しながら、水に対して極めて迅速
に溶解し、しかも溶解時に発泡性を有する過炭酸
ソーダの製造法に関する。 過炭酸ソーダは過ホウ酸ソーダとならび代表的
な酸素系漂白剤である。過ホウ酸ソーダは常温程
度の温度では溶解性が低く、十分に漂白効果を発
揮しない。このため温水で洗濯する習慣のない我
国においては、業務用以外には余り利用されてい
ない。また、塩素系漂白剤も一般に使用されてい
るが、これは刺激臭が強く、染色した衣料を脱色
するなどの欠点がある。 近年、塩素系漂白剤にみられる欠点を有せず、
常温程度の低温に対する溶解性が高い過炭酸ソー
ダの需要が伸長して来ている。 過炭酸ソーダの製造法としては、炭酸ソーダと
過酸化水素とを反応させて、反応晶出法により過
炭酸ソーダ結晶粉末を得、ついで湿式造粒を行な
い乾燥し製品となすのが一般的である。過炭酸ソ
ーダは、一般に空気中に放置すると、吸湿して過
炭酸ソーダの活性酸素濃度の低下をきたし使用に
際して十分なる漂白効果を発揮しなくなる。この
ために水ガラス、リン酸塩、ケイ酸塩、マグネシ
ウム塩などの無機質化合物を反応生成物に添加す
ること、あるいはポリエチレングリコール、澱
粉、CMCなどの有機質化合物を添加すること、
または造粒物に上記のごとき無機質化合物を噴
霧、被覆することなどが知られている。しかしな
がら、この様な方法によつて得られた粒状の過炭
酸ソーダは、勿論過ホウ酸ソーダにくらべて溶解
性は優れているものの常温における溶解性はそれ
程大きくなく通常の家庭で使用する場合には溶解
させるのに多大な時間を要し、そのために十分な
る漂白効果を発揮し得ない欠点があつた。 過炭酸ソーダのこの様な欠点を改良する試みと
しては造粒乾燥された過炭酸ソーダを再び75〜
135℃の温度範囲で特定時間加熱し速溶性を付与
する方法がある。この方法によれば確かに比較的
良好な溶解性を有する過炭酸ソーダを得る事がで
きるが、満足し得る速溶性の製品を得るには比較
的高温下長時間の加熱を要する。しかしながら、
この様な条件下で処理することは過炭酸ソーダの
保有する活性酸素が分解により失なわれ、速溶性
を有する様になるものの得られた製品の活性酸素
含有率が低いという致命的な欠陥を有する。又工
業的には乾燥機以外の加熱装置を必要とし大きな
不利となる。 本発明者らは、上記の如き諸点に鑑み、種々検
討の結果、本発明を完成した。 本発明の目的は、水に対する溶解性にすぐれ、
かつ安定性を有する顆粒状の過炭酸ソーダを提供
するにある。 本発明者らは、従来、安定化剤として用いられ
ている無機質化合物、たとえば水ガラス、ケイ酸
塩を添加した場合の水に対する溶解性に関して検
討した結果、上記の無機質化合物を水溶液ないし
水分散体として過炭酸ソーダに添加して湿式造粒
する際、その造粒過程において、添加された無機
質化合物はゲル化し、粒子に沈着されるが、この
ゲル化の速度の大小が造粒乾燥された顆粒状過炭
酸ソーダの水に対する溶解性の大小に極めて重大
な関連があることを見出すと共に、添加剤の種類
及び組合せが極めて重要であることが判つた。 すなわち、本発明は粉末状の過炭酸ソーダを造
粒するに際して、過炭酸ソーダに可溶性金属塩の
少なくとも一種と、ケイ酸ヒドロゾルまたはケイ
酸アルカリ金属塩から選ばれた少なくとも一種と
を同時に添加し造粒することを特徴とする方法に
関する。 本発明において使用される可溶性金属塩、ケイ
酸ヒドロゾルまたはケイ酸アルカリ金属塩を以
下、添加剤と呼ぶことがあり、「可溶性金属塩」
を第1群の添加剤、「ケイ酸ヒドロゾルまたはケ
イ酸アルカリ金属塩」を第2群の添加剤と呼ぶ。 本発明において用いられる上記の第1群の添加
剤である可溶性金属塩は硫酸マグネシウム、塩化
マグネシウム、硫酸アルミニウム及び塩化バリウ
ムから選ばれる一種である。これらの可溶性金属
塩は、本発明の目的を達成させるに通常、過炭酸
ソーダに対し0.01〜1.0重量%が使用されるが、
全体のバランスを考慮したとき、0.05〜0.5重量
%が好適である。また、これらの第1群の添加剤
は一般に1〜10%濃度の水溶液として使用され
る。 また、本発明において用いられる第2群の添加
剤であるケイ酸塩はアルカリ金属塩であつて、市
販の1号〜3号水ガラス、ケイ酸カリウム、ケイ
酸リチウム、粉末状ケイ酸ナトリウムから選ばれ
る一種である。 本発明においてケイ酸ヒドロゾルは、コロイダ
ルシリカあるいはシリカゾルとも呼ばれ、それ自
体は公知であり、粒径10〜100mμの酸化ケイ素の
水分散体である(市販品としてはたとえば商品名
スノーテツクスがある(日産化学工業株式会社
製))。また含水酸化アルミニウムヒドロゾルはコ
ロイダルアルミナあるいはアルミナゾルとも呼ば
れるもので、無定形の酸化アルミニウムのヒドロ
ゾルである(市販品としてはたとえばアルミナゾ
ルがある)。該ケイ酸ヒドロゾルまたは含水酸化
アルミニウムヒドロゾルは通常1〜30%濃度のも
のが使用され、過炭酸ソーダに対しSiO2または
Al2O3として0.01〜0.5重量%の範囲で添加され
る。また上記のケイ酸塩のうち、市販の1号〜3
号水ガラスは1〜25%濃度のものが使用され、そ
の他のケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム、粉末状
ケイ酸ナトリウムは1〜20%濃度のものが使用さ
れ、過炭酸ソーダに対しSiO2として0.01〜0.5重
量%の範囲が添加される。 本発明において、上記のケイ酸ヒドロゾル(ケ
イ酸アルカリ金属塩)の添加量が、上記した量よ
りも多い場合は溶解性が悪くなり好ましくなく、
本発明の目的を十分に達成し顕著な効果を発揮さ
せるにはSiO2として0.01〜0.3重量%の範囲で添
加することが好適である。また、上記の第1群の
添加剤と第2群の添加剤とは重量比で1/1とな
る様に添加することが、粒子の摩耗強度を高める
上で好ましい。 本発明において、造粒時に添加される添加剤、
すなわち可溶性金属塩とケイ酸ヒドロゾル(ケイ
酸アルカリ金属塩)とは、造粒時に両者を同時に
添加することが大切である。第1群の添加剤であ
る可溶性金属塩と第2群の添加剤であるケイ酸ヒ
ドロゾルもしくはケイ酸塩または含水酸化アルミ
ニウムヒドロゾルの一種とを経時的に個別に添加
した場合には、溶解性が著しく損なわれ好ましく
ない。 本発明において、上記第1群の添加剤である可
溶性金属塩のうち、硫酸マグネシウム、塩化マグ
ネシウムが特に好適であり、第2群添加剤ではケ
イ酸ヒドロゾル、ケイ酸アルカリ金属塩のうち、
ケイ酸リチウム、1号〜3号水ガラスが特に好適
である。 本発明において、過炭酸ソーダの造粒には湿式
造粒法が適用され、造粒に際して使用される造粒
機は、湿式法に用いられるいかなる形式のものも
使用し得るが、混練、〓和が十分に行なわれる造
粒機が好適である。造粒に際しては、過炭酸ソー
ダの含水率が10〜15%程度となる様に所望に応じ
水を添加して混練、〓和される。造粒に使用され
る造粒機の例としては、たとえば、原料粉、結合
剤、その他添加剤等をバツチ式あるいは連続式の
ニーダー又は混合器により混合、混練し、先端に
スクリーンを設けたスクリユー押出型のペレタイ
ザー、又は出願人が先に出願した押出型混練、〓
和型の造粒機が使用される。 本発明により得られた製品は保存安定性にすぐ
れており、かつ冷水に対し良好な溶解性を有して
いると共に溶解時に発泡性を有する。本発明によ
り得られた顆粒状の過炭酸ソーダは酸素系漂白剤
として洗剤等に配合することができる。 本発明に使用される粉末状過炭酸ソーダは、炭
酸ソーダ水溶液に過酸化水素を作用させて水溶液
から結晶を晶出する方法(晶出法)、不活性溶媒
中でスラリー状にして反応させる溶液法、あるい
は粉末状炭酸ソーダに過酸化水素水溶液を添加す
るドライ法など、いずれの方法によつて得られる
ものも使用できるが、一般には晶出法によつて得
られた湿潤な過炭酸ソーダが好適である。 参考例 (過炭酸ソーダの製造例) 撹拌機、温度計、冷却用の外套を備えたステン
レス製の反応機にH2O22%、Na2CO312%を含む
反応母液30を調製する。該母液を15〜20℃の温
度に保持しながら撹拌下に60%H2O22.5Kg、
Na2CO33.0Kgを同時に約1時間を要して徐々に添
加し、添加後上記温度に保ちながら、さらに1時
間撹拌した。得られたスラリーを遠心分離機によ
り過炭酸ソーダ結晶と液に分離し、湿潤な過炭
酸ソーダ約3.5Kgを得た。 次に実施例を記す。 実施例 1〜10 参考例の方法により得られた湿潤な過炭酸ソー
ダ粉体をニーダーに供給し、これに表に示す第1
群の添加剤である可溶性金属塩および第2群の添
加剤であるケイ酸ヒドロゾル(ケイ酸アルカリ金
属塩)を所定濃度でそれぞれ所定量添加し、さら
に含水量が10〜15%となる様に所望量の水を添加
し、30分間混練した。混練された湿潤塊を二軸押
出式ペレツター(不二電機工業株式会社製)によ
り造粒し、該造粒物を流動乾燥器により乾燥して
製品を得た。この製品につき、溶解速度を測定し
た。 溶解速度の測定は、1のビーカーに25℃の純
水1を入れ、高さ40mm、巾25mmの撹拌羽根を有
する撹拌棒を250rpmで回し、5gの試料を投入
し粒子が完全に消失した時間を測定して行なつ
た。 また得られた製品50gを100mlのビーカーに入
れ開放状態で35℃、80%RHの条件下30日間放置
し、試験前後の有効酸素量を求め、次式に従つて
有効酸素低下率を求め、保存安定性を測定した。 (有効酸素低下率)=(初期有効酸素)−(30日
後有効酸素)/(初期有効酸素)×100(%) この結果を第一表に示した。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粉末状の過炭酸ソーダを造粒するに際して、
過炭酸ソーダに (a) 硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化
バリウム、硫酸アルミニウム(以後これらをま
とめて可溶性金属塩と言う。)から選ばれた少
なくとも一種と、 (b) ケイ酸ヒドロゾル、またはケイ酸アルカリ金
属塩から選ばれた少なくとも一種とを 同時に添加し、造粒することを特徴とする過炭酸
ソーダの製造法。 2 ケイ酸アルカリ金属塩は1乃至3号の水ガラ
ス、ケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム、粉末ケイ
酸ナトリウムから選ばれる特許請求の範囲第1項
記載の方法。 3 可溶性金属塩を過炭酸ソーダに対し0.05〜
0.5%(重量)添加する特許請求の範囲第1項記
載の方法。 4 ケイ酸ヒドロゾル、またはケイ酸アルカリ金
属塩を過炭酸ソーダに対してSiO2として0.01〜
0.5%(重量)添加する特許請求の範囲第1項記
載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17030981A JPS5874506A (ja) | 1981-10-24 | 1981-10-24 | 過炭酸ソ−ダの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17030981A JPS5874506A (ja) | 1981-10-24 | 1981-10-24 | 過炭酸ソ−ダの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5874506A JPS5874506A (ja) | 1983-05-06 |
| JPH0139961B2 true JPH0139961B2 (ja) | 1989-08-24 |
Family
ID=15902578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17030981A Granted JPS5874506A (ja) | 1981-10-24 | 1981-10-24 | 過炭酸ソ−ダの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5874506A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1000328A5 (fr) * | 1987-02-19 | 1988-10-25 | Interox Sa | Particules de composes peroxygenes stabilisees, procede pour leur fabrication, et compositions en contenant. |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3860694A (en) * | 1972-08-31 | 1975-01-14 | Du Pont | Process for the preparation of perhydrates |
| DE2700797C3 (de) * | 1977-01-11 | 1984-08-09 | Peroxid-Chemie GmbH, 8023 Höllriegelskreuth | Verfahren zur Herstellung von Granulaten aus Persalzen und Phosphaten |
| JPS5510523A (en) * | 1978-07-10 | 1980-01-25 | Hitachi Ltd | Analyzer using enzyme |
-
1981
- 1981-10-24 JP JP17030981A patent/JPS5874506A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5874506A (ja) | 1983-05-06 |
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