JPH0139963B2 - - Google Patents
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- JPH0139963B2 JPH0139963B2 JP57188101A JP18810182A JPH0139963B2 JP H0139963 B2 JPH0139963 B2 JP H0139963B2 JP 57188101 A JP57188101 A JP 57188101A JP 18810182 A JP18810182 A JP 18810182A JP H0139963 B2 JPH0139963 B2 JP H0139963B2
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- sulfuric acid
- gas
- mercury
- oleum
- scrubber
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B17/00—Sulfur; Compounds thereof
- C01B17/69—Sulfur trioxide; Sulfuric acid
- C01B17/74—Preparation
- C01B17/76—Preparation by contact processes
- C01B17/765—Multi-stage SO3-conversion
- C01B17/7655—Multi-stage SO3-conversion with intermediate absorption
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
本発明は、SO2、水蒸気および水銀を含む焙焼
ガスからの硫酸の製造方法に関する。この製造方
法は下記の(a)〜(d)の工程からなる。 (a) 前記ガスを硫酸と接触させて乾燥ガスを生成
し、それにより硫酸を希釈しそして同時に出発
ガス中に存在する水銀の一部を硫酸に渡して該
ガス中の水銀含量を低減させ; (b) 前記乾燥ガスを接触酸化処理に付してSO3に
富んだガスを生成し; (c) SO3に富んだ前記ガスを濃硫酸と接触させる
ことによりこの濃硫酸中にSO3を吸収させ、そ
してこの濃硫酸の濃度を、希硫酸の添加により
初期の値に維持し;そして (d) 工程(a)の実施後且つ工程(c)の実施前に、前記
ガスを、硫酸を含む硫酸化剤と接触させて該ガ
ス中の水銀含量を更に低減させる。 このような方法は米国特許第3954451号に記載
されている。この公知の方法においては、ガス中
の水銀含量を更に低減させるための該ガスと硫酸
を含む硫酸化剤との接触は工程(b)の前に行われ、
そして濃度が70〜99(重量)%、好ましくは98%、
温度が低くとも40℃、好ましくは70〜100℃、の
硫酸が硫酸化剤として使用されている。この公知
の方法に於ては、工程(c)に到達したSO3に富むガ
スが今だにかなりの量の水銀を含み、それは以後
に最終生成物、即ち工程(c)で生成する濃硫酸、の
中に見出されるという欠点がある。 本発明の目的は、公知の方法の前記欠点を回避
した、前に規定した通りの方法を提供することに
ある。 本発明によると、ガスと該ガス中の水銀含量を
更に低減させるための、硫酸を含む水銀の硫酸化
剤との接触は、工程(b)の後に行われ、そして硫酸
化剤としてオレウムが使用される。 添付の概略図に例示される本発明の方法の実施
態様においては、循環式火格子上の非鉄金属硫化
物濃厚物の凝集焙焼(agglomerating roasting)
時に生成するガスが使用される。 図示されていない慣用の脱ダスト装置中で既に
脱ダストされたガス1は、引続き第1乾燥塔2、
第2乾燥塔3、触媒コンバーター4、オレウムス
クラツバー5および吸収塔6に運ばれる。 濃度約78%の硫酸7は第1乾燥塔2内で循環さ
れ、濃度約96%の硫酸8は第2乾燥塔内で、濃度
約104%のオレウム9はスクラツバー5内で、そ
して濃度約96.5〜98.5%の硫酸10は吸収塔6内
でそれぞれ循環される。 第1乾燥塔2内で循環する酸7の濃度を約78%
に維持するために、画分11をそこから取出
(tap)し、そして酸8から取出した第2乾燥塔3
を循環する画分12をそこに加える。第2乾燥塔
を循環する酸8の濃度を約96%に維持するため
に、前記画分12をそこから取出し、そしてスク
ラツバー5を循環するオレウム9から取出された
画分13をそこに加える。スクラツバー5を循環
するオレウム9から取出した画分13は、そのス
クラツバー5内で、吸収塔6を循環する酸10か
ら取出した画分14で置き換えられる。吸収塔6
を循環する酸10の濃度を約96.5〜98.5%に維持
するために、前述の画分14並びに方法の目的生
成物を構成する画分15をそこから取出しそして
濃度約78%の水銀を含まない酸16をそこへ加え
る。この酸16は前述の画分11から製造され、
そこへ例えばチオ硫酸ナトリウムのような水銀沈
澱剤18を17に加え、そして17から水銀沈澱
物を19内で分離する。 オレウムスクラツバー5に一般的である温度は
約60〜100℃である。何故なら、接触コンバータ
ー4を出るガスは約180〜250℃の温度にあるから
である。 第1乾燥塔2に入るガス1は、例えばSO25容
量%、H2O25g/Nm3およびHg13mg/Nm3を
含み得、そして目的生成物、即ち画分15、は
0.1mg/未満のHgを含む。 硫酸中の水銀のチオ硫酸塩による沈澱は米国特
許3932149号に詳しく記載されており、そして本
発明の方法と組合せて使用することもできる他の
水銀沈澱法が前述の米国特許第3954451号に記載
されていることに注意されたい。 本発明の方法を開始するためにオレウムを使用
する必要はないことにも注意されたい。何故な
ら、本発明者等はコンバーター4からのガスに存
在する水銀は、オレウムによつて吸収されるのと
同様に濃硫酸によつても効率的に吸収されること
を見出したからである。それ故、上記の装置の始
動に当つて、濃硫酸、例えば70%より高い濃度の
硫酸、をスクラツバー5内で循環させることがで
き、この硫酸はコンバーター4からのガスと接触
してオレウムに変換されるであろう。一旦装置が
その正常な稼動状態に到達すると、このオレウム
の濃度はコンバーター4からのガスのSO3含量お
よびスクラツバー5内の温度に依存するであろ
う。 オレウムスクラツバー5内の温度は厳密でない
ことにも注意されたい。何故なら、本発明者はコ
ンバーター4からのガス中に存在する水銀は20℃
のオレウムによつても、80℃のオレウムと同様に
効率的に吸収されることを見出したからである。 本発明の方法は上記の態様に限定されず、多く
の方法に変更できることを理解されたい。例え
ば、高いSO2:H2O比の出発ガスを用いた場合、
硫酸10の濃度を所望のレベルに保持するに十分
な硫酸16は生成されない;この場合、硫酸10
の回路又は画分11のいずれかに、その処理前、
処理中又は処理後に水を加える。 他方、低いSO2:H2O比の出発ガス1を用いた
場合には、過剰の硫酸16が生成して、硫酸10
を所望のレベルに保持できない;この場合は硫酸
16の一部を取出しそしてこの取出した部分を、
例えば希酸として商品化することができる。例え
ば幾分乾燥した出発ガス1を使用する場合は、二
つの乾燥塔の代りに乾燥塔を一つだけ用いること
ができる。 第2乾燥塔3内で循環する硫酸8の濃度を所望
の値に維持するためには、スクラツバー5内で循
環するオレウム9から取出した画分13の代り
に、吸収塔6内で循環する硫酸10から取出した
画分14をそこに加えることもできる;この変更
法においては、スクラツバー5内を循環するオレ
ウム9中に水銀を非常に高い含量となるまで蓄積
させ、そしてこの含量が許容されない値を越える
のを避けるためには、このオレウム9から少量の
画分を取出せれば十分であり、それを例えば画分
11に加えることができ、そして吸収塔6内で循
環する硫酸10から取出された画分で置き換え
る。 実施例 この例は、焙焼ガスから硫酸を製造するための
慣用の装置にて実施した一連のテストに関する。
この装置は第1乾燥塔、第2乾燥塔、触媒コンバ
ーターおよび吸収塔を含む。この装置は、循環式
火格子上の硫化鉛濃厚物の凝集焙焼で生成した水
銀含有焙焼ガスを8.5Nm3/秒の割合で処理する。 8日間、第2乾燥塔からコンバーターへ送られ
るガスの少量を98%熱硫酸を含むテスト用スクラ
ツバーに転送し、そのスクラツバーに転送ガスを
通過させることにより、該ガスを前述の米国特許
第3954451号に記載した従来法の工程(d)に付す。 前記テスト用スクラツバーは直径20cmそして高
さ100cmであり、それにはラーリツヒリングが充
填されそして80℃に加熱されている。 前記スクラツバー中の98%硫酸はHgを約1.5
mg/含む製造酸である。 テスト用スクラツバーを出るガスは、水酸化ナ
トリウムスクラツバーを含む従来の水銀アナライ
ザーを通過し、次いで過マンガン酸カリウムスク
ラツバーを通過する。このようにして、テスト用
スクラツバーを出るガスの水銀含量を測定する。 テスト用スクラツバーに送られたガスの流速お
よび該スクラツバー中の硫酸の水銀含量もまた規
則的に測定する。 これらの測定結果を以下の表1に示す。
ガスからの硫酸の製造方法に関する。この製造方
法は下記の(a)〜(d)の工程からなる。 (a) 前記ガスを硫酸と接触させて乾燥ガスを生成
し、それにより硫酸を希釈しそして同時に出発
ガス中に存在する水銀の一部を硫酸に渡して該
ガス中の水銀含量を低減させ; (b) 前記乾燥ガスを接触酸化処理に付してSO3に
富んだガスを生成し; (c) SO3に富んだ前記ガスを濃硫酸と接触させる
ことによりこの濃硫酸中にSO3を吸収させ、そ
してこの濃硫酸の濃度を、希硫酸の添加により
初期の値に維持し;そして (d) 工程(a)の実施後且つ工程(c)の実施前に、前記
ガスを、硫酸を含む硫酸化剤と接触させて該ガ
ス中の水銀含量を更に低減させる。 このような方法は米国特許第3954451号に記載
されている。この公知の方法においては、ガス中
の水銀含量を更に低減させるための該ガスと硫酸
を含む硫酸化剤との接触は工程(b)の前に行われ、
そして濃度が70〜99(重量)%、好ましくは98%、
温度が低くとも40℃、好ましくは70〜100℃、の
硫酸が硫酸化剤として使用されている。この公知
の方法に於ては、工程(c)に到達したSO3に富むガ
スが今だにかなりの量の水銀を含み、それは以後
に最終生成物、即ち工程(c)で生成する濃硫酸、の
中に見出されるという欠点がある。 本発明の目的は、公知の方法の前記欠点を回避
した、前に規定した通りの方法を提供することに
ある。 本発明によると、ガスと該ガス中の水銀含量を
更に低減させるための、硫酸を含む水銀の硫酸化
剤との接触は、工程(b)の後に行われ、そして硫酸
化剤としてオレウムが使用される。 添付の概略図に例示される本発明の方法の実施
態様においては、循環式火格子上の非鉄金属硫化
物濃厚物の凝集焙焼(agglomerating roasting)
時に生成するガスが使用される。 図示されていない慣用の脱ダスト装置中で既に
脱ダストされたガス1は、引続き第1乾燥塔2、
第2乾燥塔3、触媒コンバーター4、オレウムス
クラツバー5および吸収塔6に運ばれる。 濃度約78%の硫酸7は第1乾燥塔2内で循環さ
れ、濃度約96%の硫酸8は第2乾燥塔内で、濃度
約104%のオレウム9はスクラツバー5内で、そ
して濃度約96.5〜98.5%の硫酸10は吸収塔6内
でそれぞれ循環される。 第1乾燥塔2内で循環する酸7の濃度を約78%
に維持するために、画分11をそこから取出
(tap)し、そして酸8から取出した第2乾燥塔3
を循環する画分12をそこに加える。第2乾燥塔
を循環する酸8の濃度を約96%に維持するため
に、前記画分12をそこから取出し、そしてスク
ラツバー5を循環するオレウム9から取出された
画分13をそこに加える。スクラツバー5を循環
するオレウム9から取出した画分13は、そのス
クラツバー5内で、吸収塔6を循環する酸10か
ら取出した画分14で置き換えられる。吸収塔6
を循環する酸10の濃度を約96.5〜98.5%に維持
するために、前述の画分14並びに方法の目的生
成物を構成する画分15をそこから取出しそして
濃度約78%の水銀を含まない酸16をそこへ加え
る。この酸16は前述の画分11から製造され、
そこへ例えばチオ硫酸ナトリウムのような水銀沈
澱剤18を17に加え、そして17から水銀沈澱
物を19内で分離する。 オレウムスクラツバー5に一般的である温度は
約60〜100℃である。何故なら、接触コンバータ
ー4を出るガスは約180〜250℃の温度にあるから
である。 第1乾燥塔2に入るガス1は、例えばSO25容
量%、H2O25g/Nm3およびHg13mg/Nm3を
含み得、そして目的生成物、即ち画分15、は
0.1mg/未満のHgを含む。 硫酸中の水銀のチオ硫酸塩による沈澱は米国特
許3932149号に詳しく記載されており、そして本
発明の方法と組合せて使用することもできる他の
水銀沈澱法が前述の米国特許第3954451号に記載
されていることに注意されたい。 本発明の方法を開始するためにオレウムを使用
する必要はないことにも注意されたい。何故な
ら、本発明者等はコンバーター4からのガスに存
在する水銀は、オレウムによつて吸収されるのと
同様に濃硫酸によつても効率的に吸収されること
を見出したからである。それ故、上記の装置の始
動に当つて、濃硫酸、例えば70%より高い濃度の
硫酸、をスクラツバー5内で循環させることがで
き、この硫酸はコンバーター4からのガスと接触
してオレウムに変換されるであろう。一旦装置が
その正常な稼動状態に到達すると、このオレウム
の濃度はコンバーター4からのガスのSO3含量お
よびスクラツバー5内の温度に依存するであろ
う。 オレウムスクラツバー5内の温度は厳密でない
ことにも注意されたい。何故なら、本発明者はコ
ンバーター4からのガス中に存在する水銀は20℃
のオレウムによつても、80℃のオレウムと同様に
効率的に吸収されることを見出したからである。 本発明の方法は上記の態様に限定されず、多く
の方法に変更できることを理解されたい。例え
ば、高いSO2:H2O比の出発ガスを用いた場合、
硫酸10の濃度を所望のレベルに保持するに十分
な硫酸16は生成されない;この場合、硫酸10
の回路又は画分11のいずれかに、その処理前、
処理中又は処理後に水を加える。 他方、低いSO2:H2O比の出発ガス1を用いた
場合には、過剰の硫酸16が生成して、硫酸10
を所望のレベルに保持できない;この場合は硫酸
16の一部を取出しそしてこの取出した部分を、
例えば希酸として商品化することができる。例え
ば幾分乾燥した出発ガス1を使用する場合は、二
つの乾燥塔の代りに乾燥塔を一つだけ用いること
ができる。 第2乾燥塔3内で循環する硫酸8の濃度を所望
の値に維持するためには、スクラツバー5内で循
環するオレウム9から取出した画分13の代り
に、吸収塔6内で循環する硫酸10から取出した
画分14をそこに加えることもできる;この変更
法においては、スクラツバー5内を循環するオレ
ウム9中に水銀を非常に高い含量となるまで蓄積
させ、そしてこの含量が許容されない値を越える
のを避けるためには、このオレウム9から少量の
画分を取出せれば十分であり、それを例えば画分
11に加えることができ、そして吸収塔6内で循
環する硫酸10から取出された画分で置き換え
る。 実施例 この例は、焙焼ガスから硫酸を製造するための
慣用の装置にて実施した一連のテストに関する。
この装置は第1乾燥塔、第2乾燥塔、触媒コンバ
ーターおよび吸収塔を含む。この装置は、循環式
火格子上の硫化鉛濃厚物の凝集焙焼で生成した水
銀含有焙焼ガスを8.5Nm3/秒の割合で処理する。 8日間、第2乾燥塔からコンバーターへ送られ
るガスの少量を98%熱硫酸を含むテスト用スクラ
ツバーに転送し、そのスクラツバーに転送ガスを
通過させることにより、該ガスを前述の米国特許
第3954451号に記載した従来法の工程(d)に付す。 前記テスト用スクラツバーは直径20cmそして高
さ100cmであり、それにはラーリツヒリングが充
填されそして80℃に加熱されている。 前記スクラツバー中の98%硫酸はHgを約1.5
mg/含む製造酸である。 テスト用スクラツバーを出るガスは、水酸化ナ
トリウムスクラツバーを含む従来の水銀アナライ
ザーを通過し、次いで過マンガン酸カリウムスク
ラツバーを通過する。このようにして、テスト用
スクラツバーを出るガスの水銀含量を測定する。 テスト用スクラツバーに送られたガスの流速お
よび該スクラツバー中の硫酸の水銀含量もまた規
則的に測定する。 これらの測定結果を以下の表1に示す。
【表】
表1のデータは、テスト用スクラツバー中の硫
酸の水銀含量は全テスト期間中ほぼ同一のままで
あることを示し(第欄参照)、このことは上記
硫酸が第2乾燥塔を出るガスから水銀を除去しな
いことを意味する。テスト用スクラツバーを出る
ガスは何日間か0.130mg/Nm3を越える水銀を含
む(第欄参照)。そのようなガスを上記の米国
特許第3954451号に従つて、従来法で提案されて
いるように触媒コンバーターを通して吸収塔に送
ると、吸収塔で生成する硫酸は確実に1mg/以
上の水銀含量を有するであろう。 同じく8日間、コンバーターから吸収塔に送ら
れるガスの少量を、オレウムを含むテスト用スク
ラツバーに転送し、その転送ガスをそのスクラツ
バー内を通過させることにより、該ガスを本発明
の方法の工程(d)に付す。 上記テスト用スクラツバーは前記のものと同じ
寸法を有しそして同様にラーシツヒリングが充填
されている。そのスクラツバーは80℃に加熱され
ているが、その温度はほぼ、コンバーターの直ぐ
下流に設置された工業用スクラツバーにおいて一
般的な温度である。何故なら、コンバータを出る
ガスは約200℃の温度を有するからである。 テスト用スクラツバーに含まれるオレウムは、
化学的に純粋な硫酸をコンバータからのガス、即
ちSO3に富んだガス、と接触させることにより製
造した。化学的に純粋な硫酸は、市販されており
そしてHg0.03mg/を含む93%硫酸である。 オレウムテスト用スクラツバーを出るガスをテ
スト用吸収塔を通過させることにより、該ガスを
本発明の方法の工程(c)に付す。テスト用吸収塔に
はテスト例の開始時に、化学的に純粋な93%硫酸
を充填する。オレウムテスト用スクラツバーを出
るSO3に富んだガスが上記93%吸収酸を通過し始
めると直ちに、その濃度は98%に増大し、そして
その瞬間以後、後者の濃度は酸の取出および水の
添加により維持される。 上記テスト用吸収塔は前述のテスト用スクラツ
バーと同じ寸法を有し、そしてまたラーシツヒリ
ングが充填されている。それもまた80℃に加熱さ
れているが、この温度は工業用吸収塔において維
持されている温度である。 テスト用吸収塔を出るガスを、前記の水銀アナ
ライザーと同一の慣用の水銀アナライザー内を通
過させる。このようにして、テスト用吸収塔を出
るガスの水銀含量を測定する。 オレウムテスト用スクラツバーに送られるガス
の流速、オレウムのH2SO4含量、オレウムの水
銀含量およびテスト用吸収塔内の硫酸中の水銀含
量もまた規則的に測定する。 これらの測定結果を以下の表2に示す。
酸の水銀含量は全テスト期間中ほぼ同一のままで
あることを示し(第欄参照)、このことは上記
硫酸が第2乾燥塔を出るガスから水銀を除去しな
いことを意味する。テスト用スクラツバーを出る
ガスは何日間か0.130mg/Nm3を越える水銀を含
む(第欄参照)。そのようなガスを上記の米国
特許第3954451号に従つて、従来法で提案されて
いるように触媒コンバーターを通して吸収塔に送
ると、吸収塔で生成する硫酸は確実に1mg/以
上の水銀含量を有するであろう。 同じく8日間、コンバーターから吸収塔に送ら
れるガスの少量を、オレウムを含むテスト用スク
ラツバーに転送し、その転送ガスをそのスクラツ
バー内を通過させることにより、該ガスを本発明
の方法の工程(d)に付す。 上記テスト用スクラツバーは前記のものと同じ
寸法を有しそして同様にラーシツヒリングが充填
されている。そのスクラツバーは80℃に加熱され
ているが、その温度はほぼ、コンバーターの直ぐ
下流に設置された工業用スクラツバーにおいて一
般的な温度である。何故なら、コンバータを出る
ガスは約200℃の温度を有するからである。 テスト用スクラツバーに含まれるオレウムは、
化学的に純粋な硫酸をコンバータからのガス、即
ちSO3に富んだガス、と接触させることにより製
造した。化学的に純粋な硫酸は、市販されており
そしてHg0.03mg/を含む93%硫酸である。 オレウムテスト用スクラツバーを出るガスをテ
スト用吸収塔を通過させることにより、該ガスを
本発明の方法の工程(c)に付す。テスト用吸収塔に
はテスト例の開始時に、化学的に純粋な93%硫酸
を充填する。オレウムテスト用スクラツバーを出
るSO3に富んだガスが上記93%吸収酸を通過し始
めると直ちに、その濃度は98%に増大し、そして
その瞬間以後、後者の濃度は酸の取出および水の
添加により維持される。 上記テスト用吸収塔は前述のテスト用スクラツ
バーと同じ寸法を有し、そしてまたラーシツヒリ
ングが充填されている。それもまた80℃に加熱さ
れているが、この温度は工業用吸収塔において維
持されている温度である。 テスト用吸収塔を出るガスを、前記の水銀アナ
ライザーと同一の慣用の水銀アナライザー内を通
過させる。このようにして、テスト用吸収塔を出
るガスの水銀含量を測定する。 オレウムテスト用スクラツバーに送られるガス
の流速、オレウムのH2SO4含量、オレウムの水
銀含量およびテスト用吸収塔内の硫酸中の水銀含
量もまた規則的に測定する。 これらの測定結果を以下の表2に示す。
【表】
表2のデータは、テスト用スクラツバー中のオ
レウムの水銀含量が全テスト期間中に連続的に増
大することを示し(第欄参照)、そのことはオ
レウムが触媒コンバーターを出るガスから水銀を
除去することを意味する。オレウムが該ガスから
非常に多量の水銀を除去したので、テスト用スク
ラツバーの下流にあるテスト用吸収塔は0.1mg/
よりもかなり低い量のHgを含む硫酸(第欄
参照)、即ち前述の含量1mg/よりもはるかに
低い水銀含量を有する硫酸、を生成した。 従つて、本願明細書の最初の項に規定した方法
においては、ガスと硫酸を含む硫酸化剤との接触
を実施して、工程(b)の後にガスの水銀含量を更に
低下させることが重要である。オレウムを硫酸含
有硫酸化剤として使用することも重要である;さ
もないと、水銀吸収塔はSO3吸収塔として稼動さ
れ、生成した硫酸の総量は許容され得ないほどの
水銀含量を有することになるであろう。
レウムの水銀含量が全テスト期間中に連続的に増
大することを示し(第欄参照)、そのことはオ
レウムが触媒コンバーターを出るガスから水銀を
除去することを意味する。オレウムが該ガスから
非常に多量の水銀を除去したので、テスト用スク
ラツバーの下流にあるテスト用吸収塔は0.1mg/
よりもかなり低い量のHgを含む硫酸(第欄
参照)、即ち前述の含量1mg/よりもはるかに
低い水銀含量を有する硫酸、を生成した。 従つて、本願明細書の最初の項に規定した方法
においては、ガスと硫酸を含む硫酸化剤との接触
を実施して、工程(b)の後にガスの水銀含量を更に
低下させることが重要である。オレウムを硫酸含
有硫酸化剤として使用することも重要である;さ
もないと、水銀吸収塔はSO3吸収塔として稼動さ
れ、生成した硫酸の総量は許容され得ないほどの
水銀含量を有することになるであろう。
図は、本発明の方法のフローシートである。
1…ガス、2…第1乾燥塔、3…第2乾燥塔、
4…触媒コンバーター、5…オレウムスクラツバ
ー、6…吸収塔。
4…触媒コンバーター、5…オレウムスクラツバ
ー、6…吸収塔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) SO2、水蒸気および水銀を含む焙焼ガス
を硫酸と接触させて乾燥ガスを生成し、それに
より硫酸を希釈しそして同時に出発ガス中に存
在する水銀の一部を硫酸に渡して該ガス中の水
銀含量を低減させ; (b) 前記乾燥ガスを接触酸化処理に付してSO3に
富んだガスを生成し; (c) SO3に富んだ前記ガスを濃硫酸と接触させる
ことによりこの濃硫酸中にSO3を吸収させ、そ
してこの濃硫酸の濃度を、希硫酸の添加により
初期の値に維持し;そして (d) 工程(a)の実施後且つ工程(c)の実施前に、前記
ガスを硫酸を含む水銀の硫酸化剤と接触させて
該ガス中の水銀含量を更に低減させる、工程か
らなる焙焼ガスからの硫酸の製造法において、
前記ガスの水銀含量を更に低減させるために硫
酸を含む前記硫酸化剤と前記ガスとの接触を工
程(b)の後に行い、そしてオレウムを硫酸化剤と
して使用することを特徴とする前記焙焼ガスか
らの硫酸の製造法。 2 工程(a)を二つの段階で実施する特許請求の範
囲第1項記載の方法。 3 希硫酸を工程(a)で取出し、水銀をこの取出し
た硫酸中に沈澱させ、水銀沈澱物を該硫酸から分
離し、これにより水銀を含まない希硫酸を生成
し、そしてこの希硫酸を工程(c)で使用し; オレウムを工程(d)で取出し、このオレウムによ
り工程(a)において取出された希硫酸を補い;そし
て 濃硫酸を工程(c)で取出し、この濃硫酸により工
程(d)において取出されたオレウムを補う特許請求
の範囲第1又は第2項記載の方法。 4 希硫酸を工程(a)で取出し、この取出した硫酸
中の水銀を沈澱させ、水銀沈澱物を該硫酸から分
離し、これにより水銀を含まない希硫酸を生成
し、そしてこの希硫酸を工程(c)で使用し; オレウムを工程(d)で取出し; 濃硫酸を工程(c)で取出し、 工程(c)で取出された濃硫酸により工程(a)におい
て取出された希硫酸を補い;そして 工程(c)で取出された濃硫酸により工程(d)におい
て取出されたオレウムを補う特許請求の範囲第1
又は第2項記載の方法。 5 工程(d)で取出されたオレウムを、工程(a)で取
出された希硫酸に加える特許請求の範囲第4記載
の方法。
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