JPH0140533Y2 - - Google Patents
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- JPH0140533Y2 JPH0140533Y2 JP20409183U JP20409183U JPH0140533Y2 JP H0140533 Y2 JPH0140533 Y2 JP H0140533Y2 JP 20409183 U JP20409183 U JP 20409183U JP 20409183 U JP20409183 U JP 20409183U JP H0140533 Y2 JPH0140533 Y2 JP H0140533Y2
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- splitter
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Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は剣道に用いる竹刀(しない)に関し、
特に、竹刀の主要構成部材である割子が複合積層
体として構成されている竹刀に関する。
特に、竹刀の主要構成部材である割子が複合積層
体として構成されている竹刀に関する。
通常、竹刀はその名の示す通り竹材で作られて
いるが、竹材は打ち合い時の激しい繰返し衝撃を
受けると、ひび割れ、裂け、折れ等の損傷を受
け、これにより人体を傷付け、時には死亡事故に
至つた例もある。従つて、竹刀の安全性を向上さ
せることはきわめて重要な問題としてその解決が
急がれている。
いるが、竹材は打ち合い時の激しい繰返し衝撃を
受けると、ひび割れ、裂け、折れ等の損傷を受
け、これにより人体を傷付け、時には死亡事故に
至つた例もある。従つて、竹刀の安全性を向上さ
せることはきわめて重要な問題としてその解決が
急がれている。
この問題を解決すべく、天然素材としての竹材
に替えて、プラスチツクや金属等の単一素材で作
つた竹刀や、これらの材料を複合して作つた竹刀
が各種開発されている(例えば、実公昭38−2838
号、実公昭50−13178号、実開昭56−33972号、実
開昭56−104566号)。
に替えて、プラスチツクや金属等の単一素材で作
つた竹刀や、これらの材料を複合して作つた竹刀
が各種開発されている(例えば、実公昭38−2838
号、実公昭50−13178号、実開昭56−33972号、実
開昭56−104566号)。
ところが、これらの竹刀は、安全性の点で竹製
竹刀の欠点を大幅に改善し得たにも拘らず、実際
には殆んど使用されていないのが実情である。そ
の原因は、これらの竹刀の使用感覚が竹製竹刀の
使用感覚とは全く異質のものとなつてしまつたた
め、ユーザーに受け入れられなかつたことにあ
る。従つて、永年の伝統ある竹製竹刀に替えて複
合材製の竹刀が使用されるためには、単に安全性
の点だけでなく、竹刀の重量や形状を竹製竹刀と
同等のものにしなければならない。更に好ましく
は、竹刀の着色や打ち合つた時の音響を竹製竹刀
にできる限り近付けることが必要である。
竹刀の欠点を大幅に改善し得たにも拘らず、実際
には殆んど使用されていないのが実情である。そ
の原因は、これらの竹刀の使用感覚が竹製竹刀の
使用感覚とは全く異質のものとなつてしまつたた
め、ユーザーに受け入れられなかつたことにあ
る。従つて、永年の伝統ある竹製竹刀に替えて複
合材製の竹刀が使用されるためには、単に安全性
の点だけでなく、竹刀の重量や形状を竹製竹刀と
同等のものにしなければならない。更に好ましく
は、竹刀の着色や打ち合つた時の音響を竹製竹刀
にできる限り近付けることが必要である。
竹刀の重量や形状、更には着色や音響を竹製竹
刀と同等のものにすることは、軽量効果を発揮す
る材料や補強効果を発揮する材料を適宜組み合わ
せることによつて一見容易に製造できるかに思わ
れる。しかしながら、実際に竹刀を複合材で作る
場合に次のような大きな問題につきあたる。すな
わち、竹刀を構成する割子(竹刀は通常4本の割
子を束ねて構成されている)の各々の形状を、伝
統的な竹製竹刀の割子の形状(通常、割子はその
中央部において幅広、その先端部および手元部に
おいて幅狭になつているという特殊形状を有す
る)と同じ形状にしなければならないのである
が、同時に割子の最も傷み易い側面部(打ち合い
時の衝撃力は割子の表面部だけでなく側面部にも
作用し、この側面部が最も傷み易い)を衝撃に耐
える材料で保護しなければならないことである。
割子の側面部を保護する手段の1つとして、複合
芯材を樹脂で鋳ぐるむという方法(実公昭38−
2838号)があるが、前述のごとく割子にその長さ
方向に沿つて幅寸法の変化を付けることを鋳ぐる
み方法で行なうことは、製造上きわめて困難であ
り高価になり過ぎるため、この方法では割子の幅
寸法が一定のストレートの割子とせざるを得なか
つた。割子に幅寸法の変化を付けるだけならば実
開昭56−33972号に開示されているように、割子
を金属(アルミ)で作ることもできるが、金属が
割子の表面に露出していたのでは、打撃により金
属がささくれたりむしれたりしたときに、刃物に
近い危険性が生じ、かえつて安全性を欠くものと
なつてしまう。
刀と同等のものにすることは、軽量効果を発揮す
る材料や補強効果を発揮する材料を適宜組み合わ
せることによつて一見容易に製造できるかに思わ
れる。しかしながら、実際に竹刀を複合材で作る
場合に次のような大きな問題につきあたる。すな
わち、竹刀を構成する割子(竹刀は通常4本の割
子を束ねて構成されている)の各々の形状を、伝
統的な竹製竹刀の割子の形状(通常、割子はその
中央部において幅広、その先端部および手元部に
おいて幅狭になつているという特殊形状を有す
る)と同じ形状にしなければならないのである
が、同時に割子の最も傷み易い側面部(打ち合い
時の衝撃力は割子の表面部だけでなく側面部にも
作用し、この側面部が最も傷み易い)を衝撃に耐
える材料で保護しなければならないことである。
割子の側面部を保護する手段の1つとして、複合
芯材を樹脂で鋳ぐるむという方法(実公昭38−
2838号)があるが、前述のごとく割子にその長さ
方向に沿つて幅寸法の変化を付けることを鋳ぐる
み方法で行なうことは、製造上きわめて困難であ
り高価になり過ぎるため、この方法では割子の幅
寸法が一定のストレートの割子とせざるを得なか
つた。割子に幅寸法の変化を付けるだけならば実
開昭56−33972号に開示されているように、割子
を金属(アルミ)で作ることもできるが、金属が
割子の表面に露出していたのでは、打撃により金
属がささくれたりむしれたりしたときに、刃物に
近い危険性が生じ、かえつて安全性を欠くものと
なつてしまう。
このように、竹刀の割子を複合材で作るこ
と、割子に幅寸法の変化を付けること、および
割子の最も傷み易い側面部が十分に保護されて
いること等の条件を満たすことは決して容易では
なく、このため、実公昭50−13178号に開示され
た竹刀のように、刀身を割子で構成するのではな
く1本の中空筒体とするか、実開昭53−46266号
に開示された竹刀のように割子の側面部に何らの
保護手段も施していないものとせざるを得なかつ
た。
と、割子に幅寸法の変化を付けること、および
割子の最も傷み易い側面部が十分に保護されて
いること等の条件を満たすことは決して容易では
なく、このため、実公昭50−13178号に開示され
た竹刀のように、刀身を割子で構成するのではな
く1本の中空筒体とするか、実開昭53−46266号
に開示された竹刀のように割子の側面部に何らの
保護手段も施していないものとせざるを得なかつ
た。
本考案の目的は、単に使用時の安全性が高いだ
けでなく、竹製の竹刀と同等の使用感覚が得られ
る複合材の竹刀を提供することである。
けでなく、竹製の竹刀と同等の使用感覚が得られ
る複合材の竹刀を提供することである。
このため本考案では、先ず、割子を積層体とし
て構成してある。すなわち、積層構造とすること
によつて、軽量材の層、補強材の層、保護材の層
といつた夫々の機能をもつ各種の層を適宜組み合
わせることがきわめて容易になり、従つて、規格
(例えば大人用、子供用)に応じた強度、重量、
形状等を有し、竹製竹刀と同等の使用感覚を与え
る複合竹刀を安価に提供することが可能となる。
次に、本考案では、割子の主要部(芯部)を、少
くとも軽量材の層を含み互に横方向に積層された
積層構造とすることによつて、軽量であるにも拘
らず曲げ剛性を高めることのできるものとした。
更に、割子の表面部の層だけでなく、積層芯部の
最外端部にも保護材の層を設けることによつて、
割子を衝撃力から十分に保護できるものとした。
て構成してある。すなわち、積層構造とすること
によつて、軽量材の層、補強材の層、保護材の層
といつた夫々の機能をもつ各種の層を適宜組み合
わせることがきわめて容易になり、従つて、規格
(例えば大人用、子供用)に応じた強度、重量、
形状等を有し、竹製竹刀と同等の使用感覚を与え
る複合竹刀を安価に提供することが可能となる。
次に、本考案では、割子の主要部(芯部)を、少
くとも軽量材の層を含み互に横方向に積層された
積層構造とすることによつて、軽量であるにも拘
らず曲げ剛性を高めることのできるものとした。
更に、割子の表面部の層だけでなく、積層芯部の
最外端部にも保護材の層を設けることによつて、
割子を衝撃力から十分に保護できるものとした。
以下、本考案の竹刀を添付図面に基いて説明す
る。
る。
先ず、本考案の竹刀の詳細な説明に入る前に、
第1図および第2図に基き、通常の竹材で作つた
竹刀の概略構成と、衝撃を受けた瞬間に各々の割
子の変形する状態とを説明する。第1図に示すよ
うに、竹刀Aは通常4本の割子Bを束ねて構成さ
れている(第1図では図面を明瞭にするため先革
や弦等を省略して示してある)。各々の割子Bは、
図示のごとくその長さ方向中央部で最大の幅W1
を有し、先端部および手元部で最小の幅W2を有
するという特殊な形状をなしている。このため、
従来の方法のごとく複合芯材を樹脂で鋳ぐるむ方
法でかような特殊形状の割子を製造することはき
わめて困難である。第2図は、第1図に示す竹刀
の長さ方向の任意断面における断面図であり、相
手方の竹刀(図示せず)からF方向の打撃を受け
た瞬間に各々の割子が変形する状態を示すもので
ある。F方向の衝撃力は、先ず第2図で中央上方
の割子の表面部イのほぼ中央部(最も突出した部
分)にP1として作用するが、その瞬間にこの中
央上方の割子は両側の割子の中に押し込められて
第2図に示すように変形する。従つて、両側の割
子はその側面部ロが露出するので相手方の竹刀か
らの衝撃力は側面部ロにP2として作用する。割
子の表面部イの曲率に比べ、側面部ロの曲率の方
が大きいため、衝撃力P2は衝撃力P1よりも小さ
な接触面積に作用し、従つて割子の側面部ロに作
用する衝撃圧力はかなり大きく、割子の側面部ロ
はきめわて傷み易い箇所となる。従つて、単に割
子の表面部だけでなく、側面部も耐衝撃性、耐摩
耗性に優れた材料で保護されねばならない。
第1図および第2図に基き、通常の竹材で作つた
竹刀の概略構成と、衝撃を受けた瞬間に各々の割
子の変形する状態とを説明する。第1図に示すよ
うに、竹刀Aは通常4本の割子Bを束ねて構成さ
れている(第1図では図面を明瞭にするため先革
や弦等を省略して示してある)。各々の割子Bは、
図示のごとくその長さ方向中央部で最大の幅W1
を有し、先端部および手元部で最小の幅W2を有
するという特殊な形状をなしている。このため、
従来の方法のごとく複合芯材を樹脂で鋳ぐるむ方
法でかような特殊形状の割子を製造することはき
わめて困難である。第2図は、第1図に示す竹刀
の長さ方向の任意断面における断面図であり、相
手方の竹刀(図示せず)からF方向の打撃を受け
た瞬間に各々の割子が変形する状態を示すもので
ある。F方向の衝撃力は、先ず第2図で中央上方
の割子の表面部イのほぼ中央部(最も突出した部
分)にP1として作用するが、その瞬間にこの中
央上方の割子は両側の割子の中に押し込められて
第2図に示すように変形する。従つて、両側の割
子はその側面部ロが露出するので相手方の竹刀か
らの衝撃力は側面部ロにP2として作用する。割
子の表面部イの曲率に比べ、側面部ロの曲率の方
が大きいため、衝撃力P2は衝撃力P1よりも小さ
な接触面積に作用し、従つて割子の側面部ロに作
用する衝撃圧力はかなり大きく、割子の側面部ロ
はきめわて傷み易い箇所となる。従つて、単に割
子の表面部だけでなく、側面部も耐衝撃性、耐摩
耗性に優れた材料で保護されねばならない。
第3図は、本考案の竹刀を構成する割子の1実
施例を示し、割子の長さ方向の任意断面形状を示
すものである。第3図の1に示すように、本考案
の割子は、その表面部の層を形成する保護材の層
10と、該保護材の層10の下にあつて、横方向
(矢印aで示す方向)に互に積層された積層体1
2とからなる。割子の主要部すなわち芯部ともな
る積層体12は少くとも軽量材の層を含み、その
横方向最外端部には保護材の層10′が設けてあ
る。割子の剛性を更に高めるためには第3図に示
すように、積層体12に補強材の層16を設ける
のが望ましい。但し、この補強材の層は、後述の
実施例に示すごとく、積層体12以外の部分に設
けることもできる。各層10,10′,14,1
6の間に接着剤を配し、これらを第3図の1に示
すように金型内に配置して加熱および加圧した後
金型から取出し、割子の側面部を切削することに
よつて幅方向の寸法変化を付ければ、第3図の2
に示すような断面形状をもつ割子が出来上る。保
護材の層10,10′に適する材料としては、打
ち合つたときの衝撃や摩耗に耐える材料、例えば
プラスチツク、ゴム、バルカナイズドフアイバ
ー、皮革等を用いることができるが、音響、着色
等の点を考慮すればナイロン(登録商標)、ポリ
エチレン等のプラスチツク板を用いるのがよい。
軽量材の層14に適する材料としては、竹の比重
より小さな比重の材料、例えば発泡プラスチツ
ク、発泡ゴム、軽量木材等を使用できるが、製造
工程上の理由等から発泡プラスチツクを用いるの
がよい。また、補強材の層16に適する材料とし
ては、割子の曲げ剛性や靭性を高める性質の材
料、例えばFRP、金属(アルミ、鋼薄板など)、
セラミツク等を使用することができるが、軽量で
あること、コスト等を考慮するとFRPを用いる
のが望ましい。本考案の竹刀の割子は、その主要
部を構成する積層体12の積層方向が横方向であ
るため、割子の曲げ鋼性(第2図で力FがP1と
して作用するときの曲げ剛性)をきわめて大きく
することができるのが特徴である。また、衝撃力
を受ける表面部および側面部が保護材の層で完全
に覆われているため、耐久性の高い竹刀を得るこ
とができる。
施例を示し、割子の長さ方向の任意断面形状を示
すものである。第3図の1に示すように、本考案
の割子は、その表面部の層を形成する保護材の層
10と、該保護材の層10の下にあつて、横方向
(矢印aで示す方向)に互に積層された積層体1
2とからなる。割子の主要部すなわち芯部ともな
る積層体12は少くとも軽量材の層を含み、その
横方向最外端部には保護材の層10′が設けてあ
る。割子の剛性を更に高めるためには第3図に示
すように、積層体12に補強材の層16を設ける
のが望ましい。但し、この補強材の層は、後述の
実施例に示すごとく、積層体12以外の部分に設
けることもできる。各層10,10′,14,1
6の間に接着剤を配し、これらを第3図の1に示
すように金型内に配置して加熱および加圧した後
金型から取出し、割子の側面部を切削することに
よつて幅方向の寸法変化を付ければ、第3図の2
に示すような断面形状をもつ割子が出来上る。保
護材の層10,10′に適する材料としては、打
ち合つたときの衝撃や摩耗に耐える材料、例えば
プラスチツク、ゴム、バルカナイズドフアイバ
ー、皮革等を用いることができるが、音響、着色
等の点を考慮すればナイロン(登録商標)、ポリ
エチレン等のプラスチツク板を用いるのがよい。
軽量材の層14に適する材料としては、竹の比重
より小さな比重の材料、例えば発泡プラスチツ
ク、発泡ゴム、軽量木材等を使用できるが、製造
工程上の理由等から発泡プラスチツクを用いるの
がよい。また、補強材の層16に適する材料とし
ては、割子の曲げ剛性や靭性を高める性質の材
料、例えばFRP、金属(アルミ、鋼薄板など)、
セラミツク等を使用することができるが、軽量で
あること、コスト等を考慮するとFRPを用いる
のが望ましい。本考案の竹刀の割子は、その主要
部を構成する積層体12の積層方向が横方向であ
るため、割子の曲げ鋼性(第2図で力FがP1と
して作用するときの曲げ剛性)をきわめて大きく
することができるのが特徴である。また、衝撃力
を受ける表面部および側面部が保護材の層で完全
に覆われているため、耐久性の高い竹刀を得るこ
とができる。
第4図は、第3図に示したものとは異なる断面
構造をもつ種々の割子を示すものである。第4図
の1に示す実施例は、横方向の積層体12が軽量
体の層14と最外端部の保護材の層10′のみで
形成されているが、積層体12の上・下に補強材
の層16を設けたものである。この場合表面部の
保護材の層10に隣接する補強材の層16につい
ては、その側縁部を割子の側面部から引つ込めて
おくのがよい。これにより補強材の層16として
例えばFRPを使用した場合に、ガラス繊維等の
露出を防ぎ、安全性を更に高めることができる。
このとき、補強材の層16の両側縁部と保護材の
層10,10′との間には空所18が形成される
が、この空所18はそのまま残しておいてもよ
く、あるいは、この部分をプラスチツク材で充填
するか成形時に加圧してこの部分を押しつぶし、
上下の保護材の層10,10′を接合させてもよ
い。第4図の2に示す実施例は、積層体12が2
枚の補強材の層16を含むと同時に、積層体12
の上・下にも1枚ずつの補強材の層16を設けた
ものであり、これによつて補強材の層16のボツ
クス構造が形成される。このボツクス構造により
割子のねじり剛性、曲げ剛性を著しく向上させる
ことができる。第4図の3に示す実施例は、積層
体12が軽量材の層14の中間に配した1枚の補
強材の層16を含むと同様に、積層体の上面に1
枚の補強材の層16を設けたものであり、補強材
の層16がT字形構造を形成する。これにより、
軽量性を保ちながらも剛性の大きな割子とするこ
とができる。尚、積層体の下面に補強材の層16
を設けて、逆T字形構造のもの(図示せず)とし
てもよい。
構造をもつ種々の割子を示すものである。第4図
の1に示す実施例は、横方向の積層体12が軽量
体の層14と最外端部の保護材の層10′のみで
形成されているが、積層体12の上・下に補強材
の層16を設けたものである。この場合表面部の
保護材の層10に隣接する補強材の層16につい
ては、その側縁部を割子の側面部から引つ込めて
おくのがよい。これにより補強材の層16として
例えばFRPを使用した場合に、ガラス繊維等の
露出を防ぎ、安全性を更に高めることができる。
このとき、補強材の層16の両側縁部と保護材の
層10,10′との間には空所18が形成される
が、この空所18はそのまま残しておいてもよ
く、あるいは、この部分をプラスチツク材で充填
するか成形時に加圧してこの部分を押しつぶし、
上下の保護材の層10,10′を接合させてもよ
い。第4図の2に示す実施例は、積層体12が2
枚の補強材の層16を含むと同時に、積層体12
の上・下にも1枚ずつの補強材の層16を設けた
ものであり、これによつて補強材の層16のボツ
クス構造が形成される。このボツクス構造により
割子のねじり剛性、曲げ剛性を著しく向上させる
ことができる。第4図の3に示す実施例は、積層
体12が軽量材の層14の中間に配した1枚の補
強材の層16を含むと同様に、積層体の上面に1
枚の補強材の層16を設けたものであり、補強材
の層16がT字形構造を形成する。これにより、
軽量性を保ちながらも剛性の大きな割子とするこ
とができる。尚、積層体の下面に補強材の層16
を設けて、逆T字形構造のもの(図示せず)とし
てもよい。
図示したもの以外にも、各層の配置を適宜変え
ることによつて種々の構造の割子を考えることが
できる。特に、割子の裏面部に竹製竹刀と同様の
節(ふし)を設けることもできる。
ることによつて種々の構造の割子を考えることが
できる。特に、割子の裏面部に竹製竹刀と同様の
節(ふし)を設けることもできる。
(考案の効果)
本考案の竹刀では、芯部が竹の比重より小さな
比重の軽量材からなり、これと補強材との積層体
からなるので、竹製の竹刀とほぼ同じ形状及び重
量を有するプラスチツク製竹刀が提供できる。更
に、割子の部材のうち最も衝撃力を受ける表面部
及び側面部が耐摩耗性及び耐衝撃性に優れた保護
材からなるので、本考案の竹刀は繰返し衝撃力に
耐える高い安全性を有する。
比重の軽量材からなり、これと補強材との積層体
からなるので、竹製の竹刀とほぼ同じ形状及び重
量を有するプラスチツク製竹刀が提供できる。更
に、割子の部材のうち最も衝撃力を受ける表面部
及び側面部が耐摩耗性及び耐衝撃性に優れた保護
材からなるので、本考案の竹刀は繰返し衝撃力に
耐える高い安全性を有する。
第1図は、竹刀の概略的構造を示す斜視図であ
る。第2図は、竹刀が衝撃を受けた瞬間に、各割
子の変位する状態を示す説明図である。第3図
は、本考案の竹刀を構成する割子の第1の実施例
を示す横断面図である。第4図は、本考案の竹刀
を構成する割子の各種実施例を示す横断面図であ
る。 10,10′……保護材の層、12……積層体、
14……軽量材の層、16……補強材の層。
る。第2図は、竹刀が衝撃を受けた瞬間に、各割
子の変位する状態を示す説明図である。第3図
は、本考案の竹刀を構成する割子の第1の実施例
を示す横断面図である。第4図は、本考案の竹刀
を構成する割子の各種実施例を示す横断面図であ
る。 10,10′……保護材の層、12……積層体、
14……軽量材の層、16……補強材の層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 竹製竹刀の割子とほぼ同じ形状を有する複数本
の割子を束ねて構成した竹刀において、 各割子は、表面部と、該表面部の下で積層され
た積層体と、該積層体の割子の幅方向における両
外側面に設けられた側面部とを備え、 上記表面部及び側面部は、プラスチツク材料等
の耐摩耗性及び耐衝撃性に優れた保護材からな
り、 上記積層体は、FRP等の補強材と、竹の比重
より小さな比重を有する軽量材からなる芯部とを
備えている、 ことを特徴とする竹刀。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20409183U JPS60109665U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 竹刀 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20409183U JPS60109665U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 竹刀 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60109665U JPS60109665U (ja) | 1985-07-25 |
| JPH0140533Y2 true JPH0140533Y2 (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=30766496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20409183U Granted JPS60109665U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 竹刀 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60109665U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0425159Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1992-06-16 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP20409183U patent/JPS60109665U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60109665U (ja) | 1985-07-25 |
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